JPH0710692Y2 - 米研ぎ器 - Google Patents
米研ぎ器Info
- Publication number
- JPH0710692Y2 JPH0710692Y2 JP1991067020U JP6702091U JPH0710692Y2 JP H0710692 Y2 JPH0710692 Y2 JP H0710692Y2 JP 1991067020 U JP1991067020 U JP 1991067020U JP 6702091 U JP6702091 U JP 6702091U JP H0710692 Y2 JPH0710692 Y2 JP H0710692Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rice
- wire netting
- washing container
- basket
- rice sharpener
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Food-Manufacturing Devices (AREA)
- Adjustment And Processing Of Grains (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、家庭用炊飯器に投入
する米を研ぐ器具に関する。
する米を研ぐ器具に関する。
【0002】
【従来の技術】家庭用の米研ぎ器として、実開昭62−
131817号公報に開示された米研ぎ器が公知であ
る。この公知の米研ぎ器は、金網籠とこれに装填される
攪拌部材から成り、金網籠は上端部周壁を補強する金属
板の外周に洗い鍋の上縁に乗せるための突片を複数ヶ所
備え、攪拌部材は垂直軸棒の上、下端にそれぞれハンド
ルと攪拌羽根を有しかつその間に設けた軸受筒から成
り、軸受筒からは放射方向に複数の桟が設けられその先
端を金網籠上縁に受けるように構成されている。
131817号公報に開示された米研ぎ器が公知であ
る。この公知の米研ぎ器は、金網籠とこれに装填される
攪拌部材から成り、金網籠は上端部周壁を補強する金属
板の外周に洗い鍋の上縁に乗せるための突片を複数ヶ所
備え、攪拌部材は垂直軸棒の上、下端にそれぞれハンド
ルと攪拌羽根を有しかつその間に設けた軸受筒から成
り、軸受筒からは放射方向に複数の桟が設けられその先
端を金網籠上縁に受けるように構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の米研ぎ器は、上述したように米を研ぐための攪拌
部材を金網籠の上に設置し、ハンドルを手で回して攪拌
羽根を回転させ米を研ぐようになっているため、使用の
際にはまず金網籠内に米を入れ、その上から攪拌部材を
金網籠内の米が羽根の邪魔にならないようにかき分けて
挿入しセットしなければならない。このような作業は使
用する人にとっては煩わしく感じられ、結局使用されな
いことがある。
従来の米研ぎ器は、上述したように米を研ぐための攪拌
部材を金網籠の上に設置し、ハンドルを手で回して攪拌
羽根を回転させ米を研ぐようになっているため、使用の
際にはまず金網籠内に米を入れ、その上から攪拌部材を
金網籠内の米が羽根の邪魔にならないようにかき分けて
挿入しセットしなければならない。このような作業は使
用する人にとっては煩わしく感じられ、結局使用されな
いことがある。
【0004】この考案は、かかる従来の米研ぎ器の問題
に留意して、シンプルな構成で手軽に使用できかつ米研
ぎ効率がよく水切り洗い回数の少なくてすむ米研ぎ器を
提供することを課題とする。
に留意して、シンプルな構成で手軽に使用できかつ米研
ぎ効率がよく水切り洗い回数の少なくてすむ米研ぎ器を
提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
この考案は、金網籠と、これを受入れ支持する洗い容器
とから成り、洗い容器は下底に所定径の開口が穿設され
かつ適宜配設された複数の貫通ボルトを有する受板を下
底外側に備え、貫通ボルトを下底に遊嵌状に貫通配設し
て受板を洗い容器に接離自在として成る米研ぎ器とした
のである。
この考案は、金網籠と、これを受入れ支持する洗い容器
とから成り、洗い容器は下底に所定径の開口が穿設され
かつ適宜配設された複数の貫通ボルトを有する受板を下
底外側に備え、貫通ボルトを下底に遊嵌状に貫通配設し
て受板を洗い容器に接離自在として成る米研ぎ器とした
のである。
【0006】かかる解決手段の米研ぎ器に対して攪拌部
材を組合わせてもよい。
材を組合わせてもよい。
【0007】
【作用】この考案の米研ぎ器は上記のように構成したか
ら、使用の際には金網籠内に米を入れこれを洗い容器の
上に乗せて上から水を注入して洗い容器内の水で米研ぎ
する。このとき攪拌部材を使用してもよい。米研ぎによ
って砕け米や砂などは金網から落下し、研ぎ汁は洗い容
器の水へ流れ出すから、極めて効率よく米研ぎができ
る。水切り洗い回数も少なくて済み、従って水の使用量
も少なくなる。
ら、使用の際には金網籠内に米を入れこれを洗い容器の
上に乗せて上から水を注入して洗い容器内の水で米研ぎ
する。このとき攪拌部材を使用してもよい。米研ぎによ
って砕け米や砂などは金網から落下し、研ぎ汁は洗い容
器の水へ流れ出すから、極めて効率よく米研ぎができ
る。水切り洗い回数も少なくて済み、従って水の使用量
も少なくなる。
【0008】米研ぎ後は洗い容器と金網籠は少し持上げ
ると下底の受板が下方へ移動して下底の開口が開放され
るから、この開口から研ぎ汁などが自然と排出され、そ
の後金網籠内の米は炊飯器の内釜へ移される。操作は極
めて簡単であり、手軽に使用できる。
ると下底の受板が下方へ移動して下底の開口が開放され
るから、この開口から研ぎ汁などが自然と排出され、そ
の後金網籠内の米は炊飯器の内釜へ移される。操作は極
めて簡単であり、手軽に使用できる。
【0009】
【実施例】以下この考案の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は実施例の米研ぎ器の全体概略斜視図
である。この米研ぎ器は、金網籠1、これを受ける洗い
容器2、及び攪拌棒3とから成る。金網籠1は、調理用
ボール形に形成されたもので、上部リング縁の下方に半
球形状の金網4が取り付けてある。5は把手である。金
網4は、砕け米や砂などを通し得る網目が約2mm角のメ
ッシュ状のものから成る。
て説明する。図1は実施例の米研ぎ器の全体概略斜視図
である。この米研ぎ器は、金網籠1、これを受ける洗い
容器2、及び攪拌棒3とから成る。金網籠1は、調理用
ボール形に形成されたもので、上部リング縁の下方に半
球形状の金網4が取り付けてある。5は把手である。金
網4は、砕け米や砂などを通し得る網目が約2mm角のメ
ッシュ状のものから成る。
【0010】洗い容器2は、プラスチック又は金属性材
料から成り、やはり半球形状に形成され、下底6がほぼ
平らになっている。上端縁部には把手7が適宜設けら
れ、その一部に水切り8が形成されている。下底6には
適宜形状(この実施例では小円形)の開口9が複数個設
けてある。開口9は大きな円形のもの1つとしてもよい
し、実施例の3つ以上としてもよい。
料から成り、やはり半球形状に形成され、下底6がほぼ
平らになっている。上端縁部には把手7が適宜設けら
れ、その一部に水切り8が形成されている。下底6には
適宜形状(この実施例では小円形)の開口9が複数個設
けてある。開口9は大きな円形のもの1つとしてもよい
し、実施例の3つ以上としてもよい。
【0011】図2に示すように、下底6の下方には貫通
ボルト10を有する受板12が設けられ、貫通ボルト1
0は下底6に適宜間隔で設けた小孔11を貫通してその
頭部により抜止めされ、これによって受板12は下底6
に対して接離自在である。又、金網籠1は、図示のよう
にこれを洗い容器2の上に乗せたときに適当なスペース
13が生じるような径に互いに形成されている。
ボルト10を有する受板12が設けられ、貫通ボルト1
0は下底6に適宜間隔で設けた小孔11を貫通してその
頭部により抜止めされ、これによって受板12は下底6
に対して接離自在である。又、金網籠1は、図示のよう
にこれを洗い容器2の上に乗せたときに適当なスペース
13が生じるような径に互いに形成されている。
【0012】攪拌棒3は、調理用として一般に用いられ
るあわ立器のようなものが使用できるが、針金14は通
常より多くし、10本以上にすると米研ぎの効率が向上
する。
るあわ立器のようなものが使用できるが、針金14は通
常より多くし、10本以上にすると米研ぎの効率が向上
する。
【0013】上記のように構成した実施例の米研ぎ器
は、次のように使用される。まず金網籠1内に所要の米
を入れてこれを洗い容器2の上に乗せる。洗い容器2を
台所や調理場の水道蛇口下に置くと、自重で容器は図2
の実線で示すように受板12に接合する。従って、開口
9、小孔11は完全な水密ではないがほぼ閉じられる。
この状態で上から水を注入し、金網籠1内の米より適宜
高いレベルまで漬す。そして、攪拌棒3を用いて米を研
ぐ。砕け米や砂は米研ぎ作用で金網籠1から抜け落ち、
かつ金網籠1の下方のスペース13は水だけであるから
研ぎ汁などが流れ出る。従って、極めて効率よく米研ぎ
作業ができる。
は、次のように使用される。まず金網籠1内に所要の米
を入れてこれを洗い容器2の上に乗せる。洗い容器2を
台所や調理場の水道蛇口下に置くと、自重で容器は図2
の実線で示すように受板12に接合する。従って、開口
9、小孔11は完全な水密ではないがほぼ閉じられる。
この状態で上から水を注入し、金網籠1内の米より適宜
高いレベルまで漬す。そして、攪拌棒3を用いて米を研
ぐ。砕け米や砂は米研ぎ作用で金網籠1から抜け落ち、
かつ金網籠1の下方のスペース13は水だけであるから
研ぎ汁などが流れ出る。従って、極めて効率よく米研ぎ
作業ができる。
【0014】米研ぎが終わると金網籠1と洗い容器2を
持ち上げると受板12が下に下がり、その内側の研ぎ汁
などの混ざった水は下底6の開口9が開放されるからこ
れらは開口9から流れでる。十分水切りした後金網籠1
内の米を炊飯器等の内釜に移す。従って、洗い容器2内
の水を捨てるために洗い容器2を傾けたりする手間も不
要であり、しかも米研ぎ効率がよいため水切り洗い回数
が少なくて済む。なお、上記実施例では米研ぎ作業時に
攪拌棒3を使用するとしたが、手で洗う場合はなくても
よい。
持ち上げると受板12が下に下がり、その内側の研ぎ汁
などの混ざった水は下底6の開口9が開放されるからこ
れらは開口9から流れでる。十分水切りした後金網籠1
内の米を炊飯器等の内釜に移す。従って、洗い容器2内
の水を捨てるために洗い容器2を傾けたりする手間も不
要であり、しかも米研ぎ効率がよいため水切り洗い回数
が少なくて済む。なお、上記実施例では米研ぎ作業時に
攪拌棒3を使用するとしたが、手で洗う場合はなくても
よい。
【0015】
【効果】以上詳細に説明したように、この考案の米研ぎ
器は金網籠と洗い容器を組合わせ、洗い容器の下底に開
口を設けると共に下底に対して接離自在の受板を設けた
ものとしたから、使用時には受板を下底に接合した状態
で金網籠を上に乗せその中に入れた米を洗い容器に水を
入れて研ぐと極めて効率よく米研ぎが行われ、米研ぎ効
率がよいため水切り洗い回数が少なく、しかも手軽に使
用できるという種々の効果がある。
器は金網籠と洗い容器を組合わせ、洗い容器の下底に開
口を設けると共に下底に対して接離自在の受板を設けた
ものとしたから、使用時には受板を下底に接合した状態
で金網籠を上に乗せその中に入れた米を洗い容器に水を
入れて研ぐと極めて効率よく米研ぎが行われ、米研ぎ効
率がよいため水切り洗い回数が少なく、しかも手軽に使
用できるという種々の効果がある。
【図1】実施例の米研ぎ器の全体概略斜視図
【図2】同上の主要断面図
1 金網籠 2 洗い容器 3 攪拌棒 6 下底 9 開口 10 貫通ボルト 12 受板 13 スペ−ス
Claims (2)
- 【請求項1】 金網籠と、これを受入れ支持する洗い容
器とから成り、洗い容器は下底に所定径の開口が穿設さ
れかつ適宜配設された複数の貫通ボルトを有する受板を
下底外側に備え、貫通ボルトを下底に遊嵌状に貫通配設
して受板を洗い容器に接離自在として成る米研ぎ器。 - 【請求項2】 前記米研ぎ器に対して攪拌部材を組合わ
せたことを特徴とする請求項1に記載の米研ぎ器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991067020U JPH0710692Y2 (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 米研ぎ器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991067020U JPH0710692Y2 (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 米研ぎ器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0518441U JPH0518441U (ja) | 1993-03-09 |
JPH0710692Y2 true JPH0710692Y2 (ja) | 1995-03-15 |
Family
ID=13332804
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991067020U Expired - Lifetime JPH0710692Y2 (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 米研ぎ器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0710692Y2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53154760U (ja) * | 1977-05-11 | 1978-12-05 | ||
JPS59181629U (ja) * | 1983-05-21 | 1984-12-04 | 末永 昇 | 米とぎ器具 |
JPH02134949U (ja) * | 1989-04-17 | 1990-11-08 | ||
JP3062536U (ja) * | 1999-03-29 | 1999-10-08 | 有限会社ウスイ鉄工 | 吸 盤 |
-
1991
- 1991-08-23 JP JP1991067020U patent/JPH0710692Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0518441U (ja) | 1993-03-09 |
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