JP2008204017A - 車両用方向指示器の適正操作判断装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 運転者による方向指示器の操作が不適正であった場合に車両の右/左折後に注意を促すことにより、運転者が方向指示器の適正な操作を身につけて交通マナーと安全意識の向上を図ることができる車両用方向指示器の適正操作判断装置の提供。
【解決手段】 車両の右/左折後に方向指示器の操作の不適正/適正を判定し、不適正と判定した場合には運転者に注意を促すようにした。
【選択図】 図1
【解決手段】 車両の右/左折後に方向指示器の操作の不適正/適正を判定し、不適正と判定した場合には運転者に注意を促すようにした。
【選択図】 図1
Description
本発明は、車両用方向指示器の適正操作判断装置に関する。
従来、車両が交差点の手前に接近した際に、車両の右/左折を判定して方向指示器を自動的に点灯させる技術や、方向指示器の操作を運転者に促すようにした技術が公知になっている(特許文献1、2参照)。
特開2001−18708号公報
特開2003−194566号公報
しかしながら、従来の前者の発明にあっては、交差点には直進、右/左折が不明確な場所が存在するため、全ての交差点において方向指示器の点灯/消灯、右/左折を判断して自動的に行うことは実際上困難であり、採用には至っていない。
加えて、方向指示器の点灯を自動的に行う装置を搭載した車両を利用する運転者が、この装置を搭載していない車両を運転した際には、方向指示器の点灯の適正な操作方法や操作義務を忘れる虞がある。
一方、後者の発明にあっては、ナビゲーション装置に目的地までのルートが設定されていない場合や、車両がこのルートを外れて走行した場合には、装置が機能しないという問題点があった。
加えて、方向指示器の点灯を自動的に行う装置を搭載した車両を利用する運転者が、この装置を搭載していない車両を運転した際には、方向指示器の点灯の適正な操作方法や操作義務を忘れる虞がある。
一方、後者の発明にあっては、ナビゲーション装置に目的地までのルートが設定されていない場合や、車両がこのルートを外れて走行した場合には、装置が機能しないという問題点があった。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、運転者による方向指示器の操作が不適正であった場合に車両の右/左折後に注意を促すことにより、運転者が方向指示器の適正な操作を身につけて交通マナーと安全意識の向上を図ることができる車両用方向指示器の適正操作判断装置を提供することである。
本発明の請求項1記載の発明では、車両の右/左折後に方向指示器の操作の不適正/適正を判定し、不適正と判定した場合には運転者に注意を促すようにしたことを特徴とする。
また、請求項2記載の発明では、少なくとも地図上の車両位置と車両方向を含む車両情報を検知するナビゲーション装置と、方向指示器の点灯/消灯を検知する方向指示器検知手段と、前記ナビゲーション装置と連携して車両の右/左折を検知する右/左折検知手段と、前記方向指示器検知手段により方向指示器の点灯を検知した際の第1車両位置と、前記右/左折検知手段により車両の右/左折を検知した際の第2車両位置との距離を算出する距離算出手段と、前記距離算出手段で算出された値によって、方向指示器の点灯の適正/不適正を判定する判定手段と、前記判定手段で、方向指示器の点灯が不適正であると判断された場合に、不適正内容を運転者に通知して注意を促す通知手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の請求項1記載の発明にあっては、車両の右/左折後に方向指示器の操作の不適正/適正を判定し、不適正と判定した場合には運転者に注意を促すようにしたため、運転者が方向指示器の適正な操作を身につけて交通マナーと安全意識の向上を図ることができる。
また、請求項2記載の発明にあっては、少なくとも地図上の車両位置と車両方向を含む車両情報を検知するナビゲーション装置と、方向指示器の点灯/消灯を検知する方向指示器検知手段と、前記ナビゲーション装置と連携して車両の右/左折を検知する右/左折検知手段と、前記方向指示器検知手段により方向指示器の点灯を検知した際の第1車両位置と、前記右/左折検知手段により車両の右/左折を検知した際の第2車両位置との距離を算出する距離算出手段と、前記距離算出手段で算出された値によって、方向指示器の点灯の適正/不適正を判定する判定手段と、前記判定手段で、方向指示器の点灯が不適正であると判断された場合に、不適正内容を運転者に通知して注意を促す通知手段と、を備えるため、簡便な構成でもって、運転者による方向指示器の操作が不適正であった場合に車両の右/左折後に注意を促すことができ、運転者が方向指示器の適正な操作を身につけて交通マナーと安全意識の向上を図ることができる。
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
以下、実施例1を説明する。
図1は本発明の実施例1の車両用方向指示器の適正操作判断装置のシステム構成図、図2〜4は本実施例1の車両用方向指示器の適正操作判断装置の処理を説明するフローチャート、図5は本実施例1の作用を説明する図である。
図1は本発明の実施例1の車両用方向指示器の適正操作判断装置のシステム構成図、図2〜4は本実施例1の車両用方向指示器の適正操作判断装置の処理を説明するフローチャート、図5は本実施例1の作用を説明する図である。
先ず、全体構成を説明する。
図1に示すように、本実施例1の車両用方向指示器の適正操作判断装置では、演算・制御回路1(請求項の判定手段に相当)と、ナビゲーション装置2と、右/左折信号センサ3(演算・制御回路1と共に請求項の方向指示器検知手段に相当)と、操舵角センサ4(演算・制御回路1、ナビゲーション装置2と共に請求項の右/左折検知手段に相当)と、スピーカ5(請求項の通知手段に相当)と、データ記憶装置6(請求項の記憶手段に相当)が備えられている。
図1に示すように、本実施例1の車両用方向指示器の適正操作判断装置では、演算・制御回路1(請求項の判定手段に相当)と、ナビゲーション装置2と、右/左折信号センサ3(演算・制御回路1と共に請求項の方向指示器検知手段に相当)と、操舵角センサ4(演算・制御回路1、ナビゲーション装置2と共に請求項の右/左折検知手段に相当)と、スピーカ5(請求項の通知手段に相当)と、データ記憶装置6(請求項の記憶手段に相当)が備えられている。
演算・制御回路1は、ナビゲーション装置2、右/左折信号センサ3、操舵角センサ4、スピーカ5、及びデータ記憶装置6との間で入出力演算制御を行う他、12Vの車両バッテリから電源が供給され、エンジンの始動・停止とリンクして起動・停止する。
また、演算・制御回路1には、車輪回転数に基づく周波数(例えば8パルス/車両1回転)で表される車速信号を電圧に変換したものが車速として入力されると共に、後述する車両の移動距離をこの車速信号を利用して測定するのに用いられるカウンタが備えられている。
さらに、演算・制御回路1には、時計が内蔵されている。
さらに、演算・制御回路1には、時計が内蔵されている。
ナビゲーション装置2は、GPS衛星から送信された電波をGPSアンテナで受信して増幅し、この受信したデータに基づいてGPS受信機が地図上の車両位置や車両方向を車両情報として演算・制御回路1に出力する一方、演算・制御回路1はこの車両情報を地図と共に表示器の画面上に表示するようになっている。
また、ナビゲーション装置2には、運転者により目的地が設定された場合に目的地までのルートを表示器の画面上に表示して案内する所謂ナビゲーション機能が備えられている。
右/左折信号センサ3は、方向指示器の右/左折、点灯/消灯の状態を演算・制御回路1に出力するようになっている。
操舵角センサ4は、ステアリングの操舵角を検知して演算・制御回路1に出力するようになっている。
スピーカ5は、演算・制御回路1の命令に応じて後述する不適正内容を音声で運転者に通知するようになっている。
データ記憶装置6は、後述する不適正内容の履歴を記録媒体に書き込むようになっている。
また、書き込まれた履歴は演算・制御回路1に入力され、表示器の画面上に出力して閲覧できるようになっている。
なお、履歴を適宜のタイミングで所定の場所へ送信するようにしても良い。
また、書き込まれた履歴は演算・制御回路1に入力され、表示器の画面上に出力して閲覧できるようになっている。
なお、履歴を適宜のタイミングで所定の場所へ送信するようにしても良い。
ジャイロセンサは、GPSアンテナがGPS衛星から送信された電波を受信できない場合に既にある車両位置及び車両方向等の車両情報に基づき、センサから出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換して演算・制御回路1に出力するようになっており、所謂慣性航法により自車位置を知ることができるものである。
次に、作用を説明する。
このように構成された車両用方向指示器の適正操作判断装置では、演算・制御回路1が図2〜4のフローチャートに基づいて処理を行う。
このように構成された車両用方向指示器の適正操作判断装置では、演算・制御回路1が図2〜4のフローチャートに基づいて処理を行う。
先ず、エンジンの始動と共に車両用方向指示器の適正操作判断装置の初期設定処理を行う。
図2に示すように、先ず、ステップS1では、車両位置及び車両方向等の車両情報を取得しているかどうかを判定し、取得している場合には初期設定を終了する。
図2に示すように、先ず、ステップS1では、車両位置及び車両方向等の車両情報を取得しているかどうかを判定し、取得している場合には初期設定を終了する。
一方、ステップS1において、車両情報を取得していない場合にはステップS2に移行して車両情報を取得した後、初期設定を終了する。
次に、図3に示すように、ステップS3では、カーナビゲーション装置2により車両の前方に交差点を検知し、続いてステップS4において、右/左折信号センサ3により方向指示器が点灯したどうかを判定し、点灯した場合にはステップS5に移行してカウンタで時間の計測を開始すると同時に車速のセンシングを開始して、これら両者から方向指示器を点灯させた地点(請求項の第1車両位置に相当)からの移動距離Yの計測を開始した後、ステップS6に移行する。
一方、ステップS4において、方向指示器が点灯していない場合にはステップS6に移行する。
ステップS6では、操舵角センサ4により操舵角が発生したかどうかを判定し、発生した場合にはステップS7に移行して移動距離Yの計測を終了した後、ステップS8に移行する。
この際、操舵角センサ4により操舵角が発生した地点(請求項の第2車両位置に相当)を交差点と見なし、移動距離Yによって運転者が方向指示器を操作した地点と交差点との距離が判明する。
この際、操舵角センサ4により操舵角が発生した地点(請求項の第2車両位置に相当)を交差点と見なし、移動距離Yによって運転者が方向指示器を操作した地点と交差点との距離が判明する。
一方、ステップS6において、操舵角が発生しない場合には、ステップS3に戻る。
ステップS8では、ステップS4において右/左折信号センサ3により方向指示器が点灯したどうかを判定し、点灯している場合にはステップS9に移行し、点灯していない場合には後述するステップS21に移行する。
なお、ステップS4において右/左折信号センサ3により方向指示器が点灯したかどうかを判定する方法としてはカウンタの起動・停止や移動距離Yの値を参照するようにする。
なお、ステップS4において右/左折信号センサ3により方向指示器が点灯したかどうかを判定する方法としてはカウンタの起動・停止や移動距離Yの値を参照するようにする。
ステップS9では、所定距離X≦移動距離Y≦所定距離Zを満たすかどうかを判定し、満たす場合には、ステップS10に移行して方向指示器の操作が適正と判定して処理を終了する。
なお、所定距離X、所定距離Zの値は適宜設定でき、例えば30m前後の値が適当であるが、一般道路や高速道路等の道路状況や車両走行状態等に応じて変化させるようにしても良い。
また、所定距離X=所定距離Zとすることもできるが、この場合、ステップS9→ステップS10へ移行する割合が少なくなる虞があるため、これら両者の値に差を持たせる方が良い。
なお、所定距離X、所定距離Zの値は適宜設定でき、例えば30m前後の値が適当であるが、一般道路や高速道路等の道路状況や車両走行状態等に応じて変化させるようにしても良い。
また、所定距離X=所定距離Zとすることもできるが、この場合、ステップS9→ステップS10へ移行する割合が少なくなる虞があるため、これら両者の値に差を持たせる方が良い。
一方、ステップS9において、所定距離X≦移動距離Y≦所定距離Zを満たさない場合には、ステップS11に移行して操舵角センサ4によりステアリングが中立状態かどうかを判定し、中立状態である場合にはステップS12に移行する。
また、ステップS11において、ステアリングが中立状態でない間は中立状態となるまでステップS11を繰り返す。
この際、ステアリングが中立状態となることで車両が右/左折して別路線に移行したと見なされる。
この際、ステアリングが中立状態となることで車両が右/左折して別路線に移行したと見なされる。
ステップS12では、ナビゲーション装置2により車両の方向変化があったかどうかを判定し、車両の方向変化があった場合にはステップS13に移行して方向指示器の操作が不適正と判定してステップS14に移行する。
この際、ステップS11の処理に加え、ナビゲーション装置2により車両の方向変化を確認することで車両が右/左折して別路線に確実に移行したと見なされる。
この際、ステップS11の処理に加え、ナビゲーション装置2により車両の方向変化を確認することで車両が右/左折して別路線に確実に移行したと見なされる。
一方、ステップS12において、車両の方向変化がなかった場合には、ステップS3に戻る。
ステップS14では、不適正内容の履歴をデータ記憶装置6に記憶させた後、ステップS15に移行する。
なお、この履歴には、「方向指示器の操作遅れ」等の不適正理由、車両位置(交差点の名称)、時刻、不適正回数等が含まれる。
なお、この履歴には、「方向指示器の操作遅れ」等の不適正理由、車両位置(交差点の名称)、時刻、不適正回数等が含まれる。
ステップS15では、スピーカ5により不適正内容を音声で出力して運転者に注意を促す。
この際、スピーカ5で出力する音声の一例としては「右/左折の合図はもう少し早めに出しましょう」や「交差点の30m手前から方向指示器を出してください」等が適当である。
この際、スピーカ5で出力する音声の一例としては「右/左折の合図はもう少し早めに出しましょう」や「交差点の30m手前から方向指示器を出してください」等が適当である。
また、ステップS21では、操舵角センサ4によりステアリングが中立状態かどうかを判定し、中立状態である場合にはステップS22に移行する。
一方、ステップS21においてステアリングが中立状態でない間は中立状態となるまでステップS21を繰り返す。
この際、ステアリングが中立状態となることで車両が右/左折して別路線に移行したと見なされる。
この際、ステアリングが中立状態となることで車両が右/左折して別路線に移行したと見なされる。
ステップS22では、ナビゲーション装置2により車両の方向変化があったかどうかを判定し、車両の方向変化があった場合にはステップS23に移行して方向指示器の操作が不適正と判定してステップS24に移行する。
この際、ステップS21の処理に加え、ナビゲーション装置2により車両の方向変化を確認することで車両が右/左折して別路線に確実に移行したと見なされる。
この際、ステップS21の処理に加え、ナビゲーション装置2により車両の方向変化を確認することで車両が右/左折して別路線に確実に移行したと見なされる。
一方、ステップS22において、車両の方向変化がなかった場合には、ステップS3に戻る。
ステップS24では、不適正内容の履歴をデータ記憶装置6に記憶させた後、ステップS25に移行する。
なお、この履歴には、「方向指示器の操作忘れ」等の不適正理由、車両位置(交差点の名称)、時刻、不適正回数等が含まれる。
なお、この履歴には、「方向指示器の操作忘れ」等の不適正理由、車両位置(交差点の名称)、時刻、不適正回数等が含まれる。
ステップS25では、スピーカ5により不適正内容を音声で出力して運転者に注意を促す。
この際、スピーカ5で出力する音声の一例としては「右/左折の際の合図が出されていません」や「交差点の30m手前から方向指示器を出してください」等が適当である。
この際、スピーカ5で出力する音声の一例としては「右/左折の際の合図が出されていません」や「交差点の30m手前から方向指示器を出してください」等が適当である。
次に、作用を説明する。
このように構成された本実施例1の車両用方向指示器の適正操作判断装置を用いると、例えば、図5に示すように、運転者が交差点の手前の車両位置A1で方向指示器を操作して点灯し、車両位置A2でステアリングを操舵した後、車両が右折して車両位置A3となった際には、車両位置A1から車両位置A2までの移動距離Yについて、所定距離X≦移動距離Y≦所定距離Zを満たすかどうかを判定し、満たさない場合には、方向指示器の操作が不適正と判定してその内容をスピーカ5で運転者に通知して注意を促すこととなる。
このように構成された本実施例1の車両用方向指示器の適正操作判断装置を用いると、例えば、図5に示すように、運転者が交差点の手前の車両位置A1で方向指示器を操作して点灯し、車両位置A2でステアリングを操舵した後、車両が右折して車両位置A3となった際には、車両位置A1から車両位置A2までの移動距離Yについて、所定距離X≦移動距離Y≦所定距離Zを満たすかどうかを判定し、満たさない場合には、方向指示器の操作が不適正と判定してその内容をスピーカ5で運転者に通知して注意を促すこととなる。
また、方向指示器の操作が行われなかった場合にも、不適正と判定してその内容をスピーカ5で運転者に通知して注意を促すこととなる。
従って、本実施例1では、車両の右/左折後に方向指示器の操作の不適正/適正を判定し、不適正と判定した場合には運転者に注意を促すことができ、これにより、運転者が方向指示器の適正な操作を身につけて交通マナーと安全意識の向上を図ることができる。
また、本実施例1では、ナビゲーション装置2による車両情報と舵角センサによる右折/左折情報が一致しない場合(ステップS11→ステップS12→ステップS3、ステップS21→ステップS22→ステップS3)には、不適正内容の通知を行わないようになっており、車両が右/左折して別路線に移行したことを確実に確認でき、信頼性を高めることができる。
なお、本実施例1では、演算・制御回路1を距離算出手段とし、車速とカウンタを用いて第1車両位置A1から第2車両位置A2までの移動距離Yを算出したが、第1車両位置A1と第2車両位置A2との距離の算出方法は方向指示器の操作が行われた地点をナビゲーション装置2により特定して交差点との距離を算出したり、ナビゲーション装置2により車両位置と前方の交差点との距離を常に算出する等、これら以外にも適宜採用でき、本実施例1に限定されるものではない。
次に、効果を説明する。
以上、説明したように、本実施例1の車両用方向指示器の適正操作判断装置にあっては、車両の右/左折後に方向指示器の操作の不適正/適正を判定し、不適正と判定した場合には運転者に注意を促すようにしたため、運転者が方向指示器の適正な操作を身につけて交通マナーと安全意識の向上を図ることができる。
以上、説明したように、本実施例1の車両用方向指示器の適正操作判断装置にあっては、車両の右/左折後に方向指示器の操作の不適正/適正を判定し、不適正と判定した場合には運転者に注意を促すようにしたため、運転者が方向指示器の適正な操作を身につけて交通マナーと安全意識の向上を図ることができる。
また、演算・制御回路1は、車両の右/左折を検知した際に、右左折信号センサ3が方向指示器の点灯を検知しない場合には、不適正と判定するため、運転者が方向指示器を操作しなかった際に注意を促すことができる。
また、スピーカ5が不適正内容を通知すると共に、その履歴を記憶するデータ記憶装置6を備えるため、運転者の方向指示器における操作の適正度を確認でき、安全運転を励行する効果を期待できる。
また、履歴には少なくとも通知手段が不適正内容を通知した回数、車両位置、時刻を含むため、方向指示器の操作の不適正内容の詳細を確認でき、安全運転を励行する効果を期待できる。
また、スピーカ5は、操舵角センサ4による右/左折情報とナビゲーション装置2による車両情報が一致しない場合には、不適正内容の通知を行わないため、車両の右/左折の判定精度を高くすることができる上、通知が誤って行われるのを防止できる。
以上、本実施例を説明してきたが、本発明は上述の実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、図6に示すように、車両が右/左折を連続して走行し、車両の右/左折情報により距離Lが非常に短いと判断された場合には、通知手段による通知を行わないようにすることは当然考えられ、この他にも通知を行わないようにする条件を本発明に付与したものは全て本発明の範疇となる。
例えば、図6に示すように、車両が右/左折を連続して走行し、車両の右/左折情報により距離Lが非常に短いと判断された場合には、通知手段による通知を行わないようにすることは当然考えられ、この他にも通知を行わないようにする条件を本発明に付与したものは全て本発明の範疇となる。
また、方向指示器の右/左折の点灯と車両の右/左折の方向が一致しない場合、即ち運転者が方向指示器を操作ミスした場合にも、その旨の通知を行うようにすることは当然考えられる。
また、本実施例1では、通知手段はスピーカ5で音声を出力することとしたが、ナビゲーション装置2以外の表示装置等を用いた視覚的な通知、あるいはバイブレーション装置等を用いた体感的な通知を行うようにしても良い。
さらに、本発明の装置はナビゲーション装置2のナビゲーション機能の作動中/停止中に関わらず、動作させることができることはいうまでもない。
1 演算・制御回路
2 ナビゲーション装置
3 右/左折信号センサ
4 操舵角センサ
5 スピーカ
6 データ記憶装置
2 ナビゲーション装置
3 右/左折信号センサ
4 操舵角センサ
5 スピーカ
6 データ記憶装置
Claims (6)
- 車両の右/左折後に方向指示器の操作の不適正/適正を判定し、不適正と判定した場合には運転者に注意を促すようにしたことを特徴とする車両用方向指示器の適正操作判断装置。
- 少なくとも地図上の車両位置と車両方向を含む車両情報を検知するナビゲーション装置と、
方向指示器の点灯/消灯を検知する方向指示器検知手段と、
前記ナビゲーション装置と連携して車両の右/左折を検知する右/左折検知手段と、
前記方向指示器検知手段により方向指示器の点灯を検知した際の第1車両位置と、前記右/左折検知手段により車両の右/左折を検知した際の第2車両位置との距離を算出する距離算出手段と、
前記距離算出手段で算出された値によって、方向指示器の点灯の適正/不適正を判定する判定手段と、
前記判定手段で、方向指示器の点灯が不適正であると判断された場合に、不適正内容を運転者に通知して注意を促す通知手段と、
を備えることを特徴とする車両用方向指示器の適正操作判断装置。 - 請求項2記載の車両用方向指示器の適正操作判断装置において、
前記判定手段は、右/左折検知手段により車両の右/左折を検知した際に、方向指示器検知手段が方向指示器の点灯を検知しない場合には、不適正と判定することを特徴とする車両用方向指示器の適正操作判断装置。 - 請求項2または3記載の車両用方向指示器の適正操作判断装置において、
前記通知手段が不適正内容を通知すると共に、その履歴を記憶する記憶手段を備えることを特徴とする車両用方向指示器の適正操作判断装置。 - 請求項4記載の車両用方向指示器の適正操作判断装置において、
前記履歴には少なくとも通知手段が不適正内容を通知した回数、車両位置、時刻のいずれかを含むことを特徴とする車両用方向指示器の適正操作判断装置。 - 請求項2〜5のいずれかに記載の車両用方向指示器の適正操作判断装置において、
前記通知手段は、ナビゲーション装置による車両情報と右/左折検知手段による右/左折情報とが一致しない場合には、不適正内容の通知を行わないことを特徴とする車両用方向指示器の適正操作判断装置。
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2007
- 2007-02-17 JP JP2007037212A patent/JP2008204017A/ja active Pending
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JPWO2014148021A1 (ja) * | 2013-03-18 | 2017-02-16 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 地図情報作成装置、情報提示装置、地図情報作成方法および情報提供方法 |
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