JP2004084270A - 柱状物構造 - Google Patents

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JP2004084270A
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Masao Nakajima
中島 真夫
Tomoyuki Kiyohara
清原 智之
Osamu Suzuki
鈴木 道
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Abstract

【課題】災害復旧時の仮設電柱杭等を容易に立設できるようにする。
【解決手段】先端側に螺旋状の掘削刃を有する、地中に鉛直状に埋設されるアンカと、そのアンカの上端側に装着される棒状の継ぎ金具と、その継ぎ金具に装着される棒状体と、からなることを特徴とする柱状物構造。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、災害復旧時の仮設電柱杭等のような柱状物を簡単に立設することができるようにした柱状物構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
本出願人は、先に、特願2002−146034及び同146046において、電線や電話線用の電柱を簡単に立設することができる柱状物構造を提案している。これら提案に係る柱状物構造は、穴掘建柱車を利用して下部先端に螺旋状の掘削刃を有するアンカを地中に埋設するとともに、そのアンカの上部に電柱が挿入される筒状体を埋設した構造を呈している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記提案に係る柱状物構造は、土質に影響を受けることなく、また、根かや根巻き等を必要とせずに電柱の安定化を図ることができるという特長がある。しかし、これら提案に係る柱状物(電柱)は、恒久的な本格的なものであり、災害復旧時用や工事現場等の比較的短期間しか使用されない仮設電柱杭には過剰設備となる欠点があった。
【0004】
そこで、本発明は、上記欠点を解決するためになされたものであって、その目的は、災害復旧時の仮設電柱杭のように比較的短期間しか用いられない柱状物を簡単に立設し、また、撤去することのできる柱状物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る柱状物構造は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、先端側に螺旋状の掘削刃を有する、地中に鉛直状に埋設されるアンカと、そのアンカの上端側に装着される棒状の継ぎ金具と、その継ぎ金具に装着される棒状体と、からなることを特徴としている。
本発明に係る柱状物構造は、上記目的を達成するために、請求項2に記載の柱状物構造は、継ぎ金具に装着される棒状体はパイプ材からなり、そのパイプ材は継ぎ金具に挿入して装着されるものであることを特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1(a)は、一実施の形態に係る柱状物構造の斜視図、同図(b)は、その分解斜視図である。
【0007】
図中、1はアンカであり、10は継ぎ金具であり、そして、20は本発明の棒状体に当るパイプ材である。アンカ1は、本出願人が、先に、特開2000−1850号、同2001−59221号、同2001−182058号等で提案している地中アンカと同様のものである。このアンカ1は、鋳鉄製からなり、先細りの軸部2の周囲に螺旋状の掘削刃3が所定の間隔を保って複数個(図示の例では4個)設けられている。これら掘削刃3,3…のうち、上部側ほど掘削刃3の直径が大きくなるように決められている。そして、その軸部2の上端側(先細りと反対側)には、最も大きな掘削刃3の大きさとほぼ同じ大きさのフランジ4が設けられているとともに、そのフランジ4の上側中央部には、継ぎ金具10に接続するための角柱部5が設けられている。
【0008】
上記アンカ1の先細りの先端部には、硬質の地面Gにも対処できるように、超硬金属からなるドリル部を設けることもでき、また、掘削刃3の外周を尖鋭に形成するようにしてもよい。また、軸部2の長さ及び掘削刃3の個数は、地面Gの性情によって適宜決めることができる。
【0009】
継ぎ金具10は、鋼製の棒状からなり、その長さ及び太さは、挿入されるパイプ材20を安定して保持できるように決められている。そして、その継ぎ金具10の下部は、低面が上記アンカ1のフランジ4の平面とほぼ同じとなるようなラッパ状に形成されていて、その低面には、上記アンカ1の角柱部5が挿入できる角穴11が設けられている。また、継ぎ金具10の上端部中央には、図示しない回転機械に接続される工具aに設けられている角穴a′に挿入される角柱部12が設けられている。
【0010】
なお、工具aを接続する回転機械としては、土木機械のバックホーを利用することができる。このバックホーを利用するときは、そのショベルを外し、その外した後に油圧モータを取付け、その油圧モータの回転軸に工具aが取付けられる。
【0011】
パイプ材20は、鋼製からなり、その長さは、例えば仮設電柱杭として必要とする長さに決められている。そして、そのパイプ材20の内径は、上記継ぎ金具10に隙間なく挿入できるように、つまりガタ付かずに挿入できるように決められている。
【0012】
上記構成の柱状物構造を施工するには、先ず、アンカ1の角柱部5が継ぎ金具10の角穴11に挿入され、その角柱部5及び角穴11にそれぞれ設けられているピン孔5,11′に図示しないピンが挿入されてアンカ1及び継ぎ金具10が一体化される。次いで、継ぎ金具10の角柱部12が工具aの角穴a′にそれぞれ設けられているピン孔12′,a″に図示しないピンが挿入されて継ぎ金具10及び工具aが一体化される。なお、先に工具aに継ぎ金具10を接続し、次いで、継ぎ金具10とアンカ1とを接続するようにしてもよい。
【0013】
工具aに継ぎ金具10及びアンカ1が接続されたのち、アンカ1の先端がパイプ20を立設する所定の位置に合わせられる。そして、アンカ1及び継ぎ金具10がほぼ鉛直となるように工具aが回転させられる。この回転により、アンカ1は、地面G中への埋設が開始される。アンカ1の埋設は、継ぎ金具10の下部が地面Gの表面下となるまで行われる(図1(a)参照)。アンカ1の埋設が終了すると、角柱部12のピン孔12′及び角穴a′のピン孔a″に挿入されているピンが抜取られて工具aが継ぎ金具10から外される。
【0014】
継ぎ金具10から工具aが外された後、その継ぎ金具10にパイプ材20が挿入されて立設され、一連の施工は終了となる。立設されたパイプ材20には、図1(a)に示されるように、必要に応じて電線Lが引かれ、また、器具Bが取付けられる。
【0015】
立設されたパイプ材20を撤去するには、先ず、パイプ材20が継ぎ金具10から抜取られる。そして、その継ぎ金具10の角柱部5に工具aの角穴a′が挿入され、ピン(図示せず)で継ぎ金具10と工具aとが一体化される。その後、工具aを上述の埋設時と反対方向に回転させられる。これにより、継ぎ金具10及びアンカ1が地面Gから抜取られる。
【0016】
図2(a)から(e)は、立設するパイプ材20のガタ付きを防止するようにした継ぎ金具の例である。同図(a)に示される継ぎ金具10aは、周囲に螺旋状の突条を設けたものであり、同図(b)に示される継ぎ金具10は、周囲の長手方向に直線状の突条を設けたものであり、同図(c)に示される継ぎ金具10cは、外形をテーパ状としたものであり、同図(d)に示される継ぎ金具10dは、段付きとしたものであり、また、同図(e)に示される継ぎ金具10eは周囲にゴム等の弾性材を設けたものである。なお、継ぎ金具10dの段付きの場合は、パイプ20の内径が異なるときにも対応することができる。さらに、弾性材の代わりに接着剤等の充填材を用いることもできる。
【0017】
図2(f)に示される継ぎ金具10fは、上述の継ぎ金具がパイプ材20を外側に挿入するものであるが、ここでは、内側に挿入できるようにしている。すなわち、この継ぎ金具10fは、パイプ材からなりその下部がアンカ1の上部の外側に挿入されるとともに、その上部の内側にパイプ材20が挿入されるように構成されている。この継ぎ金具10fは、継ぎ金具10fの上端近くまで地面(地中)Gに埋設されて安定化が図られる。
【0018】
【発明の効果】
本発明の請求項1に記載の柱状物構造は、先端側に螺旋状の掘削刃を有する、地中に鉛直状に埋設されるアンカと、そのアンカの上端側に装着される棒状の継ぎ金具と、その継ぎ金具に装着される棒状体とからなるので、柱状物を極めて容易に、かつ、短時間で立設することができるので、災害復旧時の仮設電柱杭や工事現場の仮設電柱杭に好適なものとすることができる。また、使用後は、簡単に撤去することも可能である。
本発明の請求項2に記載の柱状物構造は、継ぎ金具に装着される棒状体をパイプ材とし、そのパイプ材は継ぎ金具に挿入して装着されるので、柱状物を容易に組立てることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、一実施の形態に係る柱状物構造の斜視図であり、(b)は、その分解斜視図である。
【図2】(a)〜(f)は、継ぎ金具の他の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1   アンカ
10   継ぎ金具
20   パイプ材(棒状体)
a   工具

Claims (2)

  1. 先端側に螺旋状の掘削刃を有する、地中に鉛直状に埋設されるアンカと、
    前記アンカの上端側に装着される棒状の継ぎ金具と、
    前記継ぎ金具に装着される棒状体と、
    からなることを特徴とする柱状物構造。
  2. 請求項1に記載の柱状物構造において、継ぎ金具に装着される棒状体はパイプ材からなり、そのパイプ材は継ぎ金具に挿入して装着されるものであることを特徴とする柱状物構造。
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