JP2004090964A - バリヤキャップ装置 - Google Patents

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Kazuo Uejima
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    • B65D75/52Details
    • B65D75/58Opening or contents-removing devices added or incorporated during package manufacture
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    • B65D75/5872Non-integral spouts
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Abstract

【課題】従来の容器では、開封前に内容物がガスバリヤ性の低いスパウト部に侵入し残留した状態でキャップを施しているため、スパウト部から水蒸気が外方に透過して内容物を固化させたり、空気中の酸素等が前記スパウト部から内側に透過しスパウト部内の内容物を変質させたりする課題があった。
【解決手段】容器本体10を押す若しくは吸引して容器の内容物を吐出するように設けたスパウト部20の開口部に装着するキャップ30に、下方に突出して前記スパウト部のバリヤ区間21aに嵌合し該バリヤ区間への内容物の侵入を阻止する円柱状のボスピン部31を設けてなるバリヤキャップ装置。
【選択図】       図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、容器の内容物の保存性を向上させるバリヤキャップ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ガスバリヤ性の高い容器本体の開口部に、ガスバリヤ性の低い合成樹脂から成形されたスパウト部を一体に設け、該スパウト部にキャップを螺着してなるキャップ装置は知られている。
この場合、使用時には前記キャップを取り外して容器本体を押すか、スパウト部を吸引して、内容物を前記スパウト部の開口部から吐出させ、使用後には、前記スパウト部にキャップを嵌合し、残留した内容物を保存している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来の容器では、開封前に内容物がガスバリヤ性の低いスパウト部に侵入し残留した状態でキャップを施しているため、スパウト部から水蒸気が外方に透過して内容物を固化させたり、空気中の酸素等が前記スパウト部から内側に透過しスパウト部内の内容物を酸化させたり、変質させたりする恐れがあり、長期間内容物を保存することに課題があった。また、前記スパウト部に侵入し残留した内容物が固化する場合には、内容物を円滑に吐出することができない課題があった。
また、開封後においてもスパウト部に内容物が残留する場合には、開封前と同様に内容物を長期間保存することに課題があり、ある程度の時間が経過すると円滑に内容物を吐出することができなくなる課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は、請求項1に記載のように、容器本体を押す若しくは吸引して容器の内容物を吐出するように設けたスパウト部に装着するキャップに、該キャップの天板部から下方に突出して前記スパウト部のバリヤ区間に嵌合し該バリヤ区間への内容物の侵入を阻止する円柱状のボスピン部を設けてなるバリヤキャップ装置を提供するものである。
本発明によれば、キャップを装着したとき、ボスピン部が嵌合することにより、前記容器の内容物が前記スパウト部の前記バリヤ区間に侵入することがないから、使用前及び使用中において、スパウト部にガスバリヤ性がなくても内容物が固化したり変質することが生じ難くなる。
【0005】
また、本発明に係るバリヤキャップ装置によれば、請求項2に記載のように、請求項1に記載のバリヤキャップ装置において、前記スパウト部に前記ボスピン部を嵌着した状態で前記スパウト部の下端面部と前記ボスピン部の底面部が略同じ高さになるように設けたバリヤキャップ装置を提供するものである。
本発明によれば、スパウト部にボスピン部が嵌着した状態でスパウト部内部全体がバリヤ区間となり、ボスピン部が嵌合することで容器の内容物がスパウト部内部に侵入するスペースを無くし且つ内容物の侵入を防ぐことができる。
【0006】
また、本発明に係るバリヤキャップ装置によれば、請求項3に記載のように、請求項1又は2に記載のバリヤキャップ装置において、前記スパウト部に前記ボスピン部を嵌着した状態で前記スパウト部の下端面部と前記ボスピン部の底面部にフィルムを接着又は溶着して前記容器を密封するようになしたバリヤキャップ装置を提供するものである。
本発明によれば、開封前にスパウト部とボスピン部の隙間に内容物が侵入しないようにすることができると共に、前記フィルムを開封するまで前記容器の内容物が容器内に密封されているから内容物の保存性を向上させることができる。
【0007】
また、本発明に係るバリヤキャップ装置によれば、請求項4に記載のように、請求項3に記載のバリヤキャップ装置において、前記キャップの開封に伴って前記ボスピン部によりフィルムを破断又は剥離可能に設けたバリヤキャップ装置を提供するものである。
本発明によれば、前記キャップの開封に伴ってボスピン部によりスパウト部からフィルムが破断又は剥離することで、前記容器の内容物をスパウト部から吐出することができる。
【0008】
また、本発明に係るバリヤキャップ装置によれば、請求項5に記載のように、請求項1乃至4のいずれかに記載の押込みキャップ装置において、前記スパウト部に前記ボスピン部を嵌着した状態で前記スパウト部の下端面部と前記ボスピン部の底面部に中心部が開口したフィルムを接着又は溶着して前記容器を密封するようになしたバリヤキャップ装置を提供するものである。
本発明によれば、フィルムの中心部が開口しているので、ボスピン部を前記フィルムから円滑に剥離し易くすることができると共に、剥離後には前記容器の内容物をフィルムの開口を通してスパウト部から確実に吐出することができる。
【0009】
また、本発明に係るバリヤキャップ装置によれば、請求項6に記載のように、請求項1乃至5のいずれかに記載のバリヤキャップ装置において、前記ボスピン部の下端部に前記バリヤ区間の内周壁部に残留した内容物を前記容器内に押し戻すためのピストン部を設けてなるバリヤキャップ装置を提供するものである。
本発明によれば、使用中に容器の内容物がスパウト部に残留していてもキャップの装着に伴いピストン部により内容物をバリヤ区間から残らず確実に容器内方向に押し戻すことができる。
【0010】
また、本発明に係るバリヤキャップ装置によれば、請求項7に記載のように、請求項1乃至6のいずれかに記載のバリヤキャップ装置において、前記スパウト部の上端にラッパ形状の開口部を設けてなるバリヤキャップ装置を提供するものである。
本発明によれば、スパウト部の上端のラッパ形状の開口部から、前記ボスピン部を円滑にスパウト部に嵌着することができる。
【0011】
また、本発明に係るバリヤキャップ装置によれば、請求項8に記載のように、請求項1乃至7のいずれかに記載のバリヤキャップ装置において、前記キャップに、該キャップの開封に伴って一部が破断するようになした開封確認リングを設けてなるバリヤキャップ装置を提供するものである。
本発明によれば、キャップの開封に伴って開封確認リングの一部が破断することで、キャップを一度開封したことを確認することができる。
【0012】
また、本発明に係るバリヤキャップ装置によれば、請求項9に記載のように、請求項1乃至8のいずれかに記載のバリヤキャップ装置において、前記キャップと前記スパウト部をネジ式に着脱するようになしたバリヤキャップ装置を提供するものである。
本発明によれば、前記スパウト部に前記ボスピン部を押込むとき、又は前記スパウト部から前記ボスピン部を引き抜くときに、キャップをネジ式に容易且つ円滑に着脱することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下図示する実施例により、本発明に係るバリヤキャップ装置の実施の形態を説明する。
本発明に係るバリヤキャップ装置は、図に記載の実施例の場合、容器本体10の内容物を吐出するように設けたスパウト部20にキャップ30をネジ式に装着し、該キャップ30の天板部37から下方に突出する円柱状のボスピン部31を前記スパウト部20のバリヤ区間20aに嵌合するように構成してある。22は、スパウト部20の外周に設けた雄ネジ部であり、35は、キャップ30のスカート部38内周に設けた雌ネジ部である。
【0014】
バリヤ区間20aは、ガスバリヤ性が少ないスパウト部20の開口部21から一定の区間に溜まった内容物がガスバリヤ性がないことによりスパウト部20内で乾燥し固化したり、酸化して変質したりするのを防止する目的で設定されており、その区間20aは、図示の実施例ではスパウト部20の全長即ち開口部21から下端面部25までの長さDに及ぶものであるが、必要に応じて開口部21からスパウト部20の中間までの区間に設けてある。
従って、ボスピン部31の長さは、図示のバリヤ区間20aがスパウト部20の全長に及ぶ場合は、スパウト部20の全長以上であれば良く、途中までの場合には途中までの長さとなる。
【0015】
上記実施例の場合、容器本体10は、アルミニウム、エバールを含む多層樹脂フィルム、ナイロン等からなるガスバリヤ性の高い外装フィルム4を袋状に加工して、その開口部12に、図2に記載のように、スパウト部20の下部の結合部24を差し込んで一体に溶着又は接着したものである。従って、ガスバリヤ性の高い外装フィルム4の開口部12によって覆われたスパウト部20の下部の結合部24は、ガスバリヤ性を維持しているが、その上部はガスバリヤ性が少ないため内容物が固化したり変質したりする恐れがあり、バリヤ区間20aを、図2に示すように、開口部21から結合部24の上端部までの長さDに設定することも可能である。
【0016】
また、従来、容器を密封する手段として、スパウト部20の開口部21にフィルムを溶着又は接着し密封する手段が用いられているが、本発明装置では、スパウト部20にボスピン部31を装着させるため、開口部21にフィルムを溶着又は接着することができない。そこで、本発明装置では、図4(a)、(b)、(c)に示すようにスパウト部20の下端面部25とボスピン部31の底面部34にアルミニウムフィルム等からなるガスバリヤ性の高いフィルム1、2又は3を溶着又は接着して容器本体10を確実に密封している。
【0017】
図2に記載の実施例の場合、スパウト部20にボスピン部31を装着した状態でスパウト部20の下端面部25とボスピン部31の底面部34が略同じ高さになるように設けてあり、ボスピン部31を装着した状態でスパウト部20の下端面部25とボスピン部31の底面部34に、平板状のアルミニウムフィルム等からなるガスバリヤ性の高いフィルム1又は2を溶着又は接着し密封することができる。
【0018】
図4(a)に示すように、フィルム1の形状が円板形状の場合には、図5に記載のように、スパウト部20の下端面部25とボスピン部31の底面部34の全面にフィルム1を溶着又は接着して容器本体10を密封することができると共に、開封時のボスピン部31の上昇回転により、フィルム1をボスピン部31と共にスパウト部20の下端面部25から剥離して取り出すか、又は、フィルム1をボスピン31と共にスパウト部20の下端面部25との間で引き千切ることによって、開封することによってができるように構成することができる。後者の場合、図4(a)又は図5に記載のように、フィルム1の内周に設けた円形状の切り裂け部1aを設けることにより一定の形状に容易に破断させて開封することができるように構成することができる。
【0019】
なお、図4(a)の実施例の場合、切り裂け部1aは、図5に示すように、ボスピン部31とスパウト部20の間に設けることも、下端面部25又は底面部34上に設けることも可能である。
また、図4(b)に示すように、フィルム2の形状が中心部が開口6を有するドーナツ形状の場合には、図6に記載のように、スパウト部20の下端面部25とボスピン部31の底面部34の周辺に溶着又は接着して容器本体10を密封することができる共に、開封時のボスピン部31の上昇回転により、先の実施例と同様に、フィルム2を引き千切って開封することも可能であるが、フィルム2がボスピン部31の底面部34から剥離しスパウト部20の下端面部25に残された状態で開口6を開封することができる。
【0020】
また、上記実施例のスパウト部20にボスピン部31を装着した状態でボスピン部31の底面部34がスパウト部20の下端面部25より突出している場合には、図4(c)に記載のフィルム3の底面部3aが下になるようにしてボスピン部31に嵌着し、下端面部25にフィルム3の鍔上面部3bを溶着又は接着し下端面部25から突出したボスピン部31にフィルム3を溶着又は接着して容器本体10を密封することができると共に、フィルム1を用いた実施例と同様に、開封時のボスピン部31の上昇回転によりフィルム3を引き裂いて容器本体10を開封状態にすることができる。
【0021】
また、上記実施例のスパウト部20にボスピン部31を装着した状態で、ボスピン部31の底面部34がスパウト部20の下端面部25より凹陥している場合には、図4(c)に記載のフィルム3の底面部3cが上になるようにしてスパウト部20に嵌着し、下端面部25にフィルム3の鍔下面部3cを溶着又は接着し下端面部25より凹陥したボスピン部31の底面部34にフィルム3の底面部3aを溶着又は接着して容器本体10を密封することができると共に、フィルム1を用いた実施例と同様に、開封時のボスピン部31の上昇回転によりフィルム3を引き千切って容器本体10を開封状態にすることができる。
【0022】
なお、上記実施例のフィルム1、2又は3に溶着手段を用いて容器本体10を密封しているが、接着手段を用いて密封することも可能である。
また、実施例の場合、図1又は図3に記載のように、ボスピン部31の下端部32には、バリヤ区間20aの内周壁部27に残留した内容物を容器本体10内に押し戻すためのリング状のピストン鍔部33が設けてあり、ピストン鍔部33より上方のボスピン部31を細く構成することが可能である。なお、図示の実施例の場合、ボスピン部31は中空状に構成してある。
また、スパウト部20の上端には、ボスピン部31を円滑に挿入するためにラッパ形状の開口部21を設けてある。
【0023】
また、実施例の場合、キャップ30のスカート部38の下端には、キャップ30の開封に伴って一部破断するようになした開封確認リング36を周状に設けてあり、キャップ30の開封時に該開封確認リング36がスパウト部20に設けた係止部23に回転を阻止されて一部が破断するように構成してあり、キャップ30の開封又は未開封を一目でわかるようにしてある。
【0024】
【発明の効果】
以上の通り、本発明に係るバリヤキャップ装置によれば、請求項1に記載のように、容器本体を押す若しくは吸引して容器の内容物を吐出するように設けたスパウト部に装着するキャップに、該キャップの天板部から下方に突出して前記スパウト部のバリヤ区間に嵌合し該バリヤ区間への内容物の侵入を阻止する円柱状のボスピン部を設けてなる構成を有することにより、キャップを装着すると、前記容器の内容物が前記スパウト部の前記バリヤ区間に侵入することがないから、使用前及び使用中において、スパウト部にガスバリヤ性がなくても内容物が固化したり変質することを生じ難くする効果がある。
【0025】
また、本発明は、請求項2に記載のように、請求項1に記載のバリヤキャップ装置において、前記スパウト部に前記ボスピン部を嵌着した状態で前記スパウト部の下端面部と前記ボスピン部の底面部が略同じ高さになるように設けた構成を有することにより、スパウト部にボスピン部が嵌着した状態でスパウト部全体がバリヤ区間となり、ボスピン部が嵌合することで容器の内容物がスパウト部に侵入するスペースを無くし且つ内容物の侵入を防ぐことができる効果がある。
【0026】
また、本発明は、請求項3に記載のように、請求項1又は2に記載のバリヤキャップ装置において、前記スパウト部に前記ボスピン部を嵌着した状態で前記スパウト部の下端面部と前記ボスピン部の底面部にフィルムを接着又は溶着して前記容器を密封するようになした構成を有することにより、開封前にスパウト部とボスピン部の隙間に内容物が侵入しないようにすることができると共に、前記フィルムを開封するまで前記容器の内容物が容器内に密封されているから内容物の保存性を向上させることができる効果がある。
【0027】
また、本発明は、請求項4に記載のように、請求項3に記載のバリヤキャップ装置において、前記キャップの開封に伴ってボスピン部により前記フィルムを破断又は剥離可能に設けた構成を有することにより、前記キャップの開封に伴ってボスピン部によりスパウト部に設けたフィルムが破断又は剥離することで、前記容器の内容物をスパウト部から吐出することができる。
【0028】
また、本発明は、請求項5に記載のように、請求項1乃至4のいずれかに記載の押込みキャップ装置において、前記スパウト部に前記ボスピン部を嵌着した状態で前記スパウト部の下端面部と前記ボスピン部の底面部に中心部が開口したフィルムを接着又は溶着して前記容器を密封するようになした構成を有することにより、フィルムの中心部が開口しているので、ボスピン部を前記フィルムから円滑に剥離し易くすることができると共に、剥離後には前記容器の内容物をフィルムの開口を通してスパウト部から確実に吐出することができる効果がある。
【0029】
また、本発明は、請求項6に記載のように、請求項1乃至5のいずれかに記載のバリヤキャップ装置において、前記ボスピン部の下端部に前記バリヤ区間の内周壁部に残留した内容物を前記容器内に押し戻すためのピストン部を設けてなる構成を有することにより、使用中に容器の内容物がスパウト部に残留していてもキャップの装着に伴いピストン部により内容物をバリヤ区間から残らず確実に容器内方向に押し戻すことができる効果がある。
【0030】
また、本発明は、請求項7に記載のように、請求項1乃至6のいずれかに記載のバリヤキャップ装置において、前記スパウト部の上端にラッパ形状の開口部を設けてなる構成を有することにより、スパウト部の上端にラッパ形状の開口部を設けたことで、前記ボスピン部を円滑にスパウト部に嵌着することができる効果がある。
【0031】
また、本発明は、請求項8に記載のように、請求項1乃至7のいずれかに記載のバリヤキャップ装置において、前記キャップの下端に前記キャップの開封に伴って一部破断するようになした開封確認リングを設けてなる構成を有することにより、キャップの開封に伴って開封確認リングの一部が破断することで、キャップを開封したか否かを一見して確認することができる効果がある。
【0032】
また、本発明は、請求項9に記載のように、請求項1乃至8のいずれかに記載のバリヤキャップ装置において、前記キャップと前記スパウト部をネジ式に着脱するようになした構成を有することにより、前記スパウト部に前記ボスピン部を押込むとき、又は前記スパウト部から前記ボスピン部を引き抜くときに、キャップをネジ式に容易且つ円滑に着脱することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の一実施例を示す概略分解正面図。
【図2】その要部を一部省略して示す概略一部縦断正面図。
【図3】その一実施例の要部を分解して示す概略分解説明図。
【図4】その一実施例の要部の形態を概略斜視図。
【図5】その一実施例の要部を拡大して示す概略拡大説明図。
【図6】その他の実施例の要部を拡大して示す概略拡大説明図。
【符号の説明】
1   フィルム
1a  切り裂け部
2   フィルム
3   フィルム
3a  底面部
3b  鍔上面部
3c  鍔下面部
4   外装フィルム
6   中心部
10  容器本体
12  開口部
20  スパウト部
20a バリヤ区間
21  開口部
22  雄ネジ部
23  開封確認リング破断部
24  結合部
25  下端面部
26  内周壁部
30  キャップ
31  ボスピン部
32  下端部
33  ピストン部
34  底面部
35  雌ネジ部
36  開封確認リング
37  天板部
38  スカート部

Claims (9)

  1. 容器本体を押す若しくは吸引して容器の内容物を吐出するように設けたスパウト部の開口部に装着するキャップに、該キャップの天板部から下方に突出して前記スパウト部のバリヤ区間に嵌合し該バリヤ区間への内容物の侵入を阻止する円柱状のボスピン部を設けてなるバリヤキャップ装置。
  2. 請求項1に記載のバリヤキャップ装置において、前記スパウト部に前記ボスピン部を嵌着した状態で前記スパウト部の下端面部と前記ボスピン部の底面部が略同じ高さになるように設けたバリヤキャップ装置。
  3. 請求項1又は2に記載のバリヤキャップ装置において、前記スパウト部に前記ボスピン部を嵌着した状態で前記スパウト部の下端面部と前記ボスピン部の底面部にフィルムを接着又は溶着して前記容器本体を密封するようになしたバリヤキャップ装置。
  4. 請求項3に記載のバリヤキャップ装置において、前記キャップの開封に伴ってボスピン部により前記フィルムを破断又は剥離可能に設けたバリヤキャップ装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の押込みキャップ装置において、前記スパウト部に前記ボスピン部を嵌着した状態で前記スパウト部の下端面部と前記ボスピン部の底面部に、中心部が開口したフィルムを接着又は溶着して前記容器本体を密封するようになしたバリヤキャップ装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載のバリヤキャップ装置において、前記ボスピン部の下端部に前記バリヤ区間の内周壁部に残留した内容物を前記容器本体内方向に押し戻すためのピストン部を設けてなるバリヤキャップ装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載のバリヤキャップ装置において、前記スパウト部の上端にラッパ形状の開口部を設けてなるバリヤキャップ装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれかに記載のバリヤキャップ装置において、前記キャップにキャップの開封に伴って一部破断するようになした開封確認リングを設けてなるバリヤキャップ装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれかに記載のバリヤキャップ装置において、前記キャップと前記スパウト部をネジ式に着脱するようになしたバリヤキャップ装置。
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