JP3031454U - 米とぎしる切り - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 ［課題］ 本考案は米を流さず、短時間、少量の水で効
率良く米をとぐ。 ［解決手段］ 本考案は、ステンレス鋼丸棒等で円弧形
のフレームを作り、網を張った物を鍋・釜の上に取りつ
け、鍋・釜を傾けて米のとぎしるを切るため。水切れが
良く、少量の水で米をとぐことができ、また米を流す事
も防げ、非常に経済的である。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】 ［考案の属する技術分野］ 本案件は、米を他の器に移さずに、とぎしるを完全に近い状態まで切るもので ある。

【０００２】 ［従来の技術］ 米を鍋・釜の中でといだ場合、そのとぎしるを切るために、掌を添えて鍋・釜 を傾けて行うか、他の容器に移して行う。

【０００３】 ［考案が解決しようとする課題］ 米のとぎしるを切るために、掌を鍋・釜の縁に添えて感覚だけで切るため、米 を流したり、とぎしるが良く切れず数多く洗う事となり、水の無駄使いとなる。 また、他の容器に移して水を切る場合は、不自然な体勢で水の入った重い容器を 持つため、体に大きな負担になる上、鍋・釜と別の容器を置くために広いスペー スが必要である。従って、容易に脱着できる網を鍋・釜にかぶせ掌を添えて鍋・ 釜を傾けるだけで、とぎしるを切り、前述の欠点を解消しようとするものである 。

【０００４】 ［課題を解決するための手段］ 本考案は、ステンレス鋼丸棒のような針金で、鍋・釜の内側にスッポリ納まる サイズの円弧フレームを作り、その外側にフックを設け鍋・釜の縁に掛け、フレ ームが中へ落ちたり、ずれないようにする。そのフレームの内側に細かい網を張 り固定する。

【０００５】 ［考案の実施の形態］ 鍋・釜で米をとぎ、とぎしるを捨てる際に、とぎしる切りを鍋・釜の縁に掛け 、片方の掌をとぎしる切りに添え、鍋・釜を傾けてとぎしるを切る。とぎしる切 りに付いた米は、上から水を注ぐ際に鍋・釜に流し戻す。

【０００６】 ［実施例−１］］ 以下、添付図面に従って一実施例を説明する。１はステンレス等適宜素材にて 形成されたフレーム、２は１同様の素材によるフック、３は細かい網、４は１と ３を固定するためのステンレス薄板等。 ［考案の効果］ 上述の様に、本考案の米とぎしる切りは、米を流さず短時間かつ少量の水でと ぐ事ができ非常に効率が良い。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の米とぎしる切りを鍋・釜にセットした
状態の斜視図である。。

【図２】本米とぎしる切りを鍋・釜にセットし、米とぎ
しるをきっている状態の切欠断面図である。

【図３】本考案の米とぎしる切りの平面図である。

【図４】本米とぎしる切りＡ−Ａ切欠断面図である。

【図５】Ｂ部分拡大図である。

【符号の説明】

１ 米とぎしる切り本体２ フレーム ３ フック ４ 網 ５ 網とフレーム固定用薄板 ６ 鍋・釜

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ステンレス鋼丸棒等で円弧形のフレーム
   を作り、それに網を張り、鍋・釜の上部に取りつけ、掌
   を網に添えて鍋・釜を傾けるだけで米をこぼさずに米の
   とぎしるを切る事を特徴とする水切り。