JPH11151959A - 乗降補助構造付きシート - Google Patents

乗降補助構造付きシート

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Publication number
JPH11151959A
JPH11151959A JP9336543A JP33654397A JPH11151959A JP H11151959 A JPH11151959 A JP H11151959A JP 9336543 A JP9336543 A JP 9336543A JP 33654397 A JP33654397 A JP 33654397A JP H11151959 A JPH11151959 A JP H11151959A
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JP
Japan
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seat
cushion
cushion body
side portion
lock
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Application number
JP9336543A
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English (en)
Inventor
Akira Nemoto
晃 根本
Masayuki Taguchi
雅之 田口
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Tachi S Co Ltd
Original Assignee
Tachi S Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11151959A publication Critical patent/JPH11151959A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/02Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
    • B60N2/04Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable
    • B60N2/16Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable height-adjustable
    • B60N2/18Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable height-adjustable the front or the rear portion of the seat being adjustable, e.g. independently of each other
    • B60N2/1807Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable height-adjustable the front or the rear portion of the seat being adjustable, e.g. independently of each other characterised by the cinematic
    • B60N2/181Rods
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/02Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
    • B60N2/0224Non-manual adjustments, e.g. with electrical operation
    • B60N2/0244Non-manual adjustments, e.g. with electrical operation with logic circuits
    • B60N2/0256Arrangements for facilitating the occupant to get in or out of the vehicle, e.g. stowing a seat forward
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/90Details or parts not otherwise provided for
    • B60N2/986Side-rests

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 着座姿勢での快適性、安全性を損なうことな
く、乗降性を改善する。 【構成】 シートクッション12のクッション本体12-1か
ら分離形成された乗降サイドのバケット状サイド部12-2
o が、クッション面12c を上面にほぼ水平配置する倒設
位置まで回動可能な可倒サイド部として形成されてい
る。そして、倒設位置への可倒サイド部12-2o の回動に
連動した前傾方向へのクッション本体12-1の揺動によっ
て、クッション本体の座面12a を、可倒サイド部のクッ
ション面12cに連続したほぼ水平面として設定可能とし
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車等に装着
される車両用等のシート、特に、高齢者、身障者等の乗
降の容易化をはかる乗降補助構造付きシートに関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、乗用車等の自動車用のシート
のシートクッションにおいては、座面の尻部位置をその
前方位置より低く設定した、いわゆる座面後傾型で、そ
の左右の側部を座面より上方に隆起させた、いわゆるバ
ケット形状のものが一般的となっている。
【0003】このような形状のシートクッションを備え
たシートにおいては、尻部の沈んだ後傾姿勢での着座と
なるため、着座姿勢の安定化が容易にはかられる。そし
て、シートに対する着座者の動き、特に左右方向への尻
部、下肢部の動きが、隆起した側部での抱持のもとで抑
制されるため、着座者の快適性、ひいては安全性の確保
が、優れたホールド性(保持性)、安定性のもとで容易
に確保できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】乗用車等(自動車)の
シートにおいては、ボディ側面のドアスペースを介して
乗降するため、乗用車等の横幅方向におけるアウターサ
イド(外方サイド)が、そのシートの乗降サイドとな
る。そして、下肢部をドアスペースから車外に移動させ
た後に、シートに対する横向き、かつ前傾姿勢から立ち
上がる動作が、乗用車等における一般的な降車動作とな
っている。
【0005】ところで、尻部の沈んだ後傾の着座姿勢に
おいては、その姿勢からの立ち上がり動作、つまり降車
動作が容易でなくなる。特に、公知のシートにおいて
は、シートクッションの側部が座面より隆起したバケッ
ト形状となっているため、シートに対する横向きに着座
姿勢を変えたとしても、この横向き姿勢が尻部の沈んだ
後傾の着座姿勢であることに変わりはない。また、乗車
の際においては、着座によって尻部が大きく沈み込むた
め、乗車動作のバランスを崩しやすい。
【0006】通常は、身体の柔軟性や腕力でのサポート
等によって、降車時の立ち上がり難さや乗車時のバラン
スの崩れ等を補っているが、身体の柔軟性や腕力に劣る
高齢者、あるいは非力な女性等においてはこれが十分に
期待できない。つまり、着座姿勢での安定性、快適性に
優れた形状のシートであっても、それが高齢者等の円
滑、容易な乗降の妨げとなる場合も多分に考えられる。
【0007】また、下肢部の不自由な身体障害者(身障
者)においては、ドアスペースに整列された車椅子の座
面とシートの座面との間での尻部の移動が、乗降動作の
主動作となる。しかし、側部の隆起した公知のシート形
状では、隆起した側部の高さがその尻部の移動の妨げと
なりやすい。そして、身障者の乗降の際においては、介
護者が介護につく場合も多いが、乗用車等のドアスペー
スは低く狭いため、介護者による介護も容易ではない。
【0008】この発明は、着座姿勢での快適性、安全性
を損なうことなく、乗降性を改善した乗降補助構造付き
シートの提供を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、この発明によれば、シートクッションが、その上面
を座面とするクッション本体と、クッション面をクッシ
ョン本体側に配して、クッション本体の左右の側方に立
設された一対のバケット状サイド部とに分離形成され、
この左右一対のバケット状サイド部のうち、乗降の際に
尻部の通過される乗降サイドが、クッション面をクッシ
ョン本体側にほぼ垂直配置する立設位置と、クッション
面を上面にほぼ水平配置する倒設位置との間で回動自
在、かつロック手段によって各位置に保持可能な可倒サ
イド部として形成されている。
【0010】そして、クッション本体が、前方移動を伴
った後部の上昇、および前部の回動のもとで前傾方向に
揺動可能、かつ座面の後傾位置、およびほぼ水平位置で
この揺動を規制可能に支持され、倒設位置への可倒サイ
ド部の回動に連動した前傾方向へのクッション本体の揺
動によって、クッション本体の座面を、可倒サイド部の
クッション面に連続したほぼ水平面として設定可能とし
ている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながらこの発
明の実施の形態について詳細に説明する。
【0012】図1、図2に示すように、この発明に係る
乗降補助構造付きシート10においては、座面後傾型とし
てなるシートクッション12が、その上面を座面12a とす
るクッション本体12-1と、このクッション本体の左右の
側方に立設された一対のバケット状サイド部12-2とに分
離形成されている。そして、この左右一対のバケット状
サイド部12-2のうち、たとえば、クッション本体12-1に
対する着座者の乗降サイド、つまり乗降の際に着座者の
尻部の通過されるドアスペースサイド(アウターサイ
ド)のサイド部12-2o が、図1に示す立設位置でシート
クッション12のバケット部として機能可能、かつ立設位
置から外方に倒した図3に示す倒設位置で乗降補助具と
して機能可能な可倒サイド部として形成されている。
【0013】この発明の実施の形態においては、正面か
ら見た左方を乗用車等の横幅方向に対するアウターサイ
ド、右方を同インナーサイドとするシート(乗降補助構
造付きシート)10を例示して、以下説明する。つまり、
図1ないし図3を見るとわかるように、このシート10に
おいては、正面から見た左方のバケット状サイド部12-2
が、可倒サイド部12-2o として設定されている。
【0014】なお、図1、図3に示すように、乗降サイ
ドとなるドアスペースサイド(アウターサイド)に対す
るインナーサイド(乗用車等の中央サイド;正面から見
たシート10の右方)のサイド部12-2i は、立設位置で固
定された固定サイド部として形成されている。
【0015】図2に加えて図4を見るとわかるように、
シート10は、たとえば、シートスライド装置14を備えて
いる。シートスライド装置14は、たとえば、ガイドレー
ル16に対してスライド可能なスライドレール18を備えて
構成され、シートクッション12へのスライドレールの固
定、および床面等へのガイドレールの固定のもとでシー
ト10をその前後方向(図中右左方向)にスライド可能に
支持するように、シートに対する左右(アウターサイ
ド、インナーサイド)の離間位置にそれぞれ配設されて
いる。
【0016】なお、このようなシートスライド装置14と
しては、特開平05−220025号公報等に開示の公知の構成
が何ら変更を加えることなく利用可能であり、また、こ
のシートスライド装置の構成自体はこの発明の趣旨でな
いため、ここでは詳細に説明しない。
【0017】シートクッション12は、たとえば、シート
スライド装置のスライドレール18に一体的に設けられた
左右一対のベースプレート20o、20i へのクッション本体
12-1、およびバケット状サイド部12-2(可倒サイド部12
-2o、固定サイド部12-2i)の組み付けのもとで、対応形状
に組み立てられる。
【0018】図2に示すように、たとえば、二重シャフ
トとしてなる固定シャフト22が、ベースプレート20i、20
o の前端間に架設、固定され、この固定シャフトの内軸
22-1の端末の螺着部23を利用した共締めのもとで、固定
サイド部12-2i の前ステー24f はベースプレート20i に
連結、固定されている。そして、固定サイド部12-2iの
後ステー24r が、ベースプレート20i に固着されたパイ
プ状のホルダ26に挿入、係止され、この、ベースプレー
トへの前ステー24f 、後ステーの連結のもとで、固定サ
イド部はクッション本体12-1側にクッション面12b をほ
ぼ垂直配置した立設位置で固定されている(図1参
照)。
【0019】また、図2に示すように、可倒サイド部12
-2o は、対応するパイプ状ホルダ28への前ステー30f 、
後ステー30r のそれぞれの挿入、係止によって、アウタ
ーサイドのベースプレート20o に離脱不能に取り付けら
れている。そして、この可倒サイド部12-2o は、この前
ステ30f 、後ステー30r に対し、図1に示す立設位置
と、図3に示す倒設位置との間を回動可能に構成されて
いる。
【0020】図5に示すように、たとえば、前ステー30
f 、後ステー30r の上端の対向位置に、一対のブラケッ
ト32がそれぞれ固着され、この一対のブラケット間に架
設、軸支された支軸34を介して、可倒サイド部12-2o の
本体を形成するフレーム36が、対向する一対の側壁36a
の枢着のもとで回動自在に連結されている。つまり、可
倒サイド部12-2o は、支軸34を中心として前ステー30f
、後ステー30r 、つまりはベースプレート20o に対し
て立設位置、倒設位置間を回動自在に支持されている
(図1、図3参照)。
【0021】なお、図5に示す、フレーム36に固着され
たパイプ体37は、このフレームと共に可倒サイド部12-2
o の骨格を形成する枠材であり、これらによって、可倒
サイド部の基本形状が形成される。
【0022】可倒サイド部12-2o は、ロック手段38によ
って立設位置と倒設位置とに保持可能となっている。ロ
ック手段38は、たとえば、フレーム36に配設されたロッ
クバー40と、ステーのブラケット32に形成されたロック
溝42との組み合わせを有している。ロックバー40は、た
とえば、クッション面12c に沿って摺動自在に、フレー
ムの側壁36a 間に架設されるとともに、このロックバー
の挿入、係合可能なロック溝42(42-1、42-2) が、可倒サ
イド部12-2o の立設位置、倒設位置に対応する位置にそ
れぞれ設けられている。
【0023】なお、この発明の実施の形態においては、
ロック溝42-1が立設位置に対応するロック溝と、また、
ロック溝42-2が倒設位置に対応するロック溝としてそれ
ぞれ設けられるとともに、ブラケット32が、支軸34を中
心とする円弧縁32a を各ロック溝間に有して形成され、
ロック溝から離脱したロックバー40が、この円弧縁に沿
って摺動可能となっている。
【0024】ロックバー40は、たとえば、可倒サイド部
12-2o の外面12d に部分的に露出して設けられたロック
オフレバー44に、一対の連結アーム46を介して一体的に
摺動可能に連結されるとともに、ロックばね48の偏倚力
のもとでロック方向、つまりロック溝42(42-1、42-2) へ
の挿入、係合方向に偏倚されている(図1参照)。
【0025】ロックばね48として、たとえば、ロックオ
フレバー44の連結バー50とフレーム36の係止片52間に張
設された引張コイルばねが利用でき、このロックばねの
偏倚力に抗したロックオフレバーの摺動、つまり可倒サ
イド部12-2o の立設位置でいう引き上げ操作によって、
ロック手段38はロック解除可能となっている。
【0026】ところで、図1、図4に示すように、この
シートのシートクッション12は、座面の後傾された座面
後傾型であるため、上面を座面12a とするクッション本
体12-1を対応する後傾状態に配設して構成されるが、こ
の発明においては、このクッション本体が、図3、およ
び図6に示す座面のほぼ水平位置まで、前方移動を伴っ
た後部の上昇、および前部の回動のもとで前傾方向に揺
動可能に、ベースプレート20o、20i に対して連結、支持
されている。
【0027】図2、図4に示すように、たとえば、ベー
スプレート20o、20i の後部間に、クランクシャフト54が
ブラケット56を介して架設、軸支され、クランクシャフ
トの主軸54a に一体的に設けられた固着リンクアーム58
に、クッション本体12-1の後部が、クッション本体の骨
格をなすクッションフレーム60の一体的なブラケット62
を介して枢着されている。また、前後方向に延びて形成
された長孔状のガイド孔64を介してベースプレート20o、
20i の前部間に前後方向移動可能、かつ回動可能に架設
された支持シャフト66に、クッション本体12-1の前部、
つまりクッションフレーム60の前部が連結、固着されて
いる。
【0028】なお、支持シャフト66は二重シャフトとし
て形成され、内軸66-1に対して回動自在な外軸66-2に固
着されたクッションフレーム60、つまりクッション本体
12-1の前部を、上下方向に回動可能としている。
【0029】このクッション本体12-1は、連結ロッド68
を介して可倒サイド部12-2o に連動可能に連結されてい
る。図2、図4に加えて図5を見るとわかるように、連
結ロッド68は、たとえば、略逆L 形状に折曲成形され、
可倒サイド部12-2o の連結片70に、その上端折曲片68a
が軸支されるとともに、下方に延出された下端片68b
が、対応サイドの固着リンクアーム58に枢着された支持
片72に対し、下方のみからのナット74の螺着のもとで連
結されている。
【0030】クッション本体12-1は、可倒サイド部12-2
o に対し、可倒サイド部の立設位置で座面12a の後傾位
置を設定可能に連結され、この立設位置から倒設位置へ
の可倒サイド部の回動に連動して、座面のほぼ水平な前
傾位置まで揺動可能に、クッション本体は構成されてい
る。
【0031】このようなクッション本体12-1の揺動は、
規制手段76によって規制可能となっている。規制手段76
として、たとえば、ガス圧によって規制された偏倚力を
ロック解除のもとで伸長方向に発生可能なガススプリン
グが利用でき、このガススプリングは、クランクシャフ
ト54のクランク軸54b に設けられた固着ブラケット78
と、固定シャフトの外軸22-2に固着された固着ブラケッ
ト80とへの各端末の枢着のもとで、クッション本体12-1
にその規制力、および偏倚力を付与可能に配設されてい
る。
【0032】このガススプリング(規制手段)76のロッ
ク解除片82は、たとえば、レバー84、および連動手段86
を介して、可倒サイド部12-2o のロックオフレバー44に
連動可能に連結されている。図4、図5に示すように、
連動手段86として、たとえばカバー86a に対するインナ
ーワイヤ86b の一端をロックオフレバーの連結バー50
に、他端をレバー84にそれぞれ係止したワイヤが利用で
き、このワイヤによって、ガススプリングのロック解除
片82は、ロックオフレバー44の操作に連動してロック解
除操作可能となっている。つまり、この構成によれば、
ロックオフレバー44が、ガススプリングのロック解除片
82の解除操作手段として兼用化されている。
【0033】ロック解除片82の突出位置においては、ガ
ススプリング76がロック状態、つまり伸縮の規制された
伸縮制御状態にある。そして、ロックオフレバー44の操
作に伴う、レバー84でのロック解除片の押圧により、ガ
ススプリング76のロックが解除されて、ガススプリング
の伸縮が可能となる。
【0034】たとえば、図1、図4に示す状態、つまり
通常の着座状態となる可倒サイド部12-2o の立設状態、
および座面12a を後傾させたクッション本体12-1の後傾
状態を、このシート10の初期状態と仮定する。このシー
ト10の初期状態からの着座者の降車の際においては、ま
ず、ロックオフレバー44をロックばね48の偏倚力に抗し
て立設状態での上方に牽引し、立設位置に対応するロッ
ク溝42-1からのロックバー40の離脱のもとで、可倒サイ
ド部12-2o の立設位置でのロックを解除するとともに
(図5参照)、これに連動したレバー84の回動のもと
で、ガススプリング76をロック解除する。そして、この
ロック解除状態で、可倒サイド部12-2o を外方への回動
のもとで倒すと、これに伴って、クッション本体12-1の
後部が、前部の回動、および前方移動を伴いながら、固
着リンクアーム58との枢着点の回動軌跡に沿った円弧状
に上昇する。
【0035】なお、倒設位置方向への可倒サイド部12-2
o の回動に伴う、前傾方向へのクッション本体12-1の揺
動の際においては、ガススプリング76からの偏倚力がク
ランクシャフト54を介して固着リンクアーム58に付与さ
れるため、着座者からの荷重(体重)がクッション本体
に作用していても、可倒サイド部の倒しに連動した前傾
方向へのクッション本体の揺動が容易に確保できる。
【0036】図3、図6に示すように、可倒サイド部12
-2o をクッション面12c のほぼ水平位置、つまり倒設位
置まで倒すと、対応するロック溝42-2へのロックバー40
の挿入、係合のもとで、可倒サイド部は倒設位置に保持
されるとともに(図5参照)、ロックオフレバー44の初
期位置への復帰に伴うガススプリング76のロックによっ
て、クッション本体12-1は座面12a をほぼ水平位置とす
る前傾状態で保持される。
【0037】図3、図6に示す、この可倒サイド部12-2
o の倒設位置においては、可倒サイド部のクッション面
12c がほぼ水平に設定されるとともに、クッション本体
12-1の座面12a が、この可倒サイド部のクッション面に
連続するほぼ水平面として設定され、これが、このシー
ト10における乗降補助状態となる。
【0038】このようなシート10の乗降補助状態におい
ては、クッション本体の座面12a 、可倒サイド部のクッ
ション面12c の連続する水平面上で尻部をドアサイドに
移動させれば足りるため、降車の際の尻部移動が容易に
行える。そして、可倒サイド部のクッション面12c 上に
尻部を置くことによって、ドアスペースから車外への下
肢部の移動、および車外に向いた横向きの前傾着座姿勢
が容易に可能となるとともに、この可倒サイド部のクッ
ション面に腰掛けた状態の前傾着座姿勢から立ち上がれ
ば足りるため、非力な高齢者等においても、姿勢を崩す
ことなく、また腕力に頼ることなく、降車動作が容易に
行える。
【0039】また、下肢部の不自由な身障者等であって
も、クッション本体の座面12a 、可倒サイド部のクッシ
ョン面12c の連続する水平面上で尻部の位置をずらすこ
とは、自己の腕力等のもとでも比較的容易に行える。そ
して、倒設位置の可倒サイド部12-2o に腰掛け、更には
下肢部を車外に移動させた横向きの着座姿勢であれば、
介護者が必要な場合であっても、介護者の位置する介護
スペースがドアスペース脇に広く確保できるため、降車
動作が煩雑化することもない。
【0040】着座者の降車後においては、ガススプリン
グ76からの偏倚力がクッション本体12-1の前傾方向に付
与されているとともに、支持片72に対する連結ロッド68
の下降が自在であるため、ロックオフレバー44の操作の
もとで可倒サイド部12-2o を倒設位置から立設位置に戻
しても、これに伴った後傾方向へのクッション本体の揺
動は生じない。また、この状態から可倒サイド部12-2o
を倒設位置に倒しても、支持片72に対する連結ロッド68
の上昇のもとで、可倒サイド部は、クッション本体12-1
の揺動を伴うことなく、単独で倒設位置まで回動され
る。
【0041】つまり、非着座状態での可倒サイド部12-2
o の回動の際においては、クッション本体12-1の揺動を
伴うことなく、可倒サイド部が単独で回動されるため、
その操作に煩雑性を伴わない。
【0042】このように、着座者の降車後における再度
の乗車の際においても、可倒サイド部12-2o を倒設位置
に設定すれば、降車の際と同様に、可倒サイド部のクッ
ション面12c 、クッション本体の座面12a の連続したほ
ぼ水平面が形成される。そして、着座者は、可倒サイド
部のクッション面12c 上に一旦腰掛けて下肢部を車内に
移動させるとともに、尻部をクッション本体の座面12a
上に滑らせ、その後、ロックオフレバー44によるロック
解除のもとで、可倒サイド部12-2o を立設位置方向に回
動させれば、これに伴う、後傾方向へのクッション本体
12-1の揺動によって、可倒サイド部、クッション本体は
図1、図3に示す初期位置にいずれも戻される。
【0043】なお、このような着座状態においては、ロ
ック解除のもとで、着座者からの荷重がガススプリング
76の偏倚力に抗する方向に作用するため、この荷重によ
るガススプリングの収縮のもとで、クッション本体12-1
は立設位置方向への可倒サイド部12-2o の回動に伴って
後傾方向に揺動される。
【0044】上記のように、この発明の乗降補助構造付
きシート10においては、乗降サイドとなるアウターサイ
ドの可倒サイド部12-2o が、クッション面12c をほぼ水
平とする倒設位置に回動設定可能であるとともに、クッ
ション本体12-1の座面12a が、可倒サイド部の倒しに連
動した前傾方向への揺動のもとで、このクッション面に
連続する水平面として設定され、これが、このシートの
乗降補助状態となっている。そのため、この乗降補助状
態では、乗降の際におけるシートクッション12上での尻
部の移動が、尻部、大腿部等を大きく浮かせることなく
容易に可能となる。
【0045】そして、乗降の際に、倒設位置の可倒サイ
ド部のクッション12c 上に一旦腰掛けてから、降車動
作、乗車動作を行えば足りるため、乗降の際の姿勢の崩
れが確実に防止できるとともに、腕力等でのサポート
も、特に重要でなくなる。そのため、高齢者、身障者等
においても、乗降動作が容易に可能となる。
【0046】また、通常の着座状態においては、クッシ
ョン本体の座面12a が後傾状態に設定できるとともに、
可倒サイド部12-2o を立設位置に保持することで、この
可倒サイド部が他方の固定サイド部12-2i と共にシート
クッション12のバケット部として機能するため、着座時
でのサポート性を損なうことがない。つまり、この発明
のシート10によれば、サポート性を損なうことなく、高
齢者等の乗降の容易な乗降補助構造が容易に確保でき、
サポート性、乗降性の両立がはかられる。
【0047】ここで、この発明においては、クッション
本体12-1が、前方移動を伴った揺動のもとで、座面12a
のほぼ水平位置まで前傾されるため、図4、図6を比較
するとよくわかるように、このクッション本体の後部位
置は、シート10のシートバック88に対する離反方向に移
動することになる。つまり、着座者の尻部は、前傾方向
へのクッション本体12-1の揺動のもとで、シートバック
88から離反するため、クッション本体の揺動の際におけ
る、シートバックに対する着座者の、いわゆる背ずれが
防止できる。従って、この点から、着座者の安全性が確
保できる。
【0048】そして、この発明の実施の形態において
は、規制手段としてガススプリング76を利用している
が、クッション本体12-1の揺動を規制可能であれば足り
るため、これに限定されず、たとえば、エアシリンダ等
の他の部材を規制手段として利用してもよい。しかし、
ガススプリング76を規制手段とし、クランクシャフト54
と固定シャフト22との間に架設、枢着すれば、構成の複
雑化を伴うことなく、適切な規制力、偏倚力をクッショ
ン本体12-1に付与可能に容易に配設できるため、構成の
簡素化が十分にはかられる。
【0049】更に、ガススプリング76は、ガス圧によっ
てその伸縮を規制する構成であるため、クッション本体
12-1の揺動の際における緩衝装置として機能可能であ
る。つまり、このガススプリング76の緩衝機能によっ
て、クッション本体12-1の揺動の際の衝撃が緩和される
ため、この点において、着座者の快適性、安全性が十分
に確保できる。
【0050】また、この発明の実施の形態においては、
ロック手段38のロックオフレバー44をガススプリング76
のロック解除手段として兼用化しているが、これに限定
されず、個別のロック解除手段のもとで、ロック手段、
ガススプリングのロック解除をそれぞれ行う構成として
もよい。しかしながら、ロック手段38、ガススプリング
76のロック解除は、通常同時に行うものであるため、兼
用化、つまりは共用化することによって、その操作性の
簡略化がはかられる。そして、部品点数の増加が防止で
きるため、構成の複雑化も十分に防止できる。
【0051】更に、ロック手段38のロック溝42-1、42-1
間を円弧縁とすることによって、ロックオフレバー44を
立設位置、倒設位置以外においては操作位置に保持可能
としているが、これに限定されない。しかし、このよう
に、立設位置、倒設位置以外でのロックオフレバー44の
位置を操作位置に保持すれば、着座者(操作者)による
操作力の継続を要することなく、可倒サイド部12-2o の
回動時におけるガススプリング76のロック解除状態が維
持できるため、操作性に優れるとともに、ガススプリン
グの誤動作が確実に防止できる。
【0052】なお、この発明の乗降補助構造付きシート
10における乗降補助構造、つまり倒設可能な可倒サイド
部12-2o 、および前傾方向に揺動可能なクッション本体
12-1を備えた構造は、身障者、高齢者等の乗降に限定さ
れず、他の着座者の乗降の際に使用しても何ら差し支え
ない。つまり、このシート10の乗降補助構造を利用すれ
ば、可倒サイド部12-2o のクッション面12c 上に一旦腰
を掛けることで、足を大きく開くことなく乗降できた
め、スカートや着物等を着衣した女性等の乗降の際にお
いても、特に有効に利用できる。
【0053】また、この実施の形態においては、乗用車
のフロントシートに代表される、シートスライド装置14
を有する構成をシート10として例示しているが、ドアス
ペースに隣接するシートであれば足りるため、これに限
定されず、たとえば、4ドアタイプのセダン(サルーン
とも称する)やステーションワゴン等のボディタイプの
自動車のリヤシートに、このシートを配設してもよい。
【0054】そして、このシート10は、一般家庭での所
有を前提とした乗用車に限らず、商用車、たとえばタク
シー、ハイヤー等のシートとして装着してもよい。商用
車にこのシート10を装着すれば、高齢者、身障者等の乗
降の際の労力を運転者に強いることがないため、身障者
等が商用車を容易に利用することができる。
【0055】また、このシートは、乗用車等のシートに
限定されず、たとえば、電車、船舶、飛行機等の他の車
両等のシート、あるいは娯楽施設等の種々のシートとし
ても、十分に応用できる。
【0056】上述した発明の実施の形態は、この発明を
説明するためのものであり、この発明を何等限定するも
のでなく、この発明の技術範囲内で変形、改造等の施さ
れたものも全てこの発明に包含されることはいうまでも
ない。
【0057】
【発明の効果】上記のように、この発明に係る乗降補助
構造付きシートによれば、乗降サイドの可倒サイド部の
クッション面とクッション本体の座面とをほぼ水平面上
で連続させた乗降補助状態が設定できるため、乗降の際
におけるシートクッション上での尻部の移動が容易に可
能となる。つまり、乗降の際の姿勢の崩れが確実に防止
できるとともに、腕力等でのサポートも特に重要でなく
なるため、高齢者、身障者等においても、その乗降性が
向上する。
【0058】そして、走行時等においては、後傾の着座
姿勢が確保できるとともに、可倒サイド部を立設位置に
保持することで、この可倒サイド部が他方の固定サイド
部と共にシートクッションのバケット部として機能する
ため、着座時でのサポート性を損なうことがなく、サポ
ート性、乗降性の両立が可能となる。
【0059】また、クッション本体が、前方移動を伴っ
て揺動するため、シートバックからの離反方向への尻部
の移動により、クッション本体の揺動の際における背ず
れが防止できる。従って、この点から、着座者の安全性
が確保できる。
【0060】そして、ガススプリングを規制手段とし、
クランクシャフトと固定シャフトとの間に架設、枢着す
れば、構成の複雑化を伴うことなく、適切な規制力、偏
倚力をクッション本体に付与可能に容易に配設できるた
め、構成の簡素化が十分にはかられる。また、ガススプ
リングの持つ緩衝機能によって、クッション本体の揺動
の際の衝撃が緩和されるため、この点において、着座者
の快適性、安全性が十分に確保できる。
【0061】更に、ロック手段のロックオフレバーをガ
ススプリングのロック解除手段として兼用化すれば、そ
の操作性の簡略化がはかられるとともに、部品点数の低
減により、構成の複雑化も十分に防止できる。
【0062】また、可倒サイド部の立設位置、倒設位置
以外において、ロックオフレバーを操作位置に保持可能
とすれば、操作力の継続を要することなく、可倒サイド
部の回動時におけるガススプリングのロック解除状態が
維持できるため、操作性に優れるとともに、ガススプリ
ングの誤動作が確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】初期状態における、この発明に係る乗降補助構
造付きシートの概略斜視図である。
【図2】一部を分解、省略した、乗降補助構造付きシー
トの概略斜視図である。
【図3】乗降補助状態における、乗降補助構造付きシー
トの概略斜視図である。
【図4】初期状態における、乗降補助構造付きシートの
概略側面図である。
【図5】内部構造を示す、可倒サイド部の概略斜視図で
ある。
【図6】乗降補助状態における、乗降補助構造付きシー
トの概略側面図である。
【符号の説明】
10 乗降補助構造付きシート 12 シートクッション 12-1 クッション本体 12-2o 可倒サイド部(バケット状サイド部) 12-2i 固定サイド部(バケット状サイド部) 12a クッション本体の座面 12c 可倒サイド部のクッション面 22 固定シャフト 38 ロック手段 44 ロックオフレバー 54 クランクシャフト 68 連結ロッド 76 ガススプリング(規制手段) 86 連動手段(ワイヤ)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座面の尻部位置をその前方位置より低く
    設定した座面後傾型のシートクッションを備えたシート
    において、 上記シートクッションが、その上面を座面とするクッシ
    ョン本体と;クッション面をクッション本体側に配し
    て、クッション本体の左右の側方に立設された一対のバ
    ケット状サイド部と;に分離形成され、この左右一対の
    バケット状サイド部のうち、乗降の際に尻部の通過され
    る乗降サイドが、クッション面をクッション本体側にほ
    ぼ垂直配置する立設位置と、クッション面を上面にほぼ
    水平配置する倒設位置との間で回動自在、かつロック手
    段によって各位置に保持可能な可倒サイド部として形成
    されるとともに、 前記クッション本体が、前方移動を伴った後部の上昇、
    および前部の回動のもとで前傾方向に揺動可能、かつ座
    面の後傾位置、およびほぼ水平位置でこの揺動を規制可
    能に支持され、倒設位置への前記可倒サイド部の回動に
    連動した前傾方向へのクッション本体の揺動によって、
    クッション本体の座面を、可倒サイド部のクッション面
    に連続したほぼ水平面として設定可能としたことを特徴
    とする乗降補助構造付きシート。
  2. 【請求項2】 座面の尻部位置をその前方位置より低く
    設定した座面後傾型のシートクッションを備えたシート
    において、 上記シートクッションが、その上面を座面とするクッシ
    ョン本体と;クッション面をクッション本体側に配し
    て、クッション本体の左右の側方に立設された一対のバ
    ケット状サイド部と;に分離形成されるとともに、この
    左右一対のバケット状サイド部のうち、乗降の際に尻部
    の通過される乗降サイドが、クッション面をクッション
    本体側にほぼ垂直配置する立設位置と、クッション面を
    上面にほぼ水平配置する倒設位置との間で回動自在、か
    つロック手段によって各位置に保持可能な可倒サイド部
    として形成され、 前方移動を伴った後部の上昇、および前部の回動のもと
    で前傾方向に揺動可能に支持された前記クッション本体
    の揺動が、伸縮制御の可能な所定の規制手段によって座
    面の後傾位置、およびほぼ水平位置で規制可能とされる
    とともに、この規制手段のロック解除片が、可倒サイド
    部に設けられたロック手段をロック解除するためのロッ
    クオフレバーに、連動手段を介して連動可能に連結さ
    れ、 可倒サイド部が立設位置にあるときのロックオフレバー
    操作に伴う、倒設位置への可倒サイド部の回動に連動し
    た前傾方向へのクッション本体の揺動によって、クッシ
    ョン本体の座面を、可倒サイド部のクッション面に連続
    したほぼ水平面として設定可能とするとともに、可倒サ
    イド部が倒設位置にあるときのロックオフレバー操作に
    よって、立設位置への可倒サイド部の回動に連動したク
    ッション本体の後傾を可能としたことを特徴とする乗降
    補助構造付きシート。
  3. 【請求項3】 所定のベースプレートの後部間に架設、
    軸支されたクランクシャフトの各主軸の固着リンクアー
    ムに、クッション本体の後部が枢着されるとともに、ベ
    ースプレートの前部間に前後移動自在、かつ回動自在に
    架設された支持シャフトに、クッション本体の前部が固
    着され、 ガス圧によって規制された偏倚力をロック解除のもとで
    伸長方向に発生可能なガススプリングが、前記クランク
    シャフトのクランク軸の固着ブラケットと、ベースプレ
    ートの前部間に架設、固定された固定シャフトの固着ブ
    ラケットとへの各端末の枢着のもとで、規制手段として
    配設された請求項2記載の乗降補助構造付きシート。
  4. 【請求項4】 ロック手段のロックオフレバーを、可倒
    サイド部の立設位置、および倒設位置でのみ操作解除位
    置に復帰可能とした請求項2または3記載の乗降補助構
    造付きシート。
  5. 【請求項5】 クッション本体が、着座者のあるときの
    可倒サイド部の回動にのみ連動可能に、当該可倒サイド
    部に連結ロッドを介して連結された請求項1ないし4の
    いずれか記載の乗降補助構造付きシート。
JP9336543A 1997-11-21 1997-11-21 乗降補助構造付きシート Pending JPH11151959A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6643902B2 (en) 1999-10-01 2003-11-11 Ngk Insulators, Ltd. Piezoelectric/electrostrictive device and method of manufacturing same
US7607735B2 (en) 2007-04-10 2009-10-27 Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha Vehicle seats
JP2018064680A (ja) * 2016-10-18 2018-04-26 株式会社日吉技術産業 昇降式座椅子

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6643902B2 (en) 1999-10-01 2003-11-11 Ngk Insulators, Ltd. Piezoelectric/electrostrictive device and method of manufacturing same
US7607735B2 (en) 2007-04-10 2009-10-27 Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha Vehicle seats
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