JP3941996B2 - 錠剤容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は錠剤容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
錠剤容器として、錠剤を収納した容器体の内部上部にスポンジ,可撓性合成樹脂フィルムをまるめたもの等をクッション材として収納し、中栓をした後、キャップを着脱自在に装着したものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来容器では使用に当たり、キャップを外した後中栓を外し、しかる後いちいちクッション材を外して錠剤を取り出し、また、使用後は再びクッション材を挿入した後中栓を嵌め、キャップを螺着させている。従って、取り扱いが面倒である。
本発明はこの様な点を考慮してなされたもので、収納錠剤の破損を防止できることは勿論、クッション材の存在が無いためいちいちそれを取り外す必要がなく取り扱いが便利である優れた錠剤容器を提案するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本請求項1発明の錠剤容器は上記課題を解決するため、筒状胴部4より口頚部6を起立するとともに、口頚部6下部に外気導入孔8を穿設し、且つ、保形性を備えた合成樹脂製の外壁材2と、外壁材2内面に剥離可能に積層するとともに、外気導入孔8部分を含めてその下方の積層部分を剥離して外壁材2内面との間に隙間aが生じる如く設け、且つ、内部に錠剤10を充填した可撓性合成樹脂製の内壁材3とからなる容器体Aを備え、口頚部6外周に嵌合させた周壁11上端縁より口頚部6上面に下面を当接するフランジ12を延設するとともに、フランジ12内周縁より垂設した内周壁13により内壁材3を圧接して外気導入孔8を気密に閉塞し、且つ、内周壁13内周面より口頚部6開口を閉塞する頂壁14を延設したキャップBを着脱自在に装着してなることを特徴とする錠剤容器として構成した。
また、請求項2発明の錠剤容器は、上記口頚部6下部を内方へ凹ませた環状の凹陥部7を形成して該凹陥部7に外気導入孔8を穿設し、上記キャップ内周壁13外周下部を凹陥部7内周に内壁材3を介して密嵌させるとともに、内周壁13外周上端部を口頚部6内周上端部に内壁材3を介して密嵌させ、且つ、各密嵌部分間の内周壁13外方に間隙bを設けてキャップBを装着してなる請求項1記載の錠剤容器として構成した。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例の形態を図面を参照して説明する。
【0006】
本発明の錠剤容器1は、容器体Aと、キャップBとから構成しており、容器体Aは、更に、外壁材2と、内壁材3とから構成している。
外壁材2は、保形性を備えた合成樹脂製のものであり、筒状の胴部4上端縁より肩部5介して口頚部6を起立している。また、口頚部下部にはその壁部を内方へ環状に凹ませた凹陥部7を形成しており、この凹陥部7に外気導入孔8を穿設している。また、口頚部6外周にはキャップBを螺着させるための螺条9を突周設している。
【0007】
内壁材3は可撓性合成樹脂製のものであり、外壁材2内面に剥離可能に積層するとともに、外気導入孔8を含んでその下方の積層部分を剥離して外壁材2内面との間に隙間aが生じる如く設け、また、内部に錠剤10を充填している。
【0008】
上記容器体Aを形成する場合には、内壁材3及び外壁材2形成するための合成樹脂を比較的容易に剥離する異材質の合成樹脂を選択し、例えば、それらの樹脂で構成された積層シートを用いてブロー成形等により形成することができる。また外気導入孔8は、積層前のシートに予め形成しておいたり、容器体形成後後加工により施すことが出来る。更に、内壁材3の剥離は、外気導入孔8上方の内壁材3を外壁材2に圧接した状態で、外気導入孔8よりエアーを吹き込むことによりその下方の内壁材3を剥離することができ、また、同様の状態から内壁材3を内側から吸引することにより剥離することが出来る。
【0009】
キャップBは合成樹脂製で、口頚部6外周に嵌合させた周壁11上端縁より口頚部6上面に下面を当接するフランジ12を延設するとともに、フランジ12内周縁より垂設した内周壁13により内壁材3を圧接して外気導入孔8を気密に閉塞し、また、内周壁13下端縁より口頚部6開口を閉塞する頂壁14を延設している。
【0010】
図示例では、周壁11内周に上記螺条9と螺合する螺条15を突周設し、また、内周壁13下部は段部16を介して縮径し、内周壁13上端部を内壁材3を介して口頚部6内周上端部に密嵌させるとともに、内周壁13下部を内壁材3を介して凹陥部7内面に密嵌させており、各密嵌部分間の内周壁13と口頚部とに間隙bを設けてキャップを装着し、キャップBの気密で且つ円滑な着脱が行える如く構成している。また、フランジ12上に周縁部を固着させてラベル17を設けている。
【0011】
上記の如き錠剤容器1は、図2に示す如き空の容器体A上方より錠剤10を充填した後、キャップBを螺着し、その内周壁13により外気導入孔8を閉塞して図1の状態の如き容器1を得る。使用の際には、その状態からキャップBを外して所定量の錠剤10を取り出し、次いで再びキャップBを螺着させる。
【0012】
図3は本発明の他の実施例を示すもので、本実施例では、上記図1の実施例に於いて、キャップBに代えて、口頚部6外周に嵌合させた周壁11上端縁より口頚部6上面に下面周縁部を当接して口頚部6開口を閉塞するフランジ12を延設するとともに、フランジ12内周縁部より垂設した内周壁13により内壁材3を圧接して外気導入孔8を気密に閉塞し、また、フランジ12内周面上端部より内方へ頂壁14を延設するとともに、頂壁14裏面より錠剤10上面に当接する多数の棒状突起18を垂設してなるキャップBを着脱に装着している。この場合も内周壁13上端部を肉厚に形成してその下方に間隙bが形成される如く構成している。
【0013】
【発明の効果】
以上説明した如く本発明の錠剤容器は、容器体Aを保形性の有る合成樹脂製の外壁材2と、外壁材2内面に剥離可能に積層した可撓性合成樹脂製の内壁材3とで構成し、外壁材2の口頚部6下部に外気導入孔8を穿設するとともに、外気導入孔8部分を含めてその下方の内壁材3の積層部分を剥離して外壁材2内面との間に隙間aが生じる如く構成し、また、装着したキャップBの内周壁13により内壁材3を圧接して外気導入孔8を気密に閉塞する如く構成しているため、隙間aに存在する空気は逃げ場が無く密閉され、その結果、内壁材3内に収納された錠剤10外周をエアーにより押さえられて相互の移動或いは衝突を極力防止し、しかも、錠剤10の取り出しの際にはキャップB外すだけで行えるため、取り扱いも便利である。
また、口頚部6下部を内方へ凹ませた環状の凹陥部7を形成して該凹陥部7に外気導入孔8を穿設し、キャップ内周壁13外周下部を凹陥部7内周に内壁材3を介して密嵌させるとともに、内周壁13外周上端部を口頚部6内周上端部に内壁材3を介して密嵌させ、更に、各密嵌部分間の内周壁13外方に間隙bを設けてキャップを装着してなるものにあっては、キャップ装着時には容器体内の充分な気密性を得られるとともに、キャップの着脱を容易に行えるという利点を兼ね備えている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す縦断面図である。
【図2】同実施例の容器体を示す縦断面図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す要部半断面図である。
【符号の説明】
2…外壁材,3…内壁材,4…胴部,5…肩部,6…口頚部,7…凹陥部,
8…外気導入孔,10…錠剤,11…周壁,12…フランジ,13…内周壁,
14…頂壁,A…容器体,B…キャップ, a…隙間,b…間隙

Claims (2)

  1. 筒状胴部4より口頚部6を起立するとともに、口頚部6下部に外気導入孔8を穿設し、且つ、保形性を備えた合成樹脂製の外壁材2と、外壁材2内面に剥離可能に積層するとともに、外気導入孔8部分を含めてその下方の積層部分を剥離して外壁材2内面との間に隙間aが生じる如く設け、且つ、内部に錠剤10を充填した可撓性合成樹脂製の内壁材3とからなる容器体Aを備え、口頚部6外周に嵌合させた周壁11上端縁より口頚部6上面に下面を当接するフランジ12を延設するとともに、フランジ12内周縁より垂設した内周壁13により内壁材3を圧接して外気導入孔8を気密に閉塞し、且つ、内周壁13内周面より口頚部6開口を閉塞する頂壁14を延設したキャップBを着脱自在に装着してなることを特徴とする錠剤容器。
  2. 上記口頚部6下部を内方へ凹ませた環状の凹陥部7を形成して該凹陥部7に外気導入孔8を穿設し、上記キャップ内周壁13外周下部を凹陥部7内周に内壁材3を介して密嵌させるとともに、内周壁13外周上端部を口頚部6内周上端部に内壁材3を介して密嵌させ、且つ、各密嵌部分間の内周壁13外方に間隙bを設けてキャップBを装着してなる請求項1記載の錠剤容器。
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