JP2004054371A - 媒体発行装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】利用者の操作によって媒体を発行する媒体発行装置であって、前記利用者による媒体の受取操作を検出したにも関わらず前記媒体の残留を検出した場合に、媒体の一部取り忘れを検出する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、媒体発行装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、銀行、郵便局、信用金庫、消費者金融会社等の金融機関の利用者は、出金を行う場合、前記金融機関の支店等に配設されたATM(AutomaticTeller Machine:現金自動預払機)、CD(Cash Dispenser:現金自動支払機)、両替機等の自動取引装置を利用して出金するようになっている。この場合、キャッシュカードの挿入、暗証番号の入力、出金する金額の入力、キャッシュカードの引取、取引明細票の受取等の多数の操作を行うようになっているので、自動取引装置から放出された紙幣等の媒体を受け取る受取操作を忘れてしまう利用者が多い。
【0003】
そのため、前記自動取引装置においては、媒体の取り忘れを検出するために、放出された媒体を収納する収納部の開口である受取口の近傍に残留センサが配設され、該残留センサが収納部に残留している媒体の有無を検出することによって、媒体の受取操作が行われたか否かを判断するようになっている。そして、媒体の受取操作が行われなかったと判断した場合には、媒体を取り忘れた旨を音声ガイダンスによって利用者に報知するようになっている。
【0004】
これにより、利用者は、自動取引装置から放出された媒体を受け取る受取操作を忘れてしまうことがない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の自動取引装置においては、利用者が放出された複数の媒体の一部を取り忘れた場合に、媒体を取り忘れた旨を利用者に対して適切に報知することができない。そのため、利用者が放出された複数の媒体の一部を取り忘れたことに気が付かないことがある。
【0006】
すなわち、前記従来の自動取引装置においては、利用者による媒体の受取操作を検出することなく、収納部に残留している媒体の有無を検出することによって、媒体の受取操作が行われたか否かを判断するようになっている。この場合、放出された媒体が収納部に収納されて受取口が開き、媒体が受取可能な状態となってから所定時間、例えば、30秒〜1分間程度経過した後に残留センサが収納部に残留している媒体の存在を検出すると、媒体の受取操作が行われなかったと判断する。そのため、キャッシュカードの引取、取引明細票の受取等の操作に時間がかかり、その間に紙幣等の媒体を受け取る受取操作を忘れてしまう利用者にとっては、前記従来の自動取引装置における媒体を取り忘れた旨の報知は有効に機能する。
【0007】
しかし、利用者が放出された複数の媒体の一部を取り忘れた場合には、前記従来の自動取引装置における媒体を取り忘れた旨の報知は有効に機能しないことが多い。一般的に、複数の媒体の一部を取り忘れる場合、利用者は放出されたすべての媒体を受け取ったものと自分自身で思い込んでいるので、媒体の受取操作を行った後、速やかに自動取引装置から離れて立ち去ってしまうことが多い。この場合、媒体が受取可能な状態となってから所定時間経過した後に残留センサが収納部に残留している一部の媒体の存在を検出し、自動取引装置が媒体の受取操作が行われなかったと判断して報知した時点において、前記利用者は自動取引装置から離れているので、報知されたことに気が付くことがない。
【0008】
本発明は、前記従来の自動取引装置のような媒体発行装置の問題点を解決して、利用者による媒体の受取操作を検出したにも関わらず媒体の残留を検出した場合、即座に媒体の一部取り忘れを検出するようにして、所定時間経過しなくても、利用者が複数の媒体の一部を取り忘れた時点で媒体の一部取り忘れを検出し、利用者に報知することができ、利用者が複数の媒体の一部を取り忘れたままで媒体発行装置から離れて立ち去ってしまうことがない媒体発行装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
そのために、本発明の媒体発行装置においては、利用者の操作によって媒体を発行する媒体発行装置であって、前記利用者による媒体の受取操作を検出したにも関わらず前記媒体の残留を検出した場合に、媒体の一部取り忘れを検出する。
【0010】
本発明の他の媒体発行装置においては、利用者の操作によって媒体を発行する媒体発行装置であって、前記利用者が媒体を受け取る受取口と、該受取口近傍に配設され、前記媒体を収納する収納部と、該収納部に収納された前記媒体の前記利用者による受取操作を検出する第1の検出部と、前記収納部における前記媒体の存在を検出する第2の検出部とを有し、前記第1の検出部が前記収納部に収納された前記媒体の受取操作を検出し、かつ、前記第2の検出部が前記収納部における前記媒体の存在を検出した場合、該媒体の一部取り忘れを検出する。
【0011】
本発明の更に他の媒体発行装置においては、さらに、前記第1の検出部は、前記受取口近傍に配設された光学センサである。
【0012】
本発明の更に他の媒体発行装置においては、さらに、前記第1の検出部は、前記媒体の量の変化によって前記受取操作を検出する。
【0013】
本発明の更に他の媒体発行装置においては、さらに、前記第1の検出部は、前記収納部に収納された媒体の質量の変化を検出する。
【0014】
本発明の更に他の媒体発行装置においては、さらに、前記第1の検出部は、前記収納部に収納された媒体の厚さの変化を検出する。
【0015】
本発明の更に他の媒体発行装置においては、さらに、前記第2の検出部は、前記受取口と前記第1の検出部との間に配設される。
【0016】
本発明の更に他の媒体発行装置においては、さらに、前記媒体の一部取り忘れが検出されたことを前記利用者に報知する報知部を有する。
【0017】
本発明の更に他の媒体発行装置においては、さらに、前記報知部は、音声を合成する音声合成部、及び、該音声合成部において合成した音声を出力するスピーカを備える。
【0018】
本発明の更に他の媒体発行装置においては、さらに、前記報知部は表示手段を備える。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0020】
図1は本発明の第1の実施の形態における自動取引装置の構成を示すブロック図、図2は本発明の第1の実施の形態における自動取引装置の外観を示す図、図3は本発明の第1の実施の形態における紙幣入出金部の構成を示すブロック図、図4は本発明の第1の実施の形態における紙幣入出金部の入出金口部の側断面図である。
【0021】
図において、10は金融機関の支店等に配設されたATM、CD、両替機等の媒体発行装置としての自動取引装置である。本発明における媒体発行装置は、自動取引装置10に限らず、例えば、鉄道の駅、バスの停留所、遊園地、ゲームセンタ等の遊技場、映画館等の劇場、博物館、駐車場、レストラン等の食堂、ゴルフ場等のスポーツ施設等に配設された自動券売機等であってもよく、紙幣、硬貨、切符、チケット、券、カード、チップ等の媒体を発行する装置であれば、いかなる装置であってもよい。なお、本実施の形態において「発行」とは、前記媒体を装置から放出して利用者が受け取ることができるようにすることであり、印刷したり記録したりする動作を含まなくてもよい。例えば、媒体発行装置が切符の自動券売機である場合、該自動券売機内において媒体に印刷し、該媒体を放出するようになっているが、媒体発行装置がATMである場合、該ATM内において媒体に印刷することなく、該媒体を放出するようになっている。そして、前記媒体発行装置は、いかなる場所に配設されるものであっても、いかなる目的に使用されるものであっても、いかなる種類の媒体を発行するものであってもよいが、本実施の形態においては、説明の都合上、前記媒体発行装置が金融取引を行う自動取引装置10であり、前記媒体が紙幣である場合について説明する。
【0022】
この場合、媒体発行装置としての自動取引装置10は、銀行、郵便局、信用金庫、消費者金融会社等の金融機関の支店、コンビニエンスストア、スーパーマーケット等の商店等に配設されたATM、CD、両替機、キオスク端末等である。そして、前記金融機関の利用者は、自動取引装置10を自分で操作して入金、出金、通帳記帳、残高照会、振込、振替等の金融サービスを利用する。なお、本実施の形態において、前記自動取引装置10の構成は、ATMの一般的な構成であり、該構成をそのまま利用するものである。
【0023】
そして、前記自動取引装置10は制御部11を有し、該制御部11はCPU、MPU等の演算手段、半導体メモリ、磁気ディスク等の記憶手段、通信インターフェイスを備え、前記自動取引装置10の動作を統括的に制御する。
【0024】
また、前記自動取引装置10は、キャッシュカード等のカードを取り扱うカード読取印字部12を有する。前記カードは金融機関が利用者に対して発行した入金、出金、振込、残高照会等の金融取引を行うためのカードであり、前記利用者の氏名、口座番号、暗証番号等の情報を格納する磁気ストライプを備える。なお、前記情報を格納する部材としては、前記磁気ストライプに代えて、カードに埋め込まれたICであってもよい。そして、前記カード読取印字部12には、カードの磁気ストライプやICに格納された情報の読取、上書き、消去等を行うための磁気ヘッド等の記録ヘッドが配設される。
【0025】
さらに、前記自動取引装置10は、預金通帳等の通帳に記帳する通帳読取印字部13を有する。ここで、前記通帳は、金融機関が利用者に対して発行した預金通帳等の冊子状の通帳であり、入金、出金、振込、振替等の金融取引の記録が印刷されるものである。なお、前記通帳の表紙又は裏表紙には、利用者の氏名、口座番号、暗証番号等の情報を格納する磁気ストライプを備える。そして、前記通帳読取印字部13には、通帳の磁気ストライプやICに格納された情報の読取、上書き、消去等を行うための磁気ヘッド等の記録ヘッドが配設される。
【0026】
そして、前記自動取引装置10は、紙幣を取り扱う紙幣入出金部14、及び、硬貨を取り扱う硬貨入出金部15を有する。前記紙幣入出金部14、及び、硬貨入出金部15は、入金等の金融取引において利用者が入金した現金を受け取りカウントするとともに、出金等の金融取引において所定金額の紙幣又は硬貨を放出する。
【0027】
また、前記自動取引装置10は、利用者に注意事項、警告等を報知するための報知部16を有する。該報知部16は、音声を合成する図示されない音声合成部、図2に示されるように該音声合成部において合成した音声を出力するスピーカ16a、及び、前記注意事項、警告等を表示するCRT、液晶ディスプレイ等の表示手段16bを備える。
【0028】
ここで、前記紙幣入出金部14は、図3に示されるように、前記自動取引装置10の制御部11との通信を行うとともに、紙幣入出金部14の制御を行う紙幣入出金部制御部21、紙幣の挿入受取を行う入出金口部22、紙幣が格納されるスタッカ部23、紙幣の識別を行う認識部24、及び、紙幣の持ち込み/持ち出しを行うための紙幣カセット部25を有する。
【0029】
そして、前記入出金口部22は、図4に示されるような構成を備える。図4において、31は媒体としての紙幣36を収納する収納部としての収納ケースであり、35は利用者が前記紙幣36を受け取る受取口であり、34は前記受取口35を開閉するシャッタである。そして、32a及び32bは、収納ケース31における紙幣36の存在を検出する第2の検出部としての残留センサとして機能する光学センサであり、32aが発光素子、32bが受光素子である。ここで、前記残留センサは、収納ケース31における前記紙幣36の残留を検出する。なお、32aが受光素子、32bが発光素子であってもよい。この場合、残留センサは、紙幣36等によって光路32cが遮断されるとオン信号を出力し、光路32cが遮断されないとオフ信号を出力するようになっている。
【0030】
また、33a及び33bは、収納ケース31における紙幣36の利用者による受取操作を検出する第1の検出部としての受取センサとして機能する光学センサであり、33aが発光素子、33bが受光素子である。ここで、前記受取センサは、利用者による前記紙幣36の受取操作を検出する。なお、33aが受光素子、33bが発光素子であってもよい。この場合、受取センサは、紙幣36、利用者の手等によって光路33cが遮断されるとオン信号を出力し、光路33cが遮断されないとオフ信号を出力するようになっている。なお、前記収納ケース31の光路32c及び光路33cに対応する部分は、切り欠き、スリット、孔等が形成され、又は、ガラス等の透明部材で形成され、光路32c及び光路33cを遮断しないようになっている。
【0031】
次に、前記構成の自動取引装置10の動作について説明する。なお、本実施の形態において、利用者が、例えば、5万円の出金取引を行う場合について説明する。
【0032】
図5は本発明の第1の実施の形態における自動取引装置の動作を示すフローチャートである。
【0033】
まず、利用者が自動取引装置10を操作することによって、例えば、5万円の出金取引を行う場合、紙幣入出金部14の入出金口部22における収納ケース31内に複数の紙幣36、例えば、5枚の万券が集積されて収納される。このとき、図4に示されるように、前記紙幣36は、収納ケース31の奥側に位置するので、光路32cを遮断しているが、光路33cを遮断していない。そのため、残留センサはオン信号を出力し、受取センサはオフ信号を出力する。
【0034】
続いて、シャッタ34が開き、受取口35が開放され、利用者による前記紙幣36の受取が可能となる。そして、紙幣入出金部制御部21は、受取センサの出力を監視し続け、受取センサの出力がオン信号になったか否かを判断する。
【0035】
ここで、利用者が手を受取口35から収納ケース31内に挿入し、紙幣36を掴(つか)み、受取口35から抜き取ると、すなわち、紙幣36の受取操作を行うと、紙幣36の先端(図4における右端)が受取センサの光路33cを通過して遮断することによって受取センサの出力がオン信号になる。これにより、紙幣入出金部制御部21は、受取センサの状態を監視するための監視タイマの作動を開始させる。
【0036】
続いて、紙幣36の後端(図4における左端)が光路33cを通過して遮断しなくなることによって受取センサの出力がオフ信号になる。ここで、利用者が5枚の紙幣36を一度にすべて抜き取った場合、すなわち、取り忘れがなく正常に紙幣36の受取操作を行った場合には、紙幣36がすべて抜き取られるので、光路32aを遮断しているものはないので、前記残留センサの出力がオフ信号となる。この場合、紙幣入出金部制御部21は、自動取引装置10の制御部11に紙幣36の受取完了を通知する。
【0037】
ところが、利用者が前記紙幣36の一部を取り忘れた場合、例えば、5枚の紙幣36のうち、3枚しか抜き取らなかった場合には、利用者が掴んだ3枚の紙幣36の後端が受取センサの光路33cを通過して抜き取られた時に前記受取センサの出力がオフ信号となるが、残留センサの光路32cが取り残された2枚の紙幣36によって遮断されているので、残留センサの出力はオフ信号とならない。この場合、紙幣入出金部制御部21は、紙幣36の一部取り忘れを検出し、自動取引装置10の制御部11に一部取り忘れが発生している旨を通知する。すると、前記制御部11は、報知部16の音声合成部に「取り忘れがあります。」等の音声ガイダンスを合成させ、該音声ガイダンスをスピーカ16aから出力させて利用者に報知する。なお、前記音声ガイダンスと同様の内容を表示手段16bに表示させて利用者に報知することもできる。
【0038】
この場合、紙幣入出金部制御部21は、紙幣36の一部取り忘れを即座に検出することができるので、利用者に即座に報知することができる。そのため、利用者が、すべての紙幣36を受け取ったものと自分自身で思い込んで、紙幣36の受取操作を行った後、速やかに自動取引装置10から離れて立ち去ろうとする場合であっても、自動取引装置10から離れる前に報知されるので、前記利用者は、一部取り忘れが発生している旨の報知に気が付くことができる。
【0039】
また、利用者が掴んだ3枚の紙幣36を抜き取る際に、取り残された2枚の紙幣36が引きずられて受取口35にまで連れ出されることがある。この場合、受取センサの出力はオン信号のままであり、オフ信号になることがない。そこで、紙幣入出金部制御部21は、監視タイマによって受取センサの出力がオン信号になってから一定時間、例えば、1秒程度経過すると、紙幣36の一部取り忘れを検出し、自動取引装置10の制御部11に一部取り忘れが発生している旨を通知する。すると、前記制御部11は、スピーカ16aに「取り忘れがあります。」等の音声ガイダンス等を出力させる。
【0040】
なお、前記一定時間は極めて短い時間に設定することが望ましい。一般的な紙幣36の受取操作において、利用者が手を受取口35から収納ケース31内に挿入し、紙幣36を掴み、受取口35から抜き取るまでの動作は極めて短い時間内に終了すると考えられる。したがって、前記一定時間を、例えば、1秒程度の極めて短い時間に設定することが望ましい。そして、前記一定時間を極めて短い時間に設定することによって、紙幣入出金部制御部21は、紙幣36の一部取り忘れを即座に検出することができるので、利用者に即座に報知することができる。なお、前記監視タイマの作動を開始する前に、残留センサの出力を確認し、該残留センサの出力がオフ信号になった時、すなわち、紙幣36が抜き取られた時点で前記監視タイマの作動を開始させるようにすることもできる。この場合、前記一定時間を更に短くすることができる。
【0041】
次に、図5に示されるフローチャートについて説明する。
ステップS1 入出金口部22に紙幣36を集積する。
ステップS2 シャッタ34を開く。
ステップS3 受取センサの出力がオン信号であるか否かを判断する。オン信号である場合はステップS4に進み、オン信号でない場合は待機する。
ステップS4 監視タイマの作動を開始する。
ステップS5 受取センサの出力がオフ信号であるか否かを判断する。オフ信号である場合はステップS7に進み、オフ信号でない場合はステップS6に進む。
ステップS6 監視タイマが作動を開始してから一定時間経過したか否かを判断する。一定時間経過した場合はステップS9に進み、一定時間経過しない場合はステップS5に戻る。
ステップS7 残留センサの出力がオフ信号であるか否かを判断する。オフ信号である場合はステップS8に進み、オフ信号でない場合はステップS9に進む。
ステップS8 受取完了を自動取引装置10の制御部11へ通知する。
ステップS9 一部取り忘れがある旨を自動取引装置10の制御部11へ通知する。
ステップS10 自動取引装置10の制御部11は、スピーカ16aから取り忘れがある旨の音声ガイダンス等を出力させる。
【0042】
このように、本実施の形態において、自動取引装置10は、収納ケース31に収納された紙幣36の利用者による受取操作を検出する受取センサと、前記収納ケース31における前記紙幣36の存在を検出する残留センサとを有し、前記受取センサが前記収納ケース31に収納された前記紙幣36の受取操作を検出し、かつ、前記残留センサが前記収納ケース31における前記紙幣36の存在を検出した場合、紙幣入出金部制御部21が紙幣36の一部取り忘れを検出するようになっている。
【0043】
そのため、前記紙幣入出金部制御部21は、紙幣36の一部取り忘れを即座に検出することができるので、報知部16のスピーカ16aや表示手段16bによって、利用者に即座に報知することができる。したがって、利用者が、すべての紙幣36を受け取ったものと自分自身で思い込んで、紙幣36の受取操作を行った後、速やかに自動取引装置10から離れて立ち去ろうとする場合であっても、自動取引装置10から離れる前に報知される。これにより、前記利用者は、一部取り忘れが発生している旨の報知に気が付くことができ、紙幣36の一部を取り忘れたままで自動取引装置10から離れて立ち去ってしまうことがない。
【0044】
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構成を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。
【0045】
図6は本発明の第2の実施の形態における紙幣入出金部の入出金口部の側断面図である。
【0046】
本実施の形態において、第2の検出部としての残留センサは、図6(a)に示されるように、受取口35と第1の検出部としての受取センサとの間に配設される点において、前記第1の実施の形態と相違し、他の点においては同一である。これにより、本実施の形態においては、取り残された紙幣36が引きずられて受取口35にまで連れ出される場合であっても、監視タイマを作動させることなく、すなわち、一定時間経過するのを待つことなく、紙幣入出金部制御部21が紙幣36の一部取り忘れを検出することができるようになっている。
【0047】
ここで、本実施の形態における自動取引装置10の動作について説明する。まず、利用者が紙幣36の受取操作を行うと、紙幣36の後端(図6における左端)が光路33cを通過して遮断しなくなることによって受取センサの出力がオフ信号になる。ここで、利用者が5枚の紙幣36を一度にすべて抜き取った場合、すなわち、取り忘れがなく正常に紙幣36の受取操作を行った場合には、紙幣36がすべて抜き取られるので、続いて、光路32aを遮断しているものもなくなり、残留センサの出力もオフ信号となる。この場合、紙幣入出金部制御部21は、自動取引装置10の制御部11に紙幣36の受取完了を通知する。
【0048】
また、利用者が掴んだ紙幣36を抜き取る際に、図6(b)に示されるように、取り残された紙幣36が引きずられて受取口35にまで連れ出される場合、受取センサの出力はオフ信号になるが、取り残された紙幣36が残留センサの光路32cを遮断しているので、残留センサの出力はオフ信号とならない。そこで、紙幣入出金部制御部21は、即座に、紙幣36の一部取り忘れを検出し、自動取引装置10の制御部11に一部取り忘れが発生している旨を通知する。すると、前記制御部11は、スピーカ16aに「取り忘れがあります。」等の音声ガイダンスを出力させる。なお、該音声ガイダンスと同様の内容を表示手段16bに表示させて利用者に報知することもできる。
【0049】
このように、本実施の形態においては、取り残された紙幣36が引きずられて受取口35にまで連れ出される場合であっても、紙幣入出金部制御部21は、即座に、紙幣36の一部取り忘れを検出することができる。
【0050】
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、第1及び第2の実施の形態と同じ構成を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。
【0051】
図7は本発明の第3の実施の形態における紙幣入出金部の入出金口部の側断面図である。
【0052】
図において、37は集積された紙幣36の厚さの変化を検出する第1の検出部としての厚さセンサであり、収納ケース31の天井部材31aにピボット軸受37bを介して、回転可能に取り付けられた扇型の目盛板37a、上端が該目盛板37aに取り付けられ、下端が前記収納ケース31に突出して紙幣36の上面に接触するセンサロッド37c、及び、前記目盛板37a及びセンサロッド37cを反時計回り方向に回転させるように付勢する付勢部材としてのばね部材37dを有する。
【0053】
これにより、前記センサロッド37cの下端は紙幣36の上面に押し付けられ、紙幣36の厚さの変化に従って上下方向に移動させられる。そして、前記センサロッド37cの下端の移動が目盛板37aの回転に変換されるので、光学センサから成る読取センサ37eによって目盛板37aに付与された目盛37fを読み取ることによって、集積された紙幣36の厚さの変化を検出することができる。なお、前記厚さセンサ37は、集積された紙幣36の厚さの変化を検出することができるものであれば、その他のいかなる形式のセンサであってもよい。
【0054】
次に、前記構成の自動取引装置10の動作について説明する。なお、本実施の形態においても、利用者が、例えば、5万円の出金取引を行う場合について説明する。
【0055】
図8は本発明の第3の実施の形態における自動取引装置の動作を示すフローチャートである。
【0056】
まず、利用者が自動取引装置10を操作することによって、例えば、5万円の出金取引を行う場合、紙幣入出金部14の入出金口部22における収納ケース31内に複数の紙幣36、例えば、5枚の万券が集積されて収納される。このとき、図7に示されるように、前記紙幣36が光路32cを遮断しているので、残留センサはオン信号を出力する。
【0057】
続いて、シャッタ34が開き、受取口35が開放され、利用者による前記紙幣36の受取が可能となる。そして、紙幣入出金部制御部21は、厚さセンサ37の出力を監視し続け、該厚さセンサ37の出力が変化したか否かを判断する。
【0058】
そして、利用者が紙幣36の受取操作を行うと、紙幣36が抜き取られて厚さが変化するので、厚さセンサ37の出力が変化する。ここで、利用者が5枚の紙幣36を一度にすべて抜き取った場合、すなわち、取り忘れがなく正常に紙幣36の受取操作を行った場合には、紙幣36がすべて抜き取られるので、光路32cを遮断しているものもなくなり、残留センサの出力もオフ信号となる。この場合、紙幣入出金部制御部21は、自動取引装置10の制御部11に紙幣36の受取完了を通知する。
【0059】
ところが、利用者が前記紙幣36の一部を取り忘れた場合、例えば、5枚の紙幣36のうち、3枚しか抜き取らなかった場合には、紙幣36の一部が抜き取られて厚さが変化するので、厚さセンサ37の出力が変化するが、残留センサの光路32cが取り残された2枚の紙幣36によって遮断されているので、残留センサの出力はオフ信号とならない。この場合、紙幣入出金部制御部21は、紙幣36の一部取り忘れを検出し、自動取引装置10の制御部11に一部取り忘れが発生している旨を通知する。すると、前記制御部11は、報知部16の音声合成部に「取り忘れがあります。」等の音声ガイダンスを合成させ、該音声ガイダンスをスピーカ16aから出力させて利用者に報知する。なお、前記音声ガイダンスと同様の内容を表示手段16bに表示させて利用者に報知することもできる。
【0060】
次に、図7に示されるフローチャートについて説明する。
ステップS11 入出金口部22に紙幣36を集積する。
ステップS12 シャッタ34を開く。
ステップS13 厚さセンサ37に変化があるか否かを判断する。変化がある場合はステップS14に進み、変化がない場合は待機する。
ステップS14 残留センサがオフであるか否かを判断する。オフである場合はステップS15に進み、オフでない場合はステップS16に進む。
ステップS15 受取完了を自動取引装置10の制御部11へ通知する。
ステップS16 一部取り忘れがある旨を自動取引装置10の制御部11へ通知する。
ステップS17 自動取引装置10の制御部11は、スピーカ16aから取り忘れがある旨の音声ガイダンス等を出力させる。
【0061】
このように、本実施の形態において、自動取引装置10は、厚さセンサ37の出力が変化して、残留センサの出力はオン信号である場合に、紙幣入出金部制御部21が紙幣36の一部取り忘れを検出するようになっている。
【0062】
そのため、前記紙幣入出金部制御部21は、紙幣36の一部取り忘れを即座に検出することができるので、報知部16のスピーカ16aや表示手段16bによって、利用者に即座に報知することができる。
【0063】
なお、本実施の形態は、前記第1の実施の形態と併用することもできる。
【0064】
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。なお、第1〜第3の実施の形態と同じ構成を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。
【0065】
図9は本発明の第4の実施の形態における紙幣入出金部の入出金口部の側断面図である。
【0066】
図において、38は集積された紙幣36の厚さの変化を検出する第1の検出部としての質量センサであり、収納ケース31の床部材31bに取り付けられ、目盛38cが付与された棒状の目盛部材38a、前記目盛38cを読み取る光学センサから成る読取センサ38b、及び、前記床部材31bを上方向に移動させるように付勢する付勢部材としてのばね部材38dを有する。なお、本実施の形態において、収納ケース31は、床部材31bが上下方向に移動可能な構造を有する。
【0067】
これにより、前記収納ケース31内に紙幣36が収納されると、該紙幣36の質量によって床部材31b及び目盛部材38aが下方向に移動させられる。そして、前記床部材31b及び目盛部材38aの移動量は、紙幣36の質量の変化に伴って変化する。そのため、読取センサ38bによって目盛部材38aに付与された目盛38cを読み取ることによって、集積された紙幣36の質量の変化を検出することができる。なお、前記質量センサ38は、集積された紙幣36の質量の変化を検出することができるものであれば、その他のいかなる形式のセンサであってもよい。
【0068】
次に、前記構成の自動取引装置10の動作について説明する。なお、本実施の形態においても、利用者が、例えば、5万円の出金取引を行う場合について説明する。
【0069】
図10は本発明の第4の実施の形態における自動取引装置の動作を示すフローチャートである。
【0070】
まず、利用者が自動取引装置10を操作することによって、例えば、5万円の出金取引を行う場合、紙幣入出金部14の入出金口部22における収納ケース31内に複数の紙幣36、例えば、5枚の万券が集積されて収納される。このとき、図9に示されるように、前記紙幣36が光路32cを遮断しているので、残留センサはオン信号を出力する。
【0071】
続いて、シャッタ34が開き、受取口35が開放され、利用者による前記紙幣36の受取が可能となる。そして、紙幣入出金部制御部21は、質量センサ38の出力を監視し続け、該質量センサ38の出力が変化したか否かを判断する。
【0072】
そして、利用者が紙幣36の受取操作を行うと、紙幣36が抜き取られて質量が変化するので、質量センサ38の出力が変化する。ここで、利用者が5枚の紙幣36を一度にすべて抜き取った場合、すなわち、取り忘れがなく正常に紙幣36の受取操作を行った場合には、紙幣36がすべて抜き取られるので、光路32cを遮断しているものもなくなり、残留センサの出力もオフ信号となる。この場合、紙幣入出金部制御部21は、自動取引装置10の制御部11に紙幣36の受取完了を通知する。
【0073】
ところが、利用者が前記紙幣36の一部を取り忘れた場合、例えば、5枚の紙幣36のうち、3枚しか抜き取らなかった場合には、紙幣36の一部が抜き取られて厚さが変化するので、質量センサ38の出力が変化するが、残留センサの光路32cが取り残された2枚の紙幣36によって遮断されているので、残留センサの出力はオフ信号とならない。この場合、紙幣入出金部制御部21は、紙幣36の一部取り忘れを検出し、自動取引装置10の制御部11に一部取り忘れが発生している旨を通知する。すると、前記制御部11は、報知部16の音声合成部に「取り忘れがあります。」等の音声ガイダンスを合成させ、該音声ガイダンスをスピーカ16aから出力させて利用者に報知する。なお、前記音声ガイダンスと同様の内容を表示手段16bに表示させて利用者に報知することもできる。
【0074】
次に、図9に示されるフローチャートについて説明する。
ステップS21 入出金口部22に紙幣36を集積する。
ステップS22 シャッタ34を開く。
ステップS23 質量センサ38に変化があるか否かを判断する。変化がある場合はステップS24に進み、変化がない場合は待機する。
ステップS24 残留センサがオフであるか否かを判断する。オフである場合はステップS25に進み、オフでない場合はステップS26に進む。
ステップS25 受取完了を自動取引装置10の制御部11へ通知する。
ステップS26 一部取り忘れがある旨を自動取引装置10の制御部11へ通知する。
ステップS27 自動取引装置10の制御部11は、スピーカ16aから取り忘れがある旨の音声ガイダンス等を出力させる。
【0075】
このように、本実施の形態において、自動取引装置10は、質量センサ38の出力が変化して、残留センサの出力はオン信号である場合に、紙幣入出金部制御部21が紙幣36の一部取り忘れを検出するようになっている。
【0076】
そのため、前記紙幣入出金部制御部21は、紙幣36の一部取り忘れを即座に検出することができるので、報知部16のスピーカ16aや表示手段16bによって、利用者に即座に報知することができる。
【0077】
なお、本実施の形態は、前記第1の実施の形態と併用することもできる。
【0078】
また、前記第1〜第4の実施の形態においては、媒体発行装置10が金融取引を行う自動取引装置であり、媒体が紙幣である場合について説明したが、本発明は、自動券売機のように他の種類の媒体発行装置にも適用することができるものであり、また、媒体も硬貨、切符、チケット、券、カード、チップ等のいかなる種類のものであってもよい。
【0079】
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0080】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、利用者による媒体の受取操作を検出したにも関わらず媒体の残留を検出した場合、即座に媒体の一部取り忘れを検出するようになっている。そのため、所定時間経過しなくても、利用者が複数の媒体の一部を取り忘れた時点で媒体の一部取り忘れを検出し、利用者に報知することができ、利用者が複数の媒体の一部を取り忘れたままで媒体発行装置自から離れて立ち去ってしまうことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における自動取引装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における自動取引装置の外観を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態における紙幣入出金部の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態における紙幣入出金部の入出金口部の側断面図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態における自動取引装置の動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施の形態における紙幣入出金部の入出金口部の側断面図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態における紙幣入出金部の入出金口部の側断面図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態における自動取引装置の動作を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第4の実施の形態における紙幣入出金部の入出金口部の側断面図である。
【図10】本発明の第4の実施の形態における自動取引装置の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 自動取引装置
16 報知部
16a スピーカ
16b 表示手段
31 収納ケース
32a、33a 発光素子
32b、33b 受光素子
35 受取口
36 紙幣
37 厚さセンサ
38 質量センサ
Claims (10)
- (a)利用者の操作によって媒体を発行する媒体発行装置であって、
(b)前記利用者による媒体の受取操作を検出したにも関わらず前記媒体の残留を検出した場合に、媒体の一部取り忘れを検出することを特徴とする媒体発行装置。 - (a)利用者の操作によって媒体を発行する媒体発行装置であって、
(b)前記利用者が媒体を受け取る受取口と、
(c)該受取口近傍に配設され、前記媒体を収納する収納部と、
(d)該収納部に収納された前記媒体の前記利用者による受取操作を検出する第1の検出部と、
(e)前記収納部における前記媒体の存在を検出する第2の検出部とを有し、
(f)前記第1の検出部が前記収納部に収納された前記媒体の受取操作を検出し、かつ、前記第2の検出部が前記収納部における前記媒体の存在を検出した場合、該媒体の一部取り忘れを検出することを特徴とする媒体発行装置。 - 前記第1の検出部は、前記受取口近傍に配設された光学センサである請求項2に記載の媒体発行装置。
- 前記第1の検出部は、前記媒体の量の変化によって前記受取操作を検出する請求項2に記載の媒体発行装置。
- 前記第1の検出部は、前記収納部に収納された媒体の質量の変化を検出する請求項4に記載の媒体発行装置。
- 前記第1の検出部は、前記収納部に収納された媒体の厚さの変化を検出する請求項4に記載の媒体発行装置。
- 前記第2の検出部は、前記受取口と前記第1の検出部との間に配設される請求項2又は3に記載の媒体発行装置。
- 前記媒体の一部取り忘れが検出されたことを前記利用者に報知する報知部を有する請求項1〜7のいずれか1項に記載の媒体発行装置。
- 前記報知部は、音声を合成する音声合成部、及び、該音声合成部において合成した音声を出力するスピーカを備える請求項8に記載の媒体発行装置。
- 前記報知部は表示手段を備える請求項8に記載の媒体発行装置。
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