JP2004060998A - 省エネ型機器 - Google Patents

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吉村 敏一
Yoshitaka Onishi
大西 美貴
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Abstract

【課題】算出される二酸化炭素排出量により運転制御を行い、省エネルギーを実現できる空気調和機を提供する。
【解決手段】消費電力から二酸化炭素排出量を算出して表示する表示部と、前記算出された二酸化炭素排出量から機器本体の運転を制御する制御手段とを備え、制御手段は、所定の二酸化炭素排出量に達したときに運転OFFし、する算出される二酸化炭素排出量により運転OFFあるいは省エネ運転する(例えば、暖房時なら設定温度を下げる、冷房時なら設定温度を上げる運転)を行うことで、使用者の環境に対する配慮並びに、環境保全に参加しているという意識を高めることができ、省エネと環境保全に有用となる。
【選択図】図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、省エネルギーによる運転制御を実現できる空気調和機などの省エネ型機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年の省エネ型機器において、化石燃料の消費に伴う二酸化炭素による環境悪化が懸念されている中、使用者の環境に対する配慮並びに環境保全への参加意識の昂揚を図ることが重要な課題となっている。
【0003】
この種の第1の従来技術として、特開平11−194035号公報に記載されたものは、ガス給湯器のガス使用量、消費電力、ガス使用量から算出した二酸化炭素排出量等を表示させることで、使用者がエネルギー使用量を知ることができるものである。
【0004】
第2の従来技術として、特開平11−331724号公報記載のものは、消費電力量から発電所で排出される二酸化炭素排出量を計算し、情報表示装置に表示させるものである。
【0005】
第3の従来技術として、特開2001−153423号公報記載のものは、消費したエネルギー量(電力使用量やガス使用量)や二酸化炭素排出量を表示し、予め設定された目標二酸化炭素排出量に基づき、機器の使用可能な上限エネルギー量を変更することで、省エネ、二酸化炭素排出量の削減を行うシステムである。
【0006】
また、特開平11−10493号公報記載のものは、空調機に電力計などの消費電力量をkW表示や電気料金に換算して表示することや、運転の目標設定を行い、運転管理する制御について開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記第1の従来技術及び第2の従来技術では、消費電力から二酸化炭素排出量を計算し、かつ表示するだけであり、使用者は二酸化炭素排出量を知ることしかできず、この二酸化炭素排出量に基づく機器の運転制御については一切記載されていない。
【0008】
また、第3の従来技術では、予め設定された二酸化炭素排出量に基づき自動的に使用エネルギー量を制限し、二酸化炭素排出量を制限するシステムであるが、使用エネルギー量を制限するだけで、通常の冷暖房運転は継続して行われる制御となっている。
【0009】
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたもので、算出される二酸化炭素排出量により、機器の運転制御を行い、省エネルギーを実現できる空気調和機等の省エネ型機器の提供を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、算出される二酸化炭素排出量により運転OFFあるいは省エネ運転(例えば、暖房時なら設定温度を下げる、冷房時なら設定温度を上げる運転)を行うことで、省エネを実現するものである。
【0011】
すなわち、本発明においては、算出された二酸化炭素排出量から機器本体の運転を制御する制御手段を備えた機器において、前記制御手段は、所定の二酸化炭素排出量に達したときに運転OFFすることを特徴としている。この構成によると、二酸化炭素排出量により空気調和機等の機器の運転を制御するので、使用者の環境に対する配慮並びに、環境保全に参加しているという意識を高めることができ、省エネと環境保全に有用となる。
【0012】
ここで、所定の二酸化炭素排出量は、使用者が設定手段により設定するか、又は室内機に予め記憶させておくこともできる。使用者が設定する場合には、使用者の好みに合わせて設定できるので、省エネと環境保全に有用となる。記憶させた二酸化炭素排出量を採用する場合には、使用者が毎回入力する手間を省くことができる。
【0013】
また、本発明においては、上記2つの運転モードを併用するために、運転OFFする二酸化炭素排出量を設定する設定手段と、運転OFFする二酸化炭素排出量を記憶する記憶手段とを備え、制御手段は、設定された二酸化炭素排出量に達したときに運転OFFする設定運転モードと、機器本体の運転ON後、記憶された二酸化炭素排出量になったときに自動的に運転OFFする自動運転モードとのいずれかを選択して実行するようにしてもよい。
【0014】
この場合、自動運転モードの有効・無効を設定可能にするのが好ましい。この構成によると、自動OFF機能の要否を使用者が選択することができる。有効・無効の設定は、機器本体あるいはリモコンを使って行えるようにすればよい。また、自動運転モードの有効・無効を機器本体やリモコンのLED等で表示する表示部を備えた構成も採用できる。この構成によると、自動OFF機能のON/OFF状態を使用者が視覚的に判断することができる。
【0015】
さらに、本発明においては、所定の二酸化炭素排出量に達したとき機器の運転をOFFする運転OFFタイマーと、時間入タイマーとを併用可能に備えたことを特徴としている。この構成によると、時間入タイマーで運転ON後、設定された二酸化炭素排出量に達すると運転OFFすることで、設定時間になると運転をOFFする時間切タイマーと同じ感覚にて使用することができる。
【0016】
さらに、本発明においては、時間切タイマーと、設定された二酸化炭素排出量に達したとき機器の運転をOFFする運転OFFタイマーとを併用可能に備え、前記制御手段は、両タイマーが共に設定されたときに、先に運転停止条件に達したタイマーにて運転OFFすることを特徴としている。この構成によると、2つのタイマーを同時に設定でき、且つ先に条件に達したタイマーで運転OFFするので、使用性がよい。
【0017】
また、制御手段は、前記2つのタイマーが共に設定されたときに、時間切タイマーを優先させることもできる。この構成によると、時間切タイマーを優先タイマーとすることで、希望の時間に運転OFFすることができ便利である。
【0018】
さらに、制御手段は、前記2つのタイマーが共に設定されたとき、二酸化炭素排出量による運転OFFタイマーを優先させることもできる。この構成によると、二酸化炭素排出量による運転OFFタイマーを優先タイマーとすることで、二酸化炭素排出量を使用者が制限できるので、便利である。
【0019】
また、上記2つのタイマーのどちらを優先するかを選択する選択手段を設ければ、どちらを優先するか選択できるので使用性がよくなる。この場合の選択手段は、機器本体及びリモコンのいずれに設けてもよい。
【0020】
また、本発明においては、制御手段は、所定の二酸化炭素排出量に達したときに、設定温度をある変化幅だけ変更して所定時間運転後、運転OFFすることを特徴としている。この構成によると、設定された二酸化炭素排出量に達すると運転OFFするのではなく、省エネ運転に切り換えた後、運転を停止するので、二酸化炭素排出量を削減できるとともに、急激な温度変動を緩和することができる。
【0021】
さらに、本発明においては、所定の二酸化炭素排出量に達したときに運転OFFする運転OFFモードと、所定の二酸化炭素排出量に達したときに省エネ運転に切換える省エネ運転モードとのうちのいずれかを選択する選択手段を設けることもできる。この構成によると、二酸化炭素排出量により運転OFFするか、省エネ運転するかを選択できるので使用性がよくなる。この場合の選択手段は、上述と同様に、機器本体及びリモコンのいずれに設けてもよい。
【0022】
また、省エネ運転において、その運転時間を設定する変更時間設定手段を設けるか、あるいは、運転OFFするまでの設定温度の変化幅を設定する変更幅設定手段を設けると、設定温度を段階的に変化させた後に運転OFFすることができ、使用感がよくなる。
【0023】
さらに、上記各省エネ型機器において、算出された二酸化炭素排出量を表示する表示部を設けると、使用者は、表示部に示された二酸化炭素排出量情報を視認することができ、環境に対する配慮並びに環境保全への参加意識を昂揚することができる。
【0024】
ここで、上記省エネ型機器としては、空気調和機、ガス給湯器、乾燥機や各種照明機器など、エネルギーを消費する各種機器が含まれる。また、算出される二酸化炭素排出量は、上記省エネ型機器により消費されるエネルギーの消費で生成されるすべての二酸化炭素量を含むものである。例えば、ガス給湯器の場合は、消費されるガス使用量から算出される二酸化炭素排出量のみならず、ガス給湯器で費やされる消費電力を発電所から排出される二酸化炭素量に換算したものも含むことができる。本発明は、これらの省エネ型機器の中でも、特に、居住空間に設置され、使用頻度が高く、かつ目につきやすい空気調和機に適用するのが好適である。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る省エネ型機器の実施形態として、空気調和機を例に図面を参照しつつ説明する。
【0026】
[第1の実施形態]
図1は本発明の第1の実施形態を示す分離型空気調和機の室内機1の外観図である。本発明に係る空気調和機は、図示しない室外機と室内機1とを備えた分離型空気調和機である。室内機1は、室内の壁面2の高所、例えば天井3付近に据え付けられており、リモコン6にて運転制御操作が可能となっている。
【0027】
図1において、4はコンセント、5は室内機1の前面パネルに設けられた表示部である。室内機側の表示部5やリモコン6のデスプレイには、各種運転モードの表示や消費電力から算出された二酸化炭素排出量を表示できるようになっている。
【0028】
図2は本発明の電気回路のブロック図である。図において、7は商用電源、8は消費電力測定手段、9は駆動回路、10はマイコン、11は各種制御機器を示す。駆動回路9の商用電源7側には消費電力測定手段8を設け、マイコン10及び駆動回路9に電源が供給されることにより、制御機器11を制御することができる。
【0029】
駆動回路9は、トランジスタなどのスイッチング素子やリレーなどの駆動素子から構成され、圧縮機やファンモータなどの制御機器11を駆動できるようになっている。制御機器11の代表的なものとして、室内機1及び室外機に配置される圧縮機やファンモータなどがある。
【0030】
マイコン10は、CPU、ROM、RAMなどから構成される一般的なマイクロコンピュータであって、電力計などの消費電力測定手段8から出力される消費電力値を読み取って二酸化炭素排出量を演算する演算手段と、この演算手段からの演算結果により機器本体の運転を制御する制御手段とを備えている。また、マイコン10には、使用者によって二酸化炭素排出量を設定可能の設定手段22が接続され、さらに、設定された二酸化炭素排出量に達したとき機器の運転をOFFする運転OFFタイマーと、設定時間に達したときに運転を開始/停止する入切タイマー23とが設けられている。入切タイマー23は、設定した時間になると運転を開始する入タイマー(以下、時間入タイマーという)と、設定時間になると運転を停止する切タイマー(以下、時間切タイマーという)とを備えている。また、前記設定手段22は、室内機1の操作部やリモコン6の操作部から構成されている。
【0031】
図3は消費された二酸化炭素排出量を算出する算出フローチャートである。図に示すように、マイコン10では、消費電力測定手段8から出力される消費電力値を読み取り、その消費電力値から運転ONしてからのトータル消費電力値を逐次計算し、トータル消費電力値から二酸化炭素排出量を計算して、運転ONからの二酸化炭素排出量をセットする。そして、マイコン10では、セットした二酸化炭素排出量が所定の二酸化炭素排出量に達したときに、運転OFFする信号を駆動回路9に出力し、運転OFFする制御を行う。
【0032】
また、マイコン10では、図4のフローチャートで示すように、所定の二酸化炭素排出量に達したときに機器の運転をOFFする二酸化炭素排出量切タイマー(運転OFFタイマー)と、時間入タイマーとを併用してセットすることができる。すなわち、図4に示すように、リモコン6又は室内機1の操作部で入切タイマー23を操作する場合は、時間入タイマーをセットし、操作ボタンにより、その設定値を室内機のマイコン10へ送信する。
【0033】
運転OFFタイマーをセットする場合は、リモコン6又は室内機の操作部の操作ボタンにより二酸化炭素排出量を設定する。設定された二酸化炭素排出量は、二酸化炭素排出量切タイマー値としてセットされ、室内機1のマイコン10へ送信される。
【0034】
図5の制御フローチャートに示すように、マイコン10では、時間入タイマーが設定時間になれば、空気調和機の運転を開始する。空気調和機が運転中に、二酸化炭素排出量が、前もって設定されている二酸化炭素排出量になれば、二酸化炭素排出量切タイマー値と等しくなったときに空気調和機の運転を停止する。
【0035】
このように、本実施形態では、二酸化炭素排出量により空気調和機等の機器の運転時間を使用者が設定できるので、使用者の環境に対する配慮並びに、環境保全に参加しているという意識を高めることができ、省エネと環境保全に有用となる。
【0036】
また、設定された二酸化炭素排出量に達したとき機器の運転をOFFする運転OFFタイマーと、時間入タイマーとを併用可能としているので、時間入タイマーで運転ON後、設定された二酸化炭素排出量に達すると運転OFFすることで、設定時間になると運転を停止する時間切タイマーと同じ感覚で使用することができる。
【0037】
なお、本実施形態では、空気調和機の運転は、設定された二酸化炭素排出量に基づく運転のみについて説明したが、このような設定運転モードと、二酸化炭素排出量に基づかない通常の運転モードの両方を実行できるようにしてもよい。この場合、通常運転モードと設定運転モードとの切換えは、リモコンや室内機の操作部に設けた選択スイッチを使用して行うようにすればよい。
【0038】
[第2の実施形態]
図6は第2の実施形態を示す空気調和機の制御フローチャートである。本実施形態は、第1の実施形態のように、二酸化炭素排出量を設定するのではなく、マイコン10に運転OFFするまでの二酸化炭素排出量を予め記憶しておき、マイコン10では、機器本体の運転ON後、消費電力測定手段8により測定した消費電力から二酸化炭素排出量を演算し、この二酸化炭素排出量が記憶された二酸化炭素排出量になったときに自動的に運転OFFする自動運転モードを実行できるようになっている。その他の構成は、図1〜図3に示す第1の実施形態と同様である。
【0039】
次に、空気調和機の制御動作を説明すると、マイコン10は、図6に示すように、機器本体の運転ON後、消費電力測定手段8により測定した消費電力から二酸化炭素排出量を演算し、その値が自動OFFタイマー設定値、つまり運転ON後に消費された二酸化炭素排出量が室内機に予め記憶された二酸化炭素排出量、になったか否かを判断し、自動OFFタイマー設定値になると運転停止する。
【0040】
このように、本実施形態では、室内機本体に予め記憶されている運転OFFまでの二酸化炭素排出量に基づいて運転を制御するため、使用者がその都度、二酸化炭素排出量を設定入力する手間を省くことができる。
【0041】
なお、本実施形態においても、時間入タイマーと併用して設定時間になれば、時間入タイマーで運転ON後、室内機に記憶された二酸化炭素排出量に達すると運転OFFするようにしてもよい。
【0042】
また、本実施形態における空気調和機の運転は、予め記憶された二酸化炭素排出量に基づく運転のみについて説明したが、このような自動運転モードと、二酸化炭素排出量に基づかない通常の運転モードの両方を実行できるようにしてもよい。この場合、通常運転モードと自動運転モードとの切換えは、リモコンや室内機の操作部に設けた選択スイッチを使用して行うようにすればよい。例えば、選択スイッチにより、自動運転モードを無効にしたときには、通常運転モードに切換えられ、有効にしたときには、自動運転モードに切換えられるようにすればよい。
【0043】
[第3の実施形態]
図7は第3の実施形態を示す室内機の外観図、図8はその制御フローチャートである。本実施形態の空気調和機は、第1の実施形態における設定運転モードと、第2の実施形態における自動運転モードとの両方を実行できるようにしたものである。
【0044】
すなわち、本実施形態では、運転OFFする二酸化炭素排出量を設定する設定手段と、運転OFFする二酸化炭素排出量を記憶する記憶手段とを備え、マイコン10は、設定された二酸化炭素排出量に達したときに運転OFFする設定運転モードと、機器本体の運転ON後、記憶された二酸化炭素排出量になったときに自動的に運転OFFする自動運転モードとのいずれかを選択して実行できるようになっている。
【0045】
この自動運転モードと設定運転モードとの切換えは、自動運転モードの有効・無効を設定する選択スイッチで行えばよい。選択スイッチ12,13は、図7に示すリモコンの操作部や室内機1の前面パネル部に設けられた操作部に配置されている。両選択スイッチ12、13は、これを押す毎に自動運転モードの有効・無効を設定することができるようになっている。
【0046】
なお、図7において、スイッチ12はプッシュスイッチであるが、スライドスイッチなど、別のスイッチでも構わない。また、図7に示すように、自動運転モードの有効・無効を表示する表示部14としてのLEDが室内機の前面パネル部に設けられている。自動運転モードが有効である場合、LED14が点灯して使用者に知らせる。また、無効である場合には消灯する。その他の構成は上記第1の実施形態と同様である。
【0047】
次に、空気調和機の制御動作を図8のフローチャートに基づいて説明する。図8に示すように、運転ON後、マイコン10では、自動OFFタイマー(自動運転モード)の有効・無効を判定し、有効である場合には、自動運転モードを実行し、消費電力測定手段8で測定した消費電力から算出された二酸化炭素排出量が、予め記憶された二酸化炭素排出量(自動OFFタイマー設定値)に達したか否かを判断し、自動OFFタイマー設定値になったときには運転を停止する。
【0048】
一方、自動OFFタイマーが無効の場合、マイコン10は、設定運転モードと判断して、消費電力測定手段8で測定した消費電力から算出される二酸化炭素排出量が設定された二酸化炭素排出量(二酸化炭素排出量切タイマー値)に達したか否かを判断し、二酸化炭素排出量切タイマー値になったときに運転を停止する。
【0049】
このように、本実施形態では、自動OFF機能の要否を使用者が選択することができるので、使用性に優れている。また、自動OFF機能のON/OFF状態はLED14に表示され、使用者が視覚的に判断することができる。
【0050】
なお、本実施形態では、室内機1とリモコン6の両方に選択スイッチ12,13を設けた例を示したが、室内機及びリモコン6のいずれか一方にのみ、選択スイッチを設けた構成であってもよい。また、本実施形態では、設定運転モードと自動運転モードとの2通りの運転モードの切換え制御について説明したが、これ以外に二酸化炭素排出量に基づかない通常運転モードも実行できるようにし、3つのモードを切換え制御できるようにしてもよい。
【0051】
[第4の実施形態]
図9は第4の実施形態を示す制御フローチャートである。本実施形態は、従来から使用されている入切タイマー23に加えて二酸化炭素排出量切タイマーを使用できるようにしたものである。すなわち、マイコン10は、時間切タイマーと、所定の二酸化炭素排出量に達したとき機器の運転をOFFする運転OFFタイマーとを併用可能とし、両タイマーが共に設定されたときに、先に運転停止条件に達したタイマーにて運転OFFするようにしている。
【0052】
図9に示すように、マイコン10は、入切タイマー23と運転OFFタイマーとが共に設定されているときに、時間入タイマーが設定時間になれば、空気調和機の運転を開始する。マイコン10は、空気調和機の運転中に、時間切タイマーが設定時間になれば運転を停止する。さらに、二酸化炭素排出量が設定されている二酸化炭素排出量(二酸化炭素排出量切タイマー値)と等しくなれば、空気調和機の運転を停止する。上記何れのタイマー処理も行わない時は、その他の処理を実行する。
【0053】
このように、本実施形態では、先に運転停止条件に達したタイマーにて運転OFFするようにしているので、使用性が良くなる。
【0054】
なお、上記実施形態では、設定された二酸化炭素排出量に達したときに運転OFFする設定運転モードと、時間切タイマーとの併用について説明したが、これに限らず、第2の実施形態に示すように、機器本体の運転ON後、記憶された二酸化炭素排出量になったときに自動的に運転OFFする自動運転モードを実行可能な空気調和機においては、この自動運転モードと時間切タイマーとを併用するようにしてもよい。すなわち、運転ON後、空気調和機の運転中に、時間切タイマーが設定時間になれば運転を停止し、また、室内機に記憶された二酸化炭素排出量に達すると運転OFFするよう、先に運転停止条件に達したタイマーにて運転OFFするようにしてもよい。
【0055】
[第5の実施形態]
図10は第5の実施形態を示す制御フローチャートである。本実施形態においては、マイコン10は、従来から使用されている入切タイマー23に加えて二酸化炭素排出量切タイマーを使用できるようにした場合、時間切タイマーと、二酸化炭素排出量切タイマーとが同時に設定されたときには、時間切タイマーを優先タイマーとするようにしている。
【0056】
すなわち、マイコン10は、図10に示すように、入切タイマー23の時間入タイマーが設定されているとき、まず、時間入タイマーが設定時間になれば、空気調和機の運転を開始する。この空気調和機の運転中に、時間切タイマーと、二酸化炭素排出量切タイマーとが同時に設定されているとき、二酸化炭素排出量切タイマーによる運転停止の判定を行なわず、時間切タイマーが設定時間になるまで、その他の処理を実行する。そして、時間切タイマーが設定時間になれば運転を停止する。
【0057】
つまり、二酸化炭素排出量切タイマーは、時間切タイマーが設定されていない場合にのみ有効となる。従って、マイコン10は、空気調和機の運転中に、時間切タイマーが設定されていない場合のみ、消費電力測定手段8で測定した消費電力から演算した二酸化炭素排出量が、前もって設定されている二酸化炭素排出量(二酸化炭素排出量切タイマー値)と等しいか否かを判断し、等しくなったときに空気調和機の運転を停止する。上記何れのタイマー処理作業を行わない時は、その他の処理を実行する。
【0058】
このように、本実施形態では、時間切タイマーと二酸化炭素排出量切タイマーとが同時に設定されたとき、時間切タイマーを優先タイマーとしているので、希望の時間に空気調和機を運転OFFすることができる。
【0059】
なお、上記実施形態では、設定された二酸化炭素排出量に達したときに運転OFFする設定運転モードと時間切タイマーとの併用について説明したが、これに限らず、第2の実施形態に示すような自動運転モードを実行可能な空気調和機において、その自動運転モードと時間切タイマーとを併用した場合、時間切タイマーを優先するようにしてもよい。
【0060】
[第6の実施の形態]
図11は第6の実施形態を示す制御フローチャートである。本実施形態においては、第5の実施形態とは逆に、マイコン10は、従来から使用されている入切タイマー23に加えて二酸化炭素排出量切タイマーを使用できるようにした場合、時間切タイマーと二酸化炭素排出量切タイマーが同時に設定されたときに、二酸化炭素排出量切タイマーを優先タイマーとしている。
【0061】
すなわち、マイコン10は、図11に示すように、時間入タイマーが設定されているときに、時間入タイマーが設定時間になれば、空気調和機の運転を開始する。この空気調和機が運転中に、時間切タイマーと、二酸化炭素排出量切タイマーとが同時に設定されているときには、時間切タイマーによる運転停止判定は行わず、二酸化炭素排出量が設定された二酸化炭素排出量(二酸化炭素排出量切タイマー値)になれば運転を停止する。
【0062】
時間切タイマーは、二酸化炭素排出量切タイマーが設定されていない場合にのみ有効となり、時間切タイマー設定時間になると、空気調和機の運転を停止する。上記何れのタイマー処理作業を行わない時は、その他の処理を実行する。
【0063】
このように、本実施形態では、二酸化炭素排出量による運転OFFタイマーを優先タイマーとすることで、時間切タイマーが設定されているときでも、二酸化炭素排出量を使用者が制限することができる。
【0064】
なお、本実施形態は、第2の実施形態に示すような自動運転モードを実行可能な空気調和機にも適用でき、その自動運転モードと時間切タイマーとを併用した場合、自動運転モードにおいて二酸化炭素排出量による運転OFFタイマーを時間切タイマーよりも優先させるようにしてもよい。
【0065】
[第7の実施形態]
図12は第7の実施形態を示す室内機の外観図である。本実施形態においては、時間切タイマーと二酸化炭素排出量切タイマーのどちらを優先タイマーにするかを選択できるスイッチ15〜17を室内機及びリモコン6に設けられている。
【0066】
室内機1の操作部に設けられた選択スイッチ15は、切換スライドスイッチとなっており、15―A側に切り替えると、時間切タイマーが優先し、15―B側に切り替えると二酸化炭素排出量切タイマーが優先するようになっている。
【0067】
また、リモコン6に設けられた選択スイッチ16,17は、2つのスイッチからなり、スイッチ16を押すと時間切タイマー優先信号が室内機のマイコン10へ送信され、時間切タイマーが優先タイマーとなる。スイッチ17を押すと二酸化炭素排出量切タイマー優先信号が室内機のマイコン10へ送信され、二酸化炭素排出量切タイマーが優先タイマーとなる。
【0068】
なお、選択スイッチの別の実施例として、リモコン上の一つのスイッチを押す毎に時間切タイマーと二酸化炭素排出量切タイマーの優先タイマー切替信号を室内機へ送信することで優先タイマーを切り替えるようにしてもよい。この場合、どちらが優先タイマーか判りにくいので、判りやすいようにLED等にて表示させる方法が考えられる。
【0069】
図13は制御フローチャートである。マイコン10は、図13に示すように、時間入切タイマーが設定されているとき、時間入タイマーが設定時間になれば空気調和機の運転を開始する。空気調和機の運転中に、時間切タイマーと二酸化炭素排出量切タイマーが同時に設定され、かつ二酸化炭素排出量切タイマーが優先タイマーに設定されているときは、時間切タイマーによる運転停止判定は行わずに、二酸化炭素排出量が設定された二酸化炭素排出量(二酸化炭素排出量切タイマー値)になれば運転を停止する。
【0070】
また、時間切タイマーが優先タイマーに設定されているときには、二酸化炭素排出量切タイマーによる運転停止判定は行わずに、時間切タイマーが設定時間になれば運転を停止する。上記何れのタイマー処理作業も行わない時は、その他の処理を実行する。
【0071】
このように、本実施形態では、2つのタイマーのどちらを優先するかを選択することができるので、使用性がよくなる。
【0072】
なお、本実施形態における運転OFFタイマーは、設定された二酸化炭素排出量に基づく設定運転モードのみならず、第2の実施形態に示すように、室内機に予め記憶された二酸化炭素排出量に基づく自動運転モードの運転OFFタイマーとしても使用できる。
【0073】
[第8の実施形態]
図14は第8の実施形態を示す制御フローチャートである。本実施形態においては、マイコン10は、運転ON後に所定の二酸化炭素排出量に達したときに即運転を停止するのではなく、一旦、省エネ運転モードに切換えた後に運転を停止するものである。ここで、省エネ運転モードとは、暖房時には設定温度を下げ、また、冷房時には設定温度を上げる運転モードをいう。この場合の温度変更幅は、例えば、極端に温度を変更したり、あるいは2〜3℃の範囲で変更するなど、適宜設定することもできる。
【0074】
次に、その動作を説明すると、マイコン10は、図14に示すように、運転ON後に、二酸化炭素排出量が、前もって設定されている二酸化炭素排出量切タイマー値と等しくなったときに、空気調和機の運転を省エネ運転にした後、運転を停止する。等しくない場合は、その他の処理を実行する。
【0075】
このように、運転ON後に設定された二酸化炭素排出量に達したときに省エネ運転モードに切換えると、二酸化炭素排出量を低減でき、次回の運転ONを素早く行うことができる。
【0076】
[第9の実施形態]
図15は第10の実施形態を示す室内機の外観図、図16はその制御フローチャートである。本実施形態においては、マイコン10には、設定された二酸化炭素排出量に達したときに運転OFFする運転OFFモードと、設定された二酸化炭素排出量に達したときに省エネ運転に切換える省エネ運転モードとに切換え可能に設定されており、これらのうちいずれかを選択できる選択スイッチ18〜20が室内機1及びリモコン6に設けられたものである。
【0077】
室内機1の操作部に設けられた選択スイッチ18は、切換スライドスイッチとなっており、18―A側に切り替えると、運転停止が選択され、スイッチ18を18―B側にすると省エネ運転が選択される。
【0078】
リモコン側に設けられた選択スイッチは、所定の二酸化炭素排出量(二酸化炭素排出量切タイマー値)と等しくなったときに運転を停止する運転OFF選択スイッチ19と、所定の二酸化炭素排出量(二酸化炭素排出量切タイマー値)と等しくなったときに省エネ運転にする省エネ運転選択スイッチ20とを備えている。選択スイッチ19を押すと運転OFF選択信号が室内機へ送信され、運転OFFモードが選択され、また、スイッチ20を押すと省エネ運転選択信号が室内機へ送信され、省エネ運転モードが選択される。
【0079】
この変形例として、リモコン上の一つのスイッチを押す毎に運転OFF選択と省エネ運転選択切替信号を室内機へ送信する方法が考えられる。この場合、どちらが選択されているかわかりやすいようにLED等にて表示させる方法が好ましい。
【0080】
次に、その制御動作を説明すると、マイコン10は、消費電力測定手段8による測定消費電力から演算した二酸化炭素排出量が、所定の二酸化炭素排出量(二酸化炭素排出量切タイマー値)と等しくなったときに運転を停止するか、または省エネ運転にするかを選択する。この場合、運転OFFモードが選択されていれば、空気調和機の運転を停止する。運転OFFモードが選択されていない場合は、省エネ運転を一定時間だけ行った後に運転を停止する。
【0081】
このように、本実施形態においては、二酸化炭素排出量により運転OFFするか、省エネ運転するかを選択できるので使用性がよくなる。
【0082】
なお、本実施形態における所定の二酸化炭素排出量は、使用者が設定した値と室内機に記憶された値のいずれであってもよい。また、省エネ運転モードにおいて、省エネ運転を所定時間行うようにしているが、この時間は、予めマイコン10に記憶された時間によって運転を制御する以外に、使用者が省エネ運転時間を設定できるようにしてもよい。
【0083】
さらに、省エネ運転において、設定温度から変更する温度変更幅は、適宜設定することができるようにしてもよい。例えば、運転OFF前に、変更温度幅を3℃に設定した場合、設定温度が27℃のときに、省エネ運転に切り換えると、冷房運転時で30℃、また、暖房運転時で24℃に設定温度が変更されて運転が行われる。
【0084】
このように、機器本体の運転ON後、所定の二酸化炭素排出量になったときに、設定温度をある変化幅だけ変更して一定時間運転後、運転OFFするようにすれば、急激な温度変化の緩和を図ることができる。しかも、運転OFFするまでの猶予時間を設定したり、あるいは、その猶予時間の設定温度変化幅も変更するようにすれば、設定温度を段階的に変化させた後に運転OFFすることができ、使用感がよくなる。
【0085】
なお、この例では、この運転OFF猶予時間及び運転OFF前変更温度幅を各々1種類しか例示していないが、それぞれを複数もたすことで、きめ細かい制御を行うことも可能である。
【0086】
また、上記各実施形態においては、表示部の構成について詳述していないが、いずれの場合も消費電力から算出された二酸化炭素排出量を表示できるようになっており、これにより、使用者は、二酸化炭素排出量を視認することができる。
【発明の効果】
以上の説明から明らかな通り、本発明によると、算出される二酸化炭素排出量により運転OFFあるいは省エネ運転(例えば、暖房時なら設定温度を下げる、冷房時なら設定温度を上げる運転)を行うことで、使用者の環境に対する配慮並びに、環境保全に参加しているという意識を高めることができ、省エネと環境保全に有用となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を表す分離型空気調和機の室内機外観図
【図2】第1の実施形態における電気回路のブロック図
【図3】第1の実施形態における二酸化炭素排出量のセット過程を示すフローチャート
【図4】第1の実施形態におけるタイマーセットフローチャート
【図5】第1の実施形態における運転制御フローチャート
【図6】第2の実施形態における運転制御フローチャート
【図7】第3の実施形態における室内機の外観図
【図8】第3の実施形態における運転制御フローチャート
【図9】第4の実施形態における運転制御フローチャート
【図10】第5の実施形態における運転制御フローチャート
【図11】第6の実施形態における運転制御フローチャート
【図12】第7の実施形態における室内機の外観図
【図13】第7の実施形態における運転制御フローチャート
【図14】第8の実施形態における運転制御フローチャート
【図15】第9の実施形態における室内機の外観図
【図16】第9の実施形態における運転制御フローチャート
【符号の説明】
1      室内機
2      壁面
3      天井
4      電源供給部
5      表示部
6      リモコン
7      商用電源
8      消費電力測定手段
9      駆動回路
10    マイコン
11    制御機器
12    スイッチ
13    スイッチ
14    表示部(LED)
15    スイッチ
16    時間切タイマー優先スイッチ
17    二酸化炭素排出量切タイマー優先スイッチ
18    スイッチ
19    運転OFF選択スイッチ
20    省エネ運転選択スイッチ

Claims (16)

  1. 算出された二酸化炭素排出量から機器本体の運転を制御する制御手段を備えた機器において、前記制御手段は、所定の二酸化炭素排出量に達したときに運転OFFすることを特徴とする省エネ型機器。
  2. 算出された二酸化炭素排出量から機器本体の運転を制御する制御手段を備えた機器において、
    運転OFFする二酸化炭素排出量を設定する設定手段を備え、前記制御手段は、設定された二酸化炭素排出量に達したときに運転OFFすることを特徴とする省エネ型機器。
  3. 算出された二酸化炭素排出量から機器本体の運転を制御する制御手段を備えた機器において、運転OFFする二酸化炭素排出量を記憶する記憶手段を備え、前記制御手段は、機器本体の運転ON後、記憶された二酸化炭素排出量になったときに自動的に運転OFFする自動運転モードを実行することを特徴とする省エネ型機器。
  4. 算出された二酸化炭素排出量から機器本体の運転を制御する制御手段を備えた機器において、
    運転OFFする二酸化炭素排出量を設定する設定手段と、運転OFFする二酸化炭素排出量を記憶する記憶手段とを備え、
    前記制御手段は、設定された二酸化炭素排出量に達したときに運転OFFする設定運転モードと、機器本体の運転ON後、記憶された二酸化炭素排出量になったときに自動的に運転OFFする自動運転モードとのいずれかを選択して実行することを特徴とする省エネ型機器。
  5. 請求項3または請求項4に記載の省エネ型機器において、前記自動運転モードの有効・無効を設定可能とされたことを特徴とする省エネ機器。
  6. 前記自動運転モードの有効・無効を表示する表示部を備えたことを特徴とする請求項5に記載の省エネ型機器。
  7. 請求項1に記載の省エネ型機器において、所定の二酸化炭素排出量に達したときに機器の運転をOFFする運転OFFタイマーと、時間入タイマーとを併用可能に備えたことを特徴とする省エネ型機器。
  8. 請求項1に記載の省エネ型機器において、時間切タイマーと、所定の二酸化炭素排出量に達したときに機器の運転をOFFする運転OFFタイマーとを併用可能に備え、
    前記制御手段は、両タイマーが共に設定されたときに、先に運転停止条件に達したタイマーにて運転OFFすることを特徴とする省エネ型機器。
  9. 請求項8に記載の省エネ型機器において、前記制御手段は、前記2つのタイマーが共に設定されたときに、時間切タイマーを優先させることを特徴とする省エネ型機器。
  10. 請求項8に記載の省エネ型機器において、前記制御手段は、前記2つのタイマーが共に設定されたとき、二酸化炭素排出量による運転OFFタイマーを優先することを特徴とする省エネ型機器。
  11. 請求項9または請求項10に記載の省エネ型機器において、前記2つのタイマーのどちらを優先するかを選択する選択手段が設けられたことを特徴とする省エネ型機器。
  12. 算出された二酸化炭素排出量から機器本体の運転を制御する制御手段を備えた機器において、
    前記制御手段は、所定の二酸化炭素排出量に達したときに、設定温度をある変化幅だけ変更して所定時間運転後に運転OFFすることを特徴とする省エネ型機器。
  13. 算出された二酸化炭素排出量から機器本体の運転を制御する制御手段を備えた機器において、
    前記制御手段は、所定の二酸化炭素排出量に達したときに運転OFFする運転OFFモードと、所定の二酸化炭素排出量に達したときに設定温度をある変化幅だけ変更して一定時間運転後、運転OFFする省エネ運転モードとのうちのいずれかを選択して実行可能とされたことを特徴とする省エネ型機器。
  14. 請求項12又は13に記載の省エネ型機器において、省エネ運転モードで、所定の二酸化炭素排出量になってから運転OFFするまでの時間を設定する変更時間設定手段が設けられたことを特徴とする省エネ型機器。
  15. 請求項12又は13に記載の省エネ型機器において、所定の二酸化炭素排出量になってから運転OFFするまでの設定温度の変化幅を設定する変更幅設定手段が設けられたことを特徴とする省エネ型機器。
  16. 請求項1〜15のいずれかに記載の省エネ機器において、算出された二酸化炭素排出量を表示する表示部が設けられたことを特徴とする省エネ型機器。
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