JP2004101598A - レーザーマーキング方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】感光性フィルムに被り等による仕上り品質の低下や白抜け等による撮影画像の画質低下を生じさせることなくマーキングを施す。
【解決手段】マーキング装置10では、PET等の支持体の一方の面にEm層を含む表面層60が形成され、他方の面に裏面層62が形成されたXレイフィルム12を、巻芯18から引き出して、巻芯34に巻き取る。このとき、マーキング装置では、プリントロール24に巻き掛けられるXレイフィルムの裏面層にマーキングヘッド42を対向させ、裏面層へ向けてレーザービームLBを照射し、裏面層にドットを形成し、表面層側でのレーザービームによる塵埃の燃焼を防止すると共に、表面層にレーザービームが照射されることによる乳剤屑の発生を防止している。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、感光材料にレーザービームを照射して文字や記号等のマーキングパターンを形成するレーザーマーキング方法に関する。詳細には、PET等の支持体の一方の面に乳剤層を含む表面層が形成され、他方の面に裏面層が形成された片面タイプの感光性フィルムにマーキングパターンを形成するレーザーマーキング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
レーザー光(レーザービーム)を利用してXレイフィルム等の感光材料に変形や被りを生じさせることにより、文字や記号等を記録する技術が提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
【0003】
Xレイフィルム等の感光材料へ文字や記号等をマーキングするときには、スポット状のレーザービームを感光材料の乳剤層側の面に照射する。これにより、乳剤層中等に含まれるゼラチンがレーザービームのエネルギーによって溶融する過程で、微細な気泡が発生し、凸部を形成する。この凸部内では、多数の気泡の境界膜で光の反射が変化することから視認可能なドットとなり、このドットの配列によって文字や記号等をマーキングパターンとして形成している。
【0004】
このときに、レーザービームの照射時間を適正に制御することにより、視認性の高いドットを形成することができる。
【0005】
ところで、感光材料にレーザービームを照射してマーキング加工を施すときには、加工時に発生する塵埃、感光材料にレーザービームを照射することにより剥がれる乳剤層等が感光材料の表面に付着することがある。塵埃や剥がれた乳剤層(乳剤屑)が付着した状態で感光材料にレーザービームを照射すると、これらの塵埃や乳剤屑がレーザービームのエネルギーによって燃焼し、感光材料に被り等を発生させてしまう。また、感光材料の表面に乳剤屑等が付着した状態で、この感光材料に画像露光を施すと、現像処理したときにその部分が白く抜けてしまう所謂ホワイトスポットを生じさせてしまう。
【0006】
しかしながら、マーキング加工時に感光材料の表面に空気中の塵埃等が付着するのを防止するためには、高いクリーン度に保った環境下でマーキング加工を行う必要があり、コストや装置の設置環境等の面からも極めて困難である。
【0007】
また、医療用分野においても環境保全、省スペースの観点から処理廃液の減量が望まれており、ここから、レーザーイメージセッターやレーザーイメージャーを用いて効率的に露光することにより、高解像度及び鮮鋭さを有する鮮明な黒色画像を形成することができる医療診断用や写真技術用途の光感光性熱現像感光材料が提供されており、簡単で環境を損なうことのない熱現像処理システムが注目されている。
【0008】
このような光感光性熱現像感光材料は、PET等の支持体の一方の面に、所謂乳剤層として、感光性ハロゲン化銀、非感光性有機銀塩、熱現像剤及びバインダーを含有した層が形成された感光性フィルムであり、この乳剤層側の面が傷つき易いという性質を持っている。
【0009】
このために、光感光性熱現像材料は、レーザー加工を施すときに、レーザー加工時に発生する塵埃や乳剤屑等が付着すると、被り等が生じ易いのみならず、塵埃や乳剤屑によって表面が傷ついてしまうという問題がある。
【0010】
【特許文献1】
特開平10−305377号公報。
【特許文献2】
特許第3191201号明細書。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、レーザービームによってマーキングを行うときに、塵埃や乳剤屑等がXレイフィルムや感光性熱現像感光材料などの感光性フィルムの仕上り品質を低下させてしまうのを防止したレーザーマーキング方法を提案することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、支持体の一方の面に乳剤層を含む表面層が形成され、他方の面に乳剤層を透過した光の乱反射を防止する層を含む裏面層が形成された感光性フィルムに、スポット状に集光したレーザービームを照射して、文字や記号をマーキングするレーザーマーキング方法であって、前記裏面層に前記レーザービームを照射して、裏面層にドットないしドット配列によるマーキングパターンを形成することを特徴とする。
【0013】
この発明によれば、片面感材である感光性フィルムにレーザービームを照射してドットないしドット配列によるマーキングを施すときに、乳剤層が形成されている表面層側ではなく、裏面層にレーザービームを照射する。
【0014】
片面の感光性フィルムは、支持体の一方の面に乳剤層が形成されている表面層が設けられ、他方の面に、光の乱反射を防止する層とこの層を保護する層等によって裏面層が形成されてされている。この裏面層には、乳剤層と同様にゼラチンが含まれており、レーザービームが照射されることにより、裏面層も、このレーザービームによって溶融する。この裏面層の溶融過程で発生する多数の気泡によって裏面層内にドットを形成することにより、乳剤層が含まれる表面層に形成するのと同等の視認性のドットを形成することができる。
【0015】
また、感光性フィルムにマーキングを施すときに、表面層ではなく裏面層にレーザービームを照射するので、レーザビームによって乳剤屑が飛散したり、乳剤屑が表面層に付着することがないと共に、レーザービームによって塵埃等が燃焼しても被り等を生じさせて、製品の仕上り品質を低下させてしまうことがない。
【0016】
さらに、感光性フィルムでは、乳剤層が異なるが、裏面層は同じ構成であることが多く、これにより、乳剤層の異なる品種の感光性フィルムであっても、同じ照射時間等で適正なマーキングを施すことができる。
【0017】
請求項2に係る発明は、前記裏面層に前記マーキングパターンの鏡像となるドット配列を形成することを特徴とする。
【0018】
この発明によれば、文字や記号等をマーキングパターンとして形成するときに、裏面層にマーキングパターンの鏡像を形成するようにレーザービームを照射する。
【0019】
これにより、感光性フィルムの表面層側から見たときに、マーキングパターンの正像が得られるので、乳剤層が形成された表面層側であるか否かの的確な識別を可能となる。
【0020】
このような本発明では、裏面層での透過率の低い波長のレーザービームを用いることが好ましく、これにより、裏面層でのエネルギーの吸収効率が高くなるので、レーザービームの照射時間を短くして、効率的にマーキングを行うことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
【0022】
図1には、本実施の形態に適用したマーキング装置10の概略構成を示している。
【0023】
このマーキング装置10には、ロール状に巻き取られた長尺の感光材料を被印字体として、この感光材料を搬送する過程で、レーザービームLBをスポット状に照射して、ドット配列による文字や記号等のマーキングパターンが形成する。
【0024】
本実施の形態では、長尺の感光材料として、片面タイプの感光性フィルムであるXレイフィルム12にマーキングパターンを形成する。このときのXレイフィルム12としては、現像液等の処理液を用いて現像処理するウエットフィルムと、加熱現像を行うドライフィルムの何れの適用も可能となっている。
【0025】
図2(A)に示すように、ウエットフィルム50は、支持体であるベース層14に、PET(ポリエチレンテレフタレート)を用い、このベース層14の一方の面に、ゼラチン、ハロゲン化銀、増感色素、硬膜剤等を用いて調製した乳剤を塗布して形成したEm層52と、ゼラチン、帯電調節剤、マット剤等を用いて調製してEm層52の表面保護を図るOC層54と、が形成されている。
【0026】
また、ウエットフィルム50には、ベース層14の他方の面に、ゼラチン、染料等によって調製されたBC層56と、ゼラチン、帯電調節剤、マット剤等によって調製されたBPC層58と、が形成されている。
【0027】
以下では、Em層52とOC層54を総称して表面層60とし、BC層56とBPC層58を総称して裏面層62とする。すなわち、ウエットフィルム50は、ベース層14の一方の面にEm層52、OC層54等によって表面層60が形成され、他方の面に、BC層56、BPC層58等によって裏面層62が形成されている。
【0028】
なお、ウエットフィルム50としては、例えばベース層14、表面層60及び裏面層62の肉厚がそれぞれ約175μm、約4μm及び約3μmとなっている。
【0029】
図2(B)に示すように、ドライフィルム64は、ベース層14の一方の面に、SBR(スタジエン・ブチレン・ラバー)、ハロゲン化銀、有機銀、還元剤、染料、画像安定剤、硬膜剤等によって調製されたEm層66と、PVA(ポリビニルアルコール)、ポリマーラテックス等によって調製されたMC層68と、ゼラチンポリマーラテックス等によって調製されたPC層70と、ゼラチン、帯電調節剤、マット剤等によって調製されたOC層72と、が形成されている。
【0030】
また、ドライフィルム64は、ベース層14の他方の面に、ゼラチン、帯電調節剤、マット剤によって調製されたBPC層74と、ゼラチン、染料に加えて消色剤を用いて調製されているBC層76と、が形成されている。
【0031】
以下では、ベース層14の一方の面に形成されているEm層66、MC層68、PC層70及びOC層72を総称して、表面層60とし、BPC層74とBC層76を総称して裏面層62とする。すなわち、ドライフィルム64は、ベース層14の一方の面にEm層66、MC層68、PC層70及びOC層72等によって表面層60が形成され、他方の面に、BPC層74、BC層76等によって裏面層62が形成されているものとする。
【0032】
なお、ドライフィルム64としては、例えばベース層14、表面層60及び裏面層62の肉厚がそれぞれ約175μm、約21μm及び約3.5μmとなっている。
【0033】
このように、本実施の形態に適用しているXレイフィルム12は、ベース層14の一方の面に表面層60が形成され、他方の面に裏面層62が形成された一般的片面感材となっており、ゼラチンを含む裏面層62(主にBC層56又はBC層76)を設けることにより、表面層60を露光する光の乱反射を防止している。
【0034】
図1に示すように、Xレイフィルム12は、表面層60が例えば外向きとなって巻芯18にロール状に巻かれており、マーキング装置10は、このXレイフィルム12を最外層から引出す。このとき、マーキング装置10では、表面層60が下方へ向いて、裏面層62が上方へ向くようにロールの下側から引き出すようにしている。
【0035】
最外層から引出されたXレイフィルム12は、パスロール20に巻き掛けられて、進行方向(図1の矢印A方向)から上方(図1の紙面上方)へ略直角に方向転換されてパスロール22に巻き掛けられる。また、Xレイフィルム12は、パスロール22に巻き掛けられて、進行方向へ略直角に方向転換され、プリントロール24へと至るようになっている。
【0036】
マーキング装置10では、プリントロール24に巻き掛けられる位置が、レーザービームLBの照射位置として設定されており、このプリントロール24により進行方向から下方へ略直角に方向転換されたXレイフィルム12は、対で配置されたロール26に挟持され、かつ進行方向へ略直角に方向転換され、小ロール28、30ヘ向けて送り出される。
【0037】
小ロール28、30の間には、サクションドラム32が配置されており、このサクションドラム32によって、小ロール28、30の間に略U字状の搬送路が形成され、Xレイフィルム12が、小ロール28、30の間で、サクションドラム32に巻き付けられる。
【0038】
サクションドラム32は、外周面に複数の小孔(図示省略)が設けられ、周面に巻き付けられるXレイフィルム12を、エア吸引によって吸着保持し、かつ自重又は図示しない付勢手段の付勢力で、図1の紙面下方へ移動可能となっている。これにより、Xレイフィルム12には、バックテンションが付与され、前記プリントロール24を通過するときに、プリントロール24と緊密に密着された状態が維持されるようになっている。
【0039】
ロール26から送り出されるXレイフィルム12は、一対の小ロール28、30の間を略U字状に搬送されて小ロール30から送り出され、巻芯34に、例えば表面層60が内方側となるようにして巻き取られる。
【0040】
一方、マーキング装置10には、巻取り制御装置36が設けられており、前記巻芯18、34及びサクションドラム32は、巻取り制御装置36からの駆動信号で所定の回転速度で回転するモータ等の駆動手段(図示省略)の駆動力によって回転駆動されてXレイフィルム12を搬送する。
【0041】
マーキング装置10では、基本的に、同一の線速度でXレイフィルム12を搬送するように巻芯18、34が回転駆動されると共に、サクションドラム32がXレイフィルム12を吸着保持しながら回転するため、サクションドラム32の回転速度がXレイフィルム12のプリントロール24での搬送速度(ライン速度)と一致するようになっている。
【0042】
前記サクションドラム32には、ロータリエンコーダ38が取り付けられており、このサクションドラム32の回転角に応じたパルス信号を出力する。マーキング装置10では、このロータリーエンコーダ38から出力するパルス信号から、Xレイフィルム12の搬送速度、搬送長等の監視が可能となっている。
【0043】
一方、マーキング装置10には、マーキング手段として、レーザービームLBを射出するマーキングヘッド42及びレーザービームLBの射出を制御するレーザー制御装置40が設けられている。前記したロータリーエンコーダ38は、レーザー制御装置40に接続しており、Xレイフィルム12の搬送に応じたパルス信号がレーザー制御装置40に入力されるようになっている。
【0044】
図1及び図3に示すように、マーキングヘッド42は、その先端部であるレーザービームLBの出射口が前記プリントロール24に巻き掛けられるXレイフィルム12に対向するように配置されている。また、マーキングヘッド42は、レーザー発振器44と、図示しない集光レンズを含むビーム偏向器46とを備えており、レーザー発振器44から発せられるレーザービームLBを、プリントロール24に巻き掛けられているXレイフィルム12へ向けて射出する。
【0045】
本実施の形態に適用したレーザー発振器44は、レーザー制御装置40(図3では図示省略)からの駆動信号に基づいて、所定のタイミングで一定の発振波長のレーザービームLBを一定の時間幅(パルス幅)で出射する。
【0046】
ビーム偏向器46は、例えば、AOD(音響光学装置)を備えており、レーザー制御装置40からの偏向信号によりレーザービームLBをXレイフィルム12の搬送方向と直交する方向(Xレイフィルム12の幅方向)に走査する機能を有している。なお、走査された各レーザービームLBは集光レンズによってスポット状に集光されてXレイフィルム12に照射される。
【0047】
レーザー制御装置40には、前記Xレイフィルム12に記録すべきマーキングパターン(文字や記号)に対応したパターン信号が巻取り制御装置36から入力される。また、レーザー制御装置40は、ロータリーエンコーダ38からXレイフィル12の搬送に応じて出力されるパルス信号に基づいてXレイフィルム12の搬送長を監視しながら、パターン信号に応じてレーザー発振器(COレーザー)44に駆動信号を出力すると共に、ビーム偏向器46に偏向信号を出力する。
【0048】
これにより、マーキングヘッド42は、マーキングパターンMPに応じてレーザービームLBがオン/オフされながらXレイフィルム12上に照射される。
【0049】
このとき、図3に示すように、マーキングヘッド42は、ビーム偏向器46によるレーザービームLBの走査方向を主走査方向とし、Xレイフィルム12の搬送方向(図3の矢印方向)を副走査方向として、Xレイフィルム12にレーザービームLBを走査しながら照射することにより、Xレイフィルム12にマーキングパターンMPを形成する。
【0050】
図4(B)に示すように、マーキング装置10では、例えば、1文字が5×5ドットなどの所定のドット配列で英数字等の文字や、記号、キャラクタ等をXレイフィルム12に形成することができ、また、このドット配列によって形成した複数の文字、数字や記号等をマーキングパターンMPとして形成することができる。
【0051】
また、マーキング装置10では、Xレイフィルム12が長手方向にカット(カットライン48を鎖線で示す)されて小幅のロール状又はシート状に加工されるときには、このカットライン48を挟んで両サイドに天地の向きが逆となったマーキングパターンMPを形成することも可能である。
【0052】
なお、図1及び図3に示すように、マーキングヘッド42は、Xレイフィルム12がプリントロール24に巻き掛けられるときに、プリントロール24の周面から僅かに浮いた位置で、Xレイフィルム12に対向するようになっており、これにより、Xレイフィルム12を透過したレーザービームLBが、プリントロール24の周面に付着している塵や埃等を加熱して、Xレイフィルム12に被りを生じさせてしまうのを防止している。
【0053】
ところで、マーキング装置10では、一例としてCOレーザーを用いており、マーキングヘッド42のレーザー発振器44には、例えば9.6μmなどの9μm帯や、10.6μmなどの10μm帯等の固定波長のCOレーザーを出力するレーザー発振管が用いられている。
【0054】
マーキング装置10では、Xレイフィルム12の裏面層62がマーキングヘッド42に対向するようになっており、これにより、Xレイフィルム12の裏面層62へ向けて、スポット状に集光したレーザービームLBを照射することにより、裏面層62内にドットを形成するようにしている。
【0055】
図5には、裏面層62に形成しているBPC層58、74のレーザービームLBの波長に応じた透過率を示している。ウエットフィルム50やドライフィルム64等のXレイフィルム12は、裏面層62に設けているBPC層58、74におけるレーザービームLBの透過率が、OC層54、72等と同様に比較的低い。
【0056】
これにより、裏面層62にレーザービームLBを照射すると、レーザービームLBのエネルギーが主に裏面層62に吸収されて、裏面層62に溶融、蒸散が生じる。
【0057】
Xレイフィルム12の裏面層62は、レーザービームLBが照射されることにより溶融する過程で多数の気泡が生じる。この多数の微細な気泡は、境界膜で光の反射方向が変化することから、ドットとして視認可能となる。Xレイフィルム12では、この裏面層62に生じるドットが、裏面層62側からのみならず、表面層60側からも視認可能となる。
【0058】
なお、裏面層62のBPC層58、74では、特に9.2μm、9.3μm、9.6μmなどの9μm帯における透過率が、10.6μm等の10μm帯における透過率よりもさらに低くなっている。これにより、レーザービームLBの照射時間を短くして、視認性の高い白濁したドットを形成するときには、10μm帯の波長のレーザービームLBよりも、9μm帯の波長のレーザービームLBを用いることが好ましい。
【0059】
一方、マーキング装置10では、Xレイフィルム12の裏面層62に、マーキングパターンMPとなる文字や記号等の鏡像を形成するようにレーザービームLBを照射する。すなわち、レーザー制御装置40は、Xレイフィルム12に形成するマーキングパターンMPの鏡像に基づいてパターン信号で、レーザー発振器44及びビーム偏向器46を制御する。
【0060】
これにより、図4(A)に示すように、Xレイフィルム12には、裏面層62側に、マーキングパターンMPの鏡像が形成される。また、図4(B)に示すように、このマーキングパターンMPは、表面層60側から見たときに、正像となって現れ、Xレイフィルム12の表面層60側の面であることが明確となるようにしている。
【0061】
なお、マーキング装置10では、個々のドットを形成するときのレーザービームLBの照射時間を適切に制御するとともに、ドットの直径を約0.2mm以上で、ドットの間隔が適切となるようにレーザービームLBを照射するようにして、視認性の高いドットないしドット配列によるマーキングパターンMPを形成するようにしている。
【0062】
このように構成されているマーキング装置10では、巻取り制御装置36から出力する駆動信号によって、巻芯18に巻き取られているXレイフィルム12の引出しを開始すると共に、このXレイフィルム12の搬送及び巻芯34への巻取りを開始する。
【0063】
一方、サクションドラム32は、巻取り制御装置36に制御されて、回転しながらエア吸引を開始することにより、周面に巻き掛けられるXレイフィルム12を吸着保持する。これにより、Xレイフィルム12は、所定のライン速度で、小ロール28、30の間に引き入れられながら送り出される。このときに、サクションドラム32は、自重又は付勢手段の付勢力でXレイフィルム12に所定のテンションを付与している。
【0064】
これにより、サクションドラム32の回転速度(周速度)が、Xレイフィルム12の搬送系の基準となるライン速度となり、プリントロール24上でのXレイフィルム12のライン速度がサクションドラム32の周速度と一致する。
【0065】
レーザー制御装置40は、このサクションドラム32の回転状態をロータリーエンコーダ38によって検出している。
【0066】
一方、レーザー制御装置40は、巻取り制御装置36から前記Xレイフィルム12に記録すべきマーキングパターンMPに応じたパターン信号が入力されると、前記ロータリーエンコーダ38から出力されるパルス信号に基づいてXレイフィルム12の搬送長を監視し、例えばXレイフィルム12の搬送長が予め設定している長さに達すると、パターン信号に基づいてレーザー発振器(COレーザー)44に駆動信号を出力すると共に、ビーム偏向器46に偏向信号を出力する。
【0067】
これにより、レーザー発振器44から発せられるレーザービームLBが、プリントロール24に巻き掛けられているXレイフィルム12に走査されながら照射されて、Xレイフィルム12に、パターン信号に応じたマーキングパターンMPが形成される。
【0068】
ところで、マーキング装置10では、Xレイフィルム12の裏面層62がマーキングヘッド42に対向するように搬送して、このXレイフィルム12の裏面層62へ向けてレーザービームLBを照射する。
【0069】
図5に示すように、ウエットフィルム50やドライフィルム64などのXレイフィルム12は、裏面層62を形成するBPC層58、74のレーザービームLBに対する透過率が低いため、レーザービームLBのエネルギーは、主に裏面層62で吸収される。これにより、裏面層62で溶融が生じる過程で、多数の気泡が生じる。Xレイフィルム12では、この多数の気泡によって内外で反射光量が大きく変化し、内部が多数の気泡によって白濁して見えるドットを形成する。このようなドットは、Xレイフィルム12が未現像か現像済みか、あるいは濃度の濃淡に無関係に、高い視認性が得られる。
【0070】
このようにしてXレイフィルム12の裏面層62に形成されたドットは、Xレイフィルム12に光の透過性があることから、Xレイフィルム12の表面層60側からも視認可能となっている。
【0071】
一方、レーザー制御装置40は、Xレイフィルム12の裏面層62にマーキングパターンMPの鏡像を形成するようにレーザービームLBの照射を制御している。
【0072】
これにより、図4(A)に示すように、ドット配列によって形成されるマーキングパターンMPは、Xレイフィルム12の裏面層62側から見たときに、鏡像となって現れる。
【0073】
また、Xレイフィルム12では、裏面層62に形成されているドットをEm層52又はEm層66が形成されている表面層60側からも視認可能となっている。これにより、図4(B)に示すように、Xレイフィルム12では、裏面層62に形成しているマーキングパターンMPが、表面層60側から見たときに、正像として視認される。
【0074】
したがって、Xレイフィルム12に形成されているマーキングパターンMPが正像か鏡像かによって、画像露光を行う表面層60側の面を的確に見分けることが可能となる。
【0075】
従来、Xレイフィルム12等の感光材料にレーザービームLBを照射してマーキングパターンMPを形成していたが、片面感材であるXレイフィルム12にマーキングパターンを形成するときに、Em層52又はEm層66が形成されている表面層60側ではなく、裏面層62側にレーザービームLBを照射することにより、裏面層62にドットを形成している。
【0076】
これにより、Xレイフィルム12は、レーザービームLBのエネルギーを受けて乳剤屑が発生してしまうことがなく、乳剤屑が表面層60の表面に付着して、露光画像を現像処理したときに、白抜け等を生じさせてしまうことがない。
【0077】
また、マーキング装置10では、Xレイフィルム12の表面層60側の面で、空気中やXレイフィルム12の表面に付着している塵埃や乳剤屑等が、レーザービームLBの熱を受けて燃焼してしまうことがないので、塵埃や乳剤屑の燃焼による被り等の仕上り品質の低下を生じさせてしまうことがない。
【0078】
したがって、マーキング装置10では、Xレイフィルム12の製品品質を低下させることなく、レーザービームLBを用いて視認性の高いマーキングパターンMPを形成することができる。
【0079】
また、Xレイフィルム12として、表面が傷つき易いドライフィルム64を用いたときにも、加工時に発生する加工屑や乳剤屑がドライフィルム64の表面層60の表面に付着してしまうことがないので、ドライフィルム64にマーキング加工を施すときにも、加工屑によって表面を損傷させてしまうのを防止することができる。
【0080】
【実験例】
図6には、レーザー発振器44としてCOレーザーを用いて、Xレイフィルム12にドットを形成する実験装置80を示している。
【0081】
この実験装置80では、マーキングヘッド42とレーザー制御装置40を用いて、評価サンプルとして用いたXレイフィルム12にレーザービームLBを照射して、Xレイフィルム12に形成されるドット形状を観察している。
【0082】
このとき、実験装置80では、図示しない集光レンズの下端と評価サンプルであるXレイフィルム12の間の距離を80mmとして、レーザービームLBの焦点がXレイフィルム12上となるようにしている。また、レーザビームLBのスポット径は、レーザー発振器44とビーム偏向器46の間で約0.4mmであり、焦点位置であるXレイフィルム12上で0.2mmとなっている。
【0083】
ここで第1の評価実験では、発振波長が10.6μmのレーザー発振器44を用いて、評価サンプルの表面層60と裏面層62のそれぞれにレーザービームLBを照射して、ドットを形成したときの形状評価を行った。このとき、評価サンプルとしては、ドライフィルム64(図2(B)参照)として富士写真フイルム社製のXレイ用ドライフィルム(熱現像感光材料)であるAL5(品種)を用い、レーザービームLBの照射時間を30μsecとした。
【0084】
この結果、評価サンプルの裏面層62には、表面層60と同等の視認性のドットを形成することができた。
【0085】
一方、Xレイフィルム12などの感光材料では、品種によって表面層60の厚さや層構成、成分や成分比率等が異なる。このために、表面層60に適切な視認性のドットを形成するためには、品種等に応じてレーザービームLBの発振波長や照射時間を代える必要がある。
【0086】
これに対して、裏面層62は、基本的構成がほぼ同じであり、このために、品種の異なるXレイフィルム12にマーキングパターンMPを形成するときにも、レーザービームLBの発振波長や照射時間を変更することなく、適正なドットを形成することができる。
【0087】
すなわち、裏面層62へレーザービームを照射してドットを形成することにより、品種の異なるXレイフィルム12であっても、同一のマーキングヘッド42を用いて、同一の照射時間でマーキング加工を行うことができる。
【0088】
次に、実験装置80を用いた第2の評価実験を説明する。この第2の評価実験では、発振波長が9.2μm、9.3μm、9.6μm及び10.6μmの4種類のレーザー発振器44を用い、それぞれの波長で、レーザービームLBの照射時間を変化させて、評価サンプルとして用いたXレイフィルム12の裏面層62にドットを形成し、このドット形状を表面層60側から見た評価試験を行った。
【0089】
なお、評価サンプルとしたXレイフィルム12としては、ドライフィルム64(図2(B)参照)の一種である富士写真フイルム社製の熱現像感光材料のAL5(品種)を用いている。
【0090】
また、ドット形状の評価は、
○・・・白濁したドットが形成され、乳剤層(表面層60)側からでもドットの認識が可能。
【0091】
△・・・フィルムの内部まで溶融が進み白濁部分の残りが少ないので、バック面(裏面層)側からの視認は可能であるが乳剤面(表面層)側からの視認(読み取り)は困難。
【0092】
×・・・僅かに変色するだけまたは全く加工跡が見られず裏面層側からでもドットとしての視認は困難。
【0093】
表1には、レーザビームLBの照射時間を3μsec〜65μsecの間で14段階に変化させたときの、各波長におけるドット形状の評価結果を示している。
【0094】
【表1】
Figure 2004101598
【0095】
表1の評価結果で明らかなように、裏面層62(BPC層58、74)での透過率が9μm帯に比べて高い10、6μmの波長のレーザービームLBを用いることにより、レーザービームLBの照射時間を30μsec〜35μsecとすることにより適正なドット形成することができる。
【0096】
また、裏面層62での透過率が低い9.2μm、9.3μm及び9.6μmの波長のレーザービームLBに対しては、照射時間が5μsec〜25μsecの比較的短い照射時間で、適正なドットの形成が可能である。
【0097】
ここから、裏面層62にレーザービームLBを照射してマーキングパターンMPを形成するときには、裏面層62(主にBPC層58、74)での透過率の低い波長のレーザービームLBを用いることにより、短時間のレーザービームLBの照射で適正なドットを形成することができる。
【0098】
なお、以上説明した本実施の形態は、本発明の構成を限定するものでない。例えば本実施の形態では、感光性フィルムとして、医療用フィルムであるXレイフィルム12を例に説明したが、本発明はこれに限らず、カラー写真フィルムや白黒写真フィルム、リスフィルムなどのPET、PENなどの光透過性の支持体の一方の面に乳剤層を含む表面層が形成された任意の構成の感光性フィルムへのマーキングに適用することができる。
【0099】
また、本実施の形態では、マーキング装置10を例に説明したが、感光性フィルムにマーキングを施す構成はこれに限るものではなく、感光性フィルムへレーザービームを照射してマーキングを施すマーキング手段を備えたものであれば、任意の構成の加工装置を適用することができる。
【0100】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、支持体の一方の面に乳剤層を含む表面層が形成され、他方の面に光の乱反射防止層及び保護層による裏面層が形成された片面タイプの感光性フィルムに、レーザービームLBを照射してドットないしドット配列のマーキングパターンを形成するときに、レーザービームを感光性フィルムの裏面層に照射して、裏面層にドットを形成することにより、表面層を形成している乳剤層に被り等の仕上り品質の低下が生じるのを確実に防止することができるという優れた効果が得られる。
【0101】
また、裏面層に鏡像を形成することにより、感光性フィルムの表面層側では正像として視認することができるので、確実な乳剤層が設けられている表面層の識別が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に適用したマーキング装置の概略構成図である。
【図2】(A)は感光性フィルムとして適用されるウエットフィルムの一例を示す概略構成図であり、(B)は感光性フィルムとして適用されるドライフィルムの一例を示す概略構成図である。
【図3】マーキング装置のプリントロール近傍を示す要部概略斜視図である。
【図4】(A)はマーキング装置によって形成したドットをXレイフィルムの裏面層側から見た概略図、(B)はマーキング装置によって形成したドットをXレイフィルムの表面層側から見た概略図である。
【図5】裏面層を形成するBPC層のレーザービームの波長に対する透過率の変化を示す線図である。
【図6】ドット形状の評価に用いた実験装置の概略構成図である。
【符号の説明】
10  マーキング装置
12  Xレイフィルム(感光性フィルム)
14  ベース層(支持体)
24  プリントロール
32  サクションドラム
36  巻取り制御装置
38  ロータリーエンコーダ
40  レーザー制御装置
42  マーキングヘッド
44  レーザー発振器
46  ビーム偏向器
50  ウエットフィルム(感光性フィルム)
52、66  Em層
56、76  BC層
58、74  BPC層
60  表面層
62  裏面層
64  ドライフィルム(感光性フィルム)

Claims (2)

  1. 支持体の一方の面に乳剤層を含む表面層が形成され、他方の面に乳剤層を透過した光の乱反射を防止する層を含む裏面層が形成された感光性フィルムに、スポット状に集光したレーザービームを照射して、文字や記号をマーキングするレーザーマーキング方法であって、
    前記裏面層に前記レーザービームを照射して、裏面層にドットないしドット配列によるマーキングパターンを形成することを特徴とするレーザーマーキング方法。
  2. 前記裏面層に前記マーキングパターンの鏡像となるドット配列を形成することを特徴とする請求項1に記載のレーザーマーキング方法。
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