JP3002809B2 - ゆで麺用水槽 - Google Patents
ゆで麺用水槽Info
- Publication number
- JP3002809B2 JP3002809B2 JP7074535A JP7453595A JP3002809B2 JP 3002809 B2 JP3002809 B2 JP 3002809B2 JP 7074535 A JP7074535 A JP 7074535A JP 7453595 A JP7453595 A JP 7453595A JP 3002809 B2 JP3002809 B2 JP 3002809B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- washing
- water
- boiled
- finishing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47J—KITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
- A47J27/00—Cooking-vessels
- A47J2027/006—Cooking-vessels especially adapted for preparing pasta
Landscapes
- Commercial Cooking Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は厨房に配置され、ゆで麺
を洗浄したり冷却したりする業務用の水槽に関する。
を洗浄したり冷却したりする業務用の水槽に関する。
【0002】
【従来の技術】そば店などの各種飲食店で生麺を茹でる
ためには、水をはったゆで釜に収められたゆで網内に生
麺を収容し、ゆで釜の底面を加熱装置で加熱して対流に
乗せて生麺を回しながら茹で上げるゆで麺機が用いられ
ている。ゆで麺機によって茹で上げられた麺を歯ごたえ
のあるものとするためには、茹で上げ後直ちに冷却しな
ければならないが、ゆで麺にはゆで麺機による茹で上げ
過程においてぬめりが生じているので、麺の味が低下し
ないように、また麺がこのぬめりにより接着してしまわ
ないように麺を洗浄してこのぬめりを除去する必要があ
る。ゆで麺を洗浄するゆで麺用水槽としては、槽内に水
道水を供給するための供給口と、槽内の洗浄水を排出す
るための排出口とを備え、供給口から水道水を供給する
とともに排出口から洗浄水を排出して槽内の洗浄水に流
れを生じさせ、槽内に収容されているゆで麺を洗浄する
形式のものが多く用いられている。
ためには、水をはったゆで釜に収められたゆで網内に生
麺を収容し、ゆで釜の底面を加熱装置で加熱して対流に
乗せて生麺を回しながら茹で上げるゆで麺機が用いられ
ている。ゆで麺機によって茹で上げられた麺を歯ごたえ
のあるものとするためには、茹で上げ後直ちに冷却しな
ければならないが、ゆで麺にはゆで麺機による茹で上げ
過程においてぬめりが生じているので、麺の味が低下し
ないように、また麺がこのぬめりにより接着してしまわ
ないように麺を洗浄してこのぬめりを除去する必要があ
る。ゆで麺を洗浄するゆで麺用水槽としては、槽内に水
道水を供給するための供給口と、槽内の洗浄水を排出す
るための排出口とを備え、供給口から水道水を供給する
とともに排出口から洗浄水を排出して槽内の洗浄水に流
れを生じさせ、槽内に収容されているゆで麺を洗浄する
形式のものが多く用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この形式のゆで麺用水
槽は、流れを生じさせるのに十分な量の水道水を絶えず
供給していなければならないので、大量の水道水を必要
として経済性に問題を有している。供給する水道水の量
を少なくすれば洗浄に必要な流れをつくり出すことがで
きないので、槽内に手を入れてかき回さなくてはなら
ず、洗浄作業が大きな負担となって麺の処理作業効率が
よくない。
槽は、流れを生じさせるのに十分な量の水道水を絶えず
供給していなければならないので、大量の水道水を必要
として経済性に問題を有している。供給する水道水の量
を少なくすれば洗浄に必要な流れをつくり出すことがで
きないので、槽内に手を入れてかき回さなくてはなら
ず、洗浄作業が大きな負担となって麺の処理作業効率が
よくない。
【0004】そこで、本発明は使用する水道水の量が少
なくても洗浄に必要な洗浄水の流れを確保することがで
き、しかも麺の処理作業効率を向上させることのできる
ゆで麺用水槽の提供を目的とする。
なくても洗浄に必要な洗浄水の流れを確保することがで
き、しかも麺の処理作業効率を向上させることのできる
ゆで麺用水槽の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明のゆで麺用水槽は、洗浄槽内に開口する排水
口及び給水口を有し、この排水口から前記洗浄槽内に供
給されている洗浄水を流出させ、流出した洗浄水を前記
給水口から流入させる循環ポンプが設けられたゆで麺洗
浄水槽と、このゆで麺洗浄水槽の前記洗浄槽内に収めら
れた洗浄網と、前記ゆで麺洗浄水槽の側方に一体的に設
けられたゆで麺仕上げ水槽と、このゆで麺仕上げ水槽の
仕上げ槽内に配置されたざる受けと、を備え、前記洗浄
槽内への洗浄水の供給は前記ゆで麺仕上げ水槽の仕上げ
水をオーバーフローさせることにより行われるゆで麺用
水槽であって、前記洗浄網はガイドを有するとともに、
前記ゆで麺洗浄水槽と前記ゆで麺仕上げ水槽との間に揺
動可能に取り付けられ、前記ざる受けは上下動可能に配
置されていて、前記洗浄網を揺動させて反転させること
により、この洗浄網内に収容されているゆで麺が前記ガ
イドに沿って移動し、 前記ざる受けに支えられたざる内
に放出されて収容されるように構成されているものであ
る。ざる受けをバネ手段によって自動的に上昇するよう
に構成することは効果的である。
め、本発明のゆで麺用水槽は、洗浄槽内に開口する排水
口及び給水口を有し、この排水口から前記洗浄槽内に供
給されている洗浄水を流出させ、流出した洗浄水を前記
給水口から流入させる循環ポンプが設けられたゆで麺洗
浄水槽と、このゆで麺洗浄水槽の前記洗浄槽内に収めら
れた洗浄網と、前記ゆで麺洗浄水槽の側方に一体的に設
けられたゆで麺仕上げ水槽と、このゆで麺仕上げ水槽の
仕上げ槽内に配置されたざる受けと、を備え、前記洗浄
槽内への洗浄水の供給は前記ゆで麺仕上げ水槽の仕上げ
水をオーバーフローさせることにより行われるゆで麺用
水槽であって、前記洗浄網はガイドを有するとともに、
前記ゆで麺洗浄水槽と前記ゆで麺仕上げ水槽との間に揺
動可能に取り付けられ、前記ざる受けは上下動可能に配
置されていて、前記洗浄網を揺動させて反転させること
により、この洗浄網内に収容されているゆで麺が前記ガ
イドに沿って移動し、 前記ざる受けに支えられたざる内
に放出されて収容されるように構成されているものであ
る。ざる受けをバネ手段によって自動的に上昇するよう
に構成することは効果的である。
【0006】
【作用】排水口から循環ポンプを通り、給水口から再び
洗浄槽内に供給される洗浄水によって洗浄槽内の洗浄水
にはゆで麺を洗浄するのに十分な流れが生じる。洗浄に
際しては、少量の水を継続的に、又は適時に洗浄槽内に
供給し、ぬめりなどの汚れを排出して洗浄水を清潔な状
態に保つこととなるが、排出手段として洗浄槽内の上方
に開口し、洗浄水をオーバーフローさせる排出口を設け
ることが多い。
洗浄槽内に供給される洗浄水によって洗浄槽内の洗浄水
にはゆで麺を洗浄するのに十分な流れが生じる。洗浄に
際しては、少量の水を継続的に、又は適時に洗浄槽内に
供給し、ぬめりなどの汚れを排出して洗浄水を清潔な状
態に保つこととなるが、排出手段として洗浄槽内の上方
に開口し、洗浄水をオーバーフローさせる排出口を設け
ることが多い。
【0007】 ところで、洗浄槽内の洗浄水はゆで麺の熱
によって暖められ、またよごれてしまうので、洗浄水内
で洗浄・冷却作業を終了させることは好ましくない。そ
こで、洗浄槽内で洗浄されたゆで麺を清潔な水で仕上げ
るゆで麺仕上げ水槽をゆで麺洗浄水槽の脇に一体的に設
けたゆで麺用水槽も用いられているが、本発明では仕上
げ水を洗浄水として利用することにより水道水の使用量
をより一層節約している。仕上げ水の洗浄槽内への供給
は、仕上げ水をオーバーフローさせることにより行われ
ていて、簡単な構造で自動的に洗浄水の供給が行われる
ように構成されている。また、ゆで麺洗浄水槽の洗浄槽
内には洗浄網が収められ、ゆで麺仕上げ水槽の仕上げ槽
内には上下動可能なざる受けが配置されていて、洗浄網
はガイドを有するとともに、ゆで麺洗浄水槽とゆで麺仕
上げ水槽との間に揺動可能に取り付けられ、この洗浄網
を揺動させて反転させることにより、この洗浄網内に収
容されているゆで麺がガイドに沿って移動し、ざる受け
に支えられたざる内に放出されて収容されるように構成
されているので、麺の処理作業効率が向上する。
によって暖められ、またよごれてしまうので、洗浄水内
で洗浄・冷却作業を終了させることは好ましくない。そ
こで、洗浄槽内で洗浄されたゆで麺を清潔な水で仕上げ
るゆで麺仕上げ水槽をゆで麺洗浄水槽の脇に一体的に設
けたゆで麺用水槽も用いられているが、本発明では仕上
げ水を洗浄水として利用することにより水道水の使用量
をより一層節約している。仕上げ水の洗浄槽内への供給
は、仕上げ水をオーバーフローさせることにより行われ
ていて、簡単な構造で自動的に洗浄水の供給が行われる
ように構成されている。また、ゆで麺洗浄水槽の洗浄槽
内には洗浄網が収められ、ゆで麺仕上げ水槽の仕上げ槽
内には上下動可能なざる受けが配置されていて、洗浄網
はガイドを有するとともに、ゆで麺洗浄水槽とゆで麺仕
上げ水槽との間に揺動可能に取り付けられ、この洗浄網
を揺動させて反転させることにより、この洗浄網内に収
容されているゆで麺がガイドに沿って移動し、ざる受け
に支えられたざる内に放出されて収容されるように構成
されているので、麺の処理作業効率が向上する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【0009】 図1は本発明に係るゆで麺用水槽の斜視図
である。
である。
【0010】 ゆで麺用水槽1は全体形状が支持脚3を有
する直方体状に形成され、ゆで麺洗浄水槽5と、冷水タ
ンク7を備えたゆで麺仕上げ水槽9とを左右方向に、す
なわち幅方向に一体的に並べることにより構成されてい
て、ゆで麺機(図示せず)で茹で上げられたゆで麺は、
ゆで麺洗浄水槽5の洗浄槽11内に収められた洗浄網1
3内に収容される。洗浄網13は、ゆで麺洗浄水槽5と
ゆで麺仕上げ水槽9との間に設けられたブラケット15
に揺動可能に取り付けられていて、先端にはゆで麺洗浄
水槽5の上面に当接するストッパ17を備え、手前には
揺動させて反転させるための取っ手19を有している。
洗浄網13内のゆで麺の洗浄が完了してから、取っ手1
9を握って図2の仮想線で示すように洗浄網13を反転
させ、この洗浄網13の後端に設けられたガイド21に
沿って麺をゆで麺仕上げ水槽9の仕上げ槽23内に移動
させる。ゆで麺仕上げ水槽9の仕上げ槽23内には、線
条体によって逆円錐状に形成されたざる受け25が上下
動可能に配置されていて、このざる受け25によって支
えられたざる27(図2参照)内に、洗浄網13から放
出された麺が収容されて仕上げ処理される。冷水タンク
7にはフレキシブルパイプを用いたシャワーノズル29
が取り付けられていて、ざる27内の麺に冷水をふりか
けて仕上げの洗浄及び冷却を行う。なお、図中31はざ
る受け25を上昇させるためのレバー、33は洗浄水槽
用循環ポンプ制御ボタン、35はシャワー制御ボタンで
ある。
する直方体状に形成され、ゆで麺洗浄水槽5と、冷水タ
ンク7を備えたゆで麺仕上げ水槽9とを左右方向に、す
なわち幅方向に一体的に並べることにより構成されてい
て、ゆで麺機(図示せず)で茹で上げられたゆで麺は、
ゆで麺洗浄水槽5の洗浄槽11内に収められた洗浄網1
3内に収容される。洗浄網13は、ゆで麺洗浄水槽5と
ゆで麺仕上げ水槽9との間に設けられたブラケット15
に揺動可能に取り付けられていて、先端にはゆで麺洗浄
水槽5の上面に当接するストッパ17を備え、手前には
揺動させて反転させるための取っ手19を有している。
洗浄網13内のゆで麺の洗浄が完了してから、取っ手1
9を握って図2の仮想線で示すように洗浄網13を反転
させ、この洗浄網13の後端に設けられたガイド21に
沿って麺をゆで麺仕上げ水槽9の仕上げ槽23内に移動
させる。ゆで麺仕上げ水槽9の仕上げ槽23内には、線
条体によって逆円錐状に形成されたざる受け25が上下
動可能に配置されていて、このざる受け25によって支
えられたざる27(図2参照)内に、洗浄網13から放
出された麺が収容されて仕上げ処理される。冷水タンク
7にはフレキシブルパイプを用いたシャワーノズル29
が取り付けられていて、ざる27内の麺に冷水をふりか
けて仕上げの洗浄及び冷却を行う。なお、図中31はざ
る受け25を上昇させるためのレバー、33は洗浄水槽
用循環ポンプ制御ボタン、35はシャワー制御ボタンで
ある。
【0011】 仕上げ槽23内の水位がシャワーノズル2
9からの放水によって上昇すると、仕上げ槽23内の上
端部と洗浄槽11内の上端部とを連結する凹部通路37
から仕上げ水が洗浄槽11内にオーバーフローして流れ
込み、洗浄槽11に洗浄水が供給されることとなる。
9からの放水によって上昇すると、仕上げ槽23内の上
端部と洗浄槽11内の上端部とを連結する凹部通路37
から仕上げ水が洗浄槽11内にオーバーフローして流れ
込み、洗浄槽11に洗浄水が供給されることとなる。
【0012】 仕上げ槽23内にはシャワーノズル29か
ら放出された仕上げ水が溜まっていて、ざる受け25は
ざる27が多少仕上げ水内に沈む状態となるような高さ
に位置している。
ら放出された仕上げ水が溜まっていて、ざる受け25は
ざる27が多少仕上げ水内に沈む状態となるような高さ
に位置している。
【0013】 図2はゆで麺用水槽1の正面図である。
【0014】 洗浄槽11の底面39には排水口41が形
成され、この排水口41部分下側には、筒状の濾過網4
3を収めた濾過部材45が取り外し可能に取り付けられ
ている。濾過部材45には排水管47の一端が接続さ
れ、この排水管47の他端は循環ポンプ49の吸入側に
接続されていて、また、循環ポンプ49の吐出側には給
水管51の一端が接続され、この給水管51の他端は、
底面39に固定されて洗浄槽11内に位置する給水部材
53に接続されている。したがって、タイマで制御して
一定時間循環ポンプ49を作動させると、洗浄槽11内
の洗浄水は排水口41から循環ポンプ49を通過して給
水部材53の給水口55から再び供給され、洗浄水に洗
浄網13内のゆで麺を洗浄するのに十分な流れが生じる
こととなる。なお、図中57は濾過部材45に接続され
た、洗浄槽11内の洗浄水を外部に排出するための排出
管、61は洗浄槽11の側面に螺旋状に埋め込まれた冷
媒パイプ、59は凹部通路37(図1参照)より下側に
設けられ、洗浄槽11内に開口して水位の上昇した洗浄
水を外部に流出させる排出口である。
成され、この排水口41部分下側には、筒状の濾過網4
3を収めた濾過部材45が取り外し可能に取り付けられ
ている。濾過部材45には排水管47の一端が接続さ
れ、この排水管47の他端は循環ポンプ49の吸入側に
接続されていて、また、循環ポンプ49の吐出側には給
水管51の一端が接続され、この給水管51の他端は、
底面39に固定されて洗浄槽11内に位置する給水部材
53に接続されている。したがって、タイマで制御して
一定時間循環ポンプ49を作動させると、洗浄槽11内
の洗浄水は排水口41から循環ポンプ49を通過して給
水部材53の給水口55から再び供給され、洗浄水に洗
浄網13内のゆで麺を洗浄するのに十分な流れが生じる
こととなる。なお、図中57は濾過部材45に接続され
た、洗浄槽11内の洗浄水を外部に排出するための排出
管、61は洗浄槽11の側面に螺旋状に埋め込まれた冷
媒パイプ、59は凹部通路37(図1参照)より下側に
設けられ、洗浄槽11内に開口して水位の上昇した洗浄
水を外部に流出させる排出口である。
【0015】 ざる受け25の支持シャフト63(図1参
照)は、仕上げ槽23の底面65中央に設けられ、オイ
ルシール67(図1参照)が嵌め込まれた環状シール部
材69を上下動可能に貫通し、さらに、仕上げ槽23の
底面65下側に放射状に設けられた支持部材71により
支えられて配置され、弾性リング73(図3参照)が嵌
め込まれた環状支持部材75をも上下動可能に貫通して
いる。支持シャフト63の下側には固定環状体77が設
けられていて、この固定環状体77には複数の引っ張り
コイルバネ79の一端が取り付けられ、引っ張りコイル
バネ79の他端は環状支持部材75に取り付けられてい
る。レバー31を手前に引くと支持シャフト63、した
がってざる受け25はこの引っ張りコイルバネ79に引
っ張られて仮想線で示すように上昇し、ざる受け25に
支えられたざる27内の麺を快適に処理することができ
る。なお、図中81は冷水タンク7の側面に螺旋状に埋
め込まれた冷媒パイプ、83は冷水タンク7内へ給水し
て冷却水をシャワーノズル29から押し出す給水押し出
し管、85は冷媒用コンプレッサである。
照)は、仕上げ槽23の底面65中央に設けられ、オイ
ルシール67(図1参照)が嵌め込まれた環状シール部
材69を上下動可能に貫通し、さらに、仕上げ槽23の
底面65下側に放射状に設けられた支持部材71により
支えられて配置され、弾性リング73(図3参照)が嵌
め込まれた環状支持部材75をも上下動可能に貫通して
いる。支持シャフト63の下側には固定環状体77が設
けられていて、この固定環状体77には複数の引っ張り
コイルバネ79の一端が取り付けられ、引っ張りコイル
バネ79の他端は環状支持部材75に取り付けられてい
る。レバー31を手前に引くと支持シャフト63、した
がってざる受け25はこの引っ張りコイルバネ79に引
っ張られて仮想線で示すように上昇し、ざる受け25に
支えられたざる27内の麺を快適に処理することができ
る。なお、図中81は冷水タンク7の側面に螺旋状に埋
め込まれた冷媒パイプ、83は冷水タンク7内へ給水し
て冷却水をシャワーノズル29から押し出す給水押し出
し管、85は冷媒用コンプレッサである。
【0016】 図3はざる受け25の上昇構造を示す斜視
図である。
図である。
【0017】 L字型に形成されたレバー31の水平部8
7先端には連結部材89の一端が回転可能に取り付けら
れ、この連結部材89の他端はL字型の移動用部材91
の水平部93先端(手前側)に回転可能に取り付けられ
ている。移動用部材91の水平部93と垂直部95との
交差部分には、支持体97に回転可能に支えられた回転
軸99が貫通して固定されていて、レバー31の垂直部
101上端を握って手前に引っ張ると、水平部87と垂
直部101との交差部分に設けられた軸102を中心と
してレバー31は多少回転し(矢印A参照)、移動用部
材91が回転軸99の回転とともに揺動して垂直部95
下端が手前側に移動する(矢印B参照)。垂直部95下
端は基台103の上端面にスライド可能に配置されたス
トッパ片105に当接していて、ストッパ片105は基
台103の上端面に固定された固定片107との間に配
置された圧縮コイルバネ109によって矢印C方向に押
されている。ストッパ片105からはストッパプレート
111が延びていて、ストッパプレート111の先端は
支持シャフト63の下端に形成されたストッパ部113
の溝115に嵌まり込んで引っ張りコイルバネ79のバ
ネ力に抗して支持シャフト63を停止させている。した
がって、レバー31の操作によって垂直部95が圧縮コ
イルバネ109のバネ力に抗してストッパ片105を矢
印B方向に移動させると、ストッパプレート111がス
トッパ部113の溝115から抜け出て支持シャフト6
3は上昇する。レバー31から手を離すと、圧縮コイル
バネ109に押されてストッパ片105は元の位置に押
し戻される。ここで、ざる受け25(図2参照)を下側
に押すと、溝115の下側に形成されているストッパ部
113のテーパ面117がストッパプレート111を押
しのけて下降し、その結果、再びストッパプレート11
1が溝115に嵌り込むこととなる。なお、図中119
は固定環状体77を支持シャフト63に同心状に固定す
るための放射状の支持片である。
7先端には連結部材89の一端が回転可能に取り付けら
れ、この連結部材89の他端はL字型の移動用部材91
の水平部93先端(手前側)に回転可能に取り付けられ
ている。移動用部材91の水平部93と垂直部95との
交差部分には、支持体97に回転可能に支えられた回転
軸99が貫通して固定されていて、レバー31の垂直部
101上端を握って手前に引っ張ると、水平部87と垂
直部101との交差部分に設けられた軸102を中心と
してレバー31は多少回転し(矢印A参照)、移動用部
材91が回転軸99の回転とともに揺動して垂直部95
下端が手前側に移動する(矢印B参照)。垂直部95下
端は基台103の上端面にスライド可能に配置されたス
トッパ片105に当接していて、ストッパ片105は基
台103の上端面に固定された固定片107との間に配
置された圧縮コイルバネ109によって矢印C方向に押
されている。ストッパ片105からはストッパプレート
111が延びていて、ストッパプレート111の先端は
支持シャフト63の下端に形成されたストッパ部113
の溝115に嵌まり込んで引っ張りコイルバネ79のバ
ネ力に抗して支持シャフト63を停止させている。した
がって、レバー31の操作によって垂直部95が圧縮コ
イルバネ109のバネ力に抗してストッパ片105を矢
印B方向に移動させると、ストッパプレート111がス
トッパ部113の溝115から抜け出て支持シャフト6
3は上昇する。レバー31から手を離すと、圧縮コイル
バネ109に押されてストッパ片105は元の位置に押
し戻される。ここで、ざる受け25(図2参照)を下側
に押すと、溝115の下側に形成されているストッパ部
113のテーパ面117がストッパプレート111を押
しのけて下降し、その結果、再びストッパプレート11
1が溝115に嵌り込むこととなる。なお、図中119
は固定環状体77を支持シャフト63に同心状に固定す
るための放射状の支持片である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のゆで麺用
水槽を用いれば、水道水を無駄に消費することなく簡単
にゆで麺を洗浄することができるので、麺の処理コスト
を大幅に削減することが可能となり、かつ処理作業効率
を向上させることも可能となる。
水槽を用いれば、水道水を無駄に消費することなく簡単
にゆで麺を洗浄することができるので、麺の処理コスト
を大幅に削減することが可能となり、かつ処理作業効率
を向上させることも可能となる。
【図1】本発明に係るゆで麺用水槽の斜視図である。
【図2】ゆで麺用水槽の正面図である。
【図3】ざる受けの上昇構造をしめす斜視図である。
1 ゆで麺用水槽 5 ゆで麺洗浄水槽 9 ゆで麺仕上げ水槽 11 洗浄槽 23 仕上げ槽 25 ざる受け 27 ざる 41 排水口 49 循環ポンプ 55 給水口 79 引っ張りコイルバネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 27/14 A23L 1/16
Claims (1)
- 【請求項1】 洗浄槽内に開口する排水口及び給水口を
有し、この排水口から前記洗浄槽内に供給されている洗
浄水を流出させ、流出した洗浄水を前記給水口から流入
させる循環ポンプが設けられたゆで麺洗浄水槽と、この
ゆで麺洗浄水槽の前記洗浄槽内に収められた洗浄網と、
前記ゆで麺洗浄水槽の側方に一体的に設けられたゆで麺
仕上げ水槽と、このゆで麺仕上げ水槽の仕上げ槽内に配
置されたざる受けと、を備え、前記洗浄槽内への洗浄水
の供給は前記ゆで麺仕上げ水槽の仕上げ水をオーバーフ
ローさせることにより行われるゆで麺用水槽であって、 前記洗浄網はガイドを有するとともに、前記ゆで麺洗浄
水槽と前記ゆで麺仕上げ水槽との間に揺動可能に取り付
けられ、前記ざる受けは上下動可能に配置されていて、 前記洗浄網を揺動させて反転させることにより、この洗
浄網内に収容されているゆで麺が前記ガイドに沿って移
動し、前記ざる受けに支えられたざる内に放出されて収
容されるように構成されていることを特徴とするゆで麺
用水槽。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7074535A JP3002809B2 (ja) | 1995-03-06 | 1995-03-06 | ゆで麺用水槽 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7074535A JP3002809B2 (ja) | 1995-03-06 | 1995-03-06 | ゆで麺用水槽 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08238176A JPH08238176A (ja) | 1996-09-17 |
JP3002809B2 true JP3002809B2 (ja) | 2000-01-24 |
Family
ID=13550087
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7074535A Expired - Fee Related JP3002809B2 (ja) | 1995-03-06 | 1995-03-06 | ゆで麺用水槽 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3002809B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009072379A (ja) * | 2007-09-20 | 2009-04-09 | Nippon Senjoki Kk | 冷凍麺調理装置 |
KR101315586B1 (ko) * | 2011-12-22 | 2013-10-08 | 인제대학교 산학협력단 | 가래떡 냉각시스템 |
-
1995
- 1995-03-06 JP JP7074535A patent/JP3002809B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08238176A (ja) | 1996-09-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
RU2692034C1 (ru) | Циркуляционная очистительная система раковинного моечного оборудования | |
JP3920023B2 (ja) | 加熱調理装置自動洗浄方法と加熱調理装置自動洗浄装置 | |
US2157112A (en) | Machine for cleansing and treating | |
WO2008055035A1 (en) | Silverware washing appliance | |
CN107296577A (zh) | 清洗机 | |
JP3002809B2 (ja) | ゆで麺用水槽 | |
JPH10234565A (ja) | 水流による洗米装置付き炊飯器 | |
US1299698A (en) | Dish-washer. | |
CN211633165U (zh) | 带超声波清洗振子独立洗锅室的洗碗机 | |
CN208301616U (zh) | 清洗机 | |
US2842161A (en) | Drain and overflow construction for rotary basket jet type dish washers and the like | |
US2698626A (en) | Dishwasher | |
WO2005104923A1 (en) | Dishwasher with movable water circulating pump | |
JP3659728B2 (ja) | ゆで麺用水槽 | |
US1960816A (en) | Dishwashing machine | |
US1943636A (en) | Dishwashing machine | |
US1937100A (en) | Dishwashing machine | |
JP2004141355A (ja) | 食器洗浄機 | |
JP2005152525A (ja) | 麺茹で装置 | |
CN214017131U (zh) | 一种全自动智能煮茶器 | |
GB2033737A (en) | Dish washing machine | |
JPH02279120A (ja) | 洗米給水法および装置 | |
CN212729725U (zh) | 一种洗碗盖 | |
KR200152965Y1 (ko) | 자동 취사기의 물 공급장치 | |
JPS6336820B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091119 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121119 Year of fee payment: 13 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |