JP4115095B2 - 逆打ち工法 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、比較的軽量な建物に地下1階を設けて構築する際に、工期の短縮又は施工性の向上となる逆打ち工法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、地下構造の順打ち工法としては、図9に示すように、地盤1に山留め用の連続壁を構築する。この連続壁5は、例えば、アースオーガ等で地盤に孔を掘削してH鋼を該孔に入れてソイルセメント(セメントと砂・土とを混練したもの)で硬化させて構築したソイルセメント柱列壁である。そして、図9(B)に示すように、地盤1を1段根切りして、腹起こし15及び切梁16・火打ち梁等の支保工を架設して、2次掘削を行う。
【0003】
前記2次掘削した後、図9(C)に示すように、2段目の前記支保工17を架設し、3次掘削し根切り底1aに達した後に、図9(D)に示すように、型枠を組んで基礎梁等の地下躯体18、地下外壁等を構築して、順次前記支保工17を解体していくものが知られている。
【0004】
また、地下構造の逆打ち工法としては、1階の床を先に施工して、この床を支保工として地盤の崩落を防ぎ、地下階の階高や基礎梁の関係で掘削スパンが長くなるため、切梁等の支保工を併用して地下の根切りを行って、地下階の躯体を施工し、上部躯体と平行して作業を進め工期短縮を図る工法が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の順打ち工法では、腹起こし・切梁等の仮設の支保工が必要で、コンクリート躯体の施工の障害にもなり、コストが嵩んで工期も長くなる。また、従来の逆打ち工法では、上部躯体との同時施工による工期短縮が可能であるが、地下の根切りにおいて、杭・構真柱を設けたり、地下階の階高や基礎梁の関係で掘削スパンが長くなるため、切梁等の仮設の支保工を設けたりする必要があって、手間が掛かるという課題がある。本発明に係る逆打ち工法は、このような課題を解消するために提案されるものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る逆打ち工法の上記課題を解決するための要旨は、建物の周囲に山留め壁を構築し、該山留め壁の一部に内側へ略直交する控え壁を構築し、地下階の外周部の一部を残して根切りを行ってその根切り底から本設柱を立設し、前記控え壁と地下階の前記残された外周部とによって前記山留め壁を支持させて1階床と地下躯体とを構築し、上階を構築するとともに前記残された外周部の間に構築された地下躯体の一部と1階床とによって前記山留め壁を支持することになった後に、当該控え壁を前記残された外周部の掘削土とともに解体することである。
【0007】
前記山留め壁は、ソイルセメント柱列壁による連続壁であること、また、前記控え壁は、無心材のソイルセメント柱列であることを含むものである。
【0008】
本発明に係る逆打ち工法によれば、山留め壁に設けた控え壁によって、山留め壁の支持がなされ、地盤の根切りにおいて切梁・腹起こし等の仮設の支保工を必要としない。また、通常の逆打ち工法における杭・構真柱を設ける必要が無く、根切り作業能率が向上する。更に、1階床を構築した後は、上階の構築を進めるとともに、外周部の掘削と控え壁の解体・撤去を同時進行させることができて工期短縮が図られる。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係る逆打ち工法について図面を参照して説明する。なお、発明の理解の容易のため従来例に対応する部分には従来例と同一符号を付けて説明する。
【0010】
前記逆打ち工法の手順は、まず、図1に示すように、地盤1に建物の周囲に沿って、アースオーガ等の穿孔機で所望深さに穿孔しながら、当該孔2にソイルセメント3を充填させ、更にH鋼4を挿入し硬化させる。このソイルセメント柱列により山留め壁としての連続壁5を構成する。
【0011】
次に、前記連続壁5に略直交方向の内側に、前記穿孔機を使用して控え壁6を構築する。この控え壁6は、H鋼を孔に挿入しないでソイルセメントを硬化させて構築した、無心材のソイルセメント柱列である。当該控え壁6のピッチは、建物の通り心間隔と地盤条件から決定する。また、孔の深さは前記連続壁5の深さと略同じである。更に、控え壁6の上端位置は、グランドライン(図中、GL)から距離a(約2〜3m程度)である。
【0012】
前記控え壁6は、本発明では地下1階分のスパン(約6m〜8m程度の深さ)の土圧に耐えられるものとして、2連のソイルセメント柱列にして構築してある。また、通常の逆打ち工法における杭・構真柱を設けていないものである。
【0013】
次に、図2に示すように、外周部においては前記控え壁6の上端の位置まで地盤1を根切りし、更に、中央部では外周部を残して掘削する。該残された外周部10の残し方は、図3に示すように、例えば、地盤1の自立性に応じて1スパン分(約6〜8m)毎に掘削したり、若しくは2〜3スパン分の外周部を残して1スパン分掘削したりするものである。また、当該残された外周部10の法面の勾配は、土圧を考慮して適宜対応させるものである。
【0014】
前記掘削中においては、周囲地盤1からの土圧を受ける連続壁5は、控え壁6及び残された外周部10によって支持されており、腹起こしや切梁等の仮設の支保工は用いない。
【0015】
前記掘削により根切り底1aに達したら、図4に示すように、所定の位置に基礎7と本設柱8とを各々立設する。そして、図5乃至図6に示すように、1階床9と、中央部分と残された外周部10における掘削した部分とに、基礎梁・湧水ピット等の地下躯体11を各々構築する。この1階床9と地下躯体11とを、いずれか先に構築するかについては、例えば、1階床9を先に構築することで、連続壁5の頭部の支持部材となり、且つ、上階の構築も同時に遂行することができる。なお、地下躯体11を先に構築して、1階床9をその後で構築することを妨げるものではない。
【0016】
前記地下躯体11の構築により、連続壁5が地下1階空間における下部分で支持されるので、前記1階床9と地下躯体11とで相俟って、地盤1の土圧を受ける連続壁5の支持が強固となる。
【0017】
そこで、図6乃至図7に示すように、残された外周部10の土砂と控え壁6とを、バックホー等の作業機で一緒に解体して撤去する。前記控え壁6は、ソイルセメント柱列ではあるものの、H鋼等の心材がない無心材ソイルセメント柱列であるので、土砂とともに解体できるものである。
【0018】
その後、図8に示すように、地下1階分の外周壁12を構築する。なお、この地下階の構築と同時に1階以上の上階を構築していくのは勿論である。
【0019】
このようにして、地下1階を有する建物において、地下階を杭・構真柱無しで、且つ、地盤の掘削においては仮設の支保工無しで、山留め壁に控え壁を設けて地盤の土圧を支持させて山留め壁の崩落を防ぎ、逆打ち工法を遂行するものである。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る逆打ち工法は、建物の周囲に山留め壁を構築し、該山留め壁の一部に内側へ略直交する控え壁を構築し、地下階の外周部の一部を残して根切りを行ってその根切り底から本設柱を立設し、前記控え壁と地下階の前記残された外周部とによって前記山留め壁を支持させて1階床と地下躯体とを構築し、上階を構築するとともに前記残された外周部の間に構築された地下躯体の一部と1階床とによって前記山留め壁を支持することになった後に、当該控え壁を前記残された外周部の掘削土とともに解体するので、地下1階の構築において逆打ち工法を採用でき、杭・構真柱を設けないで地下躯体を構築できるとともに、仮設の支保工を設置及び解体する作業が省略され、切梁等に邪魔されず地下空間での作業が容易となり、上階との同時施工が可能となって工期の短縮となると言う優れた効果を奏するものである。
【0021】
前記山留め壁は、ソイルセメント柱列壁による連続壁であり、連続壁構築用の作業機械を共用して控え壁を構築できるので、作業能率が向上する。また、控え壁は、無心材のソイルセメント柱列であるので、連続壁と同時に構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る逆打ち工法を説明する図であって、連続壁の平面図(A)と一部断面図(B)である。
【図2】同本発明に係る逆打ち工法を説明する図であって、地盤を根切りした状態の説明図である。
【図3】同本発明に係る逆打ち工法で、外周部の説明図である。
【図4】同本発明に係る逆打ち工法で、基礎と本設柱を設けた状態の説明図である。
【図5】同本発明に係る逆打ち工法で、1階床と地下躯体を構築する様子を示す説明図である。
【図6】同本発明に係る逆打ち工法で、外周部における地下躯体を示す説明図である。
【図7】同本発明に係る逆打ち工法で、控え壁と外周部の土砂が解体・撤去された様子を示す説明図である。
【図8】同本発明に係る逆打ち工法で、地下躯体の工事が完了した様子を示す説明図である。
【図9】従来例に係る順打ち工法の説明図(A),(B),(C),(D)である。
【符号の説明】
1 地盤、2 孔、3 ソイルセメント、4 H鋼、5 連続壁、
6 控え壁、7 杭、8 構真柱、9 1階床、10 残された外周部、
10a 土砂、11 地下躯体、12 外周壁、
15 腹起こし、16 切梁、
17 支保工、18 地下躯体。

Claims (3)

  1. 建物の周囲に山留め壁を構築し、該山留め壁の一部に内側へ略直交する控え壁を構築し、地下階の外周部の一部を残して根切りを行ってその根切り底から本設柱を立設し、前記控え壁と地下階の前記残された外周部とによって前記山留め壁を支持させて1階床と地下躯体とを構築し、上階を構築するとともに前記残された外周部の間に構築された地下躯体の一部と1階床とによって前記山留め壁を支持することになった後に、当該控え壁を前記残された外周部の掘削土とともに解体すること、
    を特徴とする逆打ち工法。
  2. 山留め壁は、ソイルセメント柱列壁による連続壁であること、
    を特徴とする請求項1に記載の逆打ち工法。
  3. 控え壁は、無心材のソイルセメント柱列であること、
    を特徴とする請求項1に記載の逆打ち工法。
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