JP2004097095A - コンバイン - Google Patents

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JP2004097095A
JP2004097095A JP2002263488A JP2002263488A JP2004097095A JP 2004097095 A JP2004097095 A JP 2004097095A JP 2002263488 A JP2002263488 A JP 2002263488A JP 2002263488 A JP2002263488 A JP 2002263488A JP 2004097095 A JP2004097095 A JP 2004097095A
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chaff
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transmission
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JP2002263488A
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Inventor
Toshio Hosoki
細木 俊男
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

【課題】モミ袋の交換作業中にコンバインが未刈地側または既刈地側に外れそうになった場合にも、オペレータはモミ受部にいながら旋回操作できることにより進行方向を変えることができるコンバインを提供する。
【解決手段】機体の左右一側に脱穀部(2)、他側にモミ受部(6)を備え、該モミ受部(6)の前方に運転部(3)を備えたコンバインにおいて、前記運転部(3)に備えた旋回操作具(11)とは別に前記モミ受部(6)の周辺に方向修正操作具(7,8)を設けたので、オペレータはモミ受部(6)周辺に設置した方向修正操作具(7,8)を操作することで、コンバインは進行方向を変えることができ、オペレータはモミ受部(6)と運転部(3)との間を行き来する手間も省ける。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、モミ受部を供えたコンバインに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
通常、コンバインは前処理部で穀稈を刈取り、脱穀部で脱粒および選別したモミをホッパに貯留し、ホッパ下部に設けたモミ受部にてモミ袋に収納している。そして、刈取・脱穀作業中にモミ袋が満杯になった場合、刈取・脱穀作業を継続しながらオペレータはモミ受部に移動し、満杯のモミ袋をホッパの吐出口から外して予備のモミ袋をセットすることにより、刈取・脱穀作業を継続する。
従来コンバインは、運転席の前方にあるマルチレバーにより機体を左右に旋回させるほか、コンバインから降りて機体の前方または後方から方向修正操作をおこなうものがあった(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
実開昭63−68708号公報(第4図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、圃場の穀稈の条は必ずしも真っ直ぐではなく、田面も平らではないため、前記モミ袋の交換作業中にコンバインが未刈地側に外れて未刈り穀稈を踏み倒したり、既刈地側に外れて刈り残し穀稈が発生する場合があった。
また、未刈り穀稈を踏み倒さないようにするために、その都度運転席に戻っていてはモミ袋の交換に手間取り、モミ袋が溢れたり脱穀部が詰まる等の課題があった。
また、特許文献1のように、運転席に設けた方向修正用スイッチの延長コードを刈取・脱穀作業中にモミ受部まで引き出して操作するにはコードが長くなる等不都合があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明においては、機体の左右一側に脱穀部、他側にモミ受部を備え、モミ受部の前方に運転部を備えたコンバインにおいて、前記運転部に備えた旋回操作具とは別に前記モミ受部の周辺に方向修正操作具を設けたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について、以下図面の例に基づいて説明する。
図1は、本発明を用いたコンバインの全体斜視図である。
図において、1は穀稈を刈取り脱穀部2まで搬送する前処理部、3はコンバインの運転操作をする運転部、4はクローラ走行部、5は脱穀部で脱粒および選別された穀粒を貯留するホッパ、6はホッパ5に貯留されたモミを収納するモミ袋を載置するモミ受部、7,8はホッパ5の外側面に設けられ、押圧操作によりトランスミッション内のサイドクラッチを切断することにより機体を左右に方向修正操作する左右の方向修正スイッチ(方向修正操作具)である。9はモミ受部6の外方に折り畳み自在に設けられた補助モミ受部である。
【0007】
図2は運転部3の拡大斜視図であり、運転シート10の前方には、左右方向の操作により機体を旋回操作すると共に、前後方向の操作により前記前処理部1を昇降操作するマルチレバー11(旋回操作具)を備えている。
また、前記運転シート10の左側方には機体の走行速度を無段階に切換える主変速レバー12と、トランスミッション内の副変速装置を変速操作する変速手段と、トランスミッション内の伝動を切換えて超信地旋回のON・OFFを切換える切換手段を兼用する副変速レバー13とを備えている。
また、前記運転シート10の前方でマルチレバー11の下方には、踏み込み操作により後述するエンジンからトランスミッションへの動力を断続するメインクラッチ40を操作するクラッチペダル14を備えている。
【0008】
図3は前記副変速レバー13の要部斜視図であり、図4(a)は副変速装置と連結されて高・中・低速に切換操作する副変速操作プレート21、図4(b)は超信地旋回クラッチと連結されてON・OFFを操作するクラッチ操作プレート20の拡大図である。
前記副変速レバー13は機体側に設けたレバー支点軸22を支点に、レバーガイド孔23に沿って機体の前後方向に揺動可能に設けられ、副変速レバー13の中途部にはプレート操作シャフト24が設けられ、支点軸27を支点に上下方向揺動自在かつ垂直に設けられた前記両操作プレート20,21にそれぞれ設けられたクラッチガイド孔25と副変速ガイド孔26の孔内に前記プレート操作シャフト24が挿入してある。
【0009】
よって、副変速レバー13を機体の後方向から前方向に操作すると、副変速装置を高速から中速を経て低速に切換えるように副変速操作プレート21をプレート支点軸27を支点に上下方向に揺動操作して副変速装置を切換えるが、クラッチ操作プレート20のクラッチガイド孔25内をプレート操作シャフト24が移動するものの、副変速レバー13の高速から低速までの操作範囲に対応するクラッチガイド孔25部分はレバー支点軸22を中心に略円弧形状に形成されているので、前記クラッチ操作プレート20は揺動しない(動かない)。
次に、副変速レバー13を低速位置を越えて超信地旋回ON位置まで操作すると、超信地旋回クラッチをOFFからONに切換えるようにクラッチ操作プレート20を支点軸27を支点に上下方向に揺動操作して超信地旋回クラッチをONに切換えるが、副変速操作プレート21の副変速ガイド孔26内をプレート操作シャフト24が移動するものの、副変速レバー13の低速から超信地旋回ON位置までの操作範囲に対応する副変速ガイド孔26部分はレバー支点軸22を中心に略円弧形状に形成されているので、前記副変速操作プレート21は揺動しない(動かない)。
【0010】
図5はメインクラッチ40の要部側面図であり、エンジンの出力軸に設けられた駆動プーリ41と走行HSTの入力軸に設けられた従動プーリ42間に伝動ベルト43が巻き掛けられており、該伝動ベルト43に対してテンションプーリ44がスプリング45により適正なテンション力を与えることによりエンジンの動力がHSTに伝動されている。
前記クラッチペダル14にはメインクラッチ40を断続操作する連結リンク46が設けてあり、テンションプーリ44を揺動軸47を支点に揺動支持するテンションアーム48と前記連結リンク46が連結されている。
前記スプリング45は下端側を機体に固定し、上端側をアジャスタ49を介してテンションアーム48に長手方向スライド自在に設けてある。
【0011】
よって、メインクラッチ40を切断するためにクラッチペダル14を図5の矢印方向に踏み込み操作すると、連結リンク46,テンションアーム48を介してテンションプーリ44が矢印方向に揺動されることにより伝動ベルト43は緩み駆動プーリ41が空転することにより、メインクラッチ40は切断される。
この時、スプリング45はテンションプーリ44の揺動方向ではなく、揺動軸47の方向にアジャスタ49と共にスライドするので、クラッチペダル14の操作荷重は、スプリング45がテンションプーリ44の揺動方向に引かれるものに対して軽い操作荷重で済む。
【0012】
次に本発明の作用を説明する。
まずオペレータは運転部3でコンバインを操作して刈取・脱穀作業を行う。そして、ホッパ5内にモミが満杯になると刈取・脱穀作業を継続したまま補助モミ受部9を通ってモミ受部6に行き、満杯になったモミ袋をホッパ5の吐出口から外してモミ袋の口を閉じ、予備のモミ袋をセットする。
この時、オペレータは機体前方の前処理部1と穀稈の位置を見ながら作業をすることにより、モミ袋の交換作業中にコンバインが未刈地側に外れそうになった場合には、ホッパ5に設けられた右方向修正スイッチ8を操作することにより、コンバインは既刈地側に進行方向を変えることにより、未刈り穀稈を踏み倒すことがない。
また、反対にコンバインが既刈地側に外れそうになった場合には、ホッパ5に設けられた左方向修正スイッチ7を操作することにより、コンバインは未刈地側に進行方向を変えることにより、刈り残し穀稈が発生することがない。
【0013】
本実施例においては、左右方向修正スイッチ7,8をホッパ5の側面に設けたが、モミ受部6から容易に操作できる場所(例えば、エンジンカバーの背面等)ならばどこでもよい。
【0014】
【発明の効果】
本発明は、機体の左右一側に脱穀部、他側にモミ受け部を備え、モミ受け部の前方に運転部を備えたコンバインにおいて、前記運転部に備えた旋回操作具とは別に前記モミ受け部の周辺に方向修正操作具を設けたので、モミ袋の交換作業中にコンバインが未刈地側に外れそうになった場合には、オペレータはモミ受部周辺に設置した方向修正操作具を右方向修正操作することで、コンバインは既刈地側に進行方向を変えることにより、未刈り穀稈を踏み倒すことがない。
また、反対にコンバインが既刈地側に外れそうになった場合にも、同様に方向修正操作具を左方向修正操作することで、コンバインは未刈地側に進行方向を変えることにより、刈り残し穀稈が発生することがない。
そのうえ、モミ袋交換中にオペレータはモミ受部と運転部との間を行き来する手間も省ける。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を用いたコンバインの全体斜視図である。
【図2】運転部の拡大斜視図である。
【図3】副変速レバーの要部斜視図である。
【図4】(a)は副変速操作プレートの拡大側面図、(b)はクラッチ操作プレートの拡大図である。
【図5】メインクラッチの要部側面図である。
【符号の説明】
2 脱穀部
3 運転部
6 モミ受部
7 方向修正操作具
8 方向修正操作具
11 旋回操作具

Claims (1)

  1. 機体の左右一側に脱穀部(2)、他側にモミ受部(6)を備え、該モミ受部(6)の前方に運転部(3)を備えたコンバインにおいて、前記運転部(3)に備えた旋回操作具(11)とは別に前記モミ受部(6)の周辺に方向修正操作具(7,8)を設けたコンバイン。
JP2002263488A 2002-09-10 2002-09-10 コンバイン Pending JP2004097095A (ja)

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