JP2004090505A - 写真シール自動作成方法とその装置、及び印刷媒体 - Google Patents

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Masamichi Akima
秋間 正道
Naohito Shiki
志岐 尚仁
Masanori Saito
斎藤 正徳
Hyoe Tamura
田村 兵衛
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Abstract

【課題】表裏両面に写真印刷が可能な写真シール自動作成方法とその装置及び印刷媒体を提案し、印刷時間の短縮や写真シールの携帯性の向上等により利用者の満足度を向上させる。
【解決手段】一以上の被写体を撮像手段で撮像して撮像画像を作成する撮像処理を許容し、該撮像画像、又は/及び他の取得手段で取得の取得画像等の編集対象画像を、利用者が編集手段で編集して編集画像を作成する編集処理を許容し、所定の画像を印刷手段で印刷媒体に印刷する写真シール自動作成方法又はその装置に対して、前記印刷媒体の表裏両面に印刷可能層を備え、前記印刷手段を、前記所定の画像を該印刷媒体の表裏両面に割り付けて印刷するように設定した。
【選択図】  図9

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えばゲームセンター等のアミューズメント施設に設置し、利用者を撮像してその撮像画像に落書き編集することを許容し、編集後の編集画像を印刷媒体に印刷して写真シールシートを作成するような、写真シール自動作成方法とその装置、及び印刷媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、被写体の撮像画像を編集した編集画像をシール紙に印刷して写真シールシートを作成する写真シール自動作成装置が提供されている。該写真シール自動作成装置では、白紙のシール紙に撮像画像や編集画像の写真印刷を行うものが主流であり、利用者は印刷された自分の画像を含む写真シールをハサミ等で切り取り、好みの場所やノートに貼り付ける、あるいは友人と写真シール交換するといったように利用している。
【0003】
このような写真シール自動作成装置では、通常表面のシール層に写真印刷を行い、該シール層を台紙層から剥がして利用できるようになっている。表裏両面に印刷を施す方法としては、写真感光部以外の表裏余白部に印刷を施した写真シール紙が提案されている(特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
実用新案登録第3052733号公報。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記考案の写真シール紙は、表裏余白部に懸賞くじ用のハガキ等の記号、文字、模様等を印刷して広告宣伝商品としても利用することが目的であり、写真印刷に関しては従来どおり表面に印刷するのみで単に写真印刷と異なる付加価値をつけたものでしかなかった。
【0006】
この発明は、表裏両面に写真印刷が可能な写真シール自動作成方法とその装置及び印刷媒体を提案し、印刷時間の短縮や写真シールの携帯性の向上等により利用者の満足度を向上させることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明は、一以上の被写体を撮像手段で撮像して撮像画像を作成する撮像処理を許容し、該撮像画像、又は/及び他の取得手段で取得の取得画像等の編集対象画像を、利用者が編集手段で編集して編集画像を作成する編集処理を許容し、所定の画像を印刷手段で印刷媒体に印刷する写真シール自動作成方法又はその装置であって、前記印刷媒体の表裏両面に印刷可能層を備え、前記所定の画像を該印刷媒体の表裏両面に割り付けて前記印刷手段で印刷する写真シール自動作成方法又はその装置であることを特徴とする。
【0008】
前記撮像手段は、デジタルカメラ又はデジタルビデオカメラで構成することを含む。
前記編集手段は、利用者にタッチペン又は指でタッチされた座標を取得するタッチパネルやマウス等のポインティングデバイスで構成することを含む。
【0009】
前記他の取得手段は、通信手段又は記憶媒体読取手段等のデータ取込手段、写真や絵画等の実画像をスキャニングするスキャナで構成することを含む。
前記取得画像は、通信手段又は記憶媒体読取手段等のデータ取込手段で取得する画像、すなわち個人用デジタルカメラでの撮像やパソコンでのグラフィック制作等によるデジタル画像や、写真や絵画等の実画像をスキャナでスキャニングしたスキャニング画像で構成することを含む。
【0010】
前記所定の画像は、前記撮像画像、前記デジタル画像、又は前記スキャニング画像等の編集前の画像、又はこれら編集前の画像を編集手段で編集した編集画像、又は、前記編集前の画像又は/及び前記編集画像から選択された複数の画像で構成することを含む。
【0011】
前記印刷手段は、モノトーンプリンタ、セピア(sepia)トーンプリンタ又はカラープリンタ等画像を印刷する印刷装置で構成することを含む。
前記印刷媒体は、印刷可能層の裏側に粘着層を備えたシール紙(シール媒体)等、貼付可能媒体で構成することを含む。
【0012】
前記割り付けは、表裏に異なる画像を割り付ける、あるいは表裏とも同一の画像を割り付けることを含む。
【0013】
好ましい実施の形態として、前記印刷手段に、前記印刷媒体の表面に印刷する表用ヘッドと前記印刷媒体の裏面に印刷する裏用ヘッドとを備えた両面同時印刷装置を使用することができる。
【0014】
前記表用ヘッド及び裏用ヘッドは、インクリボンのカラーを印刷媒体に熱転写する熱転写ヘッド、又はインクジェット方式でインクを噴射するインク噴射ヘッド等、印刷媒体に印刷可能なヘッドで構成することを含む。
【0015】
またこの発明は、所定の画像の印刷を許容する印刷媒体であって、表裏両面に印刷可能層を形成した印刷媒体とすることができる。
前記印刷可能層は、表面を白色(又は透明等の他の色)の平滑面で形成することを含む。
【0016】
好ましい実施の形態として、前記印刷可能層の各内面に粘着層を接着してそれぞれを印刷媒体に形成し、各印刷媒体の中間に台紙層を備えることができる。 前記粘着層は、再剥離可能又は不可能な粘着剤を前記印刷層に塗布して形成する、あるいは再剥離可能又は不可能な粘着シートを前記印刷層に接着して形成することを含む。
前記台紙層は、前記粘着層が容易に剥がれるように表面を平滑加工したシート部材で形成することを含む。
【0017】
またこの発明は、前記印刷媒体と、該印刷媒体の真偽を識別させる識別体を備えた印刷媒体ユニットとすることができる。
【0018】
前記識別体は、非接触でデータを読書きするIDタグ、情報を記録したバーコード又はICカード、又は、特定形状に形成した印刷媒体ユニットのユニット形状であることを含む。
【0019】
該識別体を識別する識別手段は、IDタグに記憶のデータを読取るIDタグリーダ、バーコードを読取るバーコードスキャナ、ICカードに記憶のデータを読取るICカードリーダ、特定形状に形成した印刷媒体ユニットのユニット形状と嵌合する嵌合部で構成することを含み、前記写真シール自動作成装置に備えることを含む。
前記印刷媒体ユニットは、識別体と印刷媒体とを一体にして構成する、あるいは前記識別体と印刷媒体とを別体にして構成することを含む。
【0020】
【発明の効果】
この発明により、印刷する画像を表裏に割り付けて、従来と同等面積の印刷で印刷時間を半分程度に短縮することが可能となる。
【0021】
また、画像を表裏に割り付けて印刷しているため、仕上がった写真シールシートのサイズを小さくすることができ、携帯性が向上して持ち運びが便利になる。
【0022】
また、従来と同程度の印刷時間で従来と同サイズ程度の写真シールシートを作成し、この表裏に画像を印刷することができ、提供する写真シールの枚数を増加することもできる。
【0023】
このようにして、利用者の満足度を向上させることができ、リピート客を増加させて売上向上を図ることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
この発明の一実施形態を以下図面と共に説明する。
まず、図1に示す正面右上から見た斜視図と共に、写真シール自動作成機1の外観について説明する。
【0025】
写真シール自動作成機1は、ボックス状の枠体3で囲繞した撮像空間5の正面奥側に筐体4を備えており、前記枠体3の上辺からは側面及び正面にカーテン2(右側面は図示省略)を吊るして撮像空間5を外界から隔離している。
【0026】
前記筐体4には、正面中央に前下がりの傾斜部を形成して該傾斜部にモニタ14を備える。該モニタ14には、タッチパネル15aを重ねて設け、その左右に備えたタッチペン15b,15bで該タッチパネル15aをタッチさせて、利用者の入力を許容する。
【0027】
前記傾斜部の上方には、中央にデジタルカメラ12を備え、該デジタルカメラの左右にストロボ発光する照明装置13,13を配設する。なお、該照明装置13は、ボックス状に形成して正面を白色半透明の拡散板で形成し、他の面を白色塗装した反射板で形成する。これにより、ストロボ発光体で奥側に向かって照射する照射光を前記反射板で反射し、その反射光を拡散板で拡散して主に被写体を略均一に照明する。
【0028】
前記傾斜部の下方正面には、硬貨の投入を許容する貨幣投入口16aを備え、筐体4の右側面下部には、作成した写真シールシートを排出する写真シール排出口18aを備える。
【0029】
該写真シール排出口18aの内部には、図2の部分拡大図(一部断面図)に示すように、パーソナルコンピュータで構成した制御装置11とその上方に設置したプリンタ18を備える。
該プリンタ18は、インクジェットプリンタで構成し、シール紙ユニット30のシール紙32の表面シール層32a及び裏面シール層32e(後述)に写真印刷等の印刷を行う。また、シール紙ユニット30をセット可能(着脱可能)に形成しており、背面側にIDタグリーダ/ライタ17を備える。
【0030】
前記シール紙ユニット30は、ロール状のシール紙32とその側面に備えたIDタグ31で構成し、該IDタグ31は前記IDタグリーダ/ライタ17によるデータの読書きを許容する。なお、前記プリンタ18でシール紙32に画像が印刷されて作成された写真シールシート33は、前記写真シール排出口18aから排出する。
【0031】
前記プリンタ18の内部は、図3の斜視図に示すように、シール紙32の上下に被さるようにセットしたインクリボン18h、表用ヘッド18b、裏用ヘッド18eを備えている。
【0032】
ここで前記シール紙32について説明すると、仮想線で示す部分拡大表示(A)のように、上から順に表面シール層32a、粘着層32b、台紙層32c、粘着層32d、裏面シール層32eの5層で構成する。表面シール層32aと粘着層32b、および粘着層32dと裏面シール層32は、それぞれ接着しており、台紙層32cは表裏両面を平滑面で形成している。これにより、表面シール層32aと粘着層32b、および粘着層32dと裏面シール層32が、シールとして台紙層32cから剥がれやすいように構成している。
【0033】
前記インクリボン18hは、シール紙ユニット30の右手前側に備えた繰出軸18iに巻かれており、シール紙32の上を左方へ伸ばし、シール紙32の下方から戻してきて前記繰出軸18iの下方に位置する巻取軸18jで巻き取る。これにより、1つのインクリボン18hでシール紙32の表面及び裏面に印刷することを可能にし、インクリボン18hの交換メンテナンスの頻度を軽減している。
【0034】
また、インクリボン18hは、図4の説明図の(B)に示すようにY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、OP(オーバーコート)の各色を配置している。この各色部分は、写真シールシート33のサイズとほぼ同一の面積を一色で形成して順番に並べている。すなわち、従来の片面印刷であれば(C)に示すように同色面積がほぼ倍であったが、両面印刷によって写真シールシート33のサイズを半分程度に縮小できるため、これにあわせて各色部分も半分程度に縮小している。
【0035】
図3に示した前記表用ヘッド18bは、ヘッド移動バー18c上を前後に移動可能に備え付けている。また、ヘッド移動バー18cが左右に移動することで(後述の図5参照)、シール紙32の表面全体に表用ヘッド18bで印刷することができる。これにより、インクリボン18hをシール紙32に上から熱で押し付け、シール紙32の表面にカラー印刷を施すことができる。
【0036】
前記裏用ヘッド18eは、ヘッド移動バー18f上を前後に移動可能に備え付けている。また、ヘッド移動バー18fが左右に移動することで(後述の図5参照)、シール紙32の裏面全体に裏用ヘッド18eで印刷することができる。これにより、インクリボン18hをシール紙32に下から熱で押し付け、シール紙32の裏面にカラー印刷を施すことができる。
【0037】
また、表用ヘッド18b及び裏用ヘッド18eは、図5の正面図に示すように段違いに備えている。すなわち、表用ヘッド18bに備えた鉄板18dの右側の下方に裏用ヘッド18eが位置し、該裏用ヘッド18eに備えた鉄板18gの左側の上方に表用ヘッド18bが位置する。
【0038】
この位置関係を保って印刷することで、表用ヘッド18bでの印刷ではシール紙32を鉄板18gで支えることができ、裏用ヘッド18eでの印刷ではシール紙32を鉄板18dで支えることができる。
【0039】
以上の構成により、シール紙32の表面及び裏面に画像を印刷することができ、両印刷面積の印刷を表面のみに行う場合と比較して、約半分程度の印刷時間で印刷を完了させることができる。
【0040】
次に、図6に示すブロック図と共に、写真シール自動作成機1の制御回路の構造について説明する。
制御装置11は、CPU,ROM,及びRAMを内蔵して各装置の制御を実行し、該制御装置11に接続して以下の各装置を備える。
【0041】
デジタルカメラ12は、制御装置11からのシャッタ信号を受けて撮像を実行し、該撮像による撮像画像を静止画データで、また撮像前のプレビュー画像を動画データで、それぞれ画像データとして制御装置11に送信する。
照明装置13は、制御装置11からの照明制御信号に従ってストロボ発光を実行し、撮像時に被写体を略均一に照明する。なお、該照明装置13は、ストロボ照明に加えて蛍光灯照明装置又は/及び白熱灯照明装置を追加しても良く、またストロボ照明に替えて蛍光灯照明装置又は/及び白熱灯照明装置を備えても良い。
【0042】
モニタ14は、制御装置11からのRGB信号に従って、プレビュー、撮像画像、画像編集時のペンツールやスタンプルール等のアイテム画像等、必要な画像を表示する。
【0043】
入力装置15は、前述のタッチペン15b(図1)とタッチパネル15aで構成し、利用者にタッチペン15bでタッチされた座標を入力信号として制御装置11に送信する。
【0044】
貨幣処理装置16は、前述の貨幣投入口16a(図1)の内部に位置して設けており、該貨幣投入口16aから投入された硬貨の真偽判別及び金種判別を実行する。該真偽判別及び金種判別が正であれば、プレイを開始する起動信号を制御装置11に送信する。
【0045】
IDタグリーダ/ライタ17は、制御装置11の更新信号に従ってシール紙ユニット30のIDタグ31に印刷残回数などの設定データを記憶させ、読出信号として前記IDタグ31に記憶のIDナンバーや印刷残回数などの設定データを制御装置11に送信する。
【0046】
プリンタ18は、制御装置11からプリント画像データを受信し、該プリント画像を前述したようにシール紙32の表面シール層32a及び裏面シール層32eに写真印刷し、写真シールシート33を作成して排出する。ここで写真印刷とは、被写体の撮像画像や編集画像を写真のように美しく印刷することを指し、この写真印刷を行った写真シール34が利用者の直接的な目的物(取得対象物)となる。
【0047】
以上の構造により、プリンタ18でシール紙32の表面シール層32a及び裏面シール層32eに写真印刷を施し、写真シール34(後述の図9参照)を提供することができる。
【0048】
次に、図7に示す処理フロー図と共に、写真シール自動作成機1の動作について説明する。
利用者によって貨幣投入口16a(図1)に硬貨(コイン)が投入されると、貨幣処理装置16(図6)が制御装置11に起動信号を送信してプレイを開始する(ステップn1)。
【0049】
制御装置11は、デジタルカメラ12で撮影している動画をモニタ14にプレビュー表示し、カウントダウンを行ってデジタルカメラ12による撮像を実行する(ステップn2)。なお、該撮像の時と同期をとって照明装置13を発光させ、略均一照明を得た撮像を実行する。また撮像は複数回実行し、複数の撮像画像を作成する。
【0050】
前記撮像処理が終了すると、制御装置11は撮像画像に落書き編集を許容する落書き編集処理を実行する(ステップn3)。該落書き編集処理では、縁どりペンやらめペン等のペンツール、及び、さくらんぼや犬等の画像をスタンプのように書込めるスタンプツール等の落書きツールを表示し、利用者に選択された撮像画像に対して落書きツールを利用した落書き編集を許容する。
【0051】
前記落書き編集処理が終了すると、制御装置11は図8の画面イメージ図に示す画像割り付け画面を表示し、編集画像の割り付け数を利用者に選択させる(ステップn4)。
【0052】
ここで利用者は、表面用の印刷画像表示部14aに表示する写真イメージ14bを、左移動ボタン14e、右移動ボタン14f、又は最初に戻るボタン14gのタッチによって変更し、好みの画像サイズ(写真枚数)を選択する。
【0053】
同様に裏面用の印刷画像表示部14dに表示する写真イメージ14cを、左移動ボタン14h、右移動ボタン14j、又は最初に戻るボタン14iのタッチによって変更し、好みの画像サイズ(写真枚数)を選択する。
【0054】
このようにして割り付け数が選択されたのち、印刷ボタン14kがタッチされる、あるいは制限時間が終了することで、前記割り付けによる配置画像を印刷用画像として次の印刷処理に移行する。
【0055】
制御装置11は前記印刷用画像をプリンタ18でシール紙32の表面シール層32a及び裏面シール層32eに印刷し(ステップn5)、完成した写真シールシート33(図2)を出力し(ステップn6)、プレイを終了する。
【0056】
以上のようにして完成した写真シールシート33は、図9の平面図に示すように表裏両面に異なる編集画像が写真印刷されており、利用者は表面から剥がした写真シール34aと、裏面から剥がした写真シール34bを写真シール34として利用することができる。
【0057】
これにより、片面印刷に比較して写真シールシート33のサイズが半分程度に小型コンパクトになり、携帯性が向上する。すなわち、従来であれば写真シールシート33を鞄にしまうのに折れないように配慮しなければいけなかったが、サイズを縮小することで財布にしまうことも可能になる等、折れのないきれいな状態での保管が容易になる。
【0058】
また、写真シールシート33のサイズを半分程度とすることで、台紙層32cも半分程度で足り、シール紙32のコストダウンを図ると共に、主に紙部材で形成される台紙層32cを削減して環境保護を図ることもできる。
【0059】
その上、表裏両面に同時印刷を行うため、印刷完了までの時間が短縮され、利用者の待ち時間を減少して満足度向上を図ることもできる。
【0060】
なお、図8に示した画像割り付け画面は、裏面用の印刷画像表示部14d、左移動ボタン14h、右移動ボタン14j、及び最初に戻るボタン14iを省略し、表裏共に同一の印刷用画像を作成するように設定しても良い。
【0061】
また、左移動ボタン14h、右移動ボタン14j、及び最初に戻るボタン14iを省略し、表面用の印刷画像表示部14aと裏面用の印刷画像表示部14dが同時に変るように設定しても良い。
【0062】
また、写真シールシート33のサイズは従来程度の大きさとしても良い。この場合は、従来の2倍程度の面に印刷された写真シール34を提供できるため、利用者が得られる写真シール34が格段に増加し、お得感を与えて満足度を向上させることができる。その上、表裏両面印刷により印刷時間は従来とほぼ変化しないため、待ち時間に対する利用者の不満も防止することができる
また、インクリボン18hは、表用と裏用を別々にして2つ備えても良い。 また、裏用ヘッド18eを備えず、スイッチバック機構(スイッチバック手段)と反転機構(反転手段)を備えても良い。この場合は、シール紙32の表面に表用ヘッド18bで印刷し、写真シールシート33として提供する提供部分を切り離した後、スイッチバックを利用して前記提供部分のシール紙32を反転し、前記表用ヘッド18bで該シール紙32の裏面にも印刷するように構成する。
【0063】
前記スイッチバック機構は、正逆回転するパルスモータで構成することができる。また、前記反転機構は、往路では落とし込み側通路を開いて水平移動するシート部材(前記提供部分のシール紙32)をローラで下方へ略垂直となるように落とし込み、該シート部材を逆向きに上方へ引き上げて往路方向へ水平に移動させ、復路では前記落とし込み側通路を閉じて前記シート部材を前記ローラの上方も含めてそのまま水平に通過させる機構で構成することができる。
これにより裏用ヘッド18eが不要となり、スイッチバック機構及び反転機構さえ取り付ければ従来のプリンタを利用できる利点がある。
【0064】
また、制御装置11に接続してモデム又はLANボード等の通信装置を備え、インターネット等の回線を通じて外部から画像を取得可能に構成しても良い。この場合は、通信によって取得した受信画像を、デジタルカメラ12で撮像した撮像画像の替わりに、あるいは該撮像画像と共に、落書き編集処理で落書きして印刷できるように構成すると良い。
【0065】
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、
この発明の写真シール自動作成装置は、実施形態の写真シール自動作成機1に対応し、
以下同様に、
撮像手段は、デジタルカメラ12に対応し、
編集手段は、入力装置15に対応し、
識別手段は、IDタグリーダ/ライタ17に対応し、
印刷手段及び両面同時印刷装置は、プリンタ18に対応し、
印刷媒体ユニットは、シール紙ユニット30に対応し、
識別体は、IDタグ31に対応し、
印刷媒体は、シール紙32に対応し、
印刷可能層は、表面シール層32a及び裏面シール層32eに対応し、
所定の画像は、印刷用画像に対応するも、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】写真シール自動作成機の外観を示す正面右上から見た斜視図。
【図2】写真シール自動作成機の内部を示す部分拡大図(一部断面図)。
【図3】プリンタの表裏印刷構造を示す斜視図。
【図4】インクリボンの構造を示す平面図
【図5】プリンタの表裏印刷構造を示す正面図。
【図6】写真シール自動作成機の制御回路を示すブロック図。
【図7】写真シール自動作成機の動作を示す処理フロー図。
【図8】割り付け数選択画面を示す画面イメージ図。
【図9】写真シールシートの平面図。
【符号の説明】
1…写真シール自動作成機
12…デジタルカメラ
15…入力装置
17…IDタグリーダ/ライタ
18…プリンタ
18b…表用ヘッド
18e…裏用ヘッド
30…シール紙ユニット
31…IDタグ
32…シール紙
32a…表面シール層
32b…粘着層
32c…台紙層
32d…粘着層
32e…裏面シール層

Claims (7)

  1. 一以上の被写体を撮像手段で撮像して撮像画像を作成する撮像処理を許容し、該撮像画像、又は/及び他の取得手段で取得の取得画像等の編集対象画像を、利用者が編集手段で編集して編集画像を作成する編集処理を許容し、
    所定の画像を印刷手段で印刷媒体に印刷する写真シール自動作成方法であって、前記印刷媒体の表裏両面に印刷可能層を備え、
    前記所定の画像を該印刷媒体の表裏両面に割り付けて前記印刷手段で印刷する
    写真シール自動作成方法。
  2. 前記印刷手段に、前記印刷媒体の表面に印刷する表用ヘッドと前記印刷媒体の裏面に印刷する裏用ヘッドとを備えた両面同時印刷装置を使用する
    請求項1記載の写真シール自動作成方法。
  3. 一以上の被写体を撮像手段で撮像して撮像画像を作成する撮像処理を許容し、該撮像画像、又は/及び他の取得手段で取得の取得画像等の編集対象画像を、利用者が編集手段で編集して編集画像を作成する編集処理を許容し、
    所定の画像を印刷手段で印刷媒体に印刷する写真シール自動作成装置であって、前記印刷媒体の表裏両面に印刷可能層を備え、
    前記印刷手段を、前記所定の画像を該印刷媒体の表裏両面に割り付けて印刷するように設定した
    写真シール自動作成装置。
  4. 前記印刷手段を、前記印刷媒体の表面に印刷する表用ヘッドと前記印刷媒体の裏面に印刷する裏用ヘッドとを備えた両面同時印刷装置で構成した
    請求項3記載の写真シール自動作成装置。
  5. 所定の画像の印刷を許容する印刷媒体であって、
    表裏両面に印刷可能層を形成した
    印刷媒体。
  6. 前記印刷可能層の各内面に粘着層を接着してそれぞれを印刷媒体に形成し、
    各印刷媒体の中間に台紙層を備えた
    請求項5記載の印刷媒体。
  7. 請求項5又は6記載の印刷媒体と、
    該印刷媒体の真偽を識別させる識別体を備えた
    印刷媒体ユニット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2011122071A1 (ja) * 2010-03-31 2011-10-06 富士フイルム株式会社 印字装置および印字方法

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