JP2004063837A - トレイ式電子部品供給装置組立用ユニット - Google Patents

トレイ式電子部品供給装置組立用ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP2004063837A
JP2004063837A JP2002220854A JP2002220854A JP2004063837A JP 2004063837 A JP2004063837 A JP 2004063837A JP 2002220854 A JP2002220854 A JP 2002220854A JP 2002220854 A JP2002220854 A JP 2002220854A JP 2004063837 A JP2004063837 A JP 2004063837A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
electronic component
tray
supply device
component supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002220854A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3860516B2 (ja
Inventor
Takayuki Takahashi
高橋 孝之
Kanji Kato
加藤 寛司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamagata Casio Co Ltd
Original Assignee
Yamagata Casio Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamagata Casio Co Ltd filed Critical Yamagata Casio Co Ltd
Priority to JP2002220854A priority Critical patent/JP3860516B2/ja
Publication of JP2004063837A publication Critical patent/JP2004063837A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3860516B2 publication Critical patent/JP3860516B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】経済的にも在庫スペース上からも製造ライン工場の負担が軽減され且つ電子部品搭載装置への如何なる取り付け箇所にも対応できるトレイ式電子部品供給装置を提供する。
【解決手段】本体部ユニット35に対し、先ずトレー引き出しステージユニット38を組み付け、その上方に一軸ロボット45を左右いずれかにずらして組み付け、このずらし位置に対応して部品搬送シャトルユニット50を横方向に張り出して組み付け、この張り出し方向に対応して搬送レールユニット56の基板案内レール58を左右いずれかにずらして固定した後、搬送レールユニット56をトレー引き出しステージユニット38の後部に組み付けると、側面連結型のトレイ式電子部品供給装置61又は62が基板ユニット製造ラインの現場で出来上がる。搬送レールユニット56を除去し部品搬送シャトルユニット50を後方に延び出すように配置すると前後面の左端又は右端連結型が出来上がる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、経済的にも在庫スペース上からも製造ライン工場の負担とならず且つ電子部品搭載装置への如何なる取り付け箇所にも対応できるトレイ式電子部品供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、基板ユニット製造ラインの中にあって、チップ状の電子部品を基板に自動搭載する電子部品搭載装置にその搭載する電子部品を供給するテープカセット式電子部品供給装置や、トレイ式電子部品供給装置、あるいはスティック型電子部品供給装置など各種の電子部品供給装置がある。
【0003】
どのような電子部品供給装置を用いるかは、供給する電子部品の寸法や形状に合わせて選択されるが、一般に、形状が正方形や直方形のチップからなり、チップの側面に電極リード線が無いもの、あるいはチップの底面に電極バンプが設けられたものなどは、寸法が特に大型のものを除いては、概ねテープカセット式電子部品供給装置を用いて供給される。
【0004】
そして、形状が正方形や直方形でない、あるいは開口部のある箱型など、いわゆる異形部品といわれるもの、また異形部品ではないが形状の大きなものなどのように、テープカセット式電子部品供給装置での供給が困難なものは、トレイ式電子部品供給装置を用いて供給される。ここで、先ず電子部品搭載装置について簡単に説明する。
【0005】
図4(a) は、各種の電子部品供給装置によって電子部品を供給される電子部品搭載装置の外観斜視図であり、同図(b) は、その上下の保護カバーを取り除いて内部の構成を模式的に示す斜視図である。
同図(a) に示すように、電子部品搭載装置1は、天井カバー上の前後に、それぞれCRTディスプレイからなるモニタ装置2と、同じく天井カバー上の左右に、それぞれ稼動状態を報知する警報ランプ3を備えている。また、上部保護カバー4の前部と後部の面には、液晶ディスプレイとタッチ式入力装置からなり外部からの操作により各種の指示を入力することができる小型の表示入力パネル5が配設されている(図の右斜め上方向になる後部の表示入力パネル5は陰になって見えない)。
【0006】
下部の基台6の上には、中央に、固定と可動の1対の平行する基板案内レール7が同図(b) に示すプリント回路基板(以下、単に基板という)8の搬送方向(X軸方向、図の斜め右下から斜め左上方向)に水平に延在して配設される。これらの基板案内レール7の下部に接して、図には見えないループ状の搬送ベルト(コンベアベルト)が走行可能に配設される。
【0007】
搬送ベルトは、それぞれ数ミリ幅のベルト脇部を基板案内レール7の下から基板搬送路に覗かせて、不図示のベルト駆動モータにより駆動され、基板搬送方向に走行し、基板8の裏面両側を下から支持しながら装置本体内に部品搭載前の基板8をライン上流側から搬入し、部品搭載済みの基板8を順次ライン下流側に搬出する。この電子部品搭載装置1内には、常時2枚の基板8が搬入され、位置決めされて、電子部品の搭載が終了するまで固定されている。
【0008】
基台6の前後には、それぞれ電子部品供給台9が形成されている(同図(a) では図の右斜め上方向になる後部の電子部品供給台9は陰になって見えない。また、同図(b) では、後部の電子部品供給台9は図示を省略している)。電子部品供給台9には、テープカセット式電子部品供給装置11(一般には単に、テープフィーダ、カセット式、又はテープ部品供給装置などと簡略に呼ばれている)が、50個〜70個と多数配置される。
【0009】
また、基台6の上方には、二本のX軸レール12とこのX軸レール12上にX軸方向(図の右斜め下から左斜め上方向)に摺動自在に支持されたY軸レール13とが、それぞれ左右に配置され、それぞれのY軸レール13には、2台の作業ヘッド支持塔14がY軸方向(図の左斜め下から右斜め上方向)に摺動自在に懸架されている。つまりここに示す電子部品搭載装置1には合計4台の作業ヘッド支持塔14が配設されている。
【0010】
各作業ヘッド支持塔14には、図の例では2個の作業ヘッド15が上下(Z方向)に昇降自在に且つ360度方向(θ方向という)に回転自在に配設されている。すなわち、電子部品搭載装置1には合計8個の作業ヘッド15が配設されており、各作業ヘッド15は、Y軸レール13によるX軸方向への移動、作業ヘッド支持塔14によるY軸方向への移動、及び作業ヘッド15自身によるZ軸方向への移動とθ方向への回転により、前後左右上下及び360度方向への位置を自在に制御される。
【0011】
これらの作業ヘッド15は、テープカセット式電子部品供給装置11や後述するトレイ式電子部品供給装置によって吸着部まで供給される所定の電子部品を吸着ノズルによって吸着し、その吸着した電子部品を基板8の所定の搭載位置に搭載する。
【0012】
そして、基台6の内部には、特には図示しないが、基板の位置決め装置、基板を2本の基板案内レール7間に固定する基板固定機構、各部を制御するための制御装置等が備えられている。
図5(a),(b) は、上記のような電子部品搭載装置1に、テープカセット式電子部品供給装置11では供給できない異型部品などの電子部品を供給するトレイ式電子部品供給装置と、電子部品搭載装置1との配置関係を示す図である。同図(a) に示すトレイ式電子部品供給装置16(16a、16b)は、それぞれ電子部品搭載装置1に対して図の矢印A及びBで示すように電子部品搭載装置1の左側又は右側から移動して連結される左側面又は右側面連結型のトレイ式電子部品供給装置であり、搬送用梁腕17を、電子部品搭載装置1の側面開口部から内部に差し込んで、先端の吸着点から電子部品を作業ヘッド15に供給する。
【0013】
また、同図(b) に示すトレイ式電子部品供給装置16(16c、16d)は、それぞれ電子部品搭載装置1に対して図の矢印C及びDで示すように前方又は後方((後方からの例は図示していない)から移動して電子部品搭載装置1の前部又は後部の左端寄り又は右端寄りに連結される、前後面左端部連結型又は右端部連結型のトレイ式電子部品供給装置であり、搬送用梁腕17を、電子部品搭載装置1の電子部品供給台9越しに内部に差し込んで、先端の吸着点から電子部品を作業ヘッド15に供給する。
【0014】
図6は、上記トレイ式電子部品供給装置16a(他の16b、16c、16dも基本的には同様の機能で動作する)を例にとって、その構成と機能を説明する図である。同図(a) に示すように、トレイ式電子部品供給装置16(16a)は、本体部の扉18を開いて内部の昇降台19の上にトレイ棚20を着脱自在に装着し、その孔21に下まで留め棒22を挿通して昇降台19上に固定する。
【0015】
電子部品搭載装置1に図5(a),(b) で説明したように結合されたトレイ式電子部品供給装置16は、図6に示すように、本体部から製造ラインの中心方向に向けて突設された部品供給ステージ23を備え、この部品供給ステージ23上に、トレイ棚20に収容されている所望のトレイ24がパレット(図示省略)ごと引き出される。トレイ24上には、多数の電子部品25が載置収容されている。
【0016】
トレイ24上の電子部品25は、一軸ロボット26の電子部品移載ヘッド(同図では本体装置16の向う側(斜め右上方向)にあって陰になるため見えない)の吸着ノズルによって吸着されて、搬送用梁腕17上の部品搬送台27に移載される。
【0017】
搬送用梁腕17上には部品搬送台27(27a、27b)が不図示の駆動機構により行き違いに交差しながら往復する部品搬送路17−1が形成されている。電子部品25を移載された部品搬送台27は、その電子部品25を搬送用梁腕17先端の吸着点28まで搬送する。
【0018】
ところで、このようなトレイ式電子部品供給装置16によって電子部品25を供給される電子部品搭載装置1は、基板ユニット製造ラインのほぼ中間に位置している。
図7は、そのような基板ユニット製造ラインの一例を示す図である。同図に示す例では、基板ユニット製造ラインを4ライン示しており、各ラインの終端には基板に搭載された電子部品を基板上に固定するリフロー炉29が配置されている。また、各ラインの始端には実際には基板供給装置が配置されるが、同図では図示を省略している。
【0019】
図の斜め右上に示す第1製造ラインには、2台の電子部品搭載装置1が製造ラインに直列に連結されており、次の第2製造ラインでは、1台の電子部品搭載装置1の製造ライン上流側に、ペースト状の半田等を添付又は塗布する1台のディスペンサ31が製造ラインに直列に配置されている。ディスペンサ31は製造される基板ユニットに搭載される電子部品の形式によって、電子部品搭載装置1の製造ライン上流側に配置される場合もあり、下流側に配置される場合もある。また、ディスペンサ31が配置されていない製造ラインは、通常、その製造ラインの電子部品搭載装置1にディスペンサ機能が付加されている場合である。これらの各製造ラインの各装置は、ホスト管理装置32に信号線33で接続されて稼動状態を管理される。
【0020】
このような基板ユニット製造ラインの構成は、製造される基板ユニットの種類や数量によって、製造ラインを構成する装置の配置順序や台数が種々変更され、また、電子部品搭載装置1に電子部品を供給する電子部品供給装置の配置も種々変更される。
【0021】
例えば、トレイ式電子部品供給装置16を製造ラインに投入する必要が生じた場合を例にとれば、図7に示す各製造ラインの間隔が広ければ、図5(b) に示す電子部品搭載装置1の前又は後(製造ラインの流れに対して直角方向)に連結できる前後面左端部又は右端部連結型のトレイ式電子部品供給装置16c又は16dの形式のものが使用される。
【0022】
一方、各製造ラインの間隔が狭く、上記のように電子部品搭載装置1の前又は後から連結するトレイ式電子部品供給装置16c又は16dでは、通路が狭くなって作業に支障をきたすような場合は、製造ラインの流れの中に割り込むように電子部品搭載装置1の左右に配置される図5(a) に示した左側面又は右側面連結型のトレイ式電子部品供給装置16a又は16bの形式のものが使用される。
【0023】
これを換言すれば、従来、基板ユニット製造ラインの中では、電子部品搭載装置への取り付け箇所に応じて専用の形式からなるトレイ式電子部品供給装置が必要であった。つまり、形式の異なる4種類のトレイ式電子部品供給装置が必要であった。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】
図8(a),(b) は、基板ユニット製造ラインの中では従来4種類の形式の異なるトレイ式電子部品供給装置を必要とする例を、分かりやすく図解した平面図である。同図(a) には図4(b) で示した電子部品供給台9、テープカセット式電子部品供給装置11、作業ヘッド支持塔14等も番号によって示している。
【0025】
図8(a) は、図5(a) に示した2種類のトレイ式電子部品供給装置16aと16bの使用例を示しており、図8(b) は、図5(b) に示した他の2種類のトレイ式電子部品供給装置16cと16dの使用例を示している。これらは、いずれも各部の構成の形成位置や向きが異なるものであり、電子部品搭載装置への取り付け箇所に応じた専用の形式を備えている。
【0026】
ここで、例えば図8(a) のような製造ラインの構成でトレイ式電子部品供給装置16aと16bを使用していたところ、製造ライン中に更に他の装置を直列に配置することが必須の条件として発生した場合に、製造ラインを延長する工場内の設置スペースが無い場合は、同図(a) のトレイ式電子部品供給装置16a及び16bの配置を除去して他の装置を配置するスペースを作り出し、除去したトレイ式電子部品供給装置16a及び16bに代わって同図(b) に示すトレイ式電子部品供給装置16c及び16dの配置に変更しなければならないことになる。
【0027】
つまり、往年の少品種多量生産の時代から、近年の多品種少量生産の時代になって、この多品種少量生産の傾向に対処して基板ユニット製造ラインの構成を常に変更しながら構築し直していく必要がある環境下では、製造ライン工場内に常に形式の異なる4種類のトレイ式電子部品供給装置を保持している必要がある。
【0028】
しかしながら、これでは、経済的にも在庫スペース上からも、製造ライン工場の負担が大き過ぎて、このような大きな負担には耐え切れない。そうかといって4種類のトレイ式電子部品供給装置を揃えて保持していなければ、製造を断念しなければならないような仕様の基板ユニットの受注を取り逃がすことになり、得ることが出来たかも知れない利益を失うことにもなる。
【0029】
本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、経済的にも在庫スペース上からも製造ライン工場の負担が軽減され且つ電子部品搭載装置への如何なる取り付け箇所にも対応できるトレイ式電子部品供給装置を提供することである。
【0030】
【課題を解決するための手段】
本発明のトレイ式電子部品供給装置は、本体部に昇降自在に収容されたパレット収容棚から引き出されたトレイ上の電子部品を部品搬送台に移載して電子部品搭載装置側の部品吸着点まで搬送するトレイ式電子部品供給装置であって、少なくとも電子部品を載置収容したトレーをパレットに保持して収容するパレット収容棚と該パレット収容棚を昇降させる昇降機とを備えて構成され、電子部品供給装置の所定のコネクタに着脱自在なハーネスを備えた本体部ユニットと、該本体部ユニットに対し複数通りの向き又は位置で離合自在に連結可能に構成され、上記パレット収容棚から引き出される上記パレット及び上記トレーを所定の位置に移動自在に保持するように構成され、上記本体部ユニットの所定のコネクタに着脱自在なハーネスを備えたトレー引き出しステージユニットと、上記本体部ユニットに対し複数通りの向き又は位置で離合自在に連結可能に構成され、上記トレー上の上記電子部品を吸着して上記部品搬送台に移載する電子部品移載ヘッドを水平方向に摺動自在に備えて構成され、上記本体部ユニットの所定のコネクタに着脱自在なハーネスを備えた一軸ロボットユニットと、上記トレー引き出しステージユニットに対し複数通りの向き又は位置で離合自在に連結可能に構成され、少なくとも上記電子部品移載ヘッドにより上記トレー上から上記電子部品を移載される部品搬送台と、該部品搬送台を所定の吸着点まで搬送する搬送路とを備えて構成され、上記本体部ユニットの所定のコネクタに着脱自在なハーネスを備えた部品搬送シャトルユニットと、から成り、上記電子部品搭載装置に対し基板ユニット製造ラインに直交する方向から左端又は右端に合体可能に組み立てられて成る。
【0031】
また、このトレイ式電子部品供給装置は、例えば請求項2記載のように、上記トレー引き出しステージユニットに対し複数通りの向き又は位置で離合自在に連結可能に構成され、上記基板ユニット製造ラインにおいて少なくとも一方では上記電子部品搭載装置の電子部品搬送ベルト及び搬送案内レールとに連絡し他方では製造ライン反対側の他の装置の電子部品搬送ベルト及び搬送案内レールとに連絡する電子部品搬送ベルト及び搬送案内レールを備えて構成され、上記本体部ユニットの所定のコネクタに着脱自在なハーネスを備えた搬送レールユニットを、更に加えて成り、上記電子部品搭載装置に対し上記基板ユニット製造ラインに並行する方向から該基板ユニット製造ラインの上流側又は下流側から合体可能に組み立てられて成る。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1(a) 〜(e) は、一実施の形態における任意の形式のトレイ式電子部品供給装置を組み立て可能な5種類のユニットを示す図である。本例のトレイ式電子部品供給装置は、その各部を構成する同図(a) 〜(e) に示す5個のユニットを自在に組み立てることによって、4通りの形式のトレイ式電子部品供給装置を構築することができる。
【0033】
先ず、同図(a) に示す本体部ユニット35は、前面の扉36を開いた内部に、特には図示しないが、少なくとも複数のパレットを収容したパレット収容棚と、このパレット収容棚を固定して支持する昇降台と、この昇降台を所望の位置に昇降させる昇降機とを備えている。この本体部ユニット35の裏面(図の斜め右上方向を向く面)の中央部より下方の所定の位置に、特には図示しないが、同図(b) に示すトレー引き出しステージユニット38の組み付け位置に対応する複数の位置決め係合孔が形成され、また、裏面中央より上方の所定の位置に、同図(c) に示す一軸ロボット45の組み付け位置に対応する複数の位置決め係合孔が形成されている。
【0034】
この本体部ユニット35には、組み上がったトレイ式電子部品供給装置が電子部品搭載装置に連結されたとき電子部品搭載装置の制御部から上記の昇降機を駆動する駆動信号やその停止位置の指示信号等の制御信号を受け取るためのハーネス37を備えている。このハーネス37は、組み上がったトレイ式電子部品供給装置が連結される電子部品搭載装置の所定のコネクタに接続される。
【0035】
また、同図(b) に示すトレー引き出しステージユニット38は、前面(図の斜め左下方向を向く面)に、上述した本体部ユニット35の位置決め係合孔に嵌入して係止する上下2個の係合ピン39が設けられている。この係合ピン39により本体部ユニット35に対し位置決めされて、所望の向き又は位置に組みつけられる。
【0036】
このトレー引き出しステージユニット38の上面のトレー引き出しステージ41には、組み上がったトレイ式電子部品供給装置が実稼動に入ったとき、本体部ユニット35のパレット収容棚から引き出されたパレット(不図示)がパレット保持部(不図示)に保持される。パレット上にはトレイ42が保持されている。このトレー引き出しステージユニット38の内部には、特には図示しないが、上記のパレット保持部を前後(図の斜め左下方向と斜め右上方向)に自在に移動させる駆動装置が設けられている。
【0037】
また、上記のトレー引き出しステージ41上には前側(図の斜め左下方向側)の端部には、特には図示しないが、同図(d) に示す部品搬送シャトルユニット50と係合する位置決め係合孔を複数箇所に備えている。また、更に後面(図の斜め右上方向を向く面)には、同図(e) に示す搬送レールユニット56と係合するための位置決め係合孔を複数箇所に備えている。
【0038】
このトレー引き出しステージユニット38は、組み上がったトレイ式電子部品供給装置が電子部品搭載装置に連結されたとき電子部品搭載装置の制御部から本体部ユニット35を介して上記の駆動装置を駆動する駆動信号やその停止位置の指示信号等の制御信号を受け取るためのハーネス44を備えている。このハーネス44は、このトレー引き出しステージユニット38が本体部ユニット35に組み付けられたとき、本体部ユニット35の所定のコネクタに接続される。
【0039】
また、同図(c) に示す一軸ロボット45は、取り付け面(図の斜め左下方向を向く面)に、本体部ユニット35の位置決め係合孔に嵌入して係止する2個一組係合ピン46(46a、46b)が二組設けられている。この係合ピン46によって、本体部ユニット35に対し左右(図の斜め左上から斜め右下方向)いずれかに片寄った位置に位置決めされることにより、所望の向き又は位置に組みつけられる。
【0040】
この一軸ロボット45の取り付け面の反対側の面には、図では陰になって見えないが、例えばボールねじと、このボールねじを駆動するエンコーダ付きのモータと、ボールねじに係合するナット部に支持されて、左右に摺動可能な電子部品移載ヘッド47が配設されている。電子部品移載ヘッド47は、組み上がったトレイ式電子部品供給装置が実稼動に入ったとき、ボールねじの回転によって左右に摺動すると共に自身では上下に昇降し、同図(b) に示すトレー引き出しステージユニット38のトレー引き出しステージ41上の、パレット保持部に保持されて一軸ロボット45の下方を前後に移動するパレット上のトレイ42に収容されている電子部品43を吸着して、同図(d) に示す部品搬送シャトルユニット50の部品搬送台に移載する。
【0041】
この一軸ロボット45は、組み上がったトレイ式電子部品供給装置が電子部品搭載装置に連結されたとき電子部品搭載装置の制御部から、本体部ユニット35を介して、上記のモータの回転や電子部品移載ヘッド47の上下動や更には電子部品43の吸着と吸着解除の動作を制御する制御信号を受け取るためのハーネス48を備えている。このハーネス48は、この一軸ロボット45が本体部ユニット35に組み付けられたとき、本体部ユニット35の所定のコネクタに接続される。
【0042】
また、同図(d) に示す部品搬送シャトルユニット50は、長手方向のトレー引き出しステージユニット38への組み付け側となる一方の端部下面に、下方に突出して設けられた係合ピン51を備えている。この係合ピン51により、トレー引き出しステージユニット38に対し位置決めされて、所望の向き又は位置に組みつけられる。
【0043】
この部品搬送シャトルユニット50の上面長手方向の両端部には部品搬送台52(52a、52b)が移動自在に配置される。以下、組み付け側端部(係合ピン51のある側)の上面に位置する部品搬送台52を「部品搬送台52a」とし、反対側の端部(電子部品搭載装置に連結されたとき電子部品搭載装置のための吸着点となる端部)53の位置に在る部品搬送台52を「部品搬送台52b」呼ぶことにする。これら2台の部品搬送台52a及び52bには、不図示のベルトが連結されている。また、このベルトを搬送路54で往復循環運動させるエンコーダ付きの不図示のモータが配設されている。
【0044】
この部品搬送シャトルユニット50は、組み上がったトレイ式電子部品供給装置が実稼動に入ったとき、部品搬送台52a上に、同図(c) に示す一軸ロボット45の電子部品移載ヘッド47により、同図(b) に示すトレー引き出しステージユニット38のトレー引き出しステージ41上のトレイ42から電子部品43を移載され、上記モータに駆動されるベルトにより、電子部品43を移載された部品搬送台52aと、空荷の部品搬送台52bとが、搬送路54上を上下にすれ違いながら位置を交換するようにして移動する。こにより、電子部品43がトレイ42上から、吸着点53へと搬送される。
【0045】
この部品搬送シャトルユニット50は、組み上がったトレイ式電子部品供給装置が電子部品搭載装置に連結されたとき電子部品搭載装置の制御部から、本体部ユニット35を介して、上記2台の部品搬送台52a及び52bを、それぞれの始点から終点まで交換移動させるモータの回転タイミングと回転期間を制御する制御信号を受け取るためのハーネス55を備えている。このハーネス55は、この部品搬送シャトルユニット50がトレー引き出しステージユニット38に組み付けられたとき本体部ユニット35の所定のコネクタに接続される。
【0046】
また、同図(e) に示す搬送レールユニット56は、基台57の上面に2本の基板案内レール58を備えている。これらの基板案内レール58の下部に接して、図には見えないが、ループ状の搬送ベルト(コンベアベルト)が、それぞれ数ミリ幅のベルト脇部を基板案内レール58の下から覗かせて走行可能に配設されている。搬送ベルトには不図示のベルト駆動モータが連結されている。
【0047】
この搬送レールユニット56は、組み上がったトレイ式電子部品供給装置が実稼動に入ったとき、基板ユニット製造ライン上を流れる基板の両側端部裏面を搬送ベルトにより支持しながら基板案内レール58に沿って搬送し、基板ユニット製造ライン上流側からトレイ式電子部品供給装置が連結されている電子部品供給装置内に搬入し、又は電子部品供給装置内から基板ユニット製造ライン上流側に搬出する。
【0048】
この搬送レールユニット56の前面(図の斜め左下方向を向く面)には、2個の係合ピン59が設けられている。この係合ピン59により、トレー引き出しステージユニット38に対し位置決めされて、所望の向き又は位置に組みつけられる。
【0049】
上記2本の基板案内レール58は、それぞれ両方向矢印Fで示すように左右方向に位置を変えることができる。組み上がったトレイ式電子部品供給装置が基板ユニット製造ラインの中で電子部品搭載装置の上流側に配置されるか下流側に配置されるかによって、2本の基板案内レール58の左右方向への位置決めが自在に決定される。
【0050】
この搬送レールユニット56は、組み上がったトレイ式電子部品供給装置が電子部品搭載装置に連結されたとき電子部品搭載装置の制御部から、本体部ユニット35を介して、上記2本の基板案内レール58に一体に組み込まれている搬送ベルトを駆動するモータの回転タイミングと回転期間を制御する制御信号を受け取るためのハーネス60を備えている。このハーネス60は、この搬送レールユニット56がトレー引き出しステージユニット38に組み付けられたとき本体部ユニット35の所定のコネクタに接続される。
【0051】
図2は、上述した図1(a) から同図(e) まで示す5種類のユニットを組み付けて、形式の異なる2種類の左側面又は右側面連結型のトレイ式電子部品供給装置を組み立てる手順を示す図である。同図には、組み立て手順の進行を、左側面又は右側面連結型のうち、手順矢印G1、G2、G3、G4′及びG5′で示す左側面連結型のトレイ式電子部品供給装置61を組み立てる場合と、手順矢印G1、G2、G3、G4″及びG5″で示す右側面連結型のトレイ式電子部品供給装置62を組み立てる場合を示している。
【0052】
同図に示すように、先ず本体部ユニット35に対して、トレー引き出しステージユニット38を組み付けて、そのハーネス44を本体部ユニット35の所定のコネクタに接続する。
次に一軸ロボット45を、上記のトレー引き出しステージユニット38の上面との間にパレットとトレー42を前後すなわちY軸方向に出し入れするだけの間隔を空けて、本体部ユニット35に対し左右いずれかにはみ出す形で組み付けて、そのハーネス48を本体部ユニット35の所定のコネクタに接続する。
【0053】
一軸ロボット45を左右いずれにはみ出させるかは、次に組み付けられる部品搬送シャトルユニット50が左右どちら向きに組み付けられるか、すなわち、組み上がったトレイ式電子部品供給装置を、左側面連結型のトレイ式電子部品供給装置61とするか、右側面連結型のトレイ式電子部品供給装置62とするかによって決まる。
【0054】
左側面連結型のトレイ式電子部品供給装置61であれば、一軸ロボット45を本体部ユニット35に対して右側にはみ出すように組み付ける。そのはみ出し位置が、一軸ロボット45の電子部品移載ヘッド47が、部品搬送シャトルユニット50の部品搬送台52aに電子部品43を移載するために移動してくるX軸方向の終端となる位置である。
【0055】
また、右側面連結型のトレイ式電子部品供給装置62であれば、一軸ロボット45を本体部ユニット35に対して左側にはみ出すように組み付ける。この場合も、そのはみ出し位置が、一軸ロボット45の電子部品移載ヘッド47が、部品搬送シャトルユニット50の部品搬送台52aに電子部品43を移載するために移動してくるX軸方向の終端となる位置である。
【0056】
続いて、部品搬送シャトルユニット50を、トレー引き出しステージユニット38に対して上記のように左側面又は右側面連結型のいずれの連結型にするかが決定されたその連結型となる向き及び位置に組み付けて、部品搬送シャトルユニット50のハーネス55を本体部ユニット35の所定のコネクタに接続する。
【0057】
最後に、搬送レールユニット56の2本の基板案内レール58を、上記のように決定されたその連結型に対応する左右いずれかの方向に位置を移動させて固定する。左側面連結型のトレイ式電子部品供給装置61とするのであれば、手順矢印G4′に示すように、基板案内レール58は基台57に対して左方向に移動した位置に固定される。これにより、搬送レールユニット56aが形成される。また、右側面連結型のトレイ式電子部品供給装置62とするのであれば、手順矢印G4″に示すように、基板案内レール58は基台57に対して右方向に移動した位置に固定される。これにより、搬送レールユニット56bが形成される。
【0058】
上記搬送レールユニット56aを、上述した手順矢印G3まで組み付けが進んだユニット中間組み立て体のトレー引き出しステージユニット38の後面(図の斜め右上方向を向く面)に組み付けて、ハーネス60を本体部ユニット35の所定のコネクタに接続する。これにより、同図の右上に示す左側面連結型のトレイ式電子部品供給装置61が出来上がる。
【0059】
また、上記搬送レールユニット56bを、上述した手順矢印G3まで組み付けが進んだユニット中間組み立て体のトレー引き出しステージユニット38の後面に組み付けて、ハーネス60を本体部ユニット35の所定のコネクタに接続すると、同図の右下に示す右側面連結型のトレイ式電子部品供給装置62が出来上がる。
【0060】
図3は、前述した図1(a) から同図(d) まで示す4種類のユニットを組み付けて、形式の異なる2種類の前面又は後面の左端部又は右端部連結型のトレイ式電子部品供給装置を組み立てる手順を示す図である。同図には、組み立て手順の進行を、手順矢印H1、H2、H3、及びH4′で示す前面又は後面の左端部連結型のトレイ式電子部品供給装置63を組み立てる場合と、矢印H1、H2、H3、及びH4″で示す前面又は後面の右端部連結型のトレイ式電子部品供給装置64を組み立てる場合を示している。
【0061】
同図に手順矢印H1及びH2で示す組立て手順は、図2の場合と全く同様である。そして、一軸ロボット45は、この場合も本体部ユニット35に対して左右いずれかにはみ出すように配置される。すなわち、前後面左端部連結型のトレイ式電子部品供給装置63であれば、一軸ロボット45を本体部ユニット35に対して右側にはみ出すように組み付ける。そのはみ出し位置が、一軸ロボット45の電子部品移載ヘッド47が、部品搬送シャトルユニット50の部品搬送台52aに電子部品43を移載するために移動してくるX軸方向の終端となる位置である。
【0062】
また、前後面右端部連結型のトレイ式電子部品供給装置64であれば、一軸ロボット45を本体部ユニット35に対して左側にはみ出すように組み付ける。この場合も、そのはみ出し位置が、一軸ロボット45の電子部品移載ヘッド47が、部品搬送シャトルユニット50の部品搬送台52aに電子部品43を移載するために移動してくるX軸方向の終端となる位置である。
【0063】
次の組立て手順では、部品搬送シャトルユニット50は、トレー引き出しステージユニット38に対して、左又は右方向に延び出して配置されるのではなく、移載部となる部品搬送台52aが配置され端部を、一軸ロボット45の上記終端位置の直下に置き、吸着部53を、トレー引き出しステージユニット38の後方向に向けて延び出して配置される。
【0064】
右側にはみ出して配置された一軸ロボット45の終端位置に対応して部品搬送シャトルユニット50をトレー引き出しステージユニット38の右側に配置した場合は図3の右上に示す前後面左端部連結型のトレイ式電子部品供給装置63が出来上がる。
【0065】
そして、左側にはみ出して配置された一軸ロボット45の終端位置に対応して部品搬送シャトルユニット50をトレー引き出しステージユニット38の左側に配置した場合は図3の右下に示す前後面右端部連結型のトレイ式電子部品供給装置63が出来上がる。
【0066】
このように、図1(a) 〜(e) に示した5種類のユニット全てを用いると、左側面連結型のトレイ式電子部品供給装置61又は右側面連結型のトレイ式電子部品供給装置62を組み立てることができ、図1(a) 〜(d) に示した4種類のユニットを用いると、前面又は後面の左端部連結型トレイ式電子部品供給装置63又は右端部連結型トレイ式電子部品供給装置64を組み立てることができる。
【0067】
すなわち、図1(a) 〜(e) に示した5種類のユニットを1組だけでも用意しておけば、電子部品搭載装置への如何なる取り付け箇所にも対応できる4種類の形式のトレイ式電子部品供給装置を、基板ユニット製造ラインの現場で容易に組み立てることができる。且つ、搬送レールユニット56以外には場合によって組立てから外れて遊ぶユニットは無いので、経済的にも在庫スペース上からも製造ライン工場の負担が軽減される。
【0068】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、5種類の組立用ユニットを設け、これらの組立用ユニットを必要に応じて相互に組み付けを変更して、従来は電子部品供給装置への連結位置によってそれぞれ専用に構成されていた4種類のトレイ式電子部品供給装置を自在に構成できるので、5種類の組立用ユニットを保持するだけで、専用の4種類のトレイ式電子部品供給装置を保持する必要が無くなり、経済的にも在庫スペース上からも製造ライン工場の負担が軽減されて経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) 〜(e) は一実施の形態における任意の形式のトレイ式電子部品供給装置を組み立て可能な5種類のユニットを示す図である。
【図2】一実施の形態における5種類のユニットを組み付けて形式の異なる2種類の左右連結型のトレイ式電子部品供給装置を組み立てる手順を示す図である。
【図3】一実施の形態における5種類のユニットのうち4種類のユニットを組み付けて形式の異なる2種類の前後連結型のトレイ式電子部品供給装置を組み立てる手順を示す図である。
【図4】(a) は各種の電子部品供給装置によって電子部品を供給される電子部品搭載装置の外観斜視図、(b) はその上下の保護カバーを取り除いて内部の構成を模式的に示す斜視図である。
【図5】(a),(b) は電子部品搭載装置に異型部品などの電子部品を供給するトレイ式電子部品供給装置と電子部品搭載装置との配置関係を示す図である。
【図6】従来のトレイ式電子部品供給装置の構成と機能を説明する図である。
【図7】基板ユニット製造ラインの一例を示す図である。
【図8】(a),(b) は基板ユニット製造ラインの中では従来4種類のトレイ式電子部品供給装置を必要とする例を分かりやすく図解した平面図である。
【符号の説明】
1  電子部品搭載装置
2  モニタ装置
3  警報ランプ
4  上部保護カバー
5  表示入力パネル
6  基台
7  基板案内レール
8  プリント回路基板
9  電子部品供給台
11 テープカセット式電子部品供給装置
12 X軸レール
13 Y軸レール
14 作業ヘッド支持塔
15 作業ヘッド
16(16a、16b、16c、16d) トレー式電子部品供給装置
17 搬送用梁腕
17−1 部品搬送路
18 扉
19 昇降台
20 トレー棚
21 孔
22 留め棒
23 部品供給ステージ
24 トレイ
25 電子部品
26 一軸ロボット
27(27a、27b) 部品搬送台
28 吸着点
29 リフロー炉
31 ディスペンサ
32 ホスト管理装置
33 信号線
35 本体部ユニット
36 前面扉
37 ハーネス
38 トレー引き出しステージユニット
39 係合ピン
41 トレー引き出しステージ
42 トレイ
43 電子部品
44 ハーネス
45 一軸ロボット
46(46a、46b) 係合ピン
47 電子部品移載ヘッド
48 ハーネス
50 部品搬送シャトルユニット
51 係合ピン
52(52a、52b) 部品搬送台
53 吸着点端部
54 搬送路
55 ハーネス
56 搬送レールユニット
57 基台
58 基板案内レール
59 係合ピン
60 ハーネス
61 左側面連結型のトレイ式電子部品供給装置
62 右側面連結型のトレイ式電子部品供給装置
63 前後面左端部連結型のトレイ式電子部品供給装置
64 前後面右端部連結型のトレイ式電子部品供給装置

Claims (5)

  1. トレイ式電子部品供給装置を組み立てる組立用ユニットの一つであって、電子部品を載置収容したトレーをパレットに保持して収容するパレット収容棚と、該パレット収容棚を昇降させる昇降機と、所定の他の組立用ユニットとの位置決め部及び結合部と、前記トレイ式電子部品供給装置組立終了後に連結される電子部品供給装置の所定のコネクタに着脱自在に接続すべく設けられたハーネスと、を備えたことを特徴とするトレイ式電子部品供給装置組立用の本体部ユニット。
  2. トレイ式電子部品供給装置を組み立てる組立用ユニットの一つであって、他の組立用ユニットである本体部ユニットに対し複数通りの向き又は位置で離合自在に結合可能に構成され、前記トレイ式電子部品供給装置組立後において前記本体部ユニットのパレット収容棚からパレット及びトレーを引き出すべく設けられた引き出し機構と、引き出された前記パレット及び前記トレーを所定の位置に移動自在に保持すべく設けられた保持移動機構と、前記本体部ユニットの所定のコネクタに着脱自在に接続すべく設けられたハーネスと、を備えたことを特徴とするトレイ式電子部品供給装置組立用のトレー引き出しステージユニット。
  3. トレイ式電子部品供給装置を組み立てる組立用ユニットの一つであって、他の組立用ユニットである本体部ユニットに対し複数通りの向き又は位置で離合自在に結合可能に構成され、前記トレイ式電子部品供給装置組立後においてトレー引き出しステージユニット上に引き出されたトレー上の電子部品を吸着し該電子部品を部品搬送シャトルユニットの部品搬送台上に移載すべく水平方向に摺動自在で且つ上下に昇降自在に構成された電子部品移載ヘッドと、前記本体部ユニットの所定のコネクタに着脱自在に接続すべく設けられたハーネスと、を備えたことを特徴とするトレイ式電子部品供給装置組立用の一軸ロボットユニット。
  4. トレイ式電子部品供給装置を組み立てる組立用ユニットの一つであって、他の組立用ユニットであるトレー引き出しステージユニットに対し複数通りの向き又は位置で離合自在に結合可能に構成され、前記トレイ式電子部品供給装置組立後において一軸ロボットユニットにより電子部品を移載される少なくとも2台の部品搬送台と、両端部を移載部と吸着部と成し前記2台の部品搬送台を前記移載部と前記吸着部間を交差させながら移動させる移動駆動部を備えた搬送路と、他の組立用ユニットである本体部ユニットの所定のコネクタに着脱自在に接続すべく設けられたハーネスと、を備えたことを特徴とする部品搬送シャトルユニット。
  5. トレイ式電子部品供給装置を組み立てる組立用ユニットの一つであって、他の組立用ユニットであるトレー引き出しステージユニットに対し複数通りの向き又は位置で離合自在に結合可能に構成され、前記トレイ式電子部品供給装置組立後に電子部品供給装置に連結される基板ユニット製造ラインにおいて、少なくとも一方では前記電子部品搭載装置の電子部品搬送ベルト及び搬送案内レールとに連絡し他方では製造ライン反対側の他の装置の電子部品搬送ベルト及び搬送案内レールとに連絡する電子部品搬送ベルト及び搬送案内レールと、該電子部品搬送ベルトを循環回転駆動する駆動部と、他の組立用ユニットである本体部ユニットの所定のコネクタに着脱自在に接続すべく設けられたハーネスと、を備えたことを特徴とする搬送レールユニット。
JP2002220854A 2002-07-30 2002-07-30 トレイ式電子部品供給装置組立用ユニット Expired - Lifetime JP3860516B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002220854A JP3860516B2 (ja) 2002-07-30 2002-07-30 トレイ式電子部品供給装置組立用ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002220854A JP3860516B2 (ja) 2002-07-30 2002-07-30 トレイ式電子部品供給装置組立用ユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004063837A true JP2004063837A (ja) 2004-02-26
JP3860516B2 JP3860516B2 (ja) 2006-12-20

Family

ID=31941334

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002220854A Expired - Lifetime JP3860516B2 (ja) 2002-07-30 2002-07-30 トレイ式電子部品供給装置組立用ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3860516B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009238823A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Hitachi High-Tech Instruments Co Ltd 電子部品装着装置
JP2009238822A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Hitachi High-Tech Instruments Co Ltd 電子部品装着装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009238823A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Hitachi High-Tech Instruments Co Ltd 電子部品装着装置
JP2009238822A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Hitachi High-Tech Instruments Co Ltd 電子部品装着装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3860516B2 (ja) 2006-12-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5926115B2 (ja) 収納装置
WO2015037099A1 (ja) 対基板作業システム、作業方法、およびフィーダ移し替え方法
US6079096A (en) Component mounting apparatus
JP6811691B2 (ja) 部品供給装置及び部品実装装置
JPH10242689A (ja) 電子部品装着装置における部品供給装置
JP2004063837A (ja) トレイ式電子部品供給装置組立用ユニット
JP4703089B2 (ja) 実装基板生産装置
JP4414314B2 (ja) 表面実装機
JP5008579B2 (ja) 電子部品の実装方法、装置及びライン
JP3459533B2 (ja) 電子部品装着装置
JP3660470B2 (ja) 電子部品装着装置における部品供給装置
JP4532038B2 (ja) トレイ部品供給装置
JPH05152782A (ja) 電子部品装着装置
JP2005166878A (ja) 電子部品実装装置およびトレイフィーダ
JP3851852B2 (ja) トレイ式電子部品供給装置
JPH10341098A (ja) 電子部品装着装置
JP4095917B2 (ja) トレー式部品供給装置及びそのパレット位置決め方法
WO2022157831A1 (ja) 装着作業システム、およびテープフィーダの交換方法
JP2002176296A (ja) 搭載データ作成装置及びそのプログラムを記録した記録媒体
JP4350572B2 (ja) 部品供給装置およびそれを備えた実装機
JP4414315B2 (ja) 表面実装機
JP6505888B2 (ja) 対基板作業システム
JP4545620B2 (ja) 部品実装ヘッド及びそれを用いた部品実装装置
JP3483343B2 (ja) 実装機の部品供給装置
JP2005032846A (ja) 部品供給装置及び部品供給装置を備えた実装機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040927

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060606

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060628

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060802

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060803

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060912

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060921

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100929

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110929

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110929

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120929

Year of fee payment: 6