JP2004091422A5 - - Google Patents

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(3)本発明の皮膚外用剤
本発明の皮膚外用剤は、上記必須成分を含有することを特徴とする。本発明で言う、皮膚外用剤とは、皮膚上に外用で投与される製剤を総括して示す言葉であり、化粧料、皮膚外用医薬、雑貨などを含んで意味する。本発明で皮膚外用剤として特に好適なものは、化粧料である。これは、何れの必須成分も化粧料に於いて、使用実績があるからである。本発明の皮膚外用剤では、前記必須成分以外に、通常化粧料で使用される任意の成分を含有することが出来る。かかる任意の成分としては、例えば、スクワラン、流動パラフィン、軽質流動イソパラフィン、重質流動イソパラフィン、マイクロクリスタリンワックス、固形パラフィンなどの炭化水素類、ジメチコン、フェメチコン、シクロメチコン、アモジメチコン、ポリエーテル変性シリコーンなどのシリコーン類、ホホバ油、カルナウバワックス、モクロウ、ミツロウ、ゲイロウ、オレイン酸オクチルドデシル、イソプロピルミリステート、ネオペンチルグリコールジイソステアレート、リンゴ酸ジイソステアレートなどのエステル類、ステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、イソステアリン酸、イソパルミチン酸、ベヘン酸、オレイン酸などの脂肪酸類、ベヘニルアルコール、セタノール、オレイルアルコール、オクタデシルアルコールなどの高級アルコール類、ヒマシ油、椰子油、水添椰子油、椿油、小麦胚芽油、イソステアリン酸トリグリセライド、イソオクタン酸トリグリセライド、オリーブオイル等のトリグリセライド類、リセリン、ジグリセリン、リエチレングリコールなどの本発明の皮膚外用剤の必須成分の多価アルコール以外の多価アルコール、ソルビタンセスキオレート、ソルビタンモノオレート、ソルビタントリオレート、ソルビタンセスキステアレート、ソルビタンモノステアレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート、ポリオキシエチレンステアレート、ポリオキシエチレンオレート、ポリオキシエチレングリセリル脂肪酸エステル、ポリエキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油等の非イオン界面活性剤、ソジウムラウリルステアレート、ポリオキシエチレンアルキル硫酸塩、スルホコハク酸エステル塩などのアニオン界面活性剤、4級アルキルアンモニウム塩等のカチオン界面活性剤類、アルキルベタイン等の両性界面活性剤類、結晶セルロースや架橋型メチルポリシロキサン、ポリエチレン粉末、アクリル樹脂粉体等の有機粉体類、タルク、マイカ、セリサイト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、二酸化チタン、酸化鉄、紺青、群青、チタンマイカ、チタンセリサイト、シリカ等の表面処理されていても良い粉体類、アクリル酸・メタクリル酸アルキルコポリマー及び/又はその塩、カルボキシビニルポリマー及び/又はその塩、キサンタンガムやヒドロキシプロピルセルロースなどの増粘剤、レチノール、レチノイン酸、トコフェロール、リボフラビン、ピリドキシン、アスコルビン酸、アスコルビン酸リン酸エステル塩などのビタミンやグリチルリチン酸塩、グリチルレチン、ウルソール酸、オレアノール酸などのテルペン類、エストラジオール、エチニルエストラジオール、エストリオールなどのステロイド類などの有効成分、フェノキシエタノール、パラベン類、ヒビテングルコネート、塩化ベンザルコニウム等の防腐剤、12−ヒドロキシステアリン酸、有機変性ベントナイト或いはデキストリン脂肪酸エステル等の有機増粘ゲル化剤、ジメチルアミノ安息香酸エステル類、桂皮酸エステル類、ベンゾフェノン類などの紫外線吸収剤などが好ましく例示できる。
これらの内で、特に好ましいものとしては、第一には、12−ヒドロキシステアリン酸、有機変性ベントナイト或いはデキストリン脂肪酸エステルなどの有機増粘ゲル化剤が挙げられる。この様な有機増粘ゲル化剤を含有する形態に於いては、透明の固形或いはゲル
製剤、例えば、透明スティックの様な形態のものを提供することが出来る。この様な製剤では、使用感がさわやかであるにもかかわらず、やせることがない。この様な有機増粘ゲル化剤は唯一種を含有することも出来るし、二種以上を組み合わせて含有することも出来る。第一の好ましい成分である機増粘ゲル化剤の、好ましい含有量は、皮膚外用剤全量に対して、総量で、0.5〜10重量%であり、更に好ましくは1〜5重量%である。これは少なすぎると、固形化効果が得られない場合があり、多すぎると使用性を損なう場合があるからである。
<実施例1>
下記処方に従って、本発明の皮膚外用剤である、化粧料(保湿オイル)を作成した。即ち、処方成分を攪拌可溶化し、保湿オイル1を得た。この保湿オイルについて、目尻のかさかさ部に対する改善作用を専門パネラーにより評価した。又、同時に使用感に於けるベタツキの無さ、脂っぽさの無さも評価した。評価基準は、スコア5:非常によい、スコア4:良い、スコア3:普通、スコア2:やや悪い、スコア1:悪いであった。又、保湿オイル1のラウロイルサルコシンイソプロピルをグリセリルトリイソオクタネートに置換した比較例1、1,2−ペンタンジオールをグリセリルトリイソオクタネートに置換した比較例2、ラウロイルサルコシンイソプロピルと1,2−ペンタンジオールとをグリセリルトリイソオクタネートに置換した対照例1についても、同様に評価した。結果を表1に示す。これより、本発明の皮膚外用剤である、保湿オイル1は優れたかさかさ感改善効果を有しながら、脂っぽさやベタツキが極めて少ないことがわかる。
ラウロイルサルコシンイソプロピル 13 重量部
1,2−ペンタンジオール 5 重量部
グリセリルトリイソオクタネート 82 重量部
<実施例4>
有機ゲル化剤をデキストリン脂肪酸エステルに変えて、本発明の皮膚外用剤である、清涼オイルゲルスティック化粧料2を作成した。即ち、処方成分を90℃で加熱し、攪拌溶解し、金型に流し込んで、冷却、固化させて、容器に装着して清涼オイルゲルスティック化粧料2を得た。これらについて、清涼感、脂っぽさの無さ、ベタツキの無さを専門パネラーにより評価した。清涼オイルゲルスティック化粧料のラウロイルサルコシンイソプロピルをグリセリルトリイソオクタネートに置換した比較例7、1,2−ペンタンジオールをグリセリルトリイソオクタネートに置換した比較例8、ラウロイルサルコシンイソプロピルと1,2−ペンタンジオールとをグリセリルトリイソオクタネートに置換した対照例3も作成し、評価した。評価の基準は、スコア5:非常によい、スコア4:良い、スコア3:普通、スコア2:やや悪い、スコア1:悪いであった。結果を表4に示す。
ラウロイルサルコシンイソプロピル 13 重量部
1,2−ペンタンジオール 5 重量部
デキストリン脂肪酸エステル 2 重量部
グリセリルモノメンチルエーテル 1 重量部
グリセリルトリイソオクタネート 79 重量部
<実施例9>
実施例7と同様に多価アルコールの種類を変えて、同様の検討を行った。評価結果は化粧映えがスコア5、しっとり感がスコア5、ベタツキの無さがスコア4であった。

シリコーン処理二酸化チタン 20 重量部
シリコーン処理酸化鉄 10 重量部
シリコーン処理チタンマイカ 3 重量部
シリコーン処理セリサイト 17 重量部
シリコーン処理マイカ 10 重量部

イソプレンリコール 5 重量部
ラウロイルサルコシンイソプロピル 20 重量部
12−ヒドロキシステアリン酸 1 重量部
シクロメチコン 4 重量部
セチルイソオクタネート 10 重量部

Claims (8)

  1. 1)アシル基部分の炭素数が10〜20であり、アルキル基部分の炭素数が1〜4であるアシルサルコシンルキルと
    2)1,3−ブタンジオール、1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキシレングリコール、イソプレングリコール、ジプロピレングリコールから選択される1種乃至は2種以上の多価アルコールとを含有することを特徴とする、非水系の皮膚外用剤。
  2. シルサルコシンルキルがラウロイルサルコシンイソプロピルであることを特徴とする、請求項1に記載の非水系の皮膚外用剤。
  3. 多価アルコールが、1,2−ペンタンジオールであることを特徴とする、請求項1又は2に記載の非水系の皮膚外用剤。
  4. 更に、有機増粘ゲル化剤を含有することを特徴とする、請求項1〜3何れか1項に記載の非水系の皮膚外用剤。
  5. 有機増粘ゲル化剤が、12−ヒドロキシステアリン酸、有機変性ベントナイト及びデキストリン脂肪酸エステルから選択される1種乃至は2種以上であることを特徴とする、請求項4に記載の非水系の皮膚外用剤。
  6. 更に、粉体を含有することを特徴とする、請求項1〜5の何れか1項に記載の非水系の皮膚外用剤。
  7. 粉体、無水珪酸であることを特徴とする、請求項6に記載の非水系の皮膚外用剤。
  8. 化粧料であることを特徴とする、請求項1〜7の何れか1項に記載の非水系の皮膚外用剤
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