JP2004105898A - 生ゴミ処理機 - Google Patents

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JP2004105898A
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garbage
catalyst
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heating
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Shinichi Tsuzuki
都築 真一
Hiroshi Nakao
中尾 浩
Seiichi Ueno
上野 聖一
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】生ゴミ処理中に発生する臭気を確実に脱臭することができる使用性の高い生ゴミ処理機を提供することを目的とする。
【解決手段】生ゴミを収納する生ゴミ収納容器1と、前記生ゴミ収納容器1内の生ゴミを加熱する加熱手段10と、前記生ゴミ収納容器1内の空気を排出する排出手段23と、前記排出手段23から排出される空気を脱臭する触媒19を加熱する触媒加熱手段18と、機器への入力電圧を検出する電圧検知手段24とを備え、前記電圧検知手段24が検出した電圧の値に応じて、前記触媒加熱手段18の発熱量を変更するもので、機器への入力電圧が変化しても、生ゴミ処理中に発生する臭気を確実に脱臭することができる使用性の高い生ゴミ処理機を提供できる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、食品などの生ゴミを処理する生ゴミ処理機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から生ゴミを乾燥させて減量処理するため生ゴミ処理機が提案されている。この種の生ゴミ処理機の構成を図4により説明する。図4において、1は乾燥減量したい生ゴミを収納する収納容器で、生ゴミは生ゴミ投入用の蓋2を開けて投入される。生ゴミ収納容器1の内部には回転自在の撹拌軸3に、先端に撹拌板4をつけた複数のアーム5を有する生ゴミを撹拌する撹拌手段6を配し、撹拌手段6はチェーン9を介して生ゴミ乾燥処理機の本体7の底部に取り付けたモータ8により回転駆動される。
【0003】
生ゴミ収納容器1の上部には、温度検出手段14の出力で生ゴミ収納容器1の温度を所定温度になるように温度調整をおこなう加熱手段10、送風手段である乾燥ファン11、それらを覆うと共に底部に複数の孔12aを有するカバー12が設けられており、乾燥ファン11は本体7の内部に設けてある乾燥ファンモータ13により回転する。
【0004】
18は排気の臭いを脱臭する触媒19の上流側に設けてある触媒加熱手段であり、それらは排出口16を有する触媒ケース17内に配設して、排出モータ21と前記排出モータ21に取付けられた排出ファン22から構成される排出手段を介して排気部20につながっており、生ゴミ収納容器1の生ゴミを撹拌手段6で粉砕、撹拌しながら加熱手段10と乾燥ファン11により発生する熱風で生ゴミを乾燥させる時に発生する蒸気を排出ファン22の運転で排出させるものである。
【0005】
また、15はモータ8、加熱手段10、乾燥ファンモータ13、触媒加熱手段(触媒加熱ヒータ)18、排出モータ21を制御する制御装置であり、図5に示すように運転開始から生ゴミ収納容器1の生ゴミを所定時間の正転、停止、逆転を繰り返す撹拌手段6(モータ8の動作)で粉砕、撹拌しながら、温度検出手段14の出力で生ゴミ収納容器1内温度を予め設定してあるT1になるように加熱手段10をON、OFFして温度制御を行い、加熱手段10のOFF時間が所定値t1より長くなると、加熱手段10を所定温度T2になるまで再度ONし加熱乾燥をおこなうものである。この所定温度T2になるまで加熱手段10を再度ONすることで、乾燥処理時間を終了している(例えば、特許文献1参照。)。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−119938号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらこのような従来の生ゴミ処理機では、触媒加熱手段18は常に一定の位相で制御しているため、機器への入力電圧が低い場合は、触媒加熱手段18の温度は低くなることで触媒の性能を確保できなくなる恐れがあり、逆に機器への入力電圧が高い場合は触媒加熱手段18の温度が高くなることで、ヒータが断線してしまう恐れがある。
【0008】
また、排出モータ21と前記排出モータ21に取付けられた排出ファン22から構成される排出手段も一定の位相で制御しているため、機器への入力電圧が低い場合は、生ゴミ収納容器1からの空気の排出量が小さくなることで、脱臭の性能を確保できなくなる恐れがあり、逆に機器への入力電圧が高い場合は、排出モータ21の温度が高くなり、巻線が断線してしまう恐れがある。
【0009】
本発明は、上記課題を解決するもので、生ゴミ処理中に発生する臭気を確実に脱臭することができる使用性の高い生ゴミ処理機を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、生ゴミを収納する生ゴミ収納容器と、前記生ゴミ収納容器内の生ゴミを加熱する加熱手段と、前記生ゴミ収納容器内の生ゴミを撹拌する撹拌手段と、前記生ゴミ収納容器内の空気を排出する排出手段と、前記排出手段から排出される空気を脱臭する触媒と、前記触媒を加熱する触媒加熱手段と、機器への入力電圧を検出する電圧検知手段とを備え、前記電圧検知手段が検出した電圧の値に応じて、前記触媒加熱手段の発熱量を変更する生ゴミ処理機で、機器への入力電圧が変化しても、生ゴミ処理中に発生する臭気を確実に脱臭することができる使用性の高い生ゴミ処理機を提供できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
請求項1記載の発明は、生ゴミを収納する生ゴミ収納容器と、前記生ゴミ収納容器内の生ゴミを加熱する加熱手段と、前記生ゴミ収納容器内の生ゴミを撹拌する撹拌手段と、前記生ゴミ収納容器内の空気を排出する排出手段と、前記排出手段から排出される空気を脱臭する触媒と、前記触媒を加熱する触媒加熱手段と、機器への入力電圧を検出する電圧検知手段とを備え、前記電圧検知手段が検出した電圧の値に応じて、前記触媒加熱手段の発熱量を変更する生ゴミ処理機で、機器への入力電圧が変化しても、生ゴミ処理中に発生する臭気を確実に脱臭することができる使用性の高い生ゴミ処理機を提供できる。
【0012】
請求項2記載の発明は、電圧検知手段により検出した機器への入力電圧が基準値より高い時には、触媒加熱手段への通電量を減らすようにしたもので、機器への入力電圧が高い場合は触媒加熱手段の温度が高くなることで、ヒータが断線してしまうのを防止でき、機器への入力電圧が変化しても、生ゴミ処理中に発生する臭気を確実に脱臭することができる使用性の高い生ゴミ処理機を提供できる。
【0013】
請求項3記載の発明は、電圧検知手段により検出した機器への入力電圧が基準値より低い時には、触媒加熱手段への通電量を増やすようにしたもので、機器への入力電圧が低い場合は、触媒加熱手段の温度が低くなることで触媒の性能を確保できなくなるのを防止でき、機器への入力電圧が変化しても、生ゴミ処理中に発生する臭気を確実に脱臭することができる使用性の高い生ゴミ処理機を提供できる。
【0014】
請求項4記載の発明は、生ゴミを収納する生ゴミ収納容器と、前記生ゴミ収納容器内の生ゴミを加熱する加熱手段と、前記生ゴミ収納容器内の生ゴミを撹拌する撹拌手段と、前記生ゴミ収納容器内の空気を排出する排出手段と、前記排出手段から排出される空気を脱臭する触媒と、前記触媒を加熱する触媒加熱手段と、機器への入力電圧を検出する電圧検知手段とを備え、前記電圧検知手段が検出した電圧の値に応じて、前記排出手段による前記生ゴミ収納容器内からの空気の排出量を変更する生ゴミ処理機で、機器への入力電圧が変化しても、生ゴミ処理中に発生する臭気を確実に脱臭することができる使用性の高い生ゴミ処理機を提供できる。
【0015】
請求項5記載の発明は、電圧検知手段により検出した機器への入力電圧が基準値より高い時には、排出手段への通電量を減らすようにしたもので、機器への入力電圧が高い場合は、排出モータの温度が高くなり、巻線が断線してしまうのを防止でき、機器への入力電圧が変化しても、生ゴミ処理中に発生する臭気を確実に脱臭することができる使用性の高い生ゴミ処理機を提供できる。
【0016】
請求項6記載の発明は、電圧検知手段により検出した機器への入力電圧が基準値より低い時には、排出手段への通電量を増やすようにしたもので、機器への入力電圧が低い場合は、収納容器からの空気の排出量が小さくなることで、脱臭の性能を確保できなくなるのを防止でき、機器への入力電圧が変化しても、生ゴミ処理中に発生する臭気を確実に脱臭することができる使用性の高い生ゴミ処理機を提供できる。
【0017】
請求項7の発明は、機器への入力電圧の検知は、電圧検知手段により一定時間毎に行うようにしたもので、常に機器への入力電圧の変動を検知することで、生ゴミ処理機と同一の電源から電圧供給されている他の電気機器が生ゴミ処理機の動作中に途中から動作し始めても、その影響を防止できる。
【0018】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図1〜図3を参照しながら説明する。図1は本体の構成図である。図2、図3は、生ゴミ処理機の動作チャート図である。
【0019】
1は乾燥減量したい生ゴミを収納する収納容器で、生ゴミは生ゴミ投入用の蓋2を開けて投入される。生ゴミ収納容器1の内部には回転自在の撹拌軸3に、先端に撹拌板4をつけた複数のアーム5を有する生ゴミを撹拌する撹拌手段6を配し、撹拌手段6はチェーン9を介して生ゴミ乾燥処理機の本体7の底部に取り付けたモータ8により回転駆動される。
【0020】
生ゴミ収納容器1の上部には、温度検出手段14の出力で生ゴミ収納容器1の温度を所定温度になるように温度調整をおこなう加熱手段10、送風手段である乾燥ファン11、それらを覆うと共に底部に複数の孔12aを有するカバー12が設けられており、乾燥ファン11は本体7の内部に設けてある乾燥ファンモータ13により回転する。
【0021】
18は排気の臭いを脱臭する触媒19の上流側に設けてある触媒加熱手段であり、それらは排出口16を有する触媒ケース17内に配設して、排出モータ21と前記排出モータ21に取付けられた排出ファン22から構成される排出手段23を介して排気部20につながっており、生ゴミ収納容器1の生ゴミを撹拌手段6で粉砕、撹拌しながら加熱手段10と乾燥ファン11により発生する熱風で生ゴミを乾燥させる時に発生する蒸気を排出ファン22の運転で排出させるものである。
【0022】
また、15はモータ8、加熱手段10、乾燥ファンモータ13、触媒加熱手段(触媒加熱ヒータ)18、排出モータ21を制御する制御装置であり、図5に示すように運転開始から生ゴミ収納容器1の生ゴミを所定時間の正転、停止、逆転を繰り返す撹拌手段6(モータ8の動作)で粉砕、撹拌しながら、温度検出手段14の出力で生ゴミ収納容器1内温度を予め設定してあるT1になるように加熱手段10をON、OFFして温度制御を行い、加熱手段10のOFF時間が所定値t1より長くなると、加熱手段10を所定温度T2になるまで再度ONし加熱乾燥をおこなうものである。この所定温度T2になるまで加熱手段10を再度ONすることで、乾燥処理時間を終了している。
【0023】
24は、機器への入力電圧を検出する電圧検知手段で、一定時間ごとに機器への入力電圧を検出している。
【0024】
そして、図2に示すように、電圧検知手段24により検出した機器への入力電圧が基準値(100V)より低い時には、触媒加熱手段18への間引き率を基準値(100V)のときの値より小さくし通電量を増加させることで発熱量も増加させ、基準値(100V)のときと同等の発熱量となるよう制御する(図2のbからaの状態。)。さらに、電圧検知手段24により検出した機器への入力電圧が基準値(100V)より低い時には、排出モータ21への間引き率を基準値(100V)のときの値より小さくし前記生ゴミ収納容器1内からの空気の排出量を増加させることで、基準値(100V)のときと同等の前記生ゴミ収納容器1内からの空気の排出量となるよう制御する(図2のdからcの状態。)。
【0025】
また、図3に示すように、電圧検知手段24により検出した機器への入力電圧が基準値(100V)より高い時には、触媒加熱手段18への間引き率を基準値(100V)のときの値より大きくし通電量を減少させることで発熱量も減少させ、基準値(100V)のときと同等の発熱量となるよう制御する(図3のeからfの状態。)。さらに、電圧検知手段24により検出した機器への入力電圧が基準値(100V)より高い時には、排出モータ21への間引き率を基準値(100V)のときの値より大きくし前記生ゴミ収納容器1内からの空気の排出量を減少させ、基準値(100V)のときと同等の前記生ゴミ収納容器1内からの空気の排出量となるよう制御する(図2のgからhの状態。)。
【0026】
以上のように制御することで、機器への入力電圧が変化しても、生ゴミ処理中に発生する臭気を確実に脱臭することができる使用性の高い生ゴミ処理機を提供できる。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、生ゴミ処理中に発生する臭気を確実に脱臭することができる使用性の高い生ゴミ処理機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の生ゴミ処理機の断面図
【図2】同機器への入力電圧が基準値より低い時の生ゴミ処理機の動作図
【図3】同機器への入力電圧が基準値より高い時の生ゴミ処理機の動作図
【図4】従来の生ゴミ処理機の断面図
【図5】同生ゴミ処理機の動作図
【符号の説明】
1 生ゴミ収納容器
6 撹拌手段
10 加熱手段
18 触媒加熱手段
19 触媒
23 排出手段
24 電圧検知手段

Claims (7)

  1. 生ゴミを収納する生ゴミ収納容器と、前記生ゴミ収納容器内の生ゴミを加熱する加熱手段と、前記生ゴミ収納容器内の生ゴミを撹拌する撹拌手段と、前記生ゴミ収納容器内の空気を排出する排出手段と、前記排出手段から排出される空気を脱臭する触媒と、前記触媒を加熱する触媒加熱手段と、機器への入力電圧を検出する電圧検知手段とを備え、前記電圧検知手段が検出した電圧の値に応じて、前記触媒加熱手段の発熱量を変更する生ゴミ処理機。
  2. 電圧検知手段により検出した機器への入力電圧が基準値より高い時には、触媒加熱手段への通電量を減らすようにした請求項1記載の生ゴミ処理機。
  3. 電圧検知手段により検出した機器への入力電圧が基準値より低い時には、触媒加熱手段への通電量を増やすようにした請求項1または2記載の生ゴミ処理機。
  4. 生ゴミを収納する生ゴミ収納容器と、前記生ゴミ収納容器内の生ゴミを加熱する加熱手段と、前記生ゴミ収納容器内の生ゴミを撹拌する撹拌手段と、前記生ゴミ収納容器内の空気を排出する排出手段と、前記排出手段から排出される空気を脱臭する触媒と、前記触媒を加熱する触媒加熱手段と、機器への入力電圧を検出する電圧検知手段とを備え、前記電圧検知手段が検出した電圧の値に応じて、前記排出手段による前記生ゴミ収納容器内からの空気の排出量を変更する生ゴミ処理機。
  5. 電圧検知手段により検出した機器への入力電圧が基準値より高い時には、排出手段への通電量を減らすようにした請求項4記載の生ゴミ処理機。
  6. 電圧検知手段により検出した機器への入力電圧が基準値より低い時には、排出手段への通電量を増やすようにした請求項4または5記載の生ゴミ処理機。
  7. 機器への入力電圧の検知は、電圧検知手段により一定時間毎に行うようにした請求項1〜6のいずれか1項に記載の生ゴミ処理機。
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