JP2004076247A - リング精紡機を運転する方法及びリング精紡機 - Google Patents
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Abstract
【課題】可能出力を最適に活用できるようにリング精紡機を運転する。
【解決手段】空圧式圧縮装置を備えたリング精紡機を運転する方法において、紡績すべきヤーンの毛羽立ち度の限界値を設定し、毛羽立ち度の前記限界値でリング精紡機を運転する。また空圧式圧縮装置を備えたリング精紡機において、紡績すべきヤーンの設定された毛羽立ち度を維持する手段21,22,23,25,30,31,32,33,34,35が設けられている。
【選択図】 図1
【解決手段】空圧式圧縮装置を備えたリング精紡機を運転する方法において、紡績すべきヤーンの毛羽立ち度の限界値を設定し、毛羽立ち度の前記限界値でリング精紡機を運転する。また空圧式圧縮装置を備えたリング精紡機において、紡績すべきヤーンの設定された毛羽立ち度を維持する手段21,22,23,25,30,31,32,33,34,35が設けられている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、リング精紡機を運転する方法及び、ドラフト機構に空圧式圧縮装置を装備したリング精紡機に関する。
【0002】
【従来の技術】
ドラフトユニットに配設された空圧式圧縮装置によって、繊維物質を一層良好に活用すること、つまり、より多量の繊維を精紡加撚によってヤーン内へ組み入れることが可能である。これによって、この形式のヤーン、いわゆる圧縮ヤーンの毛羽立ち度(hairiness)は、従来の紡績糸に対比して著しく減少される。紡績糸の低毛羽立ち度は、空圧式圧縮装置の作用を特性づけるので、紡績糸の毛羽立ち度の監視によって、精紡機において全ての圧縮装置が正しく稼働しているか否かを確認することができる(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また低毛羽立ち度を有するヤーンを紡績する際には、より低速度のスピンドル回転数で稼働する必要があることも公知である(例えば、特許文献2参照)。それというのは、トラベラ及び/又はリングの摩損が顕著だからである。
【0004】
【特許文献1】
ドイツ連邦共和国特許出願公開第19824078号明細書
【特許文献2】
欧州特許出願公開第0690158号明細書
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、可能出力を最適に活用できるようにリング精紡機を運転することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決する本発明のリング精紡機の運転法の構成手段は、それぞれ紡績すべきヤーンの毛羽立ち度の限界値を設定し、かつリング精紡機を、前記のヤーンに関連した毛羽立ち度限界値で運転する点にある。
【0007】
紡績糸の毛羽立ち度の限界値を設定することによって、繊維材料の実質利用と、トラベラ及び/又はリングの摩損との妥協点を見出して、リング精紡機を、できるだけ高い出力で運転できるようにすることが可能になる。特定の繊維材料にとって適した限界値は、前記パラメータを考慮に入れて、特にリング精紡機のメーカーにおいて経験的に求めた上で、該リング精紡機のユーザーに与えられる。
【0008】
本発明の有利な実施形態では、紡績すべきヤーンの毛羽立ち度は限界値に合わせて制御される。この調和制御によって、コップ形成の全工程にわたつて均一な条件を維持することが保証される。
【0009】
リング精紡機では前記課題は、紡績すべきヤーンの設定された毛羽立ち度を維持するための手段を設けることによって解決される。この手段は、制御によって、或いは調節によって実現することができる。前記毛羽立ち度の維持手段は更に、空圧式圧縮装置の圧縮作用を変化させる手段を含んでおり、該手段は、紡績すべきヤーンの毛羽立ち度の限界値を得るため又は維持するために制御装置又は調整装置によって調整される。
【0010】
本発明のその他の特徴及び利点は、図面に示した実施例についての以下の説明に基づいて明らかである。なお前記図面は単に実施例を示すにすぎず、本発明を減縮するものと解されてはならない。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説する。
【0012】
最近のリング精紡機は、両方の機械側に多数の紡績ユニットを有し、例えば各機械側に500基の紡績ユニットを有しているが、図面ではその内の1基だけが図示されているにすぎない。各紡績ユニットは、圧縮装置を装備したドラフト機構13を含んでおり、前記圧縮装置に続いて、リング26を有するリング精紡装置14が設けられており、前記リングに沿ってトラベラ27が案内されている。
【0013】
紡績すべき繊維材料11は、粗糸ボビン10から繰出され、かつ変向ガイド棒又は変向ガイドローラ12を介してドラフト機構13へ走行する。該ドラフト機構13は、機械長手方向に延在する被駆動式のボトムローラ15とトップ加圧ローラ16とから成るフィードローラ対を有している。前記ドラフト機構は更に、機械長手方向に延在する被駆動式のボトムローラ17とトップ加圧ローラ18とから成る中位ローラ対を有している。該中位ローラ対は、ボトムベルトとトップベルトとから成る二重エプロン(ベルト)ユニットを形成している。これに後続して、被駆動式の穴あきローラ19とトップ加圧ローラ20とから成るデリベリローラ対が設けられている。前記穴あきローラ19には、別のトップ加圧ローラ24が対応配設されている。デリベリローラ対19,20に到達するに伴ってドラフトを終了した繊維スライバは、穴あきローラ19とトップ加圧ローラ24との間のニップラインを進出した後、糸ガイド28を通ってトラベラ27へ走行し、該トラベラで繊維スライバは変向案内され、かつ、周方向に駆動されるスピンドル(図示せず)に配置されたコップ29へ案内される。
【0014】
前記穴あきローラ19の内部にはサクションインサート体21が配置されており、該サクションインサート体は負圧源、例えば吸込み送風機22に接続されている。前記サクションインサート体21は、穴あきローラ19の両トップ加圧ローラ20,24間の領域へ方位づけられたサクションスリット23を有し、該サクションスリットは、繊維材料11の搬送方向に真直ぐにか又は該方向に対して斜向して延びている。
【0015】
サクションインサート体及びサクションスリットは夫々、圧縮に対して、ひいては毛羽立ち度に対して特別の作用を及ぼす。なお、種々異なったスリット形状及びサクションインサート体の特別の作用は、本出願人の先願明細書、例えば、特別のスリット形状についてはドイツ連邦共和国特許出願第100 32 503.3号明細書を、またサクションインサート体についてはドイツ連邦共和国特許出願第199 46 089.2号明細書を参照されたい。
【0016】
これに関連して特に有利と判った点は、サクションスリットのエッジ域の実施形態だけでなく、繊維スライバからのサクションスリットの距離を決定する支承ウェブ34(図3参照)の実施形態である。この支承ウェブの高さは、ヤーンの毛羽立ち度に著しく影響を及ぼし、要するに、前記のリング精紡機の有利な各実施形態の構成において考慮される。こうして、各糸繊度にとって独自の、特に適したサクションインサート体が紡績工には提供され、これによって必要に応じて毛羽立ち度を調整することが可能になるものと想定される。その場合、実地の経験から得られた大雑把な原則として云えることは、ヤーン繊度が小さくなるに応じて、繊維スライバからのサクションインサート体の距離が小さくなり、要するに支承ウェブの高さが、それだけ小さくなることである。ジメンションはNe100におけるほぼ0mmから、Ne10におけるほぼ1mmへ移動するのが有利である。同一のリング精紡機において異なった高さの支承ウェブを有するサクションインサート体を使用する場合、今日慣用されている著しく多数の紡績ユニットを備えた大形リング精紡機において出現する問題点、つまり負圧が吸込み送風機から最終紡績ユニットに達するまでに低下するという問題点は、前記の作用効果によって防止することが可能になる。サクションインサート体は、これまでのように、適当なプラスチックから製作され、かつヤーン変換時に迅速に交換できるのが有利である。
【0017】
両トップ加圧ローラ20,24とサクションスリット23との間の領域、いわゆる圧縮ゾーンでは、穴あきローラ19に対して、半径方向外側で1つのカバー25が対置されており、該カバーによって、圧縮ゾーンにおける空圧式圧縮作用効果に影響を及ぼすことが可能である。
【0018】
空圧式圧縮作用によって、加工される繊維材料の物質利用が一層改善される。それというのは、より多数の繊維が、紡績加撚に基づいてヤーン内へ組込まれるからである。このようにして紡績されたヤーンは、従来の紡績糸の毛羽立ち度に対比して著しく僅かな毛羽立ち度を有している。しかし実地の経験に基づいて判った点は、毛羽立ち度が減少されると、トラベラ27及びリング26の摩耗が高められることである。それというのは、毛羽立ち度が減少すると、潤滑が明らかに低下されるからである。そこで本発明は、紡績すべきヤーンの毛羽立ち度を、最大限に可能な最低毛羽立ち度には減少させず、むしろ、諸パラメータ間の妥協によって見出すことのできる毛羽立ち度限界値に減少させることを提案する。前記パラメータは、リング精紡機の出力(スピンドル回転数)、改善された物質利用及び、リング26かつ/又はトラベラ27の摩耗である。このために、どのようなスピンドル回転数では、リング26及び/又はトラベラ27に許容不能の摩耗を発生させずに、毛羽立ち度をどのような値に減少させて加工が行われるかが経験的に求められる。繊維材料に関連した当該限界値でもって次いでリング精紡機が運転される。図1に示した実施例では制御装置30が設けられており、該制御装置によって前記カバー25が調整されて、紡績すべきヤーンの毛羽立ち度を設定限界値にコンスタントに維持するように圧縮作用が変化される。前記カバー25のために調整駆動装置31,32が設けられており、該調整駆動装置によってカバー25は、半径方向及び周方向で、穴あきローラ19に対して相対的に移動調整可能である。
【0019】
図2に示した実施例の場合も制御装置30が設けられているが、この場合は該制御装置によって周波数コンバータ35を介して吸込み送風機22が制御され、こうして負圧が変化される。
【0020】
更にまた、サクションインサート体のバリエーションによって、すなわちサクションスリットの形状を公知のように変形することによってであれ、或いは繊維スライバからのサクションインサート体の距離を変化することによってであれ、毛羽立ち度に作用を及ぼすことも可能である。
【0021】
制御装置30は、紡績糸の毛羽立ち度を間接的に検出することによって、毛羽立ち度に関する情報を受信する。この間接的な検出は、リング26及び/又はトラベラ27の温度を検知することによって行われる。リング26及びトラベラ27の温度は、トラベラ27とリング26との間の摩擦作用の代理的な現象であり、従って間接的には又、紡績糸の毛羽立ち度の代理的な表出現象でもある。それというのは紡績糸の毛羽立ち度は、摩擦にとって決定的であるからである。温度検出は感温センサ33、特に赤外線センサによって行われる。
【0022】
また自明のように、紡績糸の毛羽立ち度を直接的に検知する手段を設けることも可能である。この手段はその場合、トップ加圧ローラ24と糸ガイド24との間に配置されるのが有利である。
【0023】
概して、全ての紡績ユニットにおいてヤーンの毛羽立ち度を検出する必要はない。この毛羽立ち度検出は、選出された紡績ユニットで、更にはただ1つの紡績ユニットだけにおいて行われてもよい。制御装置30によって調整される調整駆動装置31,32はその場合、一方の機械側のドラフト機構のカバー群又は場合によっては全てのカバーを同時に移動調整するように構成されている。
【0024】
単純な解決手段では、単数又は複数の紡績ユニットにおいて1名の操作要員が計測器によって紡績糸の毛羽立ち度を検査し、かつ、現行調整値がなお、要求された毛羽立ち度を生ぜしめているか否かを自分で比較し、かつ毛羽立ち度の限界値から偏差値が生じている限り、これをマニュアルで変化させる。
【0025】
勿論、圧縮作用の調整は、カバー25の移動調整に限定されている訳ではない。同じく少なくとも前述の可能手段が提供されている。付加的にはドイツ連邦共和国特許出願第101 45 671.9号明細書において、圧縮作用を調整し、ひいては毛羽立ち度値を調整するためのその他の可能手段が開示されているので、これを参照されたい。これらの可能手段を、本発明と相俟って、個別に又は互いに組合せた形で使用できるのは勿論のことである。
【0026】
また穴あきローラ19を備えた図示の圧縮装置は、空圧式圧縮装置のための1例にすぎないものと解されたい。その他のあらゆる公知の空圧式圧縮装置も同じく使用できるのは勿論のことである。
【図面の簡単な説明】
【図1】ドラフト機構に空圧式圧縮装置を装備したリング精紡機の1紡績ユニットの第1実施例の概略図である。
【図2】ドラフト機構に空圧式圧縮装置を装備したリング精紡機の1紡績ユニットの第2実施例の概略図である。
【図3】サクションインサート体モジュールの拡大斜視図である。
【符号の説明】
10 粗糸ボビン、 11 繊維材料、 13 ドラフト機構、 14 リング精紡装置、 15 ボトムローラ、 16 トップ加圧ローラ、 17 ボトムローラ、 18 トップ加圧ローラ、 19 穴あきローラ、 20 トップ加圧ローラ、 21 サクションインサート体、 22 吸込み送風機、 23サクションスリット、 24 トップ加圧ローラ、 25 カバー、 26 リング、 27 トラベラ、 28 糸ガイド、 29 コップ、 30 制御装置、 31,32 調整駆動装置、33 感温センサ、 34 支承ウェブ、
35 周波数コンバータ
【発明の属する技術分野】
本発明は、リング精紡機を運転する方法及び、ドラフト機構に空圧式圧縮装置を装備したリング精紡機に関する。
【0002】
【従来の技術】
ドラフトユニットに配設された空圧式圧縮装置によって、繊維物質を一層良好に活用すること、つまり、より多量の繊維を精紡加撚によってヤーン内へ組み入れることが可能である。これによって、この形式のヤーン、いわゆる圧縮ヤーンの毛羽立ち度(hairiness)は、従来の紡績糸に対比して著しく減少される。紡績糸の低毛羽立ち度は、空圧式圧縮装置の作用を特性づけるので、紡績糸の毛羽立ち度の監視によって、精紡機において全ての圧縮装置が正しく稼働しているか否かを確認することができる(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また低毛羽立ち度を有するヤーンを紡績する際には、より低速度のスピンドル回転数で稼働する必要があることも公知である(例えば、特許文献2参照)。それというのは、トラベラ及び/又はリングの摩損が顕著だからである。
【0004】
【特許文献1】
ドイツ連邦共和国特許出願公開第19824078号明細書
【特許文献2】
欧州特許出願公開第0690158号明細書
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、可能出力を最適に活用できるようにリング精紡機を運転することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決する本発明のリング精紡機の運転法の構成手段は、それぞれ紡績すべきヤーンの毛羽立ち度の限界値を設定し、かつリング精紡機を、前記のヤーンに関連した毛羽立ち度限界値で運転する点にある。
【0007】
紡績糸の毛羽立ち度の限界値を設定することによって、繊維材料の実質利用と、トラベラ及び/又はリングの摩損との妥協点を見出して、リング精紡機を、できるだけ高い出力で運転できるようにすることが可能になる。特定の繊維材料にとって適した限界値は、前記パラメータを考慮に入れて、特にリング精紡機のメーカーにおいて経験的に求めた上で、該リング精紡機のユーザーに与えられる。
【0008】
本発明の有利な実施形態では、紡績すべきヤーンの毛羽立ち度は限界値に合わせて制御される。この調和制御によって、コップ形成の全工程にわたつて均一な条件を維持することが保証される。
【0009】
リング精紡機では前記課題は、紡績すべきヤーンの設定された毛羽立ち度を維持するための手段を設けることによって解決される。この手段は、制御によって、或いは調節によって実現することができる。前記毛羽立ち度の維持手段は更に、空圧式圧縮装置の圧縮作用を変化させる手段を含んでおり、該手段は、紡績すべきヤーンの毛羽立ち度の限界値を得るため又は維持するために制御装置又は調整装置によって調整される。
【0010】
本発明のその他の特徴及び利点は、図面に示した実施例についての以下の説明に基づいて明らかである。なお前記図面は単に実施例を示すにすぎず、本発明を減縮するものと解されてはならない。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説する。
【0012】
最近のリング精紡機は、両方の機械側に多数の紡績ユニットを有し、例えば各機械側に500基の紡績ユニットを有しているが、図面ではその内の1基だけが図示されているにすぎない。各紡績ユニットは、圧縮装置を装備したドラフト機構13を含んでおり、前記圧縮装置に続いて、リング26を有するリング精紡装置14が設けられており、前記リングに沿ってトラベラ27が案内されている。
【0013】
紡績すべき繊維材料11は、粗糸ボビン10から繰出され、かつ変向ガイド棒又は変向ガイドローラ12を介してドラフト機構13へ走行する。該ドラフト機構13は、機械長手方向に延在する被駆動式のボトムローラ15とトップ加圧ローラ16とから成るフィードローラ対を有している。前記ドラフト機構は更に、機械長手方向に延在する被駆動式のボトムローラ17とトップ加圧ローラ18とから成る中位ローラ対を有している。該中位ローラ対は、ボトムベルトとトップベルトとから成る二重エプロン(ベルト)ユニットを形成している。これに後続して、被駆動式の穴あきローラ19とトップ加圧ローラ20とから成るデリベリローラ対が設けられている。前記穴あきローラ19には、別のトップ加圧ローラ24が対応配設されている。デリベリローラ対19,20に到達するに伴ってドラフトを終了した繊維スライバは、穴あきローラ19とトップ加圧ローラ24との間のニップラインを進出した後、糸ガイド28を通ってトラベラ27へ走行し、該トラベラで繊維スライバは変向案内され、かつ、周方向に駆動されるスピンドル(図示せず)に配置されたコップ29へ案内される。
【0014】
前記穴あきローラ19の内部にはサクションインサート体21が配置されており、該サクションインサート体は負圧源、例えば吸込み送風機22に接続されている。前記サクションインサート体21は、穴あきローラ19の両トップ加圧ローラ20,24間の領域へ方位づけられたサクションスリット23を有し、該サクションスリットは、繊維材料11の搬送方向に真直ぐにか又は該方向に対して斜向して延びている。
【0015】
サクションインサート体及びサクションスリットは夫々、圧縮に対して、ひいては毛羽立ち度に対して特別の作用を及ぼす。なお、種々異なったスリット形状及びサクションインサート体の特別の作用は、本出願人の先願明細書、例えば、特別のスリット形状についてはドイツ連邦共和国特許出願第100 32 503.3号明細書を、またサクションインサート体についてはドイツ連邦共和国特許出願第199 46 089.2号明細書を参照されたい。
【0016】
これに関連して特に有利と判った点は、サクションスリットのエッジ域の実施形態だけでなく、繊維スライバからのサクションスリットの距離を決定する支承ウェブ34(図3参照)の実施形態である。この支承ウェブの高さは、ヤーンの毛羽立ち度に著しく影響を及ぼし、要するに、前記のリング精紡機の有利な各実施形態の構成において考慮される。こうして、各糸繊度にとって独自の、特に適したサクションインサート体が紡績工には提供され、これによって必要に応じて毛羽立ち度を調整することが可能になるものと想定される。その場合、実地の経験から得られた大雑把な原則として云えることは、ヤーン繊度が小さくなるに応じて、繊維スライバからのサクションインサート体の距離が小さくなり、要するに支承ウェブの高さが、それだけ小さくなることである。ジメンションはNe100におけるほぼ0mmから、Ne10におけるほぼ1mmへ移動するのが有利である。同一のリング精紡機において異なった高さの支承ウェブを有するサクションインサート体を使用する場合、今日慣用されている著しく多数の紡績ユニットを備えた大形リング精紡機において出現する問題点、つまり負圧が吸込み送風機から最終紡績ユニットに達するまでに低下するという問題点は、前記の作用効果によって防止することが可能になる。サクションインサート体は、これまでのように、適当なプラスチックから製作され、かつヤーン変換時に迅速に交換できるのが有利である。
【0017】
両トップ加圧ローラ20,24とサクションスリット23との間の領域、いわゆる圧縮ゾーンでは、穴あきローラ19に対して、半径方向外側で1つのカバー25が対置されており、該カバーによって、圧縮ゾーンにおける空圧式圧縮作用効果に影響を及ぼすことが可能である。
【0018】
空圧式圧縮作用によって、加工される繊維材料の物質利用が一層改善される。それというのは、より多数の繊維が、紡績加撚に基づいてヤーン内へ組込まれるからである。このようにして紡績されたヤーンは、従来の紡績糸の毛羽立ち度に対比して著しく僅かな毛羽立ち度を有している。しかし実地の経験に基づいて判った点は、毛羽立ち度が減少されると、トラベラ27及びリング26の摩耗が高められることである。それというのは、毛羽立ち度が減少すると、潤滑が明らかに低下されるからである。そこで本発明は、紡績すべきヤーンの毛羽立ち度を、最大限に可能な最低毛羽立ち度には減少させず、むしろ、諸パラメータ間の妥協によって見出すことのできる毛羽立ち度限界値に減少させることを提案する。前記パラメータは、リング精紡機の出力(スピンドル回転数)、改善された物質利用及び、リング26かつ/又はトラベラ27の摩耗である。このために、どのようなスピンドル回転数では、リング26及び/又はトラベラ27に許容不能の摩耗を発生させずに、毛羽立ち度をどのような値に減少させて加工が行われるかが経験的に求められる。繊維材料に関連した当該限界値でもって次いでリング精紡機が運転される。図1に示した実施例では制御装置30が設けられており、該制御装置によって前記カバー25が調整されて、紡績すべきヤーンの毛羽立ち度を設定限界値にコンスタントに維持するように圧縮作用が変化される。前記カバー25のために調整駆動装置31,32が設けられており、該調整駆動装置によってカバー25は、半径方向及び周方向で、穴あきローラ19に対して相対的に移動調整可能である。
【0019】
図2に示した実施例の場合も制御装置30が設けられているが、この場合は該制御装置によって周波数コンバータ35を介して吸込み送風機22が制御され、こうして負圧が変化される。
【0020】
更にまた、サクションインサート体のバリエーションによって、すなわちサクションスリットの形状を公知のように変形することによってであれ、或いは繊維スライバからのサクションインサート体の距離を変化することによってであれ、毛羽立ち度に作用を及ぼすことも可能である。
【0021】
制御装置30は、紡績糸の毛羽立ち度を間接的に検出することによって、毛羽立ち度に関する情報を受信する。この間接的な検出は、リング26及び/又はトラベラ27の温度を検知することによって行われる。リング26及びトラベラ27の温度は、トラベラ27とリング26との間の摩擦作用の代理的な現象であり、従って間接的には又、紡績糸の毛羽立ち度の代理的な表出現象でもある。それというのは紡績糸の毛羽立ち度は、摩擦にとって決定的であるからである。温度検出は感温センサ33、特に赤外線センサによって行われる。
【0022】
また自明のように、紡績糸の毛羽立ち度を直接的に検知する手段を設けることも可能である。この手段はその場合、トップ加圧ローラ24と糸ガイド24との間に配置されるのが有利である。
【0023】
概して、全ての紡績ユニットにおいてヤーンの毛羽立ち度を検出する必要はない。この毛羽立ち度検出は、選出された紡績ユニットで、更にはただ1つの紡績ユニットだけにおいて行われてもよい。制御装置30によって調整される調整駆動装置31,32はその場合、一方の機械側のドラフト機構のカバー群又は場合によっては全てのカバーを同時に移動調整するように構成されている。
【0024】
単純な解決手段では、単数又は複数の紡績ユニットにおいて1名の操作要員が計測器によって紡績糸の毛羽立ち度を検査し、かつ、現行調整値がなお、要求された毛羽立ち度を生ぜしめているか否かを自分で比較し、かつ毛羽立ち度の限界値から偏差値が生じている限り、これをマニュアルで変化させる。
【0025】
勿論、圧縮作用の調整は、カバー25の移動調整に限定されている訳ではない。同じく少なくとも前述の可能手段が提供されている。付加的にはドイツ連邦共和国特許出願第101 45 671.9号明細書において、圧縮作用を調整し、ひいては毛羽立ち度値を調整するためのその他の可能手段が開示されているので、これを参照されたい。これらの可能手段を、本発明と相俟って、個別に又は互いに組合せた形で使用できるのは勿論のことである。
【0026】
また穴あきローラ19を備えた図示の圧縮装置は、空圧式圧縮装置のための1例にすぎないものと解されたい。その他のあらゆる公知の空圧式圧縮装置も同じく使用できるのは勿論のことである。
【図面の簡単な説明】
【図1】ドラフト機構に空圧式圧縮装置を装備したリング精紡機の1紡績ユニットの第1実施例の概略図である。
【図2】ドラフト機構に空圧式圧縮装置を装備したリング精紡機の1紡績ユニットの第2実施例の概略図である。
【図3】サクションインサート体モジュールの拡大斜視図である。
【符号の説明】
10 粗糸ボビン、 11 繊維材料、 13 ドラフト機構、 14 リング精紡装置、 15 ボトムローラ、 16 トップ加圧ローラ、 17 ボトムローラ、 18 トップ加圧ローラ、 19 穴あきローラ、 20 トップ加圧ローラ、 21 サクションインサート体、 22 吸込み送風機、 23サクションスリット、 24 トップ加圧ローラ、 25 カバー、 26 リング、 27 トラベラ、 28 糸ガイド、 29 コップ、 30 制御装置、 31,32 調整駆動装置、33 感温センサ、 34 支承ウェブ、
35 周波数コンバータ
Claims (13)
- 空圧式圧縮装置を備えたリング精紡機を運転する方法において、紡績すべきヤーンの毛羽立ち度の限界値を設定し、毛羽立ち度の前記限界値でリング精紡機を運転することを特徴とする、空圧式圧縮装置を備えたリング精紡機を運転する方法。
- 紡績すべきヤーンの毛羽立ち度を限界値に合わせて制御する、請求項1記載の方法。
- リング精紡機の少なくとも1つの紡績ユニットにおいて、紡績されたヤーンの毛羽立ち度を直接的又は間接的に検出する、請求項1又は2記載の方法。
- 少なくとも1つの紡績ユニットにおいて、リング精紡装置(14)の、トラベラを案内しているリング又はトラベラの温度を計測する、請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。
- 空圧式圧縮装置を備えたリング精紡機において、紡績すべきヤーンの設定された毛羽立ち度を維持する手段(21,22,23,25,30,31,32,33,34,35)が設けられていることを特徴とする、空圧式圧縮装置を備えたリング精紡機。
- 毛羽立ち度を、設定された限界値又は設定された経過値に合わせて制御する制御装置(30)が設けられている、請求項5記載のリング精紡機。
- 単数、複数又は全ての紡績ユニットが、紡績されたヤーンの毛羽立ち度を直接的又は間接的に検出する手段(33)を装備している、請求項5又は6記載のリング精紡機。
- ドラフト機構(13)の空圧式圧縮装置の圧縮作用を変化させる手段(23,25,31,32,34,35)が設けられている、請求項5から7までのいずれか1項記載のリング精紡機。
- ドラフト機構の空圧式圧縮装置の圧縮作用を変化させる手段として、交換可能なサクションインサート体(21)が、繊維スライバからのサクションスリット(23)の距離を、予め設定された毛羽立ち度に関連させるように設けられている、請求項5から8までのいずれか1項記載のリング精紡機。
- 繊維スライバからのサクションスリット(23)の距離がヤーンの繊度に比例するように、殊にNe100についての0mm〜Ne10についての1mmに、選択可能である、請求項5から9までのいずれか1項記載のリング精紡機。
- 繊維スライバに作用する負圧を変化させる手段(23)が、通路内の負圧を、繊維スライバからのサクションスリットの距離に相関して調整できるように、特に繊維スライバからのサクションスリットの距離が0mmの場合にはサクション通路内の負圧を700N/m2 に、或いは前記サクションスリットの距離が1mmの場合にはサクション通路内の負圧を2000N/m2 に調整できるように、設けられている、請求項5から10までのいずれか1項記載のリング精紡機。
- 機械全体にわたって全ての紡績ユニットで繊維スライバに作用する負圧が、サクション通路内における負圧のドロップに対応して、繊維スライバからのサクションスリット(23)の距離により相応に補償することによって一定に保持され、前記距離が特にサクション通路内の負圧1800N/m2 の場合の1mmの距離から、サクション通路内の負圧700N/m2 の場合の0mmの距離へ変化することができる、請求項5から11までのいずれか1項記載のリング精紡機。
- 繊維スライバからのサクションスリット(23)の隔たりが、サクションインサート体上の少なくとも1つの支承ウェブ(34)によって与えられている、請求項5から12までのいずれか1項記載のリング精紡機。
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