JP2004068295A - 型枠内への鉄筋結束ユニットの組込用スペーサー - Google Patents
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Abstract
【課題】型枠内に組付けた鉄筋結束ユニットの外周りに点在状に取付けて用いる為の、鉄筋同士の結束具としても兼用出来る、鉄筋結束ユニットの組込用スペーサーを提供する。
【解決手段】スペーサーは、鉄筋結束ユニットの外周りの鉄筋と、型枠の内壁面との間に設けた間隙の幅より幾分長さの長い小ブロック状のスペーサー本体1と、その基端面側に突設されて、スペーサー本体を鉄筋に強固に掛止させる為の掛止部材2との組合わせから成り、金属線材を折曲して作られる掛止部材2は、全体としてコ字形に形成した本体の両脚端を、対向状に斜め内向きに折り返して鉄筋挟持爪2bを設け、両脚の基端同士を連結させる連結バー2cの部分を、スペーサー本体内に埋設したことを特徴とする。掛止部材2の背丈は、鉄筋挟持爪2bの先端とスペーサー本体1の基端面1aとの間で、鉄筋同士の十字状交叉箇所を挟持し得る寸法にする。
【選択図】 図1
【解決手段】スペーサーは、鉄筋結束ユニットの外周りの鉄筋と、型枠の内壁面との間に設けた間隙の幅より幾分長さの長い小ブロック状のスペーサー本体1と、その基端面側に突設されて、スペーサー本体を鉄筋に強固に掛止させる為の掛止部材2との組合わせから成り、金属線材を折曲して作られる掛止部材2は、全体としてコ字形に形成した本体の両脚端を、対向状に斜め内向きに折り返して鉄筋挟持爪2bを設け、両脚の基端同士を連結させる連結バー2cの部分を、スペーサー本体内に埋設したことを特徴とする。掛止部材2の背丈は、鉄筋挟持爪2bの先端とスペーサー本体1の基端面1aとの間で、鉄筋同士の十字状交叉箇所を挟持し得る寸法にする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンクリートの打設型枠の中に、鉄筋連結ユニットを組込む際に、型枠の内壁面と、鉄筋結束ユニットの外周りの鉄筋との間に、所要幅の間隙を確実に確保させる為のスペーサーの役割を果たし、併せて、鉄筋同士の結束具としても役立つ、型枠内への鉄筋結束ユニットの組込用スペーサーに関する。
【0002】
【従来の技術】
図4及び図5に、型枠内への鉄筋結束ユニットの組込用スペーサーの、従来例を示した。
図4は、この従来のスペーサー100の斜視図であり、図5は、その使用状況を示した部分的な拡大側面図である。
スペーサー100は、図4に示した様に、コンクリート製でほぼ楔形をした小ブロック状体を、スペーサー本体51としている。
スペーサー本体51には、その基端面51aに近い箇所に、金属線材製の1組の固定爪52を、方形の基端面51aの対角線の両端近くの箇所に於いて、基端面51aから突き出た状態で突設している。
【0003】
固定爪52は、図4に示した様に、基端面51aと並行状態でスペーサー本体51に埋め込んだ直線状の埋込脚52aと、その一端側をスペーサー本体51の外側に突出させた突出端に折曲状態で延設されて、基端面51aから立ち上がる起立脚52bと、起立脚52bの上端から下向きに延設されて、鉄筋Bを、基端面51aと共同して挟持する為の(図5参照)屈曲部52cと、屈曲部52cの末端に延設した指掛部52dとで構成されている。
【0004】
スペーサー100を、図5の(b)に示した様に、鉄筋Bの側面に当接状態で固定させるには、先ず、図5の(a)に示した様に、基端面51aを鉄筋Bの軸線方向に対して斜めに傾けた状態で、スペーサー本体51を片手で掴み、1組の固定爪52の各屈曲部52cと基端面51aとの間に鉄筋Bを挟み込ませる。
続いて、スペーサー本体51を、傾けた方向とは逆方向に捻れば、(b)の固定状態にセットすることが出来る。
【0005】
図5中に仮想線で示したDは、コンクリート打設用の型枠である。
スペーサー100は、型枠D内に組込んだ鉄筋結束ユニット(図3のC参照)を構成する鉄筋群のうちの、外周りに位置する鉄筋Bに取付けられる。
そして、図示は省いたが、鉄筋結束ユニットCを組込み終えた型枠D内には、生コンクリートが流し込まれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記の構造を備えた、従来のスペーサー100には、尚、大いに改善すべき余地が残されている。
その第1は、固定爪52及びスペーサー本体51の形態からして、 型枠D内に生コンクリートを流し込んだ時に、スペーサー100が、落下して来る、或いは押し込まれて来る生コンクリートの押圧力によって、鉄筋Bから簡単に脱落し易いことである。
その第2は、折角、固定爪52を備えていながら、これを、鉄筋B同士の結束具として兼用させることが出来ないことである。
その第3は、図5の(b)に示した様に、鉄筋結束ユニットC(図示略)の外周りの鉄筋Bと、型枠Dの内壁面との間に設けた所定幅の隙間gに、鉄製の固定爪52の一部が突き出ている点である。
この様な状態は、施工基準に照らして望ましくない。
【0007】
そこで、本発明の目的は、型枠内に生コンクリートを流し込む際に、取付済みのスペーサーが、鉄筋から脱落してしまう恐れをほぼ確実に無くすことが出来、併せて、スペーサーに組付けてある掛止爪を、鉄筋B同士の結束具としても兼用出来、更には、施工基準に確実に適合した、型枠内への鉄筋結束ユニットの組込用スペーサーを提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成する為の、本発明による、型枠内への鉄筋結束ユニットの組込用スペーサーは、
コンクリート打設用の型枠Dの中に、鉄筋結束ユニットCを組み込む際に、その外周りの鉄筋と、型枠Dの内壁面との間に所要幅の間隙gを保たせる、等の役割を果たすものであって、
前記の間隙gの幅にほぼ等しい長さを有する小ブロック状のスペーサー本体1と、その基端面1a側に突設されて、スペーサー本体1を鉄筋に強固に掛止させる為の掛止部材2との組合わせから成り、
金属線材を折曲して作られる掛止部材2は、全体としてコ字形に形成した本体の両脚部分2a,2aの先端部を、対向状に斜め内向きに折り返して鉄筋挟持爪2bを設け、両脚部分2a,2aの基端同士を連結させる連結バー2cの部分が、スペーサー本体1内に埋め込まれていることを特徴とする。
そして、掛止部材2は、その鉄筋挟持爪2bの先端とスペーサー本体1の基端面1aとの間で、鉄筋同士の十字状交叉箇所を挟持し得る背丈寸法に設定するとよい。
又、連結バー2cには、その軸周りの回動を防ぐ為の屈曲箇所aを、間隙g内に突出させない状態で設けるとよい。
更に、スペーサー本体1の基端面1aには、鉄筋を半ば嵌め込ませる為の嵌込溝3を設けて、鉄筋への基端面1aの当接状態を安定させると共に、掛止部材2の一部が間隙gに突出しない様にするとよい。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明による、型枠内への鉄筋結束ユニットの組込用スペーサーの一実施例に就いて、図1〜図3を参照しながら説明する。
図1は、この実施例のスペーサーAの斜視図、図2は、スペーサーAを縦鉄筋B1と横鉄筋B2との交叉箇所に取付けた状態を示す部分斜視図、図3は、コンクリート打設用の型枠D内に、鉄筋結束ユニットCを組込み終えた状態を示す部分見取図である。
鉄筋結束ユニットCの外周り部分を構成する鉄筋Bには、複数個のスペーサーAを、適宜の間隔を隔てて点在状に取付けている。
【0010】
スペーサーAは、図3に示した様に、型枠Dの中に、鉄筋結束ユニットCを組込む際に、その外周りの鉄筋と、型枠Dの内壁面との間に所要幅の間隙gを保たせる役割の他に、図2に示した様に、鉄筋B同士の十字状交叉箇所に於いて、鉄筋B同士を結束させる結束具としての機能も併せ備えている。
【0011】
このスペーサーAは、図1に示した如き形態を備えている。
即ち、前記の間隙g幅よりも、その長さ寸法が幾分長い小ブロック状のスペーサー本体1に、このペーサー本体1を鉄筋Bに強固に掛止させる為の掛止部材2を組付けた構成を備えている。
【0012】
この実施例のペーサー本体1は、繊維質のフィラーや樹脂系の強化剤等を適宜に配合したコンクリート製で、ほぼ楔形に成形されおり、その尖端側とは反対側の方形の端面を、スペーサー本体1の基端面1aとしている。
この基端面1aには、鉄筋Bを安定状態で当接させる為に、鉄筋Bを半ば嵌め込ませる為の嵌込溝3を、スペーサー本体1の尖端側の縁部と平行方向に設けている。
【0013】
基端面1aに設けた鉄筋Bの嵌込溝3は、図1〜図3を参照すれば理解される様に、スペーサーAを鉄筋結束ユニットCの外周りの鉄筋Bに取付けた状態で、掛止部材2の一部が、間隙g内に突き出てしまうのを防ぐ役割も果たしてくれる。
【0014】
次に、掛止部材2の構成に就いて説明する。
この実施例の掛止部材2は、バネ鋼製の金属線材を曲げ加工して作られており、全体としてコ字形に形成した本体の両脚部分2a,2aの先端部を、対向状に斜め内向きに折り返すことによって、鉄筋挟持爪2b,2bを形成させている。
鉄筋挟持爪2b,2bの各先端間の間隔d(図1参照)は、鉄筋Bの直径より幾分狭くしている。
【0015】
そして、両脚部分2a,2aの基端同士を、所定長さの連結バー2cを介して一体に連結させている。
連結バー2cの真ん中部分には、連結バー2cがその軸周りに回動するのを防ぐ為の屈曲箇所aを設けている。
連結バー2cは、図1に示した様に、その両端部分を除いて、スペーサー本体1内に埋設している。
【0016】
屈曲箇所aは、スペーサーAを鉄筋結束ユニットCの外周りの鉄筋Bに取付けた状態で、間隙g内に突き出ない様に、スペーサー本体1の基端面1aに向けて屈曲させている。或いは、基端面1aに対して平行方向に折曲してもよい。
【0017】
図1に示した様に、この実施例では、1組の掛止部材2,2を、スペーサー本体1の基端面1aに設けた嵌込溝3の両外側に、この溝と平行状に対置させ、且つ、基端面1aから突出させた状態で、スペーサー本体1に組付けている。
【0018】
次に、スペーサーAの使い方に就いて、図2,図3を参照しながら説明する。
図3に示した様に、型枠D内に、鉄筋結束ユニットCを組込み終えた状態で、型枠Dの内壁面と、鉄筋結束ユニットCの外周りに配置された鉄筋Bとの間には、所要幅の間隙gを保たせる必要がある。
これによって、打設コンクリートの表面に一部の鉄筋が露出して、鉄筋によるコンクリートの補強効果や、外観が損なわれてしまうのを防ぐことが出来る。
【0019】
そこで、鉄筋結束ユニットCの外周りには、その大きさに対応した適宜の間隔を隔てて、図3に示した様に、複数個のスペーサーAを点在状に取付けることになる。
その取付け方は至極簡単であって、スペーサー本体1を掴んで、その基端面1aを、図2に示した様に、縦鉄筋B1と横鉄筋B2との十字状交叉箇所に向けて押し当てるだけでよい。
【0020】
その際に、スペーサー本体1の向きは、図2に示した様に、その嵌込溝3に、鉄筋B1が半ば嵌め込まれる方向にする。
スペーサー本体1を上記の交叉箇所に押し付けて行くと、両掛止部材2,2の対置状態にある鉄筋挟持爪2b,2bの各先端が、横鉄筋B2に当接する。
そこで、押圧力を強めると、掛止部材2は弾力性があるので、鉄筋挟持爪2b,2bの対向間隔dが押し拡げられる。
そこで更に押し続けると、一旦拡がった間隔dは元に戻って、スペーサーAの取付作業は殆どワンタッチ操作で完了する。
【0021】
図2に示したこの取付状態で、縦鉄筋B1は、スペーサー本体1の嵌込溝3に半ば嵌め込まれ、縦鉄筋B1と横鉄筋B2の交叉箇所は、スペーサー本体1の基端面1aと、計4本の鉄筋挟持爪2bの各先端との間で強固に挟み付けられる。
その為、この鉄筋交叉箇所では、スペーサーAは、鉄筋結束具としての役割も果たすことになる。
つまり、スペーサーAの取付けと、鉄筋同士の結束との2つの作業を、同時に、且つ、瞬時に終えることが出来る。
【0022】
鉄筋結束ユニットCを、その外周りにスペーサーAを点在状に取付けた状態で、型枠Dの中に組付け終えたら、次に、この型枠D内に生コンクリートを充填することになる。
その際に、各スペーサーAには、砂利等の骨材が混ざってかなり重みのある生コンクリートが勢いよくぶつかって来る。或いは、押し寄せて来る。
その為、冒頭に記した様に、従来のスペーサー100は、鉄筋への取付強度が劣るので、比較的簡単に鉄筋から外れてしまうことが多かった。
【0023】
それに対して、本発明によるスペーサーAは、スペーサー本体1に設けた嵌込溝3が、鉄筋Bの側面に半ば嵌まり込んでいるので、スペーサー本体1が簡単にズレ動く恐れがない。
そして、図2から容易に理解される様に、鉄筋Bを極めて安定な状態でくわえ込んでいる掛止部材2は、生コンクリートが勢いよくぶつかっても、鉄筋Bから外れてしまう恐れは殆ど皆無になる。
【0024】
【発明の効果】
以上の説明によって明らかな様に、本発明による型枠内への鉄筋結束ユニットの組込用スペーサーは、冒頭に記した既存品に比べて、以下に列挙した如きより優れた機能を発揮する。
(a) スペーサーは、複数組の掛止部材の各複数本の鉄筋挟持爪によって、鉄筋に、極めて強固に固定させることが出来る。
(b) その為、型枠内に生コンクリートを流し込む際に、取付済みのスペーサーが鉄筋から外れてしまう恐れはほぼ確実に解消する。
(c) スペーサーは、鉄筋に押し付けるだけで、極めて簡単・迅速に取付けられる。
(d) 掛止部材は、その連結バーの部分に廻り止用の屈曲箇所を設けたので、既述の従来品の固定爪とは異なって、取付時に強い力を受けてもグラ付く恐れが無い。
(e) スペーサー本体の基端面に設けた、鉄筋の嵌込溝によって、スペーサーの取付強度を更に格段に高められる。
(f) 鉄筋同士の十字状交叉箇所を結束する為の、鉄筋結束具の役割も同時に果たしてくれる。
(g) その分、鉄筋同士の結束作業に要する手間と経費を節減出来る。
(h) スペーサーによって確保された間隙内に、鉄製の掛止部材の一部が突き出て、施工基準に抵触してしまう恐れを生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、スペーサーの斜視図である。
【図2】同上、鉄筋同士の十字状交叉箇所にスペーサーを取付けた状態を示す部分斜視図である。
【図3】同上、その外周りに点在状にスペーサーを取付けた鉄筋結束ユニットが、型枠内に組込まれた状態を示す部分見取図である。
【図4】従来例を示すもので、スペーサーの斜視図である。
【図5】同上、鉄筋への、スペーサーの取付け方の説明図である。
【符号の説明】
A スペーサー
B1,B2(B) 鉄筋
C 鉄筋結束ユニット
D 型枠
1 スペーサー本体
1a 基端面
2 掛止部材
2a 両脚部分
2b 鉄筋挟持爪
2c 連結バー
3 嵌込溝
a 屈曲箇所
d 間隔
g 間隙
100 従来のスペーサー
51 スペーサー本体
51a 基端面
52 固定爪
52a 埋込脚
52b 起立脚
52c 屈曲部
52d 指掛部
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンクリートの打設型枠の中に、鉄筋連結ユニットを組込む際に、型枠の内壁面と、鉄筋結束ユニットの外周りの鉄筋との間に、所要幅の間隙を確実に確保させる為のスペーサーの役割を果たし、併せて、鉄筋同士の結束具としても役立つ、型枠内への鉄筋結束ユニットの組込用スペーサーに関する。
【0002】
【従来の技術】
図4及び図5に、型枠内への鉄筋結束ユニットの組込用スペーサーの、従来例を示した。
図4は、この従来のスペーサー100の斜視図であり、図5は、その使用状況を示した部分的な拡大側面図である。
スペーサー100は、図4に示した様に、コンクリート製でほぼ楔形をした小ブロック状体を、スペーサー本体51としている。
スペーサー本体51には、その基端面51aに近い箇所に、金属線材製の1組の固定爪52を、方形の基端面51aの対角線の両端近くの箇所に於いて、基端面51aから突き出た状態で突設している。
【0003】
固定爪52は、図4に示した様に、基端面51aと並行状態でスペーサー本体51に埋め込んだ直線状の埋込脚52aと、その一端側をスペーサー本体51の外側に突出させた突出端に折曲状態で延設されて、基端面51aから立ち上がる起立脚52bと、起立脚52bの上端から下向きに延設されて、鉄筋Bを、基端面51aと共同して挟持する為の(図5参照)屈曲部52cと、屈曲部52cの末端に延設した指掛部52dとで構成されている。
【0004】
スペーサー100を、図5の(b)に示した様に、鉄筋Bの側面に当接状態で固定させるには、先ず、図5の(a)に示した様に、基端面51aを鉄筋Bの軸線方向に対して斜めに傾けた状態で、スペーサー本体51を片手で掴み、1組の固定爪52の各屈曲部52cと基端面51aとの間に鉄筋Bを挟み込ませる。
続いて、スペーサー本体51を、傾けた方向とは逆方向に捻れば、(b)の固定状態にセットすることが出来る。
【0005】
図5中に仮想線で示したDは、コンクリート打設用の型枠である。
スペーサー100は、型枠D内に組込んだ鉄筋結束ユニット(図3のC参照)を構成する鉄筋群のうちの、外周りに位置する鉄筋Bに取付けられる。
そして、図示は省いたが、鉄筋結束ユニットCを組込み終えた型枠D内には、生コンクリートが流し込まれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記の構造を備えた、従来のスペーサー100には、尚、大いに改善すべき余地が残されている。
その第1は、固定爪52及びスペーサー本体51の形態からして、 型枠D内に生コンクリートを流し込んだ時に、スペーサー100が、落下して来る、或いは押し込まれて来る生コンクリートの押圧力によって、鉄筋Bから簡単に脱落し易いことである。
その第2は、折角、固定爪52を備えていながら、これを、鉄筋B同士の結束具として兼用させることが出来ないことである。
その第3は、図5の(b)に示した様に、鉄筋結束ユニットC(図示略)の外周りの鉄筋Bと、型枠Dの内壁面との間に設けた所定幅の隙間gに、鉄製の固定爪52の一部が突き出ている点である。
この様な状態は、施工基準に照らして望ましくない。
【0007】
そこで、本発明の目的は、型枠内に生コンクリートを流し込む際に、取付済みのスペーサーが、鉄筋から脱落してしまう恐れをほぼ確実に無くすことが出来、併せて、スペーサーに組付けてある掛止爪を、鉄筋B同士の結束具としても兼用出来、更には、施工基準に確実に適合した、型枠内への鉄筋結束ユニットの組込用スペーサーを提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成する為の、本発明による、型枠内への鉄筋結束ユニットの組込用スペーサーは、
コンクリート打設用の型枠Dの中に、鉄筋結束ユニットCを組み込む際に、その外周りの鉄筋と、型枠Dの内壁面との間に所要幅の間隙gを保たせる、等の役割を果たすものであって、
前記の間隙gの幅にほぼ等しい長さを有する小ブロック状のスペーサー本体1と、その基端面1a側に突設されて、スペーサー本体1を鉄筋に強固に掛止させる為の掛止部材2との組合わせから成り、
金属線材を折曲して作られる掛止部材2は、全体としてコ字形に形成した本体の両脚部分2a,2aの先端部を、対向状に斜め内向きに折り返して鉄筋挟持爪2bを設け、両脚部分2a,2aの基端同士を連結させる連結バー2cの部分が、スペーサー本体1内に埋め込まれていることを特徴とする。
そして、掛止部材2は、その鉄筋挟持爪2bの先端とスペーサー本体1の基端面1aとの間で、鉄筋同士の十字状交叉箇所を挟持し得る背丈寸法に設定するとよい。
又、連結バー2cには、その軸周りの回動を防ぐ為の屈曲箇所aを、間隙g内に突出させない状態で設けるとよい。
更に、スペーサー本体1の基端面1aには、鉄筋を半ば嵌め込ませる為の嵌込溝3を設けて、鉄筋への基端面1aの当接状態を安定させると共に、掛止部材2の一部が間隙gに突出しない様にするとよい。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明による、型枠内への鉄筋結束ユニットの組込用スペーサーの一実施例に就いて、図1〜図3を参照しながら説明する。
図1は、この実施例のスペーサーAの斜視図、図2は、スペーサーAを縦鉄筋B1と横鉄筋B2との交叉箇所に取付けた状態を示す部分斜視図、図3は、コンクリート打設用の型枠D内に、鉄筋結束ユニットCを組込み終えた状態を示す部分見取図である。
鉄筋結束ユニットCの外周り部分を構成する鉄筋Bには、複数個のスペーサーAを、適宜の間隔を隔てて点在状に取付けている。
【0010】
スペーサーAは、図3に示した様に、型枠Dの中に、鉄筋結束ユニットCを組込む際に、その外周りの鉄筋と、型枠Dの内壁面との間に所要幅の間隙gを保たせる役割の他に、図2に示した様に、鉄筋B同士の十字状交叉箇所に於いて、鉄筋B同士を結束させる結束具としての機能も併せ備えている。
【0011】
このスペーサーAは、図1に示した如き形態を備えている。
即ち、前記の間隙g幅よりも、その長さ寸法が幾分長い小ブロック状のスペーサー本体1に、このペーサー本体1を鉄筋Bに強固に掛止させる為の掛止部材2を組付けた構成を備えている。
【0012】
この実施例のペーサー本体1は、繊維質のフィラーや樹脂系の強化剤等を適宜に配合したコンクリート製で、ほぼ楔形に成形されおり、その尖端側とは反対側の方形の端面を、スペーサー本体1の基端面1aとしている。
この基端面1aには、鉄筋Bを安定状態で当接させる為に、鉄筋Bを半ば嵌め込ませる為の嵌込溝3を、スペーサー本体1の尖端側の縁部と平行方向に設けている。
【0013】
基端面1aに設けた鉄筋Bの嵌込溝3は、図1〜図3を参照すれば理解される様に、スペーサーAを鉄筋結束ユニットCの外周りの鉄筋Bに取付けた状態で、掛止部材2の一部が、間隙g内に突き出てしまうのを防ぐ役割も果たしてくれる。
【0014】
次に、掛止部材2の構成に就いて説明する。
この実施例の掛止部材2は、バネ鋼製の金属線材を曲げ加工して作られており、全体としてコ字形に形成した本体の両脚部分2a,2aの先端部を、対向状に斜め内向きに折り返すことによって、鉄筋挟持爪2b,2bを形成させている。
鉄筋挟持爪2b,2bの各先端間の間隔d(図1参照)は、鉄筋Bの直径より幾分狭くしている。
【0015】
そして、両脚部分2a,2aの基端同士を、所定長さの連結バー2cを介して一体に連結させている。
連結バー2cの真ん中部分には、連結バー2cがその軸周りに回動するのを防ぐ為の屈曲箇所aを設けている。
連結バー2cは、図1に示した様に、その両端部分を除いて、スペーサー本体1内に埋設している。
【0016】
屈曲箇所aは、スペーサーAを鉄筋結束ユニットCの外周りの鉄筋Bに取付けた状態で、間隙g内に突き出ない様に、スペーサー本体1の基端面1aに向けて屈曲させている。或いは、基端面1aに対して平行方向に折曲してもよい。
【0017】
図1に示した様に、この実施例では、1組の掛止部材2,2を、スペーサー本体1の基端面1aに設けた嵌込溝3の両外側に、この溝と平行状に対置させ、且つ、基端面1aから突出させた状態で、スペーサー本体1に組付けている。
【0018】
次に、スペーサーAの使い方に就いて、図2,図3を参照しながら説明する。
図3に示した様に、型枠D内に、鉄筋結束ユニットCを組込み終えた状態で、型枠Dの内壁面と、鉄筋結束ユニットCの外周りに配置された鉄筋Bとの間には、所要幅の間隙gを保たせる必要がある。
これによって、打設コンクリートの表面に一部の鉄筋が露出して、鉄筋によるコンクリートの補強効果や、外観が損なわれてしまうのを防ぐことが出来る。
【0019】
そこで、鉄筋結束ユニットCの外周りには、その大きさに対応した適宜の間隔を隔てて、図3に示した様に、複数個のスペーサーAを点在状に取付けることになる。
その取付け方は至極簡単であって、スペーサー本体1を掴んで、その基端面1aを、図2に示した様に、縦鉄筋B1と横鉄筋B2との十字状交叉箇所に向けて押し当てるだけでよい。
【0020】
その際に、スペーサー本体1の向きは、図2に示した様に、その嵌込溝3に、鉄筋B1が半ば嵌め込まれる方向にする。
スペーサー本体1を上記の交叉箇所に押し付けて行くと、両掛止部材2,2の対置状態にある鉄筋挟持爪2b,2bの各先端が、横鉄筋B2に当接する。
そこで、押圧力を強めると、掛止部材2は弾力性があるので、鉄筋挟持爪2b,2bの対向間隔dが押し拡げられる。
そこで更に押し続けると、一旦拡がった間隔dは元に戻って、スペーサーAの取付作業は殆どワンタッチ操作で完了する。
【0021】
図2に示したこの取付状態で、縦鉄筋B1は、スペーサー本体1の嵌込溝3に半ば嵌め込まれ、縦鉄筋B1と横鉄筋B2の交叉箇所は、スペーサー本体1の基端面1aと、計4本の鉄筋挟持爪2bの各先端との間で強固に挟み付けられる。
その為、この鉄筋交叉箇所では、スペーサーAは、鉄筋結束具としての役割も果たすことになる。
つまり、スペーサーAの取付けと、鉄筋同士の結束との2つの作業を、同時に、且つ、瞬時に終えることが出来る。
【0022】
鉄筋結束ユニットCを、その外周りにスペーサーAを点在状に取付けた状態で、型枠Dの中に組付け終えたら、次に、この型枠D内に生コンクリートを充填することになる。
その際に、各スペーサーAには、砂利等の骨材が混ざってかなり重みのある生コンクリートが勢いよくぶつかって来る。或いは、押し寄せて来る。
その為、冒頭に記した様に、従来のスペーサー100は、鉄筋への取付強度が劣るので、比較的簡単に鉄筋から外れてしまうことが多かった。
【0023】
それに対して、本発明によるスペーサーAは、スペーサー本体1に設けた嵌込溝3が、鉄筋Bの側面に半ば嵌まり込んでいるので、スペーサー本体1が簡単にズレ動く恐れがない。
そして、図2から容易に理解される様に、鉄筋Bを極めて安定な状態でくわえ込んでいる掛止部材2は、生コンクリートが勢いよくぶつかっても、鉄筋Bから外れてしまう恐れは殆ど皆無になる。
【0024】
【発明の効果】
以上の説明によって明らかな様に、本発明による型枠内への鉄筋結束ユニットの組込用スペーサーは、冒頭に記した既存品に比べて、以下に列挙した如きより優れた機能を発揮する。
(a) スペーサーは、複数組の掛止部材の各複数本の鉄筋挟持爪によって、鉄筋に、極めて強固に固定させることが出来る。
(b) その為、型枠内に生コンクリートを流し込む際に、取付済みのスペーサーが鉄筋から外れてしまう恐れはほぼ確実に解消する。
(c) スペーサーは、鉄筋に押し付けるだけで、極めて簡単・迅速に取付けられる。
(d) 掛止部材は、その連結バーの部分に廻り止用の屈曲箇所を設けたので、既述の従来品の固定爪とは異なって、取付時に強い力を受けてもグラ付く恐れが無い。
(e) スペーサー本体の基端面に設けた、鉄筋の嵌込溝によって、スペーサーの取付強度を更に格段に高められる。
(f) 鉄筋同士の十字状交叉箇所を結束する為の、鉄筋結束具の役割も同時に果たしてくれる。
(g) その分、鉄筋同士の結束作業に要する手間と経費を節減出来る。
(h) スペーサーによって確保された間隙内に、鉄製の掛止部材の一部が突き出て、施工基準に抵触してしまう恐れを生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、スペーサーの斜視図である。
【図2】同上、鉄筋同士の十字状交叉箇所にスペーサーを取付けた状態を示す部分斜視図である。
【図3】同上、その外周りに点在状にスペーサーを取付けた鉄筋結束ユニットが、型枠内に組込まれた状態を示す部分見取図である。
【図4】従来例を示すもので、スペーサーの斜視図である。
【図5】同上、鉄筋への、スペーサーの取付け方の説明図である。
【符号の説明】
A スペーサー
B1,B2(B) 鉄筋
C 鉄筋結束ユニット
D 型枠
1 スペーサー本体
1a 基端面
2 掛止部材
2a 両脚部分
2b 鉄筋挟持爪
2c 連結バー
3 嵌込溝
a 屈曲箇所
d 間隔
g 間隙
100 従来のスペーサー
51 スペーサー本体
51a 基端面
52 固定爪
52a 埋込脚
52b 起立脚
52c 屈曲部
52d 指掛部
Claims (4)
- コンクリート打設用の型枠Dの中に、鉄筋結束ユニットCを組み込む際に、その外周りの鉄筋と、型枠Dの内壁面との間に所要幅の間隙gを保たせる、等の役割を果たすものであって、
前記の間隙gの幅にほぼ等しい長さを有する小ブロック状のスペーサー本体1と、その基端面1a側に突設されて、スペーサー本体1を鉄筋に強固に掛止させる為の掛止部材2との組合わせから成り、
金属線材を折曲して作られる掛止部材2は、全体としてコ字形に形成した本体の両脚部分2a,2aの先端部を、対向状に斜め内向きに折り返して鉄筋挟持爪2bを設け、両脚部分2a,2aの基端同士を連結させる連結バー2cの部分が、スペーサー本体1内に埋め込まれていることを特徴とする型枠内への鉄筋結束ユニットの組込用スペーサー。 - 掛止部材2は、その鉄筋挟持爪2bの先端とスペーサー本体1の基端面1aとの間で、鉄筋同士の十字状交叉箇所を挟持し得る背丈寸法に設定したことを特徴とする請求項1記載の型枠内への鉄筋結束ユニットの組込用スペーサー。
- 連結バー2cには、その軸周りの回動を防ぐ為の屈曲箇所aを、間隙g内に突出させない状態で設けたことを特徴とする請求項1記載の型枠内への鉄筋結束ユニットの組込用スペーサー。
- スペーサー本体1の基端面1aには、鉄筋を半ば嵌め込ませる為の嵌込溝3を設けて、鉄筋への基端面1aの当接状態を安定させると共に、掛止部材2の一部が間隙gに突出しない様にしたことを特徴とする請求項1記載の型枠内への鉄筋結束ユニットの組込用スペーサー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002225574A JP2004068295A (ja) | 2002-08-02 | 2002-08-02 | 型枠内への鉄筋結束ユニットの組込用スペーサー |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2002225574A JP2004068295A (ja) | 2002-08-02 | 2002-08-02 | 型枠内への鉄筋結束ユニットの組込用スペーサー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2004068295A true JP2004068295A (ja) | 2004-03-04 |
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ID=32013172
Family Applications (1)
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JP2002225574A Pending JP2004068295A (ja) | 2002-08-02 | 2002-08-02 | 型枠内への鉄筋結束ユニットの組込用スペーサー |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2004068295A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106499190A (zh) * | 2016-10-28 | 2017-03-15 | 荆门创佳机械科技有限公司 | 一种固定纵横向交叉钢筋的固定卡 |
CN108556120A (zh) * | 2017-12-18 | 2018-09-21 | 中冶天工集团有限公司 | 一种用于薄壁方箱施工专用承载垫块的制作方法 |
-
2002
- 2002-08-02 JP JP2002225574A patent/JP2004068295A/ja active Pending
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