JP2004068998A - ガスケットの取付構造およびその取付方法 - Google Patents

ガスケットの取付構造およびその取付方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ガスケットを被シール部位と一体とし、別体のガスケットを取付ける作業を省き、取付け不良も回避し、接着剤及び離型紙も使用せず、これらを使用する不利を無くし、作業性がよく確実なシール性が保持されるガスケットの取付構造およびその取付方法を提供する。
【解決手段】被シール部位のガスケットの装着部に沿って凹部が適数設けられ、この凹部は、縦断面形状が開口から同一内径部となり、この同一内径部から段部を介して同一内径部より小径の開口となり、この開口から末広がりに傾斜する傾斜内面を有する断面ほぼ逆台形状に連続する袋孔であり、ガスケットは被シール部位の装着部に沿ってモールド加工で形成され、ガスケットに形成された係止突起が前記凹部に嵌入して抜け止めとなり被シール部位と一体に形成されていることを特徴とする。
【選択図】     図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ハードディスクドライブ等のOA機器及び携帯電話等の通信機器、等のシール部位に適用して最適なシール部位におけるガスケットの取付構造およびその取付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、OA機器及び通信機器等のシール部位は、気密・防水または防湿性、防塵性、クッション性などを確保するためガスケットを介在させシーリングしている。介在されたガスケットは、被シール部位間にはさまれて圧縮されシーリングする。例えば、図9に示すようにシール部位がハードディスクドライブケース(以下、HDDケースという)1の筐体2と蓋体3との間である場合には、蓋体3にガスケット34が装着され、筐体2に蓋体3を被嵌すると筐体2と蓋体との間がガスケット34でシールされる。
【0003】
このガスケットとしては、従来、次のようなものが提案されている。
(1)ガスケットの片面に接着剤が設けられており、図10に示すようにHDDケース1の筐体2と蓋体3との間において、蓋体3の被シール部位に、シール材35を接着剤(粘着剤も含む)36で接着して使用するガスケット34aで、この接着剤36は離型紙で保護されており、使用に際し離型紙を剥がし使用するもの。
【0004】
(2)図11に示すようにステンレス等からなる枠状の芯材37の上下面に、それぞれシール材35を接着したガスケット34bで、このガスケット34bを筐体2と蓋体3との間にネジ止めして組み付け使用するもの。
(3)図12に示すようにステンレス等からなる枠状の芯材37に複数の穴38を穿設し、この穴38内にシール材35が充填されるように芯材37の両面にシール材35を取付けたガスケット34cで、このガスケット34cを筐体2と蓋体3との間に挟み込んで使用するもの。この時、ガスケット34cは、ネジ止めされるのが通常である。
【0005】
(4)図13に示すように、蓋体3の被シール部位にシール材35を加硫接着させたガスケット34dで、蓋体3と一体となっているもの。
(5)図14に示すように、蓋体3の被シール部位に沿って複数の穴39を穿設し、この穴39にシール材35が充填されて蓋体3の上下面に取付けられたガスケット34eで、蓋体3と一体となっているもの。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ガスケットは、柔軟な弾性体、例えば弾性を有する発泡体で形成され、しかも厚みが薄く、幅も小さいため、剛性がなく柔らかいものである。従って、前記(1)の図10に示すガスケット34aにおいては、被シール部位への装着時に、形状が安定化せず、取付けが難しく作業性が悪い。形状が安定化せず取り付け不良を起こし易い。また、使用の際に剥がした離型紙はゴミとして処理問題が発生する、等の課題がある。
【0007】
また、前記(2)の図11に示すガスケット34b及び(3)の図12に示すガスケット34cは、蓋体3とは別にガスケット34bおよび34cの洗浄が必要となるし、また、筐体2と蓋体3との間にガスケット34bまたは34cを介在させて取付けるので取付けに手数がかかるし、芯材37が高いのでコストアップとなる、等の課題がある。
【0008】
また、前記(4)の図13に示すガスケット34dは、ガスケットの断面形状の自由度が低く(任意の形状ができない)、シール性に課題がある。
【0009】
さらに、前記(5)の図14に示すガスケット34eは、蓋体3に複数の穴39が穿設してあるため、この部分でのシール性の確実性が低下する課題がある。
【0010】
この発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ガスケットを被シール部位と一体とし、別体のガスケットを取付ける作業を省き、取付け不良も回避し、作業性がよく確実なシール性が保持されるガスケットの取付構造およびその取付方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、この発明のガスケットの取付構造は、被シール部位のガスケットの装着部に沿って凹部が適数設けられ、この凹部は、縦断面形状が開口から同一内径部となり、この同一内径部から段部を介して同一内径部より小径の開口となり、この開口から末広がりに傾斜する傾斜内面を有する断面ほぼ逆台形状に連続する袋孔であり、ガスケットは被シール部位の装着部に沿ってモールド加工で形成され、ガスケットに形成された係止突起が前記凹部に嵌入して抜け止めとなり被シール部位と一体に形成されていることを特徴とする。
これによりガスケットは、モールド加工で形成するとき、凹部にシール材が流入して係止突起となり、これが凹部に嵌入して抜け止めとなって被シール部位と一体となる。従って、ガスケットは接着剤を使用しなくても被シール部位と一体となるし、凹部は、縦断面形状が開口から同一内径部となり、この同一内径部から段部を介して同一内径部より小径の開口となり、この開口から末広がりに傾斜する傾斜内面を有する断面ほぼ逆台形状に連続する袋孔であり、この凹部にガスケットの係止突起が嵌入しているので確実に抜け止めされる。
【0012】
また、この発明のガスケットの取付構造は、被シール部位への装着部に沿って凹溝が設けられ、この凹溝は、縦断面形状が開口から同一内径部となり、この同一内径部から段部を介して同一内径部より小径の開口となり、この開口から末広がりに傾斜する傾斜内面を有する断面ほぼ逆台形状に連続する形状であり、ガスケットはこの凹溝に沿ってモールド加工で形成され、ガスケットに形成された係止部が前記凹溝に嵌入して抜け止めとなり、被シール部位と一体に形成されていることを特徴とする。
これにより凹溝は、縦断面形状が開口から同一内径部となり、この同一内径部から段部を介して同一内径部より小径の開口となり、この開口から末広がりに傾斜する傾斜内面を有する断面ほぼ逆台形状に連続する袋孔であり、ガスケットはこの凹溝に係止部が嵌入して被シール部位と一体に形成されているので、ガスケットは確実に抜け止めされて被シール部位と一体となるから、シール性は確実に保持される。
【0013】
また、この発明のガスケットの取付方法は、被シール部位のガスケットの装着部に沿って凹部を適数設け、この凹部は、被シール部位にポンチで打ち込み一次凹部を形成し、次に前記ポンチより大径のポンチで前記一次凹部に途中まで打ち込み二次凹部とすることで、縦断面形状が開口から同一内径部となり、この同一内径部から段部を介して同一内径部より小径の開口となり、この開口から末広がりに傾斜する傾斜内面を有する断面ほぼ逆台形状に連続する袋孔に形成し、その後、被シール部位のガスケットの装着部に沿ってモールド加工でガスケットを形成することを特徴とする。
これによりガスケットは、モールド加工時に凹部に流入したシール材が係止突起に形成されて抜け止めとなり被シール部位と一体に形成される。また、凹部は、被シール部位にポンチで打ち込み一次凹部を形成し、次に前記ポンチより大径のポンチで前記一次凹部に途中まで打ち込み形成できるので、これは連続工程で形成でき、ガスケットは次のモールド加工により形成するので、被シール部位に一体に取付けることが可能となる。
【0014】
また、この発明のガスケットの取付方法は、被シール部位のガスケットの装着部に沿って凹溝を設け、この凹溝は、被シール部位にポンチで打ち込み一次凹溝を形成し、次に前記ポンチより幅広のポンチで前記一次凹溝に途中まで打ち込み二次凹溝とすることで、縦断面形状が開口から同一内径部となり、この同一内径部から段部を介して同一内径部より小径の開口となり、この開口から末広がりに傾斜する傾斜内面を有する断面ほぼ逆台形状に連続する凹溝に形成し、その後、被シール部位の前記凹溝に沿ってモールド加工でガスケットを形成することを特徴とする。
これにより、ガスケットは、モールド加工時に凹溝に流入したシール材が係止部に形成されて抜け止めとなり被シール部位と一体に形成される。また、被シール部位への凹溝の形成は蓋体を形成する工程に組み込んで形成でき、次にモールド加工でガスケットの形成ができる。
【0015】
尚、この発明で凹部および凹溝における同一内径部とは、全く同一内径の他にこの発明の要旨を逸脱しない範囲内において多少の増減の変化も含むものである。また、凹溝の長さは任意であり、その数は1つでも複数でも含むし、環状溝も含むものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面と共に詳細に説明する。図1はこの発明の実施の形態を示すガスケットの取付構造の断面説明図、図2はこの発明の実施の形態を示すガスケットの取付構造の分解斜視図である。
【0017】
この実施の形態は、シール部位がHDDケース1の筐体2と蓋体3との間であり、被シール部位がHDDケース1の蓋体3の場合であり、ガスケット4は蓋体3に取り付けられている。蓋体3のガスケット4の装着部に沿って凹部6が適当間隔で環状に位置して設けられており、この凹部6は横断面円形の袋孔であり、縦断面形状が開口7から同一内径部8となり、この同一内径部8から段部9を介して同一内径部8より小径の開口10となり、この開口10から末広がりに傾斜する傾斜内面11を有する断面ほぼ逆台形状に連続する袋孔となっている。ガスケット4は、その係止突起5が前記凹部6に嵌入されて抜け止めされ蓋体3に一体に取付けられている。凹部6は縦断面形状が開口10から末広がりに傾斜する傾斜内面11を有する断面ほぼ逆台形状に連続する形状の存在により、係止突起5は傾斜内面11において確実に抜け止めされる。これによりガスケット4も蓋体3に確実に装着され蓋体3と一体となる。
【0018】
ガスケット4の係止突起5は、図2に示すように蓋体3の凹部6の位置に対応して設けられる。本例では被シール部位がHDDケース1の蓋体3であり、ガスケット4は蓋体3の内周面に沿って設けられるため、蓋体3に設けられる凹部6は、このガスケット4の装着部に沿って適当間隔で環状に位置して設けられ、ガスケット4の係止突起5も、これに対応して設けられることになる。
【0019】
図3はこの発明の他の実施の形態を示すガスケットの取付構造の分解斜視図である。
本例は被シール部位がHDDケース1の蓋体3であり、蓋体3のガスケット14の装着部に沿って凹溝16として環状溝が設けられ、ガスケット14はその係止部15が凹溝16に嵌入して抜け止めされ蓋体3に一体に取付けられている。被シール部位がHDDケース1の蓋体3であり、ガスケット14は、蓋体3の内周面に沿って設けられるため、凹溝16も蓋体3の内周面に沿って設けられる環状溝となる。
【0020】
この凹溝16は、図3に示すように縦断面形状が開口17から同一内径部18となり、この同一内径部18から段部19を介して同一内径部18より小径の開口20となり、この開口20から末広がりに傾斜する傾斜内面21を有する断面ほぼ逆台形状に連続する形状である。従って、ガスケット14は、その係止部15が前記凹溝16に嵌入して蓋体3に一体に取付けられているので、係止部15は傾斜内面21において確実に抜け止めされる。
【0021】
しかして、このようなガスケットの取付構造によれば、ガスケット4および14は、その係止突起5または係止部15が、凹部6または凹溝16に嵌入して取付けられ、凹部6または凹溝16は縦断面形状が末広がりに傾斜する傾斜内面11を有するほぼ逆台形状の部分が存在するので、係止突起5または係止部15は傾斜内面11で確実に抜け止めが図られ、ガスケット4および14は蓋体3と一体となる。したがって筐体2と蓋体3との間はガスケット4または14によって気密性、防水または防湿性、防塵性、クッション性などのシール性が確実に確保される。
【0022】
次にガスケット4および14の取付方法を、図面と共に説明する。図4はガスケットの取付方法を工程順(a)(b)に示す拡大説明図であり、蓋体に凹部を形成する場合を示している。
まず、蓋体3のガスケット4の装着部に沿って図4(a)に示すように横断面円形で直径W1のポンチ12を用いて打ち込み一次凹部22を形成する。次に図4(b)に示すように前記ポンチ12より大径の直径W2のポンチ13を用いて前記一次凹部22に途中まで打ち込み二次凹部23を形成する。するとポンチ12よりポンチ13の方が大径のため一次凹部22より二次凹部23の方の内径が大径となるから、一次凹部22と二次凹部23との境界には段部9が形成される。この段部9が形成される時、既に一次凹部22が形成されていてその部分が空洞(内側に抵抗物が存在しない)で、底部は蓋体の構成部材であり変形が阻止されるので、一次凹部22の内側面は内側に末広がりに傾斜する傾斜内面11となる。即ち、縦断面形状が開口7から同一内径部8となり、この同一内径部8から段部9を介して同一内径部8より小径の開口10となり、この開口10から末広がりに傾斜する傾斜内面11を有する断面ほぼ逆台形状に連続する袋孔の凹部6に形成される。
【0023】
次に、蓋体3のガスケット4の装着部に沿ってモールド加工でガスケット4を形成する。例えば、ガスケット4の装着部との間にキャビティを形成する成形型を蓋体3にあてがって、これにより形成されるキャビティに流動化したシール材を充填し、その後、固化することによって蓋体3と一体のガスケット4を成形する。
この時、蓋体3のガスケット4の装着部に沿って凹部6が存在するので、凹部6にもシール材が流入し固化することによって係止突起5となるため、ガスケット4は係止突起5が凹部6に嵌入した格好で蓋体3と一体に形成される。図5及び図6はこのようにしてガスケット4が蓋体3に取付けられた状態を示している。なお、同図において図1および図2に示す実施の形態と同一構成要素には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0024】
また、前記のように凹部6の形成を、蓋体3にポンチ12で打ち込み一次凹部22を形成し、次に前記ポンチ12より大径のポンチ13で前記一次凹部22に途中まで打ち込み形成する方法で行うと、蓋体3を形成する工程に組み込んで、連続工程において蓋体3への凹部6の形成ができる。
また、ガスケット4も蓋体3へのモールド加工で形成するので、前記凹部6の成形に続いて次の工程で作業ができるものである。
【0025】
さらに、蓋体3のガスケット14の装着部に沿って凹溝16を環状に形成し、この凹溝16に沿ってガスケット14をモールド加工する場合は、前記ポンチ12および13の形状を代えるだけで、前記実施の形態と同様にガスケット14を取付けることができる。図7および図8はこのようにガスケット14の係止部15が凹溝16に嵌入して蓋体3に取付けられた状態を示している。なお、同図において図3に示す実施の形態と同一構成要素には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0026】
しかして、前記ガスケットの取付方法によれば、係止突起5または係止部15が凹部6または凹溝16に嵌入し抜け止めされ蓋体3と一体のガスケット4または14を容易に形成することができる。
【0027】
なお、前記実施の形態は、この発明を制限するものではなく、この発明は要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形が許容される。例えば、被シール部位は、HDDケースの蓋体だけでなく、他の被シール部位も当然に包含する。また、ガスケットの形状も図示の実施の形態に限定されるものではないし、凹部も横断面円形に限定されるものではなく、例えば、長孔も含まれる。また、凹溝は連続しなくても間欠的に設けてもよい。また、ガスケットの材料も使用可能なものであれば、特に限定されない。一例としてEPDM、ポリウレタン等を挙げることができる。
【0028】
【発明の効果】
以上詳細に説明した通り、この発明のガスケットの取付構造およびその取付方法によれば、次のような効果を奏する。
(1)被シール部位のガスケットの装着部に沿って設けられた凹部および凹溝には、縦断面形状が末広がりに傾斜する傾斜内面を有する断面ほぼ逆台形状の部分が存在するので、ガスケットの凹部または凹溝に嵌入された係止突起または係止部は、前記傾斜内面で確実に抜け止めが図られるため、ガスケットは被シール部位と一体となり、シール性を確実に確保する。
【0029】
(2)ガスケットは被シール部位と一体となっているので、別体のガスケットを取付ける作業が省け、かつ、取付不良も生じない。また、接着剤及び離型紙も使用しないので、これらを使用する不利を回避できる。
【0030】
(3)この発明のガスケットの取付方法によれば、係止突起または係止部が凹部または凹溝に嵌入し抜け止めされ被シール部位と一体のガスケットを、容易に形成することができる。特に、凹部または凹溝が、縦断面形状が開口から同一内径部となり、この同一内径部から段部を介して同一内径部より小径の開口となり、この開口から末広がりに傾斜する傾斜内面を有する断面ほぼ逆台形状に連続する形状であっても、連続工程で容易に形成できるし、この凹部または凹溝に係止突起または係止部を嵌入して被シール部位と一体にガスケットを設けることも容易に形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示すガスケットの取付構造の断面説明図である。
【図2】この発明の実施の形態を示すガスケットの取付構造の分解斜視図である。
【図3】この発明の他の実施の形態を示すガスケットの取付構造の分解斜視図である。
【図4】この発明のガスケットの取付方法を工程順(a)(b)に示す拡大説明図である。
【図5】この発明のガスケットの取付方法で取付けられた状態を示す要部斜視図である。
【図6】この発明のガスケットの取付方法で取付けられた状態を示す要部断面図である。
【図7】この発明のガスケットの取付方法で取付けられた状態の他例を示す要部斜視図である。
【図8】この発明のガスケットの取付方法で取付けられた状態の他例を示す要部断面図である。
【図9】従来例を説明する要部斜視図である。
【図10】従来例を説明する要部断面説明図である。
【図11】他の従来例を説明する要部断面説明図である。
【図12】また、他の従来例を説明する要部断面説明図である。
【図13】また、他の従来例を説明する要部断面説明図である。
【図14】さらに、他の従来例を説明する要部断面説明図である。
【符号の説明】
1 HDDケース
2 筐体
3 蓋体
4、14 ガスケット
5 係止突起
6 凹部
7、17 開口
8、18 同一内径部
9、19 段部
10、20 開口
11、21 傾斜内面
12、13 ポンチ
15 係止部
16 凹溝
22 一次凹部
23 二次凹部

Claims (4)

  1. 被シール部位のガスケットの装着部に沿って凹部が適数設けられ、この凹部は、縦断面形状が開口から同一内径部となり、この同一内径部から段部を介して同一内径部より小径の開口となり、この開口から末広がりに傾斜する傾斜内面を有する断面ほぼ逆台形状に連続する袋孔であり、ガスケットは被シール部位の装着部に沿ってモールド加工で形成され、ガスケットに形成された係止突起が前記凹部に嵌入して抜け止めとなり被シール部位と一体に形成されていることを特徴とするガスケットの取付構造。
  2. 被シール部位への装着部に沿って凹溝が設けられ、この凹溝は、縦断面形状が開口から同一内径部となり、この同一内径部から段部を介して同一内径部より小径の開口となり、この開口から末広がりに傾斜する傾斜内面を有する断面ほぼ逆台形状に連続する形状であり、ガスケットはこの凹溝に沿ってモールド加工で形成され、ガスケットに形成された係止部が前記凹溝に嵌入して抜け止めとなり被シール部位と一体に形成されていることを特徴とするガスケットの取付構造。
  3. 被シール部位のガスケットの装着部に沿って凹部を適数設け、この凹部は、被シール部位にポンチで打ち込み一次凹部を形成し、次に前記ポンチより大径のポンチで前記一次凹部に途中まで打ち込み二次凹部とすることで、縦断面形状が開口から同一内径部となり、この同一内径部から段部を介して同一内径部より小径の開口となり、この開口から末広がりに傾斜する傾斜内面を有する断面ほぼ逆台形状に連続する袋孔に形成し、その後、被シール部位のガスケットの装着部に沿ってモールド加工でガスケットを形成し、この時、ガスケットは凹部に流入したシール材が係止突起に形成されて抜け止めとなり被シール部位と一体に形成されることを特徴とするガスケットの取付方法。
  4. 被シール部位のガスケットの装着部に沿って凹溝を設け、この凹溝は、被シール部位にポンチで打ち込み一次凹溝を形成し、次に前記ポンチより幅広のポンチで前記一次凹溝に途中まで打ち込み二次凹溝とすることで、縦断面形状が開口から同一内径部となり、この同一内径部から段部を介して同一内径部より小径の開口となり、この開口から末広がりに傾斜する傾斜内面を有する断面ほぼ逆台形状に連続する凹溝に形成し、その後、被シール部位の前記凹溝に沿ってモールド加工でガスケットを形成し、ガスケットは、この時凹部に流入したシール材が係止部に形成されて抜け止めとなり被シール部位と一体に形成されることを特徴とするガスケットの取付方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101612892B1 (ko) 2008-08-27 2016-04-15 니폰 메크트론 가부시키가이샤 전자 기기의 시일 구조

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