JP2004057328A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】球払出装置の球通路内の不具合(異物混入や球噛み)を簡単に解消できるようにする。
【解決手段】球払出装置11の本体ケース12に設けられた球通路13の壁面のうちのスプロケット14の位置よりも上方側にメインテナンス用の開口部19を設け、球払出装置11を係合手段等によりパチンコ機側に組み付けたときにパチンコ機側の球通路形成部材41により球通路13の開口部19が塞がれるように構成する。このようにすれば、球払出装置11の球通路13内への異物侵入や球詰まり等の不具合を解消する場合に、球払出装置11をパチンコ機側から取り外すだけで、メインテナンス用の開口部19を開放することができるため、球払出装置11の球通路13内の不具合を解消する作業を簡単に行うことができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ球を払い出す球払出装置を組み付けた遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
遊技機(例えばパチンコ機)の球払出装置は、パチンコ球が流下する球通路と、該球通路内のパチンコ球を払い出すスプロケットと、該スプロケットを駆動するモータ等を本体ケース内に組み込んでユニット化し、これを遊技機側に組み付けるようにしたものが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、球払出装置は、球通路内に異物が侵入して球詰まりが発生したり、或は、パチンコ球がスプロケットの凹部と球通路との隙間に噛み込まれてスプロケットがロックされる“球噛み”が発生すると、パチンコ球を払い出すことができなくなってしまう。
【0004】
しかし、上記従来構成では、球払出装置の球通路内の不具合(異物侵入や球噛み)を解消する際に、球払出装置を遊技機本体から取り外しただけでは、球払出装置の球通路の壁面を開放することができないため、球払出装置を分解して球通路の壁面を開放しなければ、球払出装置の球通路内の球詰まり等の不具合を解消することができない。このため、球払出装置の球通路内の不具合を解消する作業に非常に手間が掛かり、メインテナンス性が悪いという欠点がある。
【0005】
本発明はこのような事情を考慮してなされたものであり、従ってその目的は、球払出装置の球通路内の球詰まり等の不具合を簡単に解消することができ、球払出装置のメインテナンス性を向上させることができる遊技機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1の遊技機は、球払出装置の球通路の壁面の少なくとも一部にメインテナンス用の開口部を設け、球払出装置を遊技機側の取付面に取り付けたときに該遊技機側の取付面によりメインテナンス用の開口部が塞がれるように構成したものである。この構成では、球払出装置の球通路内への異物侵入や球噛み等の不具合を解消する場合に、球払出装置を遊技機側から取り外すだけで、球払出装置の球通路のメインテナンス用の開口部を開放することができるため、わざわざ球払出装置を分解する必要がなく、球払出装置の球通路内の不具合を解消する作業を簡単に行うことができる。
【0007】
ところで、球通路のメインテナンス用の開口部は、遊技機側の取付面で塞がれるため、球払出装置を遊技機側に組み付ける際の組付誤差によってメインテナンス用の開口部における球通路の幅寸法のばらつきが大きくなる可能性がある。このため、球払出部材に対向する部分にメインテナンス用の開口部を設けると、球払出部材と球通路の壁面(この場合は遊技機側の取付面)との間隔のばらつきが大きくなって、球払出部材で送り出すパチンコ球と球通路の壁面(この場合は遊技機側の取付面)とのクリアランスのばらつきが大きくなり、球払出部材周辺のパチンコ球の流れが悪くなって、球噛み等の不具合が発生しやすくなる可能性がある。
【0008】
そこで、請求項2のように、メインテナンス用の開口部を、球通路の壁面のうちの球払出部材の位置よりも上方側に設けるようにすると良い。このようにすれば、球通路の壁面のうち、球払出部材が対向する部分にはメインテナンス用の開口部が形成されないため、球払出部材と球通路の壁面との間隔が球払出装置の組付誤差の影響を受けなくなり、球払出部材と球通路の壁面との間隔のばらつきが小さくなる。これにより、球払出部材で送り出すパチンコ球と球通路の壁面との間に適正なクリアランスを確保することができて、球払出部材周辺のパチンコ球の流れを良くすることができ、球噛み等の不具合を発生しにくくすることができる。
【0009】
更に、請求項3のように、球通路の壁面のうちの球払出部材の位置付近に、該球通路内のパチンコ球を抜き取るための球抜き口と、該球抜き口を開閉する球抜き部材とを設けるようにしても良い。このようにすれば、球抜き部材を開放することで、球通路の壁面のうちの球払出部材の位置付近の球抜き口を開放することができ、球払出装置内のパチンコ球を球抜き口から抜き取ることができる。しかも、球払出装置を遊技機側から取り外した場合には、メインテナンス用の開口部と球抜き口の両方を開放することができ、メインテナンス性を更に向上させることができる。
【0010】
尚、この構成の場合、球通路のうちの球払出部材の位置付近の壁面が球抜き部材で形成され、球払出部材の位置付近の球通路の幅寸法が球抜き部材によって決められるが、球抜き部材は、球払出装置に設けるので、球払出装置を遊技機側の取付面に組み付ける際の組付誤差の影響を受けることなく、球払出部材周辺の球通路の幅寸法のばらつきを小さく抑えることができる。
【0011】
また、請求項4のように、球通路の壁面に、メインテナンス用の補助開口部と、該補助開口部を開閉する開閉部材とを設けるようにしても良い。このようにすれば、球通路内の不具合を解消する際に、球払出装置を遊技機側から取り外さなくても、開閉部材を開放して補助開口部を開放すれば、指や工具等を補助開口部から球通路内に入れて球通路内の球詰まり等の不具合を解消することができる。また、球払出装置を遊技機側から取り外した場合には、メインテナンス用の開口部と補助開口部の両方を開放することができ、メインテナンス性を更に向上させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
《実施形態(1)》
以下、本発明をパチンコ機に適用した実施形態(1)を図1乃至図8に基づいて説明する。まず、図1乃至図3に基づいて球払出装置11の構成を説明する。ここで、図1(a)は組付前の状態を示す球払出装置11のロータ24部分を省略した縦断正面図、図1(b)は組付後の状態を示す球払出装置11のロータ24部分を省略した縦断正面図、図2は組付後の状態を示す球払出装置11のスプロケット14部分を省略した縦断正面図、図3は組付後の状態を示す球払出装置11の縦断側面図である。
【0013】
図1に示すように、パチンコ機(遊技機)の球払出装置11は、本体ケース12の左端部に、2条の球通路13が設けられ、各球通路13の下側部に、それぞれ球通路13内のパチンコ球を払い出すスプロケット14(球払出部材)が配置されている。各スプロケット14の外周には、パチンコ球を受け入れる複数(例えば5個)の凹部15が等間隔(例えば72°間隔)で形成され、各凹部15間に、球通路13内のパチンコ球を受け支える凸部16が形成されている。
【0014】
各球通路13は、それぞれ途中で屈曲して下側部が鉛直方向に対して傾斜するように形成され、スプロケット14に加わるパチンコ球の荷重を軽減するようになっている。また、2条の球通路13に対応して配置された2つのスプロケット14は、回転軸17と一体的に回転するように設けられ、両スプロケット14間で凹部15(凸部16)の位置が互い違いとなっている。これにより、一方のスプロケット14の凸部16が球通路13に対向しているときに、他方のスプロケット14の凹部15が球通路13に対向するようになっている。
【0015】
各スプロケット14の下方には、スプロケット14から払い出されるパチンコ球(賞球や貸球)を検出する球検出センサ18が設けられている。各球検出センサ18は、それぞれ発光素子(発光ダイオード)と受光素子(例えばフォトトランジスタ)とから成る光センサで構成されている。球検出センサ18は、光路がスプロケット14で遮断されない範囲でスプロケット14に接近した位置に設置され、スプロケット14の凹部15からパチンコ球が離れる位置又はその近傍で、そのパチンコ球を検出するように配置されている。尚、球検出センサ18は、例えば近接スイッチ、マイクロスイッチ等、他の検出手段で構成しても良い。
【0016】
また、図1(a)に示すように、球通路13の上側部(つまり、スプロケット14の位置よりも上方側)には、球通路13の左側壁面を開放状態にするメインテナンス用の開口部19が設けられ、図1(b)に示すように、球払出装置11の本体ケース12を後述するようにしてパチンコ機に組み付けたときに、パチンコ機側の球通路形成部材41(取付面)により開口部19が塞がれて球通路13の壁面が完全に形成されるようになっている。
【0017】
更に、球通路13の下側部のスプロケット14と対向する位置には、球通路13内のパチンコ球を抜き取るための球抜き口20(図8参照)と、該球抜き口20を開閉する球抜き部材21とが設けられている。この球抜き部材21は、回動軸22を支点に回動可能に設けられ、球抜き口20を閉鎖して球通路13の壁面を形成する閉鎖位置(図1参照)と、球抜き口20を開放する球抜き位置(図8参照)との間を移動できるようになっている。通常時は、球抜き部材21に設けられた弾性変形可能な係止爪23を本体ケース12の被係合部(図示せず)に弾性係合させることで、球抜き部材21が閉鎖位置に保持されている。
【0018】
また、図2に示すように、スプロケット14の回転軸17には、スプロケット14の回転を制御するための2つのロータ24が一体的に回転可能に設けられている。各ロータ24の外周には、スプロケット14の凹部15と同じ数(例えば5個)の歯部25が等間隔(例えば72°間隔)で形成され、両ロータ24間で歯部25の位置が互い違いとなっている。
【0019】
これらのロータ24の側方には、ロータ24を所定角(例えば36°)回転させるための回転制御レバー26が回動可能に設けられ、この回転制御レバー26の下端部に、ロータ24の歯部25に係合する係合突起27が形成されている。回転制御レバー26の側方には、これを回動駆動するロータリーアクチュエータ28が配置され、このロータリーアクチュエータ28の回動軸29のDカット部が、回転制御レバー26に形成されたD形連結孔26a(図3参照)に嵌合されて、ロータリーアクチュエータ28の回動軸29と回転制御レバー26とが回転伝達可能に連結されている。ロータリーアクチュエータ28の通電方向を切り換えて回動軸29の回動方向を切り換えることで、回転制御レバー26の回動方向が切り換わるようになっている。
【0020】
図3に示すように、2つのスプロケット14の間に、2つのロータ24が並べて設けられている。以下、図3において右側(図1,2では奥側)のスプロケット14とロータ24を、それぞれ第1のスプロケット14、第1のロータ24と称し、図3において左側(図1,2では手前側)のスプロケット14とロータ24を、それぞれ第2のスプロケット14、第2のロータ24と称する。
【0021】
回転制御レバー26は、その両側に設けられた回動規制ストッパ30に回転制御レバー26の側面が当接することで最大回動範囲が規制され、係合突起27が第1のロータ24の歯部25に係合する位置(図3に示す位置)と、係合突起27が第2のロータ24の歯部25に係合する位置との間を往復移動できるようになっている。
【0022】
図6(a)の下段に示すように、回転制御レバー26の係合突起27が第1のロータ24側に移動したときには、図6(a)の上段に示すように、第1のロータ24の歯部25が回転制御レバー26の係合突起27に当接して第1のロータ24の回転が停止されることで、両スプロケット14の回転が停止する。この第1のロータ回転停止位置が、図7(a)に示すように、第1のスプロケット14の凹部15が球通路13に対向する位置(第2のスプロケット14の凸部16が球通路13に対向する位置)となるように設定されている。
【0023】
一方、図6(c)の下段に示すように、回転制御レバー26の係合突起27が第2のロータ24側に移動したときには、図6(c)の上段に示すように、第2のロータ24の歯部25が回転制御レバー26の係合突起27に当接して第2のロータ24の回転が停止されることで、両スプロケット14の回転が停止する。この第2のロータ回転停止位置が、図7(c)に示すように、第2のスプロケット14の凹部15が球通路13に対向する位置(第1のスプロケット14の凸部16が球通路13に対向する位置)となるように設定されている。
【0024】
また、図3に示すように、回転制御レバー26の上端部には、該回転制御レバー26を手動で回動操作するための操作レバー31が設けられ、この操作レバー31が、本体ケース12に形成された貫通孔32から上方に突出している。
【0025】
次に、球払出装置11のパチンコ機への取付構造について説明する。図4に示すように、パチンコ機の遊技盤33の裏面側には、裏部品を組み付ける機構板34が設けられ、この機構板34の裏面側に、球払出装置11が取り付けられる。本実施形態(1)では、機構板34の裏面側に、球払出装置11の開口部19を塞ぐための球通路形成部材41が、機構板34に対してほぼ垂直に延びるように設けられ、球払出装置11は、この球通路形成部材41の方に球通路13の開口部19が向くように組み付けられる。
【0026】
図1乃至図3に示すように、球払出装置11の本体ケース12には、機構板34に当接する面の上縁部と下縁部に、それぞれ係合片部35が設けられている。これに対応して、機構板34の所定箇所には、球払出装置11の係合片部35が係合される被係合部36と、本体ケース12の右縁部を固定する弾性変形可能な係止爪37とが設けられている。
【0027】
また、機構板34には、球払出装置11にパチンコ球を供給する球供給路38と、球払出装置11から払い出されるパチンコ球が流下する球払出流路39と、球払出装置11の球抜き口20から排出されるパチンコ球が流下する球抜き通路40とが設けられている。更に、球供給路38の下方に、球通路形成部材41が設けられ、この球通路形成部材41により球払出装置11の球通路13の上側部の開口部19[図1(a)参照]が閉鎖され、該球通路形成部材41により球通路13の左側壁面が形成される。この球通路形成部材41は、球供給路38の左側壁面と一体成形するようにしても良いが、球供給路38と別体で設けるようにしても良い。球通路形成部材41と球抜き通路40との間には、球抜き部材21との干渉を避けるための隙間が設けられている。
【0028】
図4及び図5に示すように、球払出装置11を機構板34に取り付ける場合は、球通路形成部材41の側方から球払出装置11の係合片部35を機構板34の被係合部36に差し込んで係合させた状態にすると、球通路形成部材41により球払出装置11の開口部19が塞がれて球通路13の壁面が完全に形成された状態となり、この状態で、機構板34の係止爪37が本体ケース12の右縁部に弾性係合して、球払出装置11が係合固定される。
【0029】
以上のように構成した球払出装置11の球払出動作について説明する。
球払出装置11の停止時は、例えば、図6(a)に示すように、回転制御レバー26の係合突起27が第1のロータ24側に移動した状態で停止している。この場合、第1のロータ24の歯部25が回転制御レバー26の係合突起27に当接して第1のロータ24の回転が停止されることで、図7(a)に示すように、両スプロケット14が、第1のロータ回転停止位置で停止している。このとき、第1のスプロケット14の凹部15が球通路13に対向して凹部15に受け入れたパチンコ球を受け支えて落下を阻止し、第2のスプロケット14の凸部16が球通路13に対向してパチンコ球を受け支えて落下を阻止する。
【0030】
そして、パチンコ球を払い出す場合は、図6(b)に示すように、ロータリーアクチュエータ28で回転制御レバー26を回動駆動して、回転制御レバー26の係合突起27を第2のロータ24側に移動させる。これにより、第1のロータ24の歯部25と係合突起27の係合が外れるため、図7(b)に示すように、両スプロケット14がパチンコ球の荷重に押されて回転し、第1のスプロケット14の凹部15内のパチンコ球が落下する。
【0031】
その際、図6(c)に示すように、回転制御レバー26は、係合突起27が第2のロータ24側に移動した状態で停止するため、第2のロータ24の歯部25が回転制御レバー26の係合突起27に当接して第2のロータ24の回転が停止された時点で、図7(c)に示すように、両スプロケット14が、第2のロータ回転停止位置で停止する。このとき、第1のスプロケット14の凸部16が球通路13に対向してパチンコ球を受け支えて落下を阻止し、第2のスプロケット14の凹部15が球通路13に対向して凹部15に受け入れたパチンコ球を受け支えて落下を阻止する。これにより、回転制御レバー26の1回の回動ストロークで1個のパチンコ球が払い出される。
【0032】
この後、ロータリーアクチュエータ28で回転制御レバー26を逆方向に回動駆動して、回転制御レバー26の係合突起27を第1のロータ24側に移動させる。これにより、第2のロータ24の歯部25と係合突起27の係合が外れるため、両スプロケット14がパチンコ球の荷重に押されて回転し、第2のスプロケット14の凹部15内のパチンコ球が落下する。
【0033】
その際、回転制御レバー26は、係合突起27が第1のロータ24側に移動した状態で停止するため、第1のロータ24の歯部25が回転制御レバー26の係合突起27に当接して第1のロータ24の回転が停止された時点で、両スプロケット14が、第1のロータ回転停止位置で停止する。
【0034】
以上の処理を繰り返すことで、スプロケット14の凹部15が球通路13に対向する毎にパチンコ球を凹部15に受け入れ、そのパチンコ球を球通路13の下流部に排出して球払出流路39に流下させる。尚、所定数のパチンコ球を払い出して球払出装置11が第1のロータ回転停止位置で停止した場合は、次回の払出動作が第1のロータ回転停止位置から開始されるが、球払出装置11が第2のロータ回転停止位置で停止した場合は、次回の払出動作が第2のロータ回転停止位置から開始される。
【0035】
一方、球供給路38や球払出装置11(球通路13)内に残ったパチンコ球を球抜きする場合には、図8に示すように、球抜き部材21の係止爪23の弾性係合を解除して球抜き部材21を球抜き位置に移動させて、球抜き口20を開放する。これにより、球供給路38や球払出装置11(球通路13)内に残ったパチンコ球が、スプロケット14の側方を通過して球抜き口20から球抜き通路40に流下し、機外に抜き取られる。
【0036】
また、球払出装置11の球通路13内の不具合(異物侵入や球噛み)を解消する場合には、機構板34の係止爪37の弾性係合を解除して球払出装置11の本体ケース12を機構板34から取り外す。これにより、球払出装置11の球通路13のメインテナンス用の開口部19が開放されるため、わざわざ球払出装置11を分解する必要がなく、球通路13内の不具合を解消する作業を簡単に行うことができ、メインテナンス性を向上させることができる。
【0037】
ところで、球通路13のメインテナンス用の開口部19は、パチンコ機側の球通路形成部材41で塞がれるため、球払出装置11の本体ケース12をパチンコ機側に組み付ける際の組付誤差によってメインテナンス用の開口部19における球通路13の幅寸法のばらつきが大きくなる可能性がある。このため、スプロケット14に対向する部分にメインテナンス用の開口部19を設けると、スプロケット14と球通路13の壁面(この場合は球通路形成部材41)との間隔のばらつきが大きくなって、スプロケット14で送り出すパチンコ球と球通路13の壁面(この場合は球通路形成部材41)とのクリアランスのばらつきが大きくなり、スプロケット14周辺のパチンコ球の流れが悪くなって、球噛み等の不具合が発生しやすくなる可能性がある。
【0038】
その点、本実施形態(1)では、メインテナンス用の開口部19を、球通路13の壁面のうちのスプロケット14の位置よりも上方側に設けるようにしたので、球通路13の壁面のうち、スプロケット14が対向する部分にはメインテナンス用の開口部19が形成されない。このため、スプロケット14と球通路13の壁面との間隔が球払出装置11の組付誤差の影響を受けなくなり、スプロケット14と球通路13の壁面との間隔のばらつきが小さくなる。これにより、スプロケット14で送り出すパチンコ球と球通路13の壁面との間に適正なクリアランスを確保することができて、スプロケット14周辺のパチンコ球の流れを良くすることができ、球噛み等の不具合を発生しにくくすることができる。
【0039】
更に、本実施形態(1)では、球通路13のうちのスプロケット14の対向面に、球抜き口20と球抜き部材21を設けるようにしたので、球抜き部材21を開放して球抜き口20を開放することができ、球供給路38や球払出装置11(球通路13)内に残ったパチンコ球を球抜き口20から抜き取ることができる。しかも、球通路13内の不具合を解消する際に、球払出装置11を機構板34から取り外さなくても、球抜き部材21を開放して球抜き口20を開放することができるので、指や工具を球抜き口20から球通路13内に入れて球通路13内の不具合を解消することができる。また、球払出装置11を機構板34から取り外した場合には、メインテナンス用の開口部19と球抜き口20の両方を開放することができて、球通路13の開口面積を広くすることができ、メインテナンス性を更に向上させることができる。
【0040】
この構成の場合、球通路13のうちのスプロケット14の対向面が、球抜き部材21で形成されるが、球抜き部材21は、球払出装置11の本体ケース12に設けるので、球払出装置11の本体ケース12をパチンコ機側に組み付ける際の組付誤差等の影響を受けることなく、スプロケット14周辺の球通路13の幅寸法のばらつきを小さく抑えることができる。
【0041】
尚、球抜き口20と球抜き部材21の位置や形状は適宜変更しても良い。また、球抜き口20と球抜き部材21を省略した構成としても良く、この場合でも、回転制御レバー26の操作レバー31により回転制御レバー26を手動で往復動作させれば、球払出装置11の球通路13内に残ったパチンコ球をスプロケット14で球払出流路39に流下させて、球抜きすることができる。
【0042】
また、球通路13の壁面に、メインテナンス用の補助開口部と、該補助開口部を開閉する開閉部材とを設けるようにしても良い。このようにしても、球通路13内の不具合を解消する際に、球払出装置11を遊技機側から取り外さなくても、開閉部材を開放して補助開口部を開放することができるので、指や工具を補助開口部から球通路13内に入れて球通路13内の不具合を解消することができる。また、球払出装置11を遊技機側から取り外した場合には、メインテナンス用の開口部19と補助開口部の両方を開放することができて、球通路13の開口面積を広くすることができ、メインテナンス性を更に向上させることができる。
【0043】
《実施形態(2)》
上記実施形態(1)の球払出装置11では、球通路13の上側部(スプロケット14の位置よりも上方側)に、メインテナンス用の開口部19を設けるようにしたが、図9乃至図11に示す本発明の実施形態(2)の球払出装置42では、球通路44の側壁面全体を開放してメインテナンス用の開口部45を設けるようにしている。以下、本実施形態(2)の球払出装置42について具体的に説明する。但し、前記実施形態(1)と実質的に同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
【0044】
図9に示すように、球払出装置42の本体ケース43の左端部には、2条の球通路44が、それぞれ下方に真っ直ぐに延びるように設けられている。図9(a)に示すように、これら各球通路44の左側壁面全体が開放されてメインテナンス用の開口部45が設けられている。図9(b)に示すように、球払出装置42の本体ケース43をパチンコ機に組み付けたときに、パチンコ機側の球通路形成部材46によりメインテナンス用の開口部45が塞がれて球通路44の左側壁面が完全に形成されるようになっている。尚、本実施形態(2)では、球抜き口と球抜き部材が省略されている。
【0045】
また、図11に示すように、本実施形態(2)では、機構板34の一部を球通路形成部材46として使用し、球払出装置42は、この球通路形成部材46(機構板34)の方に球通路44の開口部45が向くように組み付けられる。
【0046】
図10及び図11に示すように、球払出装置42の本体ケース43には、機構板34に当接する面の右縁部と左縁部に、それぞれ係合片部47が設けられている。これに対応して、機構板34の所定箇所には、球払出装置42の係合片部47が係合される被係合部48と、本体ケース43の下縁部を固定する弾性変形可能な係止爪49とが設けられている。
【0047】
球払出装置42を機構板34に取り付ける場合は、球通路形成部材46の下方から球払出装置42の係合片部47を機構板34の被係合部48に差し込んで係合させた状態にすると、球通路形成部材46により球払出装置42の開口部45が塞がれて球通路44の壁面が完全に形成された状態となり、この状態で、機構板34の係止爪49が本体ケース43の下縁部に弾性係合して、球払出装置42が係合固定される。
【0048】
以上説明した本実施形態(2)では、球通路44の側壁面全体にメインテナンス用の開口部45を設けるようにしたので、球払出装置42の球通路44内の不具合を解消する場合に、球払出装置42の本体ケース43を機構板34から取り外すと、球通路44の左側壁面全体を開放状態にすることができ、球通路44内の不具合を解消する作業をより簡単に行うことができる。
【0049】
尚、上記各実施形態(1),(2)では、球払出装置を機構板に取り付ける構成としたが、球払出装置を取り付ける場所は、機構板に限定されず、球払出装置を機構板以外の場所(例えば本体枠)に取り付けるようにしても良い。
【0050】
また、上記各実施形態(1),(2)では、球払出装置を係合手段で遊技機側に取り付けるようにしたので、球払出装置の脱着が容易であるという利点があるが、本発明は、係合手段の代わりに、ねじ止め等で球払出装置を遊技機側に取り付けるようにしても良く、要は、球払出装置の脱着が可能な手段で球払出装置を遊技機側に取り付けるようにすれば良い。
【0051】
また、上記各実施形態(1),(2)では、ロータリーアクチュエータで回転制御レバーを往復動作させてスプロケットの回転を制御する球払出装置に本発明を適用したが、ステッピングモータでスプロケットの回転を制御する球払出装置に本発明を適用しても良い等、球払出装置の構成は適宜変更しても良い。
【0052】
また、スプロケットに代えて、スクリュー等の回転体を球払出部材として用いるようにしても良い。
その他、本発明はパチンコ機に限定されず、パチンコ球を使用してスロットゲームを行う遊技機等、パチンコ球を払い出す球払出装置を備えた種々の遊技機に本発明を適用しても良い。
【0053】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の請求項1の遊技機によれば、球払出装置の球通路の壁面の少なくとも一部にメインテナンス用の開口部を設け、球払出装置を遊技機側の取付面に組み付けたときに該遊技機側の取付面により前記メインテナンス用の開口部が塞がれるように構成したので、球払出装置を遊技機側から取り外すだけで、球払出装置のメインテナンス用の開口部を開放して球通路の壁面を開放状態にすることができて、球払出装置の球通路内の不具合(異物侵入や球噛み)を解消する作業を簡単に行うことができ、メインテナンス性を向上させることができる。
【0054】
また、請求項2では、メインテナンス用の開口部を、球通路のうちの球払出部材の位置よりも上方側に設けるようにしたので、球払出部材と球通路の壁面との間隔のばらつきを小さくすることができて、球払出部材周辺のパチンコ球の流れを良くすることができると共に、球通路内で球詰まりしたパチンコ球を簡単に取り除くことができる。
【0055】
更に、請求項3では、球通路の壁面のうちの球払出部材の位置付近に、球抜き口と球抜き部材とを設けるようにしたので、球抜き機能も持たせることができると共に、球払出装置を遊技機側から取り外した場合の球通路の開口面積を広くすることができ、メインテナンス性を更に向上させることができる。しかも、球抜き部材は、球払出装置側に設けるので、球払出装置の組付誤差等の影響を受けることなく、球払出部材周辺の球通路幅の寸法ばらつきを小さく抑えることができる。
【0056】
また、請求項4では、球通路の壁面に、メインテナンス用の補助開口部と該補助開口部を開閉する開閉部材とを設けるようにしたので、球通路内の不具合を解消する際に、球払出装置を遊技機側から取り外さなくても、メインテナンス用の補助開口部を開放して球通路内の不具合を解消することができると共に、球払出装置を遊技機側から取り外した場合の球通路の開口面積を広くすることができ、メインテナンス性を更に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態(1)における球払出装置のロータ部分を省略した縦断正面図で、(a)は組付前の状態を示す図、(b)は組付後の状態を示す図
【図2】実施形態(1)の組付後の状態を示す球払出装置のスプロケット部分を省略した縦断正面図
【図3】実施形態(1)の組付後の状態を示す球払出装置の縦断側面図
【図4】実施形態(1)の組付後の状態を示す球払出装置の横断面図
【図5】実施形態(1)の球払出装置の取付方法を説明するための斜視図
【図6】(a)〜(c)は実施形態(1)の球払出装置のロータ及び回転制御レバーの球払出時の動作を説明するための図
【図7】(a)〜(c)は実施形態(1)の球払出装置のスプロケットの球払出時の動作を説明するための図
【図8】実施形態(1)の球抜き時の状態を示す球払出装置のロータ部分を省略した縦断正面図
【図9】本発明の実施形態(2)における球払出装置のロータ部分を省略した縦断正面図で、(a)は組付前の状態を示す図、(b)は組付後の状態を示す図
【図10】実施形態(2)の組付後の状態を示す球払出装置の縦断側面図
【図11】実施形態(2)の組付後の状態を示す球払出装置の横断面図
【符号の説明】
11…球払出装置、12…本体ケース、13…球通路、14…スプロケット(球払出部材)、19…開口部、20…球抜き口、21…球抜き部材、24…ロータ、25…歯部、26…回転制御レバー、27…係合突起、28…ロータリーアクチュエータ、33…遊技盤、34…機構板、35…係合片部、36…被係合部、37…係止爪、41…球通路形成部材(取付面)、42…球払出装置、43…本体ケース、44…球通路、45…開口部、46…球通路形成部材、47…係合片部、48…被係合部、49…係止爪。

Claims (4)

  1. パチンコ球が流下する球通路と該球通路内のパチンコ球を払い出す球払出部材とを備えた球払出装置を組み付けた遊技機において、
    前記球払出装置の球通路の壁面の少なくとも一部にメインテナンス用の開口部を設け、前記球払出装置を遊技機側の取付面に組み付けたときに該遊技機側の取付面により前記メインテナンス用の開口部が塞がれるように構成されていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記メインテナンス用の開口部は、前記球通路の壁面のうちの前記球払出部材の位置よりも上方側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記球通路の壁面のうちの前記球払出部材の位置付近に、該球通路内のパチンコ球を抜き取るための球抜き口と、該球抜き口を開閉する球抜き部材とが設けられていることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記球通路の壁面に、メインテナンス用の補助開口部と、該補助開口部を開閉する開閉部材とが設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の遊技機。
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