JP2004071344A - プラズマディスプレイ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】プラズマディスプレイ装置において、汎用スイッチを使用しコスト削減を実現しつつ、奥行の薄型化を図ることを目的とする。
【解決手段】プラズマディスプレイ装置の前面枠11にプラズマディスプレイ装置の奥行方向に摺動可能に電源ボタン17を配設するとともに、前記回路ブロック16に前記電源ボタン17の操作ストローク方向に対して直角方向の操作ストロークを有するプッシュ式の電源スイッチ19を配設し、かつ一端が前記電源ボタン17の一端に当接するとともに他端が前記電源スイッチ19の操作レバー19aに当接する回動レバー20を回動可能に軸支して配設した。
【選択図】 図3
【解決手段】プラズマディスプレイ装置の前面枠11にプラズマディスプレイ装置の奥行方向に摺動可能に電源ボタン17を配設するとともに、前記回路ブロック16に前記電源ボタン17の操作ストローク方向に対して直角方向の操作ストロークを有するプッシュ式の電源スイッチ19を配設し、かつ一端が前記電源ボタン17の一端に当接するとともに他端が前記電源スイッチ19の操作レバー19aに当接する回動レバー20を回動可能に軸支して配設した。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、大画面で、薄型、軽量のディスプレイ装置として知られているプラズマディスプレイ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
このプラズマディスプレイ装置では、ガス放電により紫外線を発生させ、この紫外線で蛍光体を励起して発光させカラー表示を行っている。そして、ガラス基板上に隔壁によって区画された表示セルが設けられており、これに蛍光体層が形成されている構成を有する。
【0003】
このプラズマディスプレイ装置には、大別して、駆動的にはAC型とDC型があり、放電形式では面放電型と対向放電型の2種類があるが、高精細化、大画面化及び製造の簡便性から、現状では、プラズマディスプレイ装置の主流は、3電極構造の面放電型のもので、その構造は、一方のガラス基板上に平行に隣接した表示電極対を有し、もう一方のガラス基板上に表示電極と交差する方向に配列されたアドレス電極と、隔壁、蛍光体層を有するもので、比較的蛍光体層を厚くすることができ、蛍光体によるカラー表示に適している。
【0004】
このようなプラズマディスプレイ装置は、液晶パネルに比べて高速の表示が可能であり、視野角が広いこと、大型化が容易であること、自発光型であるため表示品質が高いことなどの理由から、フラットパネルディスプレイの中で最近特に注目を集めており、多くの人が集まる場所での表示装置や家庭で大画面の映像を楽しむための表示装置として各種の用途に使用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような薄型を特徴とするプラズマディスプレイ装置においては、薄型を追求するあまり、回路部品等においても、コンパクトな部品を使用し汎用部品のコストメリットを生かせない面がある。例えば、電源スイッチにおいても、比較的部品単価の安い汎用のスイッチを使用すると、奥行方向の寸法はそのスイッチの大きさに制限され、理想的なセットの奥行の薄型化が図れないため、比較的単価の高い小型のスイッチを使用して奥行方向の薄型化を実現している。
【0006】
また、外観のフラットなデザインを生かすため、電源ボタンをON−OFFした後でも、電源ボタンの外観面が常にフラットな位置に来るようにボタン内部にバネを設けた構造をとるため、限られたスペースに電源ボタンと電気回路上の電源スイッチを直線状に配置することは奥行寸法の薄型化の弊害になるという課題があった。
【0007】
本発明はこのような課題を解決し、汎用スイッチを使用しコスト削減を実現しつつ、奥行の薄型化を図ることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明のプラズマディスプレイ装置は、前面枠にプラズマディスプレイ装置の奥行方向に摺動可能に電源ボタンを配設するとともに、前記回路ブロックに前記電源ボタンの操作ストローク方向に対して直角方向の操作ストロークを有するプッシュ式の電源スイッチを配設し、かつ一端が前記電源ボタンの一端に当接するとともに他端が前記電源スイッチの操作レバーに当接する回動レバーを回動可能に軸支して配設したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
すなわち、本発明の請求項1記載の発明は、パネル及びこのパネルの背面側に配置されかつパネルに信号を印加して表示を行う回路ブロックからなる表示ユニットと、この表示ユニットの回路ブロックが配置された背面側を覆うように配設したバックカバーと、このバックカバーとともに前記表示ユニットを収容する筐体を構成して前記パネルの前面側に配置されかつ前記パネルの表示領域に対応した窓を有するとともに表示領域以外の周辺部を覆う前面枠とを備え、前記前面枠にプラズマディスプレイ装置の奥行方向に摺動可能に電源ボタンを配設するとともに、前記回路ブロックに前記電源ボタンの操作ストローク方向に対して直角方向の操作ストロークを有するプッシュ式の電源スイッチを配設し、かつ一端が前記電源ボタンの一端に当接するとともに他端が前記電源スイッチの操作レバーに当接する回動レバーを回動可能に軸支して配設したものである。
【0010】
以下、本発明の一実施の形態によるプラズマディスプレイ装置について、図1〜図3を用いて説明するが、本発明の実施の態様はこれに限定されるものではない。
【0011】
まず、プラズマディスプレイ装置におけるプラズマディスプレイ装置パネルの構造について図1を用いて説明する。図1に示すように、透明な前面側のガラス基板1上には、スキャン電極とサステイン電極とで対をなすストライプ状の表示電極2が複数列形成され、そしてその電極群を覆うように誘電体層3が形成され、その誘電体層3上には保護膜4が形成されている。
【0012】
また、前記前面側の基板1に対向配置される背面側のガラス基板5上には、スキャン電極及びサステイン電極の表示電極2と交差するように、オーバーコート層6で覆われた複数列のストライプ状のアドレス電極7が形成されている。このアドレス電極7間のオーバーコート層6上には、アドレス電極7と平行に複数の隔壁8が配置され、この隔壁8間の側面及びオーバーコート層6の表面に蛍光体層9が設けられている。
【0013】
これらのガラス基板1とガラス基板5とは、スキャン電極及びサステイン電極の表示電極2とアドレス電極7とがほぼ直交するように、微小な放電空間を挟んで対向配置されるとともに、周囲が封止され、そして前記放電空間には、ヘリウム、ネオン、アルゴン、キセノンのうちの一種または混合ガスが放電ガスとして封入されている。また、放電空間は、隔壁8によって複数の区画に仕切ることにより、表示電極2とアドレス電極7との交点が位置する複数の放電セルが設けられ、その各放電セルには、赤色、緑色及び青色となるように蛍光体層9が一色ずつ順次配置されている。
【0014】
図2に上記で説明した構造のパネルを組み込んだプラズマディスプレイ装置の全体構成の一例を示している。図において、パネル10を収容する筐体は、パネル10の表示領域に対応した窓11aを有するとともに表示領域以外の周辺部を覆うプラスチックもしくは金属製の前面枠11と、金属製のバックカバー12とから構成され、前面枠11の開口部には光学フィルター及びパネル10の保護を兼ねたガラス等からなる前面カバー13が配置されている。また、この前面カバー13には電磁波の不要輻射を抑制するために、例えば銀蒸着が施されている。さらに、バックカバー12には、パネル10等で発生した熱を外部に放出するための複数の通気孔12aが設けられている。
【0015】
前記パネル10は、アルミニウム等からなるシャーシ部材14の前面に熱伝導シート15を介して接着することにより保持され、そしてシャーシ部材14の後面側には、パネル10を表示駆動させるための複数の回路ブロック16が取り付けられ、これにより表示ユニットが構成されている。前記熱伝導シート15は、パネル10で発生した熱をシャーシ部材14に効率よく伝え、放熱を行うためのものである。また、回路ブロック16はパネル10の表示駆動とその制御を行うための電気回路を備えており、パネル10の縁部に引き出された電極引出部に、シャーシ部材14の四辺の縁部を越えて延びる複数のフレキシブル配線板(図示せず)によって電気的に接続されている。
【0016】
また、シャーシ部材14の後面には、回路ブロック16を取り付けたり、バックカバー12を固定するためのボス部14aがダイカスト等による一体成型により突設されている。なお、このシャーシ部材14は、アルミニウム平板に固定ピンを固定して構成してもよい。
【0017】
図3に本発明のプラズマディスプレイ装置の要部構造を示しており、図3において、前面枠11の下端部には、プラズマディスプレイ装置の奥行方向に摺動可能に電源ボタン17が配設されている。18は電源ボタン17を図3の矢印方向に押したとき元の状態に復帰させるばねで、電源ボタン17を常時、前面枠11の前方に突出する方向に付勢している。
【0018】
19は回路ブロック16に配設し電源のON−OFFを行うプッシュオン、プッシュオフのプッシュ式の電源スイッチで、前記電源ボタン17の操作ストローク方向(図3の矢印A)に対して直角方向の操作ストローク(図3の矢印B)を有するように配置されている。そして、この電源スイッチ19と電源ボタン17との間には、一端が前記電源ボタン17の一端に当接するとともに他端が前記電源スイッチ19の操作レバー19aに当接する回動レバー20が軸21により回動可能に軸支されて配設されている。
【0019】
このように本発明においては、実際にユーザーが押す電源ボタン17の操作ストローク方向に対しディスプレイの電源をON−OFFする電気回路上にある電源スイッチ19の操作ストローク方向を90°の位置に配置することにより、プラズマディスプレイ装置の奥行寸法の薄型化を図っており、回路上の電源スイッチ19として、特に小型のものを使用することなく、セットの奥行寸法を薄くすることができる。
【0020】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明にかかるプラズマディスプレイ装置によれば、回路上の電源スイッチは特に小型のものを使用することなく比較的安価で大型の汎用部品を使用し、コストの削減と奥行寸法の削減を実現することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プラズマディスプレイ装置のパネルの概略構成を示す斜視図
【図2】プラズマディスプレイ装置の内部の配置構造を示す分解斜視図
【図3】本発明の一実施の形態によるプラズマディスプレイ装置の要部構造を示す断面図
【符号の説明】
10 パネル
11 前面枠
12 バックカバー
16 回路ブロック
17 電源ボタン
19 電源スイッチ
19a 操作レバー
20 回動レバー
21 軸
【発明の属する技術分野】
本発明は、大画面で、薄型、軽量のディスプレイ装置として知られているプラズマディスプレイ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
このプラズマディスプレイ装置では、ガス放電により紫外線を発生させ、この紫外線で蛍光体を励起して発光させカラー表示を行っている。そして、ガラス基板上に隔壁によって区画された表示セルが設けられており、これに蛍光体層が形成されている構成を有する。
【0003】
このプラズマディスプレイ装置には、大別して、駆動的にはAC型とDC型があり、放電形式では面放電型と対向放電型の2種類があるが、高精細化、大画面化及び製造の簡便性から、現状では、プラズマディスプレイ装置の主流は、3電極構造の面放電型のもので、その構造は、一方のガラス基板上に平行に隣接した表示電極対を有し、もう一方のガラス基板上に表示電極と交差する方向に配列されたアドレス電極と、隔壁、蛍光体層を有するもので、比較的蛍光体層を厚くすることができ、蛍光体によるカラー表示に適している。
【0004】
このようなプラズマディスプレイ装置は、液晶パネルに比べて高速の表示が可能であり、視野角が広いこと、大型化が容易であること、自発光型であるため表示品質が高いことなどの理由から、フラットパネルディスプレイの中で最近特に注目を集めており、多くの人が集まる場所での表示装置や家庭で大画面の映像を楽しむための表示装置として各種の用途に使用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような薄型を特徴とするプラズマディスプレイ装置においては、薄型を追求するあまり、回路部品等においても、コンパクトな部品を使用し汎用部品のコストメリットを生かせない面がある。例えば、電源スイッチにおいても、比較的部品単価の安い汎用のスイッチを使用すると、奥行方向の寸法はそのスイッチの大きさに制限され、理想的なセットの奥行の薄型化が図れないため、比較的単価の高い小型のスイッチを使用して奥行方向の薄型化を実現している。
【0006】
また、外観のフラットなデザインを生かすため、電源ボタンをON−OFFした後でも、電源ボタンの外観面が常にフラットな位置に来るようにボタン内部にバネを設けた構造をとるため、限られたスペースに電源ボタンと電気回路上の電源スイッチを直線状に配置することは奥行寸法の薄型化の弊害になるという課題があった。
【0007】
本発明はこのような課題を解決し、汎用スイッチを使用しコスト削減を実現しつつ、奥行の薄型化を図ることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明のプラズマディスプレイ装置は、前面枠にプラズマディスプレイ装置の奥行方向に摺動可能に電源ボタンを配設するとともに、前記回路ブロックに前記電源ボタンの操作ストローク方向に対して直角方向の操作ストロークを有するプッシュ式の電源スイッチを配設し、かつ一端が前記電源ボタンの一端に当接するとともに他端が前記電源スイッチの操作レバーに当接する回動レバーを回動可能に軸支して配設したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
すなわち、本発明の請求項1記載の発明は、パネル及びこのパネルの背面側に配置されかつパネルに信号を印加して表示を行う回路ブロックからなる表示ユニットと、この表示ユニットの回路ブロックが配置された背面側を覆うように配設したバックカバーと、このバックカバーとともに前記表示ユニットを収容する筐体を構成して前記パネルの前面側に配置されかつ前記パネルの表示領域に対応した窓を有するとともに表示領域以外の周辺部を覆う前面枠とを備え、前記前面枠にプラズマディスプレイ装置の奥行方向に摺動可能に電源ボタンを配設するとともに、前記回路ブロックに前記電源ボタンの操作ストローク方向に対して直角方向の操作ストロークを有するプッシュ式の電源スイッチを配設し、かつ一端が前記電源ボタンの一端に当接するとともに他端が前記電源スイッチの操作レバーに当接する回動レバーを回動可能に軸支して配設したものである。
【0010】
以下、本発明の一実施の形態によるプラズマディスプレイ装置について、図1〜図3を用いて説明するが、本発明の実施の態様はこれに限定されるものではない。
【0011】
まず、プラズマディスプレイ装置におけるプラズマディスプレイ装置パネルの構造について図1を用いて説明する。図1に示すように、透明な前面側のガラス基板1上には、スキャン電極とサステイン電極とで対をなすストライプ状の表示電極2が複数列形成され、そしてその電極群を覆うように誘電体層3が形成され、その誘電体層3上には保護膜4が形成されている。
【0012】
また、前記前面側の基板1に対向配置される背面側のガラス基板5上には、スキャン電極及びサステイン電極の表示電極2と交差するように、オーバーコート層6で覆われた複数列のストライプ状のアドレス電極7が形成されている。このアドレス電極7間のオーバーコート層6上には、アドレス電極7と平行に複数の隔壁8が配置され、この隔壁8間の側面及びオーバーコート層6の表面に蛍光体層9が設けられている。
【0013】
これらのガラス基板1とガラス基板5とは、スキャン電極及びサステイン電極の表示電極2とアドレス電極7とがほぼ直交するように、微小な放電空間を挟んで対向配置されるとともに、周囲が封止され、そして前記放電空間には、ヘリウム、ネオン、アルゴン、キセノンのうちの一種または混合ガスが放電ガスとして封入されている。また、放電空間は、隔壁8によって複数の区画に仕切ることにより、表示電極2とアドレス電極7との交点が位置する複数の放電セルが設けられ、その各放電セルには、赤色、緑色及び青色となるように蛍光体層9が一色ずつ順次配置されている。
【0014】
図2に上記で説明した構造のパネルを組み込んだプラズマディスプレイ装置の全体構成の一例を示している。図において、パネル10を収容する筐体は、パネル10の表示領域に対応した窓11aを有するとともに表示領域以外の周辺部を覆うプラスチックもしくは金属製の前面枠11と、金属製のバックカバー12とから構成され、前面枠11の開口部には光学フィルター及びパネル10の保護を兼ねたガラス等からなる前面カバー13が配置されている。また、この前面カバー13には電磁波の不要輻射を抑制するために、例えば銀蒸着が施されている。さらに、バックカバー12には、パネル10等で発生した熱を外部に放出するための複数の通気孔12aが設けられている。
【0015】
前記パネル10は、アルミニウム等からなるシャーシ部材14の前面に熱伝導シート15を介して接着することにより保持され、そしてシャーシ部材14の後面側には、パネル10を表示駆動させるための複数の回路ブロック16が取り付けられ、これにより表示ユニットが構成されている。前記熱伝導シート15は、パネル10で発生した熱をシャーシ部材14に効率よく伝え、放熱を行うためのものである。また、回路ブロック16はパネル10の表示駆動とその制御を行うための電気回路を備えており、パネル10の縁部に引き出された電極引出部に、シャーシ部材14の四辺の縁部を越えて延びる複数のフレキシブル配線板(図示せず)によって電気的に接続されている。
【0016】
また、シャーシ部材14の後面には、回路ブロック16を取り付けたり、バックカバー12を固定するためのボス部14aがダイカスト等による一体成型により突設されている。なお、このシャーシ部材14は、アルミニウム平板に固定ピンを固定して構成してもよい。
【0017】
図3に本発明のプラズマディスプレイ装置の要部構造を示しており、図3において、前面枠11の下端部には、プラズマディスプレイ装置の奥行方向に摺動可能に電源ボタン17が配設されている。18は電源ボタン17を図3の矢印方向に押したとき元の状態に復帰させるばねで、電源ボタン17を常時、前面枠11の前方に突出する方向に付勢している。
【0018】
19は回路ブロック16に配設し電源のON−OFFを行うプッシュオン、プッシュオフのプッシュ式の電源スイッチで、前記電源ボタン17の操作ストローク方向(図3の矢印A)に対して直角方向の操作ストローク(図3の矢印B)を有するように配置されている。そして、この電源スイッチ19と電源ボタン17との間には、一端が前記電源ボタン17の一端に当接するとともに他端が前記電源スイッチ19の操作レバー19aに当接する回動レバー20が軸21により回動可能に軸支されて配設されている。
【0019】
このように本発明においては、実際にユーザーが押す電源ボタン17の操作ストローク方向に対しディスプレイの電源をON−OFFする電気回路上にある電源スイッチ19の操作ストローク方向を90°の位置に配置することにより、プラズマディスプレイ装置の奥行寸法の薄型化を図っており、回路上の電源スイッチ19として、特に小型のものを使用することなく、セットの奥行寸法を薄くすることができる。
【0020】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明にかかるプラズマディスプレイ装置によれば、回路上の電源スイッチは特に小型のものを使用することなく比較的安価で大型の汎用部品を使用し、コストの削減と奥行寸法の削減を実現することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プラズマディスプレイ装置のパネルの概略構成を示す斜視図
【図2】プラズマディスプレイ装置の内部の配置構造を示す分解斜視図
【図3】本発明の一実施の形態によるプラズマディスプレイ装置の要部構造を示す断面図
【符号の説明】
10 パネル
11 前面枠
12 バックカバー
16 回路ブロック
17 電源ボタン
19 電源スイッチ
19a 操作レバー
20 回動レバー
21 軸
Claims (1)
- パネル及びこのパネルの背面側に配置されかつパネルに信号を印加して表示を行う回路ブロックからなる表示ユニットと、この表示ユニットの回路ブロックが配置された背面側を覆うように配設したバックカバーと、このバックカバーとともに前記表示ユニットを収容する筐体を構成して前記パネルの前面側に配置されかつ前記パネルの表示領域に対応した窓を有するとともに表示領域以外の周辺部を覆う前面枠とを備え、前記前面枠にプラズマディスプレイ装置の奥行方向に摺動可能に電源ボタンを配設するとともに、前記回路ブロックに前記電源ボタンの操作ストローク方向に対して直角方向の操作ストロークを有するプッシュ式の電源スイッチを配設し、かつ一端が前記電源ボタンの一端に当接するとともに他端が前記電源スイッチの操作レバーに当接する回動レバーを回動可能に軸支して配設したことを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002228866A JP2004071344A (ja) | 2002-08-06 | 2002-08-06 | プラズマディスプレイ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002228866A JP2004071344A (ja) | 2002-08-06 | 2002-08-06 | プラズマディスプレイ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004071344A true JP2004071344A (ja) | 2004-03-04 |
Family
ID=32015445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002228866A Pending JP2004071344A (ja) | 2002-08-06 | 2002-08-06 | プラズマディスプレイ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004071344A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008028813A (ja) * | 2006-07-24 | 2008-02-07 | Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc | 携帯端末用ホルダ |
EP3001942A4 (en) * | 2013-12-16 | 2017-04-19 | Olympus Corporation | Medical device |
-
2002
- 2002-08-06 JP JP2002228866A patent/JP2004071344A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008028813A (ja) * | 2006-07-24 | 2008-02-07 | Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc | 携帯端末用ホルダ |
JP4566957B2 (ja) * | 2006-07-24 | 2010-10-20 | ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ株式会社 | 携帯端末用ホルダ |
EP3001942A4 (en) * | 2013-12-16 | 2017-04-19 | Olympus Corporation | Medical device |
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