JP2004106966A - 給紙装置 - Google Patents

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Masayuki Ueda
上田 正之
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

【課題】給紙トレイのサイドフェンス固定位置に起因して発生するスキュー、横レジストずれを低減することができる給紙装置を提供する。
【解決手段】転写紙を積載収容する給紙トレイ1と、固定されたサイドフェンスまたは通紙方向と直角方向に移動可能なサイドフェンス2、3と、転写紙を押し上げて給紙位置に常時保持する回動可能な底板4と、転写紙を1枚ずつ分離しながら給紙するための呼び出しコロ9、給紙コロ10、逆転コロ11からなる給紙部とを備えた給紙装置において、外周面が回転中心に対して傾斜しているスキュー補正ローラ12を呼び出しコロ9より上流側に配設した。
【選択図】    図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、FAX、プリンタ等の画像形成装置に適用され、給紙トレイ内に積載収容した転写紙を1枚ずつ分離しながら給紙する給紙装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、画像形成装置は、原稿画像に対応するトナー像を担持しつつ回動される感光体と、この感光体の周囲の所定位置で感光体のトナー像をコピー用紙等の転写紙に転写する転写部とを有している。この場合、給紙トレイから給紙ローラによって給紙される転写紙は、分離ローラによって1枚ずつ分離されながらレジストローラによってその搬送方向に対するスキューが補正されるとともに、画像転写のタイミング(転写部に対する転写紙の送りタイミング)がとられて、転写部へと搬送される。
【0003】
転写部に向けて給紙される転写紙を積載収容するための給紙トレイは、収容される転写紙の両側に位置され且つ転写紙のサイズに応じて転写紙の幅方向に移動可能なサイドフェンスと、転写紙を押し上げて転写紙を給紙可能な給紙位置に常時保持する底板とを有している。また、転写紙と対向するサイドフェンスの内面には、転写紙がその幅方向に移動することを防止する複数のリブ(後述する図2に符号5で示される)が転写紙の給紙方向に沿って所定の間隔で設けられている。
【0004】
このようなリブは、サイドフェンスを転写紙のサイズに合わせてセットした際、転写紙の幅方向への移動を規制して、スキュー、横レジストといった搬送不良を防止するとともに、底板の上昇に伴う転写紙とサイドフェンスとの間の摩擦力(それに伴う負荷)を低減して平面度を確保する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
一般にサイドフェンスは、転写紙とサイドフェンスの摺動摩擦力が大きくなり底板の上昇に支障をきたさないよう、転写紙幅に対して若干のプラス公差を持った位置で固定する。また移動可能なサイドフェンスの場合、転写紙を給紙トレイにセット後、サイドフェンスを転写紙幅まで移動させロックレバー等にて転写紙幅位置に固定するが、転写紙の積載枚数が多い場合や、転写紙の端面(サイドフェンスで規制する面)が揃っていない場合には、転写紙幅位置までサイドフェンスを移動させることが困難となり転写紙幅より大きめの位置で固定されてしまう。このような状態で転写紙を搬送すると、転写紙の幅方向への規制が不十分なためスキュー、横レジストずれといった搬送不良を生じてしまう。
【0006】
本発明は前記事情に着目してなされたものであり、その目的は、給紙トレイのサイドフェンス固定位置に起因して発生するスキュー、横レジストずれを低減することができる給紙装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、転写紙を積載収容する給紙トレイと、固定されたサイドフェンスまたは通紙方向と直角方向に移動可能なサイドフェンスと、転写紙を押し上げて給紙位置に常時保持する回動可能な底板と、転写紙を1枚ずつ分離しながら給紙するための呼び出しコロ、給紙コロ、逆転コロからなる給紙部とを備えた給紙装置において、外周面が回転中心に対して傾斜しているスキュー補正ローラを呼び出しコロより上流側に配設した給紙装置を最も主要な特徴とする。
【0008】
請求項2記載の発明は、給紙トレイの着脱と連動してスキュー補正ローラの自重降下を規制し、あるいは規制を解除する規制手段を備えた請求項1記載の給紙装置を主要な特徴とする。
【0009】
請求項3記載の発明では、給紙トレイがセットされた状態でスキュー補正ローラは、自重で転写紙に当接する請求項2記載の給紙装置を主要な特徴とする。
【0010】
請求項4記載の発明では、給紙トレイがセットされていない状態でスキュー補正ローラは、転写紙から離反する位置に規制される請求項2記載の給紙装置を主要な特徴とする。
【0011】
請求項5記載の発明では、スキュー補正ローラは、転写紙に当接する表面部がゴム、スポンジを含む弾性体からなる請求項1記載の給紙装置を主要な特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図6を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る給紙装置の斜視図、図2は本発明の実施の形態に係る給紙装置の側面図、図3は本発明の実施の形態に係る給紙装置の底板および底板上昇機構の斜視図、図4は本発明の実施の形態に係る給紙装置のスキュー補正ローラ機構の斜視図、図5は本発明の実施の形態に係る給紙装置のスキュー補正ローラ機構の側断面図、図6はスキュー補正ローラの拡大図である。
【0013】
図1に示すように、本実施形態の給紙トレイ1は、複写機、FAX、プリンタ等の画像形成装置に付設され、転写位置に向けて給紙される転写紙Pを積載収容する。給紙トレイ1は、収容される転写紙Pの両側に位置され且つ転写紙Pのサイズに応じて転写紙Pの幅方向に移動可能な一対のサイドフェンス2、3と、転写紙Pを押し上げて転写紙Pを繰り出し可能な給紙位置に常時保持する底板4(図2参照)とを有している。
【0014】
上述したように、図3には、底板を回動して起伏させる駆動機構が示されている。この駆動機構は、画像形成装置の本体に設けられたモータ6と、このモータ6に連結された駆動軸7と、駆動軸7の端部に一体に取り付けられるとともに、底板4の底部に配置された回動アーム8によって構成されている。
【0015】
この構成では、給紙トレイ1が画像形成装置の本体にセットされると、モータ6が駆動され、これに伴って駆動軸7が回転して、駆動軸7と一体で回動する回動アーム8が底板4を回動させて起上させる。これにより、底板4上に載置された転写紙Pが給紙位置に保持(待機)される。
【0016】
図2に示す給紙部では、給紙トレイ1に収容された転写紙Pを1枚ずつ分離して給紙する呼び出しコロ(ピックアップローラ)9と、互いに対向する給紙コロ(フィードローラ)および逆転コロ(リバースローラ)11とが設けられており、コピースタートスイッチがONされると、給紙信号により呼び出しコロ9と給紙コロ10とが回転される。
【0017】
所定圧で転写紙Pの上面に圧接された呼び出しコロ9は、転写紙Pを給紙コロ10と逆転コロ11との間のニップ部に送り込んだ後、転写紙Pの表面から解除される。逆転コロ11は、トルクリミッタを介して転写紙Pの給紙方向(搬送方向)と逆に回転駆動されており、加圧スプリングによる初期圧とトルクリミッタのトルクにより生じる作動圧とで給紙コロ10に圧接されている。
【0018】
上述したように、図4、図5はスキュー補正ローラ機構の概略図である。スキュー補正ローラ12は軸13の先端に取り付けられており、軸13は図中矢印方向に移動可能なブラケット14に固定されている。軸13にはプーリ17が取り付けられており、タイミングベルト18により給紙コロ駆動と連結されている。リンク15のA部(図5)は、給紙トレイ1がセットされることにより、給紙トレイ1のB部により押され、これによりリンク15のC部がブラケット14にカシメられた軸から離れる。
【0019】
従って給紙トレイ1がセットされた状態では、スキュー補正ローラ12、軸13、プーリ17、ブラケット14、スタッド16が矢印方向(図5の上下方向)にフリーとなり、スキュー補正ローラ12の自重分の当接圧が転写紙上面に加わる。一方、給紙トレイ1がセットされていない状態では、付勢バネ19による戻し力でリンク15は時計回り方向に回動し、C部がスタッド16を押し上げることにより、スキュー補正ローラ12を給紙トレイ1と干渉しない位置まで待避させる。すなわちスキュー補正ローラ12を転写紙上面から離反させる。ブラケット14、リンク15、スタッド16は特許請求の範囲に記載した規制手段を構成する。
【0020】
スキュー補正ローラ12は図6に示すように、外周面が回転中心に対し傾斜角θを有したゴムローラであるため、スキュー補正ローラ12が回転すると給紙方向への送り力と軸線方向への送り力を同時に転写紙に与えることができることになり、常にサイドフェンス2、3に押し付けながら転写紙を搬送することができる。そのため幅方向を規制するためのサイドフェンス2、3が転写紙幅よりも多少大きい場合にもスキュー、横レジストが補正される。
【0021】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の発明によれば、スキュー補正ローラの半径が大きい側と小さい側では線速差があるため、サイドフェンス固定位置が転写紙幅よりも若干大きめでも、給紙の際の転写紙は常に片側(スキュー補正ローラ半径が小さい側)のサイドフェンスに押し付けられることになり、スキュー、横レジストずれが発生することが無い。さらにスキュー補正ローラは転写紙をサイドフェンス側に押し付けるだけでなく、通常の搬送コロ同様、通紙方向の搬送力も有しているため、押し付けすぎにより転写紙とサイドフェンスの摺動抵抗が大きくても不給紙ジャム等の不具合の発生は無い。
ところで、給紙トレイ内の転写紙積載枚数によって底板の回動角度が変化するため転写紙上面の高さが変化する。その際、スキュー補正ローラの軸が固定されていると転写紙との当接圧が一定に保たれない。請求項2、3記載の発明によれば、スキュー補正ローラの転写紙への当接圧は常に一定に保たれるため、安定したスキュー、横レジストずれの低減効果が得られる。
【0022】
請求項2、4記載の発明によれば、給紙トレイセット時以外は、スキュー補正ローラは転写紙から離れているので、転写紙を積載するために給紙トレイを引き出すときに、給紙トレイとスキュー補正ローラが干渉することがなくなり、これにより給紙トレイやスキュー補正ローラが破損するのを防止することができる。
【0023】
請求項5記載の発明によれば、わずかな当接圧で効果的な摩擦力を得ることができるため摩耗や紙粉の付着などによる摩擦係数の経時変化に対しての余裕度が大きくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る給紙装置の斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る給紙装置の側面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る給紙装置の底板および底板上昇機構の斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る給紙装置のスキュー補正ローラ機構の斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る給紙装置のスキュー補正ローラ機構の側断面図である。
【図6】スキュー補正ローラの拡大図である。
【符号の説明】
P 転写紙
1 給紙トレイ
2 前側サイドフェンス
3 後側サイドフェンス
4 底板
5 リブ
6 モータ
7 駆動軸
8 回動アーム
9 呼び出しコロ
10 給紙コロ
11 逆転コロ
12 スキュー補正ローラ
13 軸
14 ブラケット(規制手段)
15 リンク(規制手段)
16 スタッド(規制手段)
17 プーリ
18 タイミングベルト
19 付勢バネ

Claims (5)

  1. 転写紙を積載収容する給紙トレイと、固定されたサイドフェンスまたは通紙方向と直角方向に移動可能なサイドフェンスと、転写紙を押し上げて給紙位置に常時保持する回動可能な底板と、転写紙を1枚ずつ分離しながら給紙するための呼び出しコロ、給紙コロ、逆転コロからなる給紙部とを備えた給紙装置において、外周面が回転中心に対して傾斜しているスキュー補正ローラを呼び出しコロより上流側に配設したことを特徴とする給紙装置。
  2. 給紙トレイの着脱と連動してスキュー補正ローラの自重降下を規制し、あるいは規制を解除する規制手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の給紙装置。
  3. 給紙トレイがセットされた状態でスキュー補正ローラは、自重で転写紙に当接することを特徴とする請求項2記載の給紙装置。
  4. 給紙トレイがセットされていない状態でスキュー補正ローラは、転写紙から離反する位置に規制されることを特徴とする請求項2記載の給紙装置。
  5. スキュー補正ローラは、転写紙に当接する表面部がゴム、スポンジを含む弾性体からなることを特徴とする請求項1記載の給紙装置。
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