JP2004063162A - 速結端子装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電線の状態に関わらず端子板と電線の接続状態を安定させる。
【解決手段】本実施形態の端子部40では、従来の端子板202aに相当する接触部42と、従来の鎖錠ばね203に相当する押圧部43及び鎖錠部44とがばね性を有する金属板からなる端子板41に一体に形成されている。したがって、例え電線101が傾いて挿入されたとしても、接触部42がばね性を持つために電線101の傾きに追従することが可能であり、同じくばね性を有する押圧部43及び鎖錠部44によって電線101が接触部42の方へ押圧されることで電線101の挿入状態に関わらず端子板41と電線101の接続状態を安定させることができる。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スイッチやコンセントのような配線器具の器体に収納されて電線を接続する速結端子装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、スイッチやコンセントのような配線器具において、器体に設けた電線挿入孔を通して器体に導入された電線を接続するために速結端子が広く用いられている。この種の速結端子としては、図27に示すように、器体200に収納され電線挿入孔201を通して器体200に導入された電線101に接触する端子板202と、端子板202との間で電線を挟持する鎖錠ばね203とを備えるものが知られている。鎖錠ばね203は板ばねであって、鎖錠ばね203に設けた接触片203aおよび鎖錠片203bと端子板202との間に電線101を挟持することによって電線101を保持するように形成されている。つまり、器体200に設けた電線挿入孔201を通して電線101を器体200に導入すると、電線101が接触片203aおよび鎖錠片203bを端子板202から引き離す向きに撓ませ、接触片203aおよび鎖錠片203bに生じるばね力によって電線101が端子板202と鎖錠片203bとの間に挟持されるように構成されている。ここに、電線101が端子板202と接触片203aおよび鎖錠片203bとの間に挟持された状態では、接触片203aおよび鎖錠片203bの端縁が電線101に弾接し、電線101の一部に鎖錠片203bが食い込むことによって電線101の抜け止めがなされる。このように、電線101を電線挿入孔201に挿入するだけで端子板202に電線101が接触した状態で保持されるから、端子ねじを用いて電線101を接続する構造に比較すると電線101の結線作業が容易になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで上述のような従来の速結端子装置では、鎖錠ばね203は本来電線101を端子板202に押圧すると同時に抜け止めする機能を担うものであって、鎖錠ばね203が電線101との間の通電経路を担うことはほとんど無かった。したがって、図28(a)に示すように電線挿入孔201を通して電線101が真っ直ぐに導入された正常な状態では電線101と端子板202の接触面積が充分にあって安定な接続状態が得られるが、同図(b)に示すように電線101の折れや曲がり等によって端子板202との接触面積が小さくなった場合に電線101と端子板202の接続が不安定になる虞があった。
【0004】
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、電線の状態に関わらず端子板と電線の接続状態を安定させることができる速結端子装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、配線器具の器体に貫設した電線挿入孔を通して器体に導入される電線に接触する端子板と、電線と該端子板を接続する接続手段とを備え、前記接続手段は、電線に接触する接触部と、電線を前記接触部の方へ押圧する押圧部と、電線の一部に食い込んで抜け止めする鎖錠部とを有して端子板と一体に設けられたことを特徴とする。
【0006】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、ばね性を有する帯状の金属板を両端部が交差するようにリング状に折り曲げて前記端子板を形成し、前記端部の一方に前記接触部を形成し、前記端部の他方に前記押圧部並びに前記鎖錠部を形成したことを特徴とする。
【0007】
請求項3の発明は、請求項2の発明において、前記押圧部と前記鎖錠部の間に挟まれた部位を前記接触部に対向させたことを特徴とする。
【0008】
請求項4の発明は、請求項2又は3の発明において、内側に位置する前記端部の先端を前記鎖錠部とし、当該端部を略く字状に折り曲げて前記接触部の方へ突出させた部位を前記押圧部としたことを特徴とする。
【0009】
請求項5の発明は、請求項1〜4の何れかの発明において、前記接触部に対して前記電線挿入孔から遠い側の前記端子板の部位に電線の一部に食い込んで抜け止めする第2の鎖錠部を設けたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る速結端子装置をコンセントの端子部に適用した実施形態について図面を参照して詳細に説明する。但し、配線器具はコンセントに限定されるものではなく、例えばスイッチなどのコンセント以外の配線器具にも本発明の技術思想が適用可能であることは言うまでもない。
【0011】
図1〜図3に示すように、器体1は耐トラッキング性に優れた熱硬化性合成樹脂(例えば、ユリア樹脂)を用いて前面が開放された直方体状に形成されたボディ10と、同じく耐トラッキング性に優れた熱硬化性合成樹脂(例えば、ユリア樹脂)を用いて後面が開放された直方体状に形成されたカバー20とを結合することにより形成される。器体1は後述する規定の単位寸法を有している。
【0012】
ボディ10は長手方向の中間部に設けた仕切壁12により内部空間が2分されている。また、図5及び図10に示すようにカバー20内にも一対の仕切壁20aが形成され、ボディ10とカバー20とを結合するとボディ10の仕切壁12がカバー20の一対の仕切壁20aの間に嵌合されることによって器体1の内部空間が独立した2室に分割される(図10参照)。
【0013】
ボディ10内において仕切壁12を介して形成された各収納室13には、ばね性を有する金属板を加工することによりプラグの栓刃を受ける刃受部31が電線を接続する一対の端子部40と一体に形成されてなる刃受部材30がそれぞれ収納される。各刃受部31は、図7に示すように互いに対向する先端部にて栓刃を挟持する一対の刃受ばね32,33と、両刃受ばね32,33を連続一体に結合するコ字状の連結片34とを備える。また、連結片34の開放端には互いに離れる向きに突出する形で端子板41が連結片34と連続一体に形成されている。ところで、この刃受部31では、一方の刃受ばね32の内側面に栓刃の先端部に貫設された係止孔に係止する突起32aを突設することにより、栓刃を受けた状態で刃受ばね32の突起32aが栓刃の係止孔に係止して簡易的な抜け止めを行うようにしている。また、他方の刃受ばね33の先端部を二股として一対のばね片33a,33aを設け、各ばね片33a,33aが独立して撓み得るようにしている。すなわち、図13(a)に示すように栓刃100が一対の刃受ばね32,33の間に真っ直ぐ差し込まれれば各刃受ばね32,33と栓刃100の間で充分な接触面積が確保できることは当然として、仮に刃受ばね32,33の間に栓刃100が傾いて差し込まれた場合でも片方の刃受ばね33のばね片33a,33aが互いに独立して撓み得るから、同図(b)に示すように傾いた栓刃100に追従するように各ばね片33a,33aが撓むことで刃受部31と栓刃100との接触面積の低下を抑制して接触信頼性が向上できるものである。なお、図14に示すように、もう一方の刃受ばね32も先端部を二股として一対のばね片32b,32bを設けるようにすれば、栓刃100が傾いて差し込まれた場合の接触面積の低下をさらに抑制して接触信頼性の一層の向上が図れる。
【0014】
端子部40は、帯状の金属板を両端部が交差するようにリング状に折り曲げられてなる端子板41を有する。端子板41の外側の端部には、ほぼ平坦な面を有して電線と接触する接触部42が設けられている。また、端子板41の内側の端部が略へ字状に折り曲げられることにより、接触部42の方へ突出し両端部の間に挿入される電線を接触部42に押圧する押圧部43と、電線の一部に食い込んで抜け止めする鎖錠部44とが端子板41と一体に設けられている。ここで、図7(c)に示すように押圧部43と鎖錠部44の間に挟まれた部位(接触部42と反対方向へ突出する部位)が接触部42に対向させてある。さらに、接触部42の基端側における鎖錠部44と対向する部位には、電線の一部に食い込んで抜け止めする第2の鎖錠部45が切り起こして形成されている。
【0015】
上述のように刃受部材30は、ばね性を有し且つ電気の良導体である金属板を折り曲げ加工することで刃受部31と一対の端子部40を一体に形成されるものである。ここで、図15に示すように互いに異なる曲げ方向(図中矢印で示す方向)に金属板を折り曲げて加工する形状の刃受部材30’では、栓刃の挿入方向に対する強度が高いという利点はあるものの、曲げ加工が複雑になってしまう。これに対して本実施形態の刃受部材30では、図16に示すように曲げ方向を一方向(図中矢印で示す方向)に統一しているから、曲げ加工が容易であり、ロール目の方向によって強度に差がある金属材料を用いても充分な強度を確保することができてコストダウンが図れる。
【0016】
図4に示すように、刃受部材30の各端子部40を絶縁すると同時に刃受部31を後方から支持するための絶縁壁13aが各収納室13の略中央にボディ10の長手方向に沿ってそれぞれ一対ずつ立設されている。さらに、各収納室13における仕切壁12の近傍には底面から立ち上がる立壁14がそれぞれ突設されている。そして、各立壁14に端子部40の端子板41をそれぞれ当接し、絶縁壁13aの先端縁に刃受部31の連結片34を載置するようにして、各収納室13に刃受部材30が収納される(図10等参照)。
【0017】
ボディ10の後壁には端子部40の接触部42と押圧部43及び鎖錠部44との間に電線を導入することができるように電線挿入孔11が貫設されている。図17に示すように、この電線挿入孔11を通して接触部42と押圧部43及び鎖錠部44との間に押圧部43側から電線101を挿入すると、接触部42、押圧部43並びに鎖錠部44の各々のばね力によって電線101が挟持され、かつ鎖錠部44並びに第2の鎖錠部45が電線101の一部に食い込むことによって電線101を引き抜くことができなくなる。すなわち、端子部40は電線挿入孔11に電線101を挿入するだけで結線することが可能な速結端子となっている。
【0018】
ところで、従来例における速結端子は端子板と鎖錠ばねで構成されており、端子板がばね性を有しない金属材料で形成されていた。このため、図28(a)に示すように電線101が端子板202a及び鎖錠ばね203に対して真っ直ぐに正規の状態で挿入された場合には端子板202aと電線101の接触面積が十分に確保されるが、同図(b)に示すように電線101が端子板202a及び鎖錠ばね203に対して傾いて挿入された場合には端子板202aと電線101の接触面積が減少してしまう虞があった。これに対して本実施形態の端子部40では、従来の端子板202aに相当する接触部42と、従来の鎖錠ばね203に相当する押圧部43及び鎖錠部44とがばね性を有する金属板からなる端子板41に一体に形成されているため、例え電線101が傾いて挿入されたとしても、接触部42がばね性を持つために電線101の傾きに追従することが可能であり、同じくばね性を有する押圧部43及び鎖錠部44によって電線101が接触部42の方へ押圧されることで電線101の挿入状態に関わらず端子板41と電線101の接続状態を安定させることができる。しかも、本実施形態では端子部40と刃受部31を一体として刃受部材30を構成しているから、従来の鎖錠ばねが不要となり部品点数の削減によってコストダウンが図れるという利点もある。
【0019】
また、本実施形態では押圧部43と鎖錠部44の間に挟まれた部位(接触部42と反対方向へ突出する部位)を接触部42に対向させているので、図17に示すように電線101に弾接する押圧部43、接触部42及び鎖錠部44がそれぞれ電線101の両側に交互に配置されることとなり、電線101をバランス良く挟持することができて接続安定性が向上するという利点がある。さらに、端子板41の内側の端部の先端を鎖錠部44とし、この端部を略へ字状に折り曲げて接触部42の方へ突出させた部位を押圧部43とすることにより、鎖錠部44となる端子板41の先端部分に比較してばね力が大きくなる部分に押圧部43を設けることで安定したばね性能が得られるものである。しかも、帯状の金属板を両端部が交差するようにリング状に折り曲げて端子板41を形成し、端部の一方に接触部42を形成するとともに、端部の他方に押圧部43及び鎖錠部44を形成しているから、接触部42、押圧部43及び鎖錠部44の各々のばねストロークを大きく採ることができて端子板41のばね性が容易に確保できるという利点もある。また、電線101の抜け止めを鎖錠部44と第2の鎖錠部45の2カ所で行っているから、電線101を確実に抜け止めすることができて接続信頼性の向上が図れるものである。
【0020】
各収納室13には、図10に示すように各刃受部材30の端子部40と対向するように合成樹脂製の解除釦60が配設される。この解除釦60は、図1及び図8に示すように矩形板状の操作部61の両端から駆動部62並びに押圧突部63を同一方向へ突出させて略鈎形に形成されている。押圧突部63は操作部61の短手方向における一端側より突出し、操作部61の短手方向の幅寸法よりも小さい幅寸法に形成されており、その外側面(図8(a)における下側面)には、後述する位置決め部64が突設されている。一方、駆動部62は押圧突部63に比較して操作部61からの突出量が大きくなっており、押圧突部63と対向する内側面(図8における下側面)には下方及び一側方に開放する凹所62aが形成されている(図1参照)。また、押圧突部63と対向する凹所62aの底面には、先端から操作部61に向かって徐々に押圧突部63から遠ざかる向きに傾斜する傾斜面62bが形成されている。なお、駆動部62の先端部分の外側面(図8(a)における上側面)にも位置決め部65が突設され、さらに位置決め部65よりも操作部61よりの位置に断面形状が略台形の突起66が突設されている。
【0021】
一方、ボディ10の長手方向の両側面には、各収納室13と通じる縦溝15が各一対ずつ並設されており、この縦溝15に操作部61を挿通するようにして解除釦60がボディ10内の各収納室13に配設される。ここで、解除釦60は、押圧突部63が端子板41の鎖錠部44における接触部42と対向しない部位に対向し、ボディ10の後壁に貫設された電線挿入孔11と解除釦60の駆動部62の凹所62aとが対向し、且つ操作部61が縦溝15から進退自在に突出するように収納室13内に移動自在に配置されている。また、操作部61を縦溝15から突出する向きに弾性付勢して解除釦60を図10に示す位置(非接続位置)に復帰させる復帰ばね70が各収納室13に収納されている。
【0022】
復帰ばね70は、図9に示すように先端が略直角に折り曲げられ、後端部が略へ字形に折り曲げられた一対のばね片71が幅細の短冊形状に形成された連結片72の両端縁から同一方向に一体に突設されてなる。また、連結片72の両端部には丸孔72aがそれぞれ穿孔されており、端子板41の略中央部における外側面に突設されている突起46を丸孔72aに挿通することで復帰ばね70が刃受部材30の一対の端子板41に仮固定される(図18参照)。そして、端子板41に復帰ばね70を仮固定した刃受部材30を収納室13内に収納すると、図19に示すようにボディ10内の立壁14に端子板41の略中央部が当接して突起46が丸孔72aから脱落しなくなり、復帰ばね70が端子板41に本固定される。さらに解除釦60を収納室13内に配設すれば、図19に示すように復帰ばね70の各ばね片71の先端部が解除釦60の駆動部62の先端にそれぞれ当接するため、ばね片71のばね力により、非接続位置に復帰する向きに解除釦60が弾性付勢される。なお、押圧突部63に突設した位置決め部64をボディ10内の縦溝15周縁部に当接するとともに(図10参照)、駆動部62に突設した位置決め部65をカバー20の内底面に設けた突部29に当接させることで解除釦60を器体1に位置決めするようにしており、組立性の向上と操作部61(解除釦60)の移動時のがたつきを抑えている。
【0023】
而して、電線挿入孔11を通して端子板41の接触部42と押圧部43及び鎖錠部44の間に電線101を挿入して端子部40に電線101を接続すると、図11に示すように電線101の先端が解除釦60の駆動部62の凹所62aに形成された傾斜面62bに当接し、電線101の挿入力(図11における上向きにはたらく力)によって、駆動部62がカバー20に近付く向き及び操作部61が器体1内に退く向きに解除釦60が押駆動される。その結果、端子部40に電線101が接続された状態では、図11に示すように操作部61が器体1の側面よりも内側に引き込まれた位置(接続位置)まで移動することになる。つまり、解除釦60の操作部61が非接続位置と接続位置の間で移動自在となっており、操作部61の位置(非接続位置又は接続位置)によって電線101が端子板41と接続されているか否かを確認することができるのである。また電線101を接続する際、上述のように電線101の挿入力によって解除釦60がカバー20に近付く向きに押し上げられるのであるが、解除釦60の駆動部62と対向するカバー20の内底面には段差23が形成されており(図5及び図10参照)、駆動部62に設けた突起66が段差23を乗り越えるときに音(例えば、「カチッ」というような衝撃音)を発するので、その音によっても電線101が端子板41に接続されたことを確認することができるようになっている(図20参照)。なお、電線101を接続したときの接続位置において、操作部61が器体1の側面よりも内側に引き込まれて突出しないようにしているから、電線101の接続完了後には器体1の側面から解除釦60の操作部61が突出せず、操作部61が施工の邪魔になることが無く、また、施工時に操作部61が誤って操作される可能性も低くなる。
【0024】
一方、端子部40に接続されている電線101を引き抜くには、図21に示すように縦溝15を通して器体1の側面に露出している操作部61を指で押操作すればよい。操作部61を押操作して接続位置からさらに器体1の内側に解除釦60を移動させると、解除釦60の押圧突部63で端子板41の鎖錠部44を押圧することにより、電線101に食い込んでいる鎖錠部44を電線101から離すように撓ませて電線101の引き抜きが可能となる。
【0025】
従来の速結端子では工具を使って解除釦を操作しながら電線を引き抜かなければならないため、図29に示すように一方の手で配線器具の器体1を持ち、他方の手に持った工具を操作孔204に挿入して解除釦205を操作した状態では両手が塞がれてしまうために電線101を電線挿入孔11から引き抜くことが困難であった。これに対して本実施形態では、図21に示すように器体1を持った手の指(親指)で器体1の側面に露出する解除釦60の操作部61を押操作して電線101に食い込んでいる鎖錠部44を電線101から離すことができ、一方の手で器体1の保持と解除釦60の操作を同時に行い、他方の手で電線を引き抜くことができるため、従来の速結端子に比較して電線101の取り外し作業が容易に行える。そして、電線101を引き抜いた後に操作部61の押操作を止めれば、復帰ばね70のばね力によって解除釦60が移動し、操作部61が非接続位置に自動的に復帰するため、操作部61を非接続位置に復帰させる手間が要らず何度でも電線101を抜き差しすることができる。
【0026】
ところで、電線を接続していない状態から操作部61を押操作した場合、解除釦60の押圧突部63により端子板41の鎖錠部44を押圧して接触部42から遠ざかる向きに撓ませることができる。したがって、電線102が撚り線である場合、電線挿入孔11から電線102を挿入するだけでは、図22(b)に示すように途中で電線102がばらけてしまう可能性があり、これを避けるには電線102を予め平たくつぶしてから挿入しなければならないが、上述のように操作部61を押操作した状態で電線挿入孔11から電線102を挿入すれば、端子板41の接触部42と押圧部43及び鎖錠部44との間隔が広くなっていることから容易に挿入が可能である(図22(a))。よって、予め平たくつぶすような手間を掛けることなく撚り線からなる電線102を単線からなる電線101と同じように簡単に端子部40に接続することができる。なお、電線102が確実に接続されたか否かは、操作部61から手を離したときに解除釦60が移動するか否かで判断できる。
【0027】
なお、図23及び図24に示すように、駆動部62の先端に突設した円柱状のばね座62cにコイルスプリングからなる復帰ばね70’の一端を挿入固定し、復帰ばね70’の他端をボディ10の立壁14に当接させることで解除釦60を弾性付勢するようにしても構わない。しかしながら、上述のように一対のばね片71を連結片72で連結した板ばねからなる復帰ばね70を設け、各収納室13内に隣接して配置される2つの解除釦60をそれぞれ復帰ばね70のばね片71で弾性付勢する構造であれば、コイルスプリングからなる復帰ばね70’を用いて各解除釦60を個別に弾性付勢する構成に比較して部品点数の削減による組立性の向上とコストダウンが図れるという利点がある。しかも、復帰ばね70を端子板41に固定することでも組立性の向上が図れるものである。
【0028】
ところで、カバー20前面には突台状のボス部21が突設されるとともに、ボス部21の長手方向両側からは肩部22が突設されている。また、肩部22の側面には、ボディ10の縦溝15と連続一体となって解除釦60の操作部61が進退自在に挿通する一対の挿通溝22aが形成されている。さらに、ボス部21の前壁にはプラグの栓刃(平行平板型の栓刃)を挿入することができる差込部24が1口分形成されている。差込部24は各刃受部材30の刃受部31に対応する部位にそれぞれ開口する一対の栓刃挿入口24aよりなる。なお、栓刃挿入口24aは電圧線側と接地線側とで長さ寸法を異ならせてある。
【0029】
次に、ボディ10とカバー20を結合して器体1を組み立てる構造について説明する。すなわち、本実施形態においては、ボディ10とカバー20との双方に設けた嵌合部6,7に組立部材たる組立枠50を凹凸嵌合することでボディ10とカバー20とを結合して器体1を組み立てるようになっている。
【0030】
ボディ10の長手方向に対向する両側面には、図1及び図4に示すように一対の縦溝15に挟まれた中央部に矩形の嵌合部6が突設され、さらに嵌合部6の前方(図1における上方)には凹溝8が形成されている。一方、カバー20の各肩部22の側面には、図1及び図5に示すように一対の挿通溝22aに挟まれた中央部から突台部25が突設され、さらに突台部25の側面からボディ10の嵌合部6と同形状且つ同寸法の嵌合部7が突設されている。そして、ボディ10の開口面にカバー20を突き合わせた状態では、それぞれの嵌合部6,7が凹溝8を挟んで一列に配置されることになる。
【0031】
組立枠50は弾性を有する合成樹脂成型品からなり、図6に示すように嵌合部6,7と各々嵌合する嵌合孔51,51が器体1の前後方向(図1における上下方向)に並設された短冊状の縦片52と、縦片52の先端に中央部が連結された略コ字型の枠片53とを有し、器体1と対向する縦片52の背面側において嵌合孔51に挟まれた略中央部からは先端に係止爪54aを有する係止突片54が背方へ突設されている。また、枠片53の側面には、埋込型の配線器具を造営面に埋込配設するための取付枠(例えば、日本工業規格JIS C 8375に規格化されている大角形連用配線器具の取付枠)が具備する係合孔と係合して器体1を取付枠に取り付ける一対の取付爪55が突設されている。
【0032】
一方、カバー20には、ボディ10の凹溝8から挿入される組立枠50の係止突片54先端部に設けた係止爪54aが係止する被係止部26が長手方向両端部近傍の背面側に形成されている(図5参照)。なお、カバー20の突台部25の背面側における嵌合部7近傍には後方に向かうにつれて内側に傾斜するガイド面27が形成されている。
【0033】
而して、ボディ10とカバー20とを結合して器体1を組み立てるには、ボディ10とカバー20を開口面側で突き合わた状態で係止突片54を凹溝8に挿入するように組立枠50を器体1の長手方向に対向する両側面の方へ押しつければ、図25に示すように組立枠50の各嵌合孔51にボディ10及びカバー20の嵌合部6,7がそれぞれ嵌合してボディ10とカバー20とが結合されると同時に、係止突片54の先端に設けた係止爪54aが突台部25のガイド面27に沿うように係止突片54が後方に撓み、やがて係止爪54aがカバー20の被係止部26に係止することによって、組立枠50の嵌合部6,7からの脱落が防止できる。
【0034】
このように合成樹脂製の組立枠50を用いてボディ10とカバー20とを結合しているから、金属製の組立枠を用いる場合のように組立枠と充電部(刃受部材30)との絶縁距離による設計上の制約が減少し、器体1を形成する材料の選択や器体1の厚み寸法等の設計の自由度が高くなるという利点がある。なお、上述の器体1は、大角形連用配線器具用の取付枠に3個まで取着可能な単位寸法に形成してある。すなわち、器体1の短幅方向の寸法は、上記取付枠の開口窓の長手方向の寸法の略3分の1の寸法に形成してあり、上記取付枠に3個まで取着可能としてある。この寸法を大角連用形の配線器具と同様に、「1個モジュール寸法」と呼ぶ。要するに、組立枠50には上記取付枠に取り付けるための取付爪55が設けてあるから、スイッチ等の他の埋込型の配線器具と同じ施工方法で施工できて施工作業が容易になるとともに、他の埋込型の配線器具と連接することが可能である。
【0035】
ところで、組立枠50は縦片52と枠片53を有する略T字形に形成されており、ボディ10とカバー20を結合した状態で器体1の側面における解除釦60の操作部61よりも後方(図3における下方)の部位を開放させている。つまり、器体1の側面において操作部61の四周を囲むような形状に組立枠50を形成すると、電線を外すときに器体1の側面よりも内側に操作部61を押し込むことが困難であるが、上述のように組立枠50を器体1の側面の操作部61よりも後方の部位を開放させる形状としているために操作部61の押操作が組立枠50によって阻害されることがないものである(図21参照)。
【0036】
一方、組立枠50を上述のように器体1の側面の操作部61よりも後方の部位を開放させる形状に形成しているため、組立枠50の縦片52が器体1の側面よりも突出しており、例えば縦片52の先端(後端)縁に指等が引っ掛かって縦片52の嵌合孔51が嵌合6,7から不用意に外れてしまう虞がある。そのために本実施形態では、図2〜図4に示すように器体1(ボディ10)の側面における組立枠50の縦片52の先端部を囲む部位に、略L字形の突起からなる一対の保護部16を突設している。すなわち、これらの保護部16によって縦片52の先端縁を囲むことで上述のように組立枠50が不用意に器体1の嵌合部6,7から外されるのを防ぐことができる。なお、図26に示すように解除釦60の操作部61の後端に対向する位置まで保護部16を延長すれば、操作部61が不用意に押操作されるのを防ぐことができるとともに、操作部61の押操作時に保護部16がガイドとなって操作性の向上が図れるという利点もある。
【0037】
【発明の効果】
請求項1の発明は、配線器具の器体に貫設した電線挿入孔を通して器体に導入される電線に接触する端子板と、電線と該端子板を接続する接続手段とを備え、前記接続手段は、電線に接触する接触部と、電線を前記接触部の方へ押圧する押圧部と、電線の一部に食い込んで抜け止めする鎖錠部とを有して端子板と一体に設けられたことを特徴とし、電線挿入孔を通して導入された電線を端子板と一体に設けられた押圧部と接触部とで電線を挟持するとともに鎖錠部を電線の一部に食い込ませることで抜け止めすることで電線を端子板に接続することにより、従来の鎖錠ばねの機能を端子板に持たせている。その結果、従来例に比較して電線との間の通電経路が増えることとなり、電線の状態に関わらず端子板と電線の接続状態を安定させることができる。
【0038】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、ばね性を有する帯状の金属板を両端部が交差するようにリング状に折り曲げて前記端子板を形成し、前記端部の一方に前記接触部を形成し、前記端部の他方に前記押圧部並びに前記鎖錠部を形成したことを特徴とし、接触部、押圧部並びに鎖錠部のばねストロークを大きく採ることができるから端子板のばね性が容易に確保できる。
【0039】
請求項3の発明は、請求項2の発明において、前記押圧部と前記鎖錠部の間に挟まれた部位を前記接触部に対向させたことを特徴とし、電線に弾接する押圧部、接触部並びに鎖錠部がそれぞれ電線の両側に交互に配置されるために電線をバランス良く挟持することができて接続安定性が向上する。
【0040】
請求項4の発明は、請求項2又は3の発明において、内側に位置する前記端部の先端を前記鎖錠部とし、当該端部を略く字状に折り曲げて前記接触部の方へ突出させた部位を前記押圧部としたことを特徴とし、鎖錠部となる先端部分に比較してばね力が大きくなる部分に押圧部を設けることで安定したばね性能を得ることができる。
【0041】
請求項5の発明は、請求項1〜4の何れかの発明において、前記接触部に対して前記電線挿入孔から遠い側の前記端子板の部位に電線の一部に食い込んで抜け止めする第2の鎖錠部を設けたことを特徴とし、電線をさらに確実に抜け止めすることができて接続信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す分解斜視図である。
【図2】同上を示し、(a)は正面図、(b)は下面図、(c)は背面図、(d)は右側面図である。
【図3】同上の斜視図である。
【図4】同上におけるボディを示し、(a)は正面図、(b)は下面図、(c)は背面図、(d)は右側面図である。
【図5】同上におけるカバーを示し、(a)は正面図、(b)は下面図、(c)は背面図、(d)は右側面図である。
【図6】同上における組立枠を示し、(a)は正面図、(b)は上面図、(c)は下面図、(d)は右側面図である。
【図7】同上における刃受部材を示し、(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は下面図、(d)は右側面図である。
【図8】同上における解除釦を示し、(a)は正面図、(b)は上面図、(c)は下面図、(d)は左側面図、(e)は右側面図である。
【図9】同上における復帰ばねを示し、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は上面図である。
【図10】同上の電線を接続していない状態の断面図である。
【図11】同上の電線を接続した状態の断面図である。
【図12】同上の操作部を押操作した状態の断面図である。
【図13】(a)(b)は同上における刃受部の説明図である。
【図14】同上における刃受部の別の構成を説明する説明図である。
【図15】同上における刃受部材の別の構成を示す斜視図である。
【図16】同上における刃受部材の斜視図である。
【図17】同上における端子部に電線を接続した状態の説明図である。
【図18】同上における刃受部材、解除釦及び復帰ばねを示す斜視図である。
【図19】同上におけるカバーを取り外した状態の要部斜視図である。
【図20】同上における解除釦の動作を説明する説明図である。
【図21】同上における電線を引き抜く場合の操作を説明する説明図である。
【図22】同上における端子部への電線の接続方法を説明する説明図である。
【図23】同上における解除釦の別の構成を示す斜視図である。
【図24】同上における別の解除釦を用いた要部斜視図である。
【図25】同上における要部の断面図である。
【図26】同上の保護部の別の構成を示す斜視図である。
【図27】従来例の要部を示す断面図である。
【図28】同上における電線と端子板との接続構成を説明する説明図である。
【図29】同上における電線を引き抜く場合の操作を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 器体
10 ボディ
20 カバー
30 刃受部材
40 端子部
41 端子板
42 接触部
43 押圧部
44 鎖錠部

Claims (5)

  1. 配線器具の器体に貫設した電線挿入孔を通して器体に導入される電線に接触する端子板と、電線と該端子板を接続する接続手段とを備え、前記接続手段は、電線に接触する接触部と、電線を前記接触部の方へ押圧する押圧部と、電線の一部に食い込んで抜け止めする鎖錠部とを有して端子板と一体に設けられたことを特徴とする速結端子装置。
  2. ばね性を有する帯状の金属板を両端部が交差するようにリング状に折り曲げて前記端子板を形成し、前記端部の一方に前記接触部を形成し、前記端部の他方に前記押圧部並びに前記鎖錠部を形成したことを特徴とする請求項1記載の速結端子装置。
  3. 前記押圧部と前記鎖錠部の間に挟まれた部位を前記接触部に対向させたことを特徴とする請求項2記載の速結端子装置。
  4. 内側に位置する前記端部の先端を前記鎖錠部とし、当該端部を略く字状に折り曲げて前記接触部の方へ突出させた部位を前記押圧部としたことを特徴とする請求項2又は3記載の速結端子装置。
  5. 前記接触部に対して前記電線挿入孔から遠い側の前記端子板の部位に電線の一部に食い込んで抜け止めする第2の鎖錠部を設けたことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の速結端子装置。
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