JP2004098904A - 車両用座席旋回装置 - Google Patents

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Shigeru Yamaki
八巻 茂
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Abstract

【課題】この発明は、車両に乗車するとき、外向きに回転し着座後、前向きに旋回して車両に乗車し、また、反対に前向きから外向きに旋回して車両から容易に乗降を行える車両用座席旋回装置の提供。
【解決手段】上面に座席を取付けるシート取付けプレートを、車両の車室の床面に取付けられるベースプレートに軸支されて旋回自在の旋回プレートに軸支し、旋回プレートの旋回で、その旋回プレート共に軸支点を旋回自在であると共に、シート取付けプレートの所定位置に固着した従動用基軸を前記ベースプレートの所定位置に開口したガイド孔に嵌合し、前記シート取付けプレートの旋回角をガイド孔にしたがって従動し、センターコンソール側への迫り出しと、後方への移動を所要に規制してなる車両用座席旋回装置。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
この発明は、車両に乗車するとき、外向きに回転し着座後、前向きに旋回して車両に乗車し、また、反対に前向きから外向きに旋回して車両から容易に乗降を行える車両用座席旋回装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両用座席旋回装置は、ベース板に起立する枢軸を中心に座席を、その乗降時に前向きと、ドア口の横向きに略90度旋回するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来の技術の項で述べたように、座席は、ベース板に起立する枢軸を中心に90度旋回をするものであり、また、座席は、横幅に比較して前後に長いため、座席の後部の旋回半径が大きく、小型車では、車両幅が狭く、車室中央には、センターコンソールも配置しており、これに旋回時に衝突し、旋回させることができなかった。また、座席の後部に支点を取ってこれを中心に旋回させるときには、センターコンソールに干渉しないようにすることができるが、支点が後部にあるため、ドア口より外に座席を出そうとすると、ドア口の後部側に当り横向きに旋回させることができなかった。
【0004】
この発明は、かかる欠点を解消し、低価格で販売される小型車に座席の旋回装置を配備させ、高齢者等の乗降時に一層の利便をもたらそうとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
車両に乗車するとき、外向きに回転し着座後、前向きに旋回して車両に乗車し、また、反対に前向きから外向きに旋回して車両から容易に乗降を行える車両用座席旋回装置において、上面に座席を取付けるシート取付けプレートを、車両の車室の床面に取付けられるベースプレートに軸支されて旋回自在の旋回プレートに軸支し、旋回プレートの旋回で、その旋回プレートと共に軸支点を旋回自在であると共に、シート取付けプレートの所定位置に固着した従動用基軸を前記ベースプレートの所定位置に開口したガイド孔に嵌合し、前記シート取付けプレートの旋回角をガイド孔にしたがって従動し、センターコンソール側への迫り出しと、後方への移動を所要に規制してなる車両用座席旋回装置にある。
【0006】
ベースプレートは、上面を平滑な旋回支承面に形成し、所要個数の旋回ローラーで支える旋回プレートを旋回自在に配備してもよいものである。
【0007】
シート取付けプレートは、所要径の環状に配列したニードルベアリングを間に挟んで旋回プレートに旋回可能に取付けてもよいものである。
【0008】
旋回プレートは、下面に半月形ギヤを取付け、ベースプレート側にピニオンギヤを配備し、ベースプレートの下面に取付けたギヤモーターにより前記ピニオンを回転させることで旋回プレートを旋回するようにしてもよいものである。
【0009】
車両の車室の床面にベースプレートを取付け、このベースプレートの前端側にメイン軸受を縦向きに設け、また、前記メイン軸受より後方のドア口側へ平面所要角度の直線上にガイド孔を開口し、また、前記メイン軸受とガイド孔の間に駆動軸軸受を上下に貫通して配備し、前記ベースプレートは、上面を平滑な旋回支承面に形成し、前記メイン軸受に回転自在に貫通するメイン旋回軸の上端に、所要個数の旋回ローラーで支える旋回プレートを固着支持し、メイン旋回軸を中心に旋回自在に配備し、シート取付けプレートを環状に配列したニードルベアリングを間に挟んでサブ旋回軸により前記旋回プレートに旋回可能に取付け、シート取付けプレートに固定した従動用基軸を、前記ベースプレートのガイド孔に差し込み、サブ旋回軸を中心に従動旋回可能に組付け、旋回プレートの下面に半月形ギヤを取付け、ベースプレート側にピニオンギヤを配備し、ベースプレートの下面に取付けたギヤモーターにより前記ピニオンを回転させることで旋回プレートを旋回する車両用座席旋回装置としてもよいものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
車両の車室の床面にベースプレートを取付け、このベースプレートの前端側にメイン軸受を縦向きに設け、また、前記メイン軸受より後方のドア口側へ平面所要角度の直線上にガイド孔を開口し、また、前記メイン軸受とガイド孔の間に駆動軸軸受を上下に貫通して配備し、前記ベースプレートは、上面を平滑な旋回支承面に形成し、前記メイン軸受に回転自在に貫通するメイン旋回軸の上端に、所要個数の旋回ローラーで支える旋回プレートを固着支持し、メイン旋回軸を中心に旋回自在に配備し、シート取付けプレートを環状に配列したニードルベアリングを間に挟んでサブ旋回軸により前記旋回プレートに旋回可能に取付け、シート取付けプレートに固定した従動用基軸を、前記ベースプレートのガイド孔に差し込み、サブ旋回軸を中心に従動旋回可能に組付け、旋回プレートの下面に半月形ギヤを取付け、ベースプレート側にピニオンギヤを配備し、ベースプレートの下面に取付けたギヤモーターにより前記ピニオンを回転させることで旋回プレートを旋回する車両用座席旋回装置。
【0011】
【実施例】
以下、この発明の車両用座席旋回装置を実施の一例である図面により説明すると、車両の車室1の床面2において、ベースプレート3を取付け、このベースプレート3の前端側にメイン軸受4を縦向きに設け、また、前記メイン軸受4より後方のドア口5側へ平面45度の角度の直線上にガイド孔6を開口し、また、前記メイン軸受4とガイド孔6の間に駆動軸軸受7を上下に貫通して配備している。
【0012】
前記ベースプレート3は、上面を平滑な旋回支承面3aに形成し、前記メイン軸受4に回転自在に貫通するメイン旋回軸8の上端に、三個の旋回ローラー9、9、9で支える旋回プレート10を固着支持し、メイン旋回軸8を中心に旋回自在に配備する。
【0013】
シート取付けプレート11をニードルベアリング12を間に挟んでサブ旋回軸13により前記旋回プレート10に旋回可能に取付けられている。同時に、シート取付プレート11に固定した従動用基軸14を、前記ベースプレート3のガイド孔6に差し込み、サブ旋回軸13を中心に従動旋回可能に組付けている。
【0014】
駆動方法としては、旋回プレート10の下面に半月形ギヤ15を取付け、ベースプレート3側にピニオンギヤ16を配備する。
【0015】
ベースプレート3の下面に取付けたギヤモーター17により前記ピニオンギヤ16を回転させることで旋回プレート10が旋回する。
【0016】
車内前向きシート位置からドア口の横向きシート位置へ旋回させるには、P1点を中心に90度旋回させることになる。
【0017】
この組付構造により旋回プレート10を、格納位置(車内シート位置)からドア口5側に90度旋回すると、シート取付けプレート11は従動用基軸14をガイド孔6に沿ってP1点からP2点に移動し、また、P2点からP1点に戻りながら旋回する。このP1点−P2点の移動旋回により取付けられる座席18とセンターコンソール19の干渉が回避できる旋回軌跡を構成することができるのである。
【0018】
旋回の基軸となるP1点をP2点方向へ移動させながら旋回させると、シートバックとセンターコンソールの干渉点の旋回軌跡が変わり、外周への膨らみが小さくなり、また、足先のスペースも生じて来る。後方への移動を可及的になくすことができるのである。
【0019】
前記旋回プレート10の後部の左側縁と右側縁とに左側押出しカム部10aと右側押出しカム部10bとを設け、旋回プレート10の旋回により対応するシート取付けプレート11の従動用基軸14をガイド孔6に沿って押出し、シート取付けプレート11の旋回作動を補助している。
【0020】
シート取付けプレート11の前部および後部の下面に下端が鍔に形成されるストッパー軸20、20を垂設し、前記旋回プレート10の前部の上面に前記ストッパー軸20、20と係合する係合溝21aおよび21bを形成したストッパー受金21を取付け、ストッパー軸20と、ストッパー受金21を係合してシート取付けプレート11を固定し、座席が前向き時および外向き時において、その動揺を防止している。
【0021】
【発明の効果】
この発明の車両用座席旋回装置は、シートバックとセンターコンソールの干渉を回避し、また、旋回時の足先スぺースを確保することができ、さらに、座席を後方移動することなく、前方位置に旋回できる効果があるのである。
【0022】
よって、この発明の車両用座席旋回装置は、低価格で販売される小型車に座席の旋回装置を配備させ、高齢者等の乗降時に画期的効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の車両用座席旋回装置の座席を含む外観およびその旋回角を示す平面図である。
【図2】同じく、座席を外した状態における装置要部の平面図である。
【図3】同じく、図2の前向きからドア口の横向きに回転した状態を示す装置要部の平面図である。
【図4】同じく、シート取付けプレートのサブ旋回軸で縦断した装置要部の縦断面図である。
【図5】同じく、装置要部の各部の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 車室
2 床面
3 ベースプレート
3a 旋回支承面
4 メイン軸受
5 ドア口
6 ガイド孔
7 駆動軸軸受
8 メイン旋回軸
9 旋回ローラー
10 旋回プレート
10a 左側押出しカム部
10b 右側押出しカム部
11 シート取付けプレート
12 ニードルベアリング
13 サブ旋回軸
14 従動用基軸
15 半月ギヤ
16 ピニオンギヤ
17 ギヤモーター
18 座席
19 センターコンソール
20 ストッパー軸
21 ストッパー受金
21a 係合溝
21b 係合溝

Claims (5)

  1. 車両に乗車するとき、外向きに回転し着座後、前向きに旋回して車両に乗車し、また、反対に前向きから外向きに旋回して車両から容易に乗降を行える車両用座席旋回装置において、上面に座席を取付けるシート取付けプレートを、車両の車室の床面に取付けられるベースプレートに軸支されて旋回自在の旋回プレートに軸支し、旋回プレートの旋回で、その旋回プレートと共に軸支点を旋回自在であると共に、シート取付けプレートの所定位置に固着した従動用基軸を前記ベースプレートの所定位置に開口したガイド孔に嵌合し、前記シート取付けプレートの旋回角をガイド孔にしたがって従動し、センターコンソール側への迫り出しと、後方への移動を所要に規制してなる車両用座席旋回装置。
  2. ベースプレートは、上面を平滑な旋回支承面に形成し、所要個数の旋回ローラーで支える旋回プレートを旋回自在に配備してなる請求項1の車両用座席旋回装置。
  3. シート取付けプレートは、所要径の環状に配列したニードルベアリングを間に挟んで旋回プレートに旋回可能に取付けてなる請求項1または請求項2の車両用座席旋回装置。
  4. 旋回プレートは、下面に半月形ギヤを取付け、ベースプレート側にピニオンギヤを配備し、ベースプレートの下面に取付けたギヤモーターにより前記ピニオンを回転させることで旋回プレートを旋回してなる請求項1、請求項2または請求項3の車両用座席旋回装置。
  5. 車両の車室の床面にベースプレートを取り付け、このベースプレートの前端側にメイン軸受を縦向きに設け、また、前記メイン軸受より後方のドア口側へ平面所要角度の直線上にガイド孔を開口し、また、前記メイン軸受とガイド孔の間に駆動軸軸受を上下に貫通して配備し、前記ベースプレートは、上面を平滑な旋回支承面に形成し、前記メイン軸受に回転自在に貫通するメイン旋回軸の上端に、所要個数の旋回ローラーで支える旋回プレートを固着支持し、メイン旋回軸を中心に旋回自在に配備し、シート取付けプレートを環状に配列したニードルベアリングを間に挟んでサブ旋回軸により前記旋回プレートに旋回可能に取付け、シート取付けプレートに固定した従動用基軸を、前記ベースプレートのガイド孔に差し込み、サブ旋回軸を中心に従動旋回可能に組付け、旋回プレートの下面に半月形ギヤを取付け、ベースプレート側にピニオンギヤを配備し、ベースプレートの下面に取付けたギヤモーターにより前記ピニオンを回転させることで旋回プレートを旋回する車両用座席旋回装置。
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