JP2004101227A - カーナビゲーション装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】カーナビゲーション装置1は、例えば仮想生物などのキャラクタの複数の態様に対応する複数のイメージ情報のうち、車両の乗車頻度、車両の走行距離、車両の加速度などに応じたイメージ情報を表示装置9に表示する。車両の乗車頻度、車両の走行距離、車両の加速度などが時々刻々と変動することに追従して、キャラクタの態様が時々刻々と変化されて表示されることにより、ユーザに運転する楽しみを与えることができる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、少なくともイメージ情報または音声情報を出力する出力手段を備えたカーナビゲーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のカーナビゲーション装置は、例えば現在位置から目的地までに至る経路案内や、外部から渋滞情報や事故情報を受信して報知するなどの運転を支援する機能を基本的な機能として備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のカーナビゲーション装置は、ユーザに運転する楽しみを与える機能を備えておらず、このような背景から、ユーザに運転する楽しみを与えるカーナビゲーション装置が要望されている。
【0004】
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザに運転する楽しみを与えることができるカーナビゲーション装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載したカーナビゲーション装置によれば、制御手段は、例えば仮想生物などのキャラクタの複数の態様に対応する少なくともイメージ情報または音声情報を含む複数のキャラクタ情報のうち、例えば車両の乗車頻度、車両の走行距離、車両の加速度、ギアチェンジの度合い、アクセルの開度、タイヤ滑りの度合い、ステアリング角度などの車両状態に応じたキャラクタ情報を出力手段から出力させるので、これらの車両状態が時々刻々と変動することに追従して、キャラクタの態様が時々刻々と変化されて出力されることにより、ユーザに運転する楽しみを与えることができる。
【0006】
請求項2に記載したカーナビゲーション装置によれば、制御手段は、キャラクタが正または負の方向に成長した態様を表すキャラクタ情報を出力手段から出力させるので、車両状態が時々刻々と変動することに追従して、キャラクタが正の方向に成長した態様を表すキャラクタ情報が出力されることにより、例えばユーザに満足感を与えることができ、一方、キャラクタが負の方向に成長した態様を表すキャラクタ情報が出力されることにより、例えばユーザに乗車頻度を高めようとする意欲や、安全運転を心掛けようとする意欲を抱かせることができる。
【0007】
請求項3に記載したカーナビゲーション装置によれば、制御手段は、キャラクタの性格や素行が良好または劣悪になった態様を表すキャラクタ情報を出力手段から出力させるので、車両状態が時々刻々と変動することに追従して、キャラクタの性格や素行が良好になった態様を表すキャラクタ情報が出力されることにより、例えばユーザに満足感を与えることができ、一方、キャラクタの性格や素行が劣悪になった態様を表すキャラクタ情報が出力されることにより、例えばユーザに乗車頻度を高めようとする意欲や、安全運転を心掛けようとする意欲を抱かせることができる。
【0008】
請求項4に記載したカーナビゲーション装置によれば、制御手段は、キャラクタが正または負の方向に成長したことに追従して記憶手段に記憶されたキャラクタの成長の過程を出力手段から出力させるので、キャラクタの成長の過程が出力されることによっても、ユーザに運転する楽しみを与えることができる。
【0009】
請求項5に記載したカーナビゲーション装置によれば、制御手段は、キャラクタの性格や素行が良好または劣悪になったことに追従して記憶手段に記憶されたキャラクタの性格や素行の変化を出力手段から出力させるので、キャラクタの性格や素行の変化が出力されることによっても、ユーザに運転する楽しみを与えることができる。
【0010】
請求項6に記載したカーナビゲーション装置によれば、制御手段は、ユーザ選択手段により選択されているユーザに固有のキャラクタ情報を出力手段から出力させるので、例えば家族で1台の車両を共用する場合のように複数のドライバーが1台の車両を共用する場合であっても、例えばドライバーが父親であるときには父親好みのキャラクタ情報が出力され、ドライバーが母親であるときには母親好みのキャラクタ情報が出力され、ドライバーが子であるときには子好みのキャラクタ情報が出力されるなど、ドライバーに固有のキャラクタ情報が出力されることにより、家族の皆に運転する楽しみを与えることができる。
【0011】
請求項7に記載したカーナビゲーション装置によれば、制御手段は、例えば車両の加速度が予め設定されている限界値以上であるなどの車両状態が所定状態であると、警告出力手段から警告を出力させるので、警告が出力されることにより、ユーザに注意を促すことができる。
【0012】
請求項8に記載したカーナビゲーション装置によれば、制御手段は、外部記憶手段から転送されたキャラクタ情報を出力手段から出力させるので、自装置に記憶されているキャラクタ情報のみが出力されるのではなく、外部記憶手段に記憶されているキャラクタ情報もが出力されることにより、出力されるキャラクタ情報のバリエーションを増大させることができ、ユーザに新たな楽しみを与えることができる。
【0013】
請求項9に記載したカーナビゲーション装置によれば、制御手段は、サーバから通信回線を通じて通信手段により受信されたキャラクタ情報を出力手段から出力させるので、自装置に記憶されているキャラクタ情報のみが出力されるのではなく、サーバから受信されたキャラクタ情報もが出力されることにより、この場合も、出力されるキャラクタ情報のバリエーションを増大させることができ、ユーザに新たな楽しみを与えることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例について、図面を参照して説明する。尚、ここでは、キャラクタが例えば仮想生物の「雛」であり、キャラクタ情報がイメージ情報である場合を前提として説明する。
【0015】
まず、図1は、カーナビゲーション装置の全体の電気的な構成を機能ブロック図として示している。カーナビゲーション装置1は、制御回路2(本発明でいう制御手段、記憶手段)、位置検出器3、地図データ入力器4、操作スイッチ群5(本発明でいうユーザ選択手段)、車両データ入出力器6、外部メモリ7(本発明でいう外部記憶手段)、携帯電話機接続装置8、表示装置9(本発明でいう出力手段)、音声出力装置10(本発明でいう警告出力手段)、外部情報入出力装置11、リモコンセンサ12および操作リモコン13(本発明でいうユーザ選択手段)から構成されている。
【0016】
制御回路2は、カーナビゲーション装置1の動作全般を制御する機能を有しており、マイクロコンピュータを主体として構成されている。制御回路2は、CPU、ROM、RAM、I/Oインターフェース、これらを接続するバスなど(いずれも図示せず)を備えている。ROMには、カーナビゲーション装置1がナビゲーション動作を実行するためのナビゲーション実行プログラムが格納されている。また、RAMには、ナビゲーション実行プログラムを実行したときの一時データ、地図データ入力器4から取得した地図データなどに加えて、図2に示すように、仮想生物である「雛」の複数の態様に対応する複数のイメージ情報データが格納可能になっている。尚、図2では、コード番号が大きい程、「雛」が正の方向に成長していくイメージ情報を表すイメージ情報データとなっている。
【0017】
位置検出器3は、地磁気センサ14、ジャイロスコープ15、距離センサ16およびGPS受信機17から構成されており、車両の現在位置を検出する。これら位置検出器3の各構成要素は、それぞれ性質の異なる検出誤差を有しており、制御回路2は、位置検出器3から入力した各信号を互いに補間しながら使用することにより、車両の現在位置、進行方向、車速、走行距離などを高精度で検出(特定)可能になっている。尚、位置検出器3は、要求される検出精度で現在位置を検出可能であれば、全ての構成要素を備える必要はない。また、位置検出器3は、ステアリングホイールの回転センサや各タイヤの回転を検出する車輪センサなどが組合わされて構成されても良い。
【0018】
地図データ入力器4は、DVD−ROMなどの情報記録媒体からなる地図ディスク18から各種データを読取る。この場合、地図ディスク18には、地図データ、位置検出精度向上のためのマップマッチング用データ、建物などの高さデータや形状データを含む各種建造物の目印データ、店・施設名称データベース、電話番号と店・施設との対応を示す電話番号データベース、店・施設などにより提供されるWEBページの情報などの各種データが記録されている。尚、情報記録媒体としては、例えばCD−ROMやメモリカードなどを用いても良い。
【0019】
操作スイッチ群5は、表示装置9の周辺に配置されたメカニカルスイッチや表示装置9のカラー液晶ディスプレイ上に形成されたタッチスイッチなどから構成され、例えば目的地を設定するためや、ドライバーを選択するためなどに用いられる。
【0020】
車両データ入出力器6は、車両側から積算走行距離を表す積算走行距離データや、加速度を表す加速度データなどを入力する。外部メモリ7は、カーナビゲーション装置1に対して着脱可能なフラッシュメモリカードなどにより構成され、例えば制御回路2による経路計算処理により得られた目的地までの誘導経路データなどを記憶する。尚、外部メモリ7の機能を制御回路2内の記憶要素(RAMなど)により実現することも可能であり、この場合は、外部メモリ7を必要に応じて設ければ良い。また、外部メモリ7も、上記した仮想生物である「雛」の複数の態様に対応する複数のイメージ情報データを記憶可能になっている。
【0021】
携帯電話機接続装置8は、携帯電話機19(本発明でいう通信手段)を接続可能に構成されている。携帯電話機19は、サーバ20に例えばダイヤルアップ接続することにより、サーバ20との間で通信回線を通じて通信可能となっており、サーバ20に記憶されている仮想生物である「雛」の複数の態様に対応する複数のイメージ情報データを通信回線を通じて受信(ダウンロード)可能となっている。
【0022】
表示装置9は、例えばカラー液晶ディスプレイから構成されており、車両の運転席近傍に設置される。表示装置9は、道路地図を表示すると共に、その表示に重合わせて車両の現在位置や進行方向を示すポインタなどをも表示し、また、目的地までの経路計算結果に基づいた経路案内を実行するときには、進むべき誘導経路を道路地図に重合わせて表示する。尚、表示装置9は、有機EL、プラズマディスプレイなどから構成されていても良い。
【0023】
音声出力装置10は、経路案内や警告のための音声メッセージなどを出力する。外部情報入出力装置11は、外部からVICS情報を受信して制御回路2に出力する。リモコンセンサ12は、操作リモコン13からの操作信号を電波により受信して制御回路2に出力する。尚、操作リモコン13も、操作スイッチ群5と同様にして、例えば目的地を設定するためや、ドライバーを選択するためなどに用いられる。
【0024】
上記した構成において、制御回路2は、基本機能として、ユーザが操作スイッチ群5または操作リモコン13を操作して目的地を設定すると、現在位置から目的地までの誘導経路データを計算する経路計算機能、その誘導経路データにより示される経路を地図画面上に表示したり音声により案内する経路案内機能、現在位置を地図上に位置付けるマップマッチング機能などを備えている。また、制御回路2は、目的地を入力する際には、店・施設名称データベースの索引や電話番号データベースの索引を表示装置9に表示させ、その索引の中から目的地を選択可能になっている。
【0025】
次に、上記した構成の作用について、図3ないし図6を参照して説明する。尚、ここでは、カーナビゲーション装置1は、イグニッションスイッチに接続されており、イグニッションスイッチがオンであるときに起動すると共に、イグニッションスイッチがオフであるときに停止することを前提として説明する。
【0026】
制御回路2は、イグニッションスイッチがオンされたことに応じてカーナビゲーション装置1が起動すると、前回に起動した起動時刻からの経過時間を計算し(ステップS1)、次回に起動するときの経過時間を計算するために必要となる今回に起動した起動時刻を記憶する(ステップS2)。そして、制御回路2は、前回に起動した起動時刻からの経過時間と、予め設定されている所定時間とを比較する(ステップS3)。この所定時間は、固定値であっても良いし、例えばユーザの操作により任意に変更可能な可変値であっても良い。
【0027】
さて、制御回路2は、前回に起動した起動時刻からの経過時間が所定時間未満であることを検出すると(ステップS3にて「YES」)、前回の停止する直前に表示装置9に表示させたイメージ情報のコード番号よりも1つ上位のコード番号のイメージ情報データ、つまり、仮想生物である「雛」が正の方向に成長した態様を表すイメージ情報データを読出し、その読出したイメージ情報データのイメージ情報を表示装置9に表示させる(ステップS4)。つまり、この場合は、「雛」が正の方向に成長した態様を表すイメージ情報が表示装置9に表示されることになる。
【0028】
具体的に説明すると、制御回路2は、図4(a)に示すように、前回の停止する直前に例えばコード番号「06」のイメージ情報データのイメージ情報を表示装置9に表示させていたと仮定すると、図4(b)に示すように、コード番号「06」よりも1つ上位のコード番号「07」のイメージ情報データのイメージ情報を表示装置9に表示させる。このようにして、乗車頻度が相対的に大きいときには、「雛」が正の方向に成長した態様を表示することにより、ユーザに満足感を与えることができる。
【0029】
尚、図4では、ウインドウ方式の表示形態により本来のナビゲーションに関する情報の表示を妨げないように「雛」のイメージ情報を表示装置9の表示領域の一部(例えば右上側)に表示しているが、本来のナビゲーションに関する情報の表示に支障がなければ、「雛」のイメージ情報を表示装置9の表示領域の全体にわたって表示しても良い。
【0030】
これに対して、制御回路2は、前回に起動した起動時刻からの経過時間が所定時間以上であることを検出すると(ステップS3にて「NO」)、前回の停止する直前に表示装置9に表示させたイメージ情報のコード番号よりも1つ下位のコード番号のイメージ情報データ、つまり、仮想生物である「雛」が負の方向に成長した態様を表すイメージ情報データを読出し、その読出したイメージ情報データのイメージ情報を表示装置9に表示させる(ステップS5)。つまり、この場合は、「雛」が負の方向に成長した態様を表すイメージ情報が表示装置9に表示されることになる。
【0031】
具体的に説明すると、制御回路2は、図5(a)に示すように、前回の停止する直前に例えばコード番号「06」のイメージ情報データのイメージ情報を表示装置9に表示させていたと仮定すると、図5(b)に示すように、コード番号「06」よりも1つ下位のコード番号「05」のイメージ情報データのイメージ情報を表示装置9に表示させる。このようにして、乗車頻度が相対的に小さいときには、「雛」が負の方向に成長する態様を表示することにより、ユーザに乗車頻度を高めようとする意欲を抱かせることができる。
尚、図5でも、本来のナビゲーションに関する情報の表示に支障がなければ、「雛」のイメージ情報を表示装置9の表示領域の全体にわたって表示しても良い。
【0032】
次いで、制御回路2は、イグニッションスイッチがオフされることに応じてカーナビゲーション装置1が停止するまで(ステップS6)、車両から車両データ入出力器6に入力された積算走行距離データに基づいて積算走行距離が予め設定されている所定距離に到達したか否かを監視すると共に(ステップS7)、車両から車両データ入出力器6に入力された加速度データに基づいて加速度が与えられたか否かを監視する(ステップS8)。この所定距離も、上記した所定時間と同様にして、固定値であっても良いし、例えばユーザの操作により任意に変更可能な可変値であっても良い。
【0033】
さて、制御回路2は、積算走行距離が予め設定されている所定距離に到達したことを検出すると(ステップS7にて「YES」)、この場合も、その時点で表示させているイメージ情報のコード番号よりも1つ上位のコード番号のイメージ情報データを読出し、その読出したイメージ情報データのイメージ情報を表示装置9に表示させる(ステップS9)。つまり、この場合も、「雛」が正の方向に成長した態様を表すイメージ情報が表示装置9に表示されることになり、ユーザに満足感を与えることができる。
【0034】
また、制御回路2は、加速度が与えられたことを検出すると(ステップS8にて「YES」)、与えられた加速度が予め設定されている所定値以上であるか否かを判定する(ステップS10)。そして、制御回路2は、与えられた加速度が予め設定されている所定値以上であることを検出すると(ステップS10にて「YES」)、この場合も、その時点で表示させているイメージ情報のコード番号よりも1つ下位のコード番号のイメージ情報データを読出し、その読出したイメージ情報データのイメージ情報を表示装置9に表示させる(ステップS11)。つまり、この場合も、「雛」が負の方向に成長した態様を表すイメージ情報が表示装置9に表示されることになり、この場合は、ユーザに安全運転を心掛けようとする意欲を抱かせることができる。
【0035】
次いで、制御回路2は、与えられた加速度が上記した所定値よりも大きな予め設定されている限界値以上であるか否かを判定する(ステップS12)。そして、制御回路2は、与えられた加速度が予め設定されている限界値以上であることを検出すると(ステップS12にて「YES」)、この場合は、例えば「運転が荒くなっています。安全運転を心掛けましょう。」という音声メッセージを警告として音声出力装置10から出力させる(ステップS13)。尚、この場合、制御回路2は、音声メッセージを音声出力装置10から出力させると共に、図6に示すように、例えば「運転が荒くなっています。安全運転を心掛けましょう。」という表示メッセージを警告として表示装置9に表示させても良い。
【0036】
ところで、上記した構成において、キャラクタや表示メッセージが表示装置9に表示される時間は、例えば表示時間を管理する表示タイマの設定時間により決定される構成となっている。これにより、ユーザは、表示タイマの設定時間を短く設定することにより、キャラクタが正または負の方向に成長した態様を一時的にのみ表示させることができ、一方、表示タイマの設定時間を長く設定することにより、キャラクタが正または負の方向に成長した態様を長い時間にわたって表示させることができる。
【0037】
また、キャラクタが正または負の方向に成長した態様を表すイメージ情報を表示装置9に表示させる構成に限らず、キャラクタが正または負の方向に成長した態様を表す音声情報を音声出力装置10から出力させるように構成することもできる。
【0038】
また、車両の乗車頻度、車両の走行距離および車両の加速度に応じてキャラクタが正または負の方向に成長した態様を表示させる構成に限らず、ギアチェンジの度合い、アクセルの開度、タイヤ滑りの度合い、ステアリング角度などに応じてキャラクタが正または負の方向に成長した態様を表示させることもできる。
【0039】
また、キャラクタが正または負の方向に成長した態様を表すイメージ情報を表示させる構成に限らず、キャラクタの性格や素行が良好または劣悪になった態様を表すイメージ情報を表示させるように構成することもできる。
【0040】
また、キャラクタの成長の過程やキャラクタの性格や素行の変化を記憶させておくことにより、任意のときに、キャラクタの成長の過程やキャラクタの性格や素行の変化を表示させても良く、これにより、ユーザは、キャラクタの成長の過程やキャラクタの性格や素行の変化を見て楽しむことができる。
【0041】
また、ドライバー毎に固有のイメージ画像データを登録しておくことにより、例えば家族で1台の車両を共用する場合のように複数のドライバーが1台の車両を共用する場合であっても、例えばドライバーが父親であるときには父親好みのイメージ情報を表示させ、ドライバーが母親であるときには母親好みのイメージ情報を表示させ、ドライバーが子であるときには子好みのイメージ情報を表示させることもできる。
【0042】
また、外部メモリ7から転送されたキャラクタのイメージ情報データのイメージ情報を表示装置9に表示させたりすることもできる。さらに、携帯電話機19をサーバ20に接続させることにより、サーバ20からキャラクタのイメージ情報データを通信回線を通じて受信させ、その受信されたイメージ情報データのイメージ情報を表示装置9に表示させたりすることもできる。
【0043】
以上に説明したように本実施例によれば、カーナビゲーション装置1において、例えば仮想生物などのキャラクタの複数の態様に対応する複数のイメージ情報のうち、車両の乗車頻度、車両の走行距離、車両の加速度に応じたイメージ情報を表示装置9に表示するように構成したので、車両の乗車頻度、車両の走行距離、車両の加速度が時々刻々と変動することに追従して、キャラクタの態様が時々刻々と変化されて表示されることにより、ユーザに運転する楽しみを与えることができる。
【0044】
この場合、車両の乗車頻度が所定頻度以上であったり、車両の走行距離が所定距離に到達したりすると、キャラクタが正の方向に成長した態様を表すイメージ情報を表示するように構成したので、ユーザに満足感を与えることができ、一方、車両の乗車頻度が所定頻度未満であったり、車両の加速度が所定値以上であったりすると、キャラクタが負の方向に成長した態様を表すイメージ情報を表示するように構成したので、ユーザに乗車頻度を高めようとする意欲や、安全運転を心掛けようとする意欲を抱かせることができる。
【0045】
また、車両の加速度が所定値よりも大きな限界値以上であると、音声メッセージを警告として音声出力装置10から出力したり、表示メッセージを警告として表示装置9に表示したりするように構成したので、ユーザに注意を促すことができる。
【0046】
さらに、外部メモリ7から転送されたイメージ情報データのイメージ情報を表示したり、サーバ20から通信回線を通じて通信されたイメージ情報データのイメージ情報を表示したりするように構成したので、表示されるイメージ情報のバリエーションを増大させることができ、ユーザに新たな楽しみを与えることができる。
【0047】
本発明は、上記した実施例にのみ限定されるものではなく、以下のように変形または拡張することができる。
キャラクタは、仮想生物に限らず、例えばロボットなどであっても良い。
イメージ情報データの数を増大することにより、キャラクタが正の方向に成長していく過程や負の方向に成長していく過程をより詳細に表示する構成であっても良い。
【0048】
積算距離が所定距離に到達したときに限らず、単位時間あたりの走行距離が所定距離に到達したときにも、キャラクタが正の方向に成長した態様を表すイメージ情報を表示する構成であっても良い。また、単位時間あたりの走行距離が所定距離に到達しないときに、キャラクタが負の方向に成長した態様を表すイメージ情報を表示する構成であっても良い。
特定の機能が使用されたときや、操作スイッチ群や操作リモコンにおける操作回数が所定回数に到達したときに、キャラクタが正の方向に成長した態様を表すイメージ情報を表示する構成であっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す機能ブロック図
【図2】イメージ情報データの一例を示す図
【図3】フローチャート
【図4】表示の一例を示す図
【図5】図4相当図
【図6】図4相当図
【符号の説明】
図面中、1はカーナビゲーション装置、2は制御回路(制御手段、記憶手段)、5は操作スイッチ群(ユーザ選択手段)、7は外部メモリ(外部記憶手段)、9は表示装置(出力手段)、10は音声出力装置(警告出力手段)、13は操作リモコン(ユーザ選択手段)、19は携帯電話機(通信手段)、20はサーバである。
Claims (9)
- 少なくともイメージ情報または音声情報を出力する出力手段を備えたカーナビゲーション装置であって、
キャラクタの複数の態様に対応する少なくともイメージ情報または音声情報を含む複数のキャラクタ情報のうち、車両状態に応じたキャラクタ情報を前記出力手段から出力させる制御手段を備えたことを特徴とするカーナビゲーション装置。 - 請求項1に記載したカーナビゲーション装置において、
前記制御手段は、キャラクタが正または負の方向に成長した態様を表すキャラクタ情報を前記出力手段から出力させることを特徴とするカーナビゲーション装置。 - 請求項1に記載したカーナビゲーション装置において、
前記制御手段は、キャラクタの性格や素行が良好または劣悪になった態様を表すキャラクタ情報を前記出力手段から出力させることを特徴とするカーナビゲーション装置。 - 請求項2に記載したカーナビゲーション装置において、
キャラクタが正または負の方向に成長したことに追従して、キャラクタの成長の過程を記憶する記憶手段を備え、
前記制御手段は、前記記憶手段に記憶されているキャラクタの成長の過程を前記出力手段から出力させることを特徴とするカーナビゲーション装置。 - 請求項3に記載したカーナビゲーション装置において、
キャラクタの性格や素行が良好または劣悪になったことに追従して、キャラクタの性格や素行の変化を記憶する記憶手段を備え、
前記制御手段は、前記記憶手段に記憶されているキャラクタの性格や素行の変化を前記出力手段から出力させることを特徴とするカーナビゲーション装置。 - 請求項1ないし5のいずれかに記載したカーナビゲーション装置において、
ユーザを選択するユーザ選択手段を備え、
前記制御手段は、前記ユーザ選択手段により選択されているユーザに固有のキャラクタ情報を前記出力手段から出力させることを特徴とするカーナビゲーション装置。 - 請求項1ないし6のいずれかに記載したカーナビゲーション装置において、
警告を出力する警告出力手段を備え、
前記制御手段は、車両状態が所定状態であるときに、前記警告出力手段から警告を出力させることを特徴とするカーナビゲーション装置。 - 請求項1ないし7のいずれかに記載したカーナビゲーション装置において、
キャラクタの複数の態様に対応する複数のキャラクタ情報を記憶する外部記憶手段を備え、
前記制御手段は、前記外部記憶手段から転送されたキャラクタ情報を前記出力手段から出力させることを特徴とするカーナビゲーション装置。 - 請求項1ないし7のいずれかに記載したカーナビゲーション装置において、
サーバから当該サーバに記憶されているキャラクタの複数の態様に対応する複数のキャラクタ情報を通信回線を通じて受信可能な通信手段を備え、
前記制御手段は、前記サーバから前記通信回線を通じて前記通信手段により受信されたキャラクタ情報を前記出力手段から出力させることを特徴とするカーナビゲーション装置。
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