JP2004060203A - トンネルの漏水防止構造、その施工法および柱状パッキング - Google Patents

トンネルの漏水防止構造、その施工法および柱状パッキング Download PDF

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Abstract

【課題】トンネル内の作業工数を減少し、仕上がりの外観を向上させ、かつトンネルのコンクリート壁における縦方向の目地に限らず、横方向の目地や任意のひび割れに対しても適用可能にする。
【解決手段】トンネル内側のコンクリート壁10にその目地11またはひび割れに沿って導水溝12を形成し、この導水溝12の表面開口部に柱状パッキング20を嵌合、接着して導水溝12の表面開口部を密閉し、この導水溝12をトンネル下部の排水溝に接続したトンネルの漏水防止構造において、柱状パッキング20をゴム、熱可塑性樹脂または熱可塑性エラストマーからなる独立気泡の発泡体で形成し、柱状パッキング20を導水溝12にコンクリート壁10の表面と面一に圧入、接着し、柱状パッキング20を挟む両側のコンクリート壁10の表面にまたがってエラストマーからなる帯状のカバーシート26を貼着する。
【選択図】   図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、トンネルの漏水防止構造、この漏水防止構造の施工法および上記漏水防止構造に用いる柱状パッキングに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
トンネルの地山側で生じた湧水がコンクリート壁の目地やひび割れからトンネル内に洩れるのを防ぐため、トンネル内側のコンクリート壁に現われている目地やひび割れに沿って導水溝を掘削し、この導水溝の表面側に弾性体からなる柱状パッキングを嵌め込み、接着して導水溝の表面開口部を密閉し、この導水溝をトンネル下部の排水溝に接続し、上記の湧水を上記の導水溝および排水溝を介してトンネル外に排出することが行われており、その一例が特開昭58−160499号公報に開示されている。
【0003】
上記の公報に記載された漏水防止工法では、図1、2に示すように、コンクリート壁10の表面に導水溝12を、上下方向の目地11の両側にまたがる形に形成し、更にこの導水溝12の両側縁部に溝幅を広げる形の低段部12aを形成し、上記導水溝12の下端を路面13の壁際に形成されている排水溝14に連通させる。一方、上記の導水溝12に充填するための柱状パッキング15をスポンジゴム等の弾性体で、上記の導水溝12に合致する長方形断面の表面中央に突条15aを突設した形に成形する。
【0004】
そして、上記コンクリート壁10の導水溝12に柱状パッキング15を、その表面が上記低段部12aの底面と面一になるように嵌め込み、柱状パッキング15の側面を接着剤層16で導水溝12の溝壁12bに固着する。次いで、柱状パッキング15の突条15aの両側表面および上記の低段部12aにエポキシ樹脂を充填し、フランジ状の表面被覆層17を形成する。なお、柱状パッキング15の裏面には、必要に応じてフッ素樹脂フィルム16aが貼着される。
【0005】
上記の工法で得られた漏水防止構造は、柱状パッキング15が表面のエポキシ樹脂からなる表面被覆層17でコンクリート壁10に強固に固着されるので、柱状パッキング15の脱落がなく、コンクリート壁10に伸縮が生じても柱状パッキング15にひび割れが生じない反面、コンクリート壁10に導水溝12を掘削し、更に両側に低段部12aを掘削で形成し、表面被覆層17をエポキシ樹脂の充填で形成するので、トンネル内での作業工数が増大し、生産性が低く、かつ仕上がりの外観が悪くなるという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、トンネル内の作業工数を減少し、仕上がりの外観を向上させることができ、かつトンネルのコンクリート壁における縦方向の目地に限らず、横方向の目地や任意のひび割れに対しても適用が可能なトンネルの漏水防止構造、この漏水防止構造の施工法および上記漏水防止構造に用いる柱状パッキングを提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るトンネルの漏水防止構造は、トンネル内側のコンクリート壁にその目地またはひび割れに沿って導水溝が形成され、この導水溝の表面開口部に弾性体からなる柱状パッキングが嵌合、接着されて導水溝の表面開口部が密閉され、この導水溝がトンネル下部の排水溝に接続されたトンネルの漏水防止構造において、上記の柱状パッキングがゴム、熱可塑性樹脂または熱可塑性エラストマーからなる独立気泡の発泡体で形成され、この柱状パッキングが上記の導水溝にコンクリート壁表面と面一に圧入、接着されており、この柱状パッキング表面およびその両側のコンクリート壁表面にまたがってゴムまたは熱可塑性エラストマーからなる帯状のカバーシートが貼着されていることを特徴とする。
【0008】
上記トンネルの漏水防止構造は、コンクリート壁において、導水溝の蓋板を構成する柱状パッキングがゴム、熱可塑性樹脂または熱可塑性エラストマーからなる独立気泡の発泡体で形成されるので、通常のスポンジと呼ばれる発泡体に比べて圧縮弾性率が高く、上記の導水溝に圧入した際の溝壁に対する押圧力が大きく、接着力が強くなり、そのため容易に剥離しない。したがって、前記の公知技術におけるエポキシ樹脂の充填による補強を必要としない。
【0009 】
そして、上記柱状パッキングの表面に両側のコンクリート壁表面にまたがる帯状のカバーシートを貼着して上記パッキングを被覆することにより、外観を良好にし、しかもコンクリート壁の剥落を防ぐことができ、またこのカバーシートは、厚み3mm以下の薄地でよいので、前記の公知技術における低段部の掘削および上記エポキシ樹脂の充填が共に不要で、カバーシートの取付けが単なる貼り付けでよいここととあいまち、生産性が向上する。そして、上記のカバーシートは、ゴムまたは熱可塑性エラストマーからなる弾性シートであるため、トンネルに加わる振動等で容易に剥離することがない。
【0010】
上記トンネルの漏水防止構造は、トンネル内側のコンクリート壁にその目地またはひび割れに沿って導水溝を形成し、この導水溝をトンネル下部の排水溝に接続するに当たり、上記導水溝の表面開口部にゴム、熱可塑性樹脂または熱可塑性エラストマーからなる独立気泡の発泡体で形成された断面角形の柱状パッキングを上記のコンクリート壁表面と面一に圧入、接着して上記導水溝の表面開口部を密閉し、しかるのち上記柱状パッキング表面およびその両側のコンクリート壁表面にまたがってゴムまたは熱可塑性エラストマーからなる帯状のカバーシートを貼着することによって製造される。
【0011】
また、上記トンネルの漏水防止構造は、トンネル内側のコンクリート壁にその目地またはひび割れに沿って導水溝を形成し、この導水溝をトンネル下部の排水溝に接続するに当たり、上記の導水溝に圧入可能な断面角形の柱状パッキングをゴム、熱可塑性樹脂または熱可塑性エラストマーからなる独立気泡の発泡体で形成し、この柱状パッキングの表面に帯状のカバーシートを、その両側部分が柱状パッキングの両側にフランジ状に突出するように貼着し、得られたカバーシート付き柱状パッキングの柱状パッキングを上記の導水溝にコンクリート壁表面と面一に圧入、接着して導水溝の表面開口部を密閉し、かつ上記帯状のカバーシートの両側部分をコンクリート壁表面に貼着することによって製造することもできる。
【0012】
前者の方法は、帯状のカバーシートを有しない柱状パッキングを単体で導水溝に圧入、接着し、しかるのち帯状のカバーシートを両側の壁面にまたがって貼り付けるので、導水溝が湾曲している場合に柱状パッキングを圧入し易く、そのため壁面に生じたひび割れ沿いに導水溝を掘削して漏水防止構造を製造するのに適している。一方、後者の方法は、帯状のカバーシートを備えた柱状パッキングを導水溝に圧入、接着するので、導水溝が直線状の場合に柱状パッキングをカバーシート付きで能率的に取付けることができ、そのため縦横の直線状目地沿いに導水溝を掘削して漏水防止構造を製造するのに適している。
【0013】
前記トンネルの漏水防止構造は、特にその導水溝を直線状の目地に沿って形成する場合、上記のカバーシート付き柱状パッキングを用いるのが有利である。すなわち、前記導水溝に圧入可能な断面角形の柱状パッキングの片面に帯状のカバーシートを、その両側部分が柱状パッキングの両側にフランジ状に突出するように貼着してなり、上記の柱状パッキングがゴム、熱可塑性樹脂または熱可塑性エラストマーからなる独立気泡の発泡体で形成され、上記帯状のカバーシートがゴムまたは熱可塑性エラストマーからなるものを用いることにより、上記の漏水防止構造を能率的に製造することができる。
【0014】
この発明において、上記の柱状パッキングは、ゴムおよび熱可塑性樹脂の架橋発泡体、または熱可塑性エラストマーの発泡体で、独立気泡を有するものであり、導水溝に圧入可能な断面長方形の柱状体に成形されている。そして、上記の柱状パッキングは、気泡が微細な独立気泡であるため、通常のスポンジゴムに比して圧縮弾性が高くなり、そのため導水溝に圧入する際、僅かな圧縮量でも溝壁に接着剤で接着した場合の接着力が増大し、導水溝の蓋板としてのシール性および耐剥離性が向上する。なお、柱状パッキングの断面形状は抜け出し防止のために長方形が好ましいが、圧入を容易にするため、抜け出しの生じない範囲で側面に若干の傾斜をつけることができる。
【0015】
上記柱状パッキングの圧縮弾性率は、0.005〜0.100MPa 、特に0.010〜0.060MPa が好ましく、この圧縮弾性率が0.005MPa 未満では接着力が不足して使用中に剥離し易くなり、反対に0.100MPa を超えると、導水溝に対する圧入が困難になり、作業性が低下する。なお、上記の柱状パッキングは、導水溝の幅に対応して圧入可能であって、圧入後に0.005MPa 以上の斥力が得られる大きさに成形される。
【0016】
この柱状パッキングの原材料は、耐アルカリ性、耐候性、耐寒性および機械的強度に優れた非ハロゲン系が好ましく、ゴムではEPMやEPDM等のエチレンプロピレンゴムが例示される。また、熱可塑性樹脂では、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂等のオレフィン系樹脂が好ましい。また、熱可塑性エラストマーでは、スチレン系、低密度ポリエチレン系およびオレフィン系の熱可塑性エラストマーが例示される。なお、軽さの点では、上記の熱可塑性樹脂および熱可塑性エラストマーが好ましい。また、圧縮弾性率が大きく、導水溝に対する接着力の点では上記の熱可塑性樹脂が好ましく、導水溝が湾曲している場合の施工性では上記の熱可塑性エラストマーが好ましい。
【0017】
上記の柱状パッキングは、前記のとおり、導水溝に対応して圧入可能な寸法、例えば幅30〜300mm、厚み10〜100mmに成形されるが、薄い発泡シートを複数枚接着して所望の厚みとしてもよい。特に熱可塑性樹脂、例えばオレフィン系樹脂の架橋発泡のためには電子線架橋が有利であり、電子線架橋のためには厚みを20mm以下に設定するのが有利であるため、厚み1〜10mmの発泡シート複数枚を接着剤で貼り合わせて所望の厚みとし、これを柱状パッキングとすることができる。
【0018】
上記柱状パッキングの表面に貼着される帯状のカバーシートは、前記のとおりゴム状弾性を有する材料のゴムまたは熱可塑性エラストマーで形成されるが、これらの原材料は、前記同様に耐アルカリ性、耐候性、耐寒性および機械的強度に優れた非ハロゲン系が好ましく、ゴムではEPMやEPDM等のエチレンプロピレンゴムが好ましい。また、熱可塑性エラストマーでは、スチレン系、低密度ポリエチレン系およびオレフィン系の熱可塑性エラストマーが好ましい。
【0019】
上記のカバーシートは、柱状パッキングを挟んで両側のコンクリート壁の表面にまたがる全域を覆うものであるから、カバーシートの表面は、外観が良好で、コンクリート壁の表面色調と調和するものが好ましい。他方、その裏面は、柱状パッキングおよびコンクリート壁に接着される接着面であるから、接着剤接着が容易であることが好ましい。したがって、上記カバーシートの裏面は、プライマーで処理されるのが通常であるが、カバーシートを2層以上の多層構造とし、表面層に外観の良好なオレフィン系熱可塑性エラストマーを用い、裏面層に接着性の良好な層、例えばエポキシ基やカルボキシル基を含むオレフィン系熱可塑性エラストマーを用い、接着時のプライマー処理を不要にすることができる。
【0020】
上記カバーシートの全厚みは、0.2〜3mmが好ましい。この厚みが0.2mm未満の場合は、破れ易く、作業性が悪くなり、反対に3mmを超えた場合は、コンクリート壁面に貼った際に生じる段差が大きくなって外観が低下し、また重くなって作業性が悪くなり、かつ不経済である。また、上記カバーシートの全幅は、90〜1000mmが好ましい。この全幅が90mm未満の場合は、柱状パッキングの両側にフランジ状に突出する部分の幅が狭くなり、トンネルに加わる振動等によって剥離し易くなり、反対に1000mmを超えた場合は、作業性が低下すると共に不経済となる。
【0021】
【発明の実施の形態】
実施形態1
図3において、トンネル内面のコンクリート壁10の表面に導水溝12を、上下方向の縦目地11に対して左右対称に掘削する。その際、導水溝12の左右の溝壁12bをコンクリート壁10の表面に対して垂直平面に形成し、溝底を船底形に傾斜させ、上記溝壁12bの間隔すなわち溝幅Bを20〜290mmに、上記溝壁12bの高さTを20〜110mmに、また導水溝12の全深さDを40〜160mmにそれぞれ設定する。そして、上記縦方向の導水溝12の下端を前記図1の排水溝14に接続する。
【0022】
上記の縦目地11に対して直交する横目地(図示されていない)が存在する場合は、この横目地に沿って上記縦目地11沿いの導水溝12と同様の導水溝を掘削し、その両端を上記縦目地11沿いの導水溝12に接続する。
【0023】
一方、ゴムとしてEPDMを用い、これに常法にしたがって加硫剤、加硫促進剤、補強剤、充填剤、老化防止剤、柔軟剤および発泡剤等を配合、混練し、所定の形状に発泡成形を行って柱状パッキング20(図4参照)を得る。この柱状パッキング20は、独立気泡からなる架橋発泡体で、その発泡倍率は2〜50倍に設定され、0.005〜0.100MPa の圧縮弾性率を備えている。また、その幅bは前記導水溝12の幅Bの3〜20%増しに、厚みtは前記溝壁12bの高さTと同等以下、好ましくは10〜100mmに、長さは1〜20mにそれぞれ設定される。
【0024】
また、上記のEPDMに、常法にしたがって加硫剤、加硫促進剤、補強剤、充填剤、老化防止剤、柔軟剤等を配合、混練し、厚み0.2〜3mmのシートを成形、加硫する。そして、このシートを所定の寸法に裁断して前記帯状のカバーシート26を得る。その際、幅は25〜1000mm、好ましくは前記柱状パッキング20の幅の1.3〜10倍に設定される。長さは、上記柱状パッキング20と等しい長さに設定される。
【0025】
得られた上記のカバーシート26および柱状パッキング20を、両者の中心を揃えて接着剤で貼り合わせる。このとき、カバーシート26および柱状パッキング20の接着面に必要に応じてプライマー処理を施し、好ましくは柱状パッキング20の中心を除く両側縁、例えば幅0.2〜100mmの部分のみを貼着する。次いで、前記導水溝12の溝壁12bおよびコンクリート壁10の表面に接着剤を塗布し、上記の柱状パッキング20を前記の導水溝12に圧入し(図3参照)、柱状パッキング20の側面20aを溝壁12bに、カバーシート26のはみ出し部26aをコンクリート壁10の表面に貼着する。なお、上記の接着剤による接着面は、あらかじめ必要に応じてプライマーで処理される。
【0026】
図3において、上記の柱状パッキング20およびカバーシート26は、柱状パッキング20の側縁側の接着剤層23で接着される。この場合、カバーシート26の中央部分は、柱状パッキング20と接着されずに離れているため、柱状パッキング20が圧入時に少量圧縮されても、カバーシート26における皺の発生が防止される。また、柱状パッキング20の側面20aおよびカバーシート26のフランジ状はみ出し部26aは、それぞれ導水溝12の溝壁12bおよびコンクリート壁10の表面と接着剤層24で接着される。
【0027】
上記の実施形態1において、柱状パッキング20は、上記のEPDM発泡体に代えてポリエチレン系およびポリプロピレン系等のオレフィン系樹脂からなる架橋発泡体、またはスチレン系、低密度ポリエチレン系およびオレフィン系等の熱可塑性エラストマーからなる発泡体の任意の発泡体で作ることができる。また、帯状のカバーシート26は、上記のEPDMに代えてスチレン系、低密度ポリエチレン系およびオレフィン系の熱可塑性エラストマーの任意のエラストマーで作ることができる。そして、カバーシート26を構成するエラストマーの種類と柱状パッキング20を構成する発泡体の種類とは、任意の組合せを選択することができる。
【0028】
実施形態2
図5および図6において、10は前記トンネル内側のコンクリート壁、11は縦目地、12は縦目地11沿いの導水溝である。この縦目地11の近くにひび割れ18が生じている場合は、このひび割れ18に沿って導水溝31を掘削し、その少なくとも一端、好ましくは下流側端部を上記縦目地11沿いの導水溝12に接続する。このとき、ひび割れ18沿いの導水溝31は、その幅が一定となり、かつ幅方向のほぼ中央にひび割れ18が位置するようにゆるやかに湾曲する形、換言すれば、前記の柱状パッキング20を圧入できる程度の曲率で湾曲する形に掘削する。
【0029】
次いで、上記ひび割れ18沿いの導水溝31に前記のカバーシート26を有しない柱状パッキング20を圧入し、導水溝31の溝壁にあらかじめ塗布されている接着剤層24で接着し、しかるのち上記の柱状パッキング20およびその両側のコンクリート壁10表面に前記のエラストマーからなる帯状のカバーシート26を、接着剤層24aで接着する。この場合、接着面は、あらかじめ必要に応じてプライマーで処理される。
【0030】
なお、上記カバーシート26の形状は、柱状パッキング20に対応する一定幅の湾曲形状である必要はなく、上記導水溝31を被覆する形であれば任意である。また、縦目地11沿いの導水溝12に対する柱状パッキング20およびカバーシート26の取付けは、ひび割れ18沿いの導水溝31に対する取付けの前後いずれでもよい。また、ひび割れ18の発生位置が横目地(図示されていない)に近い場合は、横目地沿いの導水溝にひび割れ18沿いの導水溝31を接続することができ、上記発生位置が下方の排水溝14(図1参照)に近い場合は、この排水溝14に接続することができる。
【0031】
この実施形態2においても実施形態1と同様に、柱状パッキング20は、EPDMおよびオレフィン系樹脂の架橋発泡体またはスチレン系、低密度ポリエチレン系およびオレフィン系の熱可塑性エラストマー発泡体の任意の発泡体で作ることができ、カバーシート26は、EPDMまたはスチレン系、低密度ポリエチレン系およびオレフィン系の熱可塑性エラストマーの任意のエラストマーで作ることができ、カバーシート26を構成するエラストマーの種類と柱状パッキング20を構成する発泡体の種類とは、任意の組合せを選択することができる。
【0032】
【実施例】
EPDMの100部(重量部、以下同じ)に対し、加硫剤(硫黄)を1.0部、カーボンブラックを80部、ステアリン酸を1部、オイルを25部、亜鉛華を5部配合し、混練してEPDM組成物とし、その100部に重曹系発泡剤マスター(永和化成工業社製発泡剤「EV309」)を2部配合して混練し、厚み0.5mmのシートを成形し、これから幅150mm、長さ450mmのシートを8枚切出し、この8枚のシートを重ねて発泡用金型(内寸法:深さ40mm、幅150mm、長さ450mm)に装着し、圧力100Pa の加圧下、温度190℃で10分間加熱し、20℃で10分間冷却して発泡倍率10倍の架橋発泡体を得、その両端および両サイドを切断して柱状パッキング(厚み40mm、幅100mm、長さ400mm)を得た。
【0033】
ポリエチレン100部に発泡剤「EV309」を1.0部、架橋剤としてトリメチルプロパントリアクリレートを2部配合し、厚み2mm、幅70mm、長さ210mmのシートを成形し、電子線を照射して架橋させ、得られた架橋シートを発泡用金型(内寸法:深さ4mm、幅150mm、長さ450mm)に装着し、前記同様にして約9倍に発泡させ、厚み4mm、幅150mm、長さ450mmの発泡シートを得、その10枚を接着剤で貼り合わせ、その両端および両サイドを切断して柱状パッキング(厚み40mm、幅100mm、長さ400mm)とした。
【0034】
EPDMおよびポリプロピレンを重量比70/30で混合し、その100部に対し有機過酸化物を2部添加、混合し、動的架橋を施してポリオレフィン系熱可塑性エラストマーを製造し、その100部に対し発泡剤「EV309」を2部添加して厚み2.5mm、幅94mm、長さ280mmのシートを成形し、その4枚を重ねて発泡用金型(内寸法:深さ40mm、幅150mm、長さ450mm)に装着し、前記同様10倍に発泡させ、その両端および両サイドを切断して柱状パッキング(厚み40mm、幅100mm、長さ400mm)とした。
【0035】
前記柱状パッキング用のEPDM組成物を用いてシートを成形し、加硫して厚さ0.5mm、幅160mm、長さ400mmのカバーシートを成形した。また、前記柱状パッキング用のポリオレフィン系熱可塑性エラストマーを用いて厚さ0.5mm、幅160mm、長さ400mmのカバーシートを成形した。
【0036】
上記3種類の柱状パッキングおよび2種類のカバーシートを組合せ、ウレタン系接着剤を用いて貼り合わせ、実施例1〜3の漏水防止構造を得た。ただし、貼り合わせに際し、両者の接着面をプライマーで処理し、柱状パッキングの両側縁部の幅25mmの部分に上記の接着剤を塗布した。そして、コンクリート壁に幅90mm、深さ50mm、長さ1000mmの角溝を直線状に掘削し、この角溝の溝壁およびカバーシートのフランジ状はみだし部をプライマーで処理し、エポキシ系接着剤を塗布し、角溝に柱状パッキングを圧入し、この柱状パッキングのフランジ状はみだし部をコンクリート壁に接着した。
【0037】
上記の実施例1〜3について、柱状パッキングおよびカバーシートの長さ1m当たりの合計重量、柱状パッキング圧入時の斥力(幅方向に10mm圧縮したときの応力)、角溝と柱状パッキング間の接着強度、カバシートとコンクリート壁間の接着強度を測定した。ただし、接着強度は、バネ秤を用い、柱状パッキングまたはカバーシートの一端を壁面に垂直に引っ張って測定した。その結果を下記の表1に示す。
【0038】
【表1】
Figure 2004060203
【0039】
また、上記実施例1〜3に用いた柱状パッキングおよびカバーシートについて耐アルカリ性、耐候性および耐寒性を接着強度で試験したところ、いずれも良好であった。また、シール性の試験のため、上記の柱状パッキングが固定された上下方向の角溝の下端を塞ぎ、その上部空間に水を流し込んだところ、水洩れは1カ月間皆無であった。
【0040】
なお、EPDM発泡体からなる図1の柱状パッキング15(幅100mm、厚み30mm、突条15aの幅20mm、高さ10mm)およびエポキシ樹脂の表面被覆層17(厚み10mm、幅400mm)からなる漏水防止構造を比較例とし、上記同様の試験をしたところ、合計重量は1.0kg/mであり、斥力は0.021kg/cm 、接着強度は150Nであった。
【0041】
上記のコンクリート壁に曲率半径が500mmの円弧を描き、この円弧に沿って前記の角溝(幅90mm、深さ50mm、長さ700mm)を掘削し、この角溝に前記の実施例1〜3に用いた柱状パッキングを湾曲させながら圧入、接着した。一方、前記の実施例1〜3のカバーシート用原料のEPDM組成物およびオレフィン系熱可塑性エラストマーでそれぞれ厚み0.5mmの広幅シートを成形し、その表面に上記コンクリート壁のものと同様の円弧を描き、この円弧を中心線とする幅160mmの扇形を切り取ってカバーシートとし、上記の柱状パッキングおよびその両側の壁面に接着し、得られた実施例4〜6の漏水防止構造について前記同様の試験を行った。その結果を下記の表2に示す。ただし、柱状パッキングの接着およびカバーシートの接着に際しては、それぞれプライマー処理を行った。
【0042】
【表2】
Figure 2004060203
【0043】
上記実施例1〜6の性能を比較例と比較し、比較例よりも非常に劣るを×、比較例よりも劣るを△、比較例と同程度を○、比較例よりも非常に良好を◎とする4段階に評価し、下記表3の結果を得た。ただし、表3において、「実」は「実施例」略である。
【0044】
【表3】
Figure 2004060203
【0045】
上記の表3に示すとおり、実施例1〜6は、いずれも軽量性、柔軟性(ただし、施工性としての柔軟性)、斥力、シール性、耐寒性、耐アルカリ性、コストおよび外観の総てにおいて比較例と同等以上で、特にシール性および外観の点で非常に優れていた。特に実施例2、3、5、6は、柱状パッキングにポリエチレン発泡体または熱可塑性エラストマー発泡体を用い、カバーシートにポリオレフィン系熱可塑性エラストマーを用いたので、軽量性とコストの面で非常に優れていた。また、実施例2、5は斥力が非常に優れ、実施例4、6は柔軟性が非常に優れていた。
【0046】
【発明の効果】
上記のとおり、この発明によれば、トンネル内の作業工数が減少し、工期を大幅に短縮することができ、かつ仕上がりの外観やシール性が向上し、コンクリート壁の剥落を防ぐことができ、工事に必要なコストが大幅に低下する。特に請求項2に係る発明は、壁面に生じたひび割れに沿いに導水溝を掘削して漏水防止構造を作るのに適している。また、請求項3に係る発明は、縦横の直線状目地沿いに導水溝を掘削して漏水防止構造を作るのに適している。また、請求項4に係る発明は、縦横の直線状目地沿いに導水溝を掘削した場合に用いる柱状パッキングとして好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来装置の正面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】実施形態1の断面図である。
【図4】カバーシート付き柱状パッキングの斜視図である。
【図5】実施形態2の正面図である。
【図6】図5のB−B線断面図である。
【符号の説明】
10:コンクリート壁
11:縦目地
12、31:導水溝、12a:低段部、12b:溝壁
14:排水溝
18:ひび割れ
20:柱状パッキング、20a:側面
23、24、24a:接着剤層
26:カバーシート、26a:はみ出し部

Claims (4)

  1. トンネル内側のコンクリート壁にその目地またはひび割れに沿って導水溝が形成され、この導水溝の表面開口部に弾性体からなる柱状パッキングが嵌合、接着されて導水溝の表面開口部が密閉され、この導水溝がトンネル下部の排水溝に接続されたトンネルの漏水防止構造において、上記の柱状パッキングがゴム、熱可塑性樹脂または熱可塑性エラストマーからなる独立気泡の発泡体で形成され、この柱状パッキングが上記の導水溝にコンクリート壁表面と面一に圧入、接着されており、この柱状パッキング表面およびその両側のコンクリート壁表面にまたがってゴムまたは熱可塑性エラストマーからなる帯状のカバーシートが貼着されていることを特徴とするトンネルの漏水防止構造。
  2. トンネル内側のコンクリート壁にその目地またはひび割れに沿って導水溝を形成し、この導水溝をトンネル下部の排水溝に接続するに当たり、上記導水溝の表面開口部にゴム、熱可塑性樹脂または熱可塑性エラストマーからなる独立気泡の発泡体で形成された断面角形の柱状パッキングを上記のコンクリート壁表面と面一に圧入、接着して上記導水溝の表面開口部を密閉し、しかるのち上記柱状パッキング表面およびその両側のコンクリート壁表面にまたがってゴムまたは熱可塑性エラストマーからなる帯状のカバーシートを貼着することを特徴とするトンネルの漏水防止構造の施工法。
  3. トンネル内側のコンクリート壁にその目地またはひび割れに沿って導水溝を形成し、この導水溝をトンネル下部の排水溝に接続するに当たり、上記の導水溝に圧入可能な断面角形の柱状パッキングをゴム、熱可塑性樹脂または熱可塑性エラストマーからなる独立気泡の発泡体で形成し、この柱状パッキングの表面に帯状のカバーシートを、その両側部分が柱状パッキングの両側にフランジ状に突出するように貼着し、得られたカバーシート付き柱状パッキングの柱状パッキングを上記の導水溝にコンクリート壁表面と面一に圧入、接着して導水溝の表面開口部を密閉し、かつ上記帯状のカバーシートの両側部分をコンクリート壁表面に貼着することを特徴とするトンネルの漏水防止構造の施工法。
  4. 請求項1記載の導水溝に圧入可能な断面角形の柱状パッキングの片面に帯状のカバーシートを、その両側部分が柱状パッキングの両側にフランジ状に突出するように貼着してなり、上記の柱状パッキングがゴム、熱可塑性樹脂または熱可塑性エラストマーからなる独立気泡の発泡体で形成され、上記帯状のカバーシートがゴムまたは熱可塑性エラストマーからなることを特徴とするトンネルの漏水防止構造における導水溝用柱状パッキング。
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