JP3068130U - 洗米器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】米研ぎの一般的な洗い方は，鍋かザル等を使
う。鍋で洗って排水する時、米の流出に気を使う為にゆ
っくり鍋を傾けて排水するので、濃い研ぎ汁は比重の関
係で鍋の底に溜まりやすくきれいに洗うには効率が悪
い。 【解決手段】本考案の洗米器は、金網ザルに止水弁を取
り付けたものと、ボール容器の底に排水口を設け、組合
せて使用するものであり、ザルの上下によって貯水、排
水ができるようにした、構造の簡単なものである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、米、豆類、麺類、野菜などの洗い、水切り、研ぎなどに使用する。

【０００２】

【従来の技術】

通常米研ぎは、なべ、ボール容器、ざる等で撹拌して洗った水を捨てる場合、 容器をゆっくり傾けて、容器の上部より排水する方法が一般的な洗い方である。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の方法では米を洗って排水する場合、容器の上部より排水するため、米の流 出に気を使うので、ゆっくり容器を傾けて排水している。そのために米の研ぎ汁 が比重の関係で、容器の底に溜まりやすく、きれいに洗うには効率が悪く時間と 水が不経済である。

【０００４】

【問題を解決しようとする手段】

本考案は、上記課題の効率の悪さを改善するために、水は上部より注入し、下方 に排水するのが最良と考え、止水弁のついたザルとボール容器の底に、排水口を 設けたボール容器を組合せて使用することにした。

【０００５】

【作用】

本考案は止水弁のついたザルを、ボール容器内に置けば組合せ完了。この状態で ザルの止水弁は、ボール容器の排水口に密着し、注水すれば貯水できる。排水の 場合はザルを持ち上げれば止水弁もあがり、ボール容器の底から真下に排水され 、又ザルを上下することによって、排水を早くも遅くもできる。

【０００６】

【実施例】

本考案の洗米器は、上記のように構成されていて実施する場合は、現在一般に行 われている米を洗う方法と何ら変わりない。ただ相違する点は、ザルを持ち上げ て排水し、ザルを置いて貯水して洗い、米の場合はこの工程を数回繰り返せば洗 いは完了する。

【０００７】

【効果】

イ．本考案は上から注水して、容器の底から排水するので効率がよい。 ロ．金網ザルを使用しているので，土，砂などが口に入って不快なものが分離 できる。 ハ．洗う作業が早くできるので，水の節約になる。 ニ．米洗い，野菜，豆類、麺類等のゆで上げ、研ぎ、水切りができる。

【０００８】

【図面の簡単な説明】

【図１】正面図

【図２】組み合わせ断面図

【符号の説明】 金網ザル 止水弁 ボール容器 半月形のプラスチック容器 排水口 ピン 割ピン 三点脚 ３ヶ所に付いている脚

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【手続補正書】

【提出日】平成１１年６月２９日（１９９９．６．２
９）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項２】・前記金網ざるに取り付ける止水弁は固定
せずピンで一点止めとすることを特徴とする請求項１記
載の洗米器 ─────────────────────────────────────────────────────

【手続補正書】

【提出日】平成１１年１１月８日（１９９９．１１．
８）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】金網ザルに止水弁を取り付けたものと、ボ
   ール容器の底に排水口のあるものを、組合せて使用する
   洗米器。
2. 【請求項２】金網ざるに取り付ける止水弁は固定せず、
   ピンで一点止めとする。