JP7452251B2 - 貨幣処理装置 - Google Patents

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本発明は、貨幣処理装置に関する。
近年、ATM(Automatic Teller Machine)と呼ばれる貨幣処理装置の利用が広く普及している。貨幣処理装置は、例えば金融機関、駅構内およびコンビニエンスストアなどの多様な場所に設置されている。顧客は、貨幣処理装置に表示される表示画面において各種操作を行うことにより、入金、出金、振込および残高照会などの取引を行うことができる。
貨幣処理装置の硬貨入出金機構に着目すると、貨幣処理装置は、硬貨の入金口および出金口として用いられる接客口、接客口を装置外部に対して開閉する外部シャッター、および接客口の底部を構成する開閉可能な内部シャッターを有する。内部シャッターは、内部構造と接客口を区画することにより操作時の安全性を高めている。外部シャッターは入金処理時および出金処理時以外ではいたずら防止のために閉鎖されている。このような外部シャッターの動作については、例えば下記の特許文献1に開示されている。
国際公開第2010/109593号
上述した貨幣処理装置では、接客口に硬貨が大量に投入された場合に、外部シャッターを閉鎖できなくなる。この点に関し、特許文献1には、接客口の硬貨が満杯である場合には、顧客が硬貨を接客口から取り出し、満杯が検知されなくなると外部シャッターが閉鎖し、その後に、内部シャッターを開放する装置が開示されている。しかし、顧客が一度投入した硬貨を取り出すことは煩雑であった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、外部シャッターの閉鎖前に内部シャッターを開放することが可能な、新規かつ改良された貨幣処理装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、入金処理において顧客により投入された硬貨を一時的に保持する硬貨入金口と、前記硬貨入金口を装置外部に対して開閉する外部シャッターと、硬貨を分離する硬貨分離部と、閉鎖時には前記硬貨入金口の底部を構成し、開放時には前記硬貨入金口から前記硬貨分離部への硬貨の移動を可能とする内部シャッターと、前記硬貨入金口の所定位置における硬貨の有無を検出する硬貨センサと、前記入金処理時に前記硬貨センサにより硬貨が検出された場合、前記内部シャッターを開放し、前記硬貨センサにより硬貨が検出されなくなった後に前記外部シャッターを閉鎖する制御部と、を備え、前記制御部は、前記入金処理時に前記硬貨センサにより硬貨が検出された場合、前記内部シャッターを部分的に開放し、前記硬貨センサにより硬貨が検出されなくなった後に前記内部シャッターの開放を拡大する、貨幣処理装置が提供される。

前記制御部は、前記硬貨センサにより硬貨が検出されなくなり、かつ、前記外部シャッターが閉鎖された後に、前記内部シャッターの開放を拡大してもよい。
前記内部シャッターがスライド移動することで前記内部シャッターが開閉してもよい。
前記内部シャッターは、板形状を有する複数のシャッター要素を有し、前記複数のシャッター要素の各々が異なる方向にスライド移動することで前記内部シャッターが開閉してもよい。
前記硬貨センサは、前記硬貨入金口の上端部における硬貨の有無を検出してもよい。
以上説明した本発明によれば、外部シャッターの閉鎖前に内部シャッターを開放することが可能である。
本発明の一実施形態による貨幣処理装置20の外観を示す説明図である。 本発明の一実施形態による貨幣処理装置20の機能を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態による硬貨処理部300の構成を示す説明図である。 顧客により硬貨が硬貨入出金口311に投入された状態を示す説明図である。 内部シャッター316が部分的に開放している状態を示す説明図である。 内部シャッター316の開放が拡大された状態を示す説明図である。 本発明の第2の実施形態による硬貨入出金部410の構成を示す説明図である。 顧客により硬貨が硬貨入出金口411に投入された状態を示す説明図である。 内部シャッター416が開放している状態を示す説明図である。 外部シャッター312が閉鎖している状態を示す説明図である。 本発明の第3の実施形態による硬貨入出金部510の構成を示す説明図である。 内部シャッター516が部分的に開放している状態を示す説明図である。 内部シャッター516の開放が拡大された状態を示す説明図である。 本発明の第4の実施形態による硬貨入出金部610の構成を示す説明図である。 内部シャッター616が部分的に開放している状態を示す説明図である。 内部シャッター616の開放が拡大された状態を示す説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なるアルファベットを付して区別する場合もある。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、複数の構成要素の各々に同一符号のみを付する。
<0.貨幣処理装置の概要>
本発明の一実施形態は、貨幣処理装置に関する。貨幣処理装置は、金融機関の顧客による操作に基づいて金銭の取引を実行する顧客操作型端末である。この貨幣処理装置は、金融機関の営業店、コンビニエンスストア、駅構内、ホテル、ショッピングセンター、病院、アミューズメントパーク、飲食店、オフィスビルディングなどの多様な施設に設置される。以下では、まず、このような貨幣処理装置20の概要を説明する。
(外観構成)
図1は、本発明の一実施形態による貨幣処理装置20の外観を示す説明図である。図1に示したように、本発明の一実施形態による貨幣処理装置20は、操作表示部22、通帳挿入口24、カード挿入排出口26、紙幣入出金口28および硬貨入出金口311を備える。
操作表示部22は、顧客による操作の誘導画面を表示する表示機能および顧客による操作を検出する操作検出機能を兼ね備える。表示機能は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ(LCD)装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置により実現される。また、操作検出機能は例えばタッチパネルにより実現される。なお、図1においては表示機能および操作検出機能が貨幣処理装置20において一体的に構成される例を示しているが、表示機能および操作検出機能は分離して構成されてもよい。
通帳挿入口24は顧客の通帳を挿入および排出するための開口部である。カード挿入排出口26は、顧客の磁気カードを挿入および排出するための開口部である。紙幣入出金口28は、入金処理において顧客が紙幣を投入するための紙幣入金口、および出金処理において顧客が紙幣を取り出すための紙幣出金口としての機能を有する。硬貨入出金口311は、入金処理において顧客が硬貨を投入するための硬貨入金口、および出金処理において顧客が硬貨を取り出すための硬貨出金口としての機能を有する。
(機能構成)
図2は、本発明の一実施形態による貨幣処理装置20の機能を示す説明図である。図2に示したように、本発明の一実施形態による貨幣処理装置20は、操作表示部22と、カードリーダ部220と、紙幣処理部230と、通帳記帳部250と、レシート印字部260と、制御部280と、硬貨処理部300と、を備える。
操作表示部22は、図1を参照して説明したように、顧客による操作の誘導画面を表示する表示機能および顧客による操作を検出する操作検出機能を兼ね備える。なお、操作検出機能を実現する方式は、抵抗膜方式または赤外線方式であってもよい。
カードリーダ部220は、カード挿入排出口26から挿入された顧客の磁気カードに記録された磁気情報を読み取る。磁気情報は、例えば、口座番号および口座種別などを示す情報を含んでもよい。
紙幣処理部230は、紙幣の搬送路、紙幣カセットおよび紙幣の正当性を鑑別する紙幣鑑別部などを有する。入金処理時に紙幣入出金口28に投入された紙幣は、搬送路を介して紙幣鑑別部へ搬送され、紙幣鑑別部により正常な鑑別結果が得られた場合、金種に応じた紙幣カセットに搬送される。また、出金処理時には、紙幣カセットから紙幣が分離され、紙幣鑑別部が分離された紙幣を鑑別し、正常な鑑別結果が得られた場合に紙幣入出金口28に紙幣が搬送される。
通帳記帳部250は、磁気ヘッド、ページ送り部および印字部などを含み、通帳挿入口24から挿入された通帳に記帳を行う。例えば、通帳挿入口24から通帳が挿入されると、通帳のカバー紙に形成された磁気ストライプから磁気ヘッドが磁気情報を読み出す。また、ページ送り部が通帳の記入ページを開き、印字部が通帳の記入ページに取引情報を印字する。
レシート印字部260は、レシートロール、サーマルヘッドおよびカッタなどを含み、取引の明細情報が印字されたレシートを作成する。例えば、顧客の指定した取引が実行されると、レシートロールから分離された連続紙にサーマルヘッドが取引の明細情報を印字し、明細情報が印字された領域をカッタが連続紙から切り離すことにより、レシートが作成される。
制御部280は、貨幣処理装置20の動作全般を制御する。例えば、制御部280は、操作表示部22、カードリーダ部220、紙幣処理部230、硬貨処理部300、通帳記帳部250、およびレシート印字部260の各々の動作を制御する。
硬貨処理部300は、硬貨の搬送路、硬貨収納庫および硬貨の正当性を鑑別する硬貨鑑別部などを有する。入金処理時に硬貨入出金口311に投入された硬貨は、搬送路を介して硬貨鑑別部へ搬送され、硬貨鑑別部により正常な鑑別結果が得られた場合、金種に応じた硬貨収納庫に搬送される。また、出金処理時には、硬貨収納庫から硬貨が繰り出され、硬貨鑑別部が硬貨収納庫から繰り出された硬貨を鑑別し、正常な鑑別結果が得られた場合に硬貨入出金口311に硬貨が搬送される。
<1.第1の実施形態>
本発明の各実施形態は、特に、上述した貨幣処理装置20が有する硬貨処理部300に関する。以下、第1の実施形態による硬貨入出金部310が実装された硬貨処理部300の構成および第1の実施形態による硬貨入出金部310の動作を順次詳細に説明する。
(硬貨処理部の構成)
図3は、本発明の第1の実施形態による硬貨処理部300の構成を示す説明図である。図3に示したように、本発明の第1の実施形態による硬貨処理部300は、硬貨入出金部310と、硬貨分離部320と、硬貨鑑別部324と、搬送路331~334(搬送路330と総称する場合もある。)と、複数の硬貨収納庫340(硬貨収納庫340A~硬貨収納庫340D)と、補充回収庫350と、を備える。
硬貨入出金部310は、硬貨入出金口311、外部シャッター312、硬貨センサ314、内部シャッター316および硬貨供給口319を有する。
硬貨入出金口311は、入金処理において顧客により投入された硬貨を一時的に保持する空間である。外部シャッター312は、制御部280からの制御に従い、硬貨入出金口311を貨幣処理装置20の外部に対して開閉する。例えば、外部シャッター312は、顧客が入金処理において硬貨を硬貨入出金口311に投入する際、および顧客が出金処理において硬貨を硬貨入出金口311から取り出す際に開放され、入金処理および出金処理の内部処理中、および操作待機中などにおいては閉鎖される。
硬貨センサ314は、硬貨入出金口311の所定位置における硬貨の有無を検出する一対の光学センサである。硬貨センサ314は、発光素子および受光素子を有し、発光素子と受光素子との間に形成される光軸が遮られるか否かにより、光軸上における硬貨の有無を検出する。図3に示した例では、硬貨センサ314は硬貨入出金口311の上端部に設けられている。この場合、硬貨センサ314は、硬貨入出金口311の上端部における硬貨の有無を検出する。すなわち、硬貨センサ314は、硬貨入出金口311から硬貨が溢れているか否かを検出することが可能である。
内部シャッター316は、制御部280からの制御に従い開閉される構成である。内部シャッター316は、閉鎖時には硬貨入出金口311の底部を構成し、開放時には硬貨入出金口311から硬貨分離部320への硬貨の移動を可能とする。このような内部シャッター316は、図3に示したように、上段シャッター317および下段シャッター318を有する。
上段シャッター317は、複数のシャッター要素からなり、各シャッター要素は、下段シャッター318に向かうにつれて狭くなる開口を形成する傾斜面を有する。上段シャッター317の最下部における開口Hの広さは、硬貨が通過できる広さであり、顧客の手が通過しない広さである。下段シャッター318は、複数のシャッター要素からなり、内部シャッター316の閉鎖時には上段シャッター317の開口を閉鎖し、内部シャッター316の開放時には上段シャッター317の開口を通じて硬貨入出金口311と硬貨分離部320を連通する。
硬貨供給口319は、出金搬送路322に繋がる開口である。出金処理時に硬貨収納庫340から搬送された硬貨が硬貨供給口319を介して硬貨入出金口311に供給される。出金処理時には、外部シャッター312および内部シャッター316が閉鎖した状態で硬貨供給口319を介して硬貨入出金口311に硬貨が供給されることで、硬貨入出金口311に硬貨が保持される。そして、制御部280が外部シャッター312を開放することで、顧客が硬貨入出金口311から硬貨を取り出すことができる。
硬貨分離部320は、モーターなどの可動部を有し、硬貨入出金部310から供給された硬貨を1枚ずつ分離する。硬貨分離部320は、分離した硬貨を硬貨鑑別部324に供給する。硬貨鑑別部324は、硬貨分離部320から供給された硬貨を計数および鑑別するための構成である。
搬送路330は、硬貨の搬送路である。図3においては、搬送路330として、収納搬送路331、出金搬送路332、回収搬送路333および補充搬送路334を示している。収納搬送路331は、硬貨鑑別部324から硬貨収納庫340に硬貨を搬送する。出金搬送路332は、硬貨収納庫340から硬貨入出金部310に硬貨を搬送する。回収搬送路333は、硬貨収納庫340から補充回収庫350に硬貨を搬送する。補充搬送路334は、補充回収庫350から硬貨分離部320に硬貨を搬送する。
硬貨収納庫340は、硬貨を金種ごとに収納する。補充回収庫350は、硬貨収納庫340から回収された硬貨を収納する機能、および硬貨収納庫340に補充する硬貨を収納する機能を有する。
(硬貨入出金部の動作)
以上、硬貨処理部300の構成を説明した。続いて、第1の実施形態による硬貨入出金部310の入金処理時における動作を説明する。
入金処理において顧客により硬貨が硬貨入出金口311に投入された際に硬貨センサ314により硬貨が検出された場合、制御部280は、外部シャッター312を閉鎖する前に内部シャッター316を開放し、硬貨センサ314により硬貨が検出されなくなった後に外部シャッター312を閉鎖する。以下、図4~図6を参照して具体的に説明する。
図4は、顧客により硬貨が硬貨入出金口311に投入された状態を示す説明図である。図4に示した例では、硬貨センサ314の光軸が硬貨により遮られており、硬貨センサ314は硬貨入出金口311から硬貨が溢れていることを検出する。この場合、制御部280は、図5に示すように、内部シャッター316をスライド移動させて内部シャッター316を一部開放する。
図5は、内部シャッター316が部分的に開放している状態を示す説明図である。図5に示したように、制御部280は、内部シャッター316のうちの下段シャッター318を、上段シャッター317の最下部における開口Hの広さまで開放する。これにより、硬貨が硬貨入出金口311から硬貨分離部320に移動し始める。この時、硬貨分離部320の動作は開始していないが、硬貨分離部320には数枚の硬貨が落下できる空間があり、その空間に硬貨が移動する。そして、硬貨入出金口311内の硬貨が減少すると、図5に示したように硬貨センサ314が硬貨を検出しなくなる。制御部280は、硬貨センサ314により硬貨が検出されなくなった場合、図6に示すように、外部シャッター312を閉鎖し、内部シャッター316のスライド移動を進めて内部シャッター316の開放を拡大する。
図6は、内部シャッター316の開放が拡大された状態を示す説明図である。図6に示したように、上段シャッター317が開放され、下段シャッター318の開放が拡大されることにより、硬貨入出金口311から硬貨分離部320へ硬貨がより速やかに移動する。また、外部シャッター312が閉鎖したことにより硬貨分離部320が硬貨の分離動作を開始し、硬貨認識部324への硬貨の供給が開始する。
(作用効果)
以上説明したように、本発明の第1の実施形態によれば、硬貨入出金口311に大量の硬貨が投入されて硬貨入出金口311から硬貨が溢れた場合でも、外部シャッター312の閉鎖前に内部シャッター316が開放することにより、顧客に硬貨の取り出しを強いることなく硬貨の硬貨分離部320への移動を開始することが可能である。
また、外部シャッター312が開放している間には、顧客の手が内部シャッター316を通過して硬貨分離部320に到達しないように、内部シャッター316は部分的に開放する。また、外部シャッター312が閉鎖する前は、硬貨分離部320が硬貨の分離動作を行わないので、分離動作により指が引き込まれることが防止できる。すなわち、本発明の第1の実施形態によれば、入金処理における顧客の安全性を向上することが可能である。
また、本発明の第1の実施形態によれば、内部シャッター316が、傾斜面を有する上段シャッター317および下段シャッター318を有する。かかる構成によれば、図5に示したように下段シャッター318が部分的に開放した状態において、上段シャッター317の傾斜面に沿って硬貨が硬貨分離部320へ円滑に移動することができる。また、硬貨が溢れている状態で制御部280が上段シャッター317を開放すると、図6に破線の円で示した傾斜面上の領域に硬貨が詰まる恐れがあるが、本発明の第1の実施形態では、硬貨センサ314により硬貨が検出されなくなった後に制御部280が上段シャッター317を開放するので、硬貨詰まりの発生を抑制することも可能である。
<2.第2の実施形態>
以上、本発明の第1の実施形態を説明した。続いて、本発明の第2の実施形態を説明する。
図7は、本発明の第2の実施形態による硬貨入出金部410の構成を示す説明図である。図7に示したように、本発明の第2の実施形態による硬貨入出金部410は、外部シャッター312、硬貨センサ314、硬貨供給口319、硬貨入出金口411および内部シャッター416を有する。外部シャッター312、硬貨センサ314および硬貨供給口319の構成は第1の実施形態で説明した通りである。
内部シャッター416は、閉鎖時には硬貨入出金口411の底部を構成し、開放時には硬貨入出金口411から硬貨分離部320への硬貨の移動を可能とする。このような内部シャッター416は、図7に示したように、第1領域417および第2領域418を有する。
第1領域417は、内部シャッター416の閉鎖時に硬貨入出金口411と硬貨分離部320の間に位置して、硬貨入出金口411の底部を構成する。第2領域418は、内部シャッター416の開放時に硬貨入出金口411と硬貨分離部320の間に位置する。第2領域418には、硬貨が通過可能な複数のスリットが形成されている。当該スリットの大きさは、顧客の手が通過しない大きさに設計される。内部シャッター416がスライド移動して、硬貨入出金口411と硬貨分離部320の間に位置する領域が第1領域417と第2領域418との間で入れ替わることにより、内部シャッター416が開閉する。
出金処理時には、出金処理時に硬貨収納庫340から搬送された硬貨が硬貨供給口319を介して硬貨入出金口411に供給される。出金処理時には、外部シャッター312および内部シャッター416が閉鎖した状態で硬貨供給口319を介して硬貨入出金口411に硬貨が供給されることで、硬貨入出金口411に硬貨が保持される。そして、制御部280が外部シャッター312を開放することで、顧客が硬貨入出金口411から硬貨を取り出すことができる。
(硬貨入出金部の動作)
以上、第2の実施形態による硬貨入出金部410の構成を説明した。続いて、第2の実施形態による硬貨入出金部410の入金処理時における動作を説明する。
入金処理において顧客により硬貨が硬貨入出金口411に投入された際に硬貨センサ314により硬貨が検出された場合、制御部280は、外部シャッター312を閉鎖する前に内部シャッター416を開放し、硬貨センサ314により硬貨が検出されなくなった後に外部シャッター312を閉鎖する。以下、図8~図10を参照して具体的に説明する。
図8は、顧客により硬貨が硬貨入出金口411に投入された状態を示す説明図である。図8に示した例では、硬貨センサ314の光軸が硬貨により遮られており、硬貨センサ314は硬貨入出金口411から硬貨が溢れていることを検出する。この場合、制御部280は、図9に示すように、内部シャッター416をスライド移動させて、内部シャッター416を開放する。
図9は、内部シャッター416が開放している状態を示す説明図である。図9に示したように、内部シャッター416の開放状態においては、複数のスリットを有する第2領域418が硬貨入出金口411と硬貨分離部320の間に位置することにより、硬貨が第2領域418のスリットを通過して硬貨分離部320に移動し始める。この時、硬貨分離部320の動作は開始していないが、硬貨分離部320には数枚の硬貨が落下できる空間があり、その空間に硬貨が移動する。そして、硬貨入出金口411内の硬貨が減少すると、図9に示したように硬貨センサ314が硬貨を検出しなくなる。硬貨センサ314により硬貨が検出されなくなった場合、制御部280は、図10に示すように外部シャッター312を閉鎖する。
図10は、外部シャッター312が閉鎖している状態を示す説明図である。外部シャッター312が閉鎖している状態において、硬貨がスリットを介して硬貨入出金口411から硬貨分離部320へ移動し続ける。また、外部シャッター312が閉鎖したことにより硬貨分離部320が硬貨の分離動作を開始し、硬貨認識部324への硬貨の供給が開始する。硬貨入出金口411内に硬貨が無くなると、制御部280は内部シャッター416をスライド移動させて、内部シャッター416を閉鎖する。
(作用効果)
以上説明したように、本発明の第2の実施形態によれば、図9に示したように外部シャッター312および内部シャッター416が同時に開放している状態において、硬貨入出金口411と硬貨分離部320の間にはスリットが形成されている第2領域418が位置する。このため、顧客の手が硬貨分離部320に到達することを防止できる。すなわち、本発明の第2の実施形態によれば、内部シャッター416として1枚または1段のシャッターを用いながら、入金処理における顧客の安全性を向上することが可能である。
<3.第3の実施形態>
以上、本発明の第2の実施形態を説明した。続いて、本発明の第3の実施形態を説明する。
図11は、本発明の第3の実施形態による硬貨入出金部510の構成を示す説明図である。図11に示したように、本発明の第3の実施形態による硬貨入出金部510は、外部シャッター312、硬貨センサ314、硬貨供給口319、硬貨入出金口511および内部シャッター516を有する。外部シャッター312、硬貨センサ314および硬貨供給口319の構成は第1の実施形態で説明した通りである。
内部シャッター516は、閉鎖時には硬貨入出金口511の底部を構成し、開放時には硬貨入出金口511から硬貨分離部320への硬貨の移動を可能とする。内部シャッター516は板形状を有する1枚のシャッターであり、内部シャッター516がスライド移動することで内部シャッター516が開閉する。
入金処理において顧客により硬貨が硬貨入出金口511に投入された際、図11に示したように硬貨センサ314の光軸が硬貨により遮られている場合、硬貨センサ314は硬貨入出金口511から硬貨が溢れていることを検出する。この場合、制御部280は、図12に示すように、内部シャッター516をスライド移動させて、内部シャッター516を部分的に開放する。
図12は、内部シャッター516が部分的に開放している状態を示す説明図である。図12に示したように、制御部280は、内部シャッター516をスライド移動させて、内部シャッター516を部分的に開放する。ここで、制御部280は、内部シャッター516の部分的な開放により形成される開口の広さが顧客の手が通過しない広さであるように内部シャッター516をスライド移動させる。これにより、硬貨が硬貨入出金口511から硬貨分離部320に移動し始める。この時、硬貨分離部320の動作は開始していないが、硬貨分離部320には数枚の硬貨が落下できる空間があり、その空間に硬貨が移動する。そして、硬貨入出金口511内の硬貨が減少すると、図12に示したように硬貨センサ314が硬貨を検出しなくなる。制御部280は、硬貨センサ314により硬貨が検出されなくなった場合、図13に示すように、外部シャッター312を閉鎖し、内部シャッター516の開放を拡大する。
図13は、内部シャッター516の開放が拡大された状態を示す説明図である。図13に示したように、内部シャッター516のスライド移動が進み、内部シャッター516の開放が拡大されることにより、硬貨入出金口511から硬貨分離部320へ硬貨がより速やかに移動する。また、外部シャッター312が閉鎖したことにより硬貨分離部320が硬貨の分離動作を開始し、硬貨認識部324への硬貨の供給が開始する。
このような本発明の第3の実施形態によれば、外部シャッター312が開放している間には、顧客の手が内部シャッター516を通過して硬貨分離部320に到達しないように、内部シャッター516は部分的に開放する。したがって、本発明の第3の実施形態のような簡易な構成によっても、入金処理における顧客の安全性を向上することが可能である。
<4.第4の実施形態>
以上、本発明の第3の実施形態を説明した。続いて、本発明の第4の実施形態を説明する。
図14は、本発明の第4の実施形態による硬貨入出金部610の構成を示す説明図である。図14に示したように、本発明の第4の実施形態による硬貨入出金部610は、外部シャッター312、硬貨センサ314、硬貨供給口319、硬貨入出金口611および内部シャッター616を有する。外部シャッター312、硬貨センサ314および硬貨供給口319の構成は第1の実施形態で説明した通りである。
内部シャッター616は、閉鎖時には硬貨入出金口611の底部を構成し、開放時には硬貨入出金口611から硬貨分離部320への硬貨の移動を可能とする。内部シャッター616は、図14に示したように板形状を有する複数のシャッター要素を含む1段で構成されたシャッターであり、複数のシャッター要素の各々が異なる方向にスライド移動することで内部シャッター616が開閉する
入金処理において顧客により硬貨が硬貨入出金口611に投入された際、図14に示したように硬貨センサ314の光軸が硬貨により遮られている場合、硬貨センサ314は硬貨入出金口611から硬貨が溢れていることを検出する。この場合、制御部280は、図15に示すように、内部シャッター616をスライド移動させて、内部シャッター616を部分的に開放する。
図15は、内部シャッター616が部分的に開放している状態を示す説明図である。図15に示したように、制御部280は、内部シャッター616の各シャッター要素を異なる方向にスライド移動させて、内部シャッター616を部分的に開放する。ここで、制御部280は、内部シャッター616の部分的な開放により形成される開口の広さが顧客の手が通過しない広さであるように内部シャッター616の各シャッター要素をスライド移動させる。これにより、硬貨が硬貨入出金口611から硬貨分離部320に移動し始める。この時、硬貨分離部320の動作は開始していないが、硬貨分離部320には数枚の硬貨が落下できる空間があり、その空間に硬貨が移動する。そして、硬貨入出金口611内の硬貨が減少すると、図15に示したように硬貨センサ314が硬貨を検出しなくなる。制御部280は、硬貨センサ314により硬貨が検出されなくなった場合、図16に示すように、外部シャッター312を閉鎖し、内部シャッター616の開放を拡大する。
図16は、内部シャッター616の開放が拡大された状態を示す説明図である。図16に示したように、内部シャッター616の各シャッター要素のスライド移動が進み、内部シャッター616の開放が拡大されることにより、硬貨入出金口611から硬貨分離部320へ硬貨がより速やかに移動する。また、外部シャッター312が閉鎖したことにより硬貨分離部320が硬貨の分離動作を開始し、硬貨認識部324への硬貨の供給が開始する。
このような本発明の第4の実施形態によれば、内部シャッター616が部分的に開放した場合に硬貨入出金口611の中央付近に開口が現れるので、硬貨入出金口611から硬貨分離部320へ硬貨が移動し易いと考えられる。
<5.補足>
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記では外部シャッター312が閉鎖された後に内部シャッター316の開放が拡大される例を説明したが、外部シャッター312の閉鎖タイミングと内部シャッター316の開放の拡大タイミングとの関係は他の関係であってもよい。具体的には、外部シャッター312の閉鎖タイミングと内部シャッター316の開放の拡大タイミングは同時であってもよいし、外部シャッター312の閉鎖タイミングは内部シャッター316の開放の拡大タイミングよりも僅かに後のタイミングであってもよい。
また、上記における外部シャッター312の閉鎖は、外部シャッター312の閉鎖が開始されたことであってもよいし、外部シャッター312の閉鎖が完了したことであってもよい。同様に、内部シャッター316の開放の拡大は、内部シャッター316の開放の拡大が開始されたことであってもよいし、内部シャッター316の開放の拡大が完了したことであってもよい。なお、顧客の安全性をより確実に向上する観点では、外部シャッター312の閉鎖が完了した後に、内部シャッター316の開放の拡大が開始されることが望ましい。
また、上記では制御部280が硬貨入出金部310の外部シャッター312および内部シャッター316などの動作を制御する例を説明したが、硬貨処理部300に制御部280とは別に硬貨制御部が実装される場合、当該硬貨制御部が外部シャッター312および内部シャッター316などの動作を制御してもよい。
また、貨幣処理装置20に内蔵されるCPU、ROMおよびRAMなどのハードウェアに、上述した貨幣処理装置20の各構成と同等の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも作成可能である。また、該コンピュータプログラムを記憶させた記憶媒体も提供される。
20 貨幣処理装置
22 操作表示部
24 通帳挿入口
26 カード挿入排出口
28 紙幣入出金口
220 カードリーダ部
230 紙幣処理部
250 通帳記帳部
260 レシート印字部
280 制御部
300 硬貨処理部
310 硬貨入出金部
311 硬貨入出金口
312 外部シャッター
314 硬貨センサ
316 内部シャッター
317 上段シャッター
318 下段シャッター
319 硬貨供給口
320 硬貨分離部
322 出金搬送路
324 硬貨鑑別部
330 搬送路
331 収納搬送路
332 出金搬送路
333 回収搬送路
334 補充搬送路
340 硬貨収納庫
350 補充回収庫
410、510、610 硬貨入出金部
411、511、611 硬貨入出金口
416、516、616 内部シャッター
417 第1領域
418 第2領域

Claims (5)

  1. 入金処理において顧客により投入された硬貨を一時的に保持する硬貨入金口と、
    前記硬貨入金口を装置外部に対して開閉する外部シャッターと、
    硬貨を分離する硬貨分離部と、
    閉鎖時には前記硬貨入金口の底部を構成し、開放時には前記硬貨入金口から前記硬貨分離部への硬貨の移動を可能とする内部シャッターと、
    前記硬貨入金口の所定位置における硬貨の有無を検出する硬貨センサと、
    前記入金処理時に前記硬貨センサにより硬貨が検出された場合、前記内部シャッターを開放し、前記硬貨センサにより硬貨が検出されなくなった後に前記外部シャッターを閉鎖する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記入金処理時に前記硬貨センサにより硬貨が検出された場合、前記内部シャッターを部分的に開放し、前記硬貨センサにより硬貨が検出されなくなった後に前記内部シャッターの開放を拡大する、貨幣処理装置。
  2. 前記制御部は、前記硬貨センサにより硬貨が検出されなくなり、かつ、前記外部シャッターが閉鎖された後に、前記内部シャッターの開放を拡大する、請求項1に記載の貨幣処理装置。
  3. 前記内部シャッターがスライド移動することで前記内部シャッターが開閉する、請求項1または2に記載の貨幣処理装置。
  4. 前記内部シャッターは、板形状を有する複数のシャッター要素を有し、前記複数のシャッター要素の各々が異なる方向にスライド移動することで前記内部シャッターが開閉する、請求項1または2に記載の貨幣処理装置。
  5. 前記硬貨センサは、前記硬貨入金口の上端部における硬貨の有無を検出する、請求項1~4までのいずれか一項に記載の貨幣処理装置。
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