JP4122819B2 - 生ゴミ処理機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般家庭に於いて排出される、食品などの生ゴミを処理する生ゴミ処理機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の生ゴミ乾燥処理機の構成を図11を用いて説明する。
【0003】
生ゴミを投入する生ゴミ収納容器1と、前記生ゴミ収納容器1内の生ゴミの撹拌を行う撹拌手段2この生ゴミ収納容器1内の生ゴミを加熱乾燥する乾燥ヒータ3を有しており、前記乾燥ヒータ3によって生ゴミを乾燥させると共に撹拌手段2によって、生ゴミを撹拌・粉砕することで生ゴミ処理を行い、撹拌手段2の制御は乾燥度合い等に応じて変化させ、肥料として使用するのに適した仕上がりになるよう自動制御されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の構成においては、ゴミの種類によって仕上がりにバラツキがあり、非常に細かく粉砕されるものやあまり粉砕されないものなどまちまちである。また、使用者によっても仕上がり具合を「もっと細かくしたい」人や、「それほど細かくする必要はない」人など様々である。
【0005】
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、使用者が乾燥処理の途中において、運転モードの切替えができるようにすることで、生ゴミ処理機の使用性を向上させることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記従来の課題を解決するために本発明は、生ゴミを収納する生ゴミ収納容器と、前記生ゴミ収納容器内の生ゴミを加熱する乾燥ヒータと、前記生ゴミ収納容器内の温度を検出するための乾燥センサと、前記生ゴミ収納容器内の生ゴミを撹拌する撹拌手段と、前記乾燥センサが検出する温度により、前記乾燥ヒータの通電率を変化させて、前記生ゴミ収納容器内の温度を、所定の温度に温調する制御手段と、前記撹拌手段の撹拌頻度と前記生ゴミ収納容器内の温調温度とが共に異なる標準モードとソフト乾燥モードの2つの運転モードと、使用者が乾燥処理の途中において、前記運転モードの切替えができる切替手段とを備え、前記標準モードの運転モードは、ソフト乾燥モードより生ゴミ収納容器内の温調温度が高い設定且つ、撹拌手段の撹拌頻度が小さい設定とし、温調温度を高くするため使用者が切替手段により、運転モードを、ソフト乾燥モードから標準モードに切り替えたときは、標準モードの温調温度到達後の乾燥ヒータの通電率をソフト乾燥モードにおける通電率よりも大きくするようにし、モード切替えを行ってから、標準モードの所定の温調温度に到達するまでの間、乾燥ヒータをフル通電するようにしたもので、生ゴミから生ずる水分量を撹拌頻度と温調温度にて調節でき、使用者の要求にあった仕上がり具合が実現できるとともに、生ゴミ収納容器内の温度を急速に変化させて処理時間を短縮することができるものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
請求項1記載の発明は、生ゴミを収納する生ゴミ収納容器と、前記生ゴミ収納容器内の生ゴミを加熱する乾燥ヒータと、前記生ゴミ収納容器内の温度を検出するための乾燥センサと、前記生ゴミ収納容器内の生ゴミを撹拌する撹拌手段と、前記乾燥センサが検出する温度により、前記乾燥ヒータの通電率を変化させて、前記生ゴミ収納容器内の温度を、所定の温度に温調する制御手段と、前記撹拌手段の撹拌頻度と前記生ゴミ収納容器内の温調温度とが共に異なる標準モードとソフト乾燥モードの2つの運転モードと、使用者が乾燥処理の途中において、前記運転モードの切替えができる切替手段とを備え、前記標準モードの運転モードは、ソフト乾燥モードより生ゴミ収納容器内の温調温度が高い設定且つ、撹拌手段の撹拌頻度が小さい設定とし、温調温度を高くするため使用者が切替手段により、運転モードを、ソフト乾燥モードから標準モードに切り替えたときは、標準モードの温調温度到達後の乾燥ヒータの通電率をソフト乾燥モードにおける通電率よりも大きくするようにし、モード切替えを行ってから、標準モードの所定の温調温度に到達するまでの間、乾燥ヒータをフル通電するようにしたもので、生ゴミから生ずる水分量を撹拌頻度と温調温度にて調節でき、使用者の要求にあった乾燥ゴミの仕上がり具合が実現できるとともに、生ゴミ収納容器内の温度を急速に変化させて処理時間を短縮することができる。
【0008】
請求項2記載の発明は、生ゴミを収納する生ゴミ収納容器と、前記生ゴミ収納容器内の生ゴミを加熱する乾燥ヒータと、前記生ゴミ収納容器内の温度を検出するための乾燥センサと、前記生ゴミ収納容器内の生ゴミを撹拌する撹拌手段と、前記乾燥センサが検出する温度により、前記乾燥ヒータの通電率を変化させて、前記生ゴミ収納容器内の温度を、所定の温度に温調する制御手段と、前記撹拌手段の撹拌頻度と前記生ゴミ収納容器内の温調温度とが共に異なる標準モードとソフト乾燥モードの2つの運転モードと、使用者が乾燥処理の途中において、前記運転モードの切替えができる切替手段とを備え、前記標準モードの運転モードは、ソフト乾燥モードより生ゴミ収納容器内の温調温度が高い設定且つ、撹拌手段の撹拌頻度が小さい設定とし、温調温度を低くするため使用者が切替手段により、運転モードを、標準モードからソフト乾燥モードに切り替えたときは、ソフト乾燥モードの温調温度到達後の乾燥ヒータの通電率を標準モードにおける通電率よりも小さくするようにし、モード切替えを行ってから、ソフト乾燥モードの所定の温調温度に到達するまでの間は、乾燥ヒータへの通電を完全に停止するようにしたもので、生ゴミから生ずる水分量を撹拌頻度と温調温度にて調節でき、使用者の要求にあった乾燥ゴミの仕上がり具合が実現できるとともに、生ゴミ収納容器内の温度を急速に変化させて処理時間を短縮することができる。
【0009】
請求項記載の発明は、請求項2記載の発明において、運転モードを切り替えた後、ソフト乾燥モードの所定の温調温度に到達するまでの所定時間は、撹拌手段の撹拌頻度を運転モード変更前から変化させないようにしたもので、撹拌頻度の上昇を、所定時間、遅らせることで、蒸発量を抑えることができ、これによって臭いの放出も抑えることができる。
【0010】
【実施例】
(実施例1)
本発明の第1の実施例を、図1、2を用いて説明する。図1は本発明の実施例における生ゴミ処理機の全体構成図であり、図2は同生ゴミ処理機の動作を示すフローチャートである。
【0011】
1は処理を行なう生ゴミを投入するための生ゴミ収納容器、2は前記生ゴミ収納容器1内に投入された生ゴミを撹拌するための撹拌手段、3は前記生ゴミ収納容器1内に投入された生ゴミを加熱するための加熱手段である乾燥ヒータ、4は処理を行なう生ゴミから発生する蒸気を外部へ排出するための吸引ファン、5は生ゴミ収納容器1内の温度を検出するための乾燥センサ、6は生ゴミの処理中に生ゴミ収納容器1内から発生する水蒸気による温度変化を捉え、乾燥処理の終了を検出する終検センサ、7は生ゴミから発生する蒸気の臭いを吸収するための触媒、8は前記触媒7の温度を検出し、触媒7内に配置されているヒータを保護するための触媒センサである。また、11は各負荷を制御して動作させるための制御手段、13は触媒7を加熱するための触媒ヒータ、14は前記乾燥ヒータの熱を生ゴミ収納容器1内の生ゴミに与える気流を発生させる乾燥ファンモータ、15は生ゴミ収納容器1内から触媒7を経由して気流を吸引する吸引ファンモータ、16は生ゴミ収納容器1内の生ゴミを撹拌手段を駆動させる駆動モータである。
【0012】
前記乾燥ヒータ3によって生ゴミを乾燥させるとともに撹拌手段2によって、生ゴミを撹拌・粉砕することで生ゴミ処理を行い、撹拌手段2の制御は乾燥度合い等に応じて変化させ、肥料として使用するのに適した仕上がりになるよう自動制御されている。
【0013】
更に運転を開始するための運転スイッチ17と、追加で撹拌を行うための追加手段である追加撹拌スイッチ18と、運転初期に操作し、撹拌手段2の撹拌頻度を切り替えることで、粉砕度を設定できる切替手段12は、粉砕度高スイッチ19及び粉砕度低スイッチ20から構成されていて、本体外郭に設けられている。
【0014】
次にフローチャートを用いて動作を説明する。
【0015】
ステップ0で電源が投入された後、ステップ1で運転スイッチ17が押されたかどうかの判断を行い、押されてなければステップ2で追加撹拌スイッチ18が押されたかどうかの判断を行う。どちらのスイッチも押されていなければ再びステップ1に戻りスイッチ判断を繰り返す。ステップ2で追加撹拌スイッチ18が押されている間はステップ3で撹拌を行う。ステップ1で運転スイッチ17がおされた場合、ステップ4で初期の粉砕度を「5」と設定する。その後ステップ5で乾燥ヒータ3をオンして生ゴミの加熱乾燥を行う。次にステップ6及び7で粉砕度高スイッチ19及び粉砕低スイッチ20が押されたかどうかの判断を行い、粉砕度高スイッチ19が押された場合は現在の粉砕度を「+1」し、粉砕度低スイッチ20が押された場合は現在の粉砕度を「−1」する。次にステップ10、11、12で運転開始からどれだけ時間が経過したかの判断を行い、ステップ13、14、15で運転開始からの経過時間及び現在の粉砕度に応じて撹拌制御を変化させる。すなわち、運転開始30分未満のときは撹拌(1+現在の粉砕度)秒オン、1分停止。運転開始後30分〜1時間のときは撹拌(1+現在の粉砕度)×10秒オン、30秒オフ、運転開始1時間以上経過しているときは撹拌(1+現在の粉砕度)×30秒オン、10秒オフというように変化させる。次にステップ16で乾燥処理が終了したかどうかの判断を行い、終了していなければ再びステップ5に戻り、終了していれば乾燥ヒータ3及び撹拌手段2をオフして処理を終了する。
【0016】
上記構成による作用は以下の通りである。
【0017】
追加撹拌スイッチ18を用いることで、乾燥処理終了後に使用者の好みに応じて追加の撹拌を行えるので、使用性が向上する。
【0018】
粉砕度高スイッチ19及び粉砕度低スイッチ20を操作することで、使用者が乾燥ゴミの粉砕度合い(細かく砕く、粗く砕く)を選択することができ、使用者の要求に合った粉砕度で処理を行えるので使用性が向上する。
【0019】
(実施例2)
本発明の第2の実施例を、図3、4を用いて説明する。なお上記第1の実施例と同一構成部については同一符号を付して、その説明を省略する。
【0020】
図3は、本発明の生ゴミ処理機の回路構成図である。図4は、動作シーケンス図である。
【0021】
以上の構成において動作を説明する。まず、使用者が家庭で発生した生ゴミを生ゴミ収納容器1に投入し運転スイッチ17を押し処理を開始する。運転スイッチ17を押すことにより、制御手段11を駆動させ、乾燥センサ5、終検センサ6、触媒センサ8の各センサ及び、乾燥ヒータ3、触媒ヒータ13、乾燥ファンモータ14、吸引ファンモータ15、駆動モータ16の各負荷の制御を開始する。このとき電源電圧を通電してから処理を終了するまでの間、すなわち制御手段11が駆動している間、本体外郭に設けられたモード切替スイッチ10によりモードの切り替えをする信号を受付することができ、モードの変更を使用者が自由にすることが出来る。この時のモードとして、標準モードとソフト乾燥モードを有している。標準モードでは乾燥センサ5が検出する信号により、乾燥ヒータ3の通電量を変化させることによって生ゴミ収納容器1内の温度を約120℃に温調し、約700gの生ゴミをおよそ2時間で乾燥処理させるモードである。また、ソフト乾燥モードでは生ゴミ収納容器1内の温度を約100℃になるように乾燥センサ5によって温度を検出し、乾燥ヒータ3の通電量を変化させている。このモードにおいては、約700gの生ゴミを乾燥処理させるのに約3時間程度かかる。しかし、このモードでの生ゴミ収納容器1内の温度は標準モードよりも低いため、生ゴミから発生する水分の蒸発量は少なくなり、生ゴミから発生する臭いも少なくなる。従って処理を行っている間の臭いが気になる場合はソフト乾燥モードを薦めることができる。また、生ゴミ収納容器1内の温度を低くした状態で処理を行うため、乾燥処理終了後の生ゴミは標準モードで処理したものよりも柔らかく肥料とするのに適したものとなるため、処理した生ゴミを肥料として使用する場合はソフト乾燥モードで行うと良い。また、処理を終了させる方法として、まず第一に、終検センサ6による方法がある。終検センサ6によって生ゴミ収納容器1内に投入した生ゴミから発生する蒸気を吸引ファンモータ15によって触媒7を経由させて外に排出させているが、終検センサ6は生ゴミ収納容器1と、触媒7の間に配置されているため生ゴミ収納容器1から発生する蒸気の温度を検出することができる。生ゴミの処理を行う時、生ゴミが乾燥ヒータ3により加熱されていくと生ゴミから蒸気が出てくるが、処理が進んでいくに連れて生ゴミの水分量が減り生ゴミから発生する蒸気の量も減っていく。終検センサ6が検出する温度はこの蒸気の量が多い時には高くなり、蒸気が少なくなると低くなっていく。この終検センサ6が検出した温度がピークのときから約8℃下がったとき処理を行っている生ゴミが乾燥してきたものと判断して乾燥処理を終了させる。次に乾燥センサ5による方法がある。乾燥センサ5で検知される温度により、乾燥ヒータ3を制御して生ゴミ収納容器1内を温調しているが、乾燥ヒータ3を制御する際、乾燥センサ5の検出した温度が温調温度より低い場合乾燥ヒータ3の通電率を大きくし、約90%通電させる。そして乾燥センサ5の検出した温度が温調温度よりも高い時は乾燥ヒータ3の通電率を小さくし、約40%通電させるようにする。生ゴミ収納容器1内の生ゴミを処理すると温調温度を中心にして乾燥ヒータ3の通電率を変化させて処理を進めていく。処理が進んで生ゴミが乾燥してくると生ゴミから発生する蒸気の量が減り乾燥ヒータ3の通電率を小さくした状態でも乾燥センサ5の検出する温度が温調温度よりも高くなっていくようになる。乾燥センサ5の検出する温度が温調温度よりも約6度上がった場合にも乾燥処理を終了させている。
【0022】
モード切替を行う時、図4のAのように標準モードからソフト乾燥モードにモードを変えると、生ゴミ収納容器1内の温度が低くなるとともに、終検センサ6の温度も低くなってしまう。終検センサ6の温度が下がるとこのままでは、処理を行っている生ゴミが乾燥したと判断し処理を終了させてしまい、完全に乾燥していない状態で処理を終了してしまう。そこで生ゴミの処理中にモード切替を行った場合、途中でモードの切り替えを行ってから一定時間(図4のAからBの区間)は終了検知の判断を行わないようにしている。図4では、モードの切替えを行い生ゴミ収納容器1内の温度が下がり最初に乾燥ヒータ3の通電率が大きくなるまでの間は終了検知の判断を行わないようにしている。また逆に図4のCのようにソフト乾燥から標準にモード切替を行った場合も、一定時間(図4のCからDの区間)は終了検知を行わないようにしている。図4ではこの場合も、モードの変更を行ってから、生ゴミ収納容器1内の温度が上がり、最初に乾燥ヒータ3の通電率が下がった時までの間終了検知判断を行わないようにしている。
【0023】
(実施例3)
本発明の第3の実施例を、図5、6を用いて説明する。なお上記実施例と同一構成部については同一符号を付して、その説明を省略する。
【0024】
上記構成による作用は以下の通りである。
【0025】
図5に示すように、生ゴミ収納容器1内の温度はソフト乾燥モードで約100℃、標準モードで約120℃に温調されている。その時乾燥ヒータ3は温調温度を超えた時に通電率を下げ、温調温度を下回った時に通電率を上げるといった制御を行なっている。この時の通電率はソフト乾燥モードと、標準モードでそれぞれ温調温度が異なっているため、ソフト乾燥モードでは標準モードよりも通電率が低くなるような制御となっている。そして、ソフト乾燥モードで運転中に図中aのタイミングでソフト乾燥モードから、標準モードへモードを切換えを行い、生ゴミ収納容器1内の温度を上げた時、生ゴミ収納容器1内の温度を急速に変化させ処理時間を短縮することができるように、乾燥ヒータ3の通電量をできるだけ多くなるように制御を行う。図5においてはモード切替えを行ってから、図中のbの間、乾燥ヒータはフル通電するような制御を行うようになっている。これによって生ゴミ収納容器1内の温度が各モードの所定の温調温度(約100℃→約120℃)に素早く切り替えることができる。
【0026】
さらに、図6に示すように標準モードからソフト乾燥にモードを切り替えを行った場合、生ゴミ収納容器1からの蒸気の発生が少なくなるように、生ゴミ収納容器1内の温度を低くするが、その時の乾燥ヒータ3への通電率をできるだけ小さくし生ゴミ収納容器1内の温度を急速におとすような制御を行う。この時モード切替え時の乾燥ヒータ3は完全に通電をしない状態になっている。
【0027】
また、図6に示すように、生ゴミ収納容器1内の温度はソフト乾燥モードで約100℃、標準モードで約120℃に温調されており、実施例2と同じように、温調温度中心に乾燥ヒータ3の通電率を上げ下げする制御を行なっている。この時の通電率はソフト乾燥モードと、標準モードでそれぞれ温調温度が異なっているため、ソフト乾燥モードでは標準モードよりも通電率が低くなるような制御となっている。そして、標準モードで運転中に図6のcのタイミングで標準モードから、ソフト乾燥モードへモードを切換えを行い、生ゴミ収納容器1内の温度を下げた時、生ゴミ収納容器1内の温度を急速に変化させ処理時間を短縮することができるように、乾燥ヒータ3の通電量をできるだけ少なくなるような制御を行う。図6においてはモード切替えを行ってから、図中のdの間、乾燥ヒータは完全に通電を停止するような制御を行うようになっている。これによって生ゴミ収納容器1内の温度が各モードの所定の温調温度(約120℃→約100℃)に素早く切り替えることができる。
【0028】
(実施例4)
次に、本発明の第4の実施例を、図7、8を用いて説明する。なお上記実施例と同一構成部については同一符号を付して、その説明を省略する。
【0029】
生ゴミ収納容器1内の撹拌手段2の回転する頻度は標準モード、ソフトモードでそれぞれ別の撹拌頻度で設定され動作しており、標準モードの方がソフト乾燥モードよりも撹拌頻度が少ない設定となっている。図7に示すように図中eのタイミングでソフト乾燥モードから、標準モードへモードを切換えを行い生ゴミ収納容器1内の温度を上げた時、生ゴミ収納容器1内の温度が変化している間ソフトモード時の撹拌頻度で撹拌手段2を回転させると、生ゴミが撹拌される際に発生する生ゴミが含んでいる水分の蒸発量が撹拌頻度に比例して増えてしまい、触媒能力を超えて臭いが放出されてしまう場合がある。そこで、図中eのタイミングでモードの切替えを行ったと同時に撹拌頻度も変更するように制御を行なう。これによって、生ゴミ収納容器1内の温度が高いときには、撹拌頻度を小さく、生ゴミ収納容器1内の温度が低いときには、撹拌頻度を大きくし、生ゴミ収納容器1内の温度に応じて、撹拌頻度を変えて、水分の蒸発量を調整することで、臭いの放出もおさえることができる。
【0030】
そして前記のような考えより、図8に示すように標準モードからソフト乾燥モードに切換えを行った場合には、逆に蒸発量を抑えるようにするため、図中gのタイミングでモードを切替えた後所定時間(図中fの間)は撹拌頻度をモード変更前から変化させないようにし、生ゴミ収納容器1内の温度が安定してきた時に撹拌頻度を多くするような制御を行うようにし、撹拌頻度による蒸発量を抑えることによって臭いの放出も抑えるようにする。
【0031】
(実施例5)
次に、本発明の第5の実施例を、図9、10を用いて説明する。なお上記実施例と同一成部については同一符号を付して、その説明を省略する。
【0032】
生ゴミ収納容器1内で加熱処理される生ゴミから発生する蒸気は吸引ファン4によって、生ゴミ収納容器1から触媒7を通り、吸引ファン4によって本体の外部へ排出される。図9に示すように図中hのタイミングでソフト乾燥モードから、標準モードへモードを切換えを行い、生ゴミ収納容器1内の温度を上げた時、モードの切替えに応じて吸引ファン4の回転数も変化させる。この時、実施例3で示しているように切替えを行ってから所定時間(図中iの間)経過後回転数を変更するように制御を行う。これにより、生ゴミ収納容器1内の温度が上がり、生ゴミから発生する蒸気の量が多くなってから吸引ファン4の回転数を上げて、蒸発量を多くするようにし、処理が素早く終了するようにしている。
【0033】
又、図10に示すように標準モードからソフト乾燥モードへ切替えを行った場合も同様に切換えを行うと同時に吸引ファン4の回転数を少なくなるような制御を行っている。これにより、生ゴミ収納容器1内の温度が下がりはじめると同時に本体外部へ排出する蒸気の量を減らすため、臭いの放出を低減することができる。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、使用者の要求にあった乾燥ゴミの仕上がり具合が実現できるとともに、生ゴミ収納容器内の温度を急速に変化させて処理時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例の生ゴミ処理機の断面図
【図2】 同生ゴミ処理機の動作フローチャート
【図3】 本発明の第2の実施例の生ゴミ処理機の回路構成図
【図4】 同生ゴミ処理機の動作シーケンス図
【図5】 本発明の第3の実施例のモード切替え時の乾燥ヒータの通電量と生ゴミ収納容器内温度の関係図
【図6】 同モード切替え時の乾燥ヒータの通電量と生ゴミ収納容器内の温度の他の関係図
【図7】 本発明の第4の実施例のモード切替え時の乾燥ヒータの通電量と撹拌手段の撹拌頻度の関係図
【図8】 同モード切替え時の乾燥ヒータの通電量と撹拌手段の撹拌頻度の他の関係図
【図9】 本発明の第3の実施例のモード切替え時の吸引ファン回転数と生ゴミ収納容器内の温度の関係図
【図10】 同モード切替え時の吸引ファン回転数と生ゴミ収納容器内の温度の他の関係図
【図11】 従来の生ゴミ乾燥処理機の断面図
【符号の説明】
1 生ゴミ収納容器
2 撹拌手段
3 乾燥ヒータ
12 切替手段

Claims (3)

  1. 生ゴミを収納する生ゴミ収納容器と、前記生ゴミ収納容器内の生ゴミを加熱する乾燥ヒータと、前記生ゴミ収納容器内の温度を検出するための乾燥センサと、前記生ゴミ収納容器内の生ゴミを撹拌する撹拌手段と、前記乾燥センサが検出する温度により、前記乾燥ヒータの通電率を変化させて、前記生ゴミ収納容器内の温度を、所定の温度に温調する制御手段と、前記撹拌手段の撹拌頻度と前記生ゴミ収納容器内の温調温度とが共に異なる標準モードとソフト乾燥モードの2つの運転モードと、使用者が乾燥処理の途中において、前記運転モードの切替えができる切替手段とを備え、前記標準モードの運転モードは、ソフト乾燥モードより生ゴミ収納容器内の温調温度が高い設定且つ、撹拌手段の撹拌頻度が小さい設定とし、温調温度を高くするため使用者が切替手段により、運転モードを、ソフト乾燥モードから標準モードに切り替えたときは、標準モードの温調温度到達後の乾燥ヒータの通電率をソフト乾燥モードにおける通電率よりも大きくするようにし、モード切替えを行ってから、標準モードの所定の温調温度に到達するまでの間、乾燥ヒータをフル通電するようにした生ゴミ処理機。
  2. 生ゴミを収納する生ゴミ収納容器と、前記生ゴミ収納容器内の生ゴミを加熱する乾燥ヒータと、前記生ゴミ収納容器内の温度を検出するための乾燥センサと、前記生ゴミ収納容器内の生ゴミを撹拌する撹拌手段と、前記乾燥センサが検出する温度により、前記乾燥ヒータの通電率を変化させて、前記生ゴミ収納容器内の温度を、所定の温度に温調する制御手段と、前記撹拌手段の撹拌頻度と前記生ゴミ収納容器内の温調温度とが共に異なる標準モードとソフト乾燥モードの2つの運転モードと、使用者が乾燥処理の途中において、前記運転モードの切替えができる切替手段とを備え、前記標準モードの運転モードは、ソフト乾燥モードより生ゴミ収納容器内の温調温度が高い設定且つ、撹拌手段の撹拌頻度が小さい設定とし、温調温度を低くするため使用者が切替手段により、運転モードを、標準モードからソフト乾燥モードに切り替えたときは、ソフト乾燥モードの温調温度到達後の乾燥ヒータの通電率を標準モードにおける通電率よりも小さくするようにし、モード切替えを行ってから、ソフト乾燥モードの所定の温調温度に到達するまでの間は、乾燥ヒータへの通電を完全に停止するようにした生ゴミ処理機。
  3. 運転モードを切り替えた後、ソフト乾燥モードの所定の温調温度に到達するまでの所定時間は、撹拌手段の撹拌頻度を運転モード変更前から変化させないようにした請求項2記載の生ゴミ処理機。
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