JP3192147U - 水切りプレ−ト付シンク - Google Patents

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正嗣 平澤
正嗣 平澤
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Abstract

【課題】シンクの水槽の中間内周面に設けた掛止段部に水切りプレートを着脱可能に取り付け、食材屑や使用後の食器等の汚れ物などを、一時的に隠せるようにすると共に、漬け置き調理やなどの機能を有したプレートを組み合わせて使い易くした水切りプレート付シンクを提供する。【解決手段】中央上部に弧状凹部3xを設けて内部に水槽を有した立上壁面3の中間内周面に掛止段部を設け、水槽の底面部の排水口を有したシンク体2と、立上壁面の弧状凹部3xと係合する弧状凸部8x、8yを有し分離可能に形成すると共に全体に多数の小孔10,10を設け、中間部両側に夫々切欠部を形成したプレート8a,8bからなる水切りプレートとからなる。プレート8a、8bの切欠部を互いに合致させ、シンク体2の水槽内に収容して掛止段部に着脱可能に掛止してある。【選択図】図1

Description

本考案は、システムキッチンにおける水切りプレート付シンクに関するものである。
従来のシステムキッチンは、ステンレス製のシンクが多く出回っているが、最近はアクリル樹脂系の所謂人工大理石製のものが市場に多く出回りつつある。しかるに、人工大理石で製造されたシンクは、ステンレス製に比べて高級感を有しているが、シンクの底部に設けてある排水口部がシンク内に露出しているため、せっかくの高級感が損なわれるという問題点を有している。この水切りプレートは、単に水切り作用を有するもので、その他の用途は有していなかった。
例えば、食事の準備をする場合に、シンク内において野菜の泥落としを行ったり、水洗いを行ったり、切り開いた魚を水洗いする場合に、手で持って洗うが、多量の野菜や魚などを水洗いする場合には、洗った野菜や魚などをシンクの天板上に一時的に置くと水切れが悪いため、多数の水抜き孔を有した水切り板をシンク内において、その上面に一時的に置いている(特許文献1)。しかし、従来の水切り板は、シンクの底面に置いて使用していた(特許文献2)。また、シンクの上面に移動可能に取り付けて使用するものがあった(特許文献3)。
特開平5−9963号公報 実開平5−55044号公報 特開2004−32147号公報
従来のシンクにあっては、水槽の底面に設けた排水口が目立つ構成を有している。そのため、人工大理石製のスマートなシンクの底面に違和感を有していた。さらに、食材の調理中に生じる食材屑は底面部に収容され、また、食後の食器などの汚れ物を一時的に底面上に収容しておくと、シンクの水槽内が汚れて清掃しない状態になるという問題点を有していた。
本考案は、シンクの水槽の中間内周面に設けた掛止段部に水切りプレートを着脱可能に取り付け、底面部に設けた大径な排水口や、水槽の底部に収容した食材屑や使用後の食器等の汚れ物などを、水切りプレートの下側に一時的に隠せるようにすると共に、漬け置き調理や茹でこぼし調理などの機能を有したプレートを組み合わせて使い易くした水切りプレート付シンクを提供するものである。
本考案は上記課題を解決するために、中央上部に弧状凹部3xを設けて内部に水槽30を有した立上壁面3の中間内周面に掛止段部4を連続して設け、該水槽の底面部6の任意個所に排水口7を有した合成樹脂製のシンク体2と、前記弧状凹部3xと係合する弧状凸部8x、8yを有し外形が対称な同形であって分離可能に形成すると共に全体に多数の小孔10を設け、中間部両側にそれぞれ切欠部9a,9a及び9b、9bを形成した第1及び第2プレート8a,8bと、第3及び第4プレート8c、8dからなる水切りプレート8とからなり、対をなす各プレート8a、8b、又は、8a、8d、又は、8c、8b、又は、8c、8dの各切欠部9a,9bを互いに合致させ、シンク体2の水槽30に収容して掛止段部4に着脱可能に掛止してなることを特徴とする。また、水切りプレート8は、外形が対称な同形であって全体に多数の小孔10を有して中央部に円形開口部を設けた第1のプレート8a及び外形が対称な同形であって全体に多数の小孔10を有して中央部に茹でこぼし用ボウル12を下方に凹ませて形成した第2プレート8bとからなり、第1及び第2プレートの互いに合致する中間部に位置した切欠部9a及び9bの間に第1間隙部14を設けると共に、第1及び第2プレートの外側に設けた切欠部9a及び9bと、該切欠部内に位置する掛止段部4の前面との間に第2間隙部15を設けてなることを特徴とする。また、第1プレート8aの円形開口部11に、流水口29を有した通水蓋28の下方に水切りゴミ袋25を装着した掛止具22を取外可能に係合してなることを特徴とする。さらに、第2プレート8bの中央部に設けた茹でこぼし用ボウル12の入口部12aに、複数の流水孔13aを有した流水蓋片13を着脱可能に装着してなることを特徴とする。さらにまた、第1プレート8aの円形開口部11に着脱可能に取り付ける、流水口29を有した流水蓋28と該流水蓋の下方に取り付ける水切りゴミ袋25を装着する掛止具22および漬け置用ボウル17と、前記茹でこぼし用ボウル12の入口部12aに取り付ける流水孔13aを有した流水蓋片13とからなることを特徴とする。また、水切りプレート8は、外形が対称な同形であって全体に多数の小孔10を有した第3プレート8cと第4プレート8dとからなり、第3及び第4プレートが合致する中間部に位置した切欠部9aと9bの間に第1間隙部14を設けると共に、第3及び第4プレートの外側に設けた切欠部9a及び9bと掛止段部4の前面との間に第2間隙部15を設けてなることを特徴とする。また、水切りプレート8は、外形が対称な同形であって全体に多数の小孔10を有した第1プレート8aと第4プレート8d、または、第3プレート8cと第2プレート8bを組み合わせてなり、互いに合致する中間部に位置した第1、第4プレートの切欠部9aと9bとの間に第1間隙部14を設けると共に、第3及び第2プレート8c、8bの外側に設けた切欠部9a及び9bと掛止段部4の前面との間に第2間隙部15を設けてなることを特徴とする。
本考案は、立上壁面30の中央上部に弧状凹部3xを有した立上壁面3の内周面に設けた掛止段部4に、全体に多数の小孔10を有して外形が対称な同形に形成して対をなす第1プレート8aと第2プレート8bと第3プレート8cと第4プレート8dとからなり、第1プレートには円形開口部11を有し、第2プレートには茹でこぼし用ボウル12を設け、該円形開口部に漬け置用ボウルを取り付けて戻した食材を第2プレートの茹でこぼし用ボウル12内に流し込むことにより簡単に食材と熱湯を分離できる利点を有している。また、円形開口部11や茹でこぼし用ボウル12を使用しない場合は、付属品の流水蓋28や流水蓋片13を取り付けて通常の水切りプレート8として同様に使用することができる。このようにユーザーの希望に応じて対をなすプレートを選択することもできるし、4種類のプレートを付属品とともに購入して用途に応じて使用することもできる。さらに、このシンクの下側の空間部を利用して食材の一時保管の機能を有する利点も有するものである。
図1は本考案に係る水切りプレート付シンクの斜視図である。 図2は水切りプレートを取り外したシンク体の平面図である。 図3は図2のA−A断面図である。 図4は図2のB−B断面図である。 図5はシンク体から取り外した分離可能な対をなす水切りプレートの斜視図である。 図6は図5のC−C端面図である。 図7は第2プレートの中央部に設けた茹でこぼし用ボウルの入口部に取り付ける流水蓋片を示した斜視図である。 図8は茹でこぼし用ボウルの上部開口部に流水蓋片を取り付けた状態の断面図である。 図9は第1プレートの中央部に設けた円形開口部に係合する漬け置き用ボウルを示した斜視図である。 図10は円形開口部に漬け置き用ボウルを係合した断面図である。 図11は円形開口部に着脱可能に取り付ける流水蓋及び掛止具を示した斜視図である。 図12は円形開口部に掛止具及び流水蓋を用いて水切りごみ袋を取り付けた状態の拡大断面図である。 図13は多数の小孔を全面に設けて左右対称の同形に形成した対をなす水切りプレートをシンク体の掛止段部に取り付けた水切りプレート付シンクの平面図である。
図1は本考案に係る水切りプレート付シンクの斜視図、図2は水切りプレートを取り外したシンク体の平面図、図3は図2のA−A断面図、図4は図2のB−B断面図、図5はシンク体から取り外した分離可能な対をなす水切りプレートの斜視図、図6は図5のC−C端面図である。本考案は、合成樹脂材、特に、アクリル樹脂などからなる人工大理石製のシート材を用いて熱成形加工により成形したもので、取外可能であって分離できるように形成した水切りプレート8と上部に天板31を有したシンク体2とからなる水切りプレート付シンク1である。
外形を略方形に形成したシンク体2の内部に形成した水槽30の周面に設けた立上壁面3の深さ方向の中間内周面に連続して掛止段部4を形成し、該掛止段部4を有したシンク体2の立上壁面3の外側に連続して補強凸部5を設け、該シンク体の底面部6の任意位置に排水口7を設けてある。この補強凸部5は、内面に掛止段部4を有した立上壁面3を外側から補強すると共に、シンク体2を移動させる場合に手で保持することができる。該シンク体を構成する立上壁面3の中央上部には弧状凹部3xを設けてある。
水切りプレート8は、外形が対称な同形に形成した第1プレート8aと第2プレート8bを分離可能に形成し、立上壁面3の内周面に設けた掛止段部4に上方から着脱可能に掛止してある。第1プレート8a及び第2プレート8bの中間部両側には、それぞれ切欠部9a、9a及び9b,9bを形成し、第1プレート8a及び第2プレート8bを手で保持して掛止段部4に取り付け、又は、取り外すことができる。
第1、2プレート8a,8bの互いに接する中央部に位置した一方の切欠部9aと、他方の切欠部9bを合致させて手先が挿入できる第1間隙部14を設け、また、第1,2プレートの外側部分に位置した切欠部9a及び9bと、掛止段部4との間にそれぞれ第2間隙部15,15を設けてある。第1及び第2間隙部14,15内に手先を挿入して掛止段部4に掛止した第1及び第2プレート8a及び8bを持ち上げてシンク体2の掛止段部4から容易に着脱できる。
水切りプレート8を構成する第1及び第2プレート8a、8bは、全面に多数の小孔10を一定又は任意間隔ごとにそれぞれ貫通して設けてあり、第1及び第2プレート8a、8bの中央寄りの上部には前記シンク体の立上壁面3の弧状凹部3xと合致する弧状凸部
8x、8yを内面に掛止する段部8x、8yを設けてあるので、例えば、一方のプレート8aを外すと、他方のプレート8bの弧状凸部8yの先端は弧状凹部3xの内面に掛止しているため、他方のプレート8bは掛止段部4上を移動することができない。
シンク体2の立上壁面の中間内周面に設けた掛止段部4に掛止した水切りプレート8と底面部6との間には空間部Hを有しているので、調理の際に生じる野菜くずや魚などの骨や内臓などの食材屑や食後の使用済の食器などの汚れ物を、一時的に該水切りプレート8の下側の底面部6上に収容し、目立たなくしてシンクを清潔に見せることができる。
第1プレート8aは、中央部分に大径な円形開口部11を設けてあり、また、第2プレート8bは、中央部を下方に半球状に凹ませて茹でこぼし用ボウル12を形成してある(図6)。第2プレート8bに設けた茹でこぼし用ボウル12は、熱湯で煮たり茹でた野菜などの食材を、熱湯ごと該ボウル12内に注ぎ込むだけで簡単且つ安全に茹でこぼしすることができる。熱湯は該ボウル12の壁面に設けた多数の小孔10から流出し、他方、該ボウル12内には調理された食材が残る。
第2プレート8bに設けた茹でこぼし用ボウル12の上部には、大径な入口部12aを有してあり、該ボウル12を使用しない場合は目立つ構造のため、該入口部12aに流水蓋片13を取り付けて塞いだ状態(図8)にし、該ボウル12の茹でこぼし用ボウル12を流水蓋片13の下側に隠すことができる。
茹でこぼし用ボウル12とは、あく、ぬめり、臭み、粘り等が出やすい食材を調理する際、いきなり調味液で食材を熱湯で煮ると、即ち、茹でるとエグミが強すぎたり、ぬめりのために味が食材にしみこみにくくなるので、余分なものを除いてスッキリした味に仕上げるために茹でこぼしを行うためのボウルである。アクやぬめり等が出やすい食材としては、こんにゃく、牛蒡、里芋、薩摩芋等がある。また茹でこぼしで色良く煮たい食材としては、薩摩芋、栗等があるが、これらの食材を茹でこぼしに使用すると便利である。尚、この茹でこぼし用ボウル12で麺類を茹でる場合は、網状素材からなるネット等を該ボウル内に敷いて使用すればよい。
流水蓋片13は、例えば、同一円上に複数の流水孔13aを設け、流水蓋片13を入口部12aから取り外す場合に使用する保持具(図示せず)や手先を挿入する取付口13bを中心部に設けてある。このように第2プレート8bは、茹でこぼし用ボウル12として使用できるし、また、該ボウル12の上部に設けた入口部12aを流水蓋片13で塞いで、第2プレート8bの上面を平坦にして通常のプレートとして使用できる。
第1プレート8aの中央部に設けた円形開口部11は、食材の漬け置きに使用する容器を載置させる。即ち、食材の漬け置きに使用する漬け置用ボウル17は半球状の容器であって下部を球形部18に形成し、該球形部の底部には前記円形開口部11より小径な平坦部19を形成してあるため、該平坦部19は円形開口部11内に位置して該球形部18を円形開口部11に係合させたり、又は、該球形部の平坦部19を、例えば、シンク体の天板31上に直接置いて、該ボウル17の安定性を高めて載置することができる。
第1プレート8aの円形開口部11に、漬け置き用ボウル17の球形部18を係合させて食材を漬け置きすることができる。該ボウル17の安定性が悪いと該ボウルに人や物が触れると傾いて湯がこぼれる危険があった。本考案にあっては、円形開口部11に係合する球形部18は安定しているため、安心して長時間漬け置きできる。20は漬け置用ボウル17の両側上部に設けた掛止穴で、手先で保持して容易に持ち運ぶことができる。
図11,12に示すように、第1プレート8aに設けた円形開口部11は目立つ形状であるから、該円形開口部を使用しない場合は、水切りゴミ袋25を具えた流水蓋28を取外可能に装着し、該円形開口部11を目立たないようにして通常の水切りプレートとして使用することができる。
掛止具22の上部外周に設けた係止鍔23は、第1プレート8aの円形開口部11に係合させて取り付けるもので、下部内側に形成した環状段部24の内部に水切りゴミ袋25を収容してある。25は網状素材で形成した水切りゴミ袋で、下部に底部26を有し上部に袋状の開口部27を設けてある。
水切りゴミ袋25は、掛止具22と流水蓋28とで挟持して該流水蓋28の下方に装着するもので、環状をした掛止具22の内側下部に設けた環状段部24の内周面に該ゴミ袋25を収容し、該ゴミ袋25の上部に位置する開口部27を円形に広げ、その内側に流水蓋28の外周下部30を上方から挿入して環状段部24上に掛止して取り付けてある。
水切りゴミ袋25の上側内面に当接した流水蓋の外周下部30と、該ゴミ袋25の下側外面に当接した掛止具22の環状段部24とで挟持したゴミ袋25を流水蓋28の下側に装着した掛止具22を、円形開口部11に上方から取外可能に取り付けてある。29は流水蓋28の中央に設けた流水口で、その下側に位置して該ゴミ袋25を装着してある。
水切りゴミ袋25を下方に具えた流水蓋28は、前記円形開口部11を塞ぐと共に、該流水蓋28上の中央部に設けた流水口22から流入する野菜屑などが底面部6上に散らかるのを防いで該ゴミ袋25内に収容できる。さらに、第1プレート8aに設けた円形開口部11を流水蓋28で覆ってその下側に隠すことができる。
図13は、他の実施形態を示したもので、8c,8dは水切りプレート8を形成する第3,4プレートを示したもので、外形が対称な同形で分離可能に形成すると共に全面に多数の小孔10.10を設けてある。第3,4プレート8c、8dの中間部両側に、それぞれ切欠部9c,9c及び9d、9dを形成し、該水切りプレートの中央部で接する第3,4プレートの切欠部9c、9dとで第1間隙部14を形成してある。また、第3,4プレート8c、8c及び8d、8dの中間部外側と前記掛止段部4の前面との間にそれぞれ第2間隙部15、15を設けてある。第1及び第2間隙部14,15を設けたことにより、第3,4プレートを手先で持って掛止段部4から簡単に着脱させることができる。
シンクの上部に設けた天板31上においたパンコネ用台(図示せず)でパンを捏ねたり、各種食材を調理する場合には、例えば、一方の第3プレート8cを取り外して第4プレート8d上に載置し、調理の際に発生した食材屑などを底面部6に収容しておけるので、例えば、突然の来客などがあった場合には、第3プレート8cを元の位置に戻せば、食材屑を該第3及び第4プレート下側の底面部6上に汚れ物などと共に集めて一時的に収容し、その上部を第3,4プレートで覆って綺麗な状態に保つこともできる(図13)。
水切りプレート付シンク1は、シンク体2と複数のプレート8a、8b、8c、8dの内、対をなす2個のプレートで構成するもので、必要に応じて対をなすプレートを、以下のような組み合わせで使用することができる。
(一)第1プレート8aと第2プレート8bとの組み合わせ(図1)。
(二)第1プレート8aと第4プレート8dとの組み合わせ。
(三)第3プレート8cと第2プレート8bとの組み合わせ。
(四)第3プレート8cと第4プレート8dとの組み合わせ(図13)。
以上のような4通りの組み合わせがある。さらに、第1プレート8aには、漬け置用ボウル17と、水切りゴミ袋25を装着する流水蓋の付属品を有しており、また、第2プレート8bは流水孔13aを有した流水蓋片13の付属品を有している。
前記(一)の水切りプレート8は、円形開口部11を有した第1プレート8aと、茹でこぼし用ボウル12を有した第2プレート8bとからなり、漬け置き調理に便利である。即ち、第1プレートの円形開口部11に漬け置用ボウル17を係合して、湯又は水で食材を漬け置きし、漬け置きが終了したら、該ボウル17内の食材と湯又は水を隣接する第2プレート8bの茹でこぼし用ボウル12内に流し込めば、湯又は水は流出するが食材だけが残るので直ちに次の調理に移ることができる。
第1プレート8aに設けた円形開口部11を使用しない場合は、下方に水切りゴミ袋25を具えた流水蓋28を取り付け、円形開口部を塞いで第1プレート8a上を平坦にすることができる。また、第2プレート8bに設けた茹でこぼし用ボウル12を使用しない場合は、該ボウルの入口部12aを流水蓋片13で塞げば、第2プレート8bの上面も平坦にして通常の水切りプレート8として使用することができる。
前記(二)の水切りプレート8は、円形開口部11を有した第1プレート8aと、全面に多数の小孔10を有した第4プレート8dとからなり、漬け置き調理に便利である。即ち、第1プレート8aの円形開口部11に係合した漬け置ボウル17内に長時間漬け置きして戻した食材を使用して調理するのに便利である。この場合、円形開口部11を使用しない場合は該円形開口部に流水蓋28を被せて該円形開口部を該流水蓋の下側に隠すと共に、該第1プレート上を平坦にし、且つ、第4プレート8d上も平坦であるから通常の水切りプレートとして使用することができる。
前記(三)の水切りプレート8は、全面に多数の小孔を有した第3プレート8cと、茹でこぼし用ボウルを設けた第2プレート8bとからなり、鍋などで調理した食材を湯水から分離させるのに便利である。即ち、漬け置きして元に戻した食材を湯水から分離させるには、該ボウル12内の水や湯を食材ごと茹でこぼし用ボウル12内に注ぎ込めば、湯水が流出して該ボウル12内に食材が残り、次の調理に移れる。
茹でこぼし用ボウル12を使用しない場合は、該ボウル12の入口部12aに流水蓋片13を被せて塞さぐことにより、該ボウル12を該流水蓋片の下側に隠して水切りプレート8の上面を平坦にすることができる。隣接する第3プレートの上面は平坦であるから、この組み合わせの水切りプレートを通常の水切りプレート8として使用することができる。
前記(四)の水切りプレート8は、両方とも多数の小孔を有した第3プレート8cと、第4プレート8dとからなる。第3,4プレートをシンク体の掛止段部4に掛止して、水切りの良好なプレートを有したシンクと使用することができる機能を有している。この場合、たとえば、一方の第3プレートを掛止段部から外し、他方の第4プレート上に裏にして重ねれば、比較的狭い台所内に第3プレートの置き場を不要にできる。第3プレート8cを第4プレート8d上に重ねて調理すれば、食材屑はシンク体2の底面部内に一時的に収容して調理後に清掃してもよい。調理の途中でシンク体内に存在した食材屑を一時的に隠しておく必要がある場合には、第3プレート8cを元に戻して掛止段部4上に掛止させれば、汚れ物を空間部Hを有した底面部6内に隠して水切りプレート付シンク1を綺麗に保つことができる。
図1に示すように、中央部に大径な円形開口部11を有して多数の小孔10を具えた第1プレート8aと、多数の小孔10を有して中央部に茹でこぼし用ボウル12を設けた第2プレート8bを組み合わせて水切りプレートとして使用すれば、該円形開口部11に漬け置き用ボウル17を係合させる機能を有するので、漬け置き調理に便利である。この漬け置き用ボウルを取り外した円形開口部11に下方に水切りゴミ袋25を具えた流水蓋28を装着すれば、該円形開口部を隠して第1プレート8a上を平坦にして通常の水切りプレートとして使用することができる。
第2プレート8bに設けた茹でこぼし用ボウル12は、食材を湯で加熱した後、食材と共に熱湯を該ボウル12内に流し込めば、加熱調理した食材だけを取り出すことができる。茹でこぼし用ボウル12は上部に大径な入口部12aを有しているため、使用しない場合は、この入口部を水切蓋片13で塞ぐことにより、該ボウル12を下側に隠して第4プレート8d上を平坦にし、通常の水切りプレートとして使用することができる。
さらに、第1プレート8aと第4プレート8dとを組み合わせて水切りプレートして使用することもできるし、また、第3プレート8cと第2プレート8bとを組み合わせて水切りプレート8として使用することもできる。第1〜4プレートは、いずれも全体に多数の小孔10を有しているため水切り機能はそれぞれ良好である。
1 水切りプレート付シンク
2 シンク体
3 立上壁面
3x 弧状凹部
4 掛止段部
5 補強凸部
6 底面部
7 排水口
8 水切りプレート
8a 第1プレート
8b 第2プレート
8c 第3プレート
8d 第4プレート
8x 弧状凸部
8y 弧状凸部
9a 切欠部
9b 切欠部
10 小孔
11 円形開口部
12 茹でこぼし用ボウル
12a 入口部
13 流水蓋片
13a 流水孔
13b 取付口
14 第1間隙部
15 第2間隙部
17 漬け置用ボウル
18 球形部
22 掛止具
25 水切りゴミ袋
28 流水蓋
29 流水口
30 水槽

Claims (7)

  1. 中央上部に弧状凹部(3x)を設けて内部に水槽(30)を有した立上壁面(3)の中間内周面に掛止段部(4)を連続して設け、該水槽の底面部(6)の任意個所に排水口(7)を有した合成樹脂製のシンク体(2)と、
    前記弧状凹部(3x)と係合する弧状凸部(8x、8y)を有し外形が対称な同形であって分離可能に形成すると共に全体に多数の小孔(10)を設け、中間部両側にそれぞれ切欠部(9a,9a)及び(9b、9b)を形成した第1及び第2プレート(8a,8b)と、第3及び第4プレート(8c,8d)からなる水切りプレート(8)とからなり、
    対をなす各プレート(8a、8b)、又は、(8a、8d)、又は、(8c、8b)、又は、(8c、8d)の各切欠部(9a,9b)を互いに合致させて、シンク体(2)の水槽(30)内に収容して掛止段部(4)に着脱可能に掛止してなることを特徴とする水切りプレート付シンク。
  2. 水切りプレート(8)は、外形が対称な同形であって全体に多数の小孔(10)を有して中央部に円形開口部(11)を設けた第1プレート(8a)及び外形が対称な同形であって全体に多数の小孔(10)を有して中央部茹でこぼし用ボウル(12)を下方に凹ませて形成した第2プレート(8b)とからなり、第1及び第2プレートの互いに合致する中間部に位置した切欠部(9a)及び(9b)の間に第1間隙部(14)を設けると共に、第1及び第2プレートの外側に設けた切欠部(9a)及び(9b)と、該切欠部内に位置する掛止段部(4)の前面との間に第2間隙部(15)を設けてなることを特徴とする請求項1記載の水切りプレート付シンク。
  3. 第1のプレート(8a)の円形開口部(11)に、流水口(29)を有した通水蓋(28)の下方に水切りゴミ袋(25)を装着した掛止具(22)を取外可能に係合してなることを特徴とする請求項2記載の水切りプレート付シンク。
  4. 第2プレート(8b)の中央部に設けた茹でこぼし用ボウル(12)の入口部(12a)に、複数の流水孔(13a)を有した流水蓋片(13)を着脱可能に装着してなることを特徴とする請求項2記載の水切りプレート付シンク。
  5. 第1プレート(8a)の円形開口部(11)に着脱可能に取り付ける、流水口(29)を有した流水蓋(28)と該流水蓋の下方に取り付ける水切りゴミ袋(25)を装着する掛止具(2)及び漬け置用ボウル(17)と、前記茹でこぼし用ボウル(12)の入口(12a)に取り付ける複数の流水孔(13a)を有した流水蓋片(13)とからなることを特徴とする請求項3又は4記載の水切りプレート付シンク。
  6. 水切りプレート(8)は、外形が対称な同形であって全体に多数の小孔(10)を有した第3プレート(8c)と第4プレート(8d)とからなり、第3及び第4プレートが合致する中間部に位置した切欠部(9a)と(9b)の間に第1間隙部(14)を設けると共に、第3及び第4プレートの外側に設けた切欠部(9a)及び(9b)と掛止段部(4)の前面との間に第2間隙部(15)を設けてなることを特徴とする請求項1記載の水切りプレート付シンク。
  7. 水切りプレート(8)は、外形が対称な同形であって全体に多数の小孔(10)を有した第1プレート(8a)と第4プレート(8d)、または、第3プレート(8c)と第2プレート(8b)を組み合わせてなり、互いに合致する中間部に位置した第1、第4プレートの切欠部(9a)と(9b)との間に第1間隙部(14)を設けると共に、第3及び第2プレート(8c、8b)の外側に設けた切欠部(9a)及び(9b)と掛止段部(4)の前面との間に第2間隙部(15)を設けてなることを特徴とする請求項1記載の水切りプレート付シンク。
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