JPH03472Y2 - - Google Patents
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- JPH03472Y2 JPH03472Y2 JP6673284U JP6673284U JPH03472Y2 JP H03472 Y2 JPH03472 Y2 JP H03472Y2 JP 6673284 U JP6673284 U JP 6673284U JP 6673284 U JP6673284 U JP 6673284U JP H03472 Y2 JPH03472 Y2 JP H03472Y2
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Sewage (AREA)
Description
〔考案の技術分野〕
本考案は構造躯体の継目をシールするための目
地材に関する。さらに詳しくは、トンネル、地下
道、地下鉄、共同溝、埋立擁護堤などの構造躯体
を構成するセグメントやケーソンなどの接合面や
打継ぎ部あるいはタンク本体と蓋との間の接合部
やパイプの接合部などをシールするための目地材
に関する。 〔従来技術〕 従来より構造躯体を構築するばあいにおける打
継ぎ部のシール法としては、たとえば構造躯体を
形成するコンクリートなどを各部分ごとに順次打
設するときに打継ぎ部に合成ゴム、ポリ塩化ビニ
ル、金属板などを止水板として埋設する方法や、
未加硫ゴム(ブチルゴム基材)状態の板状体を打
継ぎ部に用いてコンクリートを打設し、コンクリ
ートの硬化を利用する方法(特公昭51−776号公
報参照)などが知られている。 ところがそれらの方法はいずれもコンクリート
を順次打設しながら構築するばあいのシール法で
あつて、あらかじめ工場で製造したセグメントや
ケーソンを現場で組み立てて構築する工法におい
て採用することができない。 一方、工場生産のセグメントなどを組立てる工
法において採用しうるシール法として、たとえば
構造物が完成してから目地部分にパテを充填する
方法、あるいは可動止水板と併用してアスフアル
ト含浸フエルトやゴムアスフアルトを充填する方
法などが知られている。 ところが前者によると打継ぎ部分の漏水を充分
にシールすることができないという問題があり、
後者によると夏期と冬期のコンクリートの伸縮に
追従できず、隙間が発生して漏水するという問題
がある。 またコンクリートやモルタルなどで形成された
構造躯体セグメントやケーソンから構造躯体を構
築するばあいに、接合部を止水するために用いら
れる目地材に必要とされる条件としては、 (イ) 耐水性があり、耐候性などにすぐれているこ
と、 (ロ) 水圧1Kl/cm2以上の止水能力があること、 (ハ) 硬化コンクリート面などから接合部の止水が
可能なこと、 (ニ) 構造躯体の変動に対して対応できる緩衝性、
制振性、柔軟性などを有する弾性体であるこ
と、 (ホ) 温度変化に対して物性変化が小さいものであ
つて、取りつけ時の施工性がよく、形状保持性
が高いこと、 (ヘ) 構造躯体セグメントなどによる固持性がすぐ
れており、目地板の位置ずれや移動がなく、し
かも構造躯体セグメントなどの間の隙間の変化
に対して追従し、隙間を埋め、止水することが
できること、 (ト) 製作が容易であつて経済性にすぐれているこ
と、 などがあげられる。 〔考案の目的〕 本考案は前記問題を解消すると共に、叙上の必
要な条件を満たしうる目地材をうるためになされ
たものであり、工場生産のセグメントなどを組み
立てる構築法において採用することができ、接合
部のシール効果が高く、構造躯体(セグメントな
ど)間の隙間の変化に対して常に追従しうる目地
材を提供することを目的としている。 〔考案の構成〕 叙上の目的を達成するため、本考案の目地材は
ゴム材料から形成された偏平な長尺状の本体を有
し、該本体の少なくとも一方の側縁に沿つてたが
いに重なる一対のリツプ部が形成されており、該
リツプ部のそれぞれの基部の表面に本体に沿つて
延びる突条が設けられると共に、リツプ部の内面
側に膨潤部材が埋め込まれてなることを構成上の
特徴としている。 〔実施態様〕 つぎに図面を参照しながら本考案の目地材を説
明する。 第1図は本考案の目地材の一実施例を示す要部
斜視図、第2図は本考案の目地材の他の実施例を
示す断面図、第3図および第4図は第2図に示さ
れる目地材の使用状態を示す断面図、第5図およ
び第6図はそれぞれ本考案の目地材を構成する基
本部材の実施例を示す要部斜視図および断面図、
第7図は本考案の目地材を取りつけた構造物の一
例を示す概略斜視図、第8図は本考案の目地材を
用いた構造物の接合部の一例を示す要部断面図、
第9〜11図はそれぞれ本考案の目地材の変形作
用を測定するための測定器具の実施例を示す一部
断面概略側面図、第12図は第11図の測定器具
により測定した結果を示すグラフである。 第1図に示される目地材1はゴム材料からなる
比較的偏平な本体2を有しており、本体2の一方
の側縁に沿つてスリツト3が形成されている。 スリツト3で分割された本体側縁はたがいに重
なる一対のリツプ部4を構成している。リツプ部
4の他側縁側は一体に結合された基端部5を構成
しており、基端部5の表面には本体2に沿つて延
びる断面三角形状の突条6が形成されている。 リツプ部4の内面には本体2に沿つて延びる凹
溝7が形成されており、凹溝7には本体2を構成
するゴム材料よりも水膨潤性が高い材料からなる
膨潤部材8が充填されている。 第1図に示される目地材1は本体2の一方の側
縁に沿つてリツプ部4が設けられているが、本考
案の目地材はこのものに限定されるものではな
く、たとえば第2図に示されるように本体2の両
側の側縁に沿つてリツプ部4を形成してもよい。 第1図に示される目地材1は、たとえば一方が
水で他方が空気に接しているぱあいに使用され、
第2図に示される目地材9は両側が水と接してい
るばあいに使用される。 前記いずれの目地材1,9においてもリツプ部
4の自由端10は相手部材の表面に沿わせやすい
ように表面側に向つて傾斜するような断面三角形
状に形成されている。 なお第2図の目地材9においては突条6の間に
凹溝11が形成されている。そのため突条6の弾
性変形が容易であるという利点がある。 本考案における本体2の材質は、弾力性、機械
的強度、形状保持性を備えたものが好ましい。そ
のようなものとして従来より使用されているパツ
キン用のゴム材料、たとえば天然ゴム、NR、
SBR、NBR、CR、EPDM、CMS(クロロスルホ
ン化ポリエチレン)、シリコーンゴム、フツ素ゴ
ム、またはそれらのゴムを用いた布入りゴムなど
のゴム材料のほか、弾力性または可撓性を有する
各種の合成樹脂などがあげられる。 また膨潤部材8としては、ゴムまたは合成樹脂
に高吸水性樹脂を混合したものが用いられるが、
高吸水性樹脂を単独で用いてもよい。高吸水性樹
脂は自重の約500倍程度の水を吸水保持するもの
であり、吸水に伴なつて体積が大きく膨張する。
高吸水性樹脂としては、たとえばばデンプンにア
クリロニトリル、アクリル酸、スチレンスルホン
酸、ビニルスルホン酸などをグラフト共重合させ
たデンプン系高吸水性樹脂、セルロース−アクリ
ロニトリルグラフト共重合体、セルロース−スチ
レンスルホン酸グラフト共重合体、カルボキシメ
チルセルロースの架橋物などのセルロース系高吸
水性樹脂、ポリビニルアルコールの架橋物、アク
リル酸系単量体−酢酸ビニル共重合体ケン化物な
どのポリビニルアルコール系高吸水性樹脂、ポリ
アクリル酸塩架橋物、ポリアクリロニトリル系重
合体のケン化物、ポリエチレングリコールジアク
リレート架橋物などのアクリル系高吸水性樹脂な
どがあげられる。 本考案における膨潤部材8は、パツキン材料と
同様なゴム材料または合成樹脂に前記高吸水性樹
脂を混合したものが好ましい。それにより成形
性、形状保持性、機械的強度および弾力性を有す
る膨潤部材8がえられる。なお前記高吸水性樹脂
を単独で使用してもよい。 膨潤部材8に使用されるゴムとしては天然ゴム
のほか、SBRなどの本体に使用される各種の合
成ゴムあるいはポリウレタンなどがあげられる。
また合成樹脂としてはエチレン−酢酸ビニル共重
合体などがあげられる。 なお一般に高吸水性樹脂の含有率が高いほうが
膨潤部材8の体積膨張率が高く、しかも速く膨張
し、含有率が低いほうが成形性などの機械的性質
が向上する。高吸水性樹脂の含有量はたとえば膨
潤部材の体積膨張率が2倍以上となるように設定
する。 好ましい配合割合はゴムまたは合成樹脂100部
(重量部、以下同じ)に対して高吸水性樹脂10〜
300部、なかんづく20〜100部である。 なお膨潤部材8は本体2との接合性がすぐれて
いるもの、および弾力性を有するものが好まし
く、それにより目地材全体の一体性および機械的
強度が向上するため、変形作用が確実である。 たとえば膨潤部材8の主要成分がゴムであり、
本体2がゴムであるばあいには、圧縮性、弾力性
がほぼ同一であるため、従来の目地材とほとんど
同様に取り扱いうるという利点がある。また従来
のゴム製の目地材と同じ製造設備で製造しうると
いう利点がある。 本体2と膨潤部材8とを接合する方法は、それ
ぞれの材質に応じて種々の方法を採用しうる。た
とえばゴム製の本体2と、高吸水性樹脂とゴムの
混合物からなる膨潤部材8とを接合するぱあい
は、型成形された末加硫の本体と、未加硫の膨潤
部材とをプレスで加圧しながら加硫することによ
り、あるいは押し出し成形機によつて未加硫の本
体と未加流の膨潤部材とを連続的に多層押し出し
したものを加硫することにより、強固に接合する
ことができる。そのばあい本体2を構成するゴム
材料と、膨潤部材8に含まれるゴム材料とが相溶
性があるばあい、たとえば同種類のゴムであるこ
とが接合性などの点で好ましい。 つぎに叙上のごとく構成される本考案の目地材
の作用を説明する。 第1図および第2図に示されるように本考案の
目地材1,9は、リツプ部4の内面側に膨潤部材
8が設けられている。そのため目地材9を第3図
に示されるようにケーソン16,19などの構造
部材に取りつけたのちに膨潤部材8が水を吸収
し、その体積が増大する。そのためリツプ部4は
第4図に示されるように膨潤部材8と反対の側に
曲がろうとする。そのため取りつけ時において隙
間が残つているばあい、あるいは使用中に隙間が
増大したばあいにおいては、隙間の変化に追従し
て変形し、相手部材の表面に沿わせる力が常時確
保され、シール効果を維持しうるというすぐれた
効果を奏しうる。すなわち本考案の目地材1,9
は、隙間追従性という従来の目地材にはまつたく
みられない特有の性質を有するのである。またそ
れにより取りつけ作業がきわめて容易になるとい
う利点がある。 さらに本考案の目地材1,9はリツプ部4の基
端部5の表面に突条6が形成されているため、構
造躯体12間の隙間が増大しても目地材1が確実
に相手部材によつて固持される。したがつて目地
材1の位置ずれや移動が起こりにくいというすぐ
れた効果を奏する。しかも突条6が押圧されるこ
とによりリツプ部4が開き、膨潤部材9に水が触
れやすくなり、前記膨潤作用およびそれに基づく
変形が一層確実に行なわれるという利点がある。 第1図に示される目地材1は、その形状の断面
形状となるように一体に押し出し成形などにより
形成しうるが、たとえば第5図に示される形状の
基本部材13を2枚重ねるか、あるいは第6図に
示される基本部材14を折り曲げてその基端5側
に接着することによつても形成しうる。 第2図に示される目地材9についても一体成形
により形成しうるが、第5図に示される基本部材
13を4枚組み合わせるか、あるいは第6図に示
される基本部材14を2枚重ね合わせることによ
り形成しうる。 本考案の目地材1,9においては、本体2と膨
潤部材8との2種類の材質が使用されているた
め、それらを一体に連続押し出し成形するには第
5図または第6図の基本部材13,14のように
膨潤部材8が外部に露出している状態で形成する
のが好ましい。とくに第6図に示されている基本
部材14は、比較的大きい形状に形成されるにも
かかわらず、第1図の目地材1にも第2図の目地
材9にも適用しうるというすぐれた利点を有す
る。 なおばあいによつては基本部材13,14をそ
のまま目地材として使用してもよい。 本考案の目地材1,9のリツプ部4の表面に、
第2図に示されるように粘着層15および剥離紙
15aを設けるときは、構造部材の間に介在させ
る作業が簡単になるという利点がある。 またたがいに当接しているリツプ部4の間にフ
エルト地などの含水性を有するシートを挿入して
おくときは、膨潤部材8に一層水を吸い込ませる
ことができるという利点がある。 つぎに第4図に示される目地材9を例にあげて
本考案の目地材の使用方法を説明する。 第4図に示される目地材9は剥離紙15aを剥
がした状態で、たとえば第7図に示されるような
ケーソン16の接続面17に形成された凹部18
内に貼着される。つぎに前記ケーソン16に接続
される他方ケーソン19が目地材1を圧縮させな
がら第8図に示されるように当接される。そのば
あい突条6が押圧されて偏平になる(第3図参
照)。 長期間使倫したのちにケーソン16,19間の
隙間が拡大したばあいには、突条6が押圧されて
いるためにスリツト3が開くように変形する。さ
らに膨潤部材8が水を含んで膨張するため、リツ
プ部4はケーソン16、19の凹部18に対して
確実に沿わせられることになる。その状態で矢印
P方向に水圧がかかれば、リツプ部4の自由端1
0がケーソン16,19に強く押圧されて確実な
シール性をうることができる。 〔実施例〕 つぎに具体的な実施例をあげて本考案の目地材
の止水効果を説明する。 第9図は目地材の止水性能を測定するための試
験装置を示している。第9図のプレート21,2
2はたがいにほぼ平行状態を保ちながらその間隔
Hを変化させうるように構成されている。 目地材1の本体2の材質は引張強さ150Kg/cm2、
伸び350%、硬さHs50のSBRである。膨潤部材4
は本体2と同じSBR100部(重量部、以下同じ)
とスミカゲル(住友化学工業(株)製の高吸水性樹脂
の商品名)25部とからなる引張強さ50Kg/cm2、伸
び300%、硬さHs60の加硫ゴムタイプのものであ
る。本体2の厚さWは10mmで、幅Bは30mmであ
り、膨潤部材の幅aは10mm、厚さbは1mm、リツ
プ部先端からの位置cは15mmである。また突条6
の先端間の厚さVは14mmである。 叙上の装置でまず間隔Hを10mmにセツトすると
共に水供給口23から水を供給し、水圧を10Kg/
cm2に保つた。 さらにプレート21,22の間隔Hをしだいに
拡大しながら水が矢印A方向に漏れないことを確
認した。そのときの間隔Hと、突条6とプレート
21の間の隙間の関係、および水漏れについての
視認の結果を第1表に示す。
地材に関する。さらに詳しくは、トンネル、地下
道、地下鉄、共同溝、埋立擁護堤などの構造躯体
を構成するセグメントやケーソンなどの接合面や
打継ぎ部あるいはタンク本体と蓋との間の接合部
やパイプの接合部などをシールするための目地材
に関する。 〔従来技術〕 従来より構造躯体を構築するばあいにおける打
継ぎ部のシール法としては、たとえば構造躯体を
形成するコンクリートなどを各部分ごとに順次打
設するときに打継ぎ部に合成ゴム、ポリ塩化ビニ
ル、金属板などを止水板として埋設する方法や、
未加硫ゴム(ブチルゴム基材)状態の板状体を打
継ぎ部に用いてコンクリートを打設し、コンクリ
ートの硬化を利用する方法(特公昭51−776号公
報参照)などが知られている。 ところがそれらの方法はいずれもコンクリート
を順次打設しながら構築するばあいのシール法で
あつて、あらかじめ工場で製造したセグメントや
ケーソンを現場で組み立てて構築する工法におい
て採用することができない。 一方、工場生産のセグメントなどを組立てる工
法において採用しうるシール法として、たとえば
構造物が完成してから目地部分にパテを充填する
方法、あるいは可動止水板と併用してアスフアル
ト含浸フエルトやゴムアスフアルトを充填する方
法などが知られている。 ところが前者によると打継ぎ部分の漏水を充分
にシールすることができないという問題があり、
後者によると夏期と冬期のコンクリートの伸縮に
追従できず、隙間が発生して漏水するという問題
がある。 またコンクリートやモルタルなどで形成された
構造躯体セグメントやケーソンから構造躯体を構
築するばあいに、接合部を止水するために用いら
れる目地材に必要とされる条件としては、 (イ) 耐水性があり、耐候性などにすぐれているこ
と、 (ロ) 水圧1Kl/cm2以上の止水能力があること、 (ハ) 硬化コンクリート面などから接合部の止水が
可能なこと、 (ニ) 構造躯体の変動に対して対応できる緩衝性、
制振性、柔軟性などを有する弾性体であるこ
と、 (ホ) 温度変化に対して物性変化が小さいものであ
つて、取りつけ時の施工性がよく、形状保持性
が高いこと、 (ヘ) 構造躯体セグメントなどによる固持性がすぐ
れており、目地板の位置ずれや移動がなく、し
かも構造躯体セグメントなどの間の隙間の変化
に対して追従し、隙間を埋め、止水することが
できること、 (ト) 製作が容易であつて経済性にすぐれているこ
と、 などがあげられる。 〔考案の目的〕 本考案は前記問題を解消すると共に、叙上の必
要な条件を満たしうる目地材をうるためになされ
たものであり、工場生産のセグメントなどを組み
立てる構築法において採用することができ、接合
部のシール効果が高く、構造躯体(セグメントな
ど)間の隙間の変化に対して常に追従しうる目地
材を提供することを目的としている。 〔考案の構成〕 叙上の目的を達成するため、本考案の目地材は
ゴム材料から形成された偏平な長尺状の本体を有
し、該本体の少なくとも一方の側縁に沿つてたが
いに重なる一対のリツプ部が形成されており、該
リツプ部のそれぞれの基部の表面に本体に沿つて
延びる突条が設けられると共に、リツプ部の内面
側に膨潤部材が埋め込まれてなることを構成上の
特徴としている。 〔実施態様〕 つぎに図面を参照しながら本考案の目地材を説
明する。 第1図は本考案の目地材の一実施例を示す要部
斜視図、第2図は本考案の目地材の他の実施例を
示す断面図、第3図および第4図は第2図に示さ
れる目地材の使用状態を示す断面図、第5図およ
び第6図はそれぞれ本考案の目地材を構成する基
本部材の実施例を示す要部斜視図および断面図、
第7図は本考案の目地材を取りつけた構造物の一
例を示す概略斜視図、第8図は本考案の目地材を
用いた構造物の接合部の一例を示す要部断面図、
第9〜11図はそれぞれ本考案の目地材の変形作
用を測定するための測定器具の実施例を示す一部
断面概略側面図、第12図は第11図の測定器具
により測定した結果を示すグラフである。 第1図に示される目地材1はゴム材料からなる
比較的偏平な本体2を有しており、本体2の一方
の側縁に沿つてスリツト3が形成されている。 スリツト3で分割された本体側縁はたがいに重
なる一対のリツプ部4を構成している。リツプ部
4の他側縁側は一体に結合された基端部5を構成
しており、基端部5の表面には本体2に沿つて延
びる断面三角形状の突条6が形成されている。 リツプ部4の内面には本体2に沿つて延びる凹
溝7が形成されており、凹溝7には本体2を構成
するゴム材料よりも水膨潤性が高い材料からなる
膨潤部材8が充填されている。 第1図に示される目地材1は本体2の一方の側
縁に沿つてリツプ部4が設けられているが、本考
案の目地材はこのものに限定されるものではな
く、たとえば第2図に示されるように本体2の両
側の側縁に沿つてリツプ部4を形成してもよい。 第1図に示される目地材1は、たとえば一方が
水で他方が空気に接しているぱあいに使用され、
第2図に示される目地材9は両側が水と接してい
るばあいに使用される。 前記いずれの目地材1,9においてもリツプ部
4の自由端10は相手部材の表面に沿わせやすい
ように表面側に向つて傾斜するような断面三角形
状に形成されている。 なお第2図の目地材9においては突条6の間に
凹溝11が形成されている。そのため突条6の弾
性変形が容易であるという利点がある。 本考案における本体2の材質は、弾力性、機械
的強度、形状保持性を備えたものが好ましい。そ
のようなものとして従来より使用されているパツ
キン用のゴム材料、たとえば天然ゴム、NR、
SBR、NBR、CR、EPDM、CMS(クロロスルホ
ン化ポリエチレン)、シリコーンゴム、フツ素ゴ
ム、またはそれらのゴムを用いた布入りゴムなど
のゴム材料のほか、弾力性または可撓性を有する
各種の合成樹脂などがあげられる。 また膨潤部材8としては、ゴムまたは合成樹脂
に高吸水性樹脂を混合したものが用いられるが、
高吸水性樹脂を単独で用いてもよい。高吸水性樹
脂は自重の約500倍程度の水を吸水保持するもの
であり、吸水に伴なつて体積が大きく膨張する。
高吸水性樹脂としては、たとえばばデンプンにア
クリロニトリル、アクリル酸、スチレンスルホン
酸、ビニルスルホン酸などをグラフト共重合させ
たデンプン系高吸水性樹脂、セルロース−アクリ
ロニトリルグラフト共重合体、セルロース−スチ
レンスルホン酸グラフト共重合体、カルボキシメ
チルセルロースの架橋物などのセルロース系高吸
水性樹脂、ポリビニルアルコールの架橋物、アク
リル酸系単量体−酢酸ビニル共重合体ケン化物な
どのポリビニルアルコール系高吸水性樹脂、ポリ
アクリル酸塩架橋物、ポリアクリロニトリル系重
合体のケン化物、ポリエチレングリコールジアク
リレート架橋物などのアクリル系高吸水性樹脂な
どがあげられる。 本考案における膨潤部材8は、パツキン材料と
同様なゴム材料または合成樹脂に前記高吸水性樹
脂を混合したものが好ましい。それにより成形
性、形状保持性、機械的強度および弾力性を有す
る膨潤部材8がえられる。なお前記高吸水性樹脂
を単独で使用してもよい。 膨潤部材8に使用されるゴムとしては天然ゴム
のほか、SBRなどの本体に使用される各種の合
成ゴムあるいはポリウレタンなどがあげられる。
また合成樹脂としてはエチレン−酢酸ビニル共重
合体などがあげられる。 なお一般に高吸水性樹脂の含有率が高いほうが
膨潤部材8の体積膨張率が高く、しかも速く膨張
し、含有率が低いほうが成形性などの機械的性質
が向上する。高吸水性樹脂の含有量はたとえば膨
潤部材の体積膨張率が2倍以上となるように設定
する。 好ましい配合割合はゴムまたは合成樹脂100部
(重量部、以下同じ)に対して高吸水性樹脂10〜
300部、なかんづく20〜100部である。 なお膨潤部材8は本体2との接合性がすぐれて
いるもの、および弾力性を有するものが好まし
く、それにより目地材全体の一体性および機械的
強度が向上するため、変形作用が確実である。 たとえば膨潤部材8の主要成分がゴムであり、
本体2がゴムであるばあいには、圧縮性、弾力性
がほぼ同一であるため、従来の目地材とほとんど
同様に取り扱いうるという利点がある。また従来
のゴム製の目地材と同じ製造設備で製造しうると
いう利点がある。 本体2と膨潤部材8とを接合する方法は、それ
ぞれの材質に応じて種々の方法を採用しうる。た
とえばゴム製の本体2と、高吸水性樹脂とゴムの
混合物からなる膨潤部材8とを接合するぱあい
は、型成形された末加硫の本体と、未加硫の膨潤
部材とをプレスで加圧しながら加硫することによ
り、あるいは押し出し成形機によつて未加硫の本
体と未加流の膨潤部材とを連続的に多層押し出し
したものを加硫することにより、強固に接合する
ことができる。そのばあい本体2を構成するゴム
材料と、膨潤部材8に含まれるゴム材料とが相溶
性があるばあい、たとえば同種類のゴムであるこ
とが接合性などの点で好ましい。 つぎに叙上のごとく構成される本考案の目地材
の作用を説明する。 第1図および第2図に示されるように本考案の
目地材1,9は、リツプ部4の内面側に膨潤部材
8が設けられている。そのため目地材9を第3図
に示されるようにケーソン16,19などの構造
部材に取りつけたのちに膨潤部材8が水を吸収
し、その体積が増大する。そのためリツプ部4は
第4図に示されるように膨潤部材8と反対の側に
曲がろうとする。そのため取りつけ時において隙
間が残つているばあい、あるいは使用中に隙間が
増大したばあいにおいては、隙間の変化に追従し
て変形し、相手部材の表面に沿わせる力が常時確
保され、シール効果を維持しうるというすぐれた
効果を奏しうる。すなわち本考案の目地材1,9
は、隙間追従性という従来の目地材にはまつたく
みられない特有の性質を有するのである。またそ
れにより取りつけ作業がきわめて容易になるとい
う利点がある。 さらに本考案の目地材1,9はリツプ部4の基
端部5の表面に突条6が形成されているため、構
造躯体12間の隙間が増大しても目地材1が確実
に相手部材によつて固持される。したがつて目地
材1の位置ずれや移動が起こりにくいというすぐ
れた効果を奏する。しかも突条6が押圧されるこ
とによりリツプ部4が開き、膨潤部材9に水が触
れやすくなり、前記膨潤作用およびそれに基づく
変形が一層確実に行なわれるという利点がある。 第1図に示される目地材1は、その形状の断面
形状となるように一体に押し出し成形などにより
形成しうるが、たとえば第5図に示される形状の
基本部材13を2枚重ねるか、あるいは第6図に
示される基本部材14を折り曲げてその基端5側
に接着することによつても形成しうる。 第2図に示される目地材9についても一体成形
により形成しうるが、第5図に示される基本部材
13を4枚組み合わせるか、あるいは第6図に示
される基本部材14を2枚重ね合わせることによ
り形成しうる。 本考案の目地材1,9においては、本体2と膨
潤部材8との2種類の材質が使用されているた
め、それらを一体に連続押し出し成形するには第
5図または第6図の基本部材13,14のように
膨潤部材8が外部に露出している状態で形成する
のが好ましい。とくに第6図に示されている基本
部材14は、比較的大きい形状に形成されるにも
かかわらず、第1図の目地材1にも第2図の目地
材9にも適用しうるというすぐれた利点を有す
る。 なおばあいによつては基本部材13,14をそ
のまま目地材として使用してもよい。 本考案の目地材1,9のリツプ部4の表面に、
第2図に示されるように粘着層15および剥離紙
15aを設けるときは、構造部材の間に介在させ
る作業が簡単になるという利点がある。 またたがいに当接しているリツプ部4の間にフ
エルト地などの含水性を有するシートを挿入して
おくときは、膨潤部材8に一層水を吸い込ませる
ことができるという利点がある。 つぎに第4図に示される目地材9を例にあげて
本考案の目地材の使用方法を説明する。 第4図に示される目地材9は剥離紙15aを剥
がした状態で、たとえば第7図に示されるような
ケーソン16の接続面17に形成された凹部18
内に貼着される。つぎに前記ケーソン16に接続
される他方ケーソン19が目地材1を圧縮させな
がら第8図に示されるように当接される。そのば
あい突条6が押圧されて偏平になる(第3図参
照)。 長期間使倫したのちにケーソン16,19間の
隙間が拡大したばあいには、突条6が押圧されて
いるためにスリツト3が開くように変形する。さ
らに膨潤部材8が水を含んで膨張するため、リツ
プ部4はケーソン16、19の凹部18に対して
確実に沿わせられることになる。その状態で矢印
P方向に水圧がかかれば、リツプ部4の自由端1
0がケーソン16,19に強く押圧されて確実な
シール性をうることができる。 〔実施例〕 つぎに具体的な実施例をあげて本考案の目地材
の止水効果を説明する。 第9図は目地材の止水性能を測定するための試
験装置を示している。第9図のプレート21,2
2はたがいにほぼ平行状態を保ちながらその間隔
Hを変化させうるように構成されている。 目地材1の本体2の材質は引張強さ150Kg/cm2、
伸び350%、硬さHs50のSBRである。膨潤部材4
は本体2と同じSBR100部(重量部、以下同じ)
とスミカゲル(住友化学工業(株)製の高吸水性樹脂
の商品名)25部とからなる引張強さ50Kg/cm2、伸
び300%、硬さHs60の加硫ゴムタイプのものであ
る。本体2の厚さWは10mmで、幅Bは30mmであ
り、膨潤部材の幅aは10mm、厚さbは1mm、リツ
プ部先端からの位置cは15mmである。また突条6
の先端間の厚さVは14mmである。 叙上の装置でまず間隔Hを10mmにセツトすると
共に水供給口23から水を供給し、水圧を10Kg/
cm2に保つた。 さらにプレート21,22の間隔Hをしだいに
拡大しながら水が矢印A方向に漏れないことを確
認した。そのときの間隔Hと、突条6とプレート
21の間の隙間の関係、および水漏れについての
視認の結果を第1表に示す。
【表】
叙上のごとく間隔が10mm、14mmのときには突条
6とプレート21とが密着している。さらにプレ
ート21,22同士の間隔Hが拡がつて突条6と
プレート21の間に隙間が生じても、目地材1の
リツプ部5側がそり返つてリツプ部5とプレート
21とが密着する。叙上のごとく隙間が発生して
も水圧10Kg/cm2の水が確実にシールされ、水漏れ
が生じなかつた。 つぎに第10図に示される器具により、突条6
を押圧したときの目地材11の変形状態を測定し
た。 そのときのプレート24,25の間隔Hと、リ
ツプ部5の幅h2およびリツプ部5の隙間h1との関
係を第2表に示す。
6とプレート21とが密着している。さらにプレ
ート21,22同士の間隔Hが拡がつて突条6と
プレート21の間に隙間が生じても、目地材1の
リツプ部5側がそり返つてリツプ部5とプレート
21とが密着する。叙上のごとく隙間が発生して
も水圧10Kg/cm2の水が確実にシールされ、水漏れ
が生じなかつた。 つぎに第10図に示される器具により、突条6
を押圧したときの目地材11の変形状態を測定し
た。 そのときのプレート24,25の間隔Hと、リ
ツプ部5の幅h2およびリツプ部5の隙間h1との関
係を第2表に示す。
【表】
第2表に示されるように、膨潤部材4が膨潤し
ておらないばあいでも、突条6を押圧するだけで
リツプ部5先端の厚さh2および隙間h1がしだいに
拡がり、膨潤部材4が水と接触しやすくなること
が確認された。 なお第10図の測定のばあいにおいて、突条6
の部分の厚さが14mmで長さ100mmの目地材11を、
突条6の厚さ、すなわちプレート24,25の間
隔Hが10mmになるまで押圧したときは、その目地
材11をプレートとの間の摩擦力に抗して移動さ
せるためには50Kgfの力が必要であつた。なお目
地材11とほぼ同じで突条が形成されておらない
目地材(厚さ10cmmm)のばあいは5Kgf程度の力
で簡単に動かすことができるのであるから、突条
を設けたことにより目地材の固持性が大幅に向上
されることが確認された。 つぎに第11図に示される装置により、膨潤部
材8が水を吸収したばあいにリツプ部4間に生じ
る拡大しようとする力を測定した。 第11図においてRはロードセル、Sは歪み計
であり、試料P1は第9図の測定で使用した目地
材を長さ55mmに切断したものである。 測定結果を第12図のグラフに示す。第12図
において横軸は時間の経過を対数で示しており、
縦軸はリツプ部4に生ずる拡大しようとする力を
示している。 第12図に示されるように、リツプ部4に変形
を与えないように力を加えているばあいでも、ス
リツト3から侵入してくる水を吸収して膨潤部材
8が膨潤する。そのためリツプ部4の拡大しよう
とする力は時間の経過と共に増大している。した
がつて本考案の目地材は取りつけ時に強く圧縮し
なくても、時間の経過と共に強い圧縮力が与えら
れるのである。
ておらないばあいでも、突条6を押圧するだけで
リツプ部5先端の厚さh2および隙間h1がしだいに
拡がり、膨潤部材4が水と接触しやすくなること
が確認された。 なお第10図の測定のばあいにおいて、突条6
の部分の厚さが14mmで長さ100mmの目地材11を、
突条6の厚さ、すなわちプレート24,25の間
隔Hが10mmになるまで押圧したときは、その目地
材11をプレートとの間の摩擦力に抗して移動さ
せるためには50Kgfの力が必要であつた。なお目
地材11とほぼ同じで突条が形成されておらない
目地材(厚さ10cmmm)のばあいは5Kgf程度の力
で簡単に動かすことができるのであるから、突条
を設けたことにより目地材の固持性が大幅に向上
されることが確認された。 つぎに第11図に示される装置により、膨潤部
材8が水を吸収したばあいにリツプ部4間に生じ
る拡大しようとする力を測定した。 第11図においてRはロードセル、Sは歪み計
であり、試料P1は第9図の測定で使用した目地
材を長さ55mmに切断したものである。 測定結果を第12図のグラフに示す。第12図
において横軸は時間の経過を対数で示しており、
縦軸はリツプ部4に生ずる拡大しようとする力を
示している。 第12図に示されるように、リツプ部4に変形
を与えないように力を加えているばあいでも、ス
リツト3から侵入してくる水を吸収して膨潤部材
8が膨潤する。そのためリツプ部4の拡大しよう
とする力は時間の経過と共に増大している。した
がつて本考案の目地材は取りつけ時に強く圧縮し
なくても、時間の経過と共に強い圧縮力が与えら
れるのである。
第1図は本考案の目地材の一実施例を示す要部
斜視図、第2図は本考案の目地材の他の実施例を
示す断面図、第3図および第4図はそれぞれ第2
図に示される目地材の使用状態を示す断面図、第
5図および第6図はそれぞれ本考案の目地材を構
成する基本部材の実施例を示す要部斜視図および
断面図、第7図は本考案の目地材を取りつけた構
造物の一例を示す概略斜視図、第8図は本考案の
目地材を用いた構造物の接合部一例を示す要部断
面図、第9〜11図はそれぞれ本考案の目地材の
変形作用を測定するための測定器具を示す一部断
面概略側面図、第12図は第11図の測定器具に
より測定した結果を示すグラフである。 図面の主要符号、1,9……目地材、2……本
体、4……リツプ部、6……突条、8……膨潤部
材、16,19……ケーソン。
斜視図、第2図は本考案の目地材の他の実施例を
示す断面図、第3図および第4図はそれぞれ第2
図に示される目地材の使用状態を示す断面図、第
5図および第6図はそれぞれ本考案の目地材を構
成する基本部材の実施例を示す要部斜視図および
断面図、第7図は本考案の目地材を取りつけた構
造物の一例を示す概略斜視図、第8図は本考案の
目地材を用いた構造物の接合部一例を示す要部断
面図、第9〜11図はそれぞれ本考案の目地材の
変形作用を測定するための測定器具を示す一部断
面概略側面図、第12図は第11図の測定器具に
より測定した結果を示すグラフである。 図面の主要符号、1,9……目地材、2……本
体、4……リツプ部、6……突条、8……膨潤部
材、16,19……ケーソン。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 構造躯体の継目をシールするための目地材で
あつて、ゴム材料から形成された偏平な長尺状
の本体を有し、該本体の少なくとも一方の側縁
に沿つてたがいに重なる一対のリツプ部が形成
されており、該リツプ部のそれぞれの基部の表
面に本体に沿つて延びる突条が設けられると共
に、リツプ部の内面側に膨潤部材が埋め込まれ
てなる目地材。 2 前記本体の両方の側縁に沿つてそれぞれ一対
ずつリツプ部が形成されてなる実用新案登録請
求の範囲第1項記載の目地材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6673284U JPS60181498U (ja) | 1984-05-08 | 1984-05-08 | 目地材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6673284U JPS60181498U (ja) | 1984-05-08 | 1984-05-08 | 目地材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60181498U JPS60181498U (ja) | 1985-12-02 |
JPH03472Y2 true JPH03472Y2 (ja) | 1991-01-09 |
Family
ID=30599902
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6673284U Granted JPS60181498U (ja) | 1984-05-08 | 1984-05-08 | 目地材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60181498U (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0649680Y2 (ja) * | 1989-03-23 | 1994-12-14 | 株式会社日本シールパック | シールドセグメントの継手部 |
JPH0750476Y2 (ja) * | 1989-09-20 | 1995-11-15 | 石川島播磨重工業株式会社 | セグメント締結構造 |
JP5253731B2 (ja) * | 2006-12-21 | 2013-07-31 | 西武ポリマ化成株式会社 | コンクリート構造体接続部の止水構造 |
-
1984
- 1984-05-08 JP JP6673284U patent/JPS60181498U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60181498U (ja) | 1985-12-02 |
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