JP2594496Y2 - 埋込み吊りフック - Google Patents
埋込み吊りフックInfo
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- JP2594496Y2 JP2594496Y2 JP1993074333U JP7433393U JP2594496Y2 JP 2594496 Y2 JP2594496 Y2 JP 2594496Y2 JP 1993074333 U JP1993074333 U JP 1993074333U JP 7433393 U JP7433393 U JP 7433393U JP 2594496 Y2 JP2594496 Y2 JP 2594496Y2
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- JP
- Japan
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- hook
- pair
- inverted
- shaped
- reinforcing bar
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- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は埋込み吊りフックにかか
り、鉄筋コンクリート製品の成形時にこれに埋設され、
この製品を型枠から抜いたり、又はこの製品を移動させ
るために吊上げる際に、ワイヤーを介してクレーンのフ
ックに係合させるためのものである。
り、鉄筋コンクリート製品の成形時にこれに埋設され、
この製品を型枠から抜いたり、又はこの製品を移動させ
るために吊上げる際に、ワイヤーを介してクレーンのフ
ックに係合させるためのものである。
【0002】
【従来の技術】図9に示すように、倒U字状部21の両
端にこの倒U字状部21を含む平面上でかつ同一直線上
に互いに反対方向へ腕部22を突出させ、両腕部を型枠
内に配した鉄筋23にワイヤー24で結束してからコン
クリート25を打設している。
端にこの倒U字状部21を含む平面上でかつ同一直線上
に互いに反対方向へ腕部22を突出させ、両腕部を型枠
内に配した鉄筋23にワイヤー24で結束してからコン
クリート25を打設している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】フックの腕部をその都
度鉄筋にワイヤーでくくりつける場合、フックは少なく
とも二つ、通常は四つ以上必要なので最低でも四個所で
結束しなければならず、甚だ面倒な作業となっている。
度鉄筋にワイヤーでくくりつける場合、フックは少なく
とも二つ、通常は四つ以上必要なので最低でも四個所で
結束しなければならず、甚だ面倒な作業となっている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案にかかる埋込み吊
りフックは線材で構成される。そして、倒U字状部と、
一対のフック部と、一対のアンカー部を備えている。該
一対のフック部は該倒U字状部の各端から連続し、該倒
U字状部を含む平面とほぼ直角方向に突出し、上部が開
放したU字状で、かつ該開放部分での開口幅がその内径
より小さくなっている。そして、該一対のアンカー部は
該一対のフック部の各端から連続している。
りフックは線材で構成される。そして、倒U字状部と、
一対のフック部と、一対のアンカー部を備えている。該
一対のフック部は該倒U字状部の各端から連続し、該倒
U字状部を含む平面とほぼ直角方向に突出し、上部が開
放したU字状で、かつ該開放部分での開口幅がその内径
より小さくなっている。そして、該一対のアンカー部は
該一対のフック部の各端から連続している。
【0005】この線材としては金属線材や樹脂線材があ
るが、殊にバネ鋼線材が好ましい。また倒U字状のU字
状とは、U字形のほか、V形、コ字形等、実質的にフッ
ク機能を果せる形状を含んでいる。
るが、殊にバネ鋼線材が好ましい。また倒U字状のU字
状とは、U字形のほか、V形、コ字形等、実質的にフッ
ク機能を果せる形状を含んでいる。
【0006】本考案にかかる別の埋込み吊りフック線材
で構成される。そして、倒U字状部と、一対のフック部
と、一対のアンカー部を備えている。該一対のフック部
は該倒U字状部の各端から連続し、該倒U字状部を含む
平面とほぼ直角方向に突出し、上部が開放したU字状で
ある。そして、該一対のアンカー部は該一対のフック部
の各端から連続しており、その顎部は該一対のアンカー
部の上方をその一端から倒U字状部方向へ突出してお
り、この顎部で該フック部の開口相当幅がその適用され
る鉄筋の外径相当幅より小さくなっている。
で構成される。そして、倒U字状部と、一対のフック部
と、一対のアンカー部を備えている。該一対のフック部
は該倒U字状部の各端から連続し、該倒U字状部を含む
平面とほぼ直角方向に突出し、上部が開放したU字状で
ある。そして、該一対のアンカー部は該一対のフック部
の各端から連続しており、その顎部は該一対のアンカー
部の上方をその一端から倒U字状部方向へ突出してお
り、この顎部で該フック部の開口相当幅がその適用され
る鉄筋の外径相当幅より小さくなっている。
【0007】該一対のフック部同志は該平面を挟んで各
別の側に形成されている。該一対のフック部は同一軸線
上に配列されている。
別の側に形成されている。該一対のフック部は同一軸線
上に配列されている。
【0008】該アンカー部がループ状で、該顎部が該ル
ープ状部分の変形部となっている。該アンカー部の下端
は該一対のフック部の下端より下位置にないようになっ
ている。
ープ状部分の変形部となっている。該アンカー部の下端
は該一対のフック部の下端より下位置にないようになっ
ている。
【0009】
【作用】型枠内に組まれた鉄筋の所定位置に本案の埋込
み吊りフックを取付ける。取付け方は一対のフック部が
倒U字状部の片面にある場合と両面に各別に位置してい
る場合とで異なるが、それぞれ以下の順序に従う。先ず
このフックの倒U字状部を持ってぶら下げる。
み吊りフックを取付ける。取付け方は一対のフック部が
倒U字状部の片面にある場合と両面に各別に位置してい
る場合とで異なるが、それぞれ以下の順序に従う。先ず
このフックの倒U字状部を持ってぶら下げる。
【0010】ここで、両フック部が倒U字状部の片面に
ある場合、このフックを取付けるべき鉄筋(横筋)に対
し自身のフック部の開口がこの鉄筋より下位置になるま
で下げる。次に、このフックを水平に僅か移動してその
フック部の開口を該鉄筋の直下に臨ませる。最後にフッ
クを引き上げてフック部を該鉄筋に嵌合させる。
ある場合、このフックを取付けるべき鉄筋(横筋)に対
し自身のフック部の開口がこの鉄筋より下位置になるま
で下げる。次に、このフックを水平に僅か移動してその
フック部の開口を該鉄筋の直下に臨ませる。最後にフッ
クを引き上げてフック部を該鉄筋に嵌合させる。
【0011】両面に各別にある場合、各フック部が鉄筋
に向かい合うように倒U字状部で鉄筋を跨がせ、フック
部の開口がこの鉄筋より下位置になるまで下げる。次
に、このフックを水平面上で僅かに回動してそのフック
部の開口を該鉄筋の直下に臨ませる。最後にフックを引
き上げてフック部を該鉄筋に嵌合させる。
に向かい合うように倒U字状部で鉄筋を跨がせ、フック
部の開口がこの鉄筋より下位置になるまで下げる。次
に、このフックを水平面上で僅かに回動してそのフック
部の開口を該鉄筋の直下に臨ませる。最後にフックを引
き上げてフック部を該鉄筋に嵌合させる。
【0012】フック部の開口幅が鉄筋の外径より小さい
ときは、フック部は一端鉄筋により押し拡げられ、鉄筋
が通過してフック部に収まると復原してフック部が鉄筋
に弾着し、又は弾着しなくても鉄筋から離脱しなくな
る。
ときは、フック部は一端鉄筋により押し拡げられ、鉄筋
が通過してフック部に収まると復原してフック部が鉄筋
に弾着し、又は弾着しなくても鉄筋から離脱しなくな
る。
【0013】アンカー部の顎部が一対のフック部の上方
をその一端から倒U字状部方向へ突出し、この顎部分で
該フック部の開口相当幅が鉄筋の外径より小さくなって
いる場合、鉄筋がフック部に入り込んで来ると該顎部が
鉄筋に当たって外方へ押しやられ、鉄筋が通過してフッ
ク部に収まると復原してこの顎部とU字状部で鉄筋に弾
着し、又は弾着しなくても鉄筋から離脱しなくなる。
をその一端から倒U字状部方向へ突出し、この顎部分で
該フック部の開口相当幅が鉄筋の外径より小さくなって
いる場合、鉄筋がフック部に入り込んで来ると該顎部が
鉄筋に当たって外方へ押しやられ、鉄筋が通過してフッ
ク部に収まると復原してこの顎部とU字状部で鉄筋に弾
着し、又は弾着しなくても鉄筋から離脱しなくなる。
【0014】該一対のフック部同志が該平面を挟んで各
別の側に形成されていると、フックの自立性が確保さ
れ、コンクリート充填の際に倒れたりしない。
別の側に形成されていると、フックの自立性が確保さ
れ、コンクリート充填の際に倒れたりしない。
【0015】該一対のフック部が同一軸線上に配列され
ていると、フック部を鉄筋に嵌合し易く、嵌合した場合
に倒U字状部に捻れ応力が導入されないので、この部分
が破断しにくくなる。
ていると、フック部を鉄筋に嵌合し易く、嵌合した場合
に倒U字状部に捻れ応力が導入されないので、この部分
が破断しにくくなる。
【0016】該アンカー部がループ状で、該顎部が該ル
ープ状部分の変形部となっていると、コンクリートがル
ープ状部分内にも回るので、アンカー効果が大で、かつ
フック部の鉄筋に対する嵌合も円滑に行く。
ープ状部分の変形部となっていると、コンクリートがル
ープ状部分内にも回るので、アンカー効果が大で、かつ
フック部の鉄筋に対する嵌合も円滑に行く。
【0017】該アンカー部の下端が該一対のフック部の
下端より下位置にないようになっていると、コンクリー
ト製品が薄物の場合でもアンカー効果を十分にとれる。
下端より下位置にないようになっていると、コンクリー
ト製品が薄物の場合でもアンカー効果を十分にとれる。
【0018】
【実施例】以下の説明で同一符号は同一もしくは相応部
分を示す。図1から図3はフック部とアンカー部が倒U
字状部の一面に位置している場合である。
分を示す。図1から図3はフック部とアンカー部が倒U
字状部の一面に位置している場合である。
【0019】1は埋込み吊りフックでバネ鋼材製の線材
2で構成され、倒U字状部3、一対のフック部4、一対
のアンカー部5を備え、倒U字状部3の上端部を上方へ
突出させてコンクリート製品6に埋設される。
2で構成され、倒U字状部3、一対のフック部4、一対
のアンカー部5を備え、倒U字状部3の上端部を上方へ
突出させてコンクリート製品6に埋設される。
【0020】倒U字状部3は通常のようにクレーンのフ
ック7に至るワイヤー8がかけられるようになってい
る。各フック部4は倒U字状部3の各端から連続し、倒
U字状部3を含む平面9の一面側にこの平面とほぼ直角
方向に突出している。そして、上部が開放したU字状
で、その内径W1は適用される鉄筋10(横筋)の外径
とほぼ一致し、開放部分での開口幅W2より大きく、か
つこの開口幅W2がその適用される鉄筋10(横筋)の
外径W3より小さくなっている。このフック部4の内径
は鉄筋の外径より大きいこともあるが、以下の説明では
フック部の内径W1と鉄筋10の外径が等しい場合を例
示している。また、両フック部4は同一軸線上に位置し
ている。
ック7に至るワイヤー8がかけられるようになってい
る。各フック部4は倒U字状部3の各端から連続し、倒
U字状部3を含む平面9の一面側にこの平面とほぼ直角
方向に突出している。そして、上部が開放したU字状
で、その内径W1は適用される鉄筋10(横筋)の外径
とほぼ一致し、開放部分での開口幅W2より大きく、か
つこの開口幅W2がその適用される鉄筋10(横筋)の
外径W3より小さくなっている。このフック部4の内径
は鉄筋の外径より大きいこともあるが、以下の説明では
フック部の内径W1と鉄筋10の外径が等しい場合を例
示している。また、両フック部4は同一軸線上に位置し
ている。
【0021】5は既記の通り一対のアンカー部で、それ
ぞれフック部4の各端から連続している。これらのアン
カー部5はループ状となっている。
ぞれフック部4の各端から連続している。これらのアン
カー部5はループ状となっている。
【0022】図3はフック部4とアンカー部5の形状を
変えたものである。フック部4は内径W1と開口幅W2が
等しいU字状で、アンカー部5の顎部11はフック部4
の上方をその一端から倒U字状部3方向へ突出してい
る。そして、この顎部11でフック部4の開口相当幅W
2’がフック部4の内径W1より小さくなっている。
変えたものである。フック部4は内径W1と開口幅W2が
等しいU字状で、アンカー部5の顎部11はフック部4
の上方をその一端から倒U字状部3方向へ突出してい
る。そして、この顎部11でフック部4の開口相当幅W
2’がフック部4の内径W1より小さくなっている。
【0023】鉄筋10にフック部4を嵌合すると、図2
の場合はフック部4の開口部分が一たん押し拡げられて
から原状に復し、図3の場合はアンカー部5が一たん外
方へ押しやられてから原状に復する。
の場合はフック部4の開口部分が一たん押し拡げられて
から原状に復し、図3の場合はアンカー部5が一たん外
方へ押しやられてから原状に復する。
【0024】図4から図6はフック部4が倒U字状部3
の各別の面に配置された場合である。鉄筋10にフック
部4を嵌合すると、弾発係合の状態は前例とほとんど同
じであるが、倒U字状部3が多少捻られ、これにストレ
スが導入される。もっとも、このストレスが鉄筋係合時
のフックの脱落防止に役立つ。
の各別の面に配置された場合である。鉄筋10にフック
部4を嵌合すると、弾発係合の状態は前例とほとんど同
じであるが、倒U字状部3が多少捻られ、これにストレ
スが導入される。もっとも、このストレスが鉄筋係合時
のフックの脱落防止に役立つ。
【0025】また、図7と図8は各フック部4とアンカ
ー部5が互いに同軸線上に位置して倒U字状部3の各面
に別個に配置された場合である。倒U字状部3が多少捻
れた状態に成形されるが、鉄筋に嵌合した場合にこの倒
U字状部3に捻れストレスが導入されることはない。従
って、吊り荷重を受けて倒U字状部3が破断する危険性
が少なくなる。
ー部5が互いに同軸線上に位置して倒U字状部3の各面
に別個に配置された場合である。倒U字状部3が多少捻
れた状態に成形されるが、鉄筋に嵌合した場合にこの倒
U字状部3に捻れストレスが導入されることはない。従
って、吊り荷重を受けて倒U字状部3が破断する危険性
が少なくなる。
【0026】
【考案の効果】本考案によれば、埋込み吊りフックを線
材で構成したので成形が容易でかつ廉価に提供でき、一
対のフック部で鉄筋に係合すると共にフック部の開口幅
が鉄筋の外径より小さいので鉄筋に対する取付が容易で
ある上に安定して取付けられ、アンカー部によりコンク
リート埋設時における耐引抜力を大きくすることができ
る。
材で構成したので成形が容易でかつ廉価に提供でき、一
対のフック部で鉄筋に係合すると共にフック部の開口幅
が鉄筋の外径より小さいので鉄筋に対する取付が容易で
ある上に安定して取付けられ、アンカー部によりコンク
リート埋設時における耐引抜力を大きくすることができ
る。
【0027】請求項2によれば、フック部の開口幅を変
えず、アンカー部の顎部をフック部の上方でその一端か
ら倒U字状部方向へ突出させ、その顎部でフック部の開
口相当幅を鉄筋の外径より小さくしたので、鉄筋に対す
るフック部の嵌合に際してはこの突出部分が一たん弾発
されてから復原するので、フックが鉄筋に安定して取付
けられる。
えず、アンカー部の顎部をフック部の上方でその一端か
ら倒U字状部方向へ突出させ、その顎部でフック部の開
口相当幅を鉄筋の外径より小さくしたので、鉄筋に対す
るフック部の嵌合に際してはこの突出部分が一たん弾発
されてから復原するので、フックが鉄筋に安定して取付
けられる。
【0028】請求項3によれば、該一対のフック部同志
が該平面を挟んで各別の側に形成されているので、コン
クリートの充填に際しフックが傾いたりすることがな
い。
が該平面を挟んで各別の側に形成されているので、コン
クリートの充填に際しフックが傾いたりすることがな
い。
【0029】請求項4によれば、該一対のフック部同志
が同一軸線上に配列されているので、フック部を鉄筋に
嵌合し易く、嵌合した場合に倒U字状部に捻れ応力が導
入されることがないので、この倒U字状部が破断しにく
くなる。
が同一軸線上に配列されているので、フック部を鉄筋に
嵌合し易く、嵌合した場合に倒U字状部に捻れ応力が導
入されることがないので、この倒U字状部が破断しにく
くなる。
【0030】請求項5によれば、該アンカー部がループ
状で、該顎部が該ループ状部分の変形部なので、コンク
リートがこのループ内にも回り、アンカー効果が大とな
り、鉄筋に対する嵌合作業もし易い。
状で、該顎部が該ループ状部分の変形部なので、コンク
リートがこのループ内にも回り、アンカー効果が大とな
り、鉄筋に対する嵌合作業もし易い。
【0031】請求項6によれば、該アンカー部の下端は
該一対のフック部の下端より下位置にないので、薄物コ
ンクリート製品の場合でもアンカー効果を十分にとれ
る。
該一対のフック部の下端より下位置にないので、薄物コ
ンクリート製品の場合でもアンカー効果を十分にとれ
る。
【図1】本考案にかかる埋込み吊りフックの具体例を示
す正面図である。
す正面図である。
【図2】図1の右側面図である。
【図3】本考案にかかる埋込み吊りフックの別の具体例
を示す右側面図である。
を示す右側面図である。
【図4】本考案にかかる埋込み吊りフックの更に別の具
体例を示す正面図である。
体例を示す正面図である。
【図5】図4の右側面図である。
【図6】図3の例を適用した図5と同様の右側面図であ
る。
る。
【図7】各フック部が倒U字状部の各面に配置された場
合でかつ両フック部が同一軸線上に配列された具体例の
右側面図である。
合でかつ両フック部が同一軸線上に配列された具体例の
右側面図である。
【図8】図3の例を適用した図7と同様の右側面図であ
る。
る。
【図9】従来のフックの鉄筋に対する取付状態を示す正
面図である。
面図である。
1 埋込み吊りフック 2 線材 3 倒U字状部 4 フック部 5 アンカー部 6 コンクリート製品 9 平面 W1 内径 W2 開口幅 W2’ 開口相当幅 10 鉄筋 11 顎部
Claims (6)
- 【請求項1】 線材(2)で成り、倒U字状部(3)と、一対
のフック部(4)と、一対のアンカー部(5)を備えており、 該一対のフック部(4)は該倒U字状部(3)の各端から連続
し、該倒U字状部(3)を含む平面(9)とほぼ直角方向に突
出し、上部が開放したU字状で、かつ該開放部分での開
口幅(W2)がその適用される鉄筋の外径より小さくなって
おり、 該一対のアンカー部(5)は該一対のフック部(4)の各端か
ら連続していることを特徴とする埋込み吊りフック
(1)。 - 【請求項2】 線材(2)で成り、倒U字状部(3)と、一対
のフック部(4)と、一対のアンカー部(5)を備えており、 該一対のフック部(4)は該倒U字状部(3)の各端から連続
し、該倒U字状部(3)を含む平面(9)とほぼ直角方向に突
出し、上部が開放したU字状で、その顎部(11)は該一対
のフック部(4)の上方をその一端から倒U字状部(3)方向
へ突出しており、この顎部(11)で該フック部(4)の開口
相当幅(W2')がその適用される鉄筋(10)の外径より小さ
くなっていることを特徴とする埋込み吊りフック(1)。 - 【請求項3】 該一対のフック部(4)同志は該平面(9)を
挟んで各別の側に形成されている請求項1又は2に記載
の埋込み吊りフック(1)。 - 【請求項4】 該一対のフック部(4)同志は同一軸線上
に配列されている請求項1、2又は3に記載の埋込み吊
りフック(1)。 - 【請求項5】 該アンカー部(5)がループ状で、該顎部
(11)が該ループ状部分の変形部である請求項1、2、3
又は4に記載の埋込み吊りフック(1)。 - 【請求項6】 該アンカー部(5)の下端は該一対のフッ
ク部(4)の下端より下位置にない請求項1、2、3、
4、5又は6に記載の埋込み吊りフック(1)。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993074333U JP2594496Y2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 埋込み吊りフック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993074333U JP2594496Y2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 埋込み吊りフック |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0740911U JPH0740911U (ja) | 1995-07-21 |
JP2594496Y2 true JP2594496Y2 (ja) | 1999-04-26 |
Family
ID=13544096
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993074333U Expired - Fee Related JP2594496Y2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 埋込み吊りフック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2594496Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP1993074333U patent/JP2594496Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0740911U (ja) | 1995-07-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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