JP2008202815A - ガス保安装置 - Google Patents

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Yoshitomi Sameda
芳富 鮫田
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健治 中野
Hiroto Uyama
浩人 宇山
Tatsuo Fujimoto
龍雄 藤本
Mamoru Suzuki
守 鈴木
Akira Watanabe
晃 渡辺
Kenichiro Yuasa
健一郎 湯浅
Nozomi Nagai
望 長井
Sachiko Kono
祥子 甲野
Takahito Sato
孝人 佐藤
Hiroshi Ishida
宏 石田
Itsuro Hori
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Abstract

【課題】適切な場所で震度を検出し、適切な場合にガスの遮断を行うことができるガス保安装置を提供する。
【解決手段】ガス保安装置本体20と、第1所定震度以上の地震の発生を検出して第1異常信号を生成するとともに、ガス保安装置本体に対して無線通信により第1異常信号を送信する1以上の第1感震センサ30aとを備え、ガス保安装置本体20は、ガスを流すためのガス供給ライン50と、ガス供給ライン50を流れるガスの流量を測定する超音波流量計22と、ガス供給ライン50を流れるガスを遮断するガス遮断弁24と、1以上の第1感震センサ30aの各々により送信された第1異常信号に基づきガス遮断弁24を制御する制御用マイクロコンピュータ26とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガス器具におけるガス流量を計測するとともに、ガス器具及びその近傍の異常状態を検出して事故を未然に防止するガス保安装置に関する。
従来、ガスメーターと一体的に構成され、ガスメーターを通過するガスの流量が異常設定値に達した時、或は所定の震度を越える地震が発生した時、或は所定の圧力以下にガス圧が低下したような異常状態になった場合、ガス器具に対するガスの供給を遮断するガス遮断装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
図5は、特許文献1に公開されているガス保安装置の構成を示す。このガス保安装置は、流量測定に際し、従来の膜式メータに代えて超音波センサを利用したものであり、流路2を流れるガスの流量を測定する超音波センサ1と、流路2内のガス圧を測定するための圧力センサ5と、所定の震度以上の地震が発生したことを感知する感震器8と、超音波センサ1からの信号を基に安全にガスが使用できるか否かを判断する制御回路4と、制御回路4が異常と判断した場合に流路2内を流れるガスを遮断する遮断弁7と、この遮断弁7を駆動する遮断弁駆動回路6とを備える。
上記ガス保安装置は、流量計測部として、従来の膜式計量部の代わりに小型の超音波センサ1を備えているので、装置の小型化が可能である。また従来のガス保安装置は、積算流量しか検知できないものであったのに対し、上記ガス保安装置は、超音波センサ1による瞬時流量の計測が可能であり、多種多様なガス使用パターンを判別することができる。
最近ではガス使用量が微小流量においても安全性の高いガス遮断装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。図6は、特許文献2に公開されているガス遮断装置の構成を示す。
流量検出手段9は、超音波を用いた流量計測の場合、伝播時間を計測して瞬時流量値を求め、ガス使用量に基づく流量信号を出力する。遮断手段10は、ソレノイド式電磁弁やモータ駆動式弁からなり、流量検出手段9から出力される流量信号が所定流量以上であることを示す場合、遮断信号を出力してガス供給を停止する。
境界流量記憶手段11は、流量検出手段9で検出された流量値との比較に用いる境界流量値を記憶する。境界流量値は、当該ガス遮断装置が監視する流量域(例えばLPガスで家庭用の場合500kcal/h〜60,000kcal/h)を所定流量区分毎分割し、各々の流量区分毎対応した使用時間制限時間値を設定するためのものである。
使用時間境界判定手段12は、流量検出手段9で検出した流量値と境界流量記憶手段11に格納された使用時間遮断の流量区分毎の境界流量値とを比較し、流量値が境界流量値以下であるか否かを判定する。
下限流量判定手段13は、使用時間境界判定手段12によりガスの流量が境界流量値以下であると判定された場合に、更に口火流量域か或は低流量器具(例えばガステーブルやガスコンロ等)の弱火機能の性能が改善されて遮断流量以下の小流量域かを識別するための下限流量を保持するとともに、流量値が下限流量以下か否かを判定する。
警告手段14は、下限流量判定手段13によりガスの流量が下限流量以下であると判定された場合に、使用者或いはガス事業者の保安センターへ電話回線等の通信手段を介して、警告信号を送る。
使用時間判定手段15は、使用時間境界判定手段12により流量値が使用時間対象流量以上であると判定された場合に、格納された使用時間遮断の境界流量値に基づいた流量区分に応じて使用時間遮断の制限時間を設定するとともに、使用時間を計測する。所定時間経過した場合には、使用時間判定手段15は、器具の長時間異常使用と判定して、ガス供給を停止させるために遮断手段10に遮断信号を出力する。
上記のような構成のガス遮断装置を用いることにより、ガスの流量が所定の流量値以上である場合のみならず、流量値の小さい場合においても状況によりガスの遮断や警告が行われ、安全性や信頼性を向上することができる。
さらに、火災またはガス警報器がガスメータやガスセキュリティシステムと連動する具体的構成は特許文献3に開示されている。この際、火災またはガス警報器は、火災またはガス発生に至る予備的状態を検出してガスメータに起動信号を送信し、ガスメータ側の通信装置及びマイクロコンピュータを予め起動させる。その後、火災またはガス発生が検出されると、警報器は、遮断信号を送信して起動状態にあるガスメータにガス遮断を行わせる。ガスメータが起動状態にあるので、火災またはガスの発生の検出からガス遮断に至るまでの時間を短くすることができる。
図7は、特許文献3に公開されている警報システムの構成を示す。ガスまたは火災警報器30dは、ガス発生または火災に至る予備的状態を検知すると、その予報信号をセキュリティ子機16aに与え、セキュリティ子機16aから、起動信号を自動検針子機18に送信する。ガスメータ19及び自動検針子機18は、共に内蔵する電池からの電源で駆動する構成になっているので、通常はスリープ状態にある。但し、自動検針子機18は、例えば18秒に1回の頻度で、受信状態か否かの監視を行う。そして、送信された自分宛の起動信号が自動検針子機18により検知されると、自動検針子機18が起動すると共に、その起動信号がガスメータ19に伝えられ、ガスメータ19の電源がオンとなり内蔵するマイクロコンピュータが起動される。
ガス又は火災警報器30dは、その後、ガスの発生または火災を検知するとガス警報または火災警報を出力する。具体的には、警報音を発し、その警報信号をセキュリティ子機16aに与える。セキュリティ子機16aは、その警報信号に応答して、ガス遮断信号を自動検針子機18に送信する。起動状態の自動検針子機18は、直ちにガス遮断信号を受信し、ガスメータ19に伝え、ガスメータ19に内蔵されるマイクロコンピュータは、ガス遮断弁に遮断信号を与えてガス遮断を実行させる。
ガス遮断が行われると、従来のガスセキュリティシステムの機能に従って、ガス遮断されたことが、自動検針子機18からセキュリティ制御装置16bに通知され、セキュリティ制御装置16bから遠隔にあるガスセンタ17に通報される。これにより、ガスセンタ17から、顧客宅に何らかの異常が発生したことが、電話などにより知らされる。
予報検出によりガスメータ19が起動しても、その後火災やガス発生が検出されなければ、所定時間後にガスメータ19と自動検針子機18とはスリープ状態に戻る。
上述した警報システムによれば、予報検出で自動検針子機18とガスメータ19の起動を行い、その後の火災検知でガス遮断を行うので、ガスセンタ17が通報を受けてからガスメータ19の遠隔遮断を行う場合に比べ、誤報による遮断が少なく、火災検知から短時間でのガス遮断を実行することができる。
特開2000−213742号公報 特開2004−69194号公報 特開2001−33033号公報(特許第3693531号)
しかしながら、上記のような家庭用に用いられる従来型のガス保安装置は、感震器或いは異常状態警告手段がガスメーターと一体化しているものが大部分であり、ガス流量計により装置内を流れるガス流量の異常を検知し、遮断弁を閉じてガスを遮断するか、或いは装置内に感震器や圧力センサ等を備え、これらのセンサ類からの信号によりガス遮断を行う。そのため、装置のコンパクト化が難しくなるのみならず、ガス器具からの実際のガス漏れを検知するのが難しいという問題がある。
またガスメーターの設置場所が必ずしも震度を検出するのに適切な場所でない場合もある。建物の構造や強度、材質等によりガス器具の設置場所とガスメーターの設置場所との距離が離れており、震度が異なる場合もあるからである。
さらに感震器とガスメーターが一体化されている場合、輸送時等に感震器が作動するのを防ぐスイッチ等が必要となり装置が複雑化する。
また上述した図7記載の警報システムにおいて、ガス・火災警報器30dは、通信機能を持ち、検知した異常情報をセキュリティ子機16a、セキュリティ制御装置16b、及び自動検針子機18を介してガスメータ19の遮断弁を閉じるので、異常状態が発生してからガスが遮断されるまでにタイムラグが発生する。
本発明は上述した従来技術の問題点を解決するもので、適切な場所で震度、その他の異常信号を検出し、検出したセンサから直接ガス保安装置本体に異常信号を送り、適切な場合に迅速にガスの遮断を行うことができるガス保安装置を提供することを課題とする。
本発明に係るガス保安装置は、上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、ガス保安装置本体と、第1所定震度以上の地震の発生を検出して第1異常信号を生成するとともに、前記ガス保安装置本体に対して無線通信により前記第1異常信号を送信する1以上の第1感震センサとを備え、前記ガス保安装置本体は、ガスを流すための流路と、前記流路を流れるガスの流量を測定する流量測定手段と、前記流路を流れるガスを遮断する遮断弁と、前記1以上の第1感震センサの各々により送信された前記第1異常信号に基づき前記遮断弁を制御する制御部とを有することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1において、前記ガス保安装置本体は、前記第1所定震度以下の震度である第2所定震度以上の地震の発生を検出して予備信号を生成するとともに、前記制御部に対して前記予備信号を出力する第2感震センサを有し、前記制御部は、前記第2感震センサにより入力された前記予備信号に基づき前記遮断弁を制御するための予備的状態になることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2において、前記1以上の第1感震センサの各々は、ガスを使用するガス器具の近傍に設置されたことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項において、所定の濃度以上の可燃性ガスを検出して第2異常信号を生成するとともに、前記制御部に対して無線通信により前記第2異常信号を送信する1以上の可燃性ガス検出手段を備え、前記制御部は、さらに前記1以上の可燃性ガス検出手段の各々により送信された前記第2異常信号に基づき前記遮断弁を制御することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項4において、前記1以上の可燃性ガス検出手段の各々は、ガスを使用するガス器具の近傍に設置されたことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1乃至請求項5のいずれか1項において、所定の濃度以上の一酸化炭素を検出して第3異常信号を生成するとともに、前記制御部に対して無線通信により前記第3異常信号を送信する1以上の一酸化炭素検出手段を備え、前記制御部は、さらに前記1以上の一酸化炭素検出手段の各々により送信された前記第3異常信号に基づき前記遮断弁を制御することを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項6において、前記1以上の一酸化炭素検出手段の各々は、ガスを使用するガス器具の近傍に設置されたことを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項1乃至請求項7のいずれか1項において、所定の温度以上の温度を検出して第4異常信号を生成するとともに、前記制御部に対して無線通信により前記第4異常信号を送信する1以上の温度センサを備え、前記制御部は、さらに前記1以上の温度センサの各々により送信された前記第4異常信号に基づき前記遮断弁を制御することを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項8において、前記1以上の温度センサの各々は、ガスを使用するガス器具の近傍に設置されたことを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項1乃至請求項9のいずれか1項において、ガスを使用するガス器具の近傍に設置され、前記第1感震センサ、前記可燃性ガス検出手段、前記一酸化炭素センサ、及び前記温度センサの少なくとも1つを有するとともに、前記制御部に対して無線通信により前記第1異常信号、前記第2異常信号、前記第3異常信号、及び前記第4異常信号のうち最初に生成された信号を送信する1以上の異常状態検出ユニットボックスを備え、前記制御部は、前記1以上の異常状態検出ユニットボックスの各々により送信された前記第1異常信号、前記第2異常信号、前記第3異常信号、及び前記第4異常信号の少なくとも1つを受信した場合に、前記遮断弁を閉じるように制御することを特徴とする。
請求項11記載の発明は、請求項1乃至請求項10のいずれか1項において、前記流量測定手段は、超音波センサであることを特徴とする。
請求項12記載の発明は、請求項1乃至請求項11のいずれか1項において、前記制御部は、さらに前記流量測定手段により測定されたガスの流量に基づき前記遮断弁を制御することを特徴とする。
本発明の請求項1記載の発明によれば、1以上の第1感震センサが無線通信により第1異常信号をガス保安装置本体の制御部に送信するので、第1感震センサのみを震度の検出に適切な場所に置くことができるとともに、地震発生時に迅速にガスの遮断を行うことができる。また、流量測定手段であるガスメーターと第1感震センサとを一体化する必要が無いため、コンパクト化が可能である。
本発明の請求項2記載の発明によれば、第1感震センサよりも感度の高い第2感震センサをガス保安装置本体内部に備えるので、軽微な揺れに対して予備的状態となり、地震発生時に迅速にガスの遮断を行うことができる。
本発明の請求項3記載の発明によれば、1以上の第1感震センサがガス器具の近傍に設置されているので、ガス器具の設置場所における地震を検出し、ガス器具からのガス漏れが発生した場合にも、迅速にガスの遮断を行うことができる。
本発明の請求項4記載の発明によれば、1以上の可燃性ガス検出手段が無線通信により第2異常信号を制御部に送信するので、可燃性ガス検出手段のみを検出に適切な場所に置くことができるとともに、ガス検出時に迅速にガスの遮断を行うことができる。また、流量測定手段であるガスメーターと可燃性ガス検出手段とを一体化する必要が無いため、コンパクト化が可能である。
本発明の請求項5記載の発明によれば、可燃性ガス検出手段は、ガス器具の近傍に設置されているので、ガス器具からのガス漏れが発生した場合にも、迅速にガスの遮断を行うことができる。
本発明の請求項6記載の発明によれば、1以上の一酸化炭素検出手段が無線通信により第3異常信号を制御部に送信するので、一酸化炭素検出手段のみを検出に適切な場所に置くことができるとともに、一酸化炭素検出時に迅速にガスの遮断を行うことができる。また、流量測定手段であるガスメーターと一酸化炭素検出手段とを一体化する必要が無いため、コンパクト化が可能である。
本発明の請求項7記載の発明によれば、一酸化炭素検出手段は、ガス器具の近傍に設置されているので、ガス器具からのガス漏れに伴う火災や不完全燃焼が発生した場合にも、迅速にガスの遮断を行うことができる。
本発明の請求項8記載の発明によれば、1以上の温度センサが無線通信により第4異常信号を制御部に送信するので、温度センサのみを検出に適切な場所に置くことができるとともに、高温検出時に迅速にガスの遮断を行うことができる。また、流量測定手段であるガスメーターと温度センサとを一体化する必要が無いため、コンパクト化が可能である。
本発明の請求項9記載の発明によれば、温度センサは、ガス器具の近傍に設置されているので、ガス器具からのガス漏れに伴う火災が発生した場合にも、迅速にガスの遮断を行うことができる。
本発明の請求項10記載の発明によれば、感震センサ、可燃性ガス検出センサ、一酸化炭素センサ、及び温度センサの少なくとも1つは、1以上の異常状態検出ユニットボックスの各々に内蔵され、ガス使用器具の近傍に設置されているので、どのような異常状態に対しても迅速に異常を検出し、ガス遮断を行うことができる。
本発明の請求項11記載の発明によれば、流量測定手段が超音波センサであるので、ガスの瞬時流量とセンサ類からの各異常信号に基づいて、適切にガスの遮断を行うべきか否かの判断を行うことができる。
本発明の請求項12記載の発明によれば、制御部が流量測定手段により測定されたガスの流量に基づき遮断弁を制御するので、ガスの流量異常が発生した場合にもガス遮断を行うことができるとともに、各センサ類からの異常信号にも基づいて、適切にガスの遮断を行うべきか否かの判断を行うことができる。
以下、本発明のガス保安装置の実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施例1のガス保安装置の構成を示すブロック図である。
まず、本実施の形態の構成を説明すると、本実施の形態に係るガス保安装置は、図1に示すように、ガス保安装置本体20、及び第1感震センサ30aで構成されている。またガス保安装置本体20は、超音波流量計22、ガス遮断弁24、制御用マイクロコンピュータ26、受信アンテナ28、及びガス供給ライン50で構成されている。なお、本実施例において、第1感震センサ30aは1つであるが、複数の第1感震センサ30aを設置してもよい。
第1感震センサ30aは、第1所定震度以上の地震の発生を検出して第1異常信号を生成する。その際、第1感震センサ30aは、ガス保安装置本体20内の受信アンテナ28に接続された制御用マイクロコンピュータ26に対して無線通信により第1異常信号を送信する。
第1感震センサ30aは、どこに設置してもよい。1例として、第1感震センサ30aは、震度の検出を行うのに適切な場所に設置することができる。ここで、適切な場所とは、地震の規模相応に揺れる場所を指す。大規模な地震が発生したにもかかわらず、あまり揺れない場所に第1感震センサを設置した場合には、適切にガスを遮断することができないからである。逆に小規模な微震が発生したのみであるにもかかわらず、大きく揺れる場所に第1感震センサを設置した場合には、ガスの遮断が必要以上に行われることになるからである。
また別の例として、第1感震センサ30aは、ガスを使用するガス器具の近傍に設置することができる。ガス器具の設置場所における地震の震度を検出して、適切にガスを遮断するためである。
ガス供給ライン50は、本発明の流路に対応し、ガスを流すためのラインである。超音波流量計22は、本発明の流量測定手段に対応し、制御用マイクロコンピュータ26に接続され、超音波センサを用いてガス供給ライン50を流れるガスの流量を測定する。ガス遮断弁24は、本発明の遮断弁に対応し、ガス供給ライン50を流れるガスを遮断する。
制御用マイクロコンピュータ26は、本発明の制御部に対応し、第1異常信号に基づきガス遮断弁24を制御する。具体的には、制御用マイクロコンピュータ26は、第1異常信号を受信すると、ガス遮断弁24に遮断信号を出力する。ガス遮断弁24は、遮断信号に応じて遮断弁を閉じ、ガスの供給を遮断する。
受信アンテナ28は、制御用マイクロコンピュータ26に接続され、第1異常信号を無線通信により受信して制御用マイクロコンピュータ26に出力する。
次に実施例1に係るガス保安装置の動作を説明する。第1感震センサ30aは、通信機能を有している。強度の地震発生等が生じた場合、第1感震センサ30aは、それを検知し、第1異常信号を無線通信により送信する。受信アンテナ28を介して各種異常信号を受信した制御用マイクロコンピュータ26は、ガス遮断弁24を制御して遮断弁を閉じ、ガスの供給を遮断する。
また超音波流量計22は、超音波センサを用いてガス供給ライン50を流れるガスの流量を測定する。制御用マイクロコンピュータ26は、超音波流量計22により測定されたガスの流量に基づきガス遮断弁24を制御する。例えば、超音波流量計22がガスの流量異常(極端に大きな流量値になった場合やガス圧低下による極端に小さな流量値になった場合、もしくは短時間の極端な流量の変化等)を検知した場合、制御用マイクロコンピュータ26は、ガス遮断弁24を制御してガスを遮断する。
上述のとおり、本発明の実施例1の形態に係るガス保安装置によれば、第1感震センサ30aが無線通信により第1異常信号を制御用マイクロコンピュータ26に送信するので、第1感震センサ30aのみをガス保安装置本体20とは別の震度の検出に適切な場所に置くことができるとともに、地震発生時に迅速にガスの遮断を行うことができる。また、ガス保安装置本体20と第1感震センサ30aとを一体化する必要が無いため、ガス保安装置本体20のコンパクト化が可能である。
さらに、最初のガス保安装置の梱包時や輸送時にガス保安装置本体20と第1感震センサ30aとを一体化する必要が無いため、第1感震センサ30aに震動を検知させないためのスイッチ等を設ける必要が無く、装置の複雑化を防ぐ。
また、流量測定手段が超音波センサを用いた超音波流量計22であるので、ガスの積算流量のみならず、ガスの瞬時流量を測定することができるので、ガスの流量異常を迅速に検出することができる。
さらに、制御用マイクロコンピュータ26は、超音波流量計22により測定されたガスの流量に基づきガス遮断弁24を制御するので、ガスの流量異常が発生した場合にもガス遮断を行うことができる。また制御用マイクロコンピュータ26は、流量異常の情報と各センサ類からの異常信号との両方に基づいて、適切にガスの遮断を行うべきか否かの判断を行うことができる。
図2は、本発明の実施例2のガス保安装置の構成を示すブロック図である。実施例1の構成と異なる点としては、ガス保安装置本体20の内部に第2感震センサ31を有する点である。
第2感震センサ31は、制御用マイクロコンピュータ26に接続され、第1所定震度以下の震度である第2所定震度以上の地震の発生を検出して予備信号を生成するとともに、制御用マイクロコンピュータ26に対して予備信号を出力する。すなわち、第2感震センサ31は、第1感震センサ30aよりも感度が良い。
制御用マイクロコンピュータ26は、第2感震センサ31により入力された予備信号に基づきガス遮断弁24を制御するための予備的状態となる。
次に実施例2に係るガス保安装置の動作を説明する。第2感震センサ31は、第1感震センサ30aが反応しないような軽微な揺れを伴う地震が発生した場合にも、それを検知し、予備信号を出力する。制御用マイクロコンピュータ26は、第2感震センサ31により入力された予備信号に基づきガス遮断弁24を制御するための予備的状態となる。ここで予備的状態とは、その時点において、ガス遮断弁24を制御するために必要な動作が全て行われた状態を指す。例えば、図7の従来例で説明したように、制御用マイクロコンピュータ26内にあるガス遮断弁24を制御するための機能がスリープ状態であるならば起動する。その他、その時点において行うことのできるガスを遮断するために必要な処理を全て行う。
その後、第1感震センサ30aは、強度の地震等が生じた場合、第1感震センサ30aは、それを検知し、第1異常信号を無線通信により送信する。受信アンテナ28を介して各種異常信号を受信した制御用マイクロコンピュータ26は、ガス遮断弁24を制御して遮断弁を閉じ、ガスの供給を遮断する。
もちろん、第2感震センサ31から予備信号が出力されず、制御用マイクロコンピュータ26が予備的状態になっていない場合であっても、第1感震センサ30aにより第1異常信号が送信された場合には、ガスの供給を遮断することは言うまでもない。
なお、制御用マイクロコンピュータ26が予備的状態であっても、その後地震が発生しなければ、所定時間後に制御用マイクロコンピュータ26は予備的状態を解除するとしてもよい。その他の構成の動作は、実施例1と同様である。
上述のとおり、本発明の実施例2の形態に係るガス保安装置によれば、第1感震センサ30aよりも感度の高い第2感震センサ31をガス保安装置本体20内部に備えるので、軽微な揺れに対して予備的状態となり、地震発生時に迅速にガスの遮断を行うことができる。
図3は、本発明の実施例3のガス保安装置の構成を示すブロック図である。実施例1の構成と異なる点としては、複数の異常状態検知センサ30bがガスを使用するガス器具40の近傍に設置されている点である。本実施例において、一つの異常状態検知センサ30bは、本発明の異常状態検出ユニットボックスに対応し、第1感震センサ、可燃性ガス検出手段、一酸化炭素センサ、及び温度センサの少なくとも1つを有するとともに、制御用マイクロコンピュータ26に対して無線通信により第1異常信号、第2異常信号、第3異常信号、及び第4異常信号のうち最初に生成された信号を送信する。これらの信号の生成条件については後述する。
もちろん、一つの異常状態検知センサ30bは、センサ類の集合体ではなく、別個のセンサとしてもよいことは言うまでも無い。別個のセンサとした場合には、可燃性ガス検出手段及び一酸化炭素検出手段をガス器具40の近傍に設置し、温度センサ及び第1感震センサを各居室に設置する構成とすることもできる。ガス保安装置本体20の構成は、実施例1と同じであり重複した説明を省略する。
異常状態検知センサ30bは、どこに設置してもよいが、本実施例においては、図3に示すようにガスを使用するガス器具40の近傍に設置されている。その結果、異常状態検知センサ30bは、ガス器具40からのガス漏れや火災等を迅速に検出してガスを遮断することができる。
異常状態検知センサ30bが可燃性ガス検出手段を有する場合、異常状態検知センサ30bは、所定の濃度以上の可燃性ガスを検出して第2異常信号を生成するとともに、受信アンテナ28に接続された制御用マイクロコンピュータ26に対して無線通信により第2異常信号を送信する。可燃性ガス検出手段は、例えばSnO、ZnO、In等の各種の酸化物半導体をセンサ材料とし、ガスに触れた時の半導体の電気抵抗変化から検知するものが考えられる。また、上記酸化物半導体のセンサ材料を熱線式センサ材料に用いた熱線式半導体ガスセンサも考えられる。
また、異常状態検知センサ30bが一酸化炭素検出手段を有する場合、異常状態検知センサ30bは、所定の濃度以上の一酸化炭素を検出して第3異常信号を生成するとともに、受信アンテナ28に接続された制御用マイクロコンピュータ26に対して無線通信により第3異常信号を送信する。一酸化炭素検出手段は、例えばガス選択性の高い固体電解質をセンサ材料として用い、ガスが関与する一種の電池あるいは電解セルを構成し、応答信号として平衡電位又は混成電位を取り出す一酸化炭素濃度検知器が考えられる。
さらに異常状態検知センサ30bが温度センサを有する場合、異常状態検知センサ30bは、所定の温度以上の温度を検出して第4異常信号を生成するとともに、受信アンテナ28に接続された制御用マイクロコンピュータ26に対して無線通信により第4異常信号を送信する。
制御用マイクロコンピュータ26は、本発明の制御部に対応し、第1異常信号、第2異常信号、第3異常信号、第4異常信号の各々に基づきガス遮断弁24を制御する。具体的には、制御用マイクロコンピュータ26は、複数の異常状態検知センサ30bの各々により送信された第1異常信号、第2異常信号、第3異常信号、及び第4異常信号の少なくとも1つを受信した場合に、ガス遮断弁24に遮断信号を出力する。ガス遮断弁24は、遮断信号に応じて遮断弁を閉じ、ガスの供給を遮断する。
次に実施例3に係るガス保安装置の動作を説明する。異常状態検知センサ30bである第1感震センサ、可燃性ガス検出手段、一酸化炭素検出手段、及び温度センサの各々は、通信機能を有している。ガスを使用するガス器具40からの可燃性ガスの漏れ、不完全燃焼による一酸化炭素の発生、火災による温度上昇、強度の地震発生等が生じた場合、異常状態検知センサ30bは、それらを検知し、検知した事象に応じて第1異常信号、第2異常信号、第3異常信号、及び第4異常信号のいずれかを無線通信により送信する。受信アンテナ28を介して各種異常信号を受信した制御用マイクロコンピュータ26は、ガス遮断弁24を制御して遮断弁を閉じ、ガスの供給を遮断する。その他の構成の動作は、実施例1と同様である。
なお、超音波流量計22がガスの流量異常を検知した場合であっても、異常状態検知センサ30bに異常が無い場合には、所定時間ガスを遮断せずに様子を見るという設定であってもよい。
上述のとおり、本発明の実施例3の形態に係るガス保安装置によれば、異常状態検知センサ30bが可燃性ガス検出手段を有する場合、異常状態検知センサ30bは、所定の濃度以上の可燃性ガスを検出して無線通信により第2異常信号を制御部に送信するので、異常状態検知センサ30bのみをガス保安装置本体20とは別のガスの検出に適切な場所に置くことができるとともに、ガス検出時に迅速にガスの遮断を行うことができる。
また、異常状態検知センサ30bが一酸化炭素検出手段を有する場合、異常状態検知センサ30は、所定の濃度以上の一酸化炭素を検出して無線通信により第3異常信号を制御部に送信するので、異常状態検知センサ30bのみをガス保安装置本体20とは別の一酸化炭素の検出に適切な場所に置くことができるとともに、一酸化炭素検出時に迅速にガスの遮断を行うことができる。
また、異常状態検知センサ30bが温度センサを有する場合、異常状態検知センサ30bは、所定の温度以上の温度を検出して無線通信により第4異常信号を制御部に送信するので、異常状態検知センサ30bのみをガス保安装置本体20とは別の温度の検出に適切な場所に置くことができるとともに、高温検出時に迅速にガスの遮断を行うことができる。
さらに、異常状態検知センサ30bは、感震センサ、可燃性ガス検出センサ、一酸化炭素センサ、及び温度センサの少なくとも1つを有するセンサの集合体であり、ガス器具40の近傍に設置されているので、ガス器具40からのガス漏れや火災等のどのような異常状態に対しても迅速に異常を検出し、ガス遮断を行うことができる。また、異常状態検知センサ30bから制御用マイクロコンピュータ26に直接異常信号を送信するので、迅速にガスの遮断を行うことができる。
また、流量測定手段が超音波センサを用いた超音波流量計22であるので、ガスの積算流量のみならず、ガスの瞬時流量を測定することができるので、ガスの流量異常を迅速に検出することができる。
さらに、制御用マイクロコンピュータ26は、超音波流量計22により測定されたガスの流量に基づきガス遮断弁24を制御するので、ガスの流量異常が発生した場合にもガス遮断を行うことができる。また制御用マイクロコンピュータ26は、流量異常の情報と異常状態検知センサ30bからの異常信号との両方に基づいて、適切にガスの遮断を行うべきか否かの判断を行うことができる。
次に、図4は、本発明の実施例4のガス保安装置の構成を示すブロック図である。実施例3の構成と異なる点としては、異常状態検知センサ30cが必ずしもガス器具40の近傍には無く、各居室(居室60a、居室60b、居室60c)にそれぞれ設置されている点である。また異常状態検知センサ30cのうち、可燃性ガス検出手段及び一酸化炭素検出手段をガス器具40の近傍に設置し、温度センサ及び第1感震センサを各居室に設置する構成としてもよい。ただし本実施例においては、異常状態検知センサ30cは、実施例3の異常状態検知センサ30bと同様に、第1感震センサ、可燃性ガス検出手段、一酸化炭素検出手段、及び温度センサの4つのセンサ類の集合体である。
次に、実施例4の形態に係るガス保安装置の動作を説明する。基本的な動作は実施例3で説明したガス保安装置と同様である。異常状態検知センサ30cは、各居室(居室60a、居室60b、居室60c)の異常事態をそれぞれ検出する。
上述のとおり、本発明の実施例4の形態に係るガス保安装置によれば、異常状態検知センサ30cは、各居室(居室60a、居室60b、居室60c)の異常事態(ガス漏れや火災の発生、地震等)を検出するので、家の中全体について監視するとともに異常事態発生時には迅速にガスの遮断を行い、安全性及び信頼性の向上を図ることができる。また実施例1及び実施例3と同様の効果を得ることができる。
本発明に係るガス保安装置は、ガス流量を計測することができる超音波ガスメータ等に利用可能である。
本発明の実施例1の形態のガス保安装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例2の形態のガス保安装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例3の形態のガス保安装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例4の形態のガス保安装置の構成を示すブロック図である。 従来のガス保安装置の構成を示すブロック図である。 従来のガス遮断装置の構成を示すブロック図である。 従来のガス警報器がガスメータと連動するセキュリティシステムの構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 超音波センサ
2 流路
3 超音波センサ駆動回路
4 制御回路
5 圧力センサ
6 遮断弁駆動回路
7 遮断弁
8 感震器
9 流量検出手段
10 遮断手段
11 境界流量記憶手段
12 使用時間境界判定手段
13 下限流量判定手段
14 警告手段
15 使用時間判定手段
16a セキュリティ子機
16b セキュリティ制御装置(親機)
17 ガスセンタ
18 自動検針子機(無線機)
19 ガスメータ
20 ガス保安装置本体
22 超音波流量計
24 ガス遮断弁
26 制御用マイクロコンピュータ
28 受信アンテナ
30a 第1感震センサ
30b、30c 異常状態検知センサ
30d ガス・火災警報器
31 第2感震センサ
40 ガス器具
50 ガス供給ライン
60a、60b、60c 居室

Claims (12)

  1. ガス保安装置本体と、
    第1所定震度以上の地震の発生を検出して第1異常信号を生成するとともに、前記ガス保安装置本体に対して無線通信により前記第1異常信号を送信する1以上の第1感震センサとを備え、
    前記ガス保安装置本体は、
    ガスを流すための流路と、
    前記流路を流れるガスの流量を測定する流量測定手段と、
    前記流路を流れるガスを遮断する遮断弁と、
    前記1以上の第1感震センサの各々により送信された前記第1異常信号に基づき前記遮断弁を制御する制御部とを有することを特徴とするガス保安装置。
  2. 前記ガス保安装置本体は、前記第1所定震度以下の震度である第2所定震度以上の地震の発生を検出して予備信号を生成するとともに、前記制御部に対して前記予備信号を出力する第2感震センサを有し、
    前記制御部は、前記第2感震センサにより入力された前記予備信号に基づき前記遮断弁を制御するための予備的状態になることを特徴とする請求項1記載のガス保安装置。
  3. 前記1以上の第1感震センサの各々は、ガスを使用するガス器具の近傍に設置されたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のガス保安装置。
  4. 所定の濃度以上の可燃性ガスを検出して第2異常信号を生成するとともに、前記制御部に対して無線通信により前記第2異常信号を送信する1以上の可燃性ガス検出手段を備え、
    前記制御部は、さらに前記1以上の可燃性ガス検出手段の各々により送信された前記第2異常信号に基づき前記遮断弁を制御することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載のガス保安装置。
  5. 前記1以上の可燃性ガス検出手段の各々は、ガスを使用するガス器具の近傍に設置されたことを特徴とする請求項4記載のガス保安装置。
  6. 所定の濃度以上の一酸化炭素を検出して第3異常信号を生成するとともに、前記制御部に対して無線通信により前記第3異常信号を送信する1以上の一酸化炭素検出手段を備え、
    前記制御部は、さらに前記1以上の一酸化炭素検出手段の各々により送信された前記第3異常信号に基づき前記遮断弁を制御することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項記載のガス保安装置。
  7. 前記1以上の一酸化炭素検出手段の各々は、ガスを使用するガス器具の近傍に設置されたことを特徴とする請求項6記載のガス保安装置。
  8. 所定の温度以上の温度を検出して第4異常信号を生成するとともに、前記制御部に対して無線通信により前記第4異常信号を送信する1以上の温度センサを備え、
    前記制御部は、さらに前記1以上の温度センサの各々により送信された前記第4異常信号に基づき前記遮断弁を制御することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項記載のガス保安装置。
  9. 前記1以上の温度センサの各々は、ガスを使用するガス器具の近傍に設置されたことを特徴とする請求項8記載のガス保安装置。
  10. ガスを使用するガス器具の近傍に設置され、前記第1感震センサ、前記可燃性ガス検出手段、前記一酸化炭素センサ、及び前記温度センサの少なくとも1つを有するとともに、前記制御部に対して無線通信により前記第1異常信号、前記第2異常信号、前記第3異常信号、及び前記第4異常信号のうち最初に生成された信号を送信する1以上の異常状態検出ユニットボックスを備え、
    前記制御部は、前記1以上の異常状態検出ユニットボックスの各々により送信された前記第1異常信号、前記第2異常信号、前記第3異常信号、及び前記第4異常信号の少なくとも1つを受信した場合に、前記遮断弁を閉じるように制御することを特徴とする請求項8記載のガス保安装置。
  11. 前記流量測定手段は、超音波センサであることを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか1項記載のガス保安装置。
  12. 前記制御部は、さらに前記流量測定手段により測定されたガスの流量に基づき前記遮断弁を制御することを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれか1項記載のガス保安装置。
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