JP2004054319A - 自動販売機の制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】自動販売機の保存温度による販売制御において、一時販売中止表示器の表示温度と、商品の温度の誤差を少なくし、販売の機会を逃さない。
【解決手段】商品8を冷却保存する本体5内に設けた商品棚7と、前記本体5内を冷却する蒸発器4と、この蒸発器4へ冷媒を供給する冷凍機3と、前記本体5内の温度を検知する第一の温度検知手段12と、熱容量をもたせた吸熱材14により覆われた第二の温度検知手段13と、前記第一の温度検知手段12と前記第二の温度検知手段13により検知した温度を、それぞれ予め設定された所定の温度と比較する演算処理部17と、この演算処理部17からの信号により、前記商品8の販売中止を表示する一時販売中止表示器10の動作を制御する制御手段18よりなる自動販売機の制御装置。
【選択図】 図1
【解決手段】商品8を冷却保存する本体5内に設けた商品棚7と、前記本体5内を冷却する蒸発器4と、この蒸発器4へ冷媒を供給する冷凍機3と、前記本体5内の温度を検知する第一の温度検知手段12と、熱容量をもたせた吸熱材14により覆われた第二の温度検知手段13と、前記第一の温度検知手段12と前記第二の温度検知手段13により検知した温度を、それぞれ予め設定された所定の温度と比較する演算処理部17と、この演算処理部17からの信号により、前記商品8の販売中止を表示する一時販売中止表示器10の動作を制御する制御手段18よりなる自動販売機の制御装置。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は商品を冷却して販売するようにした自動販売機において、商品の温度を検知して商品の販売中止を表示する自動販売機の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、自動販売機の制御装置は、実開昭56ー100774号公報に示されるようにサーモスタットを設け、その設定温度において商品の販売を中止する表示を行うようになっていた。
【0003】
以下、図面を参照しながら上記従来の自動販売機の制御装置についてその一例を説明する。
【0004】
図7は従来の自動販売機の制御装置の斜視図であり、図8は従来の自動販売機の制御装置の制御回路図である。
【0005】
図7、図8おいて、1、2は電源ライン、3は冷凍機、4はこの冷凍機から送られる冷媒を蒸発し、本体5内を冷却する蒸発器、6はこの蒸発器により冷却された空気を本体庫内に循環させる庫内ファンモーター、7は前記本体5内にあって商品8を収納する商品棚であり、この商品8は商品棚7のスパイラルにより係止され、販売信号(図示せず)により搬出装置(図示せず)が作動し、搬出販売される。9は、前記商品8の収納されている前記本体5内の空気温度を検知する第一のサーモスタットであり、一時販売中止表示器10はこの第一のサーモスタット9に直列に接続されている。11は前記冷凍機3に直列に接続され、前記冷凍機3の運転を制御する第二のサーモスタットである。
【0006】
以上のように構成された自動販売機の制御装置について、以下図7、図8を用いてその動作を説明する。
【0007】
まず、前記冷凍機3は前記第二のサーモスタット11により、一定の温度差でON、OFFし前記本体5内を一定の温度に保っている。一方前記本体5内の空気温度が、前記第一のサーモスタット9の設定温度以上に上昇すれば、前記一時販売中止表示器10を表示する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記のような構成では、第一のサーモスタット9は本体5内の空気温度を検知し、即座に一時販売中止表示器10を作動させるため、第一のサーモスタット9の検知温度の上昇の度合いよりも、商品8の温度の上昇の度合いの方が小さい為、一時販売中止表示器10が作動した時点でも、ある一定時間は商品8は販売可能な温度であり、その間商品8を販売する機会を逃す、という課題を有していた。
【0009】
本発明は上記課題に鑑み、一時販売中止表示器10の表示温度と、商品8の温度の誤差を少なくし、販売の機会を逃す事のない自動販売機の制御装置を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に記載の発明は、商品を冷却保存する本体内に設けた商品棚と、前記本体内を冷却する蒸発器と、この蒸発器へ冷媒を供給する冷凍機と、前記本体内の温度を検知する第一の温度検知手段と、熱容量をもたせた吸熱材により覆われた第二の温度検知手段と、前記第一の温度検知手段と前記第二の温度検知手段により検知した温度を、それぞれ設定手段により任意に設定し、予め設定された温度と比較する演算処理部と、この演算処理部からの信号により、前記商品の温度を表示する温度表示器の表示を制御する制御手段よりなるという構成を備えたものであり、本体庫内の空気温度が上昇しても、商品と同じ熱容量の第二の温度検知手段は、一定時間の間に所定の温度に復帰すれば商品の温度も同様に復帰しているため、第二の温度検知手段で検知した温度を元に判断することで、より正確に商品温度の管理ができ、その結果、販売中止の表示を正確にできることで販売の機会を逃さないという作用を有する。
【0011】
また請求項2に記載の発明は、商品を冷却保存する本体内に設けた商品棚と、前記本体内を冷却する蒸発器と、この蒸発器へ冷媒を供給する冷凍機と、前記本体内の温度を検知する第一の温度検知手段と、熱容量をもたせた吸熱材により覆われた第二の温度検知手段と、内扉または外扉の少なくとも一方を開閉したことを検知する扉検知手段と、この扉検知手段の信号を受けて時間を計数する第一のタイマーと、前記扉検知手段の信号を受けて時間を計数する第二のタイマーと、前記第一のタイマーと前記第二のタイマーの計数時間をそれぞれ設定手段により任意に設定し、予め設定された時間と比較し、又前記第一の温度検知手段と前記第二の温度検知手段により検知した温度を、それぞれ設定手段により任意に設定し、予め設定された温度と比較する演算処理部と、この演算処理部からの信号により、前記商品の販売中止を表示する一時販売中止表示器の作動を制御する制御手段よりなるという構成を備えたものであり、扉検知手段の信号を受けて、第一のタイマーと第二のタイマーにより、設定時間内の第一の温度検知手段と第二の温度検知手段の温度より、一時販売中止表示を制御するため、扉開閉時の場合においても販売の機会を逃すことなく行うことができるという作用を有する。
【0012】
さらに、設定手段を設けることにより、温度表示器の一時販売中止温度とタイマーの計数時間を自在に設定することができ、設置環境に応じた一時販売中止表示ができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下本発明による自動販売機の制御装置の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0014】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1による自動販売機の制御装置の系統図である。図2は同実施の形態の自動販売機の制御装置の構造図である。図3は同実施の形態の自動販売機の制御装置のブロック図である。図4は同実施の形態の自動販売機の制御装置のフローチャートであり、従来例と同一の構成についてはその説明を省略する。
【0015】
12は本体5内の空気温度を検知する第一の温度検知手段、13は商品8と同等の熱容量を有した吸熱材14により覆われた第二の温度検知手段である。
15は演算処理部17に対し、温度、時間等の制御パラメータを設定入力する設定手段である。16は各制御時間をカウントするタイマー手段である。17は設定手段15により設定されたデーターと比較する演算処理部、18はこの演算処理部17からの信号により商品8の販売状態の表示および冷凍機3の運転を制御する制御手段である。
【0016】
この制御手段18は、冷凍機3に直列に接続された第一の接点23をON、OFFする第一のリレー24と、一時販売中止表示器10に直列に接続された第二の接点25をON、OFFする第二のリレー26と、永久販売中止表示器19に直列に接続された第三の接点27をON、OFFする第三のリレー28とを制御している。
【0017】
また永久販売中止の表示は、リセットスイッチ(図示せず)により永久販売中止表示器19の表示を解除することができる。
【0018】
以上のように構成された自動販売機の制御装置について、以下その動作を説明する。
【0019】
本実施の形態では、例えば自動販売機の内扉29を開閉して商品8を補充するときに、庫内の温度を監視し、販売動作の判断を行うものである。
【0020】
まずSTEP1では演算処理部17に対し設定手段15により、制御パラメータを設定入力する。ここでは、第一の温度検知手段12による冷凍機の運転を制御する温度taをA1、第二の温度検知手段13による、一時販売中止表示器10の動作温度tbをB1、及び永久販売中止表示器19の動作温度tbをD1、また第二の温度検知手段13が、設定温度tb=B1を検知後、時間を計数するタイマー16が計数する時間hをC1に各々設定する。
【0021】
STEP2は、第二の温度検知手段13の温度TBが、設定温度B1に対し、温度TBが一時販売中止温度以下であれば、一時販売中止表示器を表示せず販売可能状態を継続する。
【0022】
温度TBが設定温度B1より高ければ、さらにSTEP3において第一の温度検知手段12の温度TAの判定を行う、つまり第一の温度検知手段12の温度TAが設定温度A1に対し、低ければ販売可能状態を継続し、温度TAがA1より高ければSTEP4で前記タイマー16の計数を開始する。このタイマー16の役割は一定時間の間に第二の温度検知手段13の温度TBが設定温度B1より低い温度に戻ってるかを判定するためのものである。
【0023】
次にSTEP5では、前記タイマー16の計数時間Hが設定時間C1を越えているかを判定し、超えていれば、STEP6において演算手段17の信号を受けて、制御手段18は第二のリレー26を作動させ、一時販売中止表示器10を点灯する。
【0024】
以上のSTEP1からSTEP6では、第一の温度検知手段が検知した温度TAが設定温度より高く、かつ第二の温度検知手段が検知した温度TBが設定温度より一定時間の間高ければ、一時販売中止表示器10を点灯させて一時販売中止とする。
【0025】
さらにSTEP7は、第一の温度検知手段の温度TAが設定温度taに対し高ければ、一時販売中止表示器10の表示を継続し、温度TAが設定温度taより低くなれば、STEP8において、演算手段17の信号を受けて、制御手段18は第二のリレー26を作動させ、一時販売中止表示器10の表示を消灯し、販売を再開する。
【0026】
次に、STEP9からSTEP15までは永久販売中止を制御するフローチャートである。
【0027】
STEP9では、第二の温度検知手段13の検知温度TBが設定温度D1に対し低ければ、前記永久販売中止表示器19を点灯せず、温度TBが設定温度D1より高ければSTEP10でタイマー16の計数を開始し、第二の温度検知手段の検知温度が復帰するまでの時間を計測する。
【0028】
STEP11は、タイマー16の計数時間Hが設定手段15により設定した設定時間hに対し、計数時間Hが設定時間hより小さければSTEP15で永久販売中止表示器19は点灯せず、計数時間Hが設定時間hより大きければSTEP12で、演算処理部17の信号を受けて制御手段18は、第三のリレーを作動させ、永久販売中止表示器19を点灯する。
【0029】
以上のSTEP9からSTEP11では第二の温度検知手段13の温度TBが一定の間以上設定温度D1を越えると永久販売中止とするものである。
【0030】
そして、第二の温度検知手段13の温度TBが設定温度D1以下に戻った場合、STEP14で前記リセットスイッチ(図示せず)を作動すれば、前記永久販売中止表示器19を消灯し、販売を再開することができる(STEP15)。
【0031】
以上のように本実施の形態の自動販売機の制御装置は、本体内の空気の温度を検知する第一温度検知手段12と、商品8と同等の熱容量を持つ吸熱材14で覆われた第二の温度検知手段13により、第二の温度検知手段13が検知した温度が商品8の温度とほぼ等しいことから、実際の商品の温度との誤差を少なくすることができ、第二の温度検知手段13が検知した温度によって販売中止を判断することで、商品の販売可能な温度の範囲内において販売の機会を逃すこと無く販売ができる。
【0032】
なお、前記設定手段15によりta、tb1、tb2、hを自在に変更することにより、設置環境や季節に応じて販売の機会を逃すこと無く販売ができる。
【0033】
(実施の形態2)
図1は本発明の実施の形態2による自動販売機の制御装置の系統図である。図2は同実施の形態の自動販売機の制御装置の構造図である。図5は同実施の形態によるブロック図である。図6は同実施の形態の自動販売機の制御装置のフローチャートである。
【0034】
図2において、29は本体5の庫内を密閉する内扉であり、30は外扉である。20はこの内扉29の開閉状態を検知する扉検知手段である。ここでは、扉検知手段を内扉29の開閉状態を検知する構造であるが、外扉30をの開閉状態を検知する構造とした場合も同様に考えられる。
【0035】
21は内扉29が開状態である時間を計測する第一のタイマー手段である。22は内扉29が閉状態である時間を計測する第二のタイマー手段である。
【0036】
以上のように構成された自動販売機の制御装置について、以下その動作を図6のフローチャートを用いて説明する。
【0037】
まずSTEP1では演算処理部17に対し設定手段15により、制御パラメータを設定入力する。ここでは、第一の温度検知手段12による冷凍機3に対する運転制御温度taをA1、第二の温度検知手段13による、商品を一時販売中止表示する温度tb1をB1、また永久販売中止表示する温度tb2をD1とする。
【0038】
また、扉検知手段20が開状態により、計数を開始する第一のタイマー手段21に対する計数時間haをE1、扉検知手段20が閉状態により、計数を開始する第二のタイマー手段22に対する計数時間は2つの設定時間hb1をF1と、設定時間hb2をG1にそれぞれ設定する。
【0039】
STEP2は、第二の温度検知手段13で検知した温度TBが、設定手段15により設定した温度B1に対し、温度TBが設定温度B1より高ければ、実施の形態1で説明した図4のSTEP3のフローチャートに従う。
【0040】
検知温度TBがB1より低ければ、図5のSTEP3へ進み、検知手段20が内扉29の開閉状態を判定する。
【0041】
ここで、内扉29が閉状態であれば、実施の形態1で説明した図4のSTEP2のフローチャートに従う。
【0042】
内扉29が開状態であれば、STEP4で一時販売中止表示器10を点灯し、前記第一のタイマー手段21の計数を開始する。
【0043】
STEP5、STEP6では内扉29が開状態では永久販売中止表示器19は消灯しており、内扉29が閉状態ならば、STEP7で第二のタイマー手段22の計数を開始する。
【0044】
STEP8は前記第二の温度検知手段13の検知温度TBが設定温度B1より低ければ、STEP10で一時販売中止表示器10は消灯し、検知温度TBが設定温度B1より高ければ、さらにSTEP9において、内扉29開時間を判定し、第一のタイマー手段21の計数時間HAが、設定時間E1に対して、HAがE1より大きければ、つまり内扉29の開時間が長いと判断した場合は、STEP13にて一時販売中止表示器10を点灯する。
【0045】
次にSTEP11では、設定時間F1に対して、第二のタイマー手段22で毛計数された内扉29の閉時間HBが設定時間F1より大きく、かつ第一の温度検知手段12が検知した温度TAが設定温度A1より高ければ、STEP13において一時販売中止表示器10を点灯する。
【0046】
その後、STEP14では、設定時間G1に対して、第二のタイマー手段22で毛計数された内扉29の閉時間HBが設定時間F1より大きく、かつ第二の温度検知手段12が検知した温度TBが設定温度B1より高ければ、STEP16において永久販売中止表示器19を点灯する。
【0047】
以上のように本実施の形態の自動販売機の制御装置は、本体内の温度を検知する第一の温度検知手段12と、熱容量をもたせた吸熱材により覆われた第二の温度検知手段13と、内扉または外扉の少なくとも一方を開閉したことを検知する扉検知手段20と、この扉検知手段の信号を受けて時間を計数する第一のタイマー21と、前記扉検知手段の信号を受けて時間を計数する第二のタイマー22と、前記第一のタイマー22と前記第二のタイマーの計数時間を予め設定された時間と比較し、前記第一の温度検知手段12と前記第二の温度検知手段13により検知した温度を予め設定された温度と比較する演算処理部と、この演算処理部からの信号により、前記商品の販売中止を表示する一時販売中止表示器の作動を制御する制御手段からなる構成により、扉検知手段の信号を受けて、第一のタイマーと第二のタイマーにより、設定時間内の第一の温度検知手段と第二の温度検知手段の温度より、一時販売中止表示を制御するため、扉開閉時の場合においても販売の機会を逃すことなく販売することができる。
【0048】
【発明の効果】
以上のように請求項1記載の発明は、商品を冷却保存する本体内に設けた商品棚と、前記本体内を冷却する蒸発器と、この蒸発器へ冷媒を供給する冷凍機と、前記本体内の温度を検知する第一の温度検知手段と、熱容量をもたせた吸熱材により覆われた第二の温度検知手段と、前記第一の温度検知手段と前記第二の温度検知手段により検知した温度を、それぞれ予め設定された所定の温度と比較する演算処理部と、この演算処理部からの信号により、前記商品の販売中止を表示する一時販売中止表示器の動作を制御する制御手段よりなるため、本体内の温度が上昇しても、感熱材に覆われた第二の温度検知手段は、商品と同じ度合いで温度上昇するため、一時販売中止表示は、販売の機会を逃すことなく行うことができ、一時販売中止表示の解除においては、第一の温度検知手段により設定された温度内であれば、第二の温度検知手段の検知温度がある範囲内で一時販売中止表示をしていても強制的に解除するためより多くの販売の機会を与えることが可能となる。
【0049】
また、請求項2記載の発明は、扉検知手段の信号を受けて、第一のタイマーと第二のタイマーにより、設定時間内の第一の温度検知手段と第二の温度検知手段の温度より、一時販売中止表示を制御するため、内扉が開閉した場合においても販売の機会を逃すことなく行うことができる。
【0050】
さらに、設定手段を設けることにより、一時販売中止表示温度とタイマーの計数時間を自在に設定することができ、設置環境に応じた一時販売中止表示ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動販売機の制御装置の実施の形態1、実施の形態2の系統図
【図2】本発明による自動販売機の制御装置の実施の形態1、実施の形態2の斜視図
【図3】本発明による自動販売機の制御装置の実施の形態1のブロック図
【図4】同実施の形態の自動販売機の制御装置のフローチャート
【図5】本発明による自動販売機の制御装置の実施の形態2のブロック図
【図6】同実施の形態の自動販売機の制御装置のフローチャート
【図7】従来の自動販売機の制御装置の斜視図
【図8】従来の自動販売機の制御装置の制御回路図
【符号の説明】
3 冷凍機
4 蒸発器
5 本体
7 商品棚
8 商品
10 一時販売中止表示器
12 第一の温度検知手段
13 第二の温度検知手段
14 吸熱材
15 設定手段
17 演算処理部
18 制御手段
20 内扉検知手段
21 第一のタイマー
22 第二のタイマー
29 内扉
【発明の属する技術分野】
本発明は商品を冷却して販売するようにした自動販売機において、商品の温度を検知して商品の販売中止を表示する自動販売機の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、自動販売機の制御装置は、実開昭56ー100774号公報に示されるようにサーモスタットを設け、その設定温度において商品の販売を中止する表示を行うようになっていた。
【0003】
以下、図面を参照しながら上記従来の自動販売機の制御装置についてその一例を説明する。
【0004】
図7は従来の自動販売機の制御装置の斜視図であり、図8は従来の自動販売機の制御装置の制御回路図である。
【0005】
図7、図8おいて、1、2は電源ライン、3は冷凍機、4はこの冷凍機から送られる冷媒を蒸発し、本体5内を冷却する蒸発器、6はこの蒸発器により冷却された空気を本体庫内に循環させる庫内ファンモーター、7は前記本体5内にあって商品8を収納する商品棚であり、この商品8は商品棚7のスパイラルにより係止され、販売信号(図示せず)により搬出装置(図示せず)が作動し、搬出販売される。9は、前記商品8の収納されている前記本体5内の空気温度を検知する第一のサーモスタットであり、一時販売中止表示器10はこの第一のサーモスタット9に直列に接続されている。11は前記冷凍機3に直列に接続され、前記冷凍機3の運転を制御する第二のサーモスタットである。
【0006】
以上のように構成された自動販売機の制御装置について、以下図7、図8を用いてその動作を説明する。
【0007】
まず、前記冷凍機3は前記第二のサーモスタット11により、一定の温度差でON、OFFし前記本体5内を一定の温度に保っている。一方前記本体5内の空気温度が、前記第一のサーモスタット9の設定温度以上に上昇すれば、前記一時販売中止表示器10を表示する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記のような構成では、第一のサーモスタット9は本体5内の空気温度を検知し、即座に一時販売中止表示器10を作動させるため、第一のサーモスタット9の検知温度の上昇の度合いよりも、商品8の温度の上昇の度合いの方が小さい為、一時販売中止表示器10が作動した時点でも、ある一定時間は商品8は販売可能な温度であり、その間商品8を販売する機会を逃す、という課題を有していた。
【0009】
本発明は上記課題に鑑み、一時販売中止表示器10の表示温度と、商品8の温度の誤差を少なくし、販売の機会を逃す事のない自動販売機の制御装置を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に記載の発明は、商品を冷却保存する本体内に設けた商品棚と、前記本体内を冷却する蒸発器と、この蒸発器へ冷媒を供給する冷凍機と、前記本体内の温度を検知する第一の温度検知手段と、熱容量をもたせた吸熱材により覆われた第二の温度検知手段と、前記第一の温度検知手段と前記第二の温度検知手段により検知した温度を、それぞれ設定手段により任意に設定し、予め設定された温度と比較する演算処理部と、この演算処理部からの信号により、前記商品の温度を表示する温度表示器の表示を制御する制御手段よりなるという構成を備えたものであり、本体庫内の空気温度が上昇しても、商品と同じ熱容量の第二の温度検知手段は、一定時間の間に所定の温度に復帰すれば商品の温度も同様に復帰しているため、第二の温度検知手段で検知した温度を元に判断することで、より正確に商品温度の管理ができ、その結果、販売中止の表示を正確にできることで販売の機会を逃さないという作用を有する。
【0011】
また請求項2に記載の発明は、商品を冷却保存する本体内に設けた商品棚と、前記本体内を冷却する蒸発器と、この蒸発器へ冷媒を供給する冷凍機と、前記本体内の温度を検知する第一の温度検知手段と、熱容量をもたせた吸熱材により覆われた第二の温度検知手段と、内扉または外扉の少なくとも一方を開閉したことを検知する扉検知手段と、この扉検知手段の信号を受けて時間を計数する第一のタイマーと、前記扉検知手段の信号を受けて時間を計数する第二のタイマーと、前記第一のタイマーと前記第二のタイマーの計数時間をそれぞれ設定手段により任意に設定し、予め設定された時間と比較し、又前記第一の温度検知手段と前記第二の温度検知手段により検知した温度を、それぞれ設定手段により任意に設定し、予め設定された温度と比較する演算処理部と、この演算処理部からの信号により、前記商品の販売中止を表示する一時販売中止表示器の作動を制御する制御手段よりなるという構成を備えたものであり、扉検知手段の信号を受けて、第一のタイマーと第二のタイマーにより、設定時間内の第一の温度検知手段と第二の温度検知手段の温度より、一時販売中止表示を制御するため、扉開閉時の場合においても販売の機会を逃すことなく行うことができるという作用を有する。
【0012】
さらに、設定手段を設けることにより、温度表示器の一時販売中止温度とタイマーの計数時間を自在に設定することができ、設置環境に応じた一時販売中止表示ができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下本発明による自動販売機の制御装置の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0014】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1による自動販売機の制御装置の系統図である。図2は同実施の形態の自動販売機の制御装置の構造図である。図3は同実施の形態の自動販売機の制御装置のブロック図である。図4は同実施の形態の自動販売機の制御装置のフローチャートであり、従来例と同一の構成についてはその説明を省略する。
【0015】
12は本体5内の空気温度を検知する第一の温度検知手段、13は商品8と同等の熱容量を有した吸熱材14により覆われた第二の温度検知手段である。
15は演算処理部17に対し、温度、時間等の制御パラメータを設定入力する設定手段である。16は各制御時間をカウントするタイマー手段である。17は設定手段15により設定されたデーターと比較する演算処理部、18はこの演算処理部17からの信号により商品8の販売状態の表示および冷凍機3の運転を制御する制御手段である。
【0016】
この制御手段18は、冷凍機3に直列に接続された第一の接点23をON、OFFする第一のリレー24と、一時販売中止表示器10に直列に接続された第二の接点25をON、OFFする第二のリレー26と、永久販売中止表示器19に直列に接続された第三の接点27をON、OFFする第三のリレー28とを制御している。
【0017】
また永久販売中止の表示は、リセットスイッチ(図示せず)により永久販売中止表示器19の表示を解除することができる。
【0018】
以上のように構成された自動販売機の制御装置について、以下その動作を説明する。
【0019】
本実施の形態では、例えば自動販売機の内扉29を開閉して商品8を補充するときに、庫内の温度を監視し、販売動作の判断を行うものである。
【0020】
まずSTEP1では演算処理部17に対し設定手段15により、制御パラメータを設定入力する。ここでは、第一の温度検知手段12による冷凍機の運転を制御する温度taをA1、第二の温度検知手段13による、一時販売中止表示器10の動作温度tbをB1、及び永久販売中止表示器19の動作温度tbをD1、また第二の温度検知手段13が、設定温度tb=B1を検知後、時間を計数するタイマー16が計数する時間hをC1に各々設定する。
【0021】
STEP2は、第二の温度検知手段13の温度TBが、設定温度B1に対し、温度TBが一時販売中止温度以下であれば、一時販売中止表示器を表示せず販売可能状態を継続する。
【0022】
温度TBが設定温度B1より高ければ、さらにSTEP3において第一の温度検知手段12の温度TAの判定を行う、つまり第一の温度検知手段12の温度TAが設定温度A1に対し、低ければ販売可能状態を継続し、温度TAがA1より高ければSTEP4で前記タイマー16の計数を開始する。このタイマー16の役割は一定時間の間に第二の温度検知手段13の温度TBが設定温度B1より低い温度に戻ってるかを判定するためのものである。
【0023】
次にSTEP5では、前記タイマー16の計数時間Hが設定時間C1を越えているかを判定し、超えていれば、STEP6において演算手段17の信号を受けて、制御手段18は第二のリレー26を作動させ、一時販売中止表示器10を点灯する。
【0024】
以上のSTEP1からSTEP6では、第一の温度検知手段が検知した温度TAが設定温度より高く、かつ第二の温度検知手段が検知した温度TBが設定温度より一定時間の間高ければ、一時販売中止表示器10を点灯させて一時販売中止とする。
【0025】
さらにSTEP7は、第一の温度検知手段の温度TAが設定温度taに対し高ければ、一時販売中止表示器10の表示を継続し、温度TAが設定温度taより低くなれば、STEP8において、演算手段17の信号を受けて、制御手段18は第二のリレー26を作動させ、一時販売中止表示器10の表示を消灯し、販売を再開する。
【0026】
次に、STEP9からSTEP15までは永久販売中止を制御するフローチャートである。
【0027】
STEP9では、第二の温度検知手段13の検知温度TBが設定温度D1に対し低ければ、前記永久販売中止表示器19を点灯せず、温度TBが設定温度D1より高ければSTEP10でタイマー16の計数を開始し、第二の温度検知手段の検知温度が復帰するまでの時間を計測する。
【0028】
STEP11は、タイマー16の計数時間Hが設定手段15により設定した設定時間hに対し、計数時間Hが設定時間hより小さければSTEP15で永久販売中止表示器19は点灯せず、計数時間Hが設定時間hより大きければSTEP12で、演算処理部17の信号を受けて制御手段18は、第三のリレーを作動させ、永久販売中止表示器19を点灯する。
【0029】
以上のSTEP9からSTEP11では第二の温度検知手段13の温度TBが一定の間以上設定温度D1を越えると永久販売中止とするものである。
【0030】
そして、第二の温度検知手段13の温度TBが設定温度D1以下に戻った場合、STEP14で前記リセットスイッチ(図示せず)を作動すれば、前記永久販売中止表示器19を消灯し、販売を再開することができる(STEP15)。
【0031】
以上のように本実施の形態の自動販売機の制御装置は、本体内の空気の温度を検知する第一温度検知手段12と、商品8と同等の熱容量を持つ吸熱材14で覆われた第二の温度検知手段13により、第二の温度検知手段13が検知した温度が商品8の温度とほぼ等しいことから、実際の商品の温度との誤差を少なくすることができ、第二の温度検知手段13が検知した温度によって販売中止を判断することで、商品の販売可能な温度の範囲内において販売の機会を逃すこと無く販売ができる。
【0032】
なお、前記設定手段15によりta、tb1、tb2、hを自在に変更することにより、設置環境や季節に応じて販売の機会を逃すこと無く販売ができる。
【0033】
(実施の形態2)
図1は本発明の実施の形態2による自動販売機の制御装置の系統図である。図2は同実施の形態の自動販売機の制御装置の構造図である。図5は同実施の形態によるブロック図である。図6は同実施の形態の自動販売機の制御装置のフローチャートである。
【0034】
図2において、29は本体5の庫内を密閉する内扉であり、30は外扉である。20はこの内扉29の開閉状態を検知する扉検知手段である。ここでは、扉検知手段を内扉29の開閉状態を検知する構造であるが、外扉30をの開閉状態を検知する構造とした場合も同様に考えられる。
【0035】
21は内扉29が開状態である時間を計測する第一のタイマー手段である。22は内扉29が閉状態である時間を計測する第二のタイマー手段である。
【0036】
以上のように構成された自動販売機の制御装置について、以下その動作を図6のフローチャートを用いて説明する。
【0037】
まずSTEP1では演算処理部17に対し設定手段15により、制御パラメータを設定入力する。ここでは、第一の温度検知手段12による冷凍機3に対する運転制御温度taをA1、第二の温度検知手段13による、商品を一時販売中止表示する温度tb1をB1、また永久販売中止表示する温度tb2をD1とする。
【0038】
また、扉検知手段20が開状態により、計数を開始する第一のタイマー手段21に対する計数時間haをE1、扉検知手段20が閉状態により、計数を開始する第二のタイマー手段22に対する計数時間は2つの設定時間hb1をF1と、設定時間hb2をG1にそれぞれ設定する。
【0039】
STEP2は、第二の温度検知手段13で検知した温度TBが、設定手段15により設定した温度B1に対し、温度TBが設定温度B1より高ければ、実施の形態1で説明した図4のSTEP3のフローチャートに従う。
【0040】
検知温度TBがB1より低ければ、図5のSTEP3へ進み、検知手段20が内扉29の開閉状態を判定する。
【0041】
ここで、内扉29が閉状態であれば、実施の形態1で説明した図4のSTEP2のフローチャートに従う。
【0042】
内扉29が開状態であれば、STEP4で一時販売中止表示器10を点灯し、前記第一のタイマー手段21の計数を開始する。
【0043】
STEP5、STEP6では内扉29が開状態では永久販売中止表示器19は消灯しており、内扉29が閉状態ならば、STEP7で第二のタイマー手段22の計数を開始する。
【0044】
STEP8は前記第二の温度検知手段13の検知温度TBが設定温度B1より低ければ、STEP10で一時販売中止表示器10は消灯し、検知温度TBが設定温度B1より高ければ、さらにSTEP9において、内扉29開時間を判定し、第一のタイマー手段21の計数時間HAが、設定時間E1に対して、HAがE1より大きければ、つまり内扉29の開時間が長いと判断した場合は、STEP13にて一時販売中止表示器10を点灯する。
【0045】
次にSTEP11では、設定時間F1に対して、第二のタイマー手段22で毛計数された内扉29の閉時間HBが設定時間F1より大きく、かつ第一の温度検知手段12が検知した温度TAが設定温度A1より高ければ、STEP13において一時販売中止表示器10を点灯する。
【0046】
その後、STEP14では、設定時間G1に対して、第二のタイマー手段22で毛計数された内扉29の閉時間HBが設定時間F1より大きく、かつ第二の温度検知手段12が検知した温度TBが設定温度B1より高ければ、STEP16において永久販売中止表示器19を点灯する。
【0047】
以上のように本実施の形態の自動販売機の制御装置は、本体内の温度を検知する第一の温度検知手段12と、熱容量をもたせた吸熱材により覆われた第二の温度検知手段13と、内扉または外扉の少なくとも一方を開閉したことを検知する扉検知手段20と、この扉検知手段の信号を受けて時間を計数する第一のタイマー21と、前記扉検知手段の信号を受けて時間を計数する第二のタイマー22と、前記第一のタイマー22と前記第二のタイマーの計数時間を予め設定された時間と比較し、前記第一の温度検知手段12と前記第二の温度検知手段13により検知した温度を予め設定された温度と比較する演算処理部と、この演算処理部からの信号により、前記商品の販売中止を表示する一時販売中止表示器の作動を制御する制御手段からなる構成により、扉検知手段の信号を受けて、第一のタイマーと第二のタイマーにより、設定時間内の第一の温度検知手段と第二の温度検知手段の温度より、一時販売中止表示を制御するため、扉開閉時の場合においても販売の機会を逃すことなく販売することができる。
【0048】
【発明の効果】
以上のように請求項1記載の発明は、商品を冷却保存する本体内に設けた商品棚と、前記本体内を冷却する蒸発器と、この蒸発器へ冷媒を供給する冷凍機と、前記本体内の温度を検知する第一の温度検知手段と、熱容量をもたせた吸熱材により覆われた第二の温度検知手段と、前記第一の温度検知手段と前記第二の温度検知手段により検知した温度を、それぞれ予め設定された所定の温度と比較する演算処理部と、この演算処理部からの信号により、前記商品の販売中止を表示する一時販売中止表示器の動作を制御する制御手段よりなるため、本体内の温度が上昇しても、感熱材に覆われた第二の温度検知手段は、商品と同じ度合いで温度上昇するため、一時販売中止表示は、販売の機会を逃すことなく行うことができ、一時販売中止表示の解除においては、第一の温度検知手段により設定された温度内であれば、第二の温度検知手段の検知温度がある範囲内で一時販売中止表示をしていても強制的に解除するためより多くの販売の機会を与えることが可能となる。
【0049】
また、請求項2記載の発明は、扉検知手段の信号を受けて、第一のタイマーと第二のタイマーにより、設定時間内の第一の温度検知手段と第二の温度検知手段の温度より、一時販売中止表示を制御するため、内扉が開閉した場合においても販売の機会を逃すことなく行うことができる。
【0050】
さらに、設定手段を設けることにより、一時販売中止表示温度とタイマーの計数時間を自在に設定することができ、設置環境に応じた一時販売中止表示ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動販売機の制御装置の実施の形態1、実施の形態2の系統図
【図2】本発明による自動販売機の制御装置の実施の形態1、実施の形態2の斜視図
【図3】本発明による自動販売機の制御装置の実施の形態1のブロック図
【図4】同実施の形態の自動販売機の制御装置のフローチャート
【図5】本発明による自動販売機の制御装置の実施の形態2のブロック図
【図6】同実施の形態の自動販売機の制御装置のフローチャート
【図7】従来の自動販売機の制御装置の斜視図
【図8】従来の自動販売機の制御装置の制御回路図
【符号の説明】
3 冷凍機
4 蒸発器
5 本体
7 商品棚
8 商品
10 一時販売中止表示器
12 第一の温度検知手段
13 第二の温度検知手段
14 吸熱材
15 設定手段
17 演算処理部
18 制御手段
20 内扉検知手段
21 第一のタイマー
22 第二のタイマー
29 内扉
Claims (2)
- 商品を冷却保存する本体内に設けた商品棚と、前記本体内を冷却する蒸発器と、この蒸発器へ冷媒を供給する冷凍機と、前記本体内の温度を検知する第一の温度検知手段と、熱容量をもたせた吸熱材により覆われた第二の温度検知手段と、前記第一の温度検知手段と前記第二の温度検知手段により検知した温度を、それぞれ予め設定された所定の温度と比較する演算処理部と、この演算処理部からの信号により、前記商品の販売中止を表示する一時販売中止表示器の作動を制御する制御手段よりなる自動販売機の制御装置。
- 商品を冷却保存する本体内に設けた商品棚と、前記本体内を冷却する蒸発器と、この蒸発器へ冷媒を供給する冷凍機と、前記本体内の温度を検知する第一の温度検知手段と、熱容量をもたせた吸熱材により覆われた第二の温度検知手段と、内扉または外扉の少なくとも一方を開閉したことを検知する扉検知手段と、この扉検知手段の信号を受けて時間を計数する第一のタイマーと、前記扉検知手段の信号を受けて時間を計数する第二のタイマーと、前記第一のタイマーと前記第二のタイマーの計数時間をそれぞれ予め設定された所定の時間と比較し、又前記第一の温度検知手段と前記第二の温度検知手段により検知した温度を、それぞれ予め設定された所定の温度と比較する演算処理部と、この演算処理部からの信号により、前記商品の販売中止を表示する一時販売中止表示器の表示温度の作動を制御する制御手段よりなる自動販売機の制御装置。
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2002
- 2002-07-16 JP JP2002206802A patent/JP2004054319A/ja not_active Withdrawn
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