JP2004057219A - 米研ぎ器 - Google Patents

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Abstract

【課題】構成が簡易で操作が容易な、固定板と水平翼によって効率よく米研ぎができる米研ぎ器を提供する。
【解決手段】容器10の内側に互いに一定間隔を保った複数の固定板15を容器10の半径方向に略水平に固定すると共に、容器10の中心に回転軸20を回動自在に保持し、この回転軸20の表面に互いに一定間隔を保った複数の水平翼24を容器10の半径方向に略水平に固定し、上記回転軸10を回転して水平翼24を固定板15の間隙を通過させることにより容器10内の米を固定板15と水平翼24の表面で研ぐ。
【選択図】     図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、米粒の表面に付着している細かい糠などを落とすための米研ぎ器に関する。
【0002】
【従来の技術】
本件出願人は、米粒の表面に付着している糠など落とすための米研ぎ器をすでに提案している(特開2001−340239)。この米研ぎ器は、翼状の扁平材によって研ぎ部材を構成し、この研ぎ部材を回転軸に放射状に設け容器内で回転させて米粒を研ぐものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記米研ぎ器は、研ぎ部材である翼状の扁平材の上面に米粒と接触する平坦な上平面を形成して、この上平面は接触した米粒を転動させながら米研ぎを行うものである。しかしながら、この上平面を米粒が転動する際の摩擦力が小さいため米研ぎを完全には行うためには時間がかかった。
本発明は、回転する水平翼に加え容器内面に固定板を取りつけた構成によって米粒を効率よく研ぐことができる米研ぎ器を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の要旨とするところは、容器の内側に複数の固定板を一定間隔に保って容器の半径方向に略水平に固定すると共に、上記容器の中心に回転軸を回動自在に保持し、この回転軸の表面に複数の水平翼を一定間隔に保って容器の半径方向に略水平に固定し、上記回転軸を回転して水平翼を上記固定板の間隙を通過させることにより容器内の米を水平翼と固定板の表面で研ぐことを特徴とする。
また、上記容器の上端に開口部を構成し、この開口部の一部にネット部を設けたことを特徴とする。
また、上記固定板を容器の全周に亘って固定すると共に、水平翼を回転軸の全周に亘って固定したことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は米研ぎ器全体の一部切欠き分解斜視図、図2は米研ぎ器の中央縦断面正面図、図3は米研ぎ器の一部省略した平面図、図4は容器の平面図、図5は回転軸の平面図、図6は固定板と水平翼の関係を示す説明図及び図7は固定板の断面形状を示す説明図である。
【0006】
本実施形態の米研ぎ器は、容器10とその中心に設けた回転軸20からなる。容器10は、円筒形の容器本体11と底板12からなり、底板12は2個の係止具31によって容器本体11に着脱自在に取り付けられている。
容器本体11の上端は開口部19を構成しているが、この開口部19には、米粒を通さない程度の粗さの網からなる半円形状のネット部14が設けられ、このネット部14で開口部19の略半分を覆っている。
また、容器本体11の上端には、開口部19の中心を横切って支持板13が掛け渡してある。この支持板13の中央の孔13aには、後述のように回転軸20を保持するのである。
この容器本体11の大きさは、本実施形態では直径14cm程度、高さ10cm程度としたがこれに限定されない。
【0007】
上記容器10の内側には固定板15,15・・が、容器本体11の略半周上に5個設けられていて、容器10の半径方向に水平に張り出されている。
この固定板15,15・・は互いに一定の間隔を保っている。つまりそれぞれの固定板15は、互いに左右方向と上下方向に一定の間隔を有して設けられている。例えば、図6に示すように2個の固定板15の高さの間隔L1は約15mm、幅は図4に示すように、180度を略5等分した約36度の間隔で、螺旋階段状に設けられている。
【0008】
上記の固定板15は、容器本体11の全周に亘って設けることもでき、さらに任意の周長に設けることもできる。また、本実施形態では5個であるが、この個数も任意である。そのため、上記のように固定板15を設ける範囲と個数等の状況によって固定板15,15・・の互いの間隔は異なってくるのであり、状況に応じて適宜決定するのである。
また、固定板15の長さは4〜5cm、幅は1cm程度が好ましく、断面形状は図7に示すように、多少楕円形状となっている。
【0009】
上記容器10の中央には回転軸20を回転自在に取りつける。すなわち、上部の支持板13の孔13aに回転軸20を貫通して、回転軸20の下端22は底板12の凹部12aに回動自在に嵌合させるのである。
図中、符号25は回転軸20を回転させるハンドルである。
【0010】
この回転軸20の周囲には水平翼24の取付部21を固定している。
上記取付部21の表面には、水平翼24,24・・が、取付部21の半周上に6個設けられていて、容器10の半径方向に水平に張り出されている。
この水平翼24,24・・は互いに一定の間隔を保っている。つまりそれぞれの水平翼24は互いに左右方向と上下方向に一定の間隔を有して設けられ、かつ回転時には上記固定板15,15・・の間隙を通過できる位置に設けてある。
図6に示すように2個の水平翼24の高さの間隔L2は約15mmであり、幅は図5に示すように180度を略5等分した約36度の間隔で、取付部21の周面に螺旋階段状に設けられている。
【0011】
上記の水平翼24は、取付部21の全周に設けることもでき、さらに任意の周長に設けることもできる。また、本実施形態では6個であるが、この個数も任意である。そのため、上記のように水平翼24を設ける範囲と個数等の状況によって水平翼24,24・・の互いの間隔は異なってくるのであり、状況に応じて適宜決定するのである。
また、水平翼24の長さは4〜5cm、幅は1cm程度が好ましく、断面形状は固定板15と同様に多少楕円形状となっている。
【0012】
次に上記構成の米研ぎ器の米研ぎの操作について説明する。
容器本体11に底板12を係止具31で固定し、支持板13の孔13aと底板12の凹部12aに回転軸20を回動自在に取り付ける。
その後、容器10内に適量の米を入れて、それと同量の水を入れる。そして、ハンドル25を回して回転軸20と水平翼24を回転させて米研ぎを行う。
【0013】
このとき、水平翼24は上述のような位置に固定されているため、各水平翼24は、それぞれ固定板15、15の間を通って回転する。すなわち最上段の固定板15は、最上段の水平翼24の下部に位置しているため、水平翼24の回転に伴い水平翼24の下面と固定板15の上面とによって米をこすって研ぐ。
また、上から2段目の水平翼24は、その上面と最上段の固定板15の下面との間で米を研ぎ、次いで下面と上から2段目の固定板15の上面との間で米を研いでいく。このように、米は順次、水平翼24の上面と固定板15の下面、水平翼24の下面と固定板15の上面の表面でこすれて研がれていくのである。
【0014】
図6に示すように、固定板15と水平翼24の間隔L3、L4は、6〜7mmに設定している。この間隔L3、L4が狭すぎると、固定板15、15の間に米が詰まりすぎて水平翼24が回転できなったり、米が欠けたりする。また、米は縦の長さが約5mmなので、米の詰まりと米の欠けることを防止するために、上記間隔L3、L4を6〜7mmとしたのである。
【0015】
ハンドル25の回転は、例えば右3回転の後、左2回転を1セットとして、3〜4セット行うと良い。すなわちハンドル25を反転しながら行うと米研ぎが効率よく行えるのである。
その後、容器10をネット部14側に傾け内部の水だけを外に流す。このとき米は、ネット部14に止められて外へ流れでないため、米研ぎ作業が非常に効率よく行える。上記の動作を3〜4回繰り返すと米が研ぎあがる。
【0016】
【発明の効果】
本発明の米研ぎ器は以下の効果を奏する。米研ぎ器の容器に固定板を、そして回転軸には水平翼を形成したことから、この水平翼が固定板の間を通過することによって固定板と水平翼の表面と接する米がこすられて米研ぎが行われる。
したがって、上記構成の米研ぎ器は、構成が簡易かつ操作も簡単でありながら米を能率良く研ぐことができるのでる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の一部切欠き分解斜視図
【図2】本発明の一実施形態の中央縦断面正面図
【図3】本発明の一実施形態の一部省略した平面図
【図4】本発明の一実施形態を示す容器の平面図
【図5】本発明の一実施形態の回転軸の平面図
【図6】固定板と水平翼の関係を示す説明図
【図7】固定板の断面形状を示す説明図
【符号の説明】
10  容器
11  容器本体
12  底板
12a 凹部
13  支持板
13a 孔
14  ネット部
15  固定板
19  開口部
20  回転軸
21  取付部
24  水平翼
25  ハンドル
31  係止具
L1  固定板の高さの間隔
L2  水平翼の高さの間隔
L3,L4 固定板と水平翼の高さの間隔

Claims (3)

  1. 容器の内側に複数の固定板を一定間隔に保って容器の半径方向に略水平に固定すると共に、上記容器の中心に回転軸を回動自在に保持し、この回転軸の表面に複数の水平翼を一定間隔に保って容器の半径方向に略水平に固定し、
    上記回転軸を回転して水平翼を上記固定板の間隙を通過させることにより容器内の米を水平翼と固定板の表面で研ぐことを特徴とする米研ぎ器。
  2. 上記容器の上端に開口部を構成し、この開口部の一部にネット部を設けたことを特徴とする請求項1記載の米研ぎ器。
  3. 上記固定板を容器の全周に亘って固定すると共に、水平翼を回転軸の全周に亘って固定したことを特徴とする請求項1または2記載の米研ぎ器。
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