JP2002146780A - コンクリート合成杭用鋼管及び鋼管コンクリート合成杭の築造方法 - Google Patents

コンクリート合成杭用鋼管及び鋼管コンクリート合成杭の築造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】高い支持力を発揮するとともに、曲げ耐力・剪
断耐力に優れ、経済効果の高い場所打ち鋼管コンクリー
ト合成杭を提供する。 【解決手段】鋼管21の外側面に丸鋼が螺旋状に巻き付
けられ、アーク溶接により鋼管21に固着されて凸条部
22が形成されている。また鋼管先端部には、螺孔が凸
条部22に沿って16箇所設けられており、それら各螺
孔に、鋼管内側へ突出するボルト23,23・・が螺着
されている。さらに、鋼管21の基端部,中央部及び先
端部の外側面に、凸条部22より外方へ突出する半円状
の突起24,24・・が、凸条部22に沿って12個取
り付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、場所打ちコンクリ
ート杭の芯材として使用するコンクリート合成杭用鋼
管,及びその鋼管を用いた鋼管コンクリート合成杭の築
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】建造物を支持する基礎杭として代表的な
ものに場所打ちコンクリート杭がある。これは、施工地
盤に縦孔を削孔し、その縦孔内に鉄筋かご等の芯材を建
て込み、生コンクリートを充填させて得られるコンクリ
ート杭であるが、近年、建造物の大型化・高層化に伴
い、ますます強固な支持力を発揮する場所打ちコンクリ
ート杭が求められている。そこで出願人はさきに、芯材
として外面リブ付き鋼管を使用する鋼管コンクリート合
成杭を築造する技術を開発した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この外
面リブ付き鋼管はリブの加工を要するため、高価格なも
のであった。また、建造物は芯材とフーチングにて接合
されているため、建造物が地震により横揺れすると、芯
材にはフーチングを介して大きな曲げモーメントあるい
は剪断応力が加えられる。そのため、さらに強固な支持
力を有するとともに、曲げ耐力・剪断耐力をも併せ持つ
強靭な杭が求められている。そこで本発明は上記の問題
点に鑑み、強固な支持力を発揮するとともに、曲げ耐力
・剪断耐力に優れ、経済効果の高い場所打ちコンクリー
ト杭を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
の請求項1に記載の発明のコンクリート合成杭用鋼管
は、場所打ちコンクリート杭の芯材として使用するコン
クリート合成杭用鋼管であって、鋼管外側面に、環状ま
たは螺旋状に形成した棒状鋼を固着して成る凸条部を設
けたことを特徴とするものである。また請求項2に記載
のコンクリート合成杭用鋼管は、請求項1の構成に加え
て、前記凸条部を、鋼管全長にわたって設けたものであ
る。請求項3に記載のコンクリート合成杭用鋼管は、請
求項1または2の構成に加え、鋼管の内側に、鋼管中心
軸方向へ突出する突出部を設けたものである。また請求
項4に記載のコンクリート合成杭用鋼管は、前記突出部
を、鋼管に螺孔を設け、その螺孔にボルトを螺着して形
成したものである。請求項5に記載のコンクリート合成
杭用鋼管は、請求項1乃至4の構成に加え、鋼管外周面
の複数箇所に、凸条部より外方へ突出させた突起を配設
したものである。
【0005】請求項6に記載の発明の鋼管コンクリート
合成杭の築造方法は、地盤に縦孔を削孔し、その縦孔内
に生コンクリートを充填した後、請求項1乃至5のいず
れかに記載のコンクリート合成杭用鋼管を前記縦孔内に
挿入する築造方法である。また請求項7に記載の鋼管コ
ンクリート合成杭の築造方法は、地盤に縦孔を削孔し、
その縦孔に請求項1乃至5のいずれかに記載のコンクリ
ート合成杭用鋼管を挿入し、その鋼管と前記縦孔内壁と
の間に生コンクリートを充填する築造方法である。な
お、ここで生コンクリートとは、純粋なセメント,及び
セメントに土砂を加えたコンクリートあるいはモルタル
をいう。
【0006】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]以下、本発明の
コンクリート合成杭用鋼管の一実施形態について、図面
をもとに説明する。図1は本発明にかかるコンクリート
合成杭用鋼管(以下単に合成杭用鋼管という)10を示
す斜視説明図であり、図2(a)は図1に示す合成杭用
鋼管10の中心軸方向の断面図、同図(b)は合成杭用
鋼管10の底面図である。なお、各図において凸条部1
2,12・・を実際の大きさよりやや大きく図示してい
る。鋼管11の外側面に、例えば25mm径の丸鋼を環
状に巻き付け、アーク溶接により固着して形成した凸条
部12,12・・が、鋼管全長にわたって多段に設けら
れている。また、鋼管先端より略鋼管径Dに相当する長
さ上方位置に螺孔13,13・・が8箇所、周方向に対
して均等に設けられているとともに、そのさらに鋼管径
Dに相当する長さ上方位置にも同様な螺孔13,13・
・が8箇所設けられており、それら各螺孔13,13・
・にボルト14,14・・がそれぞれ螺着され、ボルト
先端部14a,14a・・が鋼管11の内側に突出して
いる。また、鋼管外側面の基端部,中央部及び先端部
に、凸条部12より外方へ突出する半円状の突起15,
15・・が3カ所にそれぞれ4つずつ計12個、周方向
に対して均等に配設されている。
【0007】次いで、上記の合成杭用鋼管10を芯材と
する鋼管コンクリート合成杭の築造方法について図3を
もとに説明する。ここでは比較的小径の鋼管、例えば杭
径1m以下の鋼管を築造するのに好適なアースオーガー
工法を用いる方法について述べる。図3(a)〜(d)
は上記合成杭用鋼管10の築造方法を示す説明図であ
る。まず図3(a)に示すように、掘削手段であるアー
スオーガ16を用いて、注水しながら施工地盤に縦孔1
7を掘削する。掘削に伴って排出される土壌は地上に搬
出する。縦孔17が比較的硬質な支持層Sに到達した
ら、コンクリートポンプ(図示せず)により生コンクリ
ート18aを、アースオーガシャフト16aの中空部を
介してアースオーガ先端ビット16bから吐出し、同図
(b)に示すように縦孔内を生コンクリート18aで充
填する。縦孔内が生コンクリート18aで充填されれ
ば、同図(c)の如くクレーンを用いて合成杭用鋼管1
0を吊り上げ、縦孔17にゆっくりと沈下させて合成杭
用鋼管10と孔壁との間及び鋼管内部に生コンクリート
18aを流入させ、縦孔内に定着させる。その際、杭外
周の基端部,中央部及び先端部にそれぞれ配設した12
個の突起15,15・・により、合成杭用鋼管10は縦
孔17の略中心に位置決めされる。そして一定時間経過
後に生コンクリート18aは硬化し、鋼管外周に取り付
けられた凸条部12,12・・が硬化したコンクリート
柱18Aを拘束して鋼管コンクリート合成杭19が形成
される(同図d)。
【0008】ここで鋼管コンクリート合成杭19は、図
3(d)に示すように、合成杭用鋼管10の支持層Sへ
の貫入長さL1を鋼管径Dと略同程度とし、コンクリー
ト柱18Aの支持層Sへの根入れ長さL2を、鋼管10
の貫入長さL1に、コンクリート柱18Aの直径の2分
の1に相当する長さを加えた長さ以上とするのが強度の
点で望ましい。
【0009】このように、上記合成杭用鋼管10を芯材
として鋼管コンクリート合成杭19を築造すれば、鋼管
外側面に設けた凸条部12,12・・が周囲のコンクリ
ート柱18Aを拘束し、また鋼管先端部にて内側へ突出
する突出部としてのボルト先端部14a,14a・・が
杭の鉛直方向への変位を抑えるので、合成杭用鋼管10
とコンクリート柱18Aとが強固に一体化し、押し込み
荷重に対して強い支持力を発揮できる。しかも、凸条部
12,12・・は丸鋼を巻き付けて固着するだけで形成
可能であって、煩雑な加工を要せず、また突出部は鋼管
11にボルト14,14・・を螺着するだけで容易に形
成することができるので、製造コストを低廉に抑えるこ
とができる。なお、ボルト頭部14b,14b・・を鋼
管11にアーク溶接して、より強固に固着することもで
きる。加えて、鋼管外側面の基端部,中央部及び先端部
に突起15,15・・が配設されているので、縦孔17
の略中心位置に容易に設置することができ、鋼管11の
周囲に充分な厚さのコンクリートが確保される結果、安
定した支持力・曲げ耐力・剪断耐力を発揮することがで
きる。
【0010】[実施の形態2]以下、本発明の他の実施
の形態について説明する。図4は本発明にかかるコンク
リート合成杭用鋼管(以下単に合成杭用鋼管という)2
0を示す斜視説明図であり、図5(a)は図4に示す合
成杭用鋼管20の中心軸方向の断面図,同図(b)は合
成杭用鋼管20の底面図である。なお、各図において凸
条部22を実際の大きさよりやや大きく図示している。
鋼管21の外側面に、例えば25mm径の丸鋼が鋼管外
側面に螺旋状に巻き付けられ、アーク溶接により固着さ
れて鋼管全長にわたる凸条部22が形成されている。ま
た、鋼管先端部には螺孔23,23・・が、凸条部22
に沿って16箇所設けられており、それら各螺孔23,
23・・にボルト24,24・・がそれぞれ螺着され、
ボルト先端部24a,24a・・が鋼管内側へ突出して
いる。さらに、鋼管21の基端部,中央部及び先端部の
外側面に、凸条部22より外方へ突出する半円状の突起
25,25・・が、3カ所に4つずつ計12個、凸条部
22に沿って取り付けられている。
【0011】次に、上記の合成杭用鋼管20を芯材とす
る鋼管コンクリート合成杭の築造方法について図6をも
とに説明する。ここでは比較的大径の鋼管、例えば杭径
1m以上の鋼管を築造するのに好適なアースドリル工法
を併用する方法について述べる。まず、図6(a)に示
すように、ドリリングバケット26により縦孔27を所
定の深度まで削孔したら、安定液Lを注入するとともに
表層ケーシング28を建て込み、その後支持層Sに到達
するまで縦孔27を削孔する(同図b)。その後、縦孔
内にクレーン(図示せず)にて上記の合成杭用鋼管20
を挿入する。その際、杭外周の基端部,中央部及び先端
部にそれぞれ配設した12個の半円状の突起25,25
・・により、合成杭用鋼管20は縦孔27の略中心に位
置決めされる(同図c)。そして、合成杭用鋼管20の
中空部にトレミー管29を挿入して生コンクリート30
aを注入し、合成杭用鋼管20と縦孔内壁との間、及び
鋼管内部に生コンクリート30aを充填させていく(同
図d)。生コンクリート30aの充填が完了したら表層
ケーシング28を引き上げ、所定時間経過後に生コンク
リート30aが硬化して鋼管コンクリート合成杭31が
形成される(同図e)。
【0012】このように、上記合成杭用鋼管20を芯材
として鋼管コンクリート合成杭31を築造すれば、鋼管
外側面に設けた螺旋状の凸条部22が周囲のコンクリー
ト柱30Aを拘束し、また鋼管先端部にて内側へ突出す
る突出部としてのボルト先端部24a,24a・・が杭
の鉛直方向への変位を抑えるので、押し込み荷重に対す
る強い支持力を発揮できる。しかも、鋼管21の外側面
に螺旋状の凸条部22が設けられているので、鋼管21
に加えられる曲げモーメント及び剪断応力に対する曲げ
耐力・剪断耐力が向上する。なぜならば、鋼管21に加
えられる曲げモーメント及び剪断応力は螺旋状の凸条部
22に分散するからである。そして、この曲げ耐力・剪
断耐力の向上効果の範囲内において鋼管11を薄肉化す
ることができ、鋼管11の材料費を低減させることがで
きる。
【0013】加えて、凸条部22は丸鋼を螺旋状に巻き
付け固着するだけで形成可能であって煩雑な加工を要せ
ず、また鋼管内側に突出する突出部はボルト24,24
・・を螺着するだけで容易に形成できるので、製造コス
トを低廉に抑えることができる。さらに、鋼管外側面に
突起25,25・・が配設されているので、縦孔27の
略中心位置に設置することができる。
【0014】なお、本発明の合成杭用鋼管は上記2つの
実施の形態に何ら限定されず、鋼管の直径,凸条部の太
さ・配置・形状,突出部の設置数及び配置、突起の形状
・設置数・配置等、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で適
宜変更可能である。例えば、凸条部を形成する棒状鋼に
あっては、丸鋼に限らず角状鋼とすることもでき、その
固着方法もアーク溶接に限定せず任意の方法を選択でき
る。螺旋状の凸条部を鋼管外側面に形成する場合には、
その形成方法について、予め螺旋状に形成した棒状鋼を
鋼管全長にわたり引き延ばして固着する方法や、あるい
は機械装置をもって自動的に巻き付ける方法をとること
もできる。さらに、螺旋状の棒状鋼の全部ではなく一部
のみ鋼管外側面に固着することとしても差し支えない。
また突出部にあっては、鋼管先端部に設けた螺孔にボル
トを螺着する構成に限定されず、鋼管先端部にて内側に
突出するリブを取り付けた構成とすることも可能であ
る。加えて、突出部の形成箇所については鋼管先端部に
限定するものではないが、杭の先端支持力の向上のため
には先端部付近に設けることが望ましい。
【0015】また、上記の合成杭用鋼管を用いた鋼管コ
ンクリート合成杭の築造方法にあっては、上記実施の形
態にて説明した方法に何ら限定するものではなく、例え
ば生コンクリートを充填した縦孔内に合成杭用鋼管を挿
入する方法にあっては、クレーンで吊り込む方法の他、
アースオーガ駆動機で回転を加えながら挿入させる方法
や、あるいはバイブロハンマーで起振力を与えて挿入す
る方法等をとることができ、作業環境に応じて適宜選択
できる。また、縦孔内に充填する生コンクリートにあっ
ては、土砂を含まない純粋なセメントのみならず、セメ
ントに土砂を加えたモルタル,ソイルセメント等を適宜
使用することができる。
【0016】
【発明の効果】請求項1に記載のコンクリート合成杭用
鋼管を用いれば、押し込み荷重に対する強い支持力を発
揮する場所打ち鋼管コンクリート杭を築造することがで
きる。しかも、凸条部を煩雑な加工を要せずして形成可
能であるので、製造コストを低廉に抑えることができ
る。特に、凸条部を螺旋状に形成すれば、鋼管の曲げ耐
力・剪断耐力が向上し、またその曲げ耐力・剪断耐力の
向上効果の範囲内において鋼管を薄肉化することがで
き、鋼管の材料費を低減させることができる。また請求
項2に記載のコンクリート合成杭用鋼管を用いれば、請
求項1の効果に加え、より強固な支持力を発揮する場所
打ち鋼管コンクリート杭を得ることができる。請求項3
及び4に記載のコンクリート合成杭用鋼管を用いれば、
請求項1及び2の効果に加え、押し込み荷重に対する支
持力をさらに向上させることができる。特に請求項4に
記載のコンクリート合成杭用鋼管は、突出部を容易に形
成可能である。請求項5に記載のコンクリート合成杭用
鋼管は、地盤に削孔した縦孔の略中心位置に容易に設置
することができる。
【0017】また、請求項6及び7に記載の鋼管コンク
リート合成杭の築造方法によれば、請求項1乃至5に記
載のコンクリート合成杭用鋼管とコンクリートとが強固
に一体化し、押し込み荷重に対する支持力,曲げモーメ
ントや剪断応力に対する曲げ耐力・剪断耐力に優れた強
靭な鋼管コンクリート合成杭を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるコンクリート合成杭用鋼管の一
実施形態を示す斜視説明図である。
【図2】(a)は図1に示すコンクリート合成杭用鋼管
の中心軸方向の断面図であり、(b)は図1のコンクリ
ート合成杭用鋼管の底面図である。
【図3】図1に示すコンクリート合成杭用鋼管を芯材と
する鋼管コンクリート合成杭の築造方法を示す説明図で
あり、(a)は施工地盤に縦孔を削孔する様子,(b)
は縦孔内に生コンクリートを充填させた状態,(c)は
生コンクリートの充填された縦孔にコンクリート合成杭
用鋼管を挿入する様子,(d)は縦孔内にコンクリート
合成杭用鋼管を設置した状態をそれぞれ示す。
【図4】本発明にかかるコンクリート合成杭用鋼管の他
の実施形態を示す斜視説明図である。
【図5】(a)は図4に示すコンクリート合成杭用鋼管
の中心軸方向の断面図であり、(b)は図4のコンクリ
ート合成杭用鋼管の底面図である。
【図6】図4に示すコンクリート合成杭用鋼管を芯材と
する鋼管コンクリート合成杭の築造方法を示す説明図で
あり、(a)は施工地盤に縦孔を削孔する様子,(b)
は縦孔内に安定液を注入し表層ケーシングを建て込んだ
状態,(c)は縦孔にコンクリート合成杭用鋼管を設置
した状態,(d)は縦孔内壁とコンクリート合成杭用鋼
管との間及び鋼管内部に生コンクリートを充填させてい
く様子,(e)は生コンクリートの充填が完了し、表層
ケーシングを引き上げた状態をそれぞれ示す。
【符号の説明】
10・コンクリート合成杭用鋼管、11・・鋼管、12
・・凸条部、13・・螺孔、14・・ボルト、14a・
・ボルト先端部(突出部)、14b・・ボルト頭部、1
5・・突起、16・・アースオーガ、16a・・アース
オーガシャフト、16b・・先端ビット、17・・縦
孔、18a・・生コンクリート、18A・・コンクリー
ト柱、19・・鋼管コンクリート合成杭、20・・コン
クリート合成杭用鋼管、21・・鋼管、22・・凸条
部、23・・螺孔、24・・ボルト、24a・・ボルト
先端部(突出部)、25・・突起、26・・ドリリング
バケット、27・・縦孔、28・・表層ケーシング、2
9・・トレミー管、30a・・生コンクリート、30A
・・コンクリート柱、31・・鋼管コンクリート合成
杭、S・・支持層、L・・安定液。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 場所打ちコンクリート杭の芯材として使
    用するコンクリート合成杭用鋼管であって、 鋼管外側面に、環状または螺旋状に形成した棒状鋼を固
    着して成る凸条部を設けたことを特徴とするコンクリー
    ト合成杭用鋼管。
  2. 【請求項2】 凸条部を、鋼管全長にわたって設けた請
    求項1に記載のコンクリート合成杭用鋼管。
  3. 【請求項3】 鋼管の内側に突出する突出部を設けた請
    求項1または2に記載のコンクリート合成杭用鋼管。
  4. 【請求項4】 突出部を、鋼管に螺孔を設け、その螺孔
    にボルトを螺着して形成した請求項3に記載のコンクリ
    ート合成杭用鋼管。
  5. 【請求項5】 鋼管外側面の複数箇所に、凸条部より外
    方へ突出させた突起を配設した請求項1乃至4のいずれ
    かに記載のコンクリート合成杭用鋼管。
  6. 【請求項6】 地盤に縦孔を削孔し、その縦孔内に生コ
    ンクリートを充填した後、請求項1乃至5のいずれかに
    記載のコンクリート合成杭用鋼管を前記縦孔内に挿入す
    る鋼管コンクリート合成杭の築造方法。
  7. 【請求項7】 地盤に縦孔を削孔し、その縦孔に請求項
    1乃至5のいずれかに記載のコンクリート合成杭用鋼管
    を挿入し、そのコンクリート合成杭用鋼管と前記縦孔内
    壁との間に生コンクリートを充填する鋼管コンクリート
    合成杭の築造方法。
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