JP2976933B2 - 情報処理装置の拡張装置 - Google Patents

情報処理装置の拡張装置

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JP2976933B2
JP2976933B2 JP9155008A JP15500897A JP2976933B2 JP 2976933 B2 JP2976933 B2 JP 2976933B2 JP 9155008 A JP9155008 A JP 9155008A JP 15500897 A JP15500897 A JP 15500897A JP 2976933 B2 JP2976933 B2 JP 2976933B2
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宏之 上田
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパーソナルコンピュ
ータ等の情報処理装置本体に設けられて外部記録装置等
の周辺装置の拡張を行うための拡張装置に関し、特に情
報処理装置本体の姿勢にかかわらず拡張装置の姿勢を一
定状態に保つことが可能な拡張装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ等の情報処理装
置では、情報処理装置本体に対して外部記憶装置等の周
辺装置を増設する等の拡張を行うための拡張装置が設け
られる。図5はその一例を示す図であり、パーソナルコ
ンピュータ本体100の前面パネル101に縦横の辺の
長さが等しい正方形の開口窓102を設け、この開口窓
102に同形の化粧板103を着脱可能に設けており、
この化粧板にFDD(フロッピーディスクドライバ)、
HDD(ハードディスクドライバ)、CD−ROMD
(CD−ROMドライバ)等の外部記憶装置を装着可能
な拡張スロットとしての開口部104を設けている。こ
の開口部104は通常は隠し板で塞がれる。そして、外
部記憶装置を増設する際には、隠し板を外した上で外部
記憶装置を開口部104内に内装設置している。
【0003】ところで、CD−ROMDのような記憶装
置では、ディスクを水平回転させて情報の記録再生を行
う構成であるために、コンピュータ本体100を図5
(a)のような横置き、或いは図5(b)のような縦置
きにしたときには、これに対応して外部記憶装置が水平
方向となるように、その設置方向を変更する必要があ
る。そのために、前記した従来構成では開口窓102お
よび化粧板103が正方形に形成されており、コンピュ
ータ本体100の設置方向に合わせて化粧板103を一
旦コンピュータ本体100から取り外し、かつ化粧板1
03の向きを90度回転させて再びコンピュータ本体1
00に取着することで、開口部104の方向を90度変
化させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の拡張装置で
は、コンピュータ本体の設置方向を変える度に化粧板を
本体から取り外し、その向きを90度変えた上で再び本
体に取着する必要があり、そのための作業が極めて面倒
なものとなる。また、近年ではコンピュータ本体を着座
した操作者の視線方向に向けるためにコンピュータ本体
を水平面に対して傾斜した机上面に設置することも行わ
れているが、このような場合には、コンピュータ本体自
身が傾斜されてしまうため、拡張された記憶装置を水平
状態に保つことは不可能となる。したがって、コンピュ
ータ本体を水平方向に設置するという制約を受けること
になり、コンピュータの操作性を改善する上での障害に
もなっている。
【0005】本発明の目的は、情報処理装置本体の設置
方向、すなわち姿勢にかかわらず、拡張された装置を常
に一定状態に保持することを可能とし、拡張装置の姿勢
を保持させるための作業を不要にできる拡張装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、情報処理装置
の本体の前面に設けられた円形の開口窓と、この開口窓
内に内装支持されてその前面に周辺装置を配設するため
の開口部が形成された拡張装置とを有しており、この拡
張装置は、前記開口窓の円周に沿う方向と前記本体の垂
直面に沿う方向にそれぞれ回動可能に支持されているこ
とを特徴とする。情報処理装置の本体を横置き、あるい
は縦置き、さらには前後に傾斜した状態で設置した場合
でも、本体に対して拡張装置が開口窓内で回動されるこ
とにより、拡張装置を常に一定の姿勢に保持することが
可能となる。
【0007】ここで、前記拡張装置は、前記開口窓内に
おいて前記本体の垂直面に沿う方向に回動可能に支持さ
れた外ドラムと、この外ドラム内において当該外ドラム
に対して円周方向に回動可能に支持された内ドラムとで
構成され、前記内ドラムの前面板に前記開口部が開設さ
れた構成とされる。例えば、前記外ドラムは、その外周
面の水平両側位置に軸部が設けられ、この軸部において
前記本体に支持され、前記内ドラムはその外周面の複数
箇所に回転コロが配設され、この回転コロにより前記外
ドラムの内周面に支持される構成とされる。さらに、前
記内ドラムには重りが内装され、この重りが常に垂直下
方に向くように前記開口窓内で前記外ドラムと内ドラム
が回動可能に構成されていることが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明をパーソナルコンピュ
ータに適用した実施形態の斜視図であり、コンピュータ
本体1と、その上に設置されているディスプレイ2とが
図示されている。前記コンピュータ本体1の前面には、
円形の開口窓3が開設され、この開口窓3内にFDD、
HDD、CD−ROMD等の外部記憶装置を拡張するた
めの2つの開口部5、いわゆる拡張スロットを有する拡
張装置4が内装支持されている。
【0009】図2は前記拡張装置4の概略構成を示す部
分分解斜視図であり、図3(a),(b)はその正面図
と右側面図である。前記拡張装置4は、大径の円筒状を
した外ドラム11と、この外ドラム11内に内装された
円筒状の内ドラム12とを有しており、この内ドラム1
2の前面にはパネル13が一体に形成されており、この
パネル13に前記した2つの開口部(拡張スロット)5
が設けられている。なお、これらの開口部5には隠し板
14が取着されており、拡張を行わない場合には開口部
5を閉じている。
【0010】前記内ドラム12の外周面の円周方向及び
軸方向の各複数箇所にはそれぞれ円弧状の凹部15が形
成されており、これらの凹部15内には円柱状をした回
転コロ16が内装されている。一方、前記外ドラム11
の内周面には、前記凹部15に対応する軸方向位置にそ
れぞれ円周方向の環状溝17が凹設されている。そし
て、前記内ドラム12は前記回転コロ16と共に前記外
ドラム11内に内装されており、この内装状態では前記
回転コロ16は前記環状溝17内に配置されてその内周
面に接触されるため、これら回転コロ16と内周面との
転がり接触により、内ドラム12は外ドラム11内にお
いて軸回り方向に回転移動されることが可能とされてい
る。また、前記内ドラム12の下側となる部分には重り
18が内蔵されており、重力によって下方に向けられる
ように構成されている。
【0011】一方、前記外ドラム11は外周面の軸方向
の前寄りの位置で、かつ水平方向の両側位置にそれぞれ
両外側方向に向けて軸部19が一体に突出形成されてい
る。また、これらの軸部19に対向される前記コンピュ
ータ本体1の円形の開口窓3の内部の両側位置には、一
対の軸支持板20が立設されており、これら軸支持板2
0に形成された軸受穴21に前記各軸部19が挿入され
ている。これにより、前記外ドラム11は軸部19を中
心として、軸部19の軸回り方向、すなわちコンピュー
タ本体1の水平面に対して垂直方向に回動され、ないし
は揺動されるように構成されている。
【0012】このように構成された拡張装置では、図4
(a)のように、コンピュータ本体1を横置き状態に設
置したときには、開口部5はそれぞれ水平方向に向けら
れているため、各開口部5に内装された外部記憶装置は
水平状態に配置されることになる。一方、コンピュータ
本体1を図4(b)のように、縦置き状態に設置したと
きには、外ドラム11は水平状態から90度回転された
垂直方向に向けられることになるが、この外ドラム11
内に内装されている内ドラム12は、自身に設けられて
いる重り18の重量によって垂直方向に90度回転され
る。このとき、内ドラム12の外周面に配置されている
複数個の回転コロ16が環状溝17内で転動されること
によって内ドラム12は重り18の重量のみによって容
易に回転される。したがって、内ドラム12に設けられ
ている開口部5は水平方向に向けられることになり、こ
れらの開口部5に内装された外部記憶装置も水平状態に
配置されることになる。
【0013】また、図示は省略するが、コンピュータ本
体1が前後方向に傾斜された状態で設置されたときに
は、内ドラム12の重り18の重量によって、内ドラム
12と外ドラム11とが一体的に軸部19を中心に垂直
方向に回動される。したがって、コンピュータ本体1の
傾斜状態にかかわらず、開口部5内の外部記憶装置は水
平状態が保持されることになる。また、外部記憶装置と
してFDD,HDD,CD−ROMDのような回転駆動
される構造の装置の場合には、その回転動作によって発
生する遠心力によって装置の水平状態が保持されること
が助長される。なお、外ドラム11の垂直回動の中心と
なる軸部19は前面側の位置に設けられているため、拡
張装置4が垂直回動した場合でも、その前面の回動方向
の移動量は少なくて済み、開口窓3内においてコンピュ
ータ本体1の前面に対して拡張装置4の前面が極端に凹
んだり突出されるようなことはない。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、情報処理
装置の本体の前面に設けられた円形の開口窓内に内装支
持された拡張装置が、前記開口窓の円周に沿う方向と前
記本体の垂直面に沿う方向にそれぞれ回動可能に支持さ
れているので、情報処理装置の本体を横置き、あるいは
縦置き、さらには前後に傾斜した状態で設置した場合で
も、本体に対して拡張装置が開口窓内で回動されること
により、拡張装置を常に一定の姿勢に保持することが可
能となる。これにより、情報処理装置の設置状態の如何
にかかわらず、拡張装置を正常動作が可能な姿勢に保つ
ことが可能となり、かつそのために拡張装置の着脱作業
を行うことが不要となる。また、本発明では拡張装置に
重りが設けられることにより、情報処理装置が左右前後
に傾斜された場合においても、拡張装置は常に自動的に
一定の姿勢に保持されることになり、拡張装置の姿勢を
調整するための作業も不要となり、かつ情報処理装置の
操作性を向上することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたパーソナルコンピュータの
外観斜視図である。
【図2】拡張装置の概略構成を示す部分分解斜視図であ
る。
【図3】拡張装置の正面図と右側面図である。
【図4】拡張装置の動作を説明するための正面図であ
る。
【図5】従来の拡張装置を説明するためのパーソナルコ
ンピュータの正面図である。
【符号の説明】
1 コンピュータ本体 2 ディスプレイ 3 円形開口窓 4 拡張装置 5 開口部(拡張スロット) 11 外ドラム 12 内ドラム 16 回転コロ 17 環状溝 18 重り 19 軸部 20 軸支持板

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理装置の本体の前面に設けられた
    開口部を利用して周辺装置を内装する情報処理装置にお
    いて、前記本体の前面に設けられた円形の開口窓と、こ
    の開口窓内に内装支持されてその前面に前記開口部が形
    成された拡張装置とを有し、前記拡張装置は、前記開口
    窓の円周に沿う方向と前記本体の垂直面に沿う方向にそ
    れぞれ回動可能に支持されていることを特徴とする情報
    処理装置の拡張装置。
  2. 【請求項2】 前記拡張装置は、前記開口窓内において
    前記本体の垂直面に沿う方向に回動可能に支持された外
    ドラムと、この外ドラム内において当該外ドラムに対し
    て円周方向に回動可能に支持された内ドラムとで構成さ
    れ、前記内ドラムの前面板に前記開口部が開設されてい
    る請求項1に記載の情報処理装置の拡張装置。
  3. 【請求項3】 前記外ドラムは、その外周面の水平両側
    位置に軸部が設けられ、この軸部において前記本体に支
    持され、前記内ドラムはその外周面の複数箇所に回転コ
    ロが配設され、この回転コロにより前記外ドラムの内周
    面に支持される請求項2に記載の情報処理装置の拡張装
    置。
  4. 【請求項4】 前記内ドラムには重りが内装され、この
    重りが常に垂直下方に向くように前記開口窓内で前記外
    ドラムと内ドラムが回動可能に構成されている請求項2
    または3に記載の情報処理装置の拡張装置。
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