JP2004073366A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】遊技状態に応じた映像をプロジェクタで投射し、当該プロジェクタから投射される映像を遊技者側に表示する遊技盤1を設けると共に、当該遊技盤1の背面側であって当該遊技盤1より下方の領域にソレノイド9を配し、当該ソレノイド9による動力を透明な棒状部材8で開閉板6に伝達する構成とした。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技状態に応じた映像を遊技盤に表示し、当該映像によって遊技者の興趣を高めるパチンコ機等の遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、このような遊技機としては、特開平6−35066号公報に記載されているものが知られている。この公報には、図4に示すように、液晶プロジェクタ20から投射される映像をスクリーン21に投射することで、当該映像を液晶表示装置で表示する方法よりも大きな画面を得て、より効果的な演出を行えるようにしたスロットマシン等が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の遊技機にあっては、図5に示すように、液晶プロジェクタ20から投射される映像をスクリーン21に投射するため、例えば遊技機であるパチンコ機に適用して当該映像を遊技盤全体に投射すると、大入賞口等の役物装置の配線がスクリーンに映ってしまい、逆に遊技者の興趣を低下させてしまう恐れがあった。
【0004】
そこで、本発明は、上記従来技術の未解決の課題に着目してなされたものであって、遊技者の興趣を向上できる遊技機を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明である遊技機は、遊技状態に応じた映像を投射するプロジェクタと、当該プロジェクタから背面側に投射される映像を遊技者側に表示する遊技盤と、当該遊技盤上に配されて遊技状態に応じて動かされる可動部と、前記映像の光路から外れた領域に配されて当該可動部を動かす力を発生する動力発生部と、前記遊技盤の背面側に配されて当該動力発生部で発生された力を前記可動部に伝える動力伝達部とを備え、当該動力伝達部を、前記プロジェクタから投射される映像を透過するように形成したことを特徴とするものである。
【0006】
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の遊技機において、前記動力伝達部を、棒状又は線状の部材で形成したことを特徴とするものである。
したがって、請求項1に係る発明である遊技機にあっては、プロジェクタから投射される映像の光路から外れた領域に動力発生部を配すると共に、前記遊技盤の背面側に配されて当該動力発生部で発生された力を可動部に伝える動力伝達部を、前記プロジェクタから投射される映像を透過するように形成したため、当該動力発生部の配線が遊技盤に映ってしまうことを防止して、当該遊技盤上に興趣を高める映像を鮮明に表示でき、遊技者の興趣を向上することができる。
【0007】
また、請求項2に係る発明である遊技機にあっては、前記動力伝達部を、棒状又は線状の部材で形成したため、前記プロジェクタから投射される映像と重なる部分を小さくでき、当該映像を遊技盤上に鮮明に表示することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態を示す概略構成図であり、図中、1はパチンコ機の遊技盤であって透明な樹脂で形成されている。この遊技盤1は、その背面に設けられた図示しないスクリーンを含んでおり、後述する制御装置からの指令に従って、従来のパチンコ機が備えている遊技盤1上の構成要素(例えば、図柄表示装置、遊技機のロゴマーク等)の映像がプロジェクタからスクリーン背面に投射され、当該映像が遊技盤1全体に表示されるように構成されている。
【0009】
また、遊技盤1の前面中央には遊技領域2が設けられていて、当該遊技領域2の左方側には、遊技者が打ち出した遊技球を当該遊技領域2の上方まで案内する外レール3が設けられている。また、前記遊技領域2の下方側には、打ち出された遊技球が入賞したことを検出する入賞口4が配されていて、その検出結果が前記制御装置に供給される。
【0010】
さらに、当該入賞口4の下方には大入賞口5が設けられている。この大入賞口5には、図2の側面図に示すように、下端縁で傾動可能に軸支されて当該大入賞口5を開閉する開閉板6が設けられ、当該開閉板6の側面の下端部7は後方に延びている。また、その下端部7の側面には、当該下端部7に沿うように貫通孔が形成され、当該貫通孔には上下方向に配された透明なアクリル樹脂製の棒状部材8の上端が当該貫通孔に沿って動くように連結されている。そして、棒状部材8の下端部には、当該棒状部材8を押し上げるソレノイド9が連結されていて、図3に示すように、当該棒状部材8が押し上げられると開閉板6が傾動し、前記大入賞口5が開くように構成されている。なお、前記ソレノイド9は、遊技盤1の背面側であって当該遊技盤1より下方の領域、つまり前記プロジェクタから投射される映像の光路から外れた領域に配されている。
【0011】
このように、本実施形態にあっては、遊技盤1の背面側であって当該遊技盤1より下方の領域にソレノイド9を配すると共に、当該ソレノイド9で発生された力を開閉板6に伝える棒状部材8を透明なアクリル樹脂で形成したため、当該ソレノイド9の配線が遊技盤1に映ってしまうことが防止され、当該遊技盤1上に興趣を高める映像が鮮明に表示されて、遊技者の興趣が向上される。また、ソレノイド9で発生された力を棒状部材8で開閉板6に伝えるため、前記プロジェクタから投射される映像と重なる部分が小さく、当該映像が遊技盤1上に鮮明に表示される。
【0012】
そして、前記制御装置は、マイクロコンピュータ等の演算処理装置を備えて構成されていて、この演算処理装置は、入賞口4に遊技球が入賞したという検出結果が入力されたことを契機に、スロットマシンに見立てた図柄合わせゲームを行う図柄表示装置の映像を遊技領域2の略中央に投射させる信号を算出する。さらに、前記図柄合わせゲームの結果、所謂特賞状態となったときには、前記棒状部材8を押し上げる信号を算出する。そして、このようにして算出された信号が、この制御装置からソレノイド9に向けて出力され、その結果、当該ソレノイド9が前記棒状部材8を押し上げて、開閉板6が傾動され大入賞口5が開放される。
【0013】
なお、上記実施の形態は本発明の遊技機の一例を示したものであり、遊技機の構成等を限定するものではない。
例えば上記実施形態にあっては、アクリル樹脂で形成された棒状部材8を用いる例を示したが、上記実施形態に限られるものではなく、例えば棒状部材8としてグラスファイバーを用いるようにしてもよい。
【0014】
また、開閉板6の貫通孔に棒状部材8を連結し、当該棒状部材8を押し上げることによって開閉板6を傾動させる例を示したが、上記実施形態に限られるものではなく、例えば図4(a)、(b)に示すように、開閉板6の貫通孔にナイロン等の糸状部材10を連結し、当該糸状部材10を引っ張り上げることによって開閉板6を傾動させるようにしてもよい。
【0015】
【発明の効果】
以上、説明してきたように、本発明に係る遊技機にあっては、プロジェクタから投射される映像の光路から外れた領域に動力発生部を配すると共に、前記遊技盤の背面側に配されて当該動力発生部で発生された力を可動部に伝える動力伝達部を、前記プロジェクタから投射される映像を透過するように形成したため、当該動力発生部の配線が遊技盤に映ることを防止して、当該遊技盤上に興趣を高める映像を表示でき、遊技者の興趣を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の遊技機の一実施形態を示す概略構成図である。
【図2】図1の大入賞口を拡大して示す要部拡大図である。
【図3】図1の大入賞口の動作を説明するための説明図である。
【図4】図1の大入賞口の変形例を説明するための説明図である。
【図5】プロジェクタを利用した従来の遊技機を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 遊技盤
2 遊技領域
3 外レール
4 入賞口
5 大入賞口
6 開閉板
7 下端部
8 棒状部材
9 ソレノイド
Claims (2)
- 遊技状態に応じた映像を投射するプロジェクタと、当該プロジェクタから背面側に投射される映像を遊技者側に表示する遊技盤と、当該遊技盤上に配されて遊技状態に応じて動かされる可動部と、前記映像の光路から外れた領域に配されて当該可動部を動かす力を発生する動力発生部と、前記遊技盤の背面側に配されて当該動力発生部で発生された力を前記可動部に伝える動力伝達部とを備え、当該動力伝達部を、前記プロジェクタから投射される映像を透過するように形成したことを特徴とする遊技機。
- 前記動力伝達部を、棒状又は線状の部材で形成したことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
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