JP2004067390A - 原稿給送装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】小サイズ原稿の排紙時の取り出し性、整列性を良くすることができる原稿給送装置を提供する。
【解決手段】コンタクトガラス2の一端側に原稿給送装置15から給紙されるシート状の原稿を読みとるためのスリットガラス7を設け、原稿給送装置15をコンタクトガラス2の上側に位置しないように配置し、圧板3とADF15とを関係なしに自由に開閉可能とする。原稿給送装置15は、原稿テーブル8の下側に大サイズの原稿を受ける第1の原稿受け18を有するとともに小サイズの排紙原稿を受ける第2の原稿受け8bを有し、第2の原稿受け8bの原稿の排紙方向端部を、原稿テーブル8の設置領域よりも外方に露出するように延在させる。
【選択図】 図1
【解決手段】コンタクトガラス2の一端側に原稿給送装置15から給紙されるシート状の原稿を読みとるためのスリットガラス7を設け、原稿給送装置15をコンタクトガラス2の上側に位置しないように配置し、圧板3とADF15とを関係なしに自由に開閉可能とする。原稿給送装置15は、原稿テーブル8の下側に大サイズの原稿を受ける第1の原稿受け18を有するとともに小サイズの排紙原稿を受ける第2の原稿受け8bを有し、第2の原稿受け8bの原稿の排紙方向端部を、原稿テーブル8の設置領域よりも外方に露出するように延在させる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、複写機やファクシミリ等の電子写真装置に用いられるシートスルータイプの原稿給送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
原稿を載置固定して読みとるための移動式の原稿読取部となるコンタクトガラスの一端側に、原稿給送装置から給紙される原稿を読みとるための固定式の原稿読取部となるスリットガラスの露光部を設けた画像読み取り装置には、例えば特許文献1に示すようなものがある。この装置はコンタクトガラスの上側に圧板があり、さらにその上側に原稿給送装置が配され、それぞれが独立で開閉するようになっている。また原稿給紙装置から供給された原稿の排紙は原稿載置台の下部から圧板上に行なわれるようになっていて、原稿給紙装置を開放することによって排紙された原稿の取り出しを行なえ、またコンタクトガラス上に原稿をセットすることを容易にするとともに、原稿給紙装置の軽量化を達成している。
【0003】
【特許文献1】
特開平4−179661号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらこのような従来の原稿給送装置および画像読み取り装置には以下のような欠点がある。
【0005】
(1)排紙原稿を取り出す時に、取りにくい小サイズ原稿(例えばA4ヨコ以下のサイズのもの)は、必ず原稿給紙装置を開放しなくてはいけないので、その分の動作が通常より多くなり、操作性が良くない。
【0006】
(2)原稿がフラットな圧板上に排紙されるので、排紙原稿の進行方向のバラツキが大きくなり、整列性が良くなく、特に搬送スパンの短いB6ヨコ、A5ヨコ等は頁順狂い等が生じる可能性が大きい。
【0007】
(3)また原稿が排紙される圧板の上面がフラットな形状なので、原稿を取り去る時に指(手)が入る隙間がなく、原稿が取り出しにくい。
【0008】
(4)コンタクトガラス上に原稿をセットするときに、原稿給紙装置と圧板の2つを開放しなくてはいけないので操作性が良くない。
【0009】
本発明はこのような従来の問題点に鑑みてなしたもので、原稿載置台の下部に排紙される小サイズ原稿の取り出し性を良くし、かつ大サイズ(例えばA3、B4等のサイズのもの)と略同じ位置で取り出せ、小サイズ原稿の排紙時の整列性の良い原稿給送装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る原稿給送装置は上記目的を達成するために、原稿を載置するための原稿載置部材と、該原稿載置部材に載置された原稿を給する分離給送部材と、該分離給送部材によって給送される原稿を搬送する搬送部材と、該搬送部材によって搬送される原稿の搬送径路となるU字状の搬送路と、前記原稿載置部材の下側に設けられ、画像読み取りが終了して排出される大サイズの原稿を受ける第1の原稿受けと、小サイズの原稿を受ける第2の原稿受けとを備え、前記第2の原稿受けの原稿の排紙方向端部を、前記原稿載置部材の設置領域よりも外方に露出するように延在させることを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る原稿給送装置を備えた画像形成装置の一実施形態を示す断面図である。
まず、構成を説明する。画像形成装置の装置本体1にはコンタクトガラス2、圧板3が設けられており、ブック物等の原稿を載置固定して読みとるためのコンタクトガラス2の一端側にはスケール4、ランプ5および原稿給送装置15から給紙されるシート状の原稿を読みとるための露光部を構成するスリットガラス7が設けられ、原稿給送装置(以下、単にADFという)15をコンタクトガラス2の上側に位置しないように配置して構成してある。
【0012】
すなわち、装置本体1にはブック物等の原稿をセットしてコピーするコンタクトガラス2の露光部と、シート物をADF15で搬送してコピーするスリットガラス7の露光部があり、コンタクトガラス2の上側を押さえる圧板3とスリットガラス7の上部に配置されたADF15は分割してあって、圧板3とADF15とは関係なしに自由に開閉できるようになっている。なお装置本体1の光学系はコンタクトガラス2のセット基準のスケール4の先端より図1中のlだけ離れた位置がホームポジションであり、スリットガラス7はその位置に配置されている。
【0013】
ADF15は、原稿テーブル(原稿載置部材)8、呼出しコロ10、分離コロ12、第1の加圧コロ13、駆動コロ16、排紙コロ17、22、第2の加圧コロ19、阻止コロ21を備え、これら全体によりU字状の搬送路を形成しており、また原稿テーブル8の下側にはA3、B4等の大サイズの排紙原稿を受ける第1の原稿受け18を設けてある。このADF15で原稿9を搬送してコピーをとる時は、装置本体1の光学系であるランプ5と第1ミラー6等は図示の位置で固定であり、原稿9が移動してコピーされる。
【0014】
なお、本実施形態では、分離コロ12および阻止コロ21が分離給装部材を構成し、第1の加圧コロ13、駆動コロ16、排紙コロ17、22、第2の加圧コロ19、が搬送部材を構成している。
【0015】
原稿テーブル8は、給紙する原稿9の載置部8aの下側に、A4ヨコ以下のサイズの小サイズの排紙原稿を受ける第2の原稿受け8bが形成された2段形状となっている。すなわち、本ADF15の下側位置には2つの原稿受け18、8bが形成され、排紙方向を切り替えるための切替え爪20がU字状の搬送路の途中、具体的には排紙コロ17の出側に設けてある。また、本実施形態では、第2の原稿受け8bの原稿の排紙方向端部は原稿テーブル8の設置領域よりも外方に露出するように延在している。なお、本実施形態では、排紙コロ17が第1排紙コロを構成し、排紙コロ22が第2排紙コロを構成している。
【0016】
次に、本実施形態装置の動作を説明する。なお、動作についてはマイクロコンピュータあるいはその応用機器により制御されるものとして説明するが、本発明がこのような制御システムを採用するものに限定されることはない。
【0017】
まず、画像面を表にして原稿9を原稿テーブル8の載置部8aにセットすると、この原稿9のセットがセットセンサー(図1中、矢印11の位置に設ける。)で検知され、装置本体1に設けた図示せぬコピーボタンを押すと、ADF15が原稿9の搬送動作を実行する。
【0018】
具体的には、呼出しコロ10で原稿9を最上位から分離部へ給紙し、分離コロ12と阻止コロ21で一枚に分離された原稿9が駆動コロ16と第1の加圧コロ13で搬送される。レジストセンサー(図1中、矢印14の位置に設ける。)が原稿9の先端を検知すると、駆動が停止され、装置本体1に原稿9の停止指令が送信される。
【0019】
装置本体1よりスタートのコマンドを受けとるとADF15が駆動を開始し、スリットガラス7のある露光部へ原稿9を搬送し、画像読取りが開始される。原稿9の後端が第1の加圧コロ13を過ぎると、原稿9は第2の加圧コロ19で搬送される。なお、原稿9は駆動コロ16だけで画像読取り部(スリットガラス7)上を搬送されるので、加圧コロ13、19で搬送される時のスピード差がなくなり、良好なコピー品質を得ることができる。そして原稿9の後端が第2の加圧コロ19を通過すると排紙される。
【0020】
排紙は原稿9のサイズで排紙先が変わるようになっている。例えばA3、B4のような長いサイズの原稿は原稿受け18へ排紙される。この時の切替え爪20は図示の実線位置となる。またA3やB4以外の小サイズの原稿は、排紙コロ17、22で搬送されて原稿テーブル8の原稿受け8b上へ排紙される。このときの切替え爪20の位置は図示の破線の位置となる。
【0021】
なお、原稿9の長さあるいはサイズは図1中、矢印14の位置に設けるレジストセンサーで検知する等従来公知の手法を採用して行なえば良い。そして、排紙された原稿の上側には手が入るスペースが十分に確保できるので、取り出しは問題なく行なえる。
【0022】
このように本実施形態では、原稿テーブル8の下側に、画像読み取りが終了して排出される大サイズの原稿を受ける第1の原稿受け18と、小サイズの原稿を受ける第2の原稿受け8bとを設け、第2の原稿受け8bの原稿の排紙方向端部を、原稿テーブル8の設置領域よりも外方に露出するように延在させているので、原稿のサイズに合わせて排出先を変えることができるようになり、整列性が良く、また排出された原稿を取り去りやすくすることができ、さらに、小サイズ原稿の取り出し位置をより一層向上させることができる。
【0023】
【発明の効果】
本発明によれば、原稿のサイズに合わせて排出先を変えることができるようになり、原稿の整列性が良く、また、排出された原稿を取り去り易くすることができ、さらに、小サイズ原稿の取り出し位置をより一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る原稿給送装置を備えた画像形成装置の一実施形態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 装置本体
2 コンタクトガラス
3 圧板
4 スケール
5 ランプ
6 第1ミラー
7 スリットガラス
8 原稿テーブル
8a 載置部
8b 第2の原稿受け
9 原稿
10 呼出しコロ
11 セットセンサーの位置
12 分離コロ
13 第1の加圧コロ
14 レジストセンサーの位置
15 原稿給送装置(ADF)
16 駆動コロ
17 排紙コロ
18 第1の原稿受け
19 第2の加圧コロ
20 切替え爪
21 阻止コロ
22 排紙コロ
【産業上の利用分野】
本発明は、複写機やファクシミリ等の電子写真装置に用いられるシートスルータイプの原稿給送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
原稿を載置固定して読みとるための移動式の原稿読取部となるコンタクトガラスの一端側に、原稿給送装置から給紙される原稿を読みとるための固定式の原稿読取部となるスリットガラスの露光部を設けた画像読み取り装置には、例えば特許文献1に示すようなものがある。この装置はコンタクトガラスの上側に圧板があり、さらにその上側に原稿給送装置が配され、それぞれが独立で開閉するようになっている。また原稿給紙装置から供給された原稿の排紙は原稿載置台の下部から圧板上に行なわれるようになっていて、原稿給紙装置を開放することによって排紙された原稿の取り出しを行なえ、またコンタクトガラス上に原稿をセットすることを容易にするとともに、原稿給紙装置の軽量化を達成している。
【0003】
【特許文献1】
特開平4−179661号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらこのような従来の原稿給送装置および画像読み取り装置には以下のような欠点がある。
【0005】
(1)排紙原稿を取り出す時に、取りにくい小サイズ原稿(例えばA4ヨコ以下のサイズのもの)は、必ず原稿給紙装置を開放しなくてはいけないので、その分の動作が通常より多くなり、操作性が良くない。
【0006】
(2)原稿がフラットな圧板上に排紙されるので、排紙原稿の進行方向のバラツキが大きくなり、整列性が良くなく、特に搬送スパンの短いB6ヨコ、A5ヨコ等は頁順狂い等が生じる可能性が大きい。
【0007】
(3)また原稿が排紙される圧板の上面がフラットな形状なので、原稿を取り去る時に指(手)が入る隙間がなく、原稿が取り出しにくい。
【0008】
(4)コンタクトガラス上に原稿をセットするときに、原稿給紙装置と圧板の2つを開放しなくてはいけないので操作性が良くない。
【0009】
本発明はこのような従来の問題点に鑑みてなしたもので、原稿載置台の下部に排紙される小サイズ原稿の取り出し性を良くし、かつ大サイズ(例えばA3、B4等のサイズのもの)と略同じ位置で取り出せ、小サイズ原稿の排紙時の整列性の良い原稿給送装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る原稿給送装置は上記目的を達成するために、原稿を載置するための原稿載置部材と、該原稿載置部材に載置された原稿を給する分離給送部材と、該分離給送部材によって給送される原稿を搬送する搬送部材と、該搬送部材によって搬送される原稿の搬送径路となるU字状の搬送路と、前記原稿載置部材の下側に設けられ、画像読み取りが終了して排出される大サイズの原稿を受ける第1の原稿受けと、小サイズの原稿を受ける第2の原稿受けとを備え、前記第2の原稿受けの原稿の排紙方向端部を、前記原稿載置部材の設置領域よりも外方に露出するように延在させることを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る原稿給送装置を備えた画像形成装置の一実施形態を示す断面図である。
まず、構成を説明する。画像形成装置の装置本体1にはコンタクトガラス2、圧板3が設けられており、ブック物等の原稿を載置固定して読みとるためのコンタクトガラス2の一端側にはスケール4、ランプ5および原稿給送装置15から給紙されるシート状の原稿を読みとるための露光部を構成するスリットガラス7が設けられ、原稿給送装置(以下、単にADFという)15をコンタクトガラス2の上側に位置しないように配置して構成してある。
【0012】
すなわち、装置本体1にはブック物等の原稿をセットしてコピーするコンタクトガラス2の露光部と、シート物をADF15で搬送してコピーするスリットガラス7の露光部があり、コンタクトガラス2の上側を押さえる圧板3とスリットガラス7の上部に配置されたADF15は分割してあって、圧板3とADF15とは関係なしに自由に開閉できるようになっている。なお装置本体1の光学系はコンタクトガラス2のセット基準のスケール4の先端より図1中のlだけ離れた位置がホームポジションであり、スリットガラス7はその位置に配置されている。
【0013】
ADF15は、原稿テーブル(原稿載置部材)8、呼出しコロ10、分離コロ12、第1の加圧コロ13、駆動コロ16、排紙コロ17、22、第2の加圧コロ19、阻止コロ21を備え、これら全体によりU字状の搬送路を形成しており、また原稿テーブル8の下側にはA3、B4等の大サイズの排紙原稿を受ける第1の原稿受け18を設けてある。このADF15で原稿9を搬送してコピーをとる時は、装置本体1の光学系であるランプ5と第1ミラー6等は図示の位置で固定であり、原稿9が移動してコピーされる。
【0014】
なお、本実施形態では、分離コロ12および阻止コロ21が分離給装部材を構成し、第1の加圧コロ13、駆動コロ16、排紙コロ17、22、第2の加圧コロ19、が搬送部材を構成している。
【0015】
原稿テーブル8は、給紙する原稿9の載置部8aの下側に、A4ヨコ以下のサイズの小サイズの排紙原稿を受ける第2の原稿受け8bが形成された2段形状となっている。すなわち、本ADF15の下側位置には2つの原稿受け18、8bが形成され、排紙方向を切り替えるための切替え爪20がU字状の搬送路の途中、具体的には排紙コロ17の出側に設けてある。また、本実施形態では、第2の原稿受け8bの原稿の排紙方向端部は原稿テーブル8の設置領域よりも外方に露出するように延在している。なお、本実施形態では、排紙コロ17が第1排紙コロを構成し、排紙コロ22が第2排紙コロを構成している。
【0016】
次に、本実施形態装置の動作を説明する。なお、動作についてはマイクロコンピュータあるいはその応用機器により制御されるものとして説明するが、本発明がこのような制御システムを採用するものに限定されることはない。
【0017】
まず、画像面を表にして原稿9を原稿テーブル8の載置部8aにセットすると、この原稿9のセットがセットセンサー(図1中、矢印11の位置に設ける。)で検知され、装置本体1に設けた図示せぬコピーボタンを押すと、ADF15が原稿9の搬送動作を実行する。
【0018】
具体的には、呼出しコロ10で原稿9を最上位から分離部へ給紙し、分離コロ12と阻止コロ21で一枚に分離された原稿9が駆動コロ16と第1の加圧コロ13で搬送される。レジストセンサー(図1中、矢印14の位置に設ける。)が原稿9の先端を検知すると、駆動が停止され、装置本体1に原稿9の停止指令が送信される。
【0019】
装置本体1よりスタートのコマンドを受けとるとADF15が駆動を開始し、スリットガラス7のある露光部へ原稿9を搬送し、画像読取りが開始される。原稿9の後端が第1の加圧コロ13を過ぎると、原稿9は第2の加圧コロ19で搬送される。なお、原稿9は駆動コロ16だけで画像読取り部(スリットガラス7)上を搬送されるので、加圧コロ13、19で搬送される時のスピード差がなくなり、良好なコピー品質を得ることができる。そして原稿9の後端が第2の加圧コロ19を通過すると排紙される。
【0020】
排紙は原稿9のサイズで排紙先が変わるようになっている。例えばA3、B4のような長いサイズの原稿は原稿受け18へ排紙される。この時の切替え爪20は図示の実線位置となる。またA3やB4以外の小サイズの原稿は、排紙コロ17、22で搬送されて原稿テーブル8の原稿受け8b上へ排紙される。このときの切替え爪20の位置は図示の破線の位置となる。
【0021】
なお、原稿9の長さあるいはサイズは図1中、矢印14の位置に設けるレジストセンサーで検知する等従来公知の手法を採用して行なえば良い。そして、排紙された原稿の上側には手が入るスペースが十分に確保できるので、取り出しは問題なく行なえる。
【0022】
このように本実施形態では、原稿テーブル8の下側に、画像読み取りが終了して排出される大サイズの原稿を受ける第1の原稿受け18と、小サイズの原稿を受ける第2の原稿受け8bとを設け、第2の原稿受け8bの原稿の排紙方向端部を、原稿テーブル8の設置領域よりも外方に露出するように延在させているので、原稿のサイズに合わせて排出先を変えることができるようになり、整列性が良く、また排出された原稿を取り去りやすくすることができ、さらに、小サイズ原稿の取り出し位置をより一層向上させることができる。
【0023】
【発明の効果】
本発明によれば、原稿のサイズに合わせて排出先を変えることができるようになり、原稿の整列性が良く、また、排出された原稿を取り去り易くすることができ、さらに、小サイズ原稿の取り出し位置をより一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る原稿給送装置を備えた画像形成装置の一実施形態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 装置本体
2 コンタクトガラス
3 圧板
4 スケール
5 ランプ
6 第1ミラー
7 スリットガラス
8 原稿テーブル
8a 載置部
8b 第2の原稿受け
9 原稿
10 呼出しコロ
11 セットセンサーの位置
12 分離コロ
13 第1の加圧コロ
14 レジストセンサーの位置
15 原稿給送装置(ADF)
16 駆動コロ
17 排紙コロ
18 第1の原稿受け
19 第2の加圧コロ
20 切替え爪
21 阻止コロ
22 排紙コロ
Claims (1)
- 原稿を載置するための原稿載置部材と、該原稿載置部材に載置された原稿を給する分離給送部材と、該分離給送部材によって給送される原稿を搬送する搬送部材と、該搬送部材によって搬送される原稿の搬送径路となるU字状の搬送路と、前記原稿載置部材の下側に設けられ、画像読み取りが終了して排出される大サイズの原稿を受ける第1の原稿受けと、小サイズの原稿を受ける第2の原稿受けとを備え、
前記第2の原稿受けの原稿の排紙方向端部を、前記原稿載置部材の設置領域よりも外方に露出するように延在させることを特徴とする原稿給送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003186108A JP2004067390A (ja) | 2003-06-30 | 2003-06-30 | 原稿給送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003186108A JP2004067390A (ja) | 2003-06-30 | 2003-06-30 | 原稿給送装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28267394A Division JP3485651B2 (ja) | 1994-10-21 | 1994-10-21 | 原稿給送装置及びこれを用いた画像読み取り装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005155447A Division JP2005306613A (ja) | 2005-05-27 | 2005-05-27 | 原稿給送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004067390A true JP2004067390A (ja) | 2004-03-04 |
Family
ID=32025685
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003186108A Pending JP2004067390A (ja) | 2003-06-30 | 2003-06-30 | 原稿給送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004067390A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11856165B2 (en) | 2022-02-17 | 2023-12-26 | Seiko Epson Corporation | Image reading device, recording device, and control method for image reading device |
-
2003
- 2003-06-30 JP JP2003186108A patent/JP2004067390A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11856165B2 (en) | 2022-02-17 | 2023-12-26 | Seiko Epson Corporation | Image reading device, recording device, and control method for image reading device |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050218 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050329 |
|
A521 | Written amendment |
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