JPH06314391A - 燃焼機器の安全システム - Google Patents

燃焼機器の安全システム

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JPH06314391A
JPH06314391A JP12518093A JP12518093A JPH06314391A JP H06314391 A JPH06314391 A JP H06314391A JP 12518093 A JP12518093 A JP 12518093A JP 12518093 A JP12518093 A JP 12518093A JP H06314391 A JPH06314391 A JP H06314391A
Authority
JP
Japan
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gas
water heater
combustion
control means
valve control
Prior art date
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Pending
Application number
JP12518093A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Fujimura
良裕 藤村
Norihiro Miyamoto
典弘 宮本
Akihiko Tsugawa
明彦 津川
Hirokazu Ueda
裕和 植田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noritz Corp
Original Assignee
Noritz Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 地震等により燃料漏れが発生する恐れがある
場合には、複数の燃焼機器の燃料の供給を一括停止する
燃焼機器の安全システムを提供することを目的とする。 【構成】 地震等の異常な震動を感震器5が検出すれ
ば、異常情報を無線送受信手段2が送信する。そして、
各燃焼機器は異常情報を受信すればガス弁制御手段によ
りガスの供給を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃焼機器において、例
えばガス漏れ等の発生を未然に防止する燃焼機器の安全
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、燃焼機器の安全を図るものとして
は、例えば特公平4−21919号公報に記載された発
明が存在する。この発明ではガス器具にガス漏れ検知器
を設けてガス漏れが検知されればガスを遮断するガス遮
断弁によりガスを遮断することが示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、このような安全
を考慮した燃焼機器では、各燃焼機器ごとにガス漏れ等
の燃料漏れを検出する手段を設けていたので、各機器ご
とに行わなければならず不便であった。特に、地震等の
天災地変の場合には、全ての燃焼機器の燃料の供給を停
止する必要がある。
【0004】また、従来のものでは一旦、ガスが漏れて
しまってから対応するものであり危険性はやはり残り、
ガス漏れ等が発生し易い天災地変の場合には予め燃料の
供給の停止が望まれる。
【0005】そこで、本発明は各燃焼機器に無線送受信
手段を設け、別途設けた震動検出手段により地震等によ
る異常震動が検出されたときには、その情報を各燃焼機
器に通信して予め燃料の供給を停止するようにするより
安全性の高い燃焼機器の安全システムを提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、複数の燃焼機器の安全動作
を行う燃焼機器の安全システムにおいて、震動を検出す
る震動検出手段と、異常な震動を検出したときに、その
異常情報を送信する送信手段と、前記送信手段により送
信された情報を受信するために各燃焼機器に設けられた
受信手段と、前記受信手段によって異常情報が受信され
たときに燃焼機器の燃料の供給を停止する燃料供給制御
手段と、を具備したことを特徴とする。
【0007】
【作用】地震等の異常な震動を震動検出手段が検出すれ
ば、無線送受信手段が異常情報を送信する。そして、各
燃焼機器は異常情報を受信すれば燃料供給制御手段によ
り燃料の供給を停止する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0009】まず、図1を用いて本発明が適用された一
例について説明する。図1において、燃焼機器としては
給湯器1,ガス暖房装置20,ガスコンロ30,ガス風
呂釜40及びマイコンメ−タ50がある。
【0010】そして、給湯器1の構成は図1に示すよう
に、無線送受信手段2,ガス漏れセンサ3,ガス弁制御
手段4,感震器5及び給湯器本体コントロ−ラ6とから
なっている。
【0011】無線送受信手段2は、図外のリモ−トコン
トロ−ラとの間で通信を行いリモ−トコントロ−ラから
の指示を受信したりするものであり、また他の燃焼機器
との間で通信を行う手段である。
【0012】ガス漏れセンサ3は、給湯器からのガス漏
れを検出するセンサであり、ガス弁制御手段4は給湯器
に供給されるガスの流量を調節したり、ガスの供給を停
止したりする手段である。このガス弁制御手段4が燃料
供給制御手段に相当する。
【0013】感震器5は地震等の異常な震動を検出する
手段であり、感震器5が震動検出手段に相当する。
【0014】給湯器本体コントロ−ラ6は、無線送受信
手段2,ガス漏れセンサ3,ガス弁制御手段4,感震器
5を個別に制御したり、その相互の動作を制御するもの
である。具体的には、図外のリモ−トコントロ−ラから
無線送受信手段2が給湯指示信号を受信すると図外のバ
−ナ等を制御して湯を供給したり、またガス漏れセンサ
3がガス漏れを検出するとガス弁制御手段4にガスの供
給停止を指示したり、また感震器5が異常な信号を検出
するとガス弁制御手段4にガスの供給停止を指示すると
共に、無線送受信手段2に他の燃焼機器においても燃料
の供給の停止を命令する信号の送信を指示したりする。
【0015】次に、ガス暖房装置20の構成について説
明する。ガス暖房装置20は、無線送受信手段22,ガ
ス漏れセンサ23,ガス弁制御手段24及びガス暖房コ
ントロ−ラ25を有している。無線送受信手段22,ガ
ス漏れセンサ23,ガス弁制御手段24は、上述の給湯
器1に設けられたものと同様の動作を行う手段である。
ガス暖房コントロ−ラ25はガス暖房自体の独自の動作
を行う点以外では給湯器1のコントロ−ラ6と同様の動
作を行う手段である。
【0016】次に、ガスコンロ30の構成について説明
する。ガスコンロ30は、無線送受信手段32,ガス漏
れセンサ33,ガス弁制御手段34及びガスコンロコン
トロ−ラ35を有している。無線送受信手段32,ガス
漏れセンサ33,ガス弁制御手段34は、上述の給湯器
1に設けられたものと同様の動作を行う手段である。ガ
スコンロコントロ−ラ35はガスコンロ自体の独自の動
作を行う点以外では、給湯器1のコントロ−ラ6と同様
の動作を行う手段である。
【0017】次に、ガス風呂釜40の構成について説明
する。ガス風呂釜40は無線送受信手段42,ガス漏れ
センサ43,ガス弁制御手段44及びガス風呂釜コント
ロ−ラ45を有している。無線送受信手段42,ガス漏
れセンサ43,ガス弁制御手段44は、上述の給湯器1
に設けられたものと同様の動作を行う手段である。ガス
風呂釜コントロ−ラ45はガス風呂釜自体の独自の動作
を行う点以外では、給湯器1のコンロロ−ラ6と同様の
動作を行う手段である。
【0018】次に、ガスの使用量を計測するマイコンメ
−タ50の構成について説明する。マイコンメ−タ50
は、無線送受信手段52,ガス漏れセンサ53,ガス弁
制御手段54及びマイコンメ−タコントロ−ラ55を有
している。無線送受信手段52,ガス漏れセンサ53,
ガス弁制御手段54は、上述の給湯器1に設けられたも
のと同様の動作を行う手段である。マイコンメ−タコン
トロ−ラ55はマイコンメ−タとしての独自の動作を行
う点以外では給湯器1のコントロ−ラ6と同様の動作を
行う手段である。
【0019】次に、上述の給湯器1,ガス暖房装置2
0,ガスコンロ30,ガス風呂釜40及びマイコンメ−
タ50からなる燃焼機器の安全システムの具体的動作に
ついて図2〜図6を用いて説明する。
【0020】図2において給湯器1の動作から説明する
と、まずガス漏れセンサ3が給湯器1からガス漏れがあ
るか否かを常時監視しており(S1)、ガス漏れを検出
すればその旨の信号がガス弁制御手段4に送られ、ガス
弁制御手段4がガス弁を閉としてガスの供給を停止する
(S2)。
【0021】また、感震器5が地震等の異常な震動の検
出を監視しており(S3)、感震器5が異常を検出すれ
ばその旨の信号がガス弁制御手段4に送られ、ガス弁制
御手段4が給湯器1の供給弁を閉としてガスの供給を停
止し(S4)、ガス漏れの発生を未然に防止する。
【0022】感震器5が異常を検出したような場合は、
地震等天災地変による場合であるので他の燃焼機器もガ
ス漏れ等の燃料漏れを発生する可能性が高いので、無線
送受信手段2が他の燃焼機器に知らせるために異常信号
を送信する(S5)。これにより給湯器自体の動作は終
了する。
【0023】次に、ガス暖房装置20の本発明に関する
動作について説明する。図3に示すようにガス暖房装置
20の無線送受信手段22は、給湯器1からの信号を常
に監視しており(S20)、無線送受信手段22が異常
信号を受信すれば、ガス暖房装置20のガス弁制御手段
24がガス弁を閉としてガスの供給を停止させる(S2
1)。これによりガス暖房装置20からのガス漏れを未
然に防止することができる。
【0024】次に、ガスコンロ30の本発明に関する動
作について図4を用いて説明する。図3の場合と同様
に、ガスコンロ30の無線送受信手段32は給湯器1か
らの信号を常に監視しており(S30)、無線送受信手
段32が異常信号を受信すればガスコンロ30のガス弁
制御手段34がガス弁を閉としてガスの供給を停止させ
る(S31)。これによりガスコンロ30からのガス漏
れを未然に防止することができる。
【0025】次に、ガス風呂釜40の本発明に関する動
作について図5を用いて説明する。この場合も図3の場
合と同様に、無線送受信手段42が異常信号を受信すれ
ば(S40)ガス弁制御手段44がガス弁を閉とする
(S41)。
【0026】次に、マイコンメ−タ50の本発明に関す
る動作について図6を用いて説明する。この場合も図3
の場合と同様に、無線送受信手段52が異常信号を受信
すれば(S50)、ガス弁制御手段54がガス弁を閉と
する(S51)。
【0027】なお、上記実施例では感震器5を給湯器1
に設けるようにしているが、感震器5を燃焼機器と別体
として、感震器5と無線送信器とで一体として構成し、
感震器5が異常な震動を検出すれば燃焼機器に向けて送
信するようにしても良い。また感震器5を複数別々に設
けるようにしても良い。
【0028】また、上記実施例では直接異常情報として
送信するようにしているが、感震器5が異常震動を検出
したときには異常情報として燃焼の停止命令を送信する
ようにしても良い。
【0029】また、上記実施例では図3〜図6の動作で
は異常震動の情報を受信したときにガス弁を閉とするよ
うにしているが、図1のS1及びS2の動作のようにガ
ス漏れセンサがガス漏れを検出した場合にもガス弁を閉
とするようにしても良いことはもちろんのことである。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では地震等
の異常震動が検出されたときには各々の燃焼機器に対し
てその旨の情報を送信するようにし、一方各々の燃焼機
器はその情報を受信することにより燃焼機器の燃料の供
給を停止するようにしたので、各燃焼機器ごとに震動検
出手段を設ける必要がなく一つの震動検出手段を設けれ
ば良く構成を簡略化することができる効果があると共
に、燃料漏れの恐れがある場合に一括して燃料の提供を
停止でき燃料漏れを未然に防止することができる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を説明するための説明図である。
【図2】給湯器の動作を示すフロ−チャ−トである。
【図3】ガス暖房装置の動作を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図4】ガスコンロの動作を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図5】ガス風呂釜の動作を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図6】マイコンメ−タの動作を示すフロ−チャ−トで
ある。
【符号の説明】
1 給湯器 2 無線送受信手段 3 ガス漏れセンサ 4 ガス弁制御手段 5 感震器 20 ガス暖房装置 30 ガスコンロ 40 ガス風呂釜 50 マイコンメ−タ
フロントページの続き (72)発明者 植田 裕和 兵庫県神戸市中央区明石町32番地株式会社 ノ−リツ内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の燃焼機器の安全動作を行う燃焼機
    器の安全システムにおいて、 震動を検出する震動検出手段と、異常な震動を検出した
    ときに、その異常情報を送信する送信手段と、 前記送信手段により送信された情報を受信するために各
    燃焼機器に設けられた受信手段と、前記受信手段によっ
    て異常情報が受信されたときに燃焼機器の燃料の供給を
    停止する燃料供給制御手段と、 を具備したことを特徴とする燃焼機器の安全システム。
JP12518093A 1993-04-28 1993-04-28 燃焼機器の安全システム Pending JPH06314391A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007178285A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd ガスメータ
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JP2009150710A (ja) * 2007-12-19 2009-07-09 Tokyo Gas Co Ltd 室内配置電化装置
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JP2017227401A (ja) * 2016-06-23 2017-12-28 リンナイ株式会社 加熱装置
JP2019032138A (ja) * 2017-08-09 2019-02-28 リンナイ株式会社 燃焼システム

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