JP2004067077A - 車輌用乗降補助装置 - Google Patents

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Tomoyuki Kikuta
菊田 知之
Kiyoshi Tamada
玉田 清
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Abstract

【課題】本発明の目的は、足が不自由な傷病者やお年寄り等が車輌を乗降する場合であっても、車輌への乗降を円滑に行うことができる車輌用乗降補助装置を提供することにある。
【解決手段】本発明は、車輌60への乗降を補助するための車輌用乗降補助装置1に関する。
この車輌用乗降補助装置1は、車輌60に配設されたシート61の前方の車輌フロア64に設けられた昇降プレート10を有して構成され、この昇降プレート10は、モータ装置等によって車輌60に設けられたサイドシル63の高さと略同一の高さまで上昇可能に構成されている。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車輌用乗降補助装置に係り、特に、足が不自由な傷病者やお年寄り等が車輌を乗降する際の補助をするための車輌用乗降補助装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、車輌における乗降車の利便性を向上させるために、種々の乗降車補助装置等が提案されている(例えば、特許文献1,特許文献2,特許文献3参照)。ところで、図17に示すように、一般に、乗用車等の車輌660においては、製造工程の容易さ、車体の軽量化、低コスト化などの要求により、モノコックボディ構造が採用されている。このモノコックボディ構造を有する車輌660において、搭乗者670が腰掛けるためのシート661は、アンダーボディ662に配設されており、このアンダーボディ662の側面部分には、車体強度を確保するために、車輌660の前後方向に延びるサイドシル663が配設されている。
【0003】
アンダーボディ662に形成された車輌フロア664のシート661の前方部分には、足置き場としての凹部665が形成されており、搭乗者670がシート661に腰掛けた際には、足が凹部665に置かれるようになっている。そして、上記のような構造からなる車輌660において、搭乗者670は、サイドシル663を跨ぐようにして車輌660への乗降を行う必要がある。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−3236772(第2−3頁、図1−図8)
【特許文献2】
特開平10−35345号公報(第2−5頁、図1)
【特許文献3】
特開2001−354054(第2頁、図1−図6)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、搭乗者が車輌から降りるためには、サイドシルを跨ぐために足を高く持ち上げる必要があり、また、車輌に乗り込むためには、サイドシルを跨いだ後に車内の足置き場に足を大きく伸ばして踏み込む必要があった。従って、足が不自由な傷病者やお年寄り等は、車輌への乗降を円滑に行うことができないという問題があった。このような事態に対処するために、サイドシルを設けない車体を作ることも考えられるが、このようにした場合には、大掛かりな車体の設計変更が必要となるため、開発コストが嵩み、車体の低コスト化を図ることができないという問題があった。また、従来から、特許文献1乃至特許文献3のように、車輌への乗降時の利便性を向上させるための乗降補助装置が種々考案されているが、乗降車時にサイドシルを跨がなくてはならないという煩わしさを解消するように工夫されたものではない。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、足が不自由な傷病者やお年寄り等であっても、車輌への乗降を円滑に行うことができる車輌用乗降補助装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、足に障害等を抱えていない健常者が乗車する場合であっても、無理な姿勢を強要されることがなく、邪魔にならないようにすることができる車輌用乗降補助装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するため、請求項1に記載の車輌用乗降補助装置によれば、車輌への乗降を補助するための車輌用乗降補助装置であって、前記車輌に配設されたシート前方の車輌フロアに設けられた可動面と、該可動面を前記車輌の高さ方向に昇降させる昇降手段と、を備えたこと、により解決される。このように、車輌に配設されたシート前方の車輌フロアに設けられた可動面と、この可動面を車輌の高さ方向に昇降させる昇降手段と、を備えていると、足置き場である可動面を昇降させることで所定の高さに位置させることができるので、足が不自由な傷病者やお年寄り等であっても、車輌への乗降を円滑に行うことができる。
【0008】
このとき、請求項2に記載の車輌用乗降補助装置のように、昇降手段が、可動面を車輌に設けられたサイドシルの高さと略同一の高さまで上昇させることができるように構成されていると、足を載せた可動面をサイドシルの高さと略同一の高さまで上昇させ、その状態から足を単に横にずらすだけで降車することができるので、足を高く持ち上げてサイドシルを跨がなくて済み、降車を円滑に行うことができる。また、乗車する際においても、可動面をサイドシルの高さと略同一の高さまで上昇させておくことにより、サイドシルの高さまで足を上げた状態から足を単に横にずらすだけで乗車することができるので、車内の足置き場に足を大きく伸ばして踏み込まなくて済み、乗車を円滑に行うことができる。
【0009】
また、請求項3に記載の車輌用乗降補助装置のように、前記可動面に、この可動面の上方へ向けて延出する足突出防止部が設けられていると、可動面から搭乗者の足が突出してしまうことを防止できるので、例えば、本車輌用乗降補助装置をリアシート用として配設した場合には、上昇する可動面とフロントシートの着座部下側面との間に足が挟まれてしまうことを防止することが可能となり好適である。
【0010】
さらに、請求項4に記載の車輌用乗降補助装置のように、前記可動面に、この可動面とサイドシルとの隙間を無くすように足落下防止部が設けられていると、可動面から搭乗者の足が落下してしまうことを防止できるので、可動面が昇降する際に可動面とサイドシルとの間に足が挟まれてしまうことを防止することが可能となり好適である。
【0011】
また、請求項5に記載の車輌用乗降補助装置のように、前記可動面に、この可動面とサイドシルとの隙間を無くすようにサイドシル側へスライド可能な足落下防止用スライド部材が設けられていても良い。このように構成しても、可動面から搭乗者の足が落下してしまうことを防止できるので、可動面が昇降する際に可動面とサイドシルとの間に足が挟まれてしまうことを防止することが可能となり好適である。
【0012】
さらに、請求項6に記載の車輌用乗降補助装置のように、昇降手段が、前記車輌に配設されたドアの開閉に合わせて、前記可動面を昇降するように構成されていると、ドアを開閉させるだけで、足置き場である可動面を昇降させて所定の高さに位置させることができるので、足が不自由な傷病者やお年寄り等であっても、車輌への乗降を円滑に行うことができる。
【0013】
また、請求項7に記載の車輌用乗降補助装置のように、昇降手段が、降車により搭乗者の足が可動面から離れたことに応じて、可動面を昇降前の元の位置に戻すように構成されていると、足が不自由な傷病者やお年寄り等が降車した次に、健常者が乗車する場合であっても、可動面が不本意な高さに位置していることがないため、無理な姿勢を強要されることがなく、邪魔にならないようにすることができるので好適である。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について、図を参照して説明する。なお、以下に説明する部材、配置等は、本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨に沿って各種改変することができることは勿論である。
図1乃至図6は、本発明の一実施形態を示すものであり、図1は車輌用乗降補助装置の分解斜視図、図2は車輌用乗降補助装置を配設した車輌の横断面図、図3は図2における車輌用乗降補助装置が作動した状態を示す説明図、図4は車輌用乗降補助装置を配設した車輌の縦断面図、図5は図4における車輌用乗降補助装置が作動した状態を示す説明図、図6はパワーシートスイッチの構成図である。
【0015】
図1において、符号1は、本発明の一実施形態に係る車輌用乗降補助装置である。この車輌用乗降補助装置1は、乗用自動車等の車輌に配設されたシートの前方の部分に配設されて搭乗者の足を昇降することにより、搭乗者の車輌への乗降を補助するためのものである。本実施形態に係る車輌用乗降補助装置1は、可動面としての昇降プレート10と、リンク機構部20と、ベース部30と、動力部40と、不図示の制御手段等を有して構成されている。なお、本実施形態においては、一例として、リンク機構部20と、ベース部30と、動力部40と、により本発明の昇降手段が構成されている。
【0016】
昇降プレート10は、搭乗者の足を載置するためのものであって、搭乗者の足の載置に適した広さからなる平面状の足置き面11を有する平板状体から構成されている。昇降プレート10の両側面部には、後述するリンク21a,21b,21c,21dと結合するためのピン12が足置き面11と平行になるように2本ずつ形成されている。リンク機構部20は、動力部40からの動力を昇降プレート10に伝達するためのものであり、4本のリンク21a,21b,21c,21dと、この4本のリンクのうち、リンク21dに連結されるリンク22と、を有して構成されている。
【0017】
リンク21a,21b,21c,21dの昇降プレート10側の部分には、昇降プレート10のピン12が挿通されるための貫通孔23がそれぞれ形成されており、また、リンク21a,21b,21c,21dのベース部30側の部分には、ベース部30に形成されたピン31が挿通されるための貫通孔24がそれぞれ形成されている。さらに、リンク21dの中央部よりもややベース部30側の部分には、リンク21dの長手方向軸線と垂直になるようにピン25が形成されている。リンク22の一端側部分には、リンク21dのピン25が挿通される貫通孔26が形成され、また、リンク22の他端側の部分には、後述するモータ41の回転軸43が接続される接続孔27が形成されている。
【0018】
ベース部30は、車輌用乗降補助装置1を車体に固定するための土台であって、図示しない車体に形成された取付部の形状に合わせた所定形状からなる平板状体で構成されている。ベース部30の両側面部には、上述のリンク21a,21b,21c,21dとそれぞれ結合するためのピン31が平面部32と平行になるように2本ずつ形成されている。また、ベース部30の所定箇所には、ネジ33を挿通するための貫通孔34が形成され、この貫通孔34を介してネジ33が車体の取付部に形成された図示しないネジ孔に螺入されることにより、車輌用乗降補助装置1が車体に固定されるようになっている。
【0019】
動力部40は、リンク機構部20を介して昇降プレート10を昇降させるための動力源となるものであり、モータ41と、このモータ41をベース部30や車体に固定させるための所定形状からなるブラケット42と、を有して構成されている。モータ41は、例えば、DCブラシレスモータや、ブラシ付きモータ等からなり、図示しない車輌用電源装置から電源供給されることにより、回転軸43を回転することができるように構成されている。回転軸43は、ブラケット42に形成された貫通孔44を介してリンク22の接続孔27に接続されるようになっている。
【0020】
次に、図2,図3を参照しながら、上記構成からなる車輌用乗降補助装置1の車体への取り付け位置について、車輌の各部構成と共に説明する。
図2に示す符号60は、車輌用乗降補助装置1が取り付けられた車輌を示している。この車輌60は、例えば、乗用自動車等からなり、製造工程の容易さ、車体の軽量化、低コスト化などの要求により、モノコックボディ構造を有して構成されている。このモノコックボディ構造を有する車輌60において、図示しない搭乗者が腰掛けるためのシート61は、アンダーボディ62に配設され、このアンダーボディ62の側面部分には、車体強度を確保するために、車輌60の前後方向に延びるサイドシル63が配設されている。
【0021】
アンダーボディ62には、床面としての車輌フロア64が形成され、シート61の前方に位置する車輌フロア64の所定箇所には、サイドシル63の上端部から深さHを有して形成された凹部65が形成されている。この凹部65には、さらに窪んだ収容凹部66が形成され、この収容凹部66に、本発明の一実施形態に係る車輌用乗降補助装置1が配設されている。収容凹部66の上面開口部には、例えば、蛇腹状体で構成された伸縮性のあるフロアカバー67が配設され、収容凹部66内に配設されている車輌用乗降補助装置1にゴミや異物等が侵入しないようになっている。なお、フロアカバー67の昇降プレート10に被さる部分には、足を載せた場合の滑り止め等の役割を果たす図示しないフロアマット等が配設されている。
【0022】
車輌60のサイドシル63よりも上側には、ドア開口部68が形成されており、このドア開口部68から車内への乗降ができるようになっている。そして、上記車輌60に配設された車輌用乗降補助装置1において、無作動時には、昇降プレート10が最も低い位置にあり、この位置にあるときには、昇降プレート10が、完全に収容凹部66の内部に収まるようになっている。また、車輌用乗降補助装置1の作動時には、図3に示すように、昇降プレート10が上昇し、昇降プレート10が最も高く上昇したときには、昇降プレート10がサイドシル63の上端部とほぼ同じ高さに位置するようになっている。
【0023】
次に、図4,図5を参照しながら、車輌用乗降補助装置1の動作について説明する。図4は、図2に示した車輌60の縦断面図であり、図5は、図4における車輌用乗降補助装置が作動した状態を示す説明図である。
まず、図4において、車輌用乗降補助装置1は、無作動状態にあり、昇降プレート10が最も低い位置にある。このように、車輌用乗降補助装置1が無作動状態にあるときは、昇降プレート10が最も低い位置にあるので、図に示すように、搭乗者70は、足を昇降プレート10の上に置いた状態で自然な姿勢でシート61に腰掛けていられることができる。
【0024】
そして、搭乗者70が降車する場合には、車輌用乗降補助装置1を作動させる。車輌用乗降補助装置1を作動させるには、図示しない車輌用電源装置からモータ41(図1参照)に電源を供給し、モータ41の回転軸43を所定方向に所定角度だけ駆動させる。このようにすると、モータ41(図1参照)からの動力がリンク機構部20を介して昇降プレート10に伝達され、昇降プレート10は、図5に示すサイドシル63とほぼ同じ高さまでゆっくりと上昇し、搭乗者70の足を押し上げることができる。
【0025】
このようにして、搭乗者70の足がサイドシル63とほぼ同じ高さまで押し上げられると、車輌を降車する際には、足を単に横にずらすだけで良く、足を高く持ち上げてサイドシルを跨がなくて済むようにできる。特に、搭乗者70が、足が不自由な傷病者やお年寄り等である場合には、車輌からの降車を円滑に行うことができるので好適である。また、乗車する際においても、昇降プレート10をサイドシル63の高さと略同一の高さまで上昇させておくことにより、サイドシル63の高さまで足を上げた状態から足を単に横にずらすだけで乗車することができるので、車内の足置き場に足を大きく伸ばして踏み込まなくて済み、乗車を円滑に行うことができる。
【0026】
なお、車内には、ブザー及びランプ(いずれも図示せず)が設けられており、昇降プレート10が昇降しているときに、搭乗者70に昇降プレート10が昇降していることを報知することができるようになっている。このようにしておくと、昇降プレート10が昇降している最中に、搭乗者70が立ち上がろうとしてしまうことを未然に防止することができるので好適である。
【0027】
また、本実施形態の車輌用乗降補助装置1においては、昇降プレート10に荷重センサ(図示せず)が設けられ、この荷重センサからの検出信号に基づいて、降車により搭乗者の足が可動面から離れたことを検出し、昇降プレート10を昇降前の元の位置に戻すことができるように構成されている。このようにしておくと、足が不自由な傷病者やお年寄り等が降車した次に、健常者が乗車する場合であっても、昇降プレート10が不本意な高さに位置していることがないため、無理な姿勢を強要されることがなく、邪魔にならないようにすることができ好適である。
【0028】
さらに、車輌60のドア開口部68を塞ぐように配設された図示しないドアには、ドア開閉スイッチが配設されており、このドア開閉スイッチからの検出信号に応じて自動的に昇降プレート10が昇降するように構成されていても良い。このようにすると、ドアを開閉させるだけで、足置き場である昇降プレート10を昇降させて所定の高さに位置させることができるので、足が不自由な傷病者やお年寄り等であっても、車輌への乗降を円滑に行うことが可能となる。
【0029】
他にも、車内に設けられた高さ調節スイッチ等により昇降プレート10が任意の高さに調節することができるように構成されていても良い。図6には、昇降プレート10の高さ調節を行うための高さ調節スイッチの一実施形態として、一般的なパワーシートスイッチに昇降プレートの高さを調整するためのスイッチが追加して構成されたものを示す。図6に示す符号50は、図示しないドアに配設されたパワーシートスイッチであって、シートのヘッドレストの位置調整を行うためのヘッドレスト位置調整スイッチ51と、シートのリクライニング角度を調整するためのリクライニング角度調整スイッチ52と、シートの座席位置・高さを調整するための座席位置調整スイッチ53と、上述の昇降プレート10の高さ調整を行うための昇降プレート高さ調整スイッチ54と、から構成されている。
【0030】
上記各シート調整スイッチ51,52,53は、上述のシート61の所定位置に内蔵された図示しないモータを駆動させることができるようになっており、これにより、シート形状を搭乗者の要望に応じて設定することができるようになっている。また、昇降プレート高さ調整スイッチ54は、図1に示す車輌用乗降補助装置1のモータ41を駆動させることができるように構成されており、これにより、昇降プレート10を任意の高さに調節をすることができるようになっている。
【0031】
また、昇降プレート高さ調整スイッチ54を過度に操作することにより、昇降プレート10が高くなり過ぎてしまわないように、車輌用乗降補助装置1には、図示しないストッパやリミットスイッチ等が配設されてことが望ましい。このようにパワーシートスイッチ50を設けると、シート61を乗降車し易いように所定形状に設定することができると共に、昇降プレート10を任意の高さに調節できるので、車輌への乗降をさらに円滑に行うことが可能となる。
【0032】
上記したように、本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(イ)図1に示すように、車輌用乗降補助装置1には、車輌60に配設されたシート61の前方の車輌フロア64に設けられた昇降プレート10と、この昇降プレート10を車輌の高さ方向に昇降するためのリンク機構部20,ベース部30,動力部40が備えられているので、図4,図5に示すように、足を載せた昇降プレート10をサイドシル63の高さと略同一の高さまで上昇させ、その状態から足を単に横にずらすだけで降車することができるため、足を高く持ち上げてサイドシルを跨がなくて済み、降車を円滑に行うことができる。
また、乗車する際においても、昇降プレート10をサイドシル63の高さと略同一の高さまで上昇させておくことにより、サイドシル63の高さまで足を上げた状態から足を単に横にずらすだけで乗車することができるので、車内の足置き場に足を大きく伸ばして踏み込まなくて済み、乗車を円滑に行うことが可能となる。
【0033】
(ロ)また、本実施形態に係る車輌用乗降補助装置1では、車輌60に配設された図示しないドアの開閉に合わせて、昇降プレート10が昇降するように構成されているので、ドアを開閉させるだけで、足置き場である昇降プレート10を昇降させて所定の高さに位置させることができ、車輌への乗降を円滑に行うことができる。
【0034】
(ハ)さらに、本実施形態に係る車輌用乗降補助装置1では、降車により搭乗者70の足が昇降プレート10から離れたことに応じて、昇降プレート10を昇降前の元の位置に戻すように構成されているので、足が不自由な傷病者やお年寄り等が降車した次に、健常者が乗車する場合であっても、昇降プレート10が不本意な高さに位置していることがないため、無理な姿勢を強要されることがなく、邪魔にならないようにすることができる。
【0035】
なお、本発明の実施の形態は、以下のように改変することができる。以下、本発明の実施の形態における改変例をその作用と共に記載する。
(1)本実施形態に係る車輌用乗降補助装置1では、図1に示すように、昇降手段に、リンク機構部20、ベース部30、動力部40を用いていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、その他にも種々の実施形態が考えられる。例えば、本発明の昇降手段として、油空圧シリンダ等が用いられても良い。
ここで、図7には、本実施形態の改変例に係る車輌用乗降補助装置101を示す。この車輌用乗降補助装置101では、ベース部130から昇降プレート110を昇降するための昇降手段として、ベース部130、油圧シリンダ140が用いられている。そして、油圧シリンダ140に設けられたピストンロッド141により昇降プレート110を昇降するように構成されている。
【0036】
なお、搭乗者の足の荷重を支えるためには、図1に示すようなリンク機構部20等を設けておくことが望ましいが、図7に示すように、油圧シリンダ140の支柱等で搭乗者の足の荷重を支えることができる場合には、リンク機構等を省いた構成としても良い。このように、本実施形態の改変例に係る車輌用乗降補助装置101においても、車輌を乗降する際の補助を行うことができるので、車輌への乗降を円滑に行うことができる。
【0037】
また、図8には、本実施形態の他の改変例に係る車輌用乗降補助装置201を示す。この車輌用乗降補助装置201では、ベース部230から昇降プレート210を昇降するための昇降手段として、リンク機構220、ベース部230、ボールネジ装置240が用いられている。リンク機構220は、互いに交差するリンク221,222を有して構成され、このリンク221,222の一端側は、昇降プレート210に接続され、リンク221,222の他端側には、ローラ223が配設されている。このローラ223は、ベース部230の側面に形成された溝部231内を転動可能になっている。
【0038】
ボールネジ装置240は、モータ241と、ナット242と、螺旋体243とを有して構成されており、モータ241が回転することにより螺旋体243が回転し、これにより、ナット242が移動することによって昇降プレート210が昇降するように構成されている。このように、本実施形態の他の改変例に係る車輌用乗降補助装置201においても、車輌60を乗降する際の補助を行うことができるので、車輌への乗降を円滑に行うことができる。
なお、上述のように、本実施形態の車輌用乗降補助装置の改変例を説明したが、その他にも、昇降プレート10を昇降する昇降手段として、ラック&ピニオン、カム、ベルト機構等が用いられても良い。また、昇降プレート10の昇降は自動式に限らず、手動式であっても良い。
【0039】
(2)本実施形態に係る車輌用乗降補助装置1では、図2乃至図4に示すように、昇降プレート10をサイドシル63の高さと略同一の高さまで上昇させることができるように説明したが、請求項1に記載の発明は、これに限定されるものではない。例えば、昇降プレート高さ調整スイッチ54を操作することにより、昇降プレート10の最大上昇位置がサイドシル63よりも高くなるようにしても良い。このようにすると、例えば、足が不自由な傷病者やお年寄り等を車輌60に横付けした図示しない車椅子等から乗車させる場合においても、車椅子の足載せ部の高さと昇降プレート10の高さが合うように、昇降プレート10を最適な高さに位置させることができるので、車輌への乗降を円滑に行うことが可能となる。
【0040】
(3)本実施形態に係る車輌用乗降補助装置1では、図1に示すように、モータ41がベース部30に近接して配置されるように構成されていたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、配置スペースがない場合等には、モータ41が車体中央や車体後方に配置されても良く、またシート61の下に配置されていても良い。また、車輌用乗降補助装置1が、助手席と運転席のように左右対称となる座席のどちらにも使用される場合には、助手席用の装置に設けられたモータ41を、天地を逆にして運転席用のものとして使用できるように構成されていることが望ましい。このように構成されていると、車輌用乗降補助装置1の構成部材を共通化することができるので、製造コストを下げることが可能となる。
【0041】
(4)本実施形態に係る車輌用乗降補助装置1では、図1に示すように、ベース部30がネジ33によって車体に固定されるように構成されていたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、自由に運搬可能に構成されることにより、必要のないときには自動車のトランク等に収納され、必要なときには車輌フロア64の所定位置に配置するようにしても良い。また、車輌用乗降補助装置1を配置する座席は、助手席に限らず、運転席やリアシートであっても良い。
【0042】
(5)本実施形態において、車輌用乗降補助装置1は、主として搭乗者の足を昇降することにより、車輌60を乗降する際の補助を行うことができるものとして説明したが、その他の機能を兼ね備えたものであっても良い。例えば、昇降プレート10の足置き面11には、クッション等が配設され、昇降プレート10を任意の高さに調節することにより、搭乗者のレッグレスト等に使用しても良い。また、車輌用乗降補助装置1は、搭乗者が子供等であって、足が床面に届かない場合のスペーサとして使用されても良い。
【0043】
(6)本実施形態において、車輌用乗降補助装置1は、モノコックボディ構造を有する乗用自動車等について使用されるように説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。例えば、フレームボディ構造を有するRV車、四輪駆動車、トラック等であっても、本実施形態におけるサイドシルに相当する構成部材を有して構成されていれば、本発明の車輌用乗降補助装置を使用することができる。
【0044】
(7)上記実施形態では、車輌用乗降補助装置1が、主として車輌60のフロントシート用として配設されるよう説明したが、本実施形態の車輌用乗降補助装置1は、車輌60のリアシート用として配設されても良い。また、車輌用乗降補助装置1がリアシート用として配設された場合には、昇降プレート10とフロントシートの着座部裏面との間に足を挟み込まないようにストッパ部が備えられていることが望ましい。ここで、図9乃至図11は、昇降プレートに、本発明に係る足突出防止部に相当するストッパ部を設けた例を示す図である。図9に示すように、改変例に係る車輌用乗降補助装置301は、車輌360に設けられたリアシート361bの前方の車輌フロア364に配設されており、昇降プレート310のフロントシート361a側の部分には、昇降プレート310の足置き面311から上方へ向けて延出する壁状のストッパ部369が設けられている。
【0045】
このストッパ部369は、図10に示すように、昇降プレート310と別体で構成されると共に、足置き面311の裏側にネジ380によってネジ止めされている。なお、ストッパ部369は、図11に示すように、昇降プレート310と一体に形成されていても良い。このように、昇降プレート310にストッパ部369を設けることにより、上昇する昇降プレート310とフロントシート361aの着座部下側面との間に足が挟まれてしまうことを防止することが可能となり好適である。
【0046】
(8)上記実施形態では、図2,図3に示すように、昇降プレート10とサイドシル63との間に隙間が空いてしまう構成となっていたが、足が入り込まないようにするために昇降プレート10とサイドシル63との間に隙間が生じないような構成であることが望ましい。ここで、図12乃至16は、昇降プレートとサイドシルとの間に足が入り込まないように構成した改変例を示す図である。図12,図13に示すように、改変例に係る昇降プレート410には、昇降プレート410よりも車輌横方向に幅広に形成された足落下防止用プレート413がネジ480によって固定されている。
【0047】
この足落下防止用プレート413は、図13に示すように、昇降プレート410の上昇時に、この足落下防止用プレート413とサイドシル63との間に隙間が生じないように構成されている。なお、この足落下防止用プレート413は、本発明に係る足落下防止部に相当するものである。このように、昇降プレート410に足落下防止用プレート413を設けることにより、昇降プレート410が昇降する際に昇降プレート410とサイドシル63との間に足が挟まれてしまうことを防止することが可能となり好適である。なお、本改変例に係る車輌用乗降補助装置401が車輌60のリアシート用として設けられる場合には、図12に示すように、足落下防止用プレート413のフロントシート側の部分に、ストッパ部469が設けられても良いことは勿論である。
【0048】
(9)また、上記足落下防止用プレート413は、昇降プレート410に固定されるものに限らず、車輌横方向にスライド可能な構成であっても良い。図14乃至図16は、スライド可能な足落下防止用のプレートを備えた昇降プレートの他の改変例を示す図である。図14に示すように、改変例に係る昇降プレート510には、該昇降プレート510と略同一の車輌横方向における寸法からなる足落下防止用スライド部材513が設けられている。この足落下防止用スライド部材513は、昇降プレート510に対して車輌横方向(図14におけるX方向)にスライド可能に構成されている。
【0049】
すなわち、図15に示すように、昇降プレート510には、プレート収容部511が形成されており、このプレート収容部511内に足落下防止用スライド部材513が配置されている。また、プレート収容部511には、樹脂プレート512(他にローラ等であっても良い)が配設されており、この樹脂プレート512によって支持されることにより、足落下防止用スライド部材513が一点鎖線に示す部分にまでスライド可能になっている。
【0050】
また、足落下防止用スライド部材513の下面には、ストッパ514が設けられており、このストッパ514が樹脂プレート512に当接する範囲内で足落下防止用スライド部材513がスライド可能となっている。そして、このように、足落下防止用スライド部材513を車輌横方向(特に車輌外方に向けた方向)にスライド可能な構成とすることにより、図16に示すように、搭乗者が乗降車する際に足落下防止用スライド部材513をサイドシル63側へスライドさせることが可能となる。
【0051】
これにより、足落下防止用スライド部材513とサイドシル63との間に隙間が生じないようにすることができるので、昇降プレート510から搭乗者の足が落下してしまうことを防止でき、昇降プレート510が昇降する際に昇降プレート510とサイドシル63との間に足が挟まれてしまうことを防止することが可能となる。なお、本改変例に係る車輌用乗降補助装置501が車輌60のリアシート用として設けられる場合には、図14に示すように、昇降プレート510のフロントシート側の部分に、ストッパ部569が設けられても良いことは勿論である。
【0052】
また、図示していないが、ストッパ部569は、足落下防止用スライド部材513に設けられても良いことは勿論である。さらに、足落下防止用スライド部材513を不必要にスライドさせてしまうことがないようにするために、足落下防止用スライド部材513のスライド動作にクリック感を持たせるような機構や、簡易なロック機構等が備えられていると好適である。
【0053】
次に、上記各実施の形態から把握できる請求項以外の技術的思想について、以下にその効果と共に記載する。すなわち、前記昇降手段は、前記可動面を任意の高さに調節可能に構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の車輌用乗降補助装置である。このように、昇降手段が、可動面を任意の高さに調節可能に構成されていると、搭乗者の要望に応じて、乗降車し易い位置に可動面を高さ調節することができるので、車輌への乗降を円滑に行うことができる。
【0054】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明の車輌用乗降補助装置によれば、車輌に配設されたシート前方の車輌フロアに設けられた可動面と、この可動面を車輌の高さ方向に昇降させる昇降手段と、を備えているので、足置き場である可動面を昇降させることで所定の高さに位置させることができ、これにより、足が不自由な傷病者やお年寄り等であっても、車輌への乗降を円滑に行うことができる。
【0055】
また、昇降手段が、可動面を車輌に設けられたサイドシルの高さと略同一の高さまで上昇させることができるように構成されているので、足を載せた可動面をサイドシルの高さと略同一の高さまで上昇させ、その状態から足を単に横にずらすだけで降車することができるため、足を高く持ち上げてサイドシルを跨がなくて済み、降車を円滑に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る車輌用乗降補助装置の分解斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る車輌用乗降補助装置を配設した車輌の横断面図である。
【図3】図2における車輌用乗降補助装置が作動した状態を示す説明図である。
【図4】本発明の一実施形態に係る車輌用乗降補助装置を配設した車輌の縦断面図である。
【図5】図4における車輌用乗降補助装置が作動した状態を示す説明図である。
【図6】本発明の一実施形態に係るパワーシートスイッチの構成図である。
【図7】本発明の一実施形態に係る車輌用乗降補助装置の第一改変例を示す側面図である。
【図8】本発明の一実施形態に係る車輌用乗降補助装置の第二改変例を示す側面図である。
【図9】本実施形態の第三改変例に係る車輌用乗降補助装置を車輌のリアシートに配設した様子を示す説明図である。
【図10】本実施形態の第三改変例に係る車輌用乗降補助装置の昇降プレートの構成を示す説明図である。
【図11】本実施形態の第三改変例に係る車輌用乗降補助装置における昇降プレートの他の例を示す説明図である。
【図12】本実施形態の第四改変例に係る車輌用乗降補助装置の昇降プレートの構成を示す説明図である。
【図13】本実施形態の第四改変例に係る車輌用乗降補助装置を車輌に配設した様子を示す説明図である。
【図14】本実施形態の第五改変例に係る車輌用乗降補助装置の昇降プレートの構成を示す説明図である。
【図15】図14におけるA−A線断面図である。
【図16】本実施形態の第五改変例に係る車輌用乗降補助装置を車輌に配設した様子を示す説明図である。
【図17】従来から使用されている車輌の搭乗席周辺部の断面側面図である。
【符号の説明】
1,101,201,301,401,501 車輌用乗降補助装置、10,110,210,310,410,510 昇降プレート、11,311 足置き面、12,25,31 ピン、20,220 リンク機構部、21a,21b,21c,21d,22,221,222 リンク、23,24,26,34,44 貫通孔、27 接続孔、30,130,230 ベース部、32 平面部、33 ネジ、40 動力部、41,241 モータ、42 ブラケット、43 回転軸、50 パワーシートスイッチ、51 ヘッドレスト位置調整スイッチ、52 リクライニング角度調整スイッチ、53 座席位置調整スイッチ、54 昇降プレート高さ調整スイッチ54、60,360,660 車輌、61,661 シート、62,662 アンダーボディ、63,663 サイドシル、64,364,664 車輌フロア、65,665 凹部、66 ドア開口部、67フロアカバー、70,670 搭乗者、140 油圧シリンダ、141 ピストンロッド、223 ローラ、231 溝部、240 ボールネジ装置、242ナット、243 螺旋体、361a フロントシート、361b リアシート、362 着座部下側面、369,469,569 ストッパ部、380,480 ネジ、413 足落下防止用プレート、511 プレート収容部、512 樹脂プレート、513 足落下防止用スライド部材、514 ストッパ

Claims (7)

  1. 車輌への乗降を補助するための車輌用乗降補助装置であって、
    前記車輌に配設されたシート前方の車輌フロアに設けられた可動面と、
    該可動面を前記車輌の高さ方向に昇降させる昇降手段と、を備えたことを特徴とする車輌用乗降補助装置。
  2. 前記昇降手段は、前記可動面を前記車輌に設けられたサイドシルの高さと略同一の高さまで上昇させることができるように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の車輌用乗降補助装置。
  3. 前記可動面には、該可動面の上方へ向けて延出する足突出防止部が設けられたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車輌用乗降補助装置。
  4. 前記可動面には、該可動面と前記サイドシルとの隙間を無くすように足落下防止部が設けられたことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の車輌用乗降補助装置。
  5. 前記可動面には、該可動面と前記サイドシルとの隙間を無くすように前記サイドシル側へスライド可能な足落下防止用スライド部材が設けられたことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の車輌用乗降補助装置。
  6. 前記昇降手段は、前記車輌に配設されたドアの開閉に合わせて、前記可動面を昇降するように構成されたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の車輌用乗降補助装置。
  7. 前記昇降手段は、降車により搭乗者の足が前記可動面から離れたことに応じて、前記可動面を上昇前の元の位置に戻すように構成されたことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の車輌用乗降補助装置。
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