JP2004039099A - ガイドシャフト支持装置 - Google Patents

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guide shaft
guide
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Haruo Sekiya
関谷 晴夫
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】光学式ピックアップの移動動作をガイドするガイドシャフトの支持装置を提供する。
【解決手段】ガイドシャフト10の一端が挿入される支持孔が形成されているガイドシャフト支持部9bが設けられているいるとともに固定基板1に形成されている螺子孔に取り付け螺子12を螺合することによって該固定基板1に取り付けられるガイドシャフト保持部材9と、該ガイドシャフト保持部材9に形成されているとともに前記固定基板1に形成されているガイド孔に挿入されるガイド用突起と、前記ガイドシャフト保持部材9に形成されている円柱状孔内に前記取り付け螺子に巻装するべく挿入されるコイルスプリングとより構成されている。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディスクに記録されている信号を読み取る光学式ピックアップの移動をガイドするガイドシャフトの支持装置に係る。
【0002】
【従来の技術】
光学式ピックアップを用いてディスクに記録されている信号の読み取り動作を光学的に行う光学式ディスクプレーヤーが普及しているが、斯かる光学式ピックアップは、ディスクの径方向へ電動機の回転駆動力によって移動されるように構成されている。そして、斯かる光学式ピックアップは、ディスクに記録されている信号を正確に読み出す必要があるため、ディスクの径方向への移動を精度良く行う必要があり、一般には固定基板に固定されているガイドシャフトによって移動動作がガイドされるように構成されている。斯かるガイドシャフトの支持装置としては、例えば特開平7−57404号公報に記載されたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
光学式ディスクプレーヤーとしては、CDプレーヤーが一般に多く普及しているが、斯かるCDプレーヤーの中には、音楽等の信号を再生聴取するオーディオ用のプレーヤーとコンピューターと組み合わせて使用されるCD−ROMプレーヤーがある。CD−ROMプレーヤーの中には、パーソナルコンピューターの内部に組み込まれて使用されるものがあり、斯かるプレーヤーは小型化、特に薄型化が要求されている。
【0004】
また、CD−ROMプレーヤーでは、信号の読み出し動作を高速にて行う必要があるため、規定の線速度に対して8倍、12倍及び16倍等の高速にてディスクを回転させた状態で信号の再生動作を行うようにした製品が発売されている。斯かる高速再生機能を備えたプレーヤーでは、ディスクから信号の読み出し動作を行うためには光学式ピックアップとディスクの信号面との関係を正確な状態に調整する必要がある。
【0005】
本発明は、光学式ピックアップとディスクの信号面との関係を正確な状態に調整することが出来るガイドシャフト支持装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の支持装置は、ガイドシャフトの一端が挿入される支持孔が形成されているガイドシャフト支持部が設けられているとともに固定基板に形成されている螺子孔に取り付け螺子を螺合することによって該固定基板に取り付けられるガイドシャフト保持部材と、該ガイドシャフト保持部材に形成されているとともに前記固定基板に形成されているガイド孔に挿入されるガイド用突起と、前記ガイドシャフト保持部材に形成されている円柱状孔内に前記取り付け螺子に巻装するべく挿入されるコイルスプリングとより構成されている。
【0007】
【実施例】
図1は本発明の支持装置を示す要部の底面図、図2は図1におけるA−B拡大断面図、図3は固定基板を示す要部の底面図、図4は要部の斜視図である。
【0008】
1はディスクを回転駆動する電動機2等が固定されている固定基板であり、螺子孔3、4、5及びガイド孔6,7,8が形成されている。9は第1ガイドシャフト10の一端が挿入される支持孔9aが形成されているガイドシャフト支持部9bが設けられているとともに前記固定基板1に形成されているガイド孔6に挿入されるガイド用突起9cが一体成形されている第1ガイドシャフト保持部材であり、コイルスプリング11が挿入される円柱状孔9dが形成されているとともに図4において上面に設けられている螺子孔9eを通して前記固定基板1に形成されている螺子孔3に取り付け螺子12を螺合させることによって固定基板1に取り付けられるように構成されている。
【0009】
13は前記第1ガイドシャフト10の他端が挿入される支持孔(図示せず)が形成されているガイドシャフト支持部13bが設けられているとともに前記固定基板1に形成されているガイド孔7に挿入されるガイド用突起13cが一体成形されている第2ガイドシャフト保持部材であり、コイルスプリング14が挿入される円柱状孔13dが形成されているとともに図4において上面に設けられている螺子孔13eを通して前記固定基板1に形成されている螺子孔4に取り付け螺子15を螺合させることによって固定基板1に取り付けられるように構成されている。
【0010】
前記第1ガイドシャフト10は、その両端が各々前記第1ガイドシャフト保持部材9に設けられている支持孔9a及び第2ガイドシャフト保持部材13に設けられている支持孔に挿入された状態にて前記第1ガイドシャフト保持部材9及び第2ガイドシャフト保持部材13を取り付け螺子12及び15の螺子孔3及び4への螺合によって固定基板1に取り付けられる。図1は斯かる動作によって取り付けられた状態を示すものである。
【0011】
16は一端が固定基板1に取り付け螺子17によって固定支持されるとともに他端が前述した第1ガイドシャフト保持部材9と同一構成の第3ガイドシャフト保持部材18に設けられているガイドシャフト支持部18bに形成されている支持孔に挿入させた状態にて、該第3ガイドシャフト保持部材18を取り付け螺子19を固定基板1に形成されている螺子孔5に螺合させることによって前記固定基板1に取り付けられる第2ガイドシャフトであり、固定基板1に形成されている規制片1A及び規制用凸部1Bによって取り付け位置が規制されるように構成されている。
【0012】
前述したように第1ガイドシャフト10の両端を支持する第1ガイドシャフト保持部材9及び第2ガイドシャフト保持部材13は固定基板1に取り付けられるが、前記固定基板1には前記第1ガイドシャフト保持部材9に形成されているガイド支持部9bの両側と当接して位置決めを成す第1規制部1C及び第2規制部1Dが形成されている。前記第2規制部1Dは図1に示したように第2ガイドシャフト保持部材13に形成されているガイド支持部13bと当接してその位置決めを成すように設けられている。1Eは、固定基板1に形成されている第3規制部であり、前記第2ガイドシャフト保持部材13に形成されているガイド支持部13bの第2規制部1Dと当接する位置の反対側と当接してその位置決めを成すように設けられている。
【0013】
また、前述したように第2ガイドシャフト16は、第3ガイドシャフト保持部材18によって固定基板1に取り付けられるが、前記固定基板1には前記第3ガイドシャフト保持部材18に形成されているガイド支持部18bの両側と当接して位置決めを成す第4規制部1F及び第5規制部1Gが形成されている。
【0014】
以上に説明したように本発明における第1ガイドシャフト10及び第2ガイドシャフト16は固定基板1に取り付けられるが、その変位動作について図2を参照して説明する。図2は図1におけるA−B拡大断面図である。斯かる構成において、第1ガイドシャフト保持部材9の上面に形成されている螺子孔9eの径は取り付け螺子12の径よりも大にされ、また固定基板1に形成されているガイド孔6の径は第1ガイドシャフト保持部材9に形成されているガイド用突起9cの径よりも大になるように設定されている。
【0015】
斯かる構成によれば、前記第1ガイドシャフト保持部材9は、コイルスプリング11によって常時矢印A方向へ付勢されているとともに前記取り付け螺子12及びガイド用突起9cに案内されながら矢印A及びB方向への変位を可能に固定基板1に対して取り付けられていることになる。従って、取り付け螺子12を時計方向又は反時計方向へ回すことによって前記第1ガイドシャフト保持部材9を固定基板1の面に対して垂直方向へ変位させることが出来る。
【0016】
前述したように取り付け螺子12を回すことによって前記第1ガイドシャフト保持部材9を固定基板1の面に対する垂直方向の位置を変位調整することが出来るので、第1ガイドシャフト10の一端の高さを調整することが出来る。同様に取り付け螺子15を回すことによって前記第2ガイドシャフト保持部材13を固定基板1の面に対する垂直方向の位置を変位調整することが出来るので、第1ガイドシャフト10の他端の高さを調整することが出来る。更に取り付け螺子19を回すことによって前記第3ガイドシャフト保持部材18を固定基板1の面に対する垂直方向の位置を変位調整することが出来るので、第2ガイドシャフト16の一端の高さを調整することが出来る。
【0017】
以上に説明したように取り付け螺子12、15及び19を回すことによって第1ガイドシャフト10及び第2ガイドシャフト16の傾きを調整することが出来るので、前記第1ガイドシャフト10及び第2ガイドシャフト16によってディスクの径方向への変位を案内されるべく設けられている光学式ピックアップより照射されるレーザー光をディスク面に最適な角度にて照射されるように調整する動作を正確に行うことが出来る。
【0018】
【発明の効果】
本発明のガイドシャフト支持装置は、ガイドシャフトの一端が挿入される支持孔が形成されているガイドシャフト支持部が設けられているいるとともに固定基板に形成されている螺子孔に取り付け螺子を螺合することによって該固定基板に取り付けられるガイドシャフト保持部材と、該ガイドシャフト保持部材に形成されているとともに前記固定基板に形成されているガイド孔に挿入されるガイド用突起と、前記ガイドシャフト保持部材に形成されている円柱状孔内に前記取り付け螺子に巻装するべく挿入されるコイルスプリングとを設け、前記ガイドシャフト保持部材を前記ガイド用突起の案内により前記固定基板面に対して垂直方向への変位を可能にするとともに前記コイルスプリングにて固定基板面より離間する方向へ付勢するようにしたので、ガイドシャフトの取り付けを容易に行うことが出来るとともに光学式ピックアップより照射されるレーザー光をディスク面に最適な角度にて照射されるように調整する動作を正確に行うことが出来る。
【0019】
また、本発明は、ガイドシャフト保持部材に形成されているガイドシャフト支持部の位置を規制する規制部を固定基板に設けたので、ガイドシャフト保持部材を正確な位置に保持することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の支持装置を示す要部の底面図である。
【図2】図1におけるA−B拡大断面図である。
【図3】本発明に係る固定基板を示す要部の底面図である。
【図4】本発明の支持装置の要部を示す斜視図である。
【符号の説明】
1          固定基板
3、4,5      螺子孔
6,7,8      ガイド孔
9          第1ガイドシャフト保持部材
10          第1ガイドシャフト
11、14       コイルスプリング
12、15、19    取り付け螺子
13          第2ガイドシャフト保持部材
16          第2ガイドシャフト

Claims (2)

  1. ガイドシャフトの一端が挿入される支持孔が形成されているガイドシャフト支持部が設けられているいるとともに固定基板に形成されている螺子孔に取り付け螺子を螺合することによって該固定基板に取り付けられるガイドシャフト保持部材と、該ガイドシャフト保持部材に形成されているとともに前記固定基板に形成されているガイド孔に挿入されるガイド用突起と、前記ガイドシャフト保持部材に形成されている円柱状孔内に前記取り付け螺子に巻装するべく挿入されるコイルスプリングとより成り、前記ガイドシャフト保持部材を前記ガイド用突起の案内により前記固定基板面に対して垂直方向への変位を可能にするとともに前記コイルスプリングにて固定基板面より離間する方向へ付勢するようにしたことを特徴とするガイドシャフト支持装置。
  2. 前記ガイドシャフト保持部材に形成されているガイドシャフト支持部の位置を規制する規制部を固定基板に設けたことを特徴とする請求項1に記載のガイドシャフト支持装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7328444B2 (en) * 2004-11-18 2008-02-05 Toshiba Samsung Storage Technology Corporation Shaft support mechanism of optical disk drive and skew adjustment mechanism of optical disk drive

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