JPH04174118A - 止水板の製造方法 - Google Patents

止水板の製造方法

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JPH04174118A
JPH04174118A JP2298379A JP29837990A JPH04174118A JP H04174118 A JPH04174118 A JP H04174118A JP 2298379 A JP2298379 A JP 2298379A JP 29837990 A JP29837990 A JP 29837990A JP H04174118 A JPH04174118 A JP H04174118A
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JP
Japan
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rubber
water stop
stop plate
water
vulcanized
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Pending
Application number
JP2298379A
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English (en)
Inventor
Seiichi Kondo
誠一 近藤
Yukio Tsukagawa
塚川 幸男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ダム、トンネル、暗渠、地下鉄、堤防、水路
等のコンクリート躯体築造する際に用いる新しい止水板
の製造方法に関するものである。
(従来技術) 従来かかる止水板においては塩化ビニル樹脂、エチレン
酢酸ビニル共重合樹脂(EVA)又はゴム製をもって作
られていた。
第1図はこの止水板A。の−船釣な使用状態を示すもの
であり、先打ちコンクリート1と後打ちコンクリート2
との間の目地における部分にまたがって、コンクリート
1.2にその両翼3.4が埋入されたものである。
そして例えばコンクリートの寒暑による伸縮に追従すべ
くその中央が緩衝部5となっており、コンクリート1.
2と翼部3.4との関係にあっては抜は出しを防止する
ために翼部3.4には膨満部6.7が形成され、これが
コンクリート1.2内に埋入されている。
勿論、この上水板はコンクリート1.2間からの漏水を
阻止するものであって、このコンクリート1.2間に大
きな間隙があり、またこのコンクリート1.2に伸縮移
動があっても反対側への漏水は防止されるものである。
しかしながら、−fiにコンクリートとこの種止水板A
。どの間は強固に一体化されることは難しく、コンクリ
ートの収縮現象や止水板のクリープ現象もあって、コン
クリートと止水板との境界に隙間が生じやすくなるのも
事実である。
従って、特に必要な場合には止水板のコンクリート内に
埋入される翼部に、テープ状の水膨潤材料を施工現場に
て貼着していた。
この水膨潤材料の施工現場での取扱いにあっては、かか
る現場での作業に工数がかかり、コスi・アップとなる
欠点があり、まして環境的に余り良好でない作業場が多
いため、泥、塵等の付着によって品質が充分保てないこ
とも事実であった。
又、水膨潤材料の貼着後の運搬移動時にもこれが剥れる
ことはさけられず欠点を供った作業であった。
(課題) 本発明は以上のような従来技術の欠点の解決をその課題
とするもので、このための止水板の新しい製造方法を提
供しようとするものである。
(解決手段) 本発明は以上の課題に対して次のような構成を採用した
ものである。
即ち、本発明の要旨は幅方向の略中夫に緩衝部と、これ
より左右に張り出す翼部と、この翼部に更に膨満部を形
成した長尺のゴム製の止水板の製造に当り、当該ゴム製
止水板の加硫成形前に両翼部の表面にその長手方向に加
硫系水膨潤ゴムを貼着しこの両者を一体加硫したことを
特徴とする止水板の製造方法に係り、好ましくは前記止
水板及び水膨潤ゴムは、共に押出し成形によって長尺に
成形され、更に前記止水板の幅方向及び長手方向に織布
が埋入されてなるものである。
特に具体的な製造方法としては、前記止水板の一側の形
状をもつ成形体を押出す工程と、かかる止水板の他側の
形状をもつ成形体を押出す工程、この両開にその幅方向
及び長手方向にわたって織布をはさんで重ね合せる工程
と、加硫系水膨潤ゴム長尺体なその表面に貼着する工程
と、これらを一体に加硫成形する工程とよりなる止水板
の製造方法である。
ここで止水板の製造に使用されるゴムとしてはネオブレ
ンゴム、天然ゴム或いはハロゲン化ブチルゴムの加硫系
ゴムに、加硫剤、加硫促進剤、可塑剤或いは必要に応じ
て老化防止剤、充填剤等を添加混練して得られるゴム配
合物である。
前述の加硫剤、加硫促進剤、可塑剤、老化防止剤、充填
剤等は、通常のゴム配合物に用いられる公知のいかなる
ものであってもよい。
具体的には、加硫剤としてイオウ、酸化マグネシウム等
が用いられ、加硫促進剤としてはチアゾール、イミダゾ
ール類その他が用いられ、可塑剤としてステアリン酸、
プロセルオイル等が用いられ、老化防止剤としてはアミ
ン類その他が用いられ、充填剤として炭酸カルシウム、
酸化マグネシウム、カーボンブラック、ハードクレー、
亜鉛華等が用いられる。
一方、水膨潤ゴムとは、水分を含んで膨潤するゴム材料
をいい、前記した如き加硫系のゴム中に膨潤性ウレタン
樹脂、膨潤性ポリビニルアルコール、膨潤性アクリル樹
脂等を配合したものが例示される。これらの膨潤性樹脂
等の配合料が多くなればそれだけ膨潤度が増すが、一方
では粘度の低下を来すため押出し成形等が不可能になる
ので限界がある。
(作用) 本発明は以上のように止水板を加硫成形する際に、特に
コンクリート内に埋入される翼部にその長手方向の好ま
しくは全長にわたって、水分を含んで膨潤するいわゆる
水膨潤ゴムを前記止水板の加硫成形時に一体に共加硫に
なるものであって、従来の止水板のみによる止水に比べ
て、ゴムの膨潤作用による二次的止木が期待でき、更に
本発明においては、この水膨潤ゴムを止水板と共加硫す
ることにより一体化して、作業現場での工数を大幅に削
減すると共に、工場管理による製品であるので、充分な
品質が保証されることになる。
(具体例) 以下本発明による具体例を示し更に詳細に説明する。
先ず、第2図は本発明によって製造された止水板Aの幅
方向断面図であり、第3図は本発明の止水板Aの製造工
程の一部概念図である。
この製造例ではその中央にポリエステル繊維製の織布1
1が埋入されている。なお、この止水板Aの長さは20
m、幅は30cm、厚さはlommである。
従って、製造に際してはこの止水板Aを厚さ方向に2分
割し、止水板Aの各表面を形成した押出しシート12.
13を織布11を挟んで積層したものであり、図中14
はその中央にくせずけされた緩衝部、15.16はこれ
より左右の両側に張り出した翼部である。
そしてこの翼部15.16には任意の数の膨満部17.
18が形成され、この翼部15.16はコンクリート(
図示せず)内に埋入されることとなる。
図中19は翼部15.16に接して共加硫されて一体化
されている水膨潤ゴムである。
ここで止水板Aの本体を構成するゴム配合は表・1に示
す通りである。
表引 一方、加硫系水膨潤ゴムは表・1に示す配合系100部
に対し、3官能ポリエーテル(分子量3000、オキシ
エチレン基含有率51%)20部、2官能ポリエーテル
(分子量2000、オキシエチレン含有率80%)80
部に、トリレンジイソシアネートを加えてイソシアネー
ト含有3%の膨潤性ウレタン樹脂を得、これを100部
加えて混練し、押出成形機にて所定の形状に押出した。
さて、前記した表・1のゴム組成物をもって止水板Aを
構成するシート12.13を押出成形1こよって得た。
勿論このシート12.13には止水板の夫々の表面とな
る膨満部17.18等の形状が成形されている。
次いでこのシート12.13間に、ポリエステル織布1
1に接着剤処理を施し、薄いゴムシートを積層したいわ
ゆるゴムコーテッド織布を挟み、かかる王者を積層させ
る。
その後、シート12.13の翼部15.16の表面の所
望の位置に、前記した加硫系水膨潤ゴム押出成形体19
を貼着する。この場合、適当な接着剤をこの間に使用す
るのがよい。
区側では翼部15.16の一方側にこの長尺体19、即
ち水膨潤ゴムを盛り上げて貼着したが、第3図の点線で
示すように翼部15.16の両側に水膨潤ゴムを貼着し
ても良い。
なお、例えば第4図のように水膨潤ゴム19を翼部15
.16と同一面となるように貼着してもよく、又第5図
のように膨満部17.18に貼着してもよく、更には第
6図のようにこの水膨潤ゴム19によって膨満部17.
18を形成しても良い。
さて、かかる構成とした後にこの長尺の止水板をモール
ド内にいれ、加熱加圧下(例えば150°Cl2O分間
)の条件で加硫成形を完了する。
出来上がった止水板Aは、第2図に示す通り中央が前記
モールドにより(せずけされた緩衝部14を備え、翼部
15.16の表面に水膨潤ゴムが盛り上がって露出した
構造となっている。
従って、これをコンクリート内に埋入すれば、万一コン
クリ−1−と止水板Aとの境界が剥離し、ここに水が侵
入したとしても、かかる水膨潤ゴム19に水が達した場
合には、このゴムが膨潤して以後侵入水を通すことがな
くなり、止水効果が完全となるものである。
(効果) 本発明は以上の通り止水板と水張潤ゴムが一体加硫され
ていてその施工性が極めて良好となったばかりでなく、
侵入水に対しても完全な止水効果を発揮することとなり
その効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の止水板A。の−射的な使用状態を示す断
面図、第2図は本発明によって製造された止水板Aの幅
方向断面図、第3図は本発明の止水板の製造工程の概念
図、第4図〜第6図は本発明の止水板Aの他の例を示す
一部切り欠き断面図である。 A、、A・・・・止水板 1.2・・・・コンクリート1 3.4.15.16・・・・翼部 5.14・・・・緩衝部 6.7.17.18・・・・膨満部 11・・・・織布 12.13・・・・押出しシート 19・・・・水膨潤ゴム 特許出願人 株式会社 ブリデストン 第1図 第4図 第2図 第3図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)幅方向の略中央に緩衝部と、これより左右に張り
    出す翼部と、この翼部に更に膨満部を形成した長尺のゴ
    ム製の止水板の製造に当り、当該ゴム製止水板の加硫成
    形前に両翼部の表面にその長手方向に加硫系水膨潤ゴム
    を貼着しこの両者を一体加硫したことを特徴とする止水
    板の製造方法。
  2. (2)前記止水板及び水膨潤ゴムは、共に押出し成形に
    よって長尺に成形された請求項第1項記載の止水板の製
    造方法。
  3. (3)前記止水板の幅方向及び長手方向に織布が埋入さ
    れて加硫された請求項第1項記載の止水板の製造方法。
  4. (4)前記上水板の一側の形状をもつ成形体を押出す工
    程と、かかる止水板の他側の形状をもつ成形体を押出す
    工程、この両間にその幅方向及び長手方向にわたって織
    布をはさんで重ね合せる工程と、加硫系水膨潤ゴム長尺
    体をその表面に貼着する工程と、これらを一体に加硫成
    形する工程とよりなる請求項第1項記載の止水板の製造
    方法。
JP2298379A 1990-11-03 1990-11-03 止水板の製造方法 Pending JPH04174118A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103806418A (zh) * 2014-02-09 2014-05-21 山东省水利科学研究院 岩基上闸底水平宽缝及充填构件

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103806418A (zh) * 2014-02-09 2014-05-21 山东省水利科学研究院 岩基上闸底水平宽缝及充填构件

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