JP2002149234A - 集中監視装置、集中監視方法、及び記録媒体 - Google Patents

集中監視装置、集中監視方法、及び記録媒体

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JP2002149234A
JP2002149234A JP2000346127A JP2000346127A JP2002149234A JP 2002149234 A JP2002149234 A JP 2002149234A JP 2000346127 A JP2000346127 A JP 2000346127A JP 2000346127 A JP2000346127 A JP 2000346127A JP 2002149234 A JP2002149234 A JP 2002149234A
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Yutaka Otaki
豊 大瀧
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数台の環境試験装置等の集中監視を容易に
行なう。 【解決手段】 複数台の環境試験装置等に、環境条件を
制御するために必要とする温度、湿度、圧力等のセンサ
と、バーイン試験においては、電源の圧力、電流等をア
ナログデータまたはディジタルデータとして出力できる
ようにし、これらの信号を収集する計測機と、この計測
機のデータを計測機と同じ状態に表示する監視機、計測
機のデータをデータベース化するデータベース機とを設
け、それぞれは通信回線を介してデータの共有を行う。
計測機は、定期的に各アナログデータまたはディジタル
データを収集し、自機の記憶媒体または通信回線上に接
続された記憶媒体にデータを保存し、収集した情報から
各環境試験装置等の状態を判断し、その情報を表示す
る。監視機は、計測機の判断した状態を計測機と同じよ
うに表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば環境試験装
置等の複数台の被監視装置の運転状態を一括して集中監
視するための集中監視装置、集中監視方法、及び記録媒
体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば環境試験装置等を取り
扱う試験所では、複数のメーカで製造された数種類の環
境試験装置等を複数台保有しており、それぞれの試験条
件の監視は、管理者が各装置毎に取り付けられた記録計
を定期的に巡回して確認するか、市販されている多点記
録計を用いて、個々の装置の記録計に取り付けられた信
号線を多点記録計まで引き伸ばし、これを定期的に巡回
して確認する方法が取られている。しかし、これらの方
法によると、いずれも特定の人員が定期的に各環境試験
装置、または多点記録計まで巡回を行わなくてはなら
ず、例えば設定条件を逸脱した異常が発生した場合であ
っても、巡回時間にならないと発見されない不具合が生
じる。
【0003】また、多点記録計は、個々の記録計から得
られた複数のデータを多点状にチャート用紙に記録して
いくものであるが、チャート用紙に記録された複数の近
似したデータから、特定のチャンネルのデータを分別す
ることことが難しい。また、個々の装置に取り付けられ
た記録計や多点記録計のチャート用紙の特性上、チャー
ト用紙切れによる収集データの欠損が生じたり、この欠
損によって収集したデータに対するコンピュータ上のデ
ータ解析をすることができなくなり、各環境試験装置等
の運転状態を容易に把握することが難しい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、各環境試験
装置製造メーカは、自社で開発した環境試験装置等に関
し、監視制御を行うソフトウェアを開発し市販を行って
いるが、あくまで自社製造装置に関する監視ソフトウェ
アであり、他社の環境試験装置に関しては監視が行えな
い不具合を持ち合わせている。また、多点記録計を製造
するメーカは、パーソナルコンピュータを利用してソフ
トウェアを使用した記録計を開発販売しているが、異常
を検出するための設定変更をする際は、必ず計測を止め
なければならず、連続して設定条件の変化のある環境試
験については設定変更の度に計測を止めなければなら
ず、非常に効率が悪く、また連続した計測が不可能とな
ってしまう。
【0005】そこで本発明の目的は、様々な機器メーカ
が提供する複数の機器を設置した各種の設備において、
各機器に対する連続したデータの収集と一括した運転状
況の把握による有効な一括管理を行なうことができ、省
人化や省力化が可能であるとともに、さらなる拡張管理
を実現することができる集中監視装置、集中監視方法、
及び記録媒体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、複数の被監視機器の運転状態を一括して監視
する集中監視装置において、前記被監視機器に関する各
種検出信号を逐次収集し、所定の記録媒体に逐次記録し
ていく逐次記録手段と、前記逐次記録手段によって収集
された検出信号と予め設定された異常条件とを定期的に
比較し、その比較結果に基づいて所定の形式を有する監
視用情報を生成する監視用情報生成手段と、前記監視用
情報を所定の表示出力部に出力する監視用情報出力手段
と、前記逐次記録手段によって収集された検出信号及び
/または前記監視用情報生成手段によって生成された監
視用情報に基づいて、定期的にデータベースを作成し、
所定の記録媒体に保存するデータベース化手段とを有す
ることを特徴とする。
【0007】また本発明は、複数の被監視機器の運転状
態を一括して監視する集中監視方法において、前記被監
視機器に関する各種検出信号を逐次収集し、この収集し
た検出信号を所定の記録媒体に逐次記録していくととも
に、前記収集された検出信号と予め設定された異常条件
とを定期的に比較し、その比較結果に基づいて所定の形
式を有する監視用情報を生成し、前記監視用情報を所定
の表示出力部に出力するようにしたことを特徴とする。
【0008】また本発明は、複数の被監視機器の運転状
態を一括して監視する集中監視装置を制御するプログラ
ムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体にお
いて、前記被監視機器に関する各種検出信号を逐次収集
し、所定の記録媒体に逐次記録していく逐次記録ステッ
プと、前記逐次記録ステップによって収集された検出信
号と予め設定された異常条件とを定期的に比較し、その
比較結果に基づいて所定の形式を有する監視用情報を生
成する監視用情報生成ステップと、前記監視用情報を所
定の表示出力部に出力する監視用情報出力ステップと、
前記逐次記録ステップによって収集された検出信号及び
/または前記監視用情報生成ステップによって生成され
た監視用情報に基づいて、定期的にデータベースを作成
し、所定の記録媒体に保存するデータベース化ステップ
とを含むプログラムを格納したことを特徴とする。
【0009】本発明の集中監視装置において、逐次記録
手段では、複数の被監視機器に関する各種検出信号を逐
次収集し、所定の記録媒体に逐次記録していき、監視用
情報生成手段では、この逐次記録手段によって収集され
た検出信号と予め設定された異常条件とを定期的に比較
し、その比較結果に基づいて所定の形式を有する監視用
情報を生成する。そして、監視用情報出力手段では、監
視用情報を所定の表示出力部に出力する。したがって、
この表示出力部を用いて複数の被監視機器の運転状態を
一括して監視することができる。また、データベース化
手段では、逐次記録手段によって収集された検出信号及
び/または前記監視用情報生成手段によって生成された
監視用情報に基づいて、定期的にデータベースを作成
し、所定の記録媒体に保存する。したがって、このデー
タベースを用いることにより、複数の被監視機器の運転
状態の実績を容易に掌握することができる。
【0010】また本発明の集中監視方法において、被監
視機器に関する各種検出信号を逐次収集し、この収集し
た検出信号を所定の記録媒体に逐次記録していくととも
に、収集された検出信号と予め設定された異常条件とを
定期的に比較し、その比較結果に基づいて所定の形式を
有する監視用情報を生成し、前記監視用情報を所定の表
示出力部に出力する。したがって、この表示出力部を用
いて複数の被監視機器の運転状態を一括して監視するこ
とができる。
【0011】また本発明の記録媒体において、逐次記録
ステップでは、複数の被監視機器に関する各種検出信号
を逐次収集し、所定の記録媒体に逐次記録していき、監
視用情報生成ステップでは、この逐次記録ステップによ
って収集された検出信号と予め設定された異常条件とを
定期的に比較し、その比較結果に基づいて所定の形式を
有する監視用情報を生成する。そして、監視用情報出力
ステップでは、監視用情報を所定の表示出力部に出力す
る。したがって、この表示出力部を用いて複数の被監視
機器の運転状態を一括して監視することができる。ま
た、データベース化ステップでは、逐次記録ステップに
よって収集された検出信号及び/または前記監視用情報
生成ステップによって生成された監視用情報に基づい
て、定期的にデータベースを作成し、所定の記録媒体に
保存する。したがって、このデータベースを用いること
により、複数の被監視機器の運転状態の実績を容易に掌
握することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明による集中監視装
置、集中管理方法、及び記録媒体の実施の形態について
説明する。なお、この実施の形態では、集中監視装置及
び集中管理方法の具体例として、複数台の環境試験装置
の運転状態を一括して集中監視するための集中監視シス
テムについて説明する。
【0013】まず、本例で採用する集中監視システムの
概要について説明する。この集中監視システムは、環境
試験装置等の製造メーカや種類にかかわらず、一括して
環境試験装置等を制御するために必要とする各センサの
情報を収集し、環境試験装置等のメンテナンス等による
運転停止にかかわらず、常に計測を行いつつ監視を行う
とともに、その計測値が所定の設定値に対する異常値で
あるか否かの判断を一定の条件に基づいて適宜に行なう
ことにより、連続したデータの収集と、一括した運転状
況の把握を可能としたものである。具体的には、各環境
試験装置等から収集したセンサ信号、異常警報信号、扉
開閉信号を収集する1台の計測機と、この計測機が各環
境試験装置等の状態を判断した情報を定期的に閲覧し表
示する複数台の監視機と、計測機が収集した各データを
データベース化するデータベース機とを含むものであ
り、監視機、データベース機は例えば通信回線を介して
計測機が取得したデータを読み込み、各種の処理を行
う。すなわち、この場合には、計測機に本発明における
逐次記録手段と監視用情報生成手段を含み、計測機と監
視機に本発明における監視用情報出力手段を含む。ま
た、データベース機が本発明におけるデータベース化手
段に対応することになる。
【0014】計測機では、各環境試験装置等のセンサ信
号、異常警報信号、扉開閉信号の収集とともに、この収
集したデータから各環境試験装置等の動作状況を判断す
る処理を行い、この判断結果を自機の表示部等に出力す
る。また、この収集したデータを複数の監視機に転送
し、各監視機においても同様の動作状況の判断結果を表
示する。したがって、この集中監視システムでは、複数
の監視機を設備内や設備外に適宜分散して設置し、計測
機が各環境試験装置等の動作状況を計測した情報を閲覧
することで、計測機と同様の監視が可能となり、適切な
場所に監視機を設置することで、離れた計測機の設置場
所まで行くことなく、環境試験装置等の監視が可能とな
り、また、計測機、監視機共に計測機が収集したデータ
を同じようにグラフ表示、一覧表示、発生した異常の一
覧表示を実現でき、省人化、省力化を達成することが可
能となる。
【0015】なお、各環境試験装置等の動作状況の判断
は計測機で一括して行なってもよいが、各監視機で個別
に行なうような構成としてもよい。すなわち、この場合
には、本発明の監視用情報生成手段を各監視機に含むこ
とになる。また、扉開閉信号はメンテナンス時の特定信
号の一例である。さらに、データベース機が計測機の収
集した計測データを定期的にデータベース化すること
で、他のソフトウェアが使用するデータベースとの関係
付けが容易に可能となり、例えば通信回線上に設置され
た別システム同士の情報の共有化が図られるようにな
る。
【0016】また、この集中監視システムでは、計測機
や複数の監視機について、各環境試験装置等の異常と判
断する設定値の変更処理やその他の作業モード等の変更
処理等を行なうことが可能であるが、この変更処理に際
して、計測機の信号収集処理を止めることなく行なうよ
うになっている。また、このような変更処理の後には、
計測機や各監視機において変更内容が通信回線等を介し
て共有化され、変更後の条件でシステム全体が統一化さ
れ、各種の作業を行なうものとする。したがって、各種
の変更処理を計測機だけでなく、離れた監視機からも行
なうことができ、適切な場所に予め設置された監視機か
ら変更することにより、作業の効率化を図ることができ
る。また、このような変更処理に際しても、計測機の計
測処理を継続した状態で行なうことで、各環境試験装置
等の連続したデータの収集が可能となる。
【0017】また、本例の集中監視システムでは、計測
機、監視機の各表示出力部(CRTやLCD画面等)
で、それぞれ各環境試験装置等の状態を表示するように
しており、この表示画面において、ソフトウェア言語等
の開発状態まで逆上がり修正をすることなく、表示画面
の変更を実現できるようにしている。例えば、計測機、
監視機を汎用性の高いPC等を含む構成とし、複数種類
の表示モードやデータ構造を予め用意しておき、これら
を適宜に選択できるようにすることで、容易に表示画面
の変更を可能とするものである。また、状態の表示方法
についても、例えば色の変化やその他の表示方法の変更
により表現できる機能を有し、異常が発生した際は、画
面最上部に異常が発生したことを警告する画面を表示す
るとともに、計測機や監視機に警報ランプを接続するこ
とで、警報ランプを同期点灯させた異常警報の表示が可
能となる。なお、警報ランプは可視的な警報装置の一例
であり、例えば警報ランプに加えて警報ブザー等の可聴
的な警報装置を組み合わせることも可能である。
【0018】また、本例の集中監視システムでは、計測
機、監視機を設置した際、環境試験装置等の配置図を模
して、アイコンやキャラクタ(文字表示等)や特定図形
(箱型図形や球型図形あるいはその他の象徴図形表示
等)等によってレイアウト表示させた画面表示を行なう
ことができる。そして、この表示画面について、環境試
験装置等から収集している信号の切り離し(遮断や停
止)作業が発生しない限り、計測機のデータ収集処理を
止めることなく、現状に合った画面の修正を可能とし、
表示の方法についても状態に応じた色の変化、表示方法
(形状、サイズ等)の変化をさせることで、各装置の状
態を確認しやすい表示画面を実現する。
【0019】また、この集中監視システムでは、監視し
ようとしている環境試験装置等の状態が予め設定した異
常と判断する条件を満たしていたとしても、設定条件に
復帰するために一定の復帰時間を要する動作(動作の立
ち上げ時やモード遷移時、あるいはメンテナンスのため
の扉開放時等)の場合には、設定条件に復帰する時間を
見越した監視遅延処理を設けることで、その間は異常と
判断しないように処理する。これにより、設定条件に復
帰する前に監視を開始しても異常の発生を認識せず、設
定条件に復帰してから監視が開始される管理体制が確立
できるようになり、作業の効率化と適切な監視体制が確
立できる。また、この集中監視システムでは、監視対象
となる環境試験装置等で異常を検出した場合、発生した
日時と異常と判断した内容を自動的にデータベースとし
て保存する。これにより、各環境試験装置等で発生した
異常発生の時刻とその内容が正確に記録され、正確な異
常履歴のデータベースを構築できる他、通信回路を介し
て他の端末より異常の統計解析が可能となる拡張した管
理形態を実現することができる。
【0020】次に、本実施の形態による集中監視システ
ムの具体的な構成、及び動作について図面を参照して説
明する。図1は、本実施の形態による集中監視システム
の全体構成を示す概略説明図である。この集中監視シス
テムは、通常は試験室R1に設置される計測機1と、事
務室R2に設置される監視機2と、サーバ・コンピュー
タ室R3に設置されるデータベース(サーバ)機3から
構成される。計測機1は、パーソナルコンピュータ(以
下、PCという)11、警報ランプ12、各種センサ入
力レコーダ(以下、レコーダという)U等を有して構成
されている。この計測機1は、試験室R1に設置された
環境試験装置(被監視機器)である計9台のチャンバC
(被試験サンプルに電源を必要としない環境試験装置)
及びバーインチャンバBC(被試験サンプルに電源を必
要とする環境試験装置)の各種センサ、異常警報信号、
扉開閉信号等の各検出信号を収集し、逐次記録していく
処理を行なうものである。
【0021】また、試験室R1には、特に4台のバーイ
ンチャンバBCの電源情報を収集する場合に使用するP
C4が設けられている。なお、本例では、PC4を計測
機1とは別にして説明しているが、計測機の一部として
考えることももちろん可能である。また、本例では、被
監視機器としてチャンバC並びにバーインチャンバBC
によって構成される環境試験装置についてだけ言及して
いるが、他の試験装置等についても同様に適用し得るこ
とは言うまでもない。
【0022】一方、監視機2は、PC21、警報ランプ
22等を有して構成されている。また、監視室R2に
は、個人用のPC5が複数設置されており、それぞれ作
業者が使用できるものとなっている。このPC5によ
り、監視機2のPC21と同様の処理(試験装置の状態
閲覧や設定変更等)を行なうことができる。さらに監視
室R2には、プリンタPが設けられており、各種の情報
をプリントアウトできるようになっている。以上のよう
な試験室R1、監視室R2、及びサーバ・コンピュータ
室R3の各端末機器は、共通の通信回線L1上に接続さ
れており、この通信回線L1を介してデータの伝送を行
なうようになっている。
【0023】次に、このような構成の集中監視システム
における詳細な構成及び動作について順に説明する。上
述のように本例の集中監視システムでは、試験室R1の
バーインチャンバBCの電源情報を収集する場合に使用
するPC4を同一通信回線L1上に設置することによ
り、計測機1に対する電源情報の提供を行なうことがで
き、また、事務室R2にて日常使用する個人のPC4を
同一通信回線L1上に接続し、監視機2と同様に計測機
1の情報を閲覧する構成も可能な拡張性を有するものと
なっている。この場合、試験室R1に設置された計測機
1は、自機に接続されたレコーダUから4台のバーイン
チャンバBCと5台のチャンバCの各種センサ、異常警
報信号、扉開閉信号を収集し、また、同一通信回線L1
上に設置されたPC4から4台のバーインチャンバBC
の電源情報を収集し、各環境試験装置等の状態を判断す
るとともに、監視機2、データベース機3、個人PC5
に情報を閲覧できるようにし、必要があれば、同一通信
回線L1上に設置されたプリンタPから、情報を出力す
ることも可能とするものである。
【0024】そして、試験室R1に設置された計測機1
は、RS−232C等の通信線L21を介してレコーダ
U及び警報ランプ12と接続されている。レコーダU
は、熱電対、または低抵抗のクロスケーブルL3等を使
用し、各環境試験装置のセンサ信号、異常警報信号、扉
開閉信号の出力端子と接続されている。また、各バーイ
ンチャンバBCの電源情報を収集するPC4は、バーイ
ンチャンバBCからRS−232C等の通信線L22を
介して収集し、通信回線L1を介して計測機1にデータ
を提供する。事務所R2に設置された監視機2は、RS
−232C等の通信線L23を介して警報ランプ22と
接続され、通信回線L1を介して計測機1のデータを閲
覧し自機のPC21で表示する。
【0025】また、サーバ・コンピュータ室R3に設置
されたデータベース機3は、通信回線L1を介して計測
機1からの計測データを読み込み、自機のなかでデータ
ベースに変換し保存する。また、事務室R2に設置され
ている個人PC5は、監視機2と同様に、通信回線L1
を利用して計測機1のデータを閲覧し、各PC5に表示
することが可能なものである。
【0026】図2は、本実施の形態の集中監視システム
による集中監視方法を用いたデータ処理の内容を示すフ
ローチャートである。なお、本システムで実行する各処
理のプログラムは、例えばフロッピディスク、ハードデ
ィスク、CD−ROM、CD−R、半導体メモリ等のコ
ンピュータで読み取り可能な各種の記憶媒体に記憶して
流通することが可能なものであり、本発明は、このよう
な本実施の形態に係るプログラムを格納した記憶媒体を
含むものである。
【0027】以下、図2に沿って説明すると、まず、ス
テップF1では、この集中監視システムを稼働するため
に最低限必要なPC及びサーバを起動する。この起動の
順序は、例えば、データベースを作成するデータベース
(サーバ)機3、計測機1、バーインチャンバBCの電
源情報を収集するPC4、監視機2の順であるものとす
る。各PC及びサーバが起動した後、ステップF2で計
測機1の設定作業を行う。ここでは、計測機1に接続さ
れたレコーダUの入力信号の設定と、入力信号を各環境
試験装置毎に分類する設定と、電源情報を必要とするバ
ーインチャンバBCに関しては情報が保存されているP
C4の保存場所の関係付けを行う設定と、計測機1、監
視機2にそれぞれ各環境試験装置の状態を表示するため
のレイアウト画面の設定を行う。
【0028】図3は、このレイアウト画面の表示例を示
す説明図である。図示のように、予め操作入力によって
設定された条件に基づいて、アイコン、キャラクタ、特
定図形等により、各環境試験装置等を所定の配置によっ
てレイアウト表示するものである。このようなレイアウ
ト画面により、各環境試験装置等の存在や設備の全体を
容易に把握することができ、このレイアウト画面を基点
として、それ以降の各種作業や監視を行なう。
【0029】以上の設定が終了したら、ステップF3
で、全チャンネル記録を計測機1が開始する。そして、
ステップF3の計測を開始すると、レコーダUに接続さ
れた信号は各環境試験装置を監視するしないにかかわら
ず記録されていく。次に、ステップF4において、レコ
ーダUに接続した環境試験装置のなかで監視対象となる
装置の監視(表示出力と異常警報)を開始するかしない
かを選択する。そして、監視する場合には、ステップF
11のように図3に示すレイアウト画面から監視対象と
なる装置のアイコン等をクリックし、図4に示すモニタ
/表示選択画面を表示する。この図4に示すモニタ/表
示選択画面は、ステップF11で選択したアイコンに対
応する装置のモニタ開始、終了を指示したり、その装置
に関する各種の条件設定等を行なうための画面表示(環
境条件表示、トレンドグラフ表示、装置異常情報表示、
電源情報表示、扉開閉情報、データリスト表示、写真表
示)を指示するための画面である。そして、ここでは、
このモニタ/表示選択画面に表示された選択肢の中から
環境条件表示を選択する。
【0030】これにより、図5に示すような環境情報登
録画面が表示される。図5は、その環境試験装置に関す
る各種情報を登録するための画面であり、その装置の製
造番号、固定資産、形式、一般名称、試験場所等の各情
報が表示されるとともに、その装置の監視に用いる各条
件を設定するためのチャネル情報が表示されている。そ
こでステップF12においては、図5の環境情報登録画
面から運転条件を変更するチャンネルの欄をダブルクリ
ックする。これにより、図6に示すようなチャンネル設
定画面が表示されるので、それぞれ設定値、上限値、下
限値を設定し、OKをクリックする。また、図5に表示
された他のチャンネルに対しても同様にして変更を行
い、終了したらOKをクリックする。
【0031】このようにして、装置の運転条件(設定
値)、異常条件(上下限値)の設定が済むと、ステップ
F13において、監視を開始するため、先程設定した装
置のアイコンをクリックし、図4に示す選択肢からモニ
タ開始を選択する。このようにして監視する装置の設定
が終わると、その後、ステップF5において監視対象と
なっている装置があるかどうか判断する。ここで、監視
対象装置がある場合には、ステップF14において、そ
の監視対象装置が予め設定した条件(上下限値)内にあ
るかどうか判断し、条件外であれば、ステップF16に
おいて、図3のレイアウト画面中において、図7に示す
該当装置のアイコン30等の色を例えば赤に変更し、図
8に示すような異常情報のウィンドウをモニタ画面の最
上部に表示する。なお、図8の画面は、確認をクリック
しない限り、どの画面を表示しても最上部に表示される
ものとする。また、ステップF17において、計測機
1、監視機2にそれぞれ警報ランプが接続されている場
合は、該当する異常の警報ランプを点灯させる。さら
に、発生した異常に対して、発生時刻、異常箇所をデー
タとして保存する。
【0032】次の処理として、ステップF6の監視して
いる装置に関し監視の停止を行うか否かを判断する。そ
して、監視の停止を行う場合、ステップF19で図3に
示したレイアウト画面から停止する装置のアイコン等を
クリックし、ステップF20で図4に示した画面で選択
肢の中からモニタ終了を選択する。また、ステップF7
では、各環境試験装置の監視データの表示を行うか否か
を判断し、データ表示を行なう場合には、ステップF2
1でデータ表示を行う装置のアイコンをクリックし、図
4の画面で選択肢を表示させ、表示させたいデータ、ト
レンドグラフ、装置異常履歴、電源情報、扉開閉履歴等
を選択する。図9に示す画面は、定期的にレコーダUか
ら収集したデータに基づいてトレンドグラフを表示した
例を示している。図示のように、ある環境試験装置から
の測定値(モニタ値)が折れ線グラフ状に記録されてい
る。なお、電源情報に付いても、図9と同様のトレンド
グラフが表示される。また、図10に示す画面は、環境
試験装置毎に発生した異常一覧画面の例である。さらに
図11に示す画面は、環境試験装置毎に扉が開閉された
時間を表わした画面の例である。次にステップF8にお
いては、何らかの理由によりシステムを停止する場合
に、ステップF9の全チャンネル記録を停止し、ステッ
プF10のシステムの停止を行う。
【0033】図12は、図2のステップF15の判断処
理を詳細に表わしたフローチャートである。各環境試験
装置の異常の発生の有無を判断するには、まずステップ
E1で異常警報信号の有無を確認する。ここで異常の発
生が認められた場合、ステップE6の表示画面の該当装
置のアイコン30等の色を図7に示したように例えば赤
に変更し、例えば警報ランプが接続されているならば、
該当する警報ランプを点灯させる。また、異常警報に問
題が無い場合、次にステップE2の扉の解放状態を確認
する。ここで、被試験サンプルの投入、取出し作業によ
り扉を解放している場合には、設定条件を逸脱するのは
当然であり、仮に扉が解放されているならば、ステップ
E5の解放時間、つまり被試験サンプルの投入、取出し
時間が所定の時間内に行われているか否かを判断する。
【0034】ここで、所定の解放時間が経過後も扉が解
放されているならば、ステップE7で扉解放の異常を発
生させ、表示画面の該当装置のアイコン30等の色を図
7に示すように例えば赤に変更し、警報ランプが接続さ
れているならば、該当する警報ランプを点灯させる。ま
た、扉が閉まっている状態であるならば、ステップE3
で、解放して扉を閉めた時間から所定の条件復帰時間が
経過しているか否かを判断し、復帰時間が経過している
ならば、ステップE4で、設定条件の上下限内であるか
否かを判断する。ここで、上下限内に復帰していなけれ
ば、ステップE8の上下限何れかの異常を発生させ、表
示画面の該当装置のアイコン30等の色を図7に示すよ
うに例えば赤に変更し、警報ランプが接続されているな
らば、該当する警報ランプを点灯させる。また、扉を開
けた後の所定経過時間内、または扉を閉めた後の条件復
帰経過時間内は、警報を発生させず、次の処理に移る。
【0035】図13は、図1に示す集中監視システムに
おけるデータの流れを示すブロック図である。計測機1
は、レコーダUに対し、各センサ信号、異常警報信号、
扉開閉信号を収集するように命令し、自機のハードディ
スク(HDD)にバイナリデータとして定期的に保存す
る。計測機1または監視機(モニタ端末)2がデータ表
示命令を発した場合、計測機1のHDDに保存されたデ
ータから各情報表示画面(図9、図10、図11)が、
命令を発した端末(計測機1、監視機2、またはその他
のPC)に表示される。
【0036】一方、電源情報に関しては、まず電源情報
収集用PC4が、各装置の電源情報を収集し、自機のH
DDにテキストデータとして保存する。そして、計測機
1または監視機2において、電源情報の表示命令が発せ
られた場合、該当する装置の電源情報を、計測機1のH
DD内に保存された電源情報と電源情報収集用PC4の
所定のフォルダ内にある電源情報とを比較し、新しいも
のをPC4のHDDから検索し、CSV形式のファイル
に変換して計測機1のHDD内に保存する。その後、命
令を発したPCへデータが表示される。異常の判断に関
しては、レコーダUにて定期的に収集している情報と、
予めHDD内に保存されている異常条件の設定とを比較
するとともに、電源情報収集PC4で保存される電源異
常のみのテキストデータファイルを検索し、それぞれで
異常が発生した場合に、計測機1または監視機2のレイ
アウト画面(図3)にて該当装置の異常を表示し、かつ
所定の警報ランプを点灯する。
【0037】また、データベース機3においては、定期
的に、計測機1が収集したバイナリーデータ、及び電源
情報収集PC4のテキストデータを検索し、データベー
ス化を行い、自機のHDDに保存する。また、計測機1
のHDDが破壊されたとき、データベース機3のデータ
から、計測機1のデータを復元する。なお、以上の動作
では、異常が発生した場合、該当装置のアイコン等の色
を変化させるようにしたが、例えばアイコン等のサイズ
を繰り返し変化させて拡縮表示させたり、輝度を繰り返
し変化させて点滅表示させるような方法も可能である。
また、該当装置のアイコン等の近傍に異常を示すアイコ
ンを点滅表示させる等、様々な方法を採用し得るもので
ある。
【0038】図14は、監視開始時における測定値の立
ち上がりタイミングを示すタイミングチャートである。
なお、図14において、横軸は時間経過を示し、縦軸は
検出値や設定値等のレベルを示している。図示のよう
に、環境試験装置を運転開始してすぐに監視を開始する
と、どうしても異常条件(すなわち、測定機によるモニ
タ値αが設定値βの上限及び下限範囲から逸脱する状
態)となってしまい、異常発生処理が実行されてしまう
ため、このタイムチャートのように各条件が異常の発生
しない条件に復帰してから監視を開始するように処理を
行う。また、いつまでも復帰しない場合も異常であるた
め、復帰時間を予め設定することで、復帰時間を超えて
も条件復帰しない場合は異常と判断させるように処理を
行う。
【0039】図15は、連続して設定条件が変化する場
合の測定値の変動タイミングを示すタイミングチャート
である。なお、図15において、横軸は時間経過を示
し、縦軸は検出値や設定値等のレベルを示している。被
監視装置側の設定条件と監視側(モニタ側)の設定条件
とを同じにした場合、時間軸がどうしてもずれてしま
う。そこで、図示のように、予め両者の間に遅延時間S
1を設定し、両者のずれを調整する。具体的には、最初
のStep1は図13の例と同様に、異常条件が発生し
ない場合に範囲に入ってから監視を開始した場合の監視
開始始点P1から本来の設定条件に達するまでの復帰時
間P2までの遅延時間S1を予め設定する。そして、S
tep2以降に、この時間を追加し、この間は監視対象
外とし、しかもこの時間を超えて、次の監視条件に入ら
ない場合には異常と判断する処理を加え、連続した監視
を行う。
【0040】以上詳述したように、本実施の形態による
集中監視システムでは、計測機が定期的に収集したデー
タから、予め設定した異常の条件とを比較判断して表示
するとともに、監視機がその内容を閲覧し、計測機と同
様の表示をすることで、離れた場所での危機管理体制の
確立と、環境試験装置の動作確認のために行う巡回工数
の削減が行えるようになる。また、計測機、監視機とも
に、計測機が収集したデータを任意の時間に任意のデー
タを表示できることで、動作確認に対する時間が飛躍的
に短縮でき、見やすいデータの表示方法が確立できる。
また、データベース機においては、他のデータベースと
の関連付けを行い、試験実績管理が可能となる。また、
通常は各種の設定条件等を変更するために止めなければ
ならない計測を、計測を止めずに各環境試験装置の信号
を連続して収集することで、より正確なデータ収集が可
能になるとともに、同通信回線上に設置された計測機、
監視機は、ともに同じ操作が可能であるため、適切な場
所での異常条件に変更が可能となる。
【0041】また、各計測機、監視機に表示される画面
の変更に際しても、設定条件等を変更する場合と同様
に、計測信号の収集を止めること無く、またソフトウェ
ア言語等の開発状態まで逆上がること無く任意に変更が
可能となり、多少の装置の移動に対する画面の変更や、
表示データの追加等が発生した場合でも、柔軟に対応が
取れるようになる。また、各環境試験装置に異常が発生
した場合には、環境試験装置を模したアイコン等の表示
方法を変更し、異常発生の画面を表示することで、異常
発生に対する明確な警報が発生させられるとともに、警
報ランプを接続することで、適切な場所でのさらなる危
機管理体制が確立できるようになる。また、常に条件が
復帰していなければ監視できない監視機に比べ、条件復
帰を見越した遅延処理を行うことで、タイマ等の遅延に
より休日から監視を始めたい場合など、適切な場所から
監視活動が行え履歴管理ができるようになる。また、各
環境試験装置で異常が発生した場合、発生時間と、異常
判断で判断された異常箇所を自動的にデータベースに保
存することで、個々の異常に対する正確な発生時間の履
歴と、異常に対する統計的処理が可能となり、環境試験
装置のさらなる管理体制が確立できるものである。
【0042】なお、以上の形態は、環境試験装置を監視
する集中監視システムについて説明したが、本発明は他
の監視システムにも同様に広く適用し得るものである。
例えば食料品等を扱う各種の店舗等において商品ケース
等の監視にも同様に用いることができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の集中監視
装置は、被監視機器に関する各種検出信号を逐次収集
し、所定の記録媒体に逐次記録していく逐次記録手段
と、前記逐次記録手段によって収集された検出信号と予
め設定された異常条件とを定期的に比較し、その比較結
果に基づいて所定の形式を有する監視用情報を生成する
監視用情報生成手段と、前記監視用情報を所定の表示出
力部に出力する監視用情報出力手段と、前記逐次記録手
段によって収集された検出信号及び/または前記監視用
情報生成手段によって生成された監視用情報に基づい
て、定期的にデータベースを作成し、所定の記録媒体に
保存するデータベース化手段とを設けた。このため、様
々な機器メーカが提供する複数の機器を設置した各種の
設備において、本発明の集中管理装置を設けることによ
り、各機器に対する連続したデータの収集と一括した運
転状況の把握による有効な一括管理を行なうことがで
き、省人化や省力化が可能であるとともに、さらなる拡
張管理を実現することができる効果がある。
【0044】また本発明の集中監視方法は、被監視機器
に関する各種検出信号を逐次収集し、この収集した検出
信号を所定の記録媒体に逐次記録していくとともに、前
記収集された検出信号と予め設定された異常条件とを定
期的に比較し、その比較結果に基づいて所定の形式を有
する監視用情報を生成し、前記監視用情報を所定の表示
出力部に出力するようにした。このため、様々な機器メ
ーカが提供する複数の機器を設置した各種の設備におい
て、本発明の方法を用いて集中管理を行なうことによ
り、各機器に対する連続したデータの収集と一括した運
転状況の把握による有効な一括管理を行なうことがで
き、省人化や省力化が可能であるとともに、さらなる拡
張管理を実現することができる効果がある。
【0045】また本発明の記録媒体は、複数の被監視機
器の運転状態を一括して監視する集中監視装置を制御す
るプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記
憶媒体において、前記被監視機器に関する各種検出信号
を逐次収集し、所定の記録媒体に逐次記録していく逐次
記録ステップと、前記逐次記録ステップによって収集さ
れた検出信号と予め設定された異常条件とを定期的に比
較し、その比較結果に基づいて所定の形式を有する監視
用情報を生成する監視用情報生成ステップと、前記監視
用情報を所定の表示出力部に出力する監視用情報出力ス
テップと、前記逐次記録ステップによって収集された検
出信号及び/または前記監視用情報生成ステップによっ
て生成された監視用情報に基づいて、定期的にデータベ
ースを作成し、所定の記録媒体に保存するデータベース
化ステップとを含むプログラムを格納した。このため、
様々な機器メーカが提供する複数の機器を設置した各種
の設備において、本発明の記録媒体に格納したプログラ
ムを利用することにより、各機器に対する連続したデー
タの収集と一括した運転状況の把握による有効な一括管
理を行なうことができ、省人化や省力化が可能であると
ともに、さらなる拡張管理を実現することができる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による集中監視システムの
全体構成を示す概略説明図である。
【図2】図1に示す集中監視システムによる集中監視方
法を用いたデータ処理の内容を示すフローチャートであ
る。
【図3】図1に示す集中監視システムで用いるレイアウ
ト画面の表示例を示す説明図である。
【図4】図1に示す集中監視システムで用いるモニタ/
表示選択画面の表示例を示す説明図である。
【図5】図1に示す集中監視システムで用いる環境情報
登録画面の表示例を示す説明図である。
【図6】図1に示す集中監視システムで用いるチャンネ
ル設定画面の表示例を示す説明図である。
【図7】図1に示す集中監視システムで監視する被監視
機器を表示するためのアイコンの具体例を示す説明図で
ある。
【図8】図1に示す集中監視システムで用いる異常警報
用のウィンドウの具体例を示す説明図である。
【図9】図1に示す集中監視システムで用いるトレンド
グラフ表示画面の表示例を示す説明図である。
【図10】図1に示す集中監視システムで用いる環境試
験装置毎の異常一覧画面の表示例を示す説明図である。
【図11】図1に示す集中監視システムで用いる環境試
験装置毎に扉が開閉された時間を表わした画面の表示例
を示す説明図である。
【図12】図1に示す集中監視システムで用いる異常の
有無の判断処理の詳細を示すフローチャートである。
【図13】図1に示す集中監視システムのデータの流れ
を示すブロック図である。
【図14】図1に示す集中監視システムの監視開始時に
おける測定値の立ち上がりタイミングを示すタイミング
チャートである。
【図15】図1に示す集中監視システムで連続して設定
条件が変化する場合の測定値の変動タイミングを示すタ
イミングチャートである。
【符号の説明】 C……チャンバ、BC……バーインチャンバ、P……プ
リンタ、R1……試験室、R2……事務室、R3……サ
ーバ・コンピュータ、U……レコーダ、1……計測機、
2……監視機、3……データベース機、4、5、11、
21……パーソナルコンピュータ(PC)、12、22
……警報ランプ、30……アイコン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F25D 23/00 301 F25D 23/00 301G

Claims (100)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の被監視機器の運転状態を一括して
    監視する集中監視装置において、 前記被監視機器に関する各種検出信号を逐次収集し、所
    定の記録媒体に逐次記録していく逐次記録手段と、 前記逐次記録手段によって収集された検出信号と予め設
    定された異常条件とを定期的に比較し、その比較結果に
    基づいて所定の形式を有する監視用情報を生成する監視
    用情報生成手段と、 前記監視用情報を所定の表示出力部に出力する監視用情
    報出力手段と、 前記逐次記録手段によって収集された検出信号及び/ま
    たは前記監視用情報生成手段によって生成された監視用
    情報に基づいて、定期的にデータベースを作成し、所定
    の記録媒体に保存するデータベース化手段と、 を有することを特徴とする集中監視装置。
  2. 【請求項2】 前記逐次記録手段と監視用情報生成手段
    は1つの測定機に設けられていることを特徴とする請求
    項1記載の集中監視装置。
  3. 【請求項3】 前記測定機は、自機の監視用情報生成手
    段によって生成した監視用情報を出力する表示出力部を
    有することを特徴とする請求項2記載の集中監視装置。
  4. 【請求項4】 前記監視用情報出力手段と表示出力部は
    1つの監視機に設けられていることを特徴とする請求項
    2記載の集中監視装置。
  5. 【請求項5】 複数の前記監視機が分散配置されている
    ことを特徴とする請求項4記載の集中監視装置。
  6. 【請求項6】 前記監視機が通信回線を介して監視用情
    報を受信して表示出力部に出力するものであることを特
    徴とする請求項4記載の集中監視装置。
  7. 【請求項7】 前記測定機及び/または前記監視機に、
    前記異常条件の設定を変更する操作手段を有することを
    特徴とする請求項4記載の集中監視装置。
  8. 【請求項8】 前記異常条件の設定を通信回線を介して
    変更する端末装置を有することを特徴とする請求項4記
    載の集中監視装置。
  9. 【請求項9】 前記逐次記録手段は、前記測定機または
    前記監視機からの異常条件の設定変更時にも継続的に各
    種検出信号の逐次収集を実行することを特徴とする請求
    項7記載の集中監視装置。
  10. 【請求項10】 前記逐次記録手段は、前記端末装置か
    らの前記異常条件の設定変更時にも継続的に各種検出信
    号の逐次収集を実行することを特徴とする請求項8記載
    の集中監視装置。
  11. 【請求項11】 前記検出信号には、前記被監視機器の
    通常稼働時に出力されるセンサ信号の全部または一部、
    前記被監視機器の異常時に出力される異常警報信号の全
    部または一部、及び前記被監視機器のメンテナンス時に
    発生する特定信号の全部または一部を含むことを特徴と
    する請求項1記載の集中監視装置。
  12. 【請求項12】 前記被監視機器のメンテナンス時に発
    生する特定信号には、被監視機器の扉の開閉を検出する
    信号を含むことを特徴とする請求項11記載の集中監視
    装置。
  13. 【請求項13】 前記被監視機器は環境試験装置を含む
    ものであり、前記検出信号には環境条件を制御するため
    の温度、湿度、圧力の全てまたは一部のセンサ信号を含
    むことを特徴とする請求項1記載の集中監視装置。
  14. 【請求項14】 前記環境試験装置はバーイン試験装置
    を含むものであり、前記検出信号にはバーイン試験にお
    ける電源状態の検出信号を含むことを特徴とする請求項
    13記載の集中監視装置。
  15. 【請求項15】 前記監視用情報の形式には、収集した
    検出信号に基づくグラフ表示及び/または一覧表示を含
    むことを特徴とする請求項1記載の集中監視装置。
  16. 【請求項16】 前記監視用情報の形式には、発生した
    異常の一覧表示を含むことを特徴とする請求項1記載の
    集中監視装置。
  17. 【請求項17】 前記逐次記録手段は、収集した信号を
    通信回線上に接続された記録媒体に伝送して逐次記録す
    るものであることを特徴とする請求項1記載の集中監視
    装置。
  18. 【請求項18】 前記監視用情報出力手段は、前記監視
    用情報を通信回線を介して表示出力部に伝送して出力さ
    せるものであることを特徴とする請求項1記載の集中監
    視装置。
  19. 【請求項19】 前記データベース化手段は、通信回線
    上に接続された記録媒体にデータを保存することを特徴
    とする請求項1記載の集中監視装置。
  20. 【請求項20】 前記表示出力部は複数の表示モードを
    有し、前記表示出力部における表示モードをソフトウエ
    ア言語の修正を行なうことなくモード変更操作によって
    変更できる変更手段を有することを特徴とする請求項1
    記載の集中監視装置。
  21. 【請求項21】 前記逐次記録手段は、前記表示出力部
    における表示モードの変更時にも継続的に各種検出信号
    の逐次収集を実行することを特徴とする請求項20記載
    の集中監視装置。
  22. 【請求項22】 前記表示出力部は各被監視機器に対応
    するアイコン、キャラクタ、または特定図形のレイアウ
    ト表示によって各被監視機器を状態を一括表示するもの
    であることを特徴とする請求項20記載の集中監視装
    置。
  23. 【請求項23】 前記レイアウト表示は、操作者の任意
    の選択操作に応じて前記アイコン、キャラクタ、または
    特定図形を配列するものであることを特徴とする請求項
    22記載の集中監視装置。
  24. 【請求項24】 前記表示出力部は表示方法の変更によ
    って各被監視機器の状態変化を表示するものであること
    を特徴とする請求項20記載の集中監視装置。
  25. 【請求項25】 前記表示出力部における表示方法の変
    更には表示色の変更を含むことを特徴とする請求項24
    記載の集中監視装置。
  26. 【請求項26】 前記表示出力部における表示方法の変
    更には各被監視機器に対応して表示されたアイコン、キ
    ャラクタ、または特定図形の形状の変更を含むことを特
    徴とする請求項24記載の集中監視装置。
  27. 【請求項27】 前記表示出力部における表示方法の変
    更には各被監視機器に対応して表示されたアイコン、キ
    ャラクタ、または特定図形の表示位置の変更を含むこと
    を特徴とする請求項24記載の集中監視装置。
  28. 【請求項28】 ある被監視機器に異常が発生した場合
    には、その被監視機器に対応するアイコン、キャラク
    タ、または特定図形を表示出力部の画面の最上部に配置
    して表示を行なうことを特徴とする請求項27記載の集
    中監視装置。
  29. 【請求項29】 ある被監視機器に異常が発生した場合
    には、その被監視機器に対応するアイコン、キャラク
    タ、または特定図形を点滅表示することを特徴とする請
    求項24記載の集中監視装置。
  30. 【請求項30】 ある被監視機器に異常が発生した場合
    に表示出力部とは別に警報ランプの点灯または点滅を行
    なう第1異常警報手段を有することを特徴とする請求項
    1記載の集中監視装置。
  31. 【請求項31】 ある被監視機器に異常が発生した場合
    に表示出力部とは別に警報音の出力を行なう第2異常警
    報手段を有することを特徴とする請求項1記載の集中監
    視装置。
  32. 【請求項32】 ある被監視機器からの検出信号と前記
    異常条件に基づいて異常が判定された場合でも、所定の
    復帰時間を要する条件下である場合には、前記復帰時間
    を考慮した監視遅延処理を行ない、異常判定を遅延させ
    ることを特徴とする請求項1記載の集中監視装置。
  33. 【請求項33】 前記所定の復帰時間を要する条件に
    は、メンテナンス検出後の所定時間内であるという条件
    を含むことを特徴とする請求項32記載の集中監視装
    置。
  34. 【請求項34】 前記所定の復帰時間を要する条件に
    は、当該被監視機器のモード変更後の所定時間内である
    という条件を含むことを特徴とする請求項32記載の集
    中監視装置。
  35. 【請求項35】 前記データベース化手段は、被監視機
    器における異常発生時に、その発生日時と異常内容をデ
    ータベースとして保存することを特徴とする請求項1記
    載の集中監視装置。
  36. 【請求項36】 前記データベース化手段によってデー
    タベース化された被監視機器の情報を通信回線を介して
    所定の端末から参照できるようにしたことを特徴とする
    請求項1記載の集中監視装置。
  37. 【請求項37】 複数の被監視機器の運転状態を一括し
    て監視する集中監視方法において、 前記被監視機器に関する各種検出信号を逐次収集し、こ
    の収集した検出信号を所定の記録媒体に逐次記録してい
    くとともに、前記収集された検出信号と予め設定された
    異常条件とを定期的に比較し、その比較結果に基づいて
    所定の形式を有する監視用情報を生成し、前記監視用情
    報を所定の表示出力部に出力するようにした、 ことを特徴とする集中監視方法。
  38. 【請求項38】 前記収集された検出信号及び/または
    前記監視用情報に基づいて、定期的にデータベースを作
    成し、所定の記録媒体に保存するようにしたことを特徴
    とする請求項37記載の集中監視方法。
  39. 【請求項39】 前記監視用情報を出力する表示出力部
    は、設備内に分散配置された複数の監視機に設けられて
    いることを特徴とする請求項38記載の集中監視方法。
  40. 【請求項40】 前記監視用情報を出力する表示出力部
    は、設備外に配置された監視機に設けられ、前記監視用
    情報を通信回線を介して監視機に伝送することを特徴と
    する請求項38記載の集中監視方法。
  41. 【請求項41】 前記異常条件の設定を変更できるよう
    にしたことを特徴とする請求項37記載の集中監視方
    法。
  42. 【請求項42】 前記異常条件の設定を通信回線を介し
    て端末装置から変更できるようにしたことを特徴とする
    請求項41記載の集中監視方法。
  43. 【請求項43】 前記検出信号の逐次記録動作は、前記
    異常条件の設定変更時にも継続的に実行することを特徴
    とする請求項41記載の集中監視方法。
  44. 【請求項44】 前記検出信号の逐次記録動作は、前記
    端末装置からの前記異常条件の設定変更時にも継続的に
    実行することを特徴とする請求項42記載の集中監視方
    法。
  45. 【請求項45】 前記検出信号には、前記被監視機器の
    通常稼働時に出力されるセンサ信号の全部または一部、
    前記被監視機器の異常時に出力される異常警報信号の全
    部または一部、及び前記被監視機器のメンテナンス時に
    発生する特定信号の全部または一部を含むことを特徴と
    する請求項37記載の集中監視方法。
  46. 【請求項46】 前記被監視機器のメンテナンス時に発
    生する特定信号には、被監視機器の扉の開閉を検出する
    信号を含むことを特徴とする請求項45記載の集中監視
    方法。
  47. 【請求項47】 前記被監視機器は環境試験装置を含む
    ものであり、前記検出信号には環境条件を制御するため
    の温度、湿度、圧力の全てまたは一部のセンサ信号を含
    むことを特徴とする請求項37記載の集中監視方法。
  48. 【請求項48】 前記環境試験装置はバーイン試験装置
    を含むものであり、前記検出信号にはバーイン試験にお
    ける電源状態の検出信号を含むことを特徴とする請求項
    47記載の集中監視方法。
  49. 【請求項49】 前記監視用情報の形式には、収集した
    検出信号に基づくグラフ表示及び/または一覧表示を含
    むことを特徴とする請求項37記載の集中監視方法。
  50. 【請求項50】 前記監視用情報の形式には、発生した
    異常の一覧表示を含むことを特徴とする請求項37記載
    の集中監視方法。
  51. 【請求項51】 前記表示出力部は複数の表示モードを
    有し、前記表示出力部における表示モードをソフトウエ
    ア言語の修正を行なうことなくモード変更操作によって
    変更できるようにしたことを特徴とする請求項37記載
    の集中監視方法。
  52. 【請求項52】 前記検出信号の逐次記録動作は、前記
    表示出力部における表示モードの変更時にも継続的に実
    行することを特徴とする請求項51記載の集中監視方
    法。
  53. 【請求項53】 前記表示出力部は各被監視機器に対応
    するアイコン、キャラクタ、または特定図形のレイアウ
    ト表示によって各被監視機器を状態を一括表示するもの
    であることを特徴とする請求項51記載の集中監視方
    法。
  54. 【請求項54】 前記レイアウト表示は、操作者の任意
    の選択操作に応じて前記アイコン、キャラクタ、または
    特定図形を配列するものであることを特徴とする請求項
    53記載の集中監視方法。
  55. 【請求項55】 前記表示出力部は表示方法の変更によ
    って各被監視機器の状態変化を表示するものであること
    を特徴とする請求項53記載の集中監視方法。
  56. 【請求項56】 前記表示出力部における表示方法の変
    更には表示色の変更を含むことを特徴とする請求項55
    記載の集中監視方法。
  57. 【請求項57】 前記表示出力部における表示方法の変
    更には各被監視機器に対応して表示されたアイコン、キ
    ャラクタ、または特定図形の形状の変更を含むことを特
    徴とする請求項55記載の集中監視方法。
  58. 【請求項58】 前記表示出力部における表示方法の変
    更には各被監視機器に対応して表示されたアイコン、キ
    ャラクタ、または特定図形の表示位置の変更を含むこと
    を特徴とする請求項55記載の集中監視方法。
  59. 【請求項59】 ある被監視機器に異常が発生した場合
    には、その被監視機器に対応するアイコン、キャラク
    タ、または特定図形を表示出力部の画面の最上部に配置
    して表示を行なうことを特徴とする請求項58記載の集
    中監視方法。
  60. 【請求項60】 ある被監視機器に異常が発生した場合
    には、その被監視機器に対応するアイコン、キャラク
    タ、または特定図形を点滅表示することを特徴とする請
    求項55記載の集中監視方法。
  61. 【請求項61】 ある被監視機器に異常が発生した場合
    に表示出力部とは別に警報ランプの点灯または点滅を行
    なうようにしたことを特徴とする請求項37記載の集中
    監視方法。
  62. 【請求項62】 ある被監視機器に異常が発生した場合
    に表示出力部とは別に警報音の出力を行なうようにした
    ことを特徴とする請求項37記載の集中監視方法。
  63. 【請求項63】 ある被監視機器からの検出信号と前記
    異常条件に基づいて異常が判定された場合でも、所定の
    復帰時間を要する条件下である場合には、前記復帰時間
    を考慮した監視遅延処理を行ない、異常判定を遅延させ
    ることを特徴とする請求項37記載の集中監視方法。
  64. 【請求項64】 前記所定の復帰時間を要する条件に
    は、メンテナンス検出後の所定時間内であるという条件
    を含むことを特徴とする請求項63記載の集中監視方
    法。
  65. 【請求項65】 前記所定の復帰時間を要する条件に
    は、当該被監視機器のモード変更後の所定時間内である
    という条件を含むことを特徴とする請求項63記載の集
    中監視方法。
  66. 【請求項66】 複数の被監視機器の運転状態を一括し
    て監視する集中監視装置を制御するプログラムを格納し
    たコンピュータ読み取り可能な記憶媒体において、前記
    被監視機器に関する各種検出信号を逐次収集し、所定の
    記録媒体に逐次記録していく逐次記録ステップと、前記
    逐次記録ステップによって収集された検出信号と予め設
    定された異常条件とを定期的に比較し、その比較結果に
    基づいて所定の形式を有する監視用情報を生成する監視
    用情報生成ステップと、前記監視用情報を所定の表示出
    力部に出力する監視用情報出力ステップと、前記逐次記
    録ステップによって収集された検出信号及び/または前
    記監視用情報生成ステップによって生成された監視用情
    報に基づいて、定期的にデータベースを作成し、所定の
    記録媒体に保存するデータベース化ステップと、を含む
    プログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読
    み取り可能な記憶媒体。
  67. 【請求項67】 前記逐次記録ステップ及び監視用情報
    出力ステップによって測定機を制御することを特徴とす
    る請求項66記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒
    体。
  68. 【請求項68】 前記監視用情報出力ステップによって
    前記測定機の出力表示部に前記監視用情報を出力するこ
    とを特徴とする請求項67記載のコンピュータ読み取り
    可能な記憶媒体。
  69. 【請求項69】 前記監視用情報出力ステップによって
    互いに分散配置された複数の監視機の表示出力部に前記
    監視用情報を出力することを特徴とする請求項67記載
    のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  70. 【請求項70】 前記監視機が通信回線を介して監視用
    情報を受信して表示出力部に出力するものであることを
    特徴とする請求項69記載のコンピュータ読み取り可能
    な記憶媒体。
  71. 【請求項71】 前記測定機の操作部または監視機の操
    作部から前記異常条件の設定を変更する条件変更ステッ
    プを有することを特徴とする請求項69記載のコンピュ
    ータ読み取り可能な記憶媒体。
  72. 【請求項72】 前記異常条件の設定を端末装置から通
    信回線を介して変更する条件変更ステップを有すること
    を特徴とする請求項66記載のコンピュータ読み取り可
    能な記憶媒体。
  73. 【請求項73】 前記逐次記録ステップは、前記測定機
    または前記監視機からの異常条件の設定変更時にも継続
    的に各種検出信号の逐次収集を実行することを特徴とす
    る請求項71記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒
    体。
  74. 【請求項74】 前記逐次記録ステップは、前記端末装
    置からの前記異常条件の設定変更時にも継続的に各種検
    出信号の逐次収集を実行することを特徴とする請求項7
    2記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  75. 【請求項75】 前記検出信号には、前記被監視機器の
    通常稼働時に出力されるセンサ信号の全部または一部、
    前記被監視機器の異常時に出力される異常警報信号の全
    部または一部、及び前記被監視機器のメンテナンス時に
    発生する特定信号の全部または一部を含むことを特徴と
    する請求項66記載のコンピュータ読み取り可能な記憶
    媒体。
  76. 【請求項76】 前記被監視機器のメンテナンス時に発
    生する特定信号には、被監視機器の扉の開閉を検出する
    信号を含むことを特徴とする請求項75記載のコンピュ
    ータ読み取り可能な記憶媒体。
  77. 【請求項77】 前記被監視機器は環境試験装置を含む
    ものであり、前記検出信号には環境条件を制御するため
    の温度、湿度、圧力の全てまたは一部のセンサ信号を含
    むことを特徴とする請求項66記載のコンピュータ読み
    取り可能な記憶媒体。
  78. 【請求項78】 前記環境試験装置はバーイン試験装置
    を含むものであり、前記検出信号にはバーイン試験にお
    ける電源状態の検出信号を含むことを特徴とする請求項
    77記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  79. 【請求項79】 前記監視用情報の形式には、収集した
    検出信号に基づくグラフ表示及び/または一覧表示を含
    むことを特徴とする請求項66記載のコンピュータ読み
    取り可能な記憶媒体。
  80. 【請求項80】 前記監視用情報の形式には、発生した
    異常の一覧表示を含むことを特徴とする請求項66記載
    のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  81. 【請求項81】 前記逐次記録ステップは、収集した信
    号を通信回線上に接続された記録媒体に伝送して逐次記
    録するものであることを特徴とする請求項66記載のコ
    ンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  82. 【請求項82】 前記監視用情報出力ステップは、前記
    監視用情報を通信回線を介して表示出力部に伝送して出
    力させるものであることを特徴とする請求項66記載の
    コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  83. 【請求項83】 前記データベース化ステップは、通信
    回線上に接続された記録媒体にデータを保存することを
    特徴とする請求項66記載のコンピュータ読み取り可能
    な記憶媒体。
  84. 【請求項84】 前記表示出力部は複数の表示モードを
    有し、前記表示出力部における表示モードをソフトウエ
    ア言語の修正を行なうことなくモード変更操作によって
    変更できるモード変更ステップを有することを特徴とす
    る請求項66記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒
    体。
  85. 【請求項85】 前記逐次記録ステップは、前記表示出
    力部における表示モードの変更時にも継続的に各種検出
    信号の逐次収集を実行することを特徴とする請求項84
    記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  86. 【請求項86】 前記表示出力部は各被監視機器に対応
    するアイコン、キャラクタ、または特定図形のレイアウ
    ト表示によって各被監視機器を状態を一括表示するもの
    であることを特徴とする請求項84記載のコンピュータ
    読み取り可能な記憶媒体。
  87. 【請求項87】 前記レイアウト表示は、操作者の任意
    の選択操作に応じて前記アイコン、キャラクタ、または
    特定図形を配列するものであることを特徴とする請求項
    86記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  88. 【請求項88】 前記表示出力部は表示方法の変更によ
    って各被監視機器の状態変化を表示するものであること
    を特徴とする請求項84記載のコンピュータ読み取り可
    能な記憶媒体。
  89. 【請求項89】 前記表示出力部における表示方法の変
    更には表示色の変更を含むことを特徴とする請求項88
    記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  90. 【請求項90】 前記表示出力部における表示方法の変
    更には各被監視機器に対応して表示されたアイコン、キ
    ャラクタ、または特定図形の形状の変更を含むことを特
    徴とする請求項88記載のコンピュータ読み取り可能な
    記憶媒体。
  91. 【請求項91】 前記表示出力部における表示方法の変
    更には各被監視機器に対応して表示されたアイコン、キ
    ャラクタ、または特定図形の表示位置の変更を含むこと
    を特徴とする請求項88記載のコンピュータ読み取り可
    能な記憶媒体。
  92. 【請求項92】 ある被監視機器に異常が発生した場合
    には、その被監視機器に対応するアイコン、キャラク
    タ、または特定図形を表示出力部の画面の最上部に配置
    して表示を行なうことを特徴とする請求項91記載のコ
    ンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  93. 【請求項93】 ある被監視機器に異常が発生した場合
    には、その被監視機器に対応するアイコン、キャラク
    タ、または特定図形を点滅表示することを特徴とする請
    求項88記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  94. 【請求項94】 ある被監視機器に異常が発生した場合
    に表示出力部とは別に警報ランプの点灯または点滅を行
    なう第1異常警報ステップを有することを特徴とする請
    求項66記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  95. 【請求項95】 ある被監視機器に異常が発生した場合
    に表示出力部とは別に警報音の出力を行なう第2異常警
    報ステップを有することを特徴とする請求項66記載の
    コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  96. 【請求項96】 ある被監視機器からの検出信号と前記
    異常条件に基づいて異常が判定された場合でも、所定の
    復帰時間を要する条件下である場合には、前記復帰時間
    を考慮した監視遅延処理を行ない、異常判定を遅延させ
    ることを特徴とする請求項66記載のコンピュータ読み
    取り可能な記憶媒体。
  97. 【請求項97】 前記所定の復帰時間を要する条件に
    は、メンテナンス検出後の所定時間内であるという条件
    を含むことを特徴とする請求項96記載のコンピュータ
    読み取り可能な記憶媒体。
  98. 【請求項98】 前記所定の復帰時間を要する条件に
    は、当該被監視機器のモード変更後の所定時間内である
    という条件を含むことを特徴とする請求項96記載のコ
    ンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  99. 【請求項99】 前記データベース化ステップは、被監
    視機器における異常発生時に、その発生日時と異常内容
    をデータベースとして保存することを特徴とする請求項
    66記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  100. 【請求項100】 前記データベース化ステップによっ
    てデータベース化された被監視機器の情報を通信回線を
    介して所定の端末から参照できるようにしたことを特徴
    とする請求項66記載のコンピュータ読み取り可能な記
    憶媒体。
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