JP2002176296A - 搭載データ作成装置及びそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

搭載データ作成装置及びそのプログラムを記録した記録媒体

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JP2002176296A
JP2002176296A JP2000372007A JP2000372007A JP2002176296A JP 2002176296 A JP2002176296 A JP 2002176296A JP 2000372007 A JP2000372007 A JP 2000372007A JP 2000372007 A JP2000372007 A JP 2000372007A JP 2002176296 A JP2002176296 A JP 2002176296A
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electronic component
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Akira Saito
昭 斎藤
Takayuki Takahashi
孝之 高橋
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Yamagata Casio Co Ltd
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Yamagata Casio Co Ltd
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  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】作成した部品データ、基板位置決めマークデー
タ、基板座標位置データ等を部品搭載装置にてそのまま
使用できるデータ作成装置を提供する。 【解決手段】全ての搭載部品を1個ごと部品置き部43
に置き、吸着ノズル31を交換すると、作業ユニット2
7と基板位置決め機構37が移動して、作業ヘッド30
の先端が部品置き部43の部品と対向し、降下して、部
品52を吸着ノズル31で吸着する。次に作業ヘッド3
0は部品認識用カメラ42の位置に移動し、照明装置4
1の照度と角度をオペレータが最適に調節し、部品認識
用カメラ42が部品52を撮像して、寸法を計測する。
上記調節された照度及び角度データ並びに上記計測され
た寸法データがメモリ49に記憶される。基板を基板支
持台38に置き、作業ヘッド30の基板認識用カメラ3
3で同様に位置決めマークデータと搭載位置座標データ
を作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オンラインで動作
する部品搭載装置用の搭載データをオフフラインで作成
して記憶し且つ部品搭載装置や他の処理装置に転送する
データ作成装置及びそのプログラムを記録した記録媒体
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、プリント基板(以下、単に基
板という)に多数の電子部品(以下、単に部品という)
を実装(搭載)して実用単位の電子基板を製造する電子
基板製造ラインがある。この製造ラインには、基板を供
給する基板供給装置、その供給された基板上の所定位置
にペースト状の半田等を添付又は塗布するディスペン
サ、その半田等が添付又は塗布された基板に部品を搭載
する部品搭載装置、その搭載された部品を基板上に固定
するリフロー炉、搭載部品が固定されて電子基板として
完成した基板を収納する電子基板収納装置等が、基板搬
送用ガイドレールとその基板搬送用ガイドレールに附属
するコンベアベルトを介して連結されて構成される。こ
のような電子基板製造ラインの中でも、基板上にIC、
抵抗、コンデンサ等の多数のチップ状の微細な部品を自
動搭載する部品搭載装置は製造ラインの中心をなしてい
る。
【0003】図14(a) は、そのような部品搭載装置の
外観斜視図であり、同図(b) は、上下の保護カバーを取
り除いて内部の構成を模式的に示す斜視図である。同図
(a),(b) に示す部品搭載装置(以下、本体装置)1は、
天井カバー上部に、液晶ディスプレイとタッチパネルか
らなり外部からの操作により各種の指示を入力すること
ができる表示入力装置2と、CRTディスプレイからな
るモニタ装置3と、稼動状態を報知する警報ランプ4と
を備えている。
【0004】下部の基台5の上には、中央に、固定と可
動の1対の平行する基板案内レール6−1及び6−2が
基板の搬送方向(X軸方向、図の斜め右下から斜め左上
方向)に水平に延在して配設される。これらの基板案内
レール6−1及び6−2の下部に接して、ループ状の搬
送ベルト(コンベアベルト)が走行可能に配設される。
搬送ベルトは、それぞれ数ミリ幅のベルト脇部を基板案
内レール6−1又は6−2の下から基板搬送路に覗かせ
て、ベルト駆動モータにより駆動され、基板搬送方向に
走行し、基板の裏面両側を下から支持しながら装置本体
内に部品搭載前の基板をライン上流側から搬入し、部品
搭載済みの基板をライン下流側に搬出する。
【0005】そして、基台5の内部には、特には図示し
ないが、基板の位置決め装置、基板を2本の案内レール
6−1、6−2間に固定する基板固定機構、各部を制御
する制御回路等が備えられている。また、更に基台5の
上には、上記1対の基板案内レール6−1及び6−2を
跨いで、基板搬送方向に直角の方向(前後方向)に平行
に延在する左右一対の固定レール(Y軸レール)7−1
及び7−2が配設されている。これらY軸レール7−1
及び7−2に移動レール(X軸レール)8がY軸レール
7−1及び7−2に沿って滑動自在に係合し、このX軸
レール8に、基板に部品を搭載する作業を行う作業塔9
がX軸レールに沿って滑動自在に懸架されている。
【0006】図には定かに示していないが、上記のX軸
レール8には、その長手方向(X軸方向)に沿って作業
塔9を自在に移動させせるX軸方向駆動サーボモータが
配設され、基台5上には、X軸レール8をY軸レール7
−1及び7−2に沿って前後(Y軸方向)に進退させる
Y軸方向駆動サーボモータが配設されている。これらの
X軸方向駆動サーボモータ及びY軸方向駆動サーボモー
タが制御回路からの指示により正逆両方向に自在に回転
することにより、作業塔9がX軸方向及びY軸方向に自
在に移動する。
【0007】この基台5上の前部と後部には夫々部品供
給ステージ11−1及び11−2が配設されている。こ
れら部品供給ステージ11−1及び11−2には、特に
は図示しないが、部品を収納したテープを巻着したリー
ルを備えたカートリッジ方式の多数(50個〜100
個)の部品供給装置が複数種類の部品に対応して載設さ
れ、あるいは複数種類の部品に対応する複数枚のパレッ
トを備えたトレイ方式の部品供給装置等が係合する。
【0008】上記の作業塔9は、上下方向(Z軸方向)
に自在に昇降可能なZ軸機構と共に360度方向(θ方
向)に回転可能なθ軸機構を有する1または複数の作業
ヘッドを備え、その作業ヘッドの先端に着脱自在に装着
する吸着ノズル12又はチャック機構により、部品供給
ステージ11−1及び11−2上に載設または係合する
部品供給装置から所望の部品を吸着または把持して基板
上に搭載する。
【0009】この作業塔9は、屈曲自在で内部が空洞な
帯状のチェーン体13−1及び13−2に保護・収容さ
れた複数本の不図示の信号コードによって装置本体の中
央制御部と連結されている。作業塔9は、これらの信号
コードを介して中央制御部からは電力及び制御信号を供
給され、中央制御部へは基板上の部品搭載位置の情報を
示す画像データを送信する。
【0010】作業塔9は、上述したX軸レール8とY軸
レール7−1及び7−2に係合して自在に移動し、その
作業ヘッドの先端にこれから吸着又は把持すべき部品に
対応する吸着ノズル12又はチャック機構を装着すべ
く、保持具交換器14上で所望の吸着ノズル12又はチ
ャック機構を装着し、部品供給ステージ11−1又は1
1−2上の所定の部品供給装置から所望の部品を吸着又
は把持し、その吸着又は把持した部品を、本体装置1内
に自動搬入されて所定の位置に位置決め固定されている
基板上に搭載する。
【0011】このとき、作業塔9は、上記部品の搭載に
先立って、基板案内レール6−1と部品供給ステージ1
1−1の間に在って、保持具交換器14と並んで配設さ
れている照明具付き部品認識用カメラ15の上に移動
し、その部品認識用カメラ15により、保持している部
品の保持状態を撮像させ、その撮像された画像データを
中央制御部に送信する。更に、作業塔9は、自装置内部
に配設されている基板認識用カメラ(図では見えない)
によって、基板の部品搭載位置を撮像して、その撮像デ
ータを中央制御部へ転送する。
【0012】中央制御部は、上記部品の保持状態の画像
認識結果に基づいて、プログラムにより指定された搭載
位置との補正量を算出し、その補正量に基づいて作業塔
9を移動させると共に作業ヘッドの先端を回転させて部
品保持位置を補正し、プログラムにより指定された基板
の搭載位置の上記補正量を加味した位置に、上記部品を
搭載する。
【0013】図15は、上記の部品供給ステージ11−
1又は11−2と、その上に取り付けて配設されるカー
トリッジ式部品供給装置を模式的に示す斜視図である。
同図に示すように、部品供給ステージ11−1(又は1
1−2、以下同様)の前後には、それぞれ所定のピッチ
で一列に形成された取り付け固定孔16及び17が配置
されている。この取り付け固定孔16及び17に、カー
トリッジ式部品供給装置18の図では下になっていて見
えない2本の取り付けピンを差し込んで位置決めし、固
定レバー18−1によって、カートリッジ式部品供給装
置18を部品供給ステージ11−1に固定する。
【0014】リール式カートリッジ18−2には、上下
2枚のテープの間に多数の部品を挟んで収容する部品テ
ープが巻着されており、この部品テープがリール式カー
トリッジ18−2が引き出され、装置内部のガイド部を
通って供給口18−3まで引き出され、上下のテープが
剥離されて部品が収納部から露出し、この露出した部品
を、作業塔9の吸着ノズル12が吸着して取り出す。
【0015】このように構成される部品搭載装置を稼動
させて基板に部品を自動的に搭載するには予め部品搭載
装置に部品搭載処理用のプログラムを組み込まなければ
ならない。これには、少なくとも搭載される部品名、搭
載される基板上の位置座標、搭載される部品の基板上に
おける向き、部品を作業ヘッドに供給する部品供給形
式、部品を作業ヘッドで(吸着ノズル等で)取り上げた
際の認識方法等を指定するデータが搭載処理される基板
毎に対応して必要であり、これらのデータをパラメータ
として含むプログラムを予め作成して、このプログラム
を部品搭載装置に記憶させなければならない。
【0016】この場合、上述した電子基板製造ラインに
よって電子基板を完成させる電子基板生産会社を外注先
(生産受注会社)として電子基板の生産を依頼(発注)
する外注元(発注会社)からは、基板と部品の支給と同
時に、部品名(部品の規格名称)、搭載位置座標(X・
Y座標)、及び搭載向き(角度θ)等のデータからなる
CADデータが生産受注会社に引き渡される。
【0017】これに対して作業ヘッドへの部品供給形式
や部品供給装置から取り上げた部品の認識方法等を示す
部品搭載プログラムにパラメータとして組み込む搭載デ
ータの作成は、部品搭載装置を備えて実際に基板に部品
を搭載して電子基板を完成させる作業を行う受注会社側
で行う。
【0018】受注会社側では、社内で取り扱ったことの
ある部品やこれから取り扱いが予想される部品を対象と
した部品テーブルを保有しており、この部品テーブルに
は個々の部品に対応して社内専用のコードが付与され、
部品供給形式や部品認識方法等のデータが部品ごとに記
述されている。
【0019】この搭載データに、発注会社から渡された
CADデータから割り出される搭載総個数と搭載方法の
データを加えたものが搭載部品表として纏められる。こ
の搭載部品表の作成は手作業で行われる。先ず発注会社
から渡されたデータから、部品名が抽出され、この部品
名に対応する社内専用のコードが探し出される。探し出
されたコードはその部品名と共に、搭載部品表の書式の
所定の欄に書き込まれる。続いて、そのコードに対応す
る搭載データが部品テーブルから上記書式中の所定の欄
に転記される。また、基板によって異なるデータは発注
会社から渡されたデータや基板設計データ等から抽出さ
れて同じく上記書式中の所定の欄に記入される。
【0020】そして、上記のようにして出来上がった搭
載部品表の各データが部品搭載プログラムのパラメータ
として部品搭載装置に読み込まれるが、この部品搭載プ
ログラムに基づいて部品搭載装置が部品搭載処理を実行
するには、更に、部品の認識(部品データの確認)と、
基板の認識(基板位置決めマークデータの確認)と、そ
の基板への部品搭載位置の認識(基板座標位置の確認)
を、一通り実際に行って動作を確認するティーチングと
呼ばれる作業をオペレータと部品搭載装置との間で行わ
なければならない。
【0021】従来では、古くは、実際に基板製造ライン
上の部品搭載装置に取り込んだ1枚の基板を対象に搭載
動作を部品1個ごとに行わせながら不具合の箇所にオペ
ーレータが修正を施すようにしており極めて多大の手数
を要したが、近年では、ティーチングのために基板製造
ラインを止める無駄を省き、さらにはオペレータの手数
を軽減するために、XY方向に設定した平面テーブルの
上に位置決めされた基板を、カラーモニタに拡大表示
し、部品搭載位置、搭載順序などをポインティングデバ
イスや入力キーで入力し、編集し、最適化できるデータ
作成装置がある。また、カメラで撮り込んだ部品の画像
をコンピュータで加工し部品のマスターデータを作成す
るデータ作成装置も一般に知られている。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のデー
タ作成装置によって、確かにオペレータの手数が軽減さ
れて新たな部品搭載プログラムを作成する際の作業能率
が向上したように見えるが、これら従来のデータ作成装
置は、基板の部品搭載座標のみを作成するもの、あるい
は部品の形状や寸法を画像データから取得するのみのも
のであって、特に部品の画像は簡易的な照明と認識装置
で得ているものであるため、これらで作成されたデータ
を部品搭載装置へ転送しても、そのままでは使用するこ
とが出来ず再度オペレータによって微調整を加える修正
作業を必要としていた。
【0023】したがって、このようにデータ作成装置で
一旦作成した部品データや基板位置決めマークデータや
基板座標位置データを部品搭載装置で使用するときに再
度微調整しなければならないのでは、オペレータの手数
軽減にさほどの効果をもたらさないばかりでなく、微調
整のために基板製造ラインを止めることにおいては従来
と何ら変わるところがないという問題を生じていた。
【0024】本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、
作成した部品データ、基板位置決めマークデータ、基板
座標位置データ等を部品搭載装置にてそのまま使用でき
る搭載データ作成装置を提供することである。
【0025】
【課題を解決するための手段】先ず、請求項1記載の発
明の搭載データ作成装置は、オフラインで動作する搭載
データ作成装置であって、電子部品を第1の画像認識装
置により実測して該電子部品の寸法を読み取る部品寸法
読取手段と、プリント基板を第2の画像認識装置により
実測して該プリント基板の位置決めマークの位置と形状
を読み取る位置形状読取手段と、上記プリント基板を上
記第2の画像認識装置により実測して該プリント基板の
電子部品搭載位置座標を読み取る搭載座標読取手段と、
上記部品寸法読取手段が読み取った上記電子部品の寸法
データ、上記位置形状読取手段が読み取った上記プリン
ト基板の上記位置決めマークの位置及び形状データ、並
びに上記搭載座標読取手段が読み取った上記プリント基
板の電子部品搭載位置座標データをそれぞれ記憶する記
憶手段と、を備えて構成される。
【0026】上記搭載データ作成装置は、例えば請求項
2記載のように、トレイ部品供給装置のトレイを上記第
2の画像認識装置により実測してトレイ座標位置を読み
取るトレイ位置読取手段をを更に有して、上記記憶手段
は、上記トレイ位置読取手段が読み取った上記トレイ部
品供給装置のトレイ座標位置データを記憶するように構
成される。
【0027】そして、上記第1の画像認識装置が上記電
子部品を画像認識するために用いる照明装置は、例えば
請求項3記載のように、オンラインで動作する部品搭載
装置に配設される電子部品画像認識用の照明装置と同一
規格であるように構成され、また、上記第2の画像認識
装置が上記プリント基板を画像認識するために用いる照
明装置は、例えば請求項4記載のように、オンラインで
動作する部品搭載装置に配設されるプリント基板画像認
識用の照明装置と同一規格であるように構成される。
【0028】また、上記の搭載データ作成装置は、例え
ば請求項5記載のように、上記記憶手段に記憶された上
記電子部品の寸法データ、上記プリント基板の上記位置
決めマークの位置及び形状データ、上記プリント基板の
電子部品搭載位置座標データ、又は上記トレイ部品供給
装置のトレイ座標位置データに基づいて、オンラインで
動作する部品搭載装置を動作させるための少なくとも部
品データ、プリント基板位置決めマークデータ、及び電
子部品搭載位置座標データを生成する搭載データ生成手
段を更に有して構成され、その場合、例えば請求項6記
載のように、上記搭載データ生成手段により生成された
少なくとも上記部品データ、プリント基板位置決めマー
クデータ、及び電子部品搭載位置座標データを他の装置
へ転送する転送通信手段を更に有して構成される。
【0029】次に、請求項7記載の発明の記録媒体は、
オンラインで動作する部品搭載装置に電子部品搭載処理
を実行させるために必要な搭載データをオフラインで動
作する搭載データ作成装置で作成するためのプログラム
を記録した記録媒体であって、上記部品搭載装置に配設
される電子部品画像認識用の照明装置と同一規格の照明
装置を備えた第1の画像認識装置により電子部品を実測
して該電子部品の寸法を読み取り、上記部品搭載装置に
配設されるプリント基板画像認識用の照明装置と同一規
格の照明装置を備えた第2の画像認識装置によりプリン
ト基板を実測して該プリント基板の位置決めマークの位
置、及び電子部品搭載位置座標を読み取り、上記読み取
った上記電子部品の寸法データ、上記プリント基板の上
記位置決めマークの位置及び形状データ、並びに電子部
品搭載位置座標データをそれぞれ記憶する、ことを実行
させるためのプログラムを上記搭載データ作成装置によ
り読み取り可能に記録している。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1は、一実施の形態におけ
る搭載データ作成装置を模式的に示す斜視図である。同
図に示すように、搭載データ作成装置20は、基台21
の上後方にX軸機構22を備えている。X軸機構22
は、基台21の後部両脇に固定された2本の支柱23a
及び23bの軸受24の間に、後述するX軸モータによ
ってX方向(図の左右方向)に順逆両方向へ回転駆動さ
れる駆動ボールネジ25を支持し、この駆動ボールネジ
25にはボールナット26を介して部品搭載装置の作業
塔に相当する作業ユニット27がX方向の順逆両方向に
摺動自在に係合している。
【0031】作業ユニット27には、後述するZ軸モー
タで駆動されるZ軸駆動機構28と同じく後述するθ軸
モータで駆動されるθ軸駆動機構29とに支持されて作
業ヘッド30が上下方向及び360度方向に移動自在に
配設されている。この作業ヘッド30の先端には吸着ノ
ズル31が着脱自在に装着されている。また、この作業
ユニット27には作業ヘッド30の近傍に、第2の画像
認識装置としてのリング状の照明装置32が付いた基板
認識用カメラ33が配設されている。
【0032】この照明装置32及び基板認識用カメラ3
3は、この搭載データ作成装置20が設置された工場の
電子基板製造ラインに配置されている部品搭載装置の照
明装置及び基板認識用カメラと同一の規格で構成されて
いる。この作業ユニット27と図には見えないが基台2
1の下部後方に収納されてい制御装置との間には、内部
の空洞に複数本の信号コードを収容した屈曲自在な帯状
のチェーン体34が接続されている。また、X軸機構2
2の一方の支柱23aには、モニタ装置35が配設され
ている。
【0033】基台21の上面の上記X軸機構22の2本
の支柱23a及び23bの間には、Y軸レール36に係
合し、後述するY軸モータに駆動されてY方向(図の紙
面前後方向)に順逆両方向へ摺動する基板位置決め機構
37が配設される。基板位置決め機構37は、直方形の
基板支持台38とこの基板支持台38の直方形の連続す
る二片に立設する位置決め縁39a及び39bを備え、
その位置決め縁39bの外側に、第1の画像認識装置と
してのリング状の照明装置41が付いた部品認識用カメ
ラ42が固設されている。
【0034】この照明装置41及び基板認識用カメラ4
2は、この搭載データ作成装置20が設置された工場の
電子基板製造ラインに配置されている部品搭載装置の照
明装置及び部品認識用カメラと同一の規格で構成されて
いる。また、基板支持台38の位置決め縁39a及び3
9bとで形成されるコーナー部には適宜のマークによっ
て区画された部品置き部43が設けられている。そし
て、基台21の最前部には、モニタ装置35に映し出さ
れる画像の所望の位置をオペータが指し示すためのポイ
ンティングデバイス装置44が配置されている。
【0035】図2は、上記基台21の下部後方に収納さ
れている制御装置の構成を示すブロック図である。同図
に示す制御装置45は、CPU46と、このCPU46
にバスで接続された制御ユニット47、画像処理ユニッ
ト48、及びメモリ49からなる。制御ユニット47に
は、基板51を照明するための図1に示した照明装置3
2及び部品52を照明するための同じく図1に示した照
明装置41が接続されている。
【0036】また、制御ユニット47には、アンプ53
を介してX軸モータ54、アンプ55を介してY軸モー
タ56、アンプ57を介してZ軸モータ58、及びアン
プ59を介してθ軸モータ60がそれぞれ接続され、更
に、バキュームユニット61が接続されている。このバ
キュームユニット61はバキュームチューブ62を介し
て図1に示した作業ヘッド30に空気的に接続され、作
業ヘッド30の先端に装着される吸着ノズル31に対し
部品52を吸着させ、又は吸着解除させる。
【0037】また、上記のCPU46には、各電子基板
製造ラインに配設されている全ての部品搭載装置63
(63−1、63−2、63−3、・・・)に不図示の
入出力インターフェースと信号線64を介して接続され
ており、また、パーソナルコンピュータ65にも不図示
の入出力インターフェースと信号線66を介して接続さ
れている。そして、パーソナルコンピュータ65は、上
記全ての部品搭載装置63に、他の信号線67を介して
接続されている。
【0038】これにより、搭載データ作成装置20の制
御装置45で作成された搭載データは、直接に又はパー
ソナルコンピュータ65を介して間接に、部品搭載装置
63に転送が可能である。また、通信線64やパーソナ
ルコンピュータ65を介さずとも、フロッピー(登録商
標)デスク(FD)、MOデスク、CD−RW等の記録
媒体を介して、作成したデータを部品搭載装置63に渡
すことができる。
【0039】図3は、標準的な部品の形状を模式的に示
す図である。尚、同図は各部品の大きさの比率を無視し
て形状のみを示している。同図に示す部品の名称(分類
名)と形状は図の上からQFP:外向きのリード線が四
方に有るもの、チップ:リード線が無く単なるチップ形
状のもの(実際には一般に長軸方向に合計2本の電極が
付いている)、SOP:外向きのリード線が二辺に有る
もの、BGA:底面にバンプが形成されているもの、P
LCC:内曲がりのリード線が四方に有るもの、及びS
OJ:内曲がりのリード線が二辺に有るものの6種類に
大別される。そして、これらの形状と寸法を、部品搭載
装置に代って搭載データ作成装置20にティーチングに
よって認識させて部品マスター(部品の寸法データテー
ブル)を作成する。
【0040】図4は、オペレータと搭載データ作成装置
20のCPU46とによって行われる部品マスター作成
の処理のフローチャートである。同図において、先ず、
部品載置を促す表示をモニタ装置35に表示する(ステ
ップS1)。これにより、オペレータは所定の部品52
を部品置き部43に置いて、その部品番号(部品の名
称)をキー入力する。キー入力された部品番号はメモリ
49の所定の記憶領域に記憶される。
【0041】続いて、上記の部品52に対応する吸着ノ
ズル31を取付けることを促す表示をモニタ装置35に
表示する(ステップS2)。これにより、オペレータは
上記部品52に対応する吸着ノズル31を作業ヘッド3
0の先端に取付けて、その吸着ノズル31のノズル番号
をキー入力する。尚、吸着ノズル31を交換する必要が
無いときは、ノズル番号のみを再度キー入力する。キー
入力されたノズル番号はメモリ49の所定の記憶領域に
記憶される。
【0042】次に、CPU46は、X軸モータ54及び
Y軸モータ56を駆動して、作業ヘッド30の先端と部
品置き部43とが対向するように、作業ユニット27及
び基板位置決め機構37を移動させる(ステップS
3)。そして、作業ヘッド30先端の吸着ノズル31が
部品置き部43上の部品52に当接するように、Z軸モ
ータ58を順駆動して作業ヘッド30を降下させ(ステ
ップS4)、続いて、バキュームユニット61を吸入駆
動して部品52を吸着ノズル31に吸着させる(ステッ
プS6)。
【0043】続いて、Z軸モータ58を逆駆動して作業
ヘッド30を上昇下させた後(ステップS7)、X軸モ
ータ54及びY軸モータ56を駆動して、作業ヘッド3
0の先端と部品認識用カメラ42とが対向するように、
作業ユニット27及び基板位置決め機構37を移動させ
る(ステップS8)。
【0044】そして、照明装置41をオンさせる(ステ
ップS9)。ことき、オペレータは部品52の映像が適
正に読み取れるようにモニタ装置35の映像を見ながら
照明を調節する。照明の調節は照度と角度について行
い、照度についてはリング状で階層構造を成す照明装置
の点灯階層の選択で行い、角度については、作業ヘッド
30の上下の位置移動で行う。この照明の調節結果は、
照明データとして作成され、メモリ49の所定の記憶領
域に記憶される。
【0045】続いて、CPU46は、画像処理ユニット
48を介して部品認識用カメラ42を駆動し、部品52
の映像を画像データとして取り込み(ステップS1
0)、その取り込んだ画像データに基づいて部品52の
寸法を計測し(ステップS11)、その計測データに基
づき部品データを作成し(ステップS12)、その作成
した部品データをメモリ49の所定の記憶領域に格納
(記憶)して(ステップ13)、処理を終了する。尚、
オペレータは、ティーチングを行うべき部品が有る間
は、ステップS1の処理に戻って、ステップS1〜S1
3を搭載データ作成装置20に繰り返させる。
【0046】このように、電子基板製造ラインで稼動中
の部品搭載装置の部品画像認識装置と同一規格の部品画
像認識装置(照明装置41と部品認識用カメラ42)に
よって認識されて作成された部品データによって、部品
マスターが作成される。図5は、上記のような部品52
を搭載する基板51の一例を模式的に示す図である。同
図に示す基板51は、多面取り基板(複数の子基板から
構成された親基板)の例を示しており、同図に示す例で
は、この多面取り基板(基板51)は、2枚の子基板6
8aと68bから成る。尚、同図には、子基板68a及
び68bに形成されているプリント配線は図示を省略し
ている。
【0047】このような基板51には、通常、多面取り
基板であるか単一基板であるかに拘らず、基板の四隅に
同図に示すような4個の位置決め孔、すなわち丸孔69
aと69b、長孔69cと69dが形成されている。基
板51の位置決めには、これら4個のうちの基板の対角
線上にあるいずれか2つの位置決め孔が用いられる。す
なわち丸孔69aと長孔69d又は丸孔69bと長孔6
9cが対として用いられる。尚、いずれの2つの位置決
め孔を用いるかはプログラム設計上の理由によって決定
される。
【0048】また、基板51には、上記四個の位置決め
孔の近傍に、それぞれ基板位置決めマーク70(70
a、70b、70c、70d)が形成されている。この
4個の基板位置決めマーク70も、基板の対角線上にあ
るいずれか2つの位置決めマーク70が読み取られて基
板位置の認識が成される。
【0049】また、部品搭載装置の機種によっては、基
板の四隅以外の箇所に基板位置決めマークを設定するも
のがあり、そのような部品搭載装置のために、同図に示
す基板51の例では、上述した基板位置決めマーク70
a及び70bの近傍に他の基板位置決めマーク71a及
び71bが形成され、更に上述した基板位置決めマーク
70c及び70dよりやや中央寄りに離れた位置に他の
基板位置決めマーク71c及び71dが形成されてい
る。これら4個の位置決めマーク71(71a、71
b、71c、71d)も、基板認識の際には対角線上に
あるいずれか2個の位置決めマーク71が用いられる。
【0050】図6は、このような基板51の位置決めマ
ークのデータを搭載データ作成装置20によるティーチ
ングによって作成する際の状態を示す図である。同図に
示すように、搭載データ作成装置20の基板位置決め機
構37の基板支持台38上には、オペレータによって載
置された基板51が、基板支持台38の位置決め縁39
a及び39bによって位置決めされ、固定ピン72a及
び72bによって位置固定されている。
【0051】図7は、オペレータとCPU46とによっ
て行われる位置決めマークデータ作成の処理のフローチ
ャートである。同図において、先ず、基板載置を促す表
示をモニタ装置35に表示する(ステップS101)こ
れにより、オペレータは、図6に示すように所定の基板
51を基板支持台38に置き、その基板51を位置決め
縁39a及び39bに押し付けて位置決めし、固定ピン
72a及び72bにより位置固定した後、その基板の品
番をキー入力する。キー入力された基板の品番はメモリ
49の所定の記憶領域に記憶される。
【0052】次に、CPU46は、X軸モータ54及び
Y軸モータ56を駆動して、基板認識用カメラ33が基
板51の4つの角のいずれかの角部に対向するように作
業ユニット27及び基板位置決め機構37を移動させる
(ステップS102)。位置決め縁39aと39bとで
形成されている角を座標の原点として、上記基板認識用
カメラ33の移動位置データがメモリ49の所定の記憶
領域に記憶される。
【0053】続いて、CPU46は、基板認識用カメラ
33の照明装置32をオンさせて(ステップS10
3)。ことき、オペレータは基板51の位置決めマーク
70(70a、70b、70c、又は70d)の映像が
適正に見て取れるようにモニタ装置35の映像を見なが
ら照明を調節する。照明の調節は照度について行い、照
度はリング状で階層構造を成す照明装置の点灯階層の選
択で行う。この照明の調節結果は、照明データとして作
成され、メモリ49の所定の記憶領域に記憶される。
【0054】これに続いて、CPU46は、画像処理ユ
ニット48を介して基板認識用カメラ33を駆動し、基
板51の位置決めマーク70の映像を画像データとして
取り込み(ステップS104)、その取り込んだ画像デ
ータに基づいて位置決めマーク70の寸法を計測し(ス
テップS105)、その計測データに基づき位置決めマ
ークデータを作成し(ステップS106)、その作成し
た位置決めマークデータをメモリ49の所定の記憶領域
に格納(記憶)する(ステップ107)。
【0055】次に、CPU46は、X軸モータ54及び
Y軸モータ56を駆動して、基板認識用カメラ33が、
上記計測した位置決めマーク70(例えば70a)に対
して基板51の対角にある位置決めマーク70(70
d)に対向するように、作業ユニット27及び基板位置
決め機構37を移動させる(ステップS108)。この
基板認識用カメラ33の移動位置データはメモリ49の
所定の記憶領域に記憶される。
【0056】続いて、CPU46は、画像処理ユニット
48を介して基板認識用カメラ33を駆動し、その対角
にある位置決めマーク70dの映像を画像データとして
取り込み(ステップS109)、その取り込んだ画像デ
ータに基づいて位置決めマーク70dの寸法を計測し
(ステップS110)、その計測データに基づき位置決
めマークデータを作成し(ステップS111)、その作
成した位置決めマークデータをメモリ49の所定の記憶
領域に格納(記憶)する(ステップ112)。
【0057】これにより、電子基板製造ラインで稼動中
の部品搭載装置の基板画像認識装置と同一規格の基板画
像認識装置(照明装置32と基板認識用カメラ33)に
よって認識されて作成された位置決めマークデータが搭
載データの一つとして作成され、記憶される。
【0058】続いて、オペレータは、搭載データ作成装
置20を用いて、搭載データの他の一つとして基板51
の部品搭載位置データを作成する。図8は、上記同様に
オペレータと搭載データ作成装置20の制御装置45の
CPU46とによって処理される基板の部品搭載位置デ
ータ作成手順を示すフローチャートである。同図におい
て、先ず、最初のステップS201〜S203の処理
は、図7に示した位置決めマークデータ作成処理のステ
ップS101〜S103の処理とほぼ同様である。但し
ステップS202では、X軸モータ54及びY軸モータ
56を駆動して、基板認識用カメラ33が基板51のほ
ぼ中央部に対向するように作業ユニット27及び基板位
置決め機構37を移動させる。
【0059】上記に続いて、CPU46は、基板51の
画像を取り込んで、この取り込んだ画像をモニタ装置3
5に表示し、更にその上に重ねてポインティングデバイ
スに連動するクロスラインを表示する(ステップS20
4)。この基板51の画像とクロスラインの表示とに基
づいて、オペレータはポインティングデバイスを操作
し、モニタ装置35の表示画面上において所定の部品搭
載位置を指定する(ステップS205)。この指定の入
力により、CPU46は、その部品搭載位置のX軸位置
データ及びY軸位置データをメモリ49の一時記憶領域
に記憶する(ステップS206)。
【0060】続いて、先に作成されている部品データを
参照し、これらの部品データに対応する部品搭載位置の
指定が全て終了しているか否かを判別し(ステップS2
07)、終了していなければ(S207がN)、ステッ
プS205に戻ってステップS205〜S207を繰り
返す。
【0061】そして、先に作成されている部品データに
対応する部品搭載位置の指定が全て終了したときは(S
207がY)、一時記憶領域に記憶した各部品毎の搭載
位置のX軸位置データ及びY軸位置データをメモリ49
の所定の記憶領域に格納して、処理を終了する(ステッ
プS208)。
【0062】これにより、電子基板製造ラインで稼動中
の部品搭載装置の基板の部品搭載位置認識方法と同一の
方法によって認識されて作成された部品搭載位置座標デ
ータが搭載データの他の一つとして作成され、記憶され
る。前述したように、制御装置45のCPU46には、
バス及び入出力インターフェースを介し、更に信号線6
4及び信号線66を介して、電子基板製造ラインで稼動
中の部品搭載装置63及びパーソナルコンピュータ65
に接続されている。
【0063】これにより、搭載データ作成装置20の制
御装置45で作成された搭載データは、直接に又はパー
ソナルコンピュータ65を介して間接に、部品搭載装置
63に転送が可能である。また、通信線64やパーソナ
ルコンピュータ65を介さずとも、フロッピーデスク
(FD)MOデスク、CD−RW等の記録媒体を介し
て、作成したデータを部品搭載装置63に渡すことがで
きる。
【0064】そして、この搭載データ作成装置20によ
る画像の取り込み、寸法の計測、位置の測定等のデータ
作成のために必要な主要部の構成が部品搭載装置63と
同一規格の装置で構成されているので、搭載データ作成
装置20で作成された上記の搭載データは、部品搭載装
置63に転送して、オペレータによる微調整を行うこと
無く、そのまま使用することができる。
【0065】更に、上記とは逆に、部品搭載装置で画像
認識したデータ(部品、マーク、座標)をオフラインマ
スター作成機としての搭載データ作成装置20へデータ
通信し、リアルタイムで認識情報を確認することができ
る。尚、この搭載データ作成装置20は、上記のように
部品データの作成、位置決めマークデータの作成、ある
いは部品搭載位置座標データの作成だけではなく、例え
ばマトリックストレーで供給される部品のトレー上の部
品収納位置データもティーチングによって、オフライン
で、作成することができる。以下、これについて簡単に
説明する。
【0066】図9(a) は、マトリックストレーの外観を
模式的に示す斜視図であり、同図(b) は、その部品収納
部を拡大して模式的に示す図である。同図(a),(b) に示
すように、マトリックストレー(以下、単にトレーとい
う)73は、マトリックス状に仕切られた多数の部品収
納部74を備えている。この部品収納部74には、同一
種類の部品52′がそれぞれ収容される。
【0067】図10は、このようなトレーの部品収納位
置データを作成する処理の手順を示すフローチャートで
ある。同図において、先ず、CPU46は、モニタ装置
35にトレーを載置するよう報知する(ステップS30
1)。これに基づいて、オペレータがトレー73を基板
位置決め機構37の基板支持台38上に置いて位置決め
固定する。
【0068】この位置決め固定完了の入力を受けて、C
PU46は、X軸モータ54及びY軸モータ56を駆動
して、基板認識用カメラ33がトレー73のほぼ中央部
に対向するように作業ユニット27及び基板位置決め機
構37を移動させ(ステップS302)、基板認識用カ
メラ33の照明装置32をオンさせる(ステップS30
3)。
【0069】続いて、トレー73の画像を取り込んで、
この取り込んだ画像をモニタ装置35に表示し、更にそ
の上に重ねてポインティングデバイスに連動するクロス
ラインを表示する(ステップS304)。オペレータは
ポインティングデバイスを操作し、モニタ装置35の表
示画面上において、図9(b) に示すように、トレイ73
の所定の部品収納部74のほぼ中央部をクロスラインセ
ンター75で指定入力する(ステップS305)。
【0070】この指定の入力により、CPU46は、そ
のクロスラインセンター75の位置を計測し、その計測
したX軸位置データ及びY軸位置データを部品収納部7
4の位置データとしてメモリ49の一時記憶領域に記憶
する(ステップS306)。そして、終了か、継続かを
オペレータに問い合わせる表示をモニタ装置35に表示
し(ステップS307)、継続なら(S307がN)、
ステップS305に戻ってステップS305〜S307
を繰り返す。これにより、トレー73の全ての部品収容
部74の位置データが作成されて一時記憶領域に記憶さ
れる。
【0071】そして、全ての部品収容部74の位置デー
タが作成されて処理が終了したことをオペレータから入
力されると(S307がY)、一時記憶領域に記憶して
いた全ての部品収容部74の位置データを、メモリ49
の所定の記憶領域に格納して(ステップS308)、処
理を終了する。このように、トレー73の部品収容部7
4の位置データが作成される。
【0072】ところで、部品搭載装置の部品供給ステー
ジ11−1や11−2に(図14(b) 及び図15参
照)、カートリッジ式部品供給装置18(図15参照)
を一つ一つ設定していくのは、極めて手数のかかる面倒
な段取り作業であり、その間は電子基板の製造ラインを
停止させておかなくてはならないから、全体の作業能率
が大きく低減する。
【0073】そこで、部品供給ステージのみを備えた台
車を複数台用意し、この台車式部品供給ステージ(以
下、単に台車ステージという)に、必要とされる数又は
種類のカートリッジ式部品供給装置(以下、単に部品フ
ィーダという)を予め取付けておくことが提案されてい
る。
【0074】このようにすれば、この台車ステージを丸
ごと部品搭載装置の従来の部品供給ステージの位置に着
脱することにより、従来のように部品フィーダを一個一
個配設するために長時間製造ラインを停止させることな
く、台車ステージを着脱交換する時間だけ製造ラインを
停止させるだけで、直ちに製造ラインを立ちあげること
ができる。
【0075】図11(a) は、そのような複数の台車ステ
ージを示す図である。これらの台車ステージ76(76
−1、76−2、76−3、・・・)には、それぞれ図
15に示した部品供給ステージ11−1と同様な構成の
部品供給ステージが設けられている。また種々のサイズ
の部品フィーダを配設スペースに無駄なく配置できるよ
うに、個々の台車ステージ76毎に、固定孔16及び1
7(図15参照)のピッチは異ならせてある。
【0076】このような固定孔のピッチデータは、図1
1(b) に示すように、台車ステージ76毎に、適宜の記
録媒体77に記録して、その台車ステージ76が、図1
2(a) に示すように、部品搭載装置1の部品供給ステー
ジ11−1又は11−2の位置に装着されたとき、記録
媒体77の記録を部品搭載装置に読み取らせるようにな
っている。
【0077】ところで、台車ステージ76を交換するご
とに搭載プログラムを変更するのでは作業効率が向上し
ないから、複数の台車ステージ76の中から基準となる
台車ステージ76を予め設定しておき、この基準台車ス
テージに対する他の台車ステージの固定孔ピッチの偏差
テーブルを作成しておくと、全ての台車ステージに対し
て一つの搭載プログラムで対処することができる。
【0078】すなわち、固定孔ピッチが判明すれば、種
類毎の部品フィーダの取り付け位置を認識することがで
きる。そして、種類毎の部品フィーダの取り付け位置が
判明すれば、部品フィーダの種類ごとに各部の縦・横・
高さの寸法が決まっているから、図12(b) に示すよう
に、この台車ステージ76に取付けられる部品フィーダ
の供給口18−3から、吸着ノズル12によって部品5
2を吸着する際の、供給口18−3(部品吸着点)のX
軸方向及びY軸方向の位置座標データ並びにZ軸方向の
位置座標データが演算によって認識できる。そのパラメ
ータは上記の偏差テーブルから取得すればよい。このよ
うな台車ステージ毎の部品吸着点のデータ作成も、図1
1(a) に示すように製造ライン中に在る部品搭載装置で
行うのではなく、本発明の搭載データ作成装置20で行
うことができる。
【0079】図13は、搭載データ作成装置20による
台車ステージの部品吸着点データ作成処理の手順を示す
フローチャートである。同図において、先ず、CPU4
6は、モニタ装置35に、台車ステージ76を装着する
よう報知する(ステップS401)。これに基づいて、
オペレータが台車ステージ76を搭載データ作成装置2
0の基板位置決め機構37の位置(やや上方の位置)に
置いて位置決め固定する。
【0080】この位置決め固定完了の入力を受けて、C
PU46は、X軸モータ54及びY軸モータ56を駆動
して、基板認識用カメラ33が台車ステージ76の適宜
の位置、少なくとも最端部ではない位置のフィーダ固定
孔(図15に示す部品供給ステージ11−1の固定孔1
6に相当する固定孔)に対向するように作業ユニット2
7及び基板位置決め機構37を移動させ(ステップS4
02)、基板認識用カメラ33の照明装置32をオンさ
せる(ステップS403)。
【0081】次に、基板認識用カメラ33が対向するフ
ィーダ固定孔を中心とする左右の複数のフィーダ固定孔
の画像を取り込んで(ステップS404)、この取り込
んだ複数のフィーダ固定孔の画像データに基づいてフィ
ーダ固定孔の配設ピッチを計測し(ステップS40
5)、この計測した配設ピッチのフィーダ固定孔に装着
固定される部品フィーダの機種番号から、その部品吸着
点データを算出し(ステップS406)、その算出した
吸着点データを、メモリ49の一時記憶領域に格納する
(ステップS407)。
【0082】続いて、全ての台車ステージ76につい
て、吸着点データの作成が終了しているか否かをオペレ
ータに問い合わせる表示をモニタ装置35に表示し(ス
テップS408)、終了でないなら(S408がN)ス
テップS404に戻ってステップS404〜S408を
繰り返す。これにより、全ての台車ステージ76の吸着
点データが作成されて一時記憶領域に記憶される。
【0083】そして、全ての台車ステージ76の吸着点
データが作成されて処理が終了したことをオペレータか
ら入力されると(S408がY)、一時記憶領域に記憶
していた全ての台車ステージ76の吸着点データを、メ
モリ49の所定の記憶領域に格納して(ステップS40
9)、処理を終了する。このように、台車ステージ76
の吸着点データが作成される。この吸着点データも、部
品搭載装置に転送して微調整することなく直ちに使用す
ることができる。
【0084】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、製造ラインで実働中の部品搭載装置と同一規格の
照明装置、画像処理装置、及びXY駆動装置、並びにデ
ータを記憶する記憶装置、これらを制御する制御装置、
及び部品搭載装置とリアルタイムで通信可能な通信手段
を備えた搭載データ作成装置により、オフラインで各種
の搭載データを作成するので、作成した部品データ、基
板位置決めマークデータ、基板の部品搭載位置座標デー
タ等の搭載データを部品搭載装置で使用したときに、オ
ペレータによって再度徴調整することなく、作成した搭
載データをそのまま使用することができ、これにより、
生産する電子基板の機種を切り替える際の段取り時間を
大幅に削減して作業能率を向上させることが可能とな
る。
【0085】更に、部品搭載装置で取得した画像データ
(部品、マーク、座標)をオフラインマスター作成機と
しての搭載データ作成装置へデータ通信することによ
り、生産しているデータが適切か否かを常時確認するこ
とができる。その結果、部品搭載装置の画像系の異常を
リアルタイムで診断することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態における搭載データ作成装置を模
式的に示す斜視図である。
【図2】搭載データ作成装置の制御装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図3】標準的な部品の形状を模式的に示す図である。
【図4】オペレータと制御装置のCPUとによって行わ
れる部品マスター作成の処理のフローチャートである。
【図5】部品が搭載される基板の一例を模式的に示す図
である。
【図6】基板の位置決めマークデータを搭載データ作成
装置によるティーチングによって作成する際の状態を示
す図である。
【図7】オペレータとCPUとによって行われる位置決
めマークデータ作成の処理のフローチャートである。
【図8】オペレータと搭載データ作成装置の制御装置の
CPUとによって処理される基板の部品搭載位置データ
作成手順を示すフローチャートである。
【図9】(a) はマトリックストレーの外観を模式的に示
す斜視図、(b) はその部品収納部を拡大して模式的に示
す図である。
【図10】マトリックストレーの部品収納位置データ作
成処理の手順を示すフローチャートである。
【図11】(a) は複数の台車ステージを示す図、(b) は
台車ステージ毎に固定孔のピッチデータを適宜の記録媒
体に記録してある状態を示す図である。
【図12】(a) は台車ステージを部品搭載装置の部品供
給ステージに装着するときの状態を示す図、(b) は固定
孔ピッチデータから部品吸着点のX軸、Y軸及びZ軸方
向の位置座標データを認識できることを説明する図であ
る。
【図13】搭載データ作成装置による台車ステージの部
品吸着点データ作成処理の手順を示すフローチャートで
ある。
【図14】(a) は電子部品搭載装置の外観斜視図、(b)
はその上下の保護カバーを取り除いて内部の構成を模式
的に示す斜視図である。
【図15】電子部品搭載装置の部品供給ステージとその
上に取り付けて配設されるカートリッジ式部品供給装置
を模式的に示す斜視図である。
【符号の説明】
1 部品搭載装置(本体装置) 2 表示入力装置 3 モニタ装置 4 警報ランプ 5 基台 6−1、6−2 基板案内レール 7−1、7−2 固定レール(Y軸レール) 8 移動レール(X軸レール) 9 作業塔 11−1、11−2 部品供給ステージ 12 吸着ノズル 13−1、13−2 チェーン体 14 保持具交換器 15 部品認識用カメラ 16、17 取り付け固定孔 18 カートリッジ式部品供給装置 18−1 固定レバー 18−2 リール式カートリッジ 18−3 供給口 20 搭載データ作成装置 21 基台 22 X軸機構 23a、23b 支柱 24 軸受 25 駆動ボールネジ 26 ボールナット 27 作業ユニット 28 Z軸駆動機構 29 θ軸駆動機構 30 作業ヘッド 31 吸着ノズル 32 照明装置 33 基板認識用カメラ 34 チェーン体 35 モニタ装置 36 Y軸レール 37 基板位置決め機構 38 基板支持台 39a、39b 位置決め縁 41 照明装置 42 部品認識用カメラ 43 部品置き部 44 ポインティングデバイス装置 45 制御装置 46 CPU 47 制御ユニット 48 画像処理ユニット 49 メモリ 51 基板 52 部品 53、55、57、59 アンプ 54 X軸モータ 56 Y軸モータ 58 Z軸モータ 60 θ軸モータ 61 バキュームユニット 62 バキュームチューブ 63(63−1、63−2、63−3、・・・) 部品
搭載装置 64、66、67 信号線 65 パーソナルコンピュータ 68a、68b 子基板 69a、69b 位置決め丸孔 69c、69d 位置決め長孔 70(70a、70b、70c、70d) 基板位置決
めマーク 71(71a、71b、71c、71d) 他の基板位
置決めマーク 72a、72b 固定ピン 73 マトリックストレー 74 部品収納部 75 クロスラインセンター 76(76−1、76−2、76−3、・・・) 台車
ステージ 77 記録媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E313 AA01 AA11 AA15 AA23 CC03 CC04 DD02 DD03 DD13 DD34 EE02 EE03 EE05 EE24 EE34 EE35 EE37 EE50 FF24 FF26 FF28 FF33 FG01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オフラインで動作する搭載データ作成装
    置であって、 電子部品を第1の画像認識装置により実測して該電子部
    品の寸法を読み取る部品寸法読取手段と、 プリント基板を第2の画像認識装置により実測して該プ
    リント基板の位置決めマークの位置と形状を読み取る位
    置形状読取手段と、 前記プリント基板を前記第2の画像認識装置により実測
    して該プリント基板の電子部品搭載位置座標を読み取る
    搭載座標読取手段と、 前記部品寸法読取手段が読み取った前記電子部品の寸法
    データ、前記位置形状読取手段が読み取った前記プリン
    ト基板の前記位置決めマークの位置及び形状データ、並
    びに前記搭載座標読取手段が読み取った前記プリント基
    板の電子部品搭載位置座標データをそれぞれ記憶する記
    憶手段と、 を備えたことを特徴とする搭載データ作成装置。
  2. 【請求項2】 トレイ部品供給装置のトレイを前記第2
    の画像認識装置により実測してトレイ座標位置を読み取
    るトレイ位置読取手段をを更に有して、前記記憶手段
    は、前記トレイ位置読取手段が読み取った前記トレイ部
    品供給装置のトレイ座標位置データを記憶することを特
    徴とする請求項1記載の搭載データ作成装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の画像認識装置が前記電子部品
    を画像認識するために用いる照明装置は、オンラインで
    動作する部品搭載装置に配設される電子部品画像認識用
    の照明装置と同一規格であることを特徴とする請求項1
    又は2記載の搭載データ作成装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の画像認識装置が前記プリント
    基板を画像認識するために用いる照明装置は、オンライ
    ンで動作する部品搭載装置に配設されるプリント基板画
    像認識用の照明装置と同一規格であることを特徴とする
    請求項1又は2記載の搭載データ作成装置。
  5. 【請求項5】 前記記憶手段に記憶された前記電子部品
    の寸法データ、前記プリント基板の前記位置決めマーク
    の位置及び形状データ、前記プリント基板の電子部品搭
    載位置座標データ、又は前記トレイ部品供給装置のトレ
    イ座標位置データに基づいて、オンラインで動作する部
    品搭載装置を動作させるための少なくとも部品データ、
    プリント基板位置決めマークデータ、及び電子部品搭載
    位置座標データを生成する搭載データ生成手段を更に有
    することを特徴とする請求項1又は2記載の搭載データ
    作成装置。
  6. 【請求項6】 前記搭載データ生成手段により生成され
    た少なくとも前記部品データ、プリント基板位置決めマ
    ークデータ、及び電子部品搭載位置座標データを他の装
    置へ転送する転送通信手段を更に有することを特徴とす
    る請求項5記載の搭載データ作成装置。
  7. 【請求項7】 オンラインで動作する部品搭載装置に電
    子部品搭載処理を実行させるために必要な搭載データを
    オフラインで動作する搭載データ作成装置で作成するた
    めのプログラムを記録した記録媒体であって、 前記部品搭載装置に配設される電子部品画像認識用の照
    明装置と同一規格の照明装置を備えた第1の画像認識装
    置により電子部品を実測して該電子部品の寸法を読み取
    り、 前記部品搭載装置に配設されるプリント基板画像認識用
    の照明装置と同一規格の照明装置を備えた第2の画像認
    識装置によりプリント基板を実測して該プリント基板の
    位置決めマークの位置、及び電子部品搭載位置座標を読
    み取り、 前記読み取った前記電子部品の寸法データ、前記プリン
    ト基板の前記位置決めマークの位置及び形状データ、並
    びに電子部品搭載位置座標データをそれぞれ記憶する、 ことを実行させるためのプログラムを前記搭載データ作
    成装置により読み取り可能に記録した記録媒体。
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