JP2004055065A - データ処理装置およびデータ処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】誤り訂正不可能なデータをシーケンスエラーコードにより置き換える処理をする際に、再生装置が偽のピクチャスタートコードが発生することを回避することができるようにする。
【解決手段】再生装置が、誤り訂正できなかったデータをシーケンスエラーコードにより置き換える際に、誤り訂正ができなかったデータの直前にスタートコードプレフィックス(0x00 0x00 0x01)があるか否かを判別する。そして、スタートコードプレフィックスあると判別した場合には、誤り訂正ができなかったデータを、1バイトからなるシーケンスエラーコード“0xB4”により置き換え、スタートコードプレフィックスあると判別した場合には、誤り訂正ができなかったデータを、4バイトからなるシーケンスエラーコード“0x00 0x00 0x01 0xB4”により置き換える。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、データ処理装置およびデータ処理方法に関し、特に、誤り訂正ができなかったデータを、エラーコードにより置き換えるデータ処理装置に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、MPEG2により高圧縮されたデータを再生可能な再生装置は広く普及している。この再生装置では、記憶媒体から読み出されたデータに誤り訂正不可能なデータが生じた場合には、この誤り訂正不可能なデータを、シーケンスエラーコード(0x00 0x00 0x01 0xB4)による置き換える処理が行われる。このように、誤り訂正不可能なデータをシーケンスエラーコードにより置き換えることにより、デコード装置では誤り訂正不可能なデータの有無を適切に判別することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、誤り訂正不可能なデータをシーケンスエラーコードにより置き換える処理をする際に、再生装置が偽のピクチャスタートコードを発生させてしまうことがある。この偽のピクチャスタートコードは、例えば、以下に示すようにして発生する。
【0004】
すなわち、図12に示すように、スライススタートコード(0x00 0x00 0x01 0x12)の4バイト目の“0x12”を含むシーケンスブロックSB2に訂正不可能な誤りが生じた場合、このシーケンスブロックSB2がシーケンスエラーコード(0x00 0x00 0x01 0xB4)により置き換えられる。この結果、データ“0x00 0x00 0x01 0x00 0x00 0x01 0xB4”が生じる。
【0005】
図13に示すように、“0x00 0x00 0x01 0x00”は、ピクチャスタートコードと同一であるため、シーケンスエラーコードによる置き換えによって、偽のピクチャスタートコードが発生してしまう。
【0006】
このように、偽のピクチャスタートコードが発生すると、デコード装置では、最初の4バイト“0x00 0x00 0x01 0x00”をピクチャスタートコードとしてデコードし、それにつづく3バイト“0x00 0x01 0xB4”をデータとして扱ってしまう。なお、0xは、16進表記を示す。
【0007】
したがって、この発明の課題は、誤り訂正不可能なデータをシーケンスエラーコードにより置き換える処理をする際に、偽のピクチャスタートコードが発生することを回避することができるデータ処理装置およびデータ処理入方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、本願第1の発明は、誤り訂正が不可能であったデータをエラーコードにより置き換えるデータ処理装置において、
誤り訂正が不可能であったデータの直前に、所定のデータがあるか否かを判別し、
所定のデータがないと判別した場合には、誤り訂正が不可能であったデータを、エラーコードにより置き換え、
所定のデータがあると判別した場合には、誤り訂正が不可能であったデータを、エラーコードとは異なる他のエラーコードにより置き換えることを特徴とするデータ処理装置である。
【0009】
本願第2の発明は、誤り訂正が不可能であったデータをエラーコードにより置き換えるデータ処理方法において、
誤り訂正が不可能であったデータの直前に、所定のデータがあるか否かを判別し、
所定のデータがないと判別した場合には、誤り訂正が不可能であったデータを、エラーコードにより置き換え、
所定のデータがあると判別した場合には、誤り訂正が不可能であったデータを、エラーコードとは異なる他のエラーコードにより置き換えることを特徴とするデータ処理方法である。
【0010】
上述したように、この発明によれば、エラーコードにより置き換える誤り訂正不可能データの直前に所定のデータがあるか否かを判別し、所定のデータがないと判別した場合にはエラーコードにより誤り訂正不可能データを置き換え、所定のデータがあると判別した場合には他のエラーコードにより誤り訂正不可能データを置き換えるため、エラーコードの挿入により偽のコードが発生することを回避することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、この発明の一実施形態による再生装置1の構成の一例を示すブロック図である。この再生装置1は、図1に示すように、記憶媒体読み出し装置3、誤り訂正装置4、シーケンスエラーコード挿入装置5およびデータ転送装置6を備える。
【0012】
また、図1に示すように、再生装置1に対して、デコード装置7が接続されている。この再生装置1は、例えばビデオテーププレーヤである。なお、2は、例えばビデオカセットテープなどの記憶媒体であり、この記憶媒体には、MPEG2により圧縮されたデータが記録されている。
【0013】
記憶媒体読み出し装置3は、装填された記憶媒体2からデータを読み出し、変調を施した後、誤り訂正装置4に供給する。また、記憶媒体読み出し装置3は、無効データを出力している期間において非アクティブとなり、それ以外の期間においてアクティブとなるイネーブル信号Sを誤り訂正装置4に供給する。この読み出し装置3は、例えば、ビデオカセットテープからデータを読み出すための磁気ヘッドと、この磁気ヘッドにより読み出されたデータを変調するための変調回路とを備える。
【0014】
誤り訂正装置4は、記憶媒体読み出し装置3から供給されたイネーブル信号Sがアクティブとなる期間において、記憶媒体読み出し装置3から供給されたデータDTに対して、誤り訂正符号(ECC(Error Correcting Code))などを用いて誤り訂正処理を行い、シーケンスエラーコード挿入装置5に供給する。これにより、記憶媒体読み出し装置3によってデータ所得に失敗した部分が正しいデータに訂正され、シーケンスエラーコード挿入装置5に供給される。また、誤り訂正装置4は、誤り訂正できなかったデータを出力している期間においてアクティブとなり、それ以外の期間において非アクティブとなる検出信号S4aと、無効データを出力している期間において非アクティブとなり、それ以外の期間においてアクティブとなるイネーブル信号S4bとをシーケンスエラーコード挿入装置5に供給する。
【0015】
シーケンスエラーコード挿入装置5は、誤り訂正装置4から誤り訂正できなかったデータが供給された場合には、この誤り訂正できなかったデータの直前にスタートコードプレフィックスがあるか否かを判別する。スタートコードプレフィックスがあると判別した場合には、シーケンスエラーコード(0xB4)により誤り訂正できなかったデータを置き換え、データ転送装置6に供給する。一方、スタートコードプレフィックスがないと判別した場合には、シーケンスエラーコード(0x00 0x00 0x01 0xB4)により誤り訂正できなかったデータを置き換え、データ転送装置6に供給する。また、シーケンスエラーコード挿入装置5は、無効データを出力している期間において非アクティブとなり、それ以外の期間においてアクティブとなるイネーブル信号Sをデータ転送装置6に供給する。なお、この発明の一実施形態において、0xは16進表記を示す。
【0016】
ここで、図2および図3を用いて、シーケンスエラーコード挿入装置5におけるシーケンスエラーコード置き換え処理について具体的に説明する。なお、図2および図3には、誤り訂正装置4においてシーケンスブロック単位でデータの誤り訂正が行われた例が示されている。
【0017】
例えば、図2に示すように、誤り訂正できなかたシーケンスブロックSB2の直前にスタートコードプレフィックス(0x00 0x00 0x01)がある場合には、シーケンスエラーコード挿入装置5は、シーケンスブロックSB2をコード“0xB4”により置き換える。
【0018】
また、例えば、図3に示すように、誤り訂正できなかったシーケンスブロックSB2の直前にスタートコードプレフィックス(0x00 0x00 0x01)がない場合には、シーケンスエラーコード挿入装置5は、シーケンスブロックSB2をコード“0x00 0x00 0x01 0xB4”により置き換える。
【0019】
データ転送装置6は、シーケンスエラーコード挿入装置5から供給されるイネーブル信号Sがアクティブとなる期間において、シーケンスエラーコード挿入装置5から供給されるデータDTをデコード装置7が受け付けられるデータ形式に変換し、デコード装置7に供給する。また、データ転送装置6は、無効データを出力している期間において非アクティブとなり、それ以外の期間においてアクティブとなるイネーブル信号Sをデコード装置7に供給する。
【0020】
デコード装置7は、データ転送装置6から供給されるイネーブル信号Sがアクティブとなる期間において、データ転送装置6から供給されるデータDTをデコードする。このデコード装置7、例えばDTV(Digital TV)である。
【0021】
図4は、この発明の一実施形態によるシーケンスエラーコード挿入装置5の構成の一例を示すブロック図である。このシーケンスエラーコード挿入装置5は、図4に示すように、スタートコードプレフィックス検出部11、訂正不可能期間先頭検出部12、置換方法選択部13、第1のシーケンスエラーコード発生部14、第2のシーケンスエラーコード発生部15およびセレクタ16を備える。
【0022】
スタートコードプレフィックス検出部11は、検出信号S4aが非アクティブとなるとともにイネーブル信号S4bがアクティブとなる期間において、誤り訂正装置4から供給されるデータDTの中からスタートコードプレフィックスを検出する。スタートコードプレフィックスが検出された場合には、スタートコードプレフィックスが検出されたことを知らせるための信号S11を置換方法選択部13に供給する。ここで、スタートコードプレフィックスは、連続する3バイトのデータ“0x00 0x00 0x01”である。
【0023】
訂正不可能期間先頭検出部12は、誤り訂正装置4から供給される検出信号S4aがアクティブになったか否かを検出する。検出信号S4aがアクティブとなった場合には、検出信号S4aがアクティブとなったことを知らせる信号S12を、置換方法選択部13に供給する。このように、誤り訂正装置4から供給される検出信号S4aがアクティブになったか否かを検出することにより、誤り訂正できなかったデータの先頭を検出することができる。
【0024】
置換方法選択部13は、スタートコードプレフィックスが検出されなかったことを示す信号S11がスタートコードプレフィックス検出部11から供給されるとともに、誤り訂正できなかったデータの先頭を示す信号S12が訂正不可能期間先頭部から供給された場合には、第1のシーケンスエラーコード発生部14を制御し、シーケンスエラーコードを発生させる。また、置換方法選択部13は、スタートコードプレフィックスが検出されたことを示す信号S11がスタートコードプレフィックス検出部11から供給されるとともに、訂正不可能期間の先頭を示す信号S12が訂正不可能期間先頭部から供給された場合には、第2のシーケンスエラーコード発生部15を制御し、シーケンスエラーコードを発生させる。
【0025】
第1のシーケンスエラーコード発生部14は、置換方法選択部13からの要求に応じて、シーケンスエラーコード(0x00 0x00 0x01 0xB4)を発生し、セレクタ16に供給する。また、第1のシーケンスエラーコード発生部14は、シーケンスエラーコードを出力している期間においてアクティブとなるイネーブル信号S14をセレクタ16に供給する。
【0026】
第2のシーケンスエラーコード発生部15は、置換方法選択部13からの要求に応じて、シーケンスエラーコード(0xB4)を発生し、セレクタ16に供給する。また、第2のシーケンスエラーコード発生部15は、シーケンスエラーコードを出力している期間においてアクティブとなるイネーブル信号S15をセレクタ16に供給する。
【0027】
セレクタ16は、誤り訂正装置4から供給される検出信号S4bがアクティブとなる期間において、合成データDT15+DT16をデータ転送装置6に供給するとともに、合成イネーブル信号S15+S16をデータ転送装置6に供給する。また、誤り訂正装置4から供給される検出信号S4bが非アクティブとなる期間において、データDTをデータ転送装置6に供給するとともに、合成イネーブル信号S4bをデータ転送装置6に供給する。なお、合成イネーブル信号S15+S16および合成データDT15+DT16については、後に説明する。
【0028】
次に、図5〜図11を用いて、シーケンスエラーコード挿入装置5の動作を説明する。なお、これらの図において、“001”は“0x00 0x00 0x01”を示す。
【0029】
図5は、誤り訂正装置4からシーケンスエラーコード挿入装置5に供給される入力信号のタイミングチャートである。検出信号S4aは、誤り訂正装置4において誤り訂正できなかったデータDTが供給されている期間を示す信号であり、具体的には、誤り訂正できなかったデータDTが供給されている期間においてアクティブとなり、それ以外の期間において非アクティブとなる信号である。イネーブル信号S4bは、無効データが供給されている期間において非アクティブとなり、それ以外の期間においてアクティブとなる信号である。
【0030】
図6は、スタートコードプレフィックス検出部11の動作を説明するためのタイミングチャートである。スタートコードプレフィックス検出部11は、検出信号S4aが非アクティブであるとともにイネーブル信号S4bがアクティブである期間において、データDTの中にスタートコードプレフィックス(0x00 0x00 0x01)を検出すると、この検出直後に、置換方法選択部13にパルス波を出力する。なお、スタートコードプレフィックスを検出した直後に、イネーブル信号S4bが非アクティブとなった場合には、次にイネーブル信号S4bがアクティブになった時点で、置換方法選択部13にパルス波を出力する。
【0031】
図7は、訂正不可能期間先頭検出部12の動作を説明するためのタイミングチャートである。訂正不可能期間先頭検出部12は、検出信号S4aがアクティブとなった時点、すなわちイネーブル信号S4bの立ち上がりに応じてパルス波を出力する。
【0032】
図8は、置換方法選択部13の動作を説明するためのタイミングチャートである。置換方法選択部13は、スタートコードプレフィックス検出部11から供給される信号S11と、訂正不可能期間先頭検出部12から供給されるS12とにおいて、同時にパルス波が検出された場合には、第2のシーケンスエラーコード発生部15にパルス波を出力する。また、置換方法選択部13は、訂正不可能期間先頭検出部12から供給される信号S12においてのみ、パルス波が検出された場合には、第1のシーケンスエラーコード発生部14にパルス波を出力する。
【0033】
図9は、第1のシーケンスエラーコード発生部14の動作を説明するためのタイミングチャートである。第1のシーケンスエラーコード発生部14は、置換方法選択部13から供給される信号S13aにおいて、パルス波を検出した場合には、4バイトからなるデータ“0x00 0x00 0x01 0xB4”をセレクタ16に供給する。また、第1のシーケンスエラーコード発生部14は、データ“0x00 0x00 0x01 0xB4”を出力している期間には、セレクタ16に供給するイネーブル信号S14をアクティブにする。
【0034】
図10は、第2のシーケンスエラーコード発生部15の動作を説明するためのタイミングチャートである。第2のシーケンスエラーコード発生部15は、置換方法選択部13から供給される信号S13bにおいて、パルス波を検出した場合には、1バイトからなるシーケンスエラーコード“B4”をセレクタ16に供給する。また、第2のシーケンスエラーコード発生部15は、シーケンスエラーコード“B4”を出力している期間には、セレクタ16に供給するイネーブル信号をアクティブにする。
【0035】
図11は、セレクタ16の動作を説明するためのタイミングチャートである。合成イネーブル信号S14+S15は、第1のシーケンスエラーコード発生部14からのイネーブル信号S14と、第2のシーケンスエラーコード発生部15からのイネーブル信号S15とを合成した信号である。合成データDT14+DT15は、第1のシーケンスエラーコード発生部14からのデータ信号DT14と、第2のシーケンスエラーコード発生部15からのデータ信号DT15とを合成した信号である。
【0036】
セレクタ16は、誤り訂正装置4から供給される検出信号S4bがアクティブとなる期間において、合成データDT15+DT16をデータ転送装置6に供給するとともに、合成イネーブル信号S15+S16をデータ転送装置6に供給する。これにより、スタートコードプレフィックスコード(0x00 0x00 0x01)を直前に有していない、誤りのあるデータが、第1のシーケンスエラーコード発生部14から出力されたシーケンスエラーコード“0x00 0x00 0x01 0xB4”により置き換えられる。また、スタートコードプレフィックスコード(0x00 0x00 0x01)を直前に有する、誤りのあるデータが、第2のシーケンスエラーコード発生部14から出力されたシーケンスエラーコード“0xB4”により置き換えられる。
【0037】
また、誤り訂正装置4から供給される検出信号S4bが非アクティブとなる期間において、データDTをデータ転送装置6に供給するとともに、合成イネーブル信号S4bをデータ転送装置6に供給する。
【0038】
この発明の一実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
誤り訂正できなかったデータをシーケンスエラーコードにより置き換える際に、誤り訂正ができなかったデータの直前にスタートコードプレフィックス(0x00 0x00 0x01)があるか否かを判別する。そして、スタートコードプレフィックスあると判別した場合には、誤り訂正ができなかったデータを、1バイトからなるシーケンスエラーコード“0xB4”により置き換え、スタートコードプレフィックスあると判別した場合には、誤り訂正ができなかったデータを、4バイトからなるシーケンスエラーコード“0x00 0x00 0x010xB4”により置き換える。これにより、再生装置1において誤り訂正できなかったデータをシーケンスエラーコードにより置き換える際に、偽のピクチャスタートコードが発生することが回避することができる。
【0039】
また、誤り訂正ができなかったデータの直前にスタートコードプレフィックス(0x00 0x00 0x01)がある場合には、誤り訂正ができなかったデータを、1バイトのシーケンスエラーコード“0xB4”により置き換えるため、シーケンスエラーコードによる置き換えによるデータの増加を抑えることができる。
【0040】
以上、この発明の一実施形態について具体的に説明したが、この発明は、上述の一実施形態に限定されるものではなく、この発明の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。
【0041】
例えば、上述の一実施形態において挙げた数値はあくまでも例に過ぎず、必要に応じてこれと異なる数値を用いてもよい。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に係る発明によれば、偽のコードが発生することを回避することができる。よって、デコード装置において、エラーコードを適切に検出することができる。
【0043】
請求項2に係る発明によれば、偽のスタートコードの発生を回避することができる。よって、デコード装置において、エラーコードを適切に検出することができる。
【0044】
請求項3に係る発明によれば、偽のピクチャスタートコードの発生を回避することができる。よって、デコード装置において、シーケンスエラーコードを適切に検出することができる。また、シーケンスエラーコードの挿入によるデータの増加を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態による再生装置の構成の一例を示すブロック図である。
【図2】この発明の一実施形態によるシーケンスエラーコード挿入装置の処理を説明するための略線図である。
【図3】この発明の一実施形態によるシーケンスエラーコード挿入装置の処理を説明するための略線図である。
【図4】この発明の一実施形態によるシーケンスエラーコード挿入装置の構成の一例を示すブロック図である。
【図5】シーケンスエラーコードに供給される入力信号のタイミングチャートである。
【図6】スタートコードプレフィックスの動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図7】訂正不可能期間先頭検出部の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図8】置換方法選択部の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図9】第1のシーケンスエラーコード発生部の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図10】第2のシーケンスエラーコード発生部の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図11】セレクタの動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図12】従来の再生装置の動作を説明するための略線図である。
【図13】MPEG2のコードの種別とそのコード値を示す表である。
【符号の説明】
1・・・再生装置、2・・・記憶媒体、3・・・記憶媒体読み出し装置、4・・・誤り訂正装置、5・・・シーケンスエラーコード挿入装置、6・・・データ転送装置、7・・・デコード装置、11・・・スタートコードプレフィックス検出部、12・・・訂正不可能期間先頭検出部、13・・・置換方法選択部、14・・・第1のシーケンスエラーコード発生部、15・・・第2のシーケンスエラーコード発生部、16・・・セレクタ

Claims (6)

  1. 誤り訂正が不可能であったデータをエラーコードにより置き換えるデータ処理装置において、
    誤り訂正が不可能であった上記データの直前に、所定のデータがあるか否かを判別し、
    所定のデータがないと判別した場合には、誤り訂正が不可能であった上記データを、上記エラーコードにより置き換え、
    所定のデータがあると判別した場合には、誤り訂正が不可能であった上記データを、上記エラーコードとは異なる他のエラーコードにより置き換えることを特徴とするデータ処理装置。
  2. 上記所定のデータが、スタートコードプレフィックスであることを特徴とする請求項1記載のデータ処理装置。
  3. 上記スタートコードプレフィックスコードが0x00 0x00 0x01であり、上記エラーコードがシーケンスエラーコード0x00 0x00 0x01 0xB4であり、上記他のエラーコードがシーケンスエラーコード0xB4であることを特徴とする請求項2記載のデータ処理装置。
  4. 誤り訂正が不可能であったデータをエラーコードにより置き換えるデータ処理方法において、
    誤り訂正が不可能であった上記データの直前に、所定のデータがあるか否かを判別し、
    所定のデータがないと判別した場合には、誤り訂正が不可能であった上記データを、上記エラーコードにより置き換え、
    所定のデータがあると判別した場合には、誤り訂正が不可能であった上記データを、上記エラーコードとは異なる他のエラーコードにより置き換えることを特徴とするデータ処理方法。
  5. 上記所定のデータが、スタートコードプレフィックスであることを特徴とする請求項4記載のデータ処理方法。
  6. 上記スタートコードプレフィックスコードが0x00 0x00 0x01であり、上記エラーコードがシーケンスエラーコード0x00 0x00 0x01 0xB4であり、上記他のエラーコードがシーケンスエラーコード0xB4であることを特徴とする請求項5記載のデータ処理方法。
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