JP2001263954A - 生ゴミ乾燥処理機 - Google Patents

生ゴミ乾燥処理機

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JP2001263954A
JP2001263954A JP2000386656A JP2000386656A JP2001263954A JP 2001263954 A JP2001263954 A JP 2001263954A JP 2000386656 A JP2000386656 A JP 2000386656A JP 2000386656 A JP2000386656 A JP 2000386656A JP 2001263954 A JP2001263954 A JP 2001263954A
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garbage
time
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JP2000386656A
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Tatsunori Otake
達規 桜武
Seizo Hayashi
精造 林
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理時間の短縮化を図り、水分量の多いゴミ
や冷凍食品を多量に処理した場合も未乾燥で終了するこ
となく確実に処理できる生ゴミ乾燥処理機を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 加熱手段10は温度検知手段14の出力
で生ゴミ収納容器1内の温度を所定温度T1になるよう
に温度調整を行い、加熱手段10の最小出力による運転
時間が所定時間t1より長くなると、第2の設定温度T
2になる迄、加熱手段10の出力を前記最小出力より大
きくするようにしたもので、処理終了までの時間の短縮
化が図れる生ゴミ乾燥処理機が提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生ゴミを乾燥させ
減量処理する生ゴミ乾燥処理機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から生ゴミを乾燥させて減量処理す
るための生ゴミ乾燥処理機が提案されている。この種の
生ゴミ乾燥処理機の構成を図5により説明する。図5に
おいて1は乾燥減量したい生ゴミを収納する収納容器
で、生ゴミは生ゴミ投入用の蓋2を開けて投入される。
収納容器1の内部には回転自在の攪拌軸3に、先端に攪
拌板4をつけた複数のアーム5を有する生ゴミを攪拌す
る攪拌手段6を配し、攪拌手段6はチェーン9を介して
生ゴミ乾燥処理機の本体7の底部に取付けたモータ8に
より回転駆動される。
【0003】収納容器1の上部には温度検知手段14の
出力で収納容器内の温度が所定温度になるように温度調
整をおこなう第1加熱手段10aと連続動作をおこなう
第2加熱手段10bからなる加熱手段10、送風手段で
ある乾燥ファン11、それらを覆うと共に底部に複数の
孔12aを有するカバー12が設けられており、乾燥フ
ァン11は本体7の内部に設けてある乾燥ファンモータ
13により回転する。
【0004】18は排気の臭いを脱臭する触媒19の手
前に設けてある触媒加熱手段であり、それらは排出孔1
6を有する触媒ケース17内に配設して、排気部20に
つながっており、収納容器1の生ゴミを攪拌手段6で粉
砕、攪拌しながら加熱手段10と乾燥ファン11により
発生する熱風で生ゴミを乾燥させる時に発生する蒸気を
排出させるものである。
【0005】また15は温度検知手段14の出力に応じ
てモータ8、加熱手段10、乾燥ファンモータ13、触
媒加熱手段18を制御する制御装置であり、図6に示す
ように運転開始から温度検知手段14の出力で生ゴミ収
納容器内温度をT1になるように温度制御を行い、第1
加熱手段10aのOFF時間が所定時間t1より長くな
ると第1加熱手段10aをOFFし、その後第2加熱手
段10bと触媒加熱手段18を第2の設定温度T2にな
るまでONして乾燥終了していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
生ゴミ乾燥処理機では、第1加熱手段10aのOFF時
間が所定時間t1より長くなると第2加熱手段10bと
触媒加熱手段18のみを第2の設定温度T2に生ゴミ収
納容器温度が上昇するまでONさせていたため、処理終
了までの時間が長くかかっていた。
【0007】また、第1加熱手段10aのOFF時間が
所定時間t1より長くなった以降に触媒加熱手段18を
連続通電させると処理ゴミの蒸気発生量が減少している
ためヒータの表面温度が高くなりヒータ寿命が短くなる
課題があった。
【0008】また水分量の多い生ゴミを多量に処理した
場合、固形分が少ないため攪拌しても生ゴミの表面積が
少なく蒸気発生量が少ない場合に第1加熱手段10aの
OFF時間が十分に乾燥する前に所定時間t1より長く
なる場合があり、また冷凍食品も多量に処理すると蒸気
の発生が遅れ乾燥前に第1加熱手段10aのOFF時間
が所定時間t1より長くなる場合があり、そのような場
合は未乾燥で処理が終了する場合があった。
【0009】本発明はこのような従来の課題を解決する
ものであり、処理時間の短縮化と触媒加熱手段の長寿命
化を図り、信頼性を向上させると共に、水分量の多いゴ
ミや冷凍食品を多量に処理した場合も未乾燥で終了する
ことなく、確実に処理できる生ゴミ乾燥処理機を提供す
ることを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、生ゴミ収納容器と、前記生ゴミ収納容器内
の生ゴミを加熱する加熱手段と、生ゴミから発生する蒸
気の臭いを脱臭する触媒の機能を補助する触媒加熱手段
と、生ゴミ収納容器内の温度を検知する温度検知手段と
を備え、前記加熱手段は前記温度検知手段の出力で生ゴ
ミ収納容器内の温度を所定温度T1になるように温度調
整を行い、加熱手段の最小出力による運転時間が所定時
間t1より長くなると、第2の設定温度T2になる迄加
熱手段の出力を前記最小出力より大きくするようにした
もので、加熱手段の最小出力による運転時間が所定時間
t1より長くなると、第2の設定温度T2になる迄加熱
手段の出力を前記最小出力より大きくするため処理終了
までの時間の短縮化が図れる生ゴミ乾燥処理機が提供で
きる。加熱手段の最小出力は所定温度T1になるように
温度調整を行う際に、所定温度T1を越えた場合に最小
出力に切り換え、生ゴミ収納容器内の温度を低下する方
向とするための加熱手段の出力を意味し、加熱手段をO
N/OFF制御する場合にはOFF時が最小出力とな
る。また、加熱手段に印加する電圧あるいは流す電流を
変化させて加熱手段の出力をきめ細かく制御するもしく
は、加熱手段の通電を位相制御もしくは間引き制御して
その出力をきめ細かく制御する場合では、所定温度T1
を維持するために加熱手段の出力をきめ細かく制御して
いき、例えば所定温度T1を超えると加熱手段の出力を
一段低下させ、また乾燥が進行して蒸気の発生が少なく
なると所定温度を超えるようになるので、さらに加熱手
段の出力を一段低下させるという制御を行い、その制御
における最小出力を決めておくことであってもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
生ゴミ収納容器と、前記生ゴミ収納容器内の生ゴミを加
熱する加熱手段と、前記生ゴミから発生する蒸気の臭い
を脱臭する触媒の機能を補助する触媒加熱手段と、生ゴ
ミ収納容器内の温度を検知する温度検知手段とを備え、
前記加熱手段は前記温度検知手段の出力で生ゴミ収納容
器内の温度を所定温度T1になるように温度調整を行
い、加熱手段の最小出力による運転時間が所定時間t1
より長くなると、第2の設定温度T2になる迄加熱手段
の出力を前記最小出力より大きくするようにしたもの
で、加熱手段の最小出力による運転時間が所定時間t1
より長くなると、第2の設定温度T2になる迄加熱手段
の出力を前記最小出力より大きくするため処理終了まで
の時間の短縮化が図れる生ゴミ乾燥処理機が提供でき
る。加熱手段の最小出力は所定温度T1になるように温
度調整を行う際に、所定温度T1を越えた場合に最小出
力に切り換え、生ゴミ収納容器内の温度を低下する方向
とするための加熱手段の出力を意味し、加熱手段をON
/OFF制御する場合にはOFF時が最小出力となる。
また、加熱手段に印加する電圧あるいは流す電流を変化
させて加熱手段の出力をきめ細かく制御するもしくは、
加熱手段の通電を位相制御もしくは間引き制御してその
出力をきめ細かく制御する場合では、所定温度T1を維
持するために加熱手段の出力をきめ細かく制御してい
き、例えば所定温度T1を超えると加熱手段の出力を一
段低下させ、また乾燥が進行して蒸気の発生が少なくな
ると所定温度を超えるようになるので、さらに加熱手段
の出力を一段低下させるという制御を行い、その制御に
おける最小出力を決めておくことであってもよい。
【0012】また本発明の請求項2記載の発明は、加熱
手段の最小出力による運転時間が所定時間t1より長く
なると、触媒加熱手段の出力を変えるようにしたもの
で、蒸気発生量が少ない場合の触媒加熱手段の表面温度
が低減でき、触媒加熱手段の信頼性の高い生ゴミ乾燥処
理機が提供できる。なお、触媒加熱手段の出力を変える
とは、触媒加熱手段をON/OFF制御する場合にはO
N/OFF時間を変更することであり、前記触媒加熱手
段に印加する電圧あるいは流す電流を変化させて触媒加
熱手段の出力をきめ細かく制御するもしくは、触媒加熱
手段の通電を位相制御もしくは間引き制御してその出力
をきめ細かく制御する場合では、触媒加熱手段の出力を
変更させる制御を行うことである。
【0013】また本発明の請求項3記載の発明は、運転
開始後、所定時間t2以内で加熱手段の最小出力による
運転時間が所定時間t1より長くなった場合は、加熱手
段の出力を前記最小出力より大きくするようにしたもの
で、水分量の多いゴミを処理して蒸気発生する時間が遅
くなっても未乾燥で終了することはなく、水分量の多い
生ゴミでも確実に処理できる生ゴミ乾燥処理機が提供で
きる。
【0014】また本発明の請求項4記載の発明は、運転
開始後、所定時間t2以内で加熱手段の最小出力による
運転時間が所定時間t1より長くなると、その時点から
所定時間t3以内に再度加熱手段の最小出力による運転
時間が所定時間t1より長くなっても加熱手段の出力を
前記最小出力より大きくしないようにしたもので、水分
量の多いゴミを処理して蒸気発生する時間が遅くなって
も未乾燥で終了することはなく、水分量の多い生ゴミで
も確実に処理できる生ゴミ乾燥処理機が提供できる。
【0015】また本発明の請求項5記載の発明は、運転
開始後、所定時間t2以内で加熱手段の最小出力による
運転時間が所定時間t1より長くなっても、その時点か
ら所定時間t3以内に加熱手段の最小出力による運転時
間が所定時間t1より長くなることがなく、かつ運転開
始後所定時間t2が経過していれば、加熱手段の最小出
力による運転時間が所定時間t1より長くなると、第2
の設定温度T2になる迄、加熱手段の出力を前記最小出
力より大きくしないようにしたもので、水分量の多いゴ
ミを処理して蒸気発生する時間が遅くなっても未乾燥で
終了することはなく、水分量の多い生ゴミでも確実に処
理できる生ゴミ乾燥処理機が提供できる。
【0016】また本発明の請求項6記載の発明は、加熱
手段は温度検知手段の出力で生ゴミ収納容器内の温度を
所定温度になるように出力調整を行う第1加熱手段と、
連続通電動作を行う第2加熱手段から構成されるもの
で、収納容器内の温度変化が小さい安定した温度調整が
できる生ゴミ乾燥処理機が提供できる。
【0017】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の第1の実施例に
ついて図1〜図3を用いて説明する。なお、従来例と同
一部分については、同一符号を付してその説明を省略す
る。
【0018】1は乾燥減量したい生ゴミを収納する生ゴ
ミ収納容器で、2は生ゴミの投入時に開閉する蓋であ
る。生ゴミ収納容器1の内部には回転自在の攪拌軸3
に、先端に攪拌いた4を付けた複数のアーム5を有する
生ゴミの攪拌手段6を有しており、生ゴミ乾燥処理機の
本体7の底部にはモータ8を配しモータ8と攪拌軸3は
チェーン9で連結されている。
【0019】生ゴミ収納容器1の上部には、生ゴミ収納
容器1内の温度を検出する温度検知手段14が設けられ
ている。同じく生ゴミ収納容器1の上部には、生ゴミを
加熱する第1加熱手段10aと第2加熱手段10bから
なる加熱手段10が設けられている。
【0020】12は前記加熱手段10を覆うカバーであ
り、乾燥ファンモータ13で回転する送風手段である乾
燥ファン11によって温風が前記カバー12に設けられ
てある孔12aを通過し生ゴミを乾燥させる。18は排
気の臭いを脱臭する触媒19の手前に設けてある触媒加
熱手段で、それらは排出孔16を有する触媒ケース17
内に配設してあり、排気部20につながっており、収納
容器1の生ゴミを攪拌手段6で粉砕、攪拌しながら加熱
手段10と乾燥ファン11により発生する熱風で乾燥さ
せ時に発生する蒸気を排出するものである。また21は
温度検知手段14の出力でモータ8、加熱手段10、乾
燥ファンモータ13、触媒加熱手段18を制御する制御
装置である。
【0021】次に上記のように構成された生ゴミ乾燥処
理機の動作について説明する。
【0022】生ゴミをまず蓋2を開けて生ゴミ収納容器
1へ投入し蓋2を閉める。そして運転を開始するとモー
タ8、第1加熱手段10a、第2加熱手段10b、乾燥
ファンモータ13、触媒加熱手段18に通電され、攪拌
軸3および乾燥ファン11が回転し温風が孔12aを通
って循環し生ゴミ収納容器1内の生ゴミを乾燥させる。
図2は運転開始から乾燥終了までのタイムチャート図で
ある。
【0023】運転を開始すると第2加熱手段10bと触
媒加熱手段18は連続通電され、生ゴミ収納容器1内の
温度は温度検知手段14によって、第1加熱手段10a
は制御装置21によって所定温度T1になるようにON
/OFF制御される。
【0024】生ゴミの処理が進んでくると、生ゴミから
発生する蒸気量が減少し、第1加熱手段10aのOFF
時間がだんだん長くなる。いわゆる、第1加熱手段10
aは制御装置21によって所定温度T1になるようにO
N/OFF制御され、第2加熱手段10bは連続通電さ
れているので、加熱手段10により生ゴミ収納容器1の
内部の生ゴミを加熱するために発する加熱手段10から
の最低熱量出力は第1加熱手段10aがOFF状態のと
きであり、制御装置21により第1加熱手段10aのO
FF時間が予め設定しているt1より長くなる、いわゆ
る加熱手段10の最小出力による運転時間がt1より長
くなると第1加熱手段10aをONさせることで、乾燥
処理の終了を検知する第2の設定温度T2に温度検知手
段14が到達する時間が短くなり処理時間の短縮化が図
れる。また、制御装置21によりOFF時間が予め設定
しているt1より長くなると、触媒加熱手段18のON
時間を短くする方に変更し、生ゴミから発生する蒸気の
臭いを脱臭する触媒19の温度を上昇させるために、触
媒加熱手段18が発する熱量を低減させることで、蒸気
発生量が少ないときに触媒加熱手段18の表面温度が低
減でき、触媒加熱手段18の信頼性の高い生ゴミ乾燥処
理機が提供できる。
【0025】また図3に運転開始から途中で第1加熱手
段10aのOFF時間が予め設定しているOFF時間よ
りも長くなった場合のタイムチャート図を示す。水分量
が多いゴミを多量に投入された場合や冷凍食品を多量に
投入された場合などは蒸気の発生が遅れかつ攪拌しても
ゴミの表面積が少なく蒸気の発生が少ない為、運転開始
後から予め設定している所定時間t2以内に加熱手段1
0からの出力が最小出力の状態となる第1加熱手段10
aのOFF時間が予め設定しているt1時間より長くな
る場合があり、そのような場合は制御装置21により第
1加熱手段10aのOFF時間がt1より長くなっても
第1加熱手段10aをONさせないように制御する。
【0026】また、制御装置21により、運転開始から
所定時間t2以内に加熱手段10からの出力が最小出力
の状態となる第1加熱手段10aのOFF時間が予め設
定してある所定時間t1より長くなると、その時点から
予め設定してある所定時間t3以内に再度第1加熱手段
10aのOFF時間が所定時間t1より長くなっても第
1加熱手段10aをONさせないように制御する。
【0027】t3の所定時間を設定するのはt2の所定
時間を短く設定し少量ゴミを処理するときの時間延長を
できるだけ抑えることを意図している。
【0028】さらに制御装置21により、運転開始から
所定時間t2以内で加熱手段10からの出力が最小出力
の状態となる第1加熱手段10aのOFF時間が所定時
間t1より長くなっても、その時点から所定時間t3以
内に第1加熱手段10aのOFF時間が所定時間t1よ
り長くなることがなく、かつ運転開始後所定時間t2が
経過すると第1加熱手段10aのOFF時間が所定t1
より長くなると第2の設定温度T2になる迄、第1加熱
手段10aをONさせるように制御する。
【0029】これらの3つの動作により水分量が多いゴ
ミを多量に投入された場合や冷凍食品を多量に投入され
た場合など、蒸気の発生が遅れかつ攪拌してもゴミの表
面積が少なく蒸気の発生が少ないゴミの処理も未乾燥で
途中で終了することが防止でき、確実に処理できる生ゴ
ミ乾燥処理機を提供することができる。
【0030】なお、第1加熱手段10a、第2加熱手段
10b、触媒加熱手段18としてシーズヒーターを用い
ると、組立が容易で、又電気的制御も容易である。
【0031】(実施例2)第1の実施例においては、加
熱手段を第1加熱手段10a、第2加熱手段10bから
構成し、ON、OFFさせ加熱手段10の出力を制御
し、発熱量を可変する場合について述べたが、加熱手段
10が1つのシーズヒーターから構成されている場合に
ついて図4に示す。加熱手段10に印加する電圧あるい
は流す電流を変化させて加熱手段10の出力をきめ細か
く制御するもしくは、加熱手段10の通電を商用電源の
正弦波の半サイクルのうちの所定時間をOFFとする位
相制御もしくは間引き制御により、その出力をきめ細か
く制御する場合では、所定温度T1を維持するために加
熱手段10の出力をきめ細かく制御していき、所定温度
T1を超えると加熱手段10の出力を一段低下させ、ま
た乾燥が進行して蒸気の発生が少なくなると所定温度T
1を超えるようになるので、さらに加熱手段10の出力
を一段低下させるという制御を行い、その制御における
最小出力を決めておくことであってもよい。そして、加
熱手段10の最小出力による運転時間がt1より長くな
ると、加熱手段10の出力を上昇させることで、乾燥処
理の終了を検知する第2の設定温度T2に温度検知手段
14が到達する時間が短くなり処理時間の短縮化が図れ
る。また、加熱手段10の最小出力による運転時間が所
定時間t1より長くなると、触媒加熱手段18の出力を
変えるようにしたもので、また、触媒加熱手段18に印
加する電圧あるいは流す電流を変化させて触媒加熱手段
18の出力をきめ細かく制御するもしくは、触媒加熱手
段18の通電を位相制御もしくは間引き制御してその出
力をきめ細かく制御する場合では、加熱手段10の最小
出力による運転時間が所定時間t1より長くなると、触
媒加熱手段18の出力を低下させ、触媒加熱手段18が
発する熱量を低減させることで、蒸気発生量が少ないと
きに触媒加熱手段18の表面温度が低減でき、触媒加熱
手段18の信頼性の高い生ゴミ乾燥処理機が提供でき
る。
【0032】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、加熱手段の最小出力による運転
時間が所定時間t1より長くなると、第2の設定温度T
2になる迄加熱手段の出力を前記最小出力より大きくす
るため、処理終了までの時間の短縮化が図れる生ゴミ乾
燥処理機が提供できる。
【0033】また請求項2記載の発明によれば、加熱手
段の最小出力による運転時間が所定時間t1より長くな
ると、触媒加熱手段の出力を変えるようにしたことで、
蒸気発生量が少ない場合の触媒加熱手段の表面温度が低
減でき、触媒加熱手段の信頼性の高い生ゴミ乾燥処理機
が提供できる。
【0034】また請求項3、4記載の発明によれば、運
転開始後、所定時間t2以内で加熱手段の最小出力によ
る運転時間が所定時間t1より長くなった場合、あるい
は運転開始後、所定時間t2以内で加熱手段の最小出力
による運転時間が所定時間t1より長くなり、その時点
から所定時間t3以内に再度加熱手段の最小出力による
運転時間が所定時間t1より長くなっても加熱手段の出
力を前記最小出力より大きくしないことにより、水分量
の多いゴミを処理して蒸気発生する時間が遅くなっても
未乾燥で終了するのを防止でき、水分量の多い生ゴミで
も確実に処理できる生ゴミ乾燥処理機が提供できる。
【0035】また請求項5記載の発明によれば、運転開
始後、所定時間t2以内で加熱手段の最小出力による運
転時間が所定時間t1より長くなっても、その時点から
所定時間t3以内に加熱手段の最小出力による運転時間
が所定時間t1より長くなることがなく、かつ運転開始
後所定時間t2が経過していれば、加熱手段の最小出力
による運転時間が所定時間t1より長くなると、第2の
設定温度T2になる迄、加熱手段の出力を前記最小出力
より大きくすることにより、水分量の多いゴミや冷凍食
品を多量に処理しても蒸気の発生量が少ないことや蒸気
が発生する時間が遅くなって未乾燥で終了することを防
止でき、確実にかつ時短処理できる生ゴミ乾燥処理機が
提供できる。
【0036】また請求項6記載の発明によれば、加熱手
段は温度検知手段の出力で生ゴミ収納容器内の温度を所
定温度になるように出力調整を行う第1加熱手段と、連
続通電動作を行う第2加熱手段から構成されるもので、
収納容器内の温度変化が小さい安定した温度調整ができ
る生ゴミ乾燥処理機が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す生ゴミ乾燥処理機
の側断面図
【図2】同生ゴミ乾燥処理機のタイムチャート
【図3】同生ゴミ乾燥処理機の水分の多い多量生ゴミ処
理時のタイムチャート
【図4】本発明の第2の実施例を示す生ゴミ乾燥処理機
のタイムチャート
【図5】従来の生ゴミ乾燥処理機の側断面図
【図6】同生ゴミ乾燥処理機のタイムチャート
【符号の説明】
1 生ゴミ収納容器 6 攪拌手段 10a 第1加熱手段 10b 第2加熱手段 11 送風手段 14 温度検知手段 18 触媒加熱手段 19 触媒 20 排気部 21 制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F26B 21/00 B09B 3/00 303M

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生ゴミ収納容器と、前記生ゴミ収納容器
    内の生ゴミを加熱する加熱手段と、生ゴミから発生する
    蒸気の臭いを脱臭する触媒の機能を補助する触媒加熱手
    段と、生ゴミ収納容器内の温度を検知する温度検知手段
    とを備え、前記加熱手段は前記温度検知手段の出力で生
    ゴミ収納容器内の温度を所定温度T1になるように温度
    調整を行い、加熱手段の最小出力による運転時間が所定
    時間t1より長くなると、第2の設定温度T2になる迄
    加熱手段の出力を前記最小出力より大きくするようにし
    た生ゴミ乾燥処理機。
  2. 【請求項2】 加熱手段の最小出力による運転時間が所
    定時間t1より長くなると、触媒加熱手段の出力を変え
    るようにした請求項1記載の生ゴミ乾燥処理機。
  3. 【請求項3】 運転開始後、所定時間t2以内で加熱手
    段の最小出力による運転時間が所定時間t1より長くな
    った場合は、加熱手段の出力を前記最小出力より大きく
    させるようにした請求項1又は2記載の生ゴミ乾燥処理
    機。
  4. 【請求項4】 運転開始後、所定時間t2以内で加熱手
    段の最小出力による運転時間が所定時間t1より長くな
    ると、その時点から所定時間t3以内に再度加熱手段の
    最小出力による運転時間が所定時間t1より長くなって
    も加熱手段の出力を前記最小出力より大きくしないよう
    にした請求項1乃至3のいずれか1項に記載の生ゴミ乾
    燥処理機。
  5. 【請求項5】 運転開始後、所定時間t2以内で加熱手
    段の最小出力による運転時間が所定時間t1より長くな
    っても、その時点から所定時間t3以内に加熱手段の最
    小出力による運転時間が所定時間t1より長くなること
    がなく、かつ運転開始後所定時間t2が経過していれ
    ば、加熱手段の最小出力による運転時間が所定時間t1
    より長くなると、第2の設定温度T2になる迄、加熱手
    段の出力を前記最小出力より大きくするようにした請求
    項1乃至4のいずれか1項に記載の生ゴミ乾燥処理機。
  6. 【請求項6】 加熱手段は温度検知手段の出力で生ゴミ
    収納容器内の温度を所定温度になるように出力調整を行
    う第1加熱手段と、連続通電動作を行う第2加熱手段か
    ら構成される請求項1乃至5のいずれか1項に記載の生
    ゴミ乾燥処理機。
JP2000386656A 2000-01-12 2000-12-20 生ゴミ乾燥処理機 Withdrawn JP2001263954A (ja)

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