JP2004085028A - Co警報機 - Google Patents

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宇野 克彦
Takashi Niwa
丹羽 孝
Takahiro Umeda
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西井 一成
Yasuo Yoshimura
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Abstract

【課題】電池電源でも長時間使用でき、CO発生時に早期にCOを検知することのできるCO警報機を提供することを目的とする。
【解決手段】パルス的に駆動するCOセンサ15と、前記COセンサ15の制御手段17と、前記制御手段17に接続された通信手段20と、前記通信手段20と接続された燃焼器21からの制御信号によって前記COセンサ15のパルス間隔を変化させるパルス間隔制御手段19を有する構成とすることにより電池電源で駆動させた場合の電池寿命を長くするともに、異常時に、COセンサ15の検知のタイミングを変化させることにより、早期にCOを検知することができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、燃焼器器の不完全燃焼により発生する一酸化炭素を検知するCO警報機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のCO警報機に用いられているガスセンサは半導体式、熱線半導体式、個体電解質式など種々の方式、形状のものが提案されている。一例として固体電解質式は図6に示すように板状の固体電解質1の両面に一対の白金電極33を形成し、両面を板状のガス選択透過体4、5で覆い、片方のガス選択透過体4の表面にヒータ6を形成するとともに、その上に酸化触媒層7を設置したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
一般にガスセンサは一酸化炭素、メタン、プロパン、水素などに選択的に感応し、ガス洩れ警報機や、CO警報機などの用途に用途に用いられている。したがって最終安全装置として高感度であること、応答が速いこと、信頼性が高いこと選択性が高いこと、さらに消費電力が低いことが要求される。
【0004】
しかしながら図6に示す従来のガスセンサは個体電解質1、ガス選択透過体4、酸化触媒層6は板状のチップの熱容量が大きいためセンサを動作温度に保持するためには大きな電力が必要であり、そのために商用電源が必要であった。したがって電源コンセントを常時占有することになり、一般家庭では台所等のごく限られた場所に設置されるのが普通である。しかし、暖房機、給湯器等の室内燃焼器の燃焼不良による不幸な事故が相変わらずなくならない現状や、住宅の高気密高断熱化に伴うセントラル暖房の普及を考えると、CO警報機を普及させる必要がある。ただし、電気製品が溢れている家庭内において電源コンセントを占有することは非常に不便であり、設置性を改良することが望まれる。
【0005】
このような課題を解決するために図7の構成の薄膜ガスセンサが提案されている(特開2001−194339公報)。この薄膜ガスセンサは、基板8上に形成されたヒータ9の上面に電気絶縁層10を介して形成された酸素イオン導電性を有する固体電解質薄膜11と、個体電解質薄膜11上に形成された一対の電極12薄膜と、前記一対の電極12の一方の電極12’上に設けられた酸化触媒層13よりなる構成としている。この構成により熱容量を小さくしてパルス駆動を可能としており、その結果大幅な省電力化が可能となり電池駆動が可能となることが示されている。しかし、半導体式、熱線半導体式、固体電解質式等は、いずれもヒータで所定の温度に加熱するため、電池容量を長期間保持するためパルス間隔を大きくとる必要があった。
【0006】
しかし、パルス間隔が大きい場合は、緊急時にCOが急激に発生する場合は、COの検出が遅れる危険性もある。これを解決するために、図8に示されるようなヒータの駆動方法が示されている(特開2001−194339公報)。これは、加熱手段は間欠的に動作するとともに、COセンサの出力が第一の設定値より高い時(h2)のパルス間隔(th2)を第一の設定値より低い時(h1)のパルス間隔(th1)よりも短くすることによって、緊急時にCOを早く検知するものである。しかし、この方法でも、通常COセンサの出力が第一の設定値より低いときははパルス間隔を長くして動作しているため、CO発生の初期段階ではCO検出が遅れる場合がある。
【0007】
本発明は前記従来の課題を解決するもので、COが発生した時に早期にCOを検知することができ、かつ省電力で電池駆動可能なCO警報機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明のCO警報機は、COセンサをパルス的に駆動させるとともに、前記COセンサは通信手段によって燃焼器と接続し、前記燃焼器からの制御信号によってCOセンサのパルス間隔を変化させる構成としたものである。燃焼器からの信号によってCOセンサのパルス間隔を変化させることにより、電池電源で駆動させた場合の電池寿命を長くするともに、異常時に、COセンサの検知のタイミングを変化させることにより、早期に異常を検知することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載の発明は、パルス的に駆動するCOセンサにおいて、前記COセンサは通信手段によって燃焼器と接続し、前記燃焼器からの制御信号によってCOセンサのパルス間隔を変化させる構成としているので、必要に応じてパルス間隔を変更して検知のタイミングを変更することができる。
【0010】
請求項2に記載の発明は、燃焼器が動作しているときに、通信手段で接続したCOセンサのパルス間隔を短くさせる制御信号を送信する構成としているので、燃焼器が使用されたときに、COセンサのパルス間隔を短くして、検知タイミングを早くし、危険を早期に察知することができる。
【0011】
請求項3の発明は、燃焼器で動作の異常を検知したときに、通信手段で接続したCOセンサのパルス間隔を短くさせる制御信号を送信する構成としているので、ガス燃焼器の動作が異常の場合に、COの発生の危険性もありと判断し、COセンサのパルス間隔を短くして、検知タイミングを早くし、危険を早期に察知することができる。
【0012】
請求項4の発明は、燃焼器の動作が停止したとき、通信手段で接続したCOセンサのパルス間隔を長くする、あるいはパルス間隔を所定値にする制御信号を送信する構成としているので、燃焼器の動作が停止した場合に、COの発生の危険性が少ないと判断し、COセンサのパルス間隔を長くする、あるいはパルス間隔を所定値にすることにより、無駄な電力の消費を避け、省電力化を図ることができる。
【0013】
請求項5の発明は燃焼器で動作の異常を検知しなくなったときに、通信手段で接続したCOセンサのパルス間隔を長くする、あるいはパルス間隔を所定値にする制御信号を送信する構成としているので、燃焼器の動作の異常を検知しなくなったときに、COの発生の危険性が少ないと判断し、COセンサのパルス間隔を長くする、あるいはパルス間隔を所定値にすることにより、無駄な電力の消費を避け、省電力化を図ることができる。
【0014】
請求項6の発明は、燃焼器の使用パターンを記憶または学習し、前記燃焼器の使用頻度が所定値以上となることが予想されるときは通信手段で接続したCOセンサのパルス間隔を短くさせ、前記燃焼器の流量が所定値以下となることが予想されるときは通信手段で接続したCOセンサのパルス間隔を長くさせる制御信号を送信する構成としているので、通常の生活において、燃焼器が使用されることが予想されるときのみCOセンサのパルス間隔を短くさせ、燃焼器があまり使用されないと予想されるときはCOセンサのパルス間隔を長くさせることにより、無駄な電力の消費を避け、省電力化を図ることができる。
【0015】
請求項7の発明は、COセンサを耐熱低熱伝導性の基板と、前記基板上に形成されたヒータと、前記ヒータを覆うように設けられた絶縁膜と、前記絶縁膜上に設けられた酸素イオン伝導性の固体電解質膜と、前記固体電解質膜上に形成された異種のペロブスカイト型複合酸化物よりなる一対の電極または金とペロブスカイト型複合酸化物よりなる一対の電極または一対の白金電極の一方の電極上に形成された触媒を有する構成としている。耐熱低熱伝導性の基板上に薄膜で形成しているので、熱容量を小さくして固体電解質を瞬時に所定の温度に昇温させるので,パルス的にCOセンサを駆動することが可能であり、電池電源でCOセンサを駆動することが可能になる。
【0016】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
【0017】
(実施例1)
図1は本発明の実施例1におけるCO警報機のブロック図を示すものである。図1において14はCO警報機で、内部にCOセンサ15が収納されている。16は電源で、一次電池もしくは二次電池により制御手段17へ電力を供給する。制御手段17はCOセンサ15の制御を行うとともに、COセンサ15の出力信号処理を行い、信号の状態によって警報装置18を鳴動させる等の処理を行う。19はパルス間隔制御手段で、パルス的に駆動しているCOセンサ15のパルス間隔の出力に応じて変更する。20は通信手段で、ガス燃焼器21の通信手段22からの制御信号を受信し、その制御信号をパルス間隔制御手段に送信して、必要に応じてCOセンサ15のパルス間隔を変化させる。ガス燃焼器としては、ガス給湯機、ガスストーブ、ガス調理機器等が利用可能である。また不完全燃焼によってCOの発生する恐れのある燃焼器であればガスに限らず石油燃焼器や電気ストーブも含む。
【0018】
次に、COセンサ15の構成について図2を用いて説明する。
【0019】
図2において、15はCOセンサである。COセンサ15としては、半導体式、熱線半導体式、固体電解質式、定電位電解式など種々の方式があるが、本実施例では固体電解質式を用いている。31は耐熱性で低熱伝導性の基板で、ここでは約2mm×2mm×0.3mmの石英ガラスを用いている。32は白金のヒータでスパッタ法、電子線蒸着法などによって所定の温度になるように抵抗値を設定している。33は絶縁膜でアルミナ、シリカ、窒化珪素などの絶縁材料の薄膜をスパッタ法、電子線蒸着法などによってヒータ32を覆うように形成している。34は絶縁膜33上に絶縁膜33より小さな面積に形成された固体電解質膜であり、酸素イオン導電性を有する固体電解質(8%イットリア安定化ジルコニア)をスパッタ法で約0.4mm×0.6mmの大きさに形成している。固体電解質としては酸素イオン導電性を有するすべての固体電解質を使用することができるがジルコニアに少量のイットリアを混合して焼成したイットリア安定化ジルコニア(YSZ)が比較的安価で入手も簡単である。35a、35bは電極で、白金をスパッタ法で感応膜上に形成している。白金に一部パラジウム、ルテニウム、ロジウムなどの貴金属を混入させても良い。その他、一般に固体電解質型に用いる電極材料すべてが使用可能である。36は片方の電極35a上に設定された触媒で、触媒36は測定対象ガスを酸化分解するものであれば良いが、白金、パラジウム、ルテニウム、ロジウムなどの貴金属やバナジウム、マンガン等の酸化物あるいはこれらの混合物をアルミナなどに担持したものをスクリーン印刷法で形成する。本実施例では電極35a、35bに白金を用い、一方の電極35a上に触媒36を設定する構成としたが、触媒36を用いず、電極を異種のペロブスカイト型複合酸化物とするか、ペロブスカイト型複合酸化物と金で構成しても良い。37はヒータ32から延長されたヒータ端子である。38a、38bは電極35a、35bの間で検出した出力を取り出すための電極リードで検出回路(図示せず)出力信号を送出するための電極端子39a、39bが接続されている。電極と電極リードと電極端子(35aと38aと39aおよび35bと38bと39b)はそれぞれ同一材料で一体的に形成されている。また電極リード38と電極端子39は固体電解質膜34の領域外に形成されている。
【0020】
以上の構成において電源(図示せず)からヒータ端子37、を介してヒータ32に電力を供給し固体電解質34を所定温度(300℃〜500℃)に加熱する。固体電解質膜34が所定の温度に達すると電極35a、35bと固体電解質膜34と空気の界面で電子の授受が行われ、酸素イオンが発生する。ここで、空気中にCOが存在すると、酸化触媒36の乗った電極35aではCOは酸化触媒36によって酸化され、電極35aまでCOは到達しない。もう一方の電極35bではCOは電極35b表面でCO2に酸化される。この酸化反応には固体電解質膜34内の酸素イオンが使われ、その結果両電極間の電極反応に差が生じ、固体電解質酸素イオンの平衡が崩れ、両電極間に電位差が発生する。この電位差を検出することによりCO濃度を検出することができる。基板31に用いている石英ガラスは熱伝導率が1.5W/mKと絶縁膜16(35〜45W/mK)や固体電解質膜34(6W/mK)に対して小さく、したがってヒータ32で加熱した場合に、基板31の温度はほとんど上昇することなくヒータ32の直上の固体電解質膜34の領域およびその近傍のみの温度を上昇させることができるので、加熱のための消費電力を大幅に低減することができる。また、熱衝撃強度も大きいので短時間で所定の温度まで昇温することが可能である。
【0021】
上記構成では15mWsecの電力量で450℃までの昇温が可能であった。固体電解質膜34は所定の温度で酸素イオン導電性が生じる。すなわち固体電解質が所定の温度になればCOの検知が可能である。本実施例では、基板31に熱伝導率の小さな石英ガラスを用い、固体電解質も薄膜で形成しているので瞬時に固体電解質膜34を所定の温度し昇温することが可能で、ヒータ32をパルス的に駆動させて大幅に消費電力が低減できるため、電池電源での駆動が可能である。本実施例の構成では、10msecのヒータ32への通電で450℃までの昇温が可能であり、ヒータ32への通電停止後約0.5secで室温まで復帰した。したがって、パルス間隔は、0.5secから通常の測定には問題の無い30sec程度までパルス間隔は任意に設定可能である。また、パルス間隔0.5secもCOセンサをさらに小型化すれば0.5sec以下に設定することも可能になる。
【0022】
パルス的に駆動することは半導体式や、熱線半導体式でも可能であるが、これらの方式では、半導体表面に吸着する水分の影響を大きく受け、パルス間隔が大きいときは吸着水の影響で出力が低下し、水分除去のために長時間の加熱が必要になるために、パルス間隔を任意に設定することは困難である。
【0023】
本実施例は固体電解質式のパルス間隔を任意に設定できるという特徴を活かし、異常を早期に確実に検出して逃げ送れなどの不幸な事態を極力避け得るCO警報機を提供するものであり、以下にその動作について説明する。
【0024】
(実施例2)
図3に本発明の実施例2のCO警報機の動作方法を示す。
【0025】
ガス燃焼器21が動作しているときに、ガス燃焼器21の通信手段22から送信された制御信号をCO警報機14の通信手段20で受信する。通常はCOセンサ15パルス間隔tで駆動するが、ガス燃焼器が動作中であるという制御信号受信したとき、パルス間隔をtと短くする。この方法により、ガス燃焼器が使用されたときに、COが発生する危険性があると判断し、COセンサ15のパルス間隔を短くして、検知タイミングを早くし、COが発生した場合、危険を早期に察知することができる。また、ガス燃焼器21の動作が停止した場合、COセンサ15のパルス間隔を長くする、あるいはパルス間隔を所定値tにする構成としている。ガス燃焼器21の動作が停止した場合にCOの発生の危険性が少ないと判断し、COセンサのパルス間隔を長くする、あるいはパルス間隔を所定値tにすることにより、無駄な電力の消費を避け、省電力化を図ることができ、電池電源を使用しても長期間の使用が可能となる。
【0026】
(実施例3)
図4に本発明の実施例3のCO警報機の動作方法を示す。ガス燃焼器21で動作の異常を検知したときに、ガス燃焼器21の通信手段22から送信された制御情報をCO警報機14の通信手段20で受信する。ガス燃焼器21の異常とは、例えばガス流量が異常に増加した場合、燃焼用の空気が設定値から外れた場合、燃焼器の一部が異常に高温になった場合などである。通常はCOセンサ15パルス間隔tで駆動するが、制御情報によりガス燃焼器21で動作の異常が発生したとき、パルス間隔をtと短くする。この方法により、ガス燃焼器の動作に以上が発生したとき、COが発生する危険性が高いと判断し、COセンサ15のパルス間隔を短くして、検知タイミングを早くし、COが発生した場合、危険を早期に察知することができる。通常はパルス間隔をtと長くしているので、電源として電池を使用した場合でも、電池寿命を長く保つことができる。パルス間隔は実施例2との組み合わせで設定してもよく、その場合は、t≫t≧tとすればよい。
【0027】
また、ガス燃焼器21で動作の異常を検知しなくなったときに、通信手段22から送信された制御情報をCO警報機14の通信手段20で受信し、COの発生の危険性が少ないと判断し、COセンサ15のパルス間隔を長くする、あるいはパルス間隔を所定値tもしくはtにする制御信号を送信する構成としている。これにより、無駄な電力の消費を避け、省電力化を図ることができ、電池電源を使用しても長期間の使用が可能となる。
【0028】
(実施例4)
図5に本発明の実施例4のCO警報機の動作方法を示す。
【0029】
ガス燃焼器21の使用パターンを記憶または学習し、ガス燃焼器が使用されることが予想されるときは通信手段22から送信された制御情報をCO警報機14の通信手段20で受信し、COセンサ15のパルス間隔をtと短くする。また、ガス燃焼21の使用が停止されることが予想されるときは通信手段22から送信された制御情報をCO警報機14の通信手段20で受信し、COセンサのパルス間隔を長くする、あるいはパルス間隔を所定値tにする制御信号を送信する。通常の生活において、ガス燃焼器が使用されることが予想されるときのみCOセンサのパルス間隔を短くさせ、ガス燃焼器が使用されないと予想されるときはCOセンサのパルス間隔を長くさせることにより、無駄な電力の消費を避け、省電力化を図ることができる。
【0030】
以上の実施例では、ガス燃焼器21とCO警報機が1台の場合について説明したが、CO警報機14もしくはガス燃焼器21が複数台ある場合でも同様である。また通信手段で制御すべき対象がCO警報機以外に存在する場合(例えば、ガス漏れ警報機、火災警報機、防犯設備等)はこれらの情報をコントロールする情報端末装置(図示せず)でガス燃焼器21からの制御信号を受信し、情報端末装置からCO警報機へ制御情報を送信する構成をとることもできる。
【0031】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、パルス的に駆動するCOセンサのパルス間隔を通信手段を介して燃焼器からの制御信号によって変化させることにより、通常はパルス間隔を長くしておき、燃焼器が使用されたり、燃焼器に異常が発生したときに、COが発生する危険性があると判断し、パルス間隔を短くして、COセンサを駆動することにより、CO発生などの危険な状態の時に、早期に確実に検知して報知することができる。また、パルス間隔を通常は長くすることにより、電池を電源とする場合でも無駄な電力の消費を避け、長期間の使用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例におけるCO警報機のブロック図
【図2】同本発明の1実施例におけるCOセンサの組み立て斜視図
【図3】同本発明の実施例2におけるCO警報機の動作図
【図4】同本発明の実施例3におけるCO警報機の動作図
【図5】同本発明の実施例4におけるCO警報機の動作図
【図6】従来例のガスセンサの要部斜視図
【図7】従来例の別のガスセンサの要部斜視図
【図8】従来例のガスセンサの動作図
【符号の説明】
14 CO警報機
15 COセンサ
17 制御手段
19 パルス間隔制御手段
20 通信手段
21 ガス燃焼器
22 通信手段
31 基板
32 ヒータ
33 絶縁膜
34 固体電解質膜
35a、35b 電極
36 触媒

Claims (7)

  1. パルス的に駆動するCOセンサと、前記COセンサの制御手段と、前記制御手段に接続された通信手段と、前記通信手段と接続された燃焼器からの制御信号によって前記COセンサのパルス間隔を変化させるパルス間隔制御手段を有するCO警報機。
  2. 燃焼器が動作しているときに、通信手段で接続したCOセンサのパルス間隔を短くさせる制御信号を送信する請求項1記載のCO警報機。
  3. 燃焼器で動作の異常を検知したときに、通信手段で接続したCOセンサのパルス間隔を短くさせる制御信号を送信する請求項1記載のCO警報機。
  4. 燃焼器の動作が停止したとき、通信手段で接続したCOセンサのパルス間隔を長くする、あるいはパルス間隔を所定値にする制御信号を送信する請求項1または2記載のCO警報機。
  5. 燃焼器で動作の異常を検知しなくなったときに、通信手段で接続したCOセンサのパルス間隔を長くする、あるいはパルス間隔を所定値にする制御信号を送信する請求項1または3記載のCO警報機。
  6. 燃焼器の使用パターンを記憶または学習し、前記ガス機器の使用頻度が所定値以上となることが予想されるときは通信手段で接続したCOセンサのパルス間隔を短くさせ、前記ガス機器の使用頻度が所定値以下となることが予想されるときは通信手段で接続したCOセンサのパルス間隔を長くさせる制御信号を送信する請求項1から5のいずれか1項記載の記載のCO警報機。
  7. 耐熱低熱伝導性の基板と、前記基板上に形成されたヒータと、前記ヒータを覆うように設けられた絶縁膜と、前記絶縁膜上に設けられた酸素イオン伝導性の固体電解質膜と、前記固体電解質膜上に形成された異種のペロブスカイト型複合酸化物よりなる一対の電極または前記固体電解質膜上に形成された一対の白金電極の一方の電極上に形成された触媒を有するCOセンサを搭載した請求項1から6のいずれか1項記載の記載のCO警報機。
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