JP2004085097A - 機器監視システム - Google Patents

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Haruhiko Sudo
須藤 晴彦
Kishiro Kusano
草野 喜四郎
Kazuhiro Sakai
坂井 一博
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Fuji Electric Retail Systems Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2400/00General features of, or devices for refrigerators, cold rooms, ice-boxes, or for cooling or freezing apparatus not covered by any other subclass
    • F25D2400/36Visual displays

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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

【課題】対象機器のレイアウトの変更によっても各対象機器の状態データを良好に表示して、対象機器のそれぞれを定期的に監視することができる機器監視システムを供給すること。
【解決手段】本発明の機器監視システムは、対象となる複数の対象機器(20,30)の運転状態を定期的に監視する機器監視システムであって、対象機器(20,30)よりそれぞれの状態データを収集するデータ収集手段(13)と、このデータ収集手段(13)が収集した状態データを対象機器(20,30)の機能毎に区分し、各区分における状態データの集合体を個々の表示要素として表示する表示制御手段(14)とを備えてなるものである。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、対象となる複数の対象機器の運転状態を定期的に監視する機器監視システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えばスーパーマーケットやコンビニエンスストア等の店舗には、複数のショーケース、冷凍機、空調機、照明機器等の機器(以下、対象機器ともいう)が設置されている。
【0003】
従来、これら対象機器の運転状態等の定期的な監視は、次のような機器監視システムを用いて行われていた。機器監視システムは、複数の対象機器と、これら対象機器の監視を行う監視装置とにより構成されている。この監視装置は、該監視装置の動作を統括的に制御する制御部と、対象機器の運転状態に関する運転状態データを定期的に受信する受信部と、対象機器の設置形態(以下、レイアウトともいう)に関するレイアウトデータを保存する保存部と、上記各データを表示するための表示モニターとを有してなるものである。
【0004】
そして、監視装置においては、その制御部が、図14に示すように、保存部に保存されているレイアウトデータに基づき表示モニターに対象機器のレイアウトを表示させ、その状態において、受信部を通じて定期的に受信した運転状態データを表示モニターに併せて表示させていた。
【0005】
従って、上記の機器監視システムによれば、対象機器のレイアウト表示を利用した態様で該対象機器の運転状態を監視することができる。このような機器監視システムに対応する技術が特許第2708315号公報、特許第2708316号公報等に提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、一般に表示モニターの表示画面の大きさは物理的に制約されているため、上記の機器監視システムのように対象機器のレイアウト表示を利用した態様で該対象機器の運転状態を表示することは、対象機器の数が多い場合に対象機器の全てを例えば1画面もしくは2画面内にまとめて表示すると各対象機器に該当する部分の表示が小さくなってしまい、各対象機器の運転状態データを良好に監視することができない。
【0007】
また、対象機器の移動、追加もしくは削除等により対象機器のレイアウトの変更を行った場合には、図15に示すように対象機器のレイアウト表示を変更する必要があり、手続が非常に煩雑になる。
【0008】
本発明は、上記実情に鑑みて、対象機器のレイアウトの変更によっても各対象機器の状態データを良好に表示して対象機器のそれぞれの運転状態を定期的に監視することができる機器監視システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る機器監視システムは、対象となる複数の対象機器の運転状態を定期的に監視する機器監視システムにおいて、前記対象機器よりそれぞれの状態データを収集するデータ収集手段と、前記データ収集手段が収集した状態データを前記対象機器の機能毎に区分し、各区分における状態データの集合体を個々の表示要素として表示する表示制御手段とを備えてなることを特徴とする。
【0010】
また、本発明の請求項2に係る機器監視システムは、上記の請求項1において、前記状態データは、前記対象機器の機能毎に区分するための区分情報を有しており、前記表示制御手段は、前記区分情報に基づいて、前記状態データを前記対象機器の機能毎に区分することを特徴とする。
【0011】
また、本発明の請求項3に係る機器監視システムは、上記の請求項1において、前記状態データに対して前記対象機器の機能毎に区分するための区分情報を付与するデータ入力手段を備えてなり、前記表示制御手段は、前記区分情報に基づいて、前記状態データを前記対象機器の機能毎に区分することを特徴とする。
【0012】
また、本発明の請求項4に係る機器監視システムは、上記の請求項1〜3のいずれか一つにおいて、前記対象機器から収集した状態データに基づいて当該対象機器の異常を検知する異常検知手段と、前記異常検知手段が対象機器の異常を検知した場合にその旨を報知する報知手段とを備えていることを特徴とする。
【0013】
また、本発明の請求項5に係る機器監視システムは、上記の請求項4において、前記報知手段は、前記表示制御手段に該当する対象機器を着色して表示させる着色表示出力手段、および/または音声を出力する音声出力手段であることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、本発明に係る機器監視システムの好適な実施の形態について詳細に説明する。尚、以下の実施の形態では、機器監視システムの一例として、複数の店舗に設置された冷蔵/冷凍ショーケースおよび空調機のそれぞれを対象機器とする機器監視システムについて説明する。
【0015】
図1は、本発明の実施の形態に係る機器監視システムの構成を示すブロック図である。図1において、機器監視システムは、冷蔵/冷凍ショーケースおよび空調機が設置された複数の店舗(A店、・・・、N店)と、これら複数の店舗(A店、・・・、N店)のそれぞれとネットワークNを介して接続された監視センター10とを有して構成してある。
【0016】
それぞれの店舗(A店、・・・、N店)には、対象機器である複数の冷蔵/冷凍ショーケース20および空調機30と、一つの冷蔵/冷凍ショーケース20の監視および制御を行うケース用コントローラ40と、空調機の監視および制御を行う空調用コントローラ50と、店舗用監視装置60とが設けられている。より詳しくは、ケース用コントローラ40とこのケース用コントローラ40の監視制御下にある冷蔵/冷凍ショーケース20とにより構成されたショーケースブロックXと、空調用コントローラ50とこの空調用コントローラ50の監視制御下にある空調機30とにより構成された空調機ブロックYとによって構築された店舗内LAN(Local Area Network)に店舗用監視装置60が接続して構成されている。また、この店舗用監視装置60はインターネット等のネットワークNに接続してある。
【0017】
冷蔵/冷凍ショーケース20は、図2に示すように、該冷蔵/冷凍ショーケース20の本体となる複数のショーケース21と、冷凍機22とにより構成され、ショーケース21が店舗内に、冷凍機22が店舗外にそれぞれ設置されている。この冷凍機22は、高温高圧の液冷媒を生成してそれぞれのショーケース21に供給するものである。そして、一つの冷蔵/冷凍ショーケース20を構成するショーケース21は適用される用途が共通している。そのため、冷蔵/冷凍ショーケース20毎に適用される用途は異なっており、冷蔵/冷凍ショーケース20は、各々が異なる系統に所属している。
【0018】
空調機30は、図示はしないが、店舗内に設置されている室内機と、店舗外に設置されている室外機とにより構成されており、該店舗内を所定の温度に保持するためのものである。
【0019】
ケース用コントローラ40は、図3に示すように、主制御部41、通信制御部42、冷凍機監視制御部43およびショーケース監視部44を有して構成されている。
【0020】
主制御部41は、例えばROMやRAM等のメモリ45に格納されたプログラムやデータに基づいてケース用コントローラ40の動作を統括的に制御するものである。
【0021】
通信制御部42は、他のケース用コントローラとの通信を制御すると共に、店舗用監視装置60との通信を制御するものである。
【0022】
冷凍機監視制御部43は、図示していないセンサを介して冷凍機22の運転状態(吸入/吐出圧力、吸入/吐出ガス温度等)を所定の時間単位に監視すると共に、この冷凍機22の運転を制御するものである。
【0023】
ショーケース監視部44は、図示していないセンサを介してそれぞれのショーケース21の各種温度等(温調温度、庫内温度、除霜温度等)を所定の時間単位に監視するものである。
【0024】
これら冷凍機監視制御部43およびショーケース監視部44により監視されているショーケース21および冷凍機22の運転状態に関する時間単位のデータは、運転状態データとして通信制御部42を通じて店舗用監視装置60に送出される。この運転状態データには、後述するように店舗用監視装置60において該運転状態データを機能毎に区分するための区分情報、すなわち、該当するショーケース21および冷凍機22がどの系統に所属しているかを示す系統情報が付加されている。ここで、区分情報は、冷蔵/冷凍ショーケース20のそれぞれが付加してもよいし、通信制御部42が店舗用監視装置60に送出する際に付加してもよい。
【0025】
また、上記のメモリ45には、ショーケース21および冷凍機22の設定状態に関する設定状態データが格納されており、後述するように店舗用監視装置60、あるいは監視センター10からの要求に応じてこの設定状態データも通信制御部42を通じて店舗用監視装置60に送出される。この設定状態データにも、上記の運転状態データと同様に、該当するショーケース21および冷凍機22がどの系統に所属しているかを示す系統情報が付加されている。ここで、区分情報は、冷蔵/冷凍ショーケース20のそれぞれが付加してもよいし、通信制御部42が店舗用監視装置60に送出する際に付加してもよい。
【0026】
空調用コントローラ50は、図4に示すように、主制御部51、通信制御部52および空調機監視制御部53を有して構成されている。
【0027】
主制御部51は、例えばROMやRAM等のメモリ54に格納されたプログラムやデータに基づいて空調用コントローラ50の動作を統括的に制御するものである。通信制御部52は、店舗用監視装置60との通信を制御するものである。
【0028】
空調機監視制御部53は、図示していないセンサを介して空調機30の運転状態を所定の時間単位に監視すると共に、この空調機30の運転を制御するものである。この空調機監視制御部53により監視されている空調機30の運転状態に関する時間単位のデータは、運転状態データとして通信制御部52を通じて店舗用監視装置60に送出される。この空調機30の運転状態データにも、上記の冷蔵/冷凍ショーケース20の運転状態データと同様に、該当する空調機30がどの系統に所属しているかを示す系統情報が付加されている。ここで、区分情報は、空調機30のそれぞれが付加してもよいし、通信制御部52が店舗用監視装置60に送出する際に付加してもよい。
【0029】
また、上記のメモリ54には、空調機30の設定状態に関する設定状態データが格納されており、後述するように店舗用監視装置60、あるいは監視センター10からの要求に応じてこの設定状態データも通信制御部52を通じて店舗用監視装置60に送出される。この空調機30の設定状態データにも、上記の冷蔵/冷凍ショーケース20の設定状態データと同様に、該当する空調機30がどの系統に所属しているかを示す系統情報が付加されている。ここで、区分情報は、空調機30のそれぞれが付加してもよいし、通信制御部52が店舗用監視装置60に送出する際に付加してもよい。
【0030】
店舗用監視装置60は、図5に示すように、監視制御部61、通信制御部62、データ収集処理部63、データ入力部64、表示制御部65、表示部66、データ診断部67およびデータ出力部68を有して構成されている。
【0031】
監視制御部61は、例えばROMやRAM等のメモリ69に格納されたプログラムやデータに基づいて店舗用監視装置60の動作を統括的に制御するものである。
【0032】
通信制御部62は、例えばEthernet(R)上に出力する機能を有するものであり、ケース用コントローラ40および空調用コントローラ50との間のデータの送受信と、ネットワークNを通じた監視センター10との間のデータの送受信とを制御するものである。
【0033】
データ収集処理部63は、通信制御部62を通じてケース用コントローラ40および空調用コントローラ50のそれぞれに対して運転状態データおよび設定状態データ(以下、単に状態データともいう)の収集要求を行い、収集した状態データをデータベース化してメモリ69に格納するためのものである。このメモリ69にデータベース化して格納した運転状態データおよび設定状態データの構成例(データレコード)をそれぞれ図6および図7に示す。
【0034】
データ入力部64は、この機器監視システムの利用者が直接入力した対象機器の型式、設定状態データおよび系統情報をメモリ69に格納するためのものである。より詳しくは、図8に示すように、表示部66に表示された設定入力画面上において直接入力した対象機器(図示の例ではショーケース)の型式、設定状態データおよび系統情報をメモリ69に格納するためのものである。
【0035】
表示制御部65は、図9に示すように、メモリ69に格納してある状態データを機能毎に区分して、各区分における状態データの集合体を個々の表示要素として表示部66に表示させるものである。より詳しくは、メモリ69に格納してある状態データを系統情報に従って系統毎に区分し、各系統における状態データの集合体を個々の表示要素として表示部66に表示させるものである。このとき、表示部66には、各対象機器の運転状態データが表示されている。
【0036】
また、表示制御部65は、利用者が表示部66の画面上において対象機器の指定を行った場合に、より詳しくは、利用者が例えばマウスなどの入力機器を用いて表示部66の画面上においてポインターを或る対象機器の領域内に例えば数秒間配置した場合に、メモリ69に格納されている指定された対象機器の設定状態データを表示部66に表示させるものである(図9中の▲1▼参照)。
【0037】
データ診断部67は、メモリ69に格納された運転状態データと、同じくメモリ69に格納された設定状態データとに基づいて冷蔵/冷凍ショーケース20および空調機30の運転状態の診断を行うものである。そして、データ診断部67は、運転状態データが設定状態データと大きく異なっていると診断した場合には、異常警報として、表示部66の画面上において該当する機器を例えば赤色に点灯させた状態で表示させる一方、運転状態データが設定状態データと僅かに異なっていると診断した場合には、予備警報として、表示部66の画面上において該当する機器を例えば黄色に点灯させた状態で表示させる。
【0038】
データ出力部68は、監視センター10からの要求に応じてメモリ69に格納している状態データを、通信制御部62を通じて監視センター10へ出力するためのものである。
【0039】
監視センター10は、図10に示すように、監視制御部11、通信制御部12、データ収集処理部13、表示制御部14、表示部15およびデータ診断部16を有して構成されている。
【0040】
監視制御部11は、例えばROMやRAM等のメモリ17に格納されたプログラムやデータに基づいて監視センター10の動作を統括的に制御するものである。通信制御部12は、ネットワークNを通じた店舗監視装置60との間のデータの送受信を制御するものである。
【0041】
データ収集処理部13は、通信制御部12を通じて店舗用監視装置60に対して状態データの収集要求を行い、収集した状態データをデータベース化してメモリ17に格納するためのものである。
【0042】
表示制御部14は、店舗用監視装置60の表示制御部65と同様に、メモリ17に格納してある状態データを機能毎に区分して、各区分における状態データの集合体を個々の表示要素として表示部15に表示させるものである。また、表示制御部14は、利用者が表示部15の画面上において対象機器の指定を行った場合に、メモリ17に格納されている指定された対象機器の設定状態データを表示部15に表示させるものである。
【0043】
データ診断部16は、メモリ17に格納された運転状態データと、同じくメモリ17に格納された設定状態データとに基づいて冷蔵/冷凍ショーケース20および空調機30の運転状態の診断を行うものである。そして、データ診断部16は、運転状態データが設定状態データと大きく異なっていると診断した場合には、異常警報として、表示部15の画面上において該当する機器を例えば赤色に点灯させた状態で表示させる一方、運転状態データが設定状態データと僅かに異なっていると診断した場合には、予備警報として、表示部15の画面上において該当する機器を例えば黄色に点灯させた状態で表示させる。
【0044】
このように監視センター10によれば、ネットワークNを介して複数の店舗(A店、・・・、N店)それぞれの店舗監視装置60より対象機器の状態データを収集することができるので、各店舗の対象機器を一元に監視することができる。
【0045】
以上のような構成を有する機器監視システムにおいては、各店舗個別に対象機器の運転状態を監視するのであれば店舗用監視装置60を用いて行えばよいし、店舗それぞれの対象機器の運転状態を一つに集中して監視するのであれば、監視センター10を用いて行えばよい。以下において、本実施の形態に係る機器監視システムが、対象機器である冷蔵/冷凍ショーケース20および空調機30の運転状態の監視する場合について説明する。尚、説明の便宜上、店舗用監視装置60を用いて各店舗個別に対象機器の運転状態を監視する場合に限って説明する。ここに、対象となる店舗をA店とする。
【0046】
まず、店舗用監視装置60の監視制御部61は、冷蔵/冷凍ショーケース20および空調機30の状態データを収集すべく、データ収集処理部63を通じてケース用コントローラ40および空調用コントローラ50のそれぞれに状態データの収集要求を行う。その結果、ケース用コントローラ40および空調用コントローラ50においては、冷蔵/冷凍ショーケース20および空調機30のそれぞれの状態データを店舗用監視装置60に送出する処理が行われることになる。このときの店舗用監視装置60と、ケース用コントローラ40および空調機30との間におけるデータの送受信は、図11に示すように、一のデータ要求に対してそれに対応するデータを供給するいわゆるポーリング方式で行われることになる。そのため、店舗用監視装置60からの設定状態データの要求に対しては設定状態データを供給し、運転状態データの要求に対しては運転状態データを供給することになる。
【0047】
次に、店舗用監視装置60の監視制御部61は、収集した状態データをメモリ69にデータベース化して格納する(図6および図7参照)。そして、監視制御部61は、表示制御部65を通じてメモリ69に格納してある状態データを対象機器の機能毎に区分し、図9に示したように、各区分におけるデータの集合体を個々の表示要素として表示部66に表示させる。このとき、表示部66の画面上に表示されるのは、運転状態データであり、設定状態データは、利用者が表示部66の画面上において対象機器の指定を行った場合に表示される。このような状態データの収集および表示は、予め設定された時間単位で継続的に行われている。そのため、表示部66には、常に最も新しく収集した状態データが表示されることになる。
【0048】
また、店舗用監視装置60の監視制御部61は、データ診断部67を通じて診断処理を行う。その結果、図9に示すような、表示部66の表示画面が形成されることになる。この図示の例では、ショーケースのNo.33と冷凍機のNo.4とは、異常警報として例えば赤色に点灯している。
【0049】
以下において、対象機器が追加されたときに該対象機器の運転状態の監視する場合について説明する。ここでは、ショーケースが一つ追加されたものとして説明する。
【0050】
まず、追加されたショーケースSが所属する冷蔵/冷凍ショーケース20を監視および制御するケース用コントローラ40の主制御部41が、ショーケース監視部44を通じて監視して取得した該ショーケースSの状態データを、店舗用監視装置60の要求に応じて通信制御部42を通じて店舗用監視装置60に送出する。その結果、店舗監視装置60の監視制御部61は、データ収集処理部63を通じて収集した状態データをメモリ69にデータベース化して格納する(図12参照)。
【0051】
そして、監視制御部61は、表示制御部65を通じてメモリ69に格納してある状態データを対象機器の機能毎に区分し、各区分におけるデータの集合体を個々の表示要素として、図13に示すように、表示部66に表示させる。
【0052】
ここで、店舗用監視装置60とケース用コントローラ40との間におけるショーケースSの状態データの送受信は、店舗用監視装置60からの要求に応じて行われるものとして説明したが、この送受信の方法はこれに限られない。すなわち、追加したショーケースの状態データは、店舗用監視装置が状態データの要求を停止してから開始した直後に自動的にケース用コントローラから送出してもよいし、店舗用監視装置が状態データを要求している期間内に所定の時間毎(例えば10分間毎)に自動的にケース用コントローラから送出してもよい。このように追加された対象機器の状態データを自動的に送出すれば、店舗用監視装置において追加された対象機器の状態データを要求する旨の情報を入力する等の設定変更を行う必要がなく、手続が煩雑になる虞れがない。
【0053】
以上の機器監視システムの動作においては、ケース用コントローラ40および空調用コントローラ50のそれぞれから対象機器である冷蔵/冷凍ショーケース20および空調機30の設定状態データが送出されたが、仮にコントローラ40,50が対象機器20,30のいずれかの設定状態データを店舗用監視装置60に送出することができない場合には、データ入力部64を通じて該当する対象機器の型式、設定状態データおよび系統情報を入力し、これをメモリ69に格納して処理することができる。
【0054】
以上のような機器監視システムによれば、冷蔵/冷凍ショーケース20および空調機30に関する状態データを機能毎に区分し、各区分における状態データの集合体を個々の表示要素として表示部66に表示するので、レイアウトの変更、すなわち対象機器の移動、追加または削除等に基づいて表示を変更する必要がなく、手続が煩雑なものにはならない。また、レイアウトとは無関係なため、一の表示部66の画面に必要最大限の情報を表示することができ、これにより、各店舗(A店、・・・、N店)における冷蔵/冷凍ショーケース20および空調機30の現在の状態を一瞥することができる。従って、冷蔵/冷凍ショーケース20および空調機30の運転状態を把握しやすくなり、監視が容易になる。
【0055】
また、店舗用監視装置60のデータ診断部67の診断結果により、該当する対象機器は、異常警報もしくは予備警報として点灯した状態で表示されるので、利用者は表示部66を介して早急に認識することができ、これにより、該機器の修理等が行われてショーケース21内にある商品の被害を最小限にすることが可能になる。
【0056】
更に、本実施の形態においては、図9に示したように、系統4に所属するNo.33のショーケース21とNo.4の冷凍機22とが赤色に点灯している。このような場合において、対象機器20,30が機能毎に表示されていると、No.33のショーケース21と、No.4の冷凍機22とは同じ冷蔵/冷凍ショーケース20を構成していることが一見して判断することができる。そして、No.33のショーケース21と同じ系統4に所属するNo.35のショーケース21の温度が僅かに高いことも容易に理解される結果、今回の異常警報の根本原因は、No.4の冷凍機の故障によるものと判断することができる。ところが、図14または図15に示したように、レイアウト表示に基づく表示では、No.33のショーケースに異常が発生していることは理解されるが、このNo.33のショーケースとNo.35のショーケースが同じ系統4に所属していることを理解することは困難であり、単にNo.33のショーケースの故障と結論付けてしまい、本来発見すべき根本原因を発見することができなくなる。
【0057】
また、データ入力部64を通じて利用者が直接入力した対象機器の型式、設定状態データおよび系統情報をメモリ69に格納することができるので、対象機器からその型式、設定状態データおよび系統情報を必ずしも受信する必要がない。従って、設定状態データ等を送出することができない機器等を対象機器に含んでいる場合にも良好に監視することができる。
【0058】
以上において、店舗用監視装置60を用いて各店舗個別に対象機器の運転状態を監視する機器監視システムについて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、監視センター10を用いて各店舗の対象機器の運転状態について監視してもよい。これによれば、各店舗の情報を一つに集中させて対象機器の運転状態を監視することができる。
【0059】
また、店舗用監視装置60の表示制御部65は、メモリ69に格納してある状態データを機能毎に区分して表示部66に表示させるだけでなく、対象機器のレイアウト表示や、対象機器のメンテナンスの記録(メンテナンス台帳)表示を、リンク画面として表示部に表示させてもよい(図9▲2▼参照)。これにより、一の表示部で必要最大限の情報を監視することができる。
【0060】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の発明によれば、表示制御手段が収集した状態データを機能毎に区分し、各区分における状態データの集合体を個々の表示要素として表示するので、対象機器の移動等によるレイアウトの変更によっても表示を変更する必要がなく、良好に対象機器の監視を行うことができる。
【0061】
また、請求項2に記載の発明によれば、表示制御手段が区分情報に基づいて状態データを対象機器の機能毎に区分するので、機器の追加によるレイアウトの変更によっても、該当する機器を追加した態様で表示するだけでよく、良好に対象機器の監視を行うことができる。
【0062】
また、請求項3に記載の発明によれば、データ入力手段が状態データに区分情報を付与し、表示制御手段がその区分情報に基づいて状態データを対象機器の機能毎に区分するので、型式や状態データを送出することができない機器等を対象機器に含んでいる場合にも良好に監視することができる。
【0063】
また、請求項4に記載の発明によれば、異常検知手段と報知手段とを備えているので、対象機器に異常が発生した場合に早急にその旨を認識することができる。
【0064】
また、請求項5に記載の発明によれば、視覚または聴覚を通じて対象機器に異常が発生したことを早急に認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る機器監視システムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した機器監視システムで適用する冷蔵/冷凍ショーケースの構成を示すブロック図である。
【図3】図1に示した機器監視システムで適用するケース用コントローラの構成を示すブロック図である。
【図4】図1に示した機器監視システムで適用する空調用コントローラの構成を示すブロック図である。
【図5】図1に示した機器監視システムで適用する店舗用監視装置の構成を示すブロック図である。
【図6】運転状態データがデータベース化された状態を示す説明図である。
【図7】設定状態データがデータベース化された状態を示す説明図である。
【図8】対象機器の設定状態データ等の入力画面を示す説明図である。
【図9】表示部の表示例を説明するための説明図である。
【図10】図1に示した機器監視システムで適用する監視センターの構成を示すブロック図である。
【図11】店舗用監視装置とコントローラとの状態データの送受信を説明するための説明図である。
【図12】対象機器が追加された場合において運転状態データがデータベース化された状態を示す説明図である。
【図13】対象機器が追加された場合における表示部の表示例を説明するための説明図である。
【図14】従来のレイアウト表示に基づく表示例を説明するための説明図である。
【図15】従来のレイアウト表示に基づく表示例を説明するための説明図である。
【符号の説明】
10   監視センター
11   監視制御部
12   通信制御部
13   データ収集処理部
14   表示制御部
15   表示部
16   データ診断部
17   メモリ
20   冷蔵/冷凍ショーケース
21   ショーケース
22   冷凍機
30   空調機
40   ケース用コントローラ
41   主制御部
42   通信制御部
43   冷凍機監視制御部
44   ショーケース監視部
45   メモリ
50   空調用コントローラ
51   主制御部
52   通信制御部
53   空調機監視制御部
54   メモリ
60   店舗用監視装置
61   監視制御部
62   通信制御部
63   データ収集処理部
64   データ入力部
65   表示制御部
66   表示部
67   データ診断部
68   データ出力部
69   メモリ

Claims (5)

  1. 対象となる複数の対象機器の運転状態を定期的に監視する機器監視システムにおいて、
    前記対象機器よりそれぞれの状態データを収集するデータ収集手段と、
    前記データ収集手段が収集した状態データを前記対象機器の機能毎に区分し、各区分における状態データの集合体を個々の表示要素として表示する表示制御手段と
    を備えてなることを特徴とする機器監視システム。
  2. 前記状態データは、前記対象機器の機能毎に区分するための区分情報を有しており、
    前記表示制御手段は、前記区分情報に基づいて、前記状態データを前記対象機器の機能毎に区分することを特徴とする請求項1に記載の機器監視システム。
  3. 前記状態データに対して前記対象機器の機能毎に区分するための区分情報を付与するデータ入力手段を備えてなり、
    前記表示制御手段は、前記区分情報に基づいて、前記状態データを前記対象機器の機能毎に区分することを特徴とする請求項1に記載の機器監視システム。
  4. 前記対象機器から収集した状態データに基づいて当該対象機器の異常を検知する異常検知手段と、
    前記異常検知手段が対象機器の異常を検知した場合にその旨を報知する報知手段と
    を備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の機器監視システム。
  5. 前記報知手段は、前記表示制御手段に該当する対象機器を着色して表示させる着色表示出力手段、および/または音声を出力する音声出力手段であることを特徴とする請求項4に記載の機器監視システム。
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